175 Arco Mondo -初夏の訪れ-
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〜広場から商店街へ〜
また寿司食べたいね。でも、僕…南の国のトロピカルジュースってのも飲みたいな。美味しいんだって。 そっか、ちょっとだけしょぼん。
[>>91ラルフが顔を伏せたのを見て僕はふわり笑う。そんな悲しい顔をもう見せないでと、そう言って]
ナデナデ、しようか?
[答えを聞く前に撫でる]
(114) 2014/05/14(Wed) 01時半頃
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ああ。ミユの仕事のじゃまに、ならない程度に。
[本当は毎日でも通いたいが、いきなりそれは流石に 自分でもやり過ぎだろうとわかるから 道を覚える意味でも何度か、 ミイユが自分と居ることに慣れてくれるまで]
やっぱり優しいよ、ミユは。
[浮かぶ昏い色を隠すように目を細めて笑うと、 瓶と果実を受け取ってミイユの家を後にする。 さて迷わずに帰れるだろうか、 家の外で待っていた兎をぽんぽんと撫でてみたり 景色を覚えておこうと見回したりしつつ 森の中へと歩き出す*]
(115) 2014/05/14(Wed) 02時頃
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ジェレミーは、[それから家に戻れたのは4時間後のことだった**]
2014/05/14(Wed) 02時頃
紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/05/14(Wed) 02時頃
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[ラルフからの問い>>103に僕は自身がお腹が空いていた事を思い出す。ご飯、いいね食べたいな。そう返せば彼は僕を連れてそこへ案内してくれた。 テーブルの上にサーモンサラダとバラのティーを置いて、僕はラルフ>>106とともにヤニクの事を待ったか。]
…ねえ、ヤニク。
[もしゃり、ヤニクの今にも泣きそうな>>113言葉に僕は口開く。]
(116) 2014/05/14(Wed) 02時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2014/05/14(Wed) 02時頃
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ーーその子とラルフは、違うよ
(117) 2014/05/14(Wed) 02時頃
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[カタン、フォークを皿の上に置く。そして僕は目を細めた。持ち上げた薔薇の香りがするカップを持ち上げ、水面を静かに見つめれば微かに漂う湯気の先にラルフとヤニクを見た。]
(118) 2014/05/14(Wed) 02時頃
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[>>117 そんなこと分かっていると叫びたかった。 ラルフとそいつとの共通点なんて、 火の妖精であることと、手をひいてくれただけだ。 だが、今は分かっていても、最初に面影を見たのは事実だ。 自分の勝手でラルフを傷つけた。もう泣くことも出来ず、 ただ黙っていた。どれだけ責められても、逃げたくはなかった**]
(119) 2014/05/14(Wed) 02時半頃
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[テーブルに着いたヤニクが語り出した言葉。>>111>>113 時折頷いて声なき相槌を打ち、静かに聞いた。 食事と飲み物を置いていたヴェラも同じように。>>116 少し前までは何を食べようかなんて軽い言葉を交わしていただろうにその空気は一変していた。 思った以上に深刻だった過去を聞き、ゆっくりと脳がそれを認識する前にヤニクの泣きそうな顔を見る。ひとまず慰めて気を落ち着かせようと、怖がらないだろう距離に手を置こうと伸ばした時。]
(120) 2014/05/14(Wed) 02時半頃
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―― パチチッ
[ちょうど自分の顔の前に赤い火花が散った。 驚いて目を丸くしたが、それは一緒にいたヤニクとヴェラも同じだっただろうか。もう火花は出ていないが慌てて手を振る。]
あ、ごめん。驚かせた?怒ると火花出しちゃうんだ。 何だろう。ヤニクさんのその友人さんには悪いんだけど。 その人は…あまり良くない妖精さん、だったんじゃないかなって。
[あまり他人を悪くは言いたくないが危害を加えた挙句、こうして遠い地にいてもヤニクを苦しめているのなら良い妖精だとは思いたくない。]
ヴェラさんも言ってるように僕とその妖精さんは違う。 僕は火の妖精で、下手すれば火傷させたり大切な物を燃やしたりしちゃうかもしれない。でも誰かを傷付けたりしたくない。 目に見える傷も、見えない傷も作りたくない。
(121) 2014/05/14(Wed) 02時半頃
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[ヴェラの言葉を借り、ゆっくりと話し出す。>>117 また怒り掛けそうになり途中でお茶を口にした。]
だから僕は見捨てないよ。約束する。 忘れてしまったことは忘れてしまったままでいいよ。 それだけ辛かったことを体験したんだろうし。 でも思い出した上でそれを克服しようと思うんなら、手伝う。
[その妖精さんと同列に見られているのって何だか癪だし、と拗ねたように頬を膨らませた。語られた過去の妖精と重ねられても傷付いていないことと、怒りの矛先が火の妖精だけに向かっていることは態度で伝わったか。]
(122) 2014/05/14(Wed) 02時半頃
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[広場から歩く途中、他愛ない雑談を挟む。自分が落ち込んだのを悟ったのかヴェラが頭を撫でて来た。>>114 慣れている手付きからしてこうやってよく人の頭を撫でているのだろうか。そういえばトレイルの頭も撫でていた気がする。]
ありがとうございます、ヴェラさん。
[優しい掌に微笑むとお礼を言う。それから三人で休憩所へと向かった。*]
(123) 2014/05/14(Wed) 03時頃
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[子供っぽい表情をしてしまったことに気付き顔を引き締める。 思い詰めた顔をしたヤニクを思い出し話を続ける。>>119]
それと、話してくれてありがとう。 驚いたけどヤニクさんのそういう話が聞けて嬉しい。 嬉しいって言うのもなんかおかしいか……。 でも僕のこと好きって言ってもらえて嬉しかったし。うん。
[どうにも上手い言葉が見つからない。頬を掻いて苦笑した。**]
(124) 2014/05/14(Wed) 03時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/05/14(Wed) 03時頃
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辛いこと、身体に溜め込むのは毒。 …ヤニク少し楽になったか?
[なら良いのでは。>>119ヤニクの顔を見ながら僕はポツリ。]
言う方が勇気いる。言ってスッキリした、でしょ? 僕もヤニク好きだから、君傷付けられるの嫌。
君の言葉聞けて、僕ら安心。だから元気出して?
(125) 2014/05/14(Wed) 07時頃
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[君の為の飴玉を作ろうか。悩んでる顔を見るのは嫌いだから。特に、好意を寄せてる君が悲しむのは一番嫌。そっと君の顔に手を伸ばしたかったけど、僕はラルフがいる手前ではそれが出来なかった。
君の大切な人が僕の水の力で消えちゃう気がしちゃって。そんなことは無いのに僕は自分で自分をそのように追い詰めた。]
(…自己嫌悪、言うんだっけこれ)
[サラダ皿の次にティーカップの中身が無くなる。カップを受け皿の上に戻せば僕は二人に向けて微笑む。]
ヤニクの事好き。ヤニクの事が好きなラルフも好き。二人が悲しむの見たくないな。
[抱いている心の隅にある物は嫉妬かもしれないけど、でも一番に思う心は純粋に優しさだった。そうだ、二人の笑顔の為にとっておきの飴玉作ろう。]
(126) 2014/05/14(Wed) 07時半頃
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[火花を見て、綺麗だなと場違いな感想が頭に過る。>>121 どうして、自分を怒らないのだ。もっと罵倒されるべきなのに。 ラルフの優しさを責めたてたい気持ちが膨れ上がり、必死に抑え込む。彼が悪いわけじゃない。これ以上苦しめたくない。だけど]
(どうして、そんなに優しくしてくれるんだ)
[誰かを気付つけたりしたくないからか、だったらきっとこの優しさも特別じゃないのだろうと、怖くて聞けなかった]
…本当か?
[見捨てないという言葉にだけ、返す。>>122 自分はラルフに酷いことを言った。なのにどうして。頬を膨らます姿を見て、彼がまだ若い妖精だったことを思い出した]
(127) 2014/05/14(Wed) 08時頃
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嬉しいって、なんでだ。 俺は……。
[引き締めた顔に、見惚れてしまう。その表情が、苦笑に変わったことで、我に返り、押し黙る。>>124 このままだと自分は、彼の優しさに甘えてしまう。それが若い彼によい結果をもたらすとは思えない。だが、もう自分から逃げ出せない。縋りつく感情が、足を動かしてくれなくて。だから、ラルフが自分を置いて行ってくれたらいいのにと、酷く自分勝手なことを考える。実際置いて行かれたらひどく傷つくけど、それがお似合いだと]
…変なことを言ったな。 さあ、さっさと食べて買い物しようぜ
[さきほどまでの重い雰囲気を忘れたように、明るく振る舞い、ヤニクは笑った。せっかく取った肉料理にまったく手を付けていないことに、今更気付いていただきますと口に運ぶ]
(128) 2014/05/14(Wed) 08時頃
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[ヴェラの言葉に、頭がついていかない。>>125 確かに言って、少しすっきりした。けれど、聞く側に負担しかかけてない自分にどうして優しくしてくれるのか、好きだから? 訳が分からない。三百年近く生きても、ヤニクの頭の中は狭くて、大きくならない。だから色んなことを覚えてられない。 ぼんやりしているようで、しっかりと考えているヴェラとは違うのだと今更距離を感じた]
悪いな、飴玉妖精
[何に謝ったのかも定かではない。>>126けれど彼の言葉を聞いて、何故か礼を言いたくて、それが相手をどんな気持ちにさせるか分からないまま、口にした**]
(129) 2014/05/14(Wed) 08時頃
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どう致しまして。
[僕はただ微笑むだけ。君が悲しみに囚われなければ僕は全く構わない。飴玉を美味しそうに舐めてくれる妖精に、悪い妖精はいない筈だから。]
(130) 2014/05/14(Wed) 08時半頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2014/05/14(Wed) 08時半頃
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[近くに机か棚でもあればそこに貰った飴の詰まる瓶を置いて、お薬の時間と示されれば>>110いつもの椅子へと なんだか手が離れた時寂しくなったのは、きっとあの事のせい。今はそう思っている]
ここも診て?
[腕のほうが痛かったけど、もしかしたら足もかもしれないし ズボンの裾を捲り上げて、両膝を露出させ。座ったことでサイラスの目を見上げる形になった**]
(131) 2014/05/14(Wed) 08時半頃
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[暫く眠ろうかと思って――閉じた目を珍しく直ぐに開ける。また心地よい空間の中で微睡みかけた中で。ふと感じ取ったものを辿って、目を醒ます。]
……んー、行かなきゃ。
[目を擦りながら、そうぽつり、と呟いてから背伸びをする。行かなきゃ、とは呟いたものの。そう言えば、何処へ行けばいいのだろう。首を捻りながら、ふと向いた先は薔薇のある方。
>>93如何にも眠そうな姿を発見すれば、問い掛けてみる。]
……大丈夫?
(132) 2014/05/14(Wed) 09時頃
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ん?足な。 [トレイルが露出させた足>>131をかがんで丹念に診る。トレイルの滑らかな肌に指を滑らせ怪我がないか確かめる。その上目遣いに内心では胸を高鳴らせながら。]
…大丈夫だ、足の方はなんともないぞ。 ちょっと土汚れが着いたくらいだ。 後で洗うか? [平常心を保ちながら言う。]
腕、出せ。消毒する。
(133) 2014/05/14(Wed) 09時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2014/05/14(Wed) 09時半頃
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[大分歩いた筈なのだがと辺りを見回すも森を抜けられず、自分でも忘れていた手段を用い]
ふむ、見事だな。
[何か目印になるものはないものかと辺りを見回せば、実をさくらんぼの木々が目に入り。どこかの妖精の仕事場では無いだろうかと、呼びかけてみるも目当ての姿は見つからず]
(134) 2014/05/14(Wed) 10時頃
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[ミイユからもらったふわふわした気分と、 何より帰るのに必死で森の他の妖精の存在には気づけず]
ただいま。トレイル?
[実だけでなく大きな土産もあると名前を呼ぶ。 いつもならそれでどこからか返事があるのに、 今日は家が静かだ。 どこかに悪戯しに出掛けているのだろう、 そう思うと一人で留守場出来るようになった その成長ぶりを心から喜んだ。 寂しいからやだと駄々をこねていたのに そんなことも言わないのかと思うと寂しさも感じるが]
(135) 2014/05/14(Wed) 10時半頃
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[感慨に耽っていても仕方ない、 トレイルの帰宅を待ちつつ手は作業をする。 部屋に溢れるきらきらとしたものを集めて ひとつの紐にする。 そんなもの作りは楽しいし出来上がるものが 人の手に渡り喜ばれたらもっと嬉しい。
さて、次はどんな飾りにしてみようか**]
(136) 2014/05/14(Wed) 10時半頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/05/14(Wed) 10時半頃
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―森の薔薇の群落―
[薔薇の薫りの中に混じるのは蜂蜜の匂いと 栗鼠の激しい高鼾。 うぐぐ、とか、ぎぎ、とか、呻いているのは蜂蜜の妖精。 仕事のために来たのに眠っているわけにはいかないのだ]
寝ないー…寝ないぞー…
[険しい顔をしながら薔薇のチェックは続く。 近づいてくる気配に顔をあげたが、 眠気の勢い余って土の上に倒れこんだ]
大丈夫じゃーないーですー…。 眠くてー…でもー…
[尋ねる声に俯せのまま。 瞼を閉じてしまったら敗けとばかりに 黒いグローブで何度も目元をこする]
(137) 2014/05/14(Wed) 13時頃
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[トレイルの腕を消毒しながら考える。 分かっている。トレイルはただ俺に依存しているだけ。きっと大きくなっていろいろ選べるようになったら、俺なんかの元は去っていくだろうな。 それでも、今は支えてやらないと真っ直ぐなトレイルがねじ曲がってしまいそうで。曲がってしまったトレイルなんか見たくない。俺とは違って、ずっと純真でいて欲しい。 なにより、トレイルの笑顔を自分の物にしたかった。]
[消毒を終え、薬瓶の蓋を開ける。星明かりで作ったサイラスの薬。淡い緑色の半透明のそれを指にとる。]
塗るぞ。
(138) 2014/05/14(Wed) 14時頃
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-- 森の奥、ミイユの住処 --
(また。)
[ジェレミーが出ていく時、家の中から見送った。(>>115) 優しいと云った言葉には、結局なにも返せなかったけれど。 うさぎを撫でる姿も見つめて、森に消えていくまで金色を見詰めていた。]
(……変なの。)
[消えてしまって、いなくなってしまって。 どこかにぽかりと穴がいたような感覚。 少し長い間息を吐いて、食べ終わった食器を片付けた。]
(不味くなくて、よかった。)
[唇が微かに弧を描いたとき、目の端に映り込む金色。 転がった綿毛のクッションの隙間に、紐がひとつ。 慌ててポケットを確かめれば、そこには自分のものがあって。 忘れ物だろうと手に取り、そのままうさぎの背に乗って追いかけた。]
(139) 2014/05/14(Wed) 15時半頃
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-- 森 --
[街の中は迷路のように感じるが、森はそこまで難しくない。 樹の幹についた独特な傷、光るキノコの生える場所。 鮮やかな苔の絨毯を抜けて、さくらんぼの収穫場に来れば。(>>134)]
(さっきの……?)
[森の入り口近くで出会った足音。 この辺りは結構奥深く危険なところもあるのに、何やら用事でもあるのだろうか。
ふわふわの茶色いうさぎが、星の妖精の前に現れる。 背には小柄なミイユの姿。 警戒するように、しかしどこか心配そうに見つめている。]
(140) 2014/05/14(Wed) 15時半頃
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そうだね。哀しい顔したら誰も幸せになれないし。
[ヴェラの言葉に同意して頷いた。>>125 微笑んでいるのに何だかヴェラまで落ち込んだりしている雰囲気を感じて、原因が分からず狼狽える。>>126 ただこの場で波紋が生まれ何かがさざめくのは感覚で分かった。 フォークで刺そうとした野菜が逃げ、皿を叩く音だけが響く。 聞き逃しそうな短い言葉だったがちゃんと聞き取れ>>127]
嘘吐いても仕方ないし。不安なら指切りでもしようか?
[小指を立てた手を顔の前に掲げ、首を傾ける。今更ながらに膨れたり怒ったりしたことが恥ずかしい。でもヤニクが怒らないから代わりに怒ったんだろうなと思った。]
(141) 2014/05/14(Wed) 16時頃
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[何でだと疑問を口にし、押し黙るヤニクの心が読み切れず困惑した表情を一瞬浮かべる。>>128 遠慮しているのならしないで欲しい。それを思ったまま口にする。]
僕はテレパシーとか読心術は使えないから、 そうやって言葉にして貰わないと分からない。 嫌なことは嫌だって、嬉しいことは嬉しいって言って欲しい。 僕は落としたら割れるような硝子細工でもないんだから。
[頑丈さを示すようにトントンと胸を叩く。頼りないかもしれないが頼られたらいくらでも助けるのにと。]
……うん。ヤニクさんはそうやって笑っている方が良いよ。 ヤニクさんの笑顔、僕好きだなあ。
[笑顔を取り戻したヤニクへにこりと微笑んだ。煮込み料理は少し冷めてしまっていたけどいつもより美味しく感じた。]
(142) 2014/05/14(Wed) 16時頃
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[皿に盛ってあった料理を食べ終えお茶を飲む。お腹がいっぱいになって満たされた気分になってなっていた矢先。]
……あ。かまどの火。
[先程帰った時に確認を忘れていたことを思い出す。>>0:11 あれが点いていないと落ち着かなかったりと色々とまずい。いてもたってもいられず席を立つが二人を残すことに不安もある。 直前の話もあり特にヤニクの反応が怖かった。]
僕は一旦家に帰るけど見捨てたりしないから。 今のヤニクさんの家はあの家だからいつでも帰って来てね。
[そう言ってみたが彼の不安は拭えただろうか。別れ際にヤニクへと手を伸ばし、拒まれなければそのまま握り締めた。そうして名残惜しそうに二人に頭を下げてから家路についた。**]
(143) 2014/05/14(Wed) 16時頃
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