54 CERが降り続く戦場
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[後を考えぬ捨て身の一撃。 残った力全てを一点に集約し、一気に光を爆発させる。 自分の体<形>がどうなろうともかまわず、その後どうするかも考えず…否、後があるなど考えずに、全てをぶつけた。 その果て無き夢の波動は獣の全身を駆け巡り、確実なダメージを負わせる。 普段ならば、追撃し、とどめを刺さんと猛撃するところだが]
……
[夢見人は動かない。 満足気な笑みを浮かべた彼は、そのまま淡い輝き隣、霧散した]
(87) 2011/06/14(Tue) 02時半頃
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[獣に確実なダメージが見て取れたなら、充足した『夢』の声が響く]
―――どうだ? ―――久しく感じていなかったダメージ…
―――少しは楽しめただろう…?
―――これで十二分に礼にはなったはずだが…
―――君なら、ダメージなど、しばらくすれば闇が癒してしまうんだろうが…
―――なぁに、あとは『彼ら』に任せるさ…
―――では…
(88) 2011/06/14(Tue) 03時頃
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―――また…酒場で…会―…
(89) 2011/06/14(Tue) 03時頃
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―マハール付近― [隕石は結果なんとか迎撃できた。 各自はそれぞれ去っていった。
一人残されたところに雷が落ちた]
う、うわぁ!? えええ、人間!?
[中にいたのは人型の何か。 勢いよく動き出す人型。
その目標がこちらなのは間違いなかった]
(90) 2011/06/14(Tue) 03時半頃
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ちょっと、まてって!! そもそも誰さ、君!!
[襲い掛かってくる女性の姿をした人型。 辛うじて攻撃を避けることは出来ている。 だけど、その攻撃力はかなり高いものだっただろう]
(91) 2011/06/14(Tue) 04時頃
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隙だ、一瞬の隙を狙って逃げようっと。
[そんなことを考えていた瞬間だった。 相手が勝負を決めるべく、大振りな一撃を放ってきたのは……。 最低限の動きで後ろへと周り。 首筋に手刀を一撃]
これで終わり、あ、危なかったよ。
[倒れこんだ女性型の何かは起き上がらなかった。 それも当然だ、気絶させるべく放った攻撃だから]
(92) 2011/06/14(Tue) 04時頃
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さて、とりあえず離れないとねぇ。 しかしどうなってるんだかこれ……。
英雄君にえっちぃアリスにミスティアもタバサもネルも修道女も大統領も皆、消えた。 合流したいところなんだけど、何処にいるのやら。
[途方にくれる。 それでも合流しようと、気配を探りながら歩き出した。 この場に残って、さっきの女性に襲われてもたまらないし**]
(93) 2011/06/14(Tue) 04時頃
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………何のつもりだ!
[獣がトンッとその巨体を軽い音と共に跳ねたのと《万物の記録》から巨大な力が抜けて行くのを感じたのは同時>>85
何の小細工かと思う間もなく、ヤニクはこちらに突進してきた。 何の迷いも工夫も無いまさに特攻。
獣は反射的にその特攻してきた肉体に牙を立てた。
そして耳元で聞こえる声>>85>>86]
(94) 2011/06/14(Tue) 12時頃
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グガアアアアアアッッッ!!!!
[しまったと思う間もなく激しいエネルギーの奔流。
残った力全てを体内に注ぎ込まれ、さしもの獣も苦痛の叫びをあげる。
半分とは言え、元は獣と同じく宇宙そ存在そのものであり、力を分けるモノ…。
…《破滅》の獅子の顔が弾け飛んだ]
(95) 2011/06/14(Tue) 12時頃
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デートの礼にしては…随分荒っぽいな…。
[弾けた首の部分から滴り落ちる闇の雫。
だがその闇の雫は何かに触れる前に霧散し、漆黒の霧へと還って行く。
己の特攻の結果に満足したのか笑みを崩さないヤニク>>88に、獣は、ふん、と鼻を鳴らした]
まぁダメージと言うのは確かに久方振り過ぎて忘れていたな。 いや受けたかどうかも覚えていないが。
まぁいい。
貴様も楽しめたならこれ位は持って逝け。
[獣は霧散するヤニクを見降ろしながら答えた]
(96) 2011/06/14(Tue) 12時半頃
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酒場? そんな舞台《ステージ》も役者《客》ももうすぐ全て消える。安心しろ。
[それは果たして《夢見る若者》に届いたのか。
崩壊したパビリオンで獣はぷるぷると身体を振る。 弾け飛んだ獅子の首の闇から…ずるずるとまた首が生える。
それは獅子の白い頭蓋骨。眉間に開いた天眼以外は空洞の獅子はそれでも衝撃の咆哮と鋭い牙…そして焼き尽す焔を吐き出す]
ふん…子悪魔め…俺に敵意を向けるなら…手加減するなよ…。
[そう呟くが、夜の女神への衝動は収まっているらしく、様子見とばかり獣は欠伸を一つすると、巨体を床のあった空間に降ろしグルグルと喉を鳴らしていた**]
(97) 2011/06/14(Tue) 12時半頃
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……再生《レスレクティオ》…栄光は俺をそう呼んだ。
[それは《夢》が消える直前か消えた後か。
気紛れな獣が友に応えた言葉…**]
(98) 2011/06/14(Tue) 12時半頃
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― 死と絶望と混沌の雨降る 『南大陸』が混沌の闇空 ―
[冥界へ祝福《ナゲキ》捧げる雨《カオティック・イビル・レイン》の豪雨(あしおと)が強い。 ≪闇≫の力が渦巻く様な濃度を持つ分には今の槍真には困らないが、熾気《ヒカリ》は漆黒の雨に濡れる度に眼に見えて弱まって行く]
……っぐ!
[熾せる限りの熾気の全てを巨鳥の制御に傾けて漸くの体だ。 一直線に進む巨鳥に槍を振り翳し襲い掛かる『天使』が槍真の横合いに飛び出してくる]
ここで墜落(おち)たら、洒落に成らないよね――?
[一瞥の元に、『それ』を熾天魔槍《ブリューナグ》を振り翳し、刈り穿つ。 絶命した『天使』は、漆黒色の黒煙の"堕気"を撒き散らしながら、遥か地上へと墜ちて行く]
(99) 2011/06/14(Tue) 20時半頃
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[≪雨≫が見せる幻影《ヤミ》の暴威《カリスマ》が再び立ち塞がる]
さいっっっ、こうに。 最悪の"宛てつけ"だ……。
[冥府奥底に高貴なる闇《ヴェール》を翻す暗闇の舞姫《ネルギウス》の命令《うた》に悪魔は酔い痴れる。 己を省みず迫り来る悪魔を、堕天使を、≪雨≫は『天使』に変えるのだ。 偽りの≪光≫に塗り固められた天界の天使達は、闇蔓延る大陸の中、唯一輝く虹《ヒカリ》へ、光《キボウ》へ、希望《ヒーロー》へと殺到する。
中には嘗てある程度には親しかった天使の顔や、己が内に魂を収める高潔なる熾天使《セラフィム》の姿を模した者達すらいて。 その偽りの天使を刈り、穿ち、堕とすと言うのは、特に、嘗て数多の反逆の天使達を堕天(おと)してきたオスカーに対する堕天使達の"意趣返し"なのではないかとすら槍真には思え、その光景は、仮初ながらも≪光≫と秩序《ルール》の追従者たる同族を虐殺すると言う、考え得る限りでも群抜きに不愉快な様だった]
(100) 2011/06/14(Tue) 20時半頃
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――だから退いてヒーロー!コイツ墜ちちゃう!
[皆が各々に戦う中、だが結局巨鳥の頭部に陣取るヒーローに怒鳴る様に叫ぶが、多分聞き入れてくれない>>30 尤も、今はただ最高速度で一直線に進むしか無いから問題は言う程ではない]
っくっ……! 『槍』のままじゃキリがない……!
[斬ッ――! 制御に徹し、一見無防備に見える槍真を狙いに来る『天使』をまた一薙ぎの元切り捨てるが。 己を省みず憑かれた如き激しさを持つ悪魔は海を思わせる様な数が居る>>34 とても『槍』だけでは対処し切れないと感じて。
バァッ!と槍真が、闇空《てん》高くへと熾天魔槍を掲げる]
(101) 2011/06/14(Tue) 20時半頃
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熾天使《セラフ》が勅命す! 熾天魔槍《ブリューナグ》よ、その身を転じよ!
其は栄光の光輝! 三六万の陽光を束ねし陽射を放つ神天の弓也!
今此処に熾天を以て告げる其の御名――っ、……
[唇から洩れる筈の天空の言葉は、そのまま只人にも聞こえる力持たぬ言葉と成ったかに見え、口を噤みかける。 この降り続く嘆きと死と絶望の雨と、闇空を覆う『終わりなき夜《ナハト・アルム》』の所為だ。 このままでは不可能か、と槍真が微かに諦観を抱いたその時]
(102) 2011/06/14(Tue) 20時半頃
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[…コゥゥッ――]
[『槍』が眩い≪光≫を輝かせるのを視、眼を瞠る。 『届いて』居るのだ。この『槍』の意思に、槍真の心《オモイ》が。 そして、『槍』は槍真へと闘志《オモイ》を返し、それは心の奥底で響き渡る。
……さぁそのまま名を告げよ! さぁそのまま我が力を解き放て! 世界の秩序《ルール》の尊守しようではないか! 降り注ぐ雨《ポストレーレム》、闇色の神威《カリスマ》を押し留めようではないか!
――さぁ! 我が名を告げよ!! ]
(103) 2011/06/14(Tue) 20時半頃
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――転じよ! 其が御名、 神天陽弓『シェキナ』 !!
(104) 2011/06/14(Tue) 20時半頃
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[ パァァアアアンッッ ]
[眩い≪光≫が弾け、優美な熾天の槍は、その姿を転じる。 煌き輝く天使の翼をあしらう優美な装飾はそのままに。 差し込む太陽の陽射しを思わせる柔らかな≪光≫のライン。 そして、燃え上がる陽炎《コロナ》を髣髴とさせる絶妙な光曲線を描いたボディ。
物質ではない、その熾天《ヒカリ》を以て姿を幾重にも転じさせる天界の秘宝。 其れは、意志を宿した≪光≫ある主に仕える天界最強の神器。 その姿は『槍』から『弓』へと移り変わり、また赴きの異なる≪光≫強さを思わせる]
熾姫都断罪弓技――!
[…コゥゥッ――!] [神の弓には『矢』など要らない。 弦を引けば忽ち現れる≪光≫の矢は、太陽を思わせる強き輝きで悪魔達を照らし出す光の矢。
キリィッ――]
(105) 2011/06/14(Tue) 20時半頃
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殺 界 記 / 風 切 禄 !!
(106) 2011/06/14(Tue) 20時半頃
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風喪い翼穿たれた愚者は―― ――ただ大地《ジゴク》へと堕ちるのみ
[ヒュゥコゥウッ――!!] [文字通りの光速で悪魔達を穿つ矢は、風を切裂く。 矢が突き進んだ中空に浮かぶ悪魔は、その一矢により切り裂かれた風により、闇空に羽ばたく権利を喪い、次々と遥か眼下に踊る火山の大口へと吸い込まれていった]
(107) 2011/06/14(Tue) 20時半頃
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――!?まずいっ!もしかして墜落させる気!?
[次々と特攻を仕掛ける悪魔達は、巨鳥そのものをもその攻撃対象と為す。 当然だがこの巨鳥は槍真の熾天《セダヴュ》を以て生成された鳥《乗り物》。 つまり、制御者の槍真を攻撃せずとも、この鳥《ヒカリ》を"相殺"するだけの闇がぶつかれば、為すすべもなく墜落してしまう事は必至なのだ]
わっ――まずいっ!誰か下に張り付いてる奴を!
[バチィッ――! 巨鳥の腹部から、嘗て槍真とツェツィーリヤとの間に発生した≪光≫と≪闇≫の小規模な反発現象が辺りの視界を一瞬、灼く。 どうやら悪魔の数体が、巨鳥の真下に張り付いている様だ。 だが先程から制御に精一杯の槍真は、火口に放り出される事態を一瞬考え身震いしてしまうが
―――――カッッッッッ…… ]
(108) 2011/06/14(Tue) 20時半頃
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…! フィルさん!助かったよ!
[横合いから飛んできた声と共に、雲海の如き魔界の軍勢を瞬く間に吹き飛ばしたエネルギーの奔流。 その余波が、巨鳥に張り付いていた悪魔を上手い事引き剥がした。 傷付いた、と言うより随分力が消耗し、紫電の光も頼りなくなっていた巨鳥へと、新たな熾気を注ぎ、耐久力を回復させる]
――………………アスは……
[アーディアスはどうしたの? そんな思いが微かに小さな声で口から洩れるが。 ハッ、と首を左右に振って何も言わなかった事にした。今はそんな事を考えている余裕はそんなにない]
(109) 2011/06/14(Tue) 20時半頃
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……うぅん…… …確かに、この下には着陸できそうな場所もあるね……
[HEROの言葉に、ほんの少し身を乗り出す>>57 確かに、この環火山地帯《モンス・イグニフェール》の中では珍しく、着陸できる陸地が存在する。 奥の方は≪闇≫と溶岩に隠れて窺い知れないが、着陸しようと思えばできるだろう]
……?奇妙な気《アウラ》を感じる。 辺りは漆黒い絵の具を撒き散らした様に、堕気塗れなんだけど。
でも、この下から、何か別の清浄な気《アウラ》を感じる。
―もしかして熾気……? ―――いや……"神気"……?
[感じた気《アウラ》が何か、訝しむ様に首を傾げるが。 これ以上この果ての無い延々とした強行軍《とつげき》を繰り返す訳にも行くまい。
そう考え、巨鳥の身体をゆっくり、真下へと降下させようとした刹那――]
(110) 2011/06/14(Tue) 20時半頃
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[ コォォォォオオオウッッッ!!!! ]
(111) 2011/06/14(Tue) 20時半頃
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――!? この陽光《ヤミ》はまさか!
――!? しまった!! 皆!墜落だ!
[陽光《ヤミ》が視えた瞬間、突然の浮遊感が一行を襲う。
闇空(そら)覆う夜の翼《ナハト・アルム》がその一片を開いた瞬間。 全てを焼き貫く魔太陽の陽光《ヤミ》がその翼端に触れてしまうと、陽光《ヤミ》は一瞬にして≪光≫の巨鳥を貫き殺したのだ。 抗う余地すら与えられず瞬間に霧散した紫電が儚く塵になり消える]
――アリスっ!
[火山がまるで煉獄が如く灼熱を躍らせる中空に投げ出され。 槍真は闇の六翼を羽ばたかせ、同じ様に墜落しているだろうアリスの身体を抱き留める]
(112) 2011/06/14(Tue) 20時半頃
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[天の女神との歓談の最中。 冥天邪神《ネルギウス》は闇に包まれた身体をぞくりと震わせる。 干渉を終えても尚、パビリオンを覆っていた夜の翼《ナハト・アルム》が、突然膨張する獣>>75の《腐気》と《死気》そして《真白の輝》により無に還される。]
―――"終焉に再生《Rebirth》を。"
[翼は、無に帰されたその瞬間より新たに創造《再生》される。
死の前《ネル/ネルフェリウス》が持っていた力。 創造《クリエイション》――世界すら創る力。 それを自らの再生へと使う。]
(113) 2011/06/14(Tue) 21時頃
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―――"理解できないな。"
[翼を再生させながら、冥天邪神《ネルギウス》は独りごちる。 感情《ココロ》なくとも心底、理解できないと不思議そうに。]
―――"結果はもう出ているのに。 何故、万物の記録<ユニヴァース・レコード>ともあろうモノが 可能性選択の連続の結果に抗うのだろう。
幾らでも、何千回も。 この結果《現在》を変える機会はあったのに。"
[霧散していく『夢』>>88を、獣の力の影響下外より静かにその身の内に包み込んでいた夜の翼は、その"結果"や獣>>97の呟きを笑うよう、揺れた。]
(114) 2011/06/14(Tue) 21時頃
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童話作家 ネルは、メモを貼った。
2011/06/14(Tue) 21時頃
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― 氷に閉ざされた砂漠の街 マハール ―
…
[街を出る前に一度―― ゆるく握り締めた手のひらに虹をためて、街中へと広げるように放った。 氷の中にいる貴方達が、少しでも安らげる事ができますように…。
そんな、小さな希望《オモイ》を乗せて。
隕石からは救う事が出来たけれど、本当の意味ではまだ救えていない。
氷漬けの人々は、確かにもう死んでいるのかもしれない。 でも、まだ救う術だってあるかもしれない。
ホリーのように!]
(115) 2011/06/14(Tue) 21時頃
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― 南大陸・上空 ―
[ツェツィから『笛』の話を聞き、火山へと向かう私たち。 >>99柊先輩の言葉にも頷いた。下は一帯、火山地帯だ。]
鳥さん…っ がんばって――…
ほんとに!キリがないわっ
[襲い来る”悪魔”たちからの襲撃は後を絶たない。>>28>>30《HERO》の言葉に口をぎゅっととじる。]
イーリス・デウス・ニウェース・デー・モンテ・デーウォルータエ! 《女神の虹雪崩》
[描くように現れた虹色のリボンは悪魔たちに対抗する。 偽者の友達。偽者の家族。偽者の――。]
私の大切な人たちを… 侮辱しないで!
(116) 2011/06/14(Tue) 21時頃
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