86 「磊落の斑猫亭」より
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――1F受付→3F屋根裏部屋――
[ラルフとヒューの戯れを、「不潔です」と書かれた顔で眺めていたソフィアは、ズリエルの罵声に今度こそ泣きそうになる。人狼も恐いが、誰に殺されようが死は死だ。
食事は作った。片付けくらいは手の空いた者に任せてもいいだろう。
目まぐるしく衝撃的な事態にとうとう耐え切れなくなって、通達書も置き去りに走り出す。]
ちょっと疲れたので、へや……、部屋に戻らせてもらいます。
[三階の屋根裏部屋に篭ったソフィアは、鍵をかけ埃っぽい木箱で扉を*塞いだ。*]
(#11) 2012/04/15(Sun) 23時半頃
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―B1倉庫―
[玄関に向かう心算だったが見覚えのある人影が見えた。 階段の前で立ち止まり悩むような間をあけて]
……。
[発しかけた言葉をのみこんだ。 男はふるりと頭を振り更に階段を下りる。 ソフィアから酒の話を聞いたのを思い出したか 倉庫へと行き、ワインセラーを覗いた]
へぇ。
[感嘆の声が漏れる]
流石……、好い趣味してる。
[オーナー秘蔵の酒は普段出されるものと違うのは一目瞭然]
(77) 2012/04/15(Sun) 23時半頃
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これ、勝手に飲んだの知ったら 怒られるだろ……
[気丈な宿の女主人の姿を思い 男は悩ましげに柳眉を寄せる。 飲みたいと思う気持ちは無論あるが ダーラを怒らせると大変なことも理解していて]
いつもので我慢しとくべきかなぁ。
[後ろ頭を掻いて男は何も持ち出さぬまま其処を出て ――ややして食堂でソフィアの口から通達を聞くこととなる]
(78) 2012/04/15(Sun) 23時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2012/04/15(Sun) 23時半頃
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―二階― [一人で休憩所に取り残されて、私は溜息を吐いた。 男の人ばかりではない、ソフィアや、ラディも人狼の容疑者。 私も免れることは出来ないんだろうと思うと、気が重い。 未だ通達も知らず、一度部屋に戻ろうと 人狼の御伽噺の本を本棚に戻して、私は廊下に出る]
きゃんっ
[>>73足音荒く階段を上がる人の姿。 ぶつかりかけて、私は思わず悲鳴を上げる]
ごめ……うわぁ!!?
[謝ろうとした私は、相手の容貌を見て思わず驚きを露にした。 あまりにも犯罪者ですと言わんばかりの風貌だったから。 思わず頭を4度下げて、自分の部屋へ飛び込んだ**]
(79) 2012/04/15(Sun) 23時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2012/04/15(Sun) 23時半頃
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彼が人狼でも人間でも、 数人がかりで手に負えるかも分からないな。
[衛士の中にも、あそこまでの体格と筋肉を纏った人物はそうそういない。 見掛け倒しの姿ではない、無頼漢の空気も漂わせている。 増して負傷した自分では、武装を固めても敵わないだろう]
男手は僕とラルフと、イアンだろ。 できれば彼が人狼をやっつける側だった方が楽だ。
[むしろ、そうであって欲しいと願ってさえいる]
それにしても、彼なら無理矢理ここを出て 衛士を撒くこともできそうなのに、 何故大人しく留まっているんだろうな。 揉め事を起こしたくない事情があるのか……。
(80) 2012/04/15(Sun) 23時半頃
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…部屋、戻ろうかな…。
[呟いて動き出す。 途中、誰かに行き会えば、挨拶ぐらいは交わしただろう。 恐らく、普段通りの笑みで。]**
(81) 2012/04/15(Sun) 23時半頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2012/04/15(Sun) 23時半頃
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……アイツなら躊躇わないで出来そうだから。
[だからといって、実際に手を掛けられるかどうかは分からない。 動物相手なら何度も狩ったし、皮を剥いで肉を解体したりもするが。]
さあ、アイツの事情なんてさっぱり分からんねーよ。 会話もした事ないしな。
…なあ、人狼がいると思っているんだよな。 ヒューは襲われたんだから、そう思って当然だと分かってる。 でも。
[言いにくそうに言葉を止め。 ヒューの様子を覗うような視線を向け。]
あんな胡散臭いヤツがこちら側ならいいって、じゃあ誰なら人狼でもいいと思っているんだ?
(82) 2012/04/15(Sun) 23時半頃
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― 食堂 ―
[ラディ>>71が来ると手をふり、席に誘う。 そして、新たに食堂に見えた姿>>78に瞬いた。
もうずっと会ってないけれど、解る。 ラディには他人だと言っておきながらも、矢張り姉弟か。]
…〜、…
[フイッと、視線をそらした。咄嗟に言葉は出てこない。
そうこうしている間に聞かされた通達書の内容は。>>#10]
―― はあ?
[さすがに言葉を失った。]
(83) 2012/04/15(Sun) 23時半頃
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―食堂―
[壁に凭れ通達書の内容>>#10に眉を顰める。 胸ポケットから手帳を取りペンをはしらせた。 書き留めるのは何があったかの記録]
数日の軟禁って具体的には何日――… って、それは教えては貰えないわけか。
[其処に衛士が居れば問うことも出来ようが 紙に書かれたものを読み上げただけの彼女に それをしても情報は得られぬだろうと思う]
それにしても…… 物騒な事を言い始めたな。
[周りの反応を窺うように伏せた瞼が持ち上がる]
(84) 2012/04/15(Sun) 23時半頃
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ちょっとアンタ!
[受付でソフィアを怒鳴りつけたようにみえる光景が目に入ると>>72>>73思わず怒鳴り返したけれど、二人とも部屋へと戻ってしまう。]
〜…
[息が詰まるような感じだった。]
あーーーーもう
[指先で頭をおさえた。]
(85) 2012/04/16(Mon) 00時頃
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……皆殺し…?
[口元を押さえて、小さく繰り返す。]
(86) 2012/04/16(Mon) 00時頃
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[部屋に戻るらしいソフィアの後ろ背に “お疲れさま”と声を掛け見送る。 食堂には食事の支度がされていた。 ダーラは未だ戻っていないらしいから 用意したのは留守を任された彼女だろう]
――…。
[溜息にも似た吐息がくちびるから零れた。 ペンをポケットに入れて、壁に預けていた体重を自らに戻す。 置き去りの通達書に興味を覚えたのか歩み寄り其れを手にした]
(87) 2012/04/16(Mon) 00時頃
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― 1F受付 ―
[食堂でのイアンの呟きを食堂を出る前に聞いていたのなら。 内心同意していたものの、返事は返さなかっただろう。
受付にて部屋に戻るラディの後姿を何も言わずに見送る。 ラルフの姿と、ヒューの姿もあり、視線を向けた。]
ヒュー… 意識、戻ったのね よかった。
[そう、少し笑みを浮かべた後。また顔を顰める。]
―― さっきの話。 なにがなんだかわからないわ。 いみがわからない…
(88) 2012/04/16(Mon) 00時頃
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その気持ちも、分からないではない。 けど、誰が人狼ならいいって、そんなの 体良く悪役を押し付けてるだけじゃないか。
[虚空に視線を彷徨わせ、長い溜息を吐く]
誰かを疑うのが嫌なら、自分が人狼なら良かったって言うのか? 俺は全員を疑ってる。そして自分が疑われてることも分かってる。
[届かなかった言葉。信じて貰えない辛さ。悔しさに歯を食い縛る]
狼にしろ人にしろ、他者に暴力で以って害を為す者が排除される。 ……それだけだろ。
ラルフ、君は可愛い顔をした悪女とかに引っかかりそうだね。
[最後に余計な一言を添えたところでピッパの姿を認め、逃げるように階上へ向かった**]
(89) 2012/04/16(Mon) 00時頃
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――…
[逃げるようなヒューの向かう先へ。 一度睨むような視線を送る。]
(90) 2012/04/16(Mon) 00時頃
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