201 【誰歓】森に来た日【RP】
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[問うては見たがデメテルは余り気乗りでない様子だ。が>>82]
こんにちはー!!
あー、やっとマトモに話せる人がみつかったよ! ……ん?
[座り込んでいた女の子が元気を戻した様に挨拶してきている。 然し何処か既視感を感じて首を思わずかしげたのは、男の方だった]
(86) 2014/10/29(Wed) 01時頃
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[現れたのは小さな少女と。>>82 高校生くらいの少年だった。 メアリーと少年が互いにこんにちはと挨拶を交わし合う様子に。]
こ、こんにちはー?
[主体性の無さを存分に披露すべく、とりあえず流れに乗る。]
…あれ?
[少年が首を傾げた拍子に、ふわりと舞う胸を彩るマフラー。>>86 どこかで見た覚えがあるような気がして。]
あ!君、ボストーカの…。
[バイト先である本屋の店名を告げれば。 何か反応は返って来たか。**]
(87) 2014/10/29(Wed) 01時半頃
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あれ、何処かで会いましたっけ?
そこの本屋、僕もよく行く所だけど。
[然し不思議だ。この大学生位の男の人、確実に初対面なのだが 既視感が激しい]
……見たら、忘れないと思うんだけどなあ。
[この凄く、幸薄そうに感じられる彼の顔と雰囲気。 どこで見たんだろう。記憶はどうやら探っても思い当たらなかった**]
(88) 2014/10/29(Wed) 02時頃
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あ、すまない。 俺そこでバイトしているんだ。
[きょとんとした表情に、短く謝罪する。>>88 アルバイトの顔なんて、いちいち覚えていなくても不思議はないだろう。]
"昨日"のバイト上がりに、本屋で君を見かけた気がしたから、つい。
[二度目となる薄幸のレッテルを貼られつつあるなんて想像すら及ばず。 そこまで言って、本当にあれから一日しか経っていないのだろうかと思い至る。 空白の時間に、見知らぬ場所。認識より時間が経過している可能性は十分にありえた。]
昨日は、えーと俺の感覚だど西暦…
[思い当たる日付を述べて。 オスカーだけでなく、メアリーやもう一人の少女にも確認するように、ゆっくりと首を左右に振った。**]
(89) 2014/10/29(Wed) 11時半頃
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えへへ。なんだか安心しました。 ノックスもちゃんと此処に居ますよ。
[合わせてくれた目線にこり微笑んで>>83 続く明るい声の少年の言葉から察するに>>85]
まともに、ということは あなたもここの人では無さそうですね。
せめて地図とか、住所だけでもわかればいいのに、うーん?
[首を傾げながら現状の把握につとめようとして。]
あれ?その日付、今日じゃないの?
(90) 2014/10/29(Wed) 15時半頃
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[確かあの子の彼氏が迎えにくるのは決まって同じ曜日。 さっき通ったはずの本屋が掲げていたのは、本日発売の新刊だったはず。]
ええと、私が…刺されたの 夜19時半前後だとおもうんです。バイト上がってすぐで、 本屋さんがあいてたので。
あれ?でもさっきの割りには、外が明るい…? なら昨日なのかな、でもついさっきの出来事だと思ったのに…
あれ? お二人はどうですか?
[目の前の少年少女にも問うてみたり]
(91) 2014/10/29(Wed) 15時半頃
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えっ、嘘。今日の日付、もうそんなに経ってるの!?
[幸薄顔の記憶は兎も角、男性の告げた日付に、目を丸くした]
まずいな、何処かで僕、頭でもぶつけたのかな。 僕、大体ここ2,3日分の記憶が、吹き飛んでるかも。 何したとか、何処にいって何を食べたとか。
まったく思い出せない…。
[直近の記憶にだけ、部分的な記憶障害にでも陥ったのだろうか。 恐らく。恐らく数日分の記憶程度で、命に支障はなかろうと予測はする。 だが余り気分の良い物でもなかった]
(92) 2014/10/29(Wed) 17時半頃
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刺されたって、君も?
[君と云うには年上な女の人だが>>91。 不穏な単語をつぶやいた女性に不思議そうな瞳を向けて、そして笑う]
あははっ。 本当に刺されたなら、今頃病院だよ! この子も丁度似たこと云ってたけど。
皆して、死んじゃう悪夢でも見たんじゃないのかな?
[少なくとも、殺される、死ぬ、という現象に縁など無いと考えている自分にとって。 傷も無いのに皆して、死んだ刺されたと云われても、丁度似た様な夢でも見たという解釈しか出来なかった。
ここの気候は若干寒いのだろうか、吹いてきた風に、微かに腰周りがぶるりと寒気を覚えた**]
(93) 2014/10/29(Wed) 17時半頃
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―資料館―
……民家にしては大きい…ですね。 どちらかといえば、資料館とかに似た造りですが……
[華月の後をついて歩き辿り着いた大きな建物>>63へ、彼と同じように首を傾げて。 途中でちらほら見かけた民家からは人の気配がしたものの、感じた雰囲気が良いものとはいえないせいか、扉を叩いた華月を心配げに見つめ、聞こえて来た間延びした声>>67にはびくぅっと肩が震える。]
……あ、えっと。 わ、私はレティーシャといいます。
[よろしくお願いしますと言えば、ぺこりとお辞儀。 二人の会話に口をはさむことなく耳に入れ、しかし考え込む内容はほとんど同じだっただろう。]
(94) 2014/10/29(Wed) 18時頃
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…無視? 地面に寝てた……って、私と同じ…。
[ここのことを全く知らず、気付けば見知らぬ地面で寝ていた。 感じる異様な民家の雰囲気と無視をするという恐らくはこのあたりの住人――。 腹をさするクリスを見つめ、少女もまたあの時聞いた終わりの音を思い出す。]
…ここに来る前、何かあったんですか?
[思わずそう問いかけてしまうが、勿論言いたくなければ構わないと付け加えて]
それにしても、妙…ですね。 さっきから通り過ぎた民家の様子はおかしいし、いきなり見知らぬ場所で目が覚めて……。
……あ、もしかして、誘拐……!?
[誘拐ならもっとマシな待遇を受けているはずだと、全く少女は気付かない**]
(95) 2014/10/29(Wed) 18時頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2014/10/29(Wed) 19時半頃
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[オスカーが男性と話すのを黙って聞いている。女性に尋ねられれば首をかしげて>>91]
…私は、確か蹴られて……死んだ ついさっきな気がする
[蹴られた理由は省いて話す。オスカーが何かを忘れている>>93と聞けば自分も何かを忘れている気がした。微かに残るのは甘いチョコの味]
死んじゃう悪夢…ね
[寒い風が通り抜けるとデメテルはくすりと笑う。オスカーは自分が生きていると信じているらしい。なら、自分もそう信じるしかないとデメテルは思った]
オスカーお兄ちゃんが言うように、きっと私たちは死んだ悪夢を見てたんだね。 だってこうして生きてるんだもん。 …協力して帰る方法を探そう?
[先ほどまでの冷たい口調はなくなり、歳相応の喋り方で話す。笑って三人を見たその瞳の奥は冷たいままだった]
(96) 2014/10/29(Wed) 20時頃
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[ガン無視されたと、この周辺の地理は全く知らない、と>>84。 それ以外にバイトの話までしてくれたので、彼女から事情を察する事は出来て。]
俺も、気が付いたら此処に居たクチだ。 勿論、地面で寝てたのも一緒。
[此方は血を吐き倒れた、という話は伏せ、彼女達と同じ身の上というニュアンスを含ませた。 現に咳き込んでいる状況、喀血したなど言ってしまうと余計な心配や不安を与えてしかねない。]
……。
[レティーシャの問い>>95に対しては変に口は挟まず、クリスの話を聞こうとするが、果たして彼女はどれぐらいまで話をしてくれたか。 話の流れで誘拐、という言葉が出たら、ゆっくりと首を横に振る。]
誘拐だとすると、誰か監視する人が必要だろう。 それに、バラバラの所に俺らを置く、というのがあまりに効率が悪そうだ。
[腕を組み、人差し指で己の左肘を何度か叩いて。]
(97) 2014/10/29(Wed) 20時頃
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……どんな事情であれ、俺らはこうして見知らぬ土地に来てしまった訳だ。 ならば、帰る方法を探してみる価値は有りそうだと思う。
いつ迄も此処に身を置くのも不都合があると思うが。
[少なくとも、自分は此処に長く止まる、という考えは無い。
今は何故か身体は小康状態を保ってくれて咳だけで留まってくれているのだが。 時間が経てば経つほど身体は悪化していくかも知れない。 ボストーカで倒れた時の様に、再び喀血をしてしまえば――此方に残されてる時間はかなり限られてる。
悠長に風に吹かれ、花を散らす訳にはいかないのだ。]
(98) 2014/10/29(Wed) 20時半頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2014/10/29(Wed) 20時半頃
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― 資料館 ―
[>>95>>97 華月もレティーシャも気づけばここで目を覚ましたという。そして残念なことにふたりとも事情を知っている様子ではなく]
え、ええ……? 不思議ですね。 こんなことが集団で起こるなんて……。 [やっぱり何かのハプニングイベントなのかと、クリスの頭ではその程度のことしか浮かばない。しかし、この村にはそんな遊興めいたことを否定する雰囲気があるように思えて。 何かあったか、というレティーシャの問いに、一度勢いこんで口を開きかけるも]
ん、んんー。 こ、恋人と痴話げんか、しちゃいましたぁ。
[少女が2度も自殺を謀ったことは知らない。ナイフで刺されるなんて血なまぐさい”夢”の話を、そんなこととは無縁に見える彼女の前でするのは躊躇われて、誤魔化す]
(99) 2014/10/29(Wed) 21時頃
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誘拐……!! そうですね、村ぐるみの犯罪……って 映画とかで見たことありま……
[レティーシャの言葉に、それだ! とばかり飛びつこうとしたが、華月の冷静な分析を聞くと納得してしまう。だいいち、特に裕福でもなく政財界に芸能界に裏世界といったあらゆる業界と無縁なクリスが誘拐される理由というのがさっぱり思い当たらない。 >>98 結局、華月の言葉にこくり頷き]
……ですねぇ。 いつまでもここにいるというわけにもいかないでしょうし。
せっかく、資料館にいますし、 私はちょっとここでヒントになるものないか探そうと思いますぅ。
[そう言って、階段をゆびさした*]
(100) 2014/10/29(Wed) 21時頃
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うん、ありがとう。
[此処にいる、そう言ってくれた微笑に、自らも小さく笑い返して。>>90 ひどく安堵した自分に気付く。 …ここはなんだかとても不安定で。 今にも自分という存在を否定されそうになるから。]
あれ。そうなんだ?
[早速の認識の齟齬に首を傾ける。 しかしそういうメアリーの様子もひどく曖昧なようで。 もしかしたら寝ていたのは、1日や2日ではないかもしれない。]
(101) 2014/10/29(Wed) 21時半頃
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きき、記憶障害ぃ!?
[大変だ!あんぐりと口を開きながら。>>92]
君も強く頭を打った…とか?
[無意識に自らの後頭部をさすりつつ。 傍らの少女の零した言葉に、目を丸くする。>>96]
え。君も? 俺とメアリーも同じことを話していたんだ。
…自分は死んだと思ったって。
[幼い少女の口から出る"死"と言う単語に若干顔を顰めつつ。 変な偶然…だねとぼやきながら、そういえばと補足する。]
(102) 2014/10/29(Wed) 21時半頃
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ああ。メアリーは彼女の名前。 ちなみに俺はノックス。
[よろしく、とへらり。 頼り無さそうな笑みを浮かべる。]
とにかく、メアリーの怪我も心配だしってことで手当てをできるような場所を探してたんだけど…。 目覚めたら知らない土地で、人にも会わなくて困ってたんだ。
[年下相手に情けないと若干思いつつも。 何か情報があるなら頼らせてほしいと暗に込めて。]
(103) 2014/10/29(Wed) 21時半頃
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[痴話喧嘩というクリス>>99。 先程腹を摩っていた様子>>85から、痴話喧嘩の流れで腹に何かをされたのだろうか。 そんな推測はすれど黙して語らずを貫いて。]
大成功!って書かれたプラカードを持ったスタッフが出て来たら、それはそれで。
[ドッキリ作戦ならば、笑って済ませられるかも知れないが、冗談でも無理な部分があるのは否めない。
クリスが資料館に居るから、自分は資料を探して帰れる方法を探す、と言うのを聞いて、一つ頷く。]
……案外不思議な方法かも知れないな。 不思議な方法で此方に来たならば、帰る方法も不思議なやり方、だったり?
[勿論たらればの話であって、非現実的な話だ。 それを理解しながらも、幻想的な事を言うのは、きっと物書きの性。]
(104) 2014/10/29(Wed) 22時頃
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俺は、……そうだな。 外の空気を吸いがてら、他にも似た様な人が居ないか探してみる。
[祈りの塔程では無いものの、埃がある様に感じるこの資料館に長居するのは、少々しんどい所。 口元に手を当て、何度か咳き込んで体内に侵入してる埃を追い出して。]
レティーシャは、どうする? 此処で休憩がてら資料探ししても良いし、俺と一緒に行っても構わないし。
[さて、クリスとの話が纏まれば、今度はレティーシャに問いかけ、今後の事を尋ねてみた。 彼女はどんな返事をしたのだろうか。]
俺らと似た様な人見かけたら、此処の事話す事にするさ。 定期的に此処に戻る様にすれば情報交換も出来るだろうしな。
[クリスに此方の指針を話したら、両開きの扉に手を掛けて、資料館から立ち去ろうと*]
(105) 2014/10/29(Wed) 22時頃
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うぅん。記憶障害というか。 まあ、軽いド忘れ程度だとおもうから、深く考えないで。
[然しデメテルもこの男も、本当に妙な事を言う>>102]
何だ、皆して、似た感じの夢をみたの?
ま、「今ある現実」はこっち側なんだから。 建設的に、ボストーカに帰る方法とか。 或いは、ここで生きていく方法とか。 考えようよ。
[にこ、と安心させる為の笑顔を浮かべて、そんな言葉を口にしていた]
(106) 2014/10/29(Wed) 22時半頃
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はじめまして。僕はオスカーって云うんだ。 こっちはデメテルちゃん。
えっと。治療所みたいな場所に心当たりはない、かな?
あっ、でも! 果樹園があるから食べ物には困らない、って事は知ってるよ!
[頼り無さそうなへらりとした笑みを見て、責任感でも出たのか。 少し張り切る様な姿勢で、情報を探ろうという話に乗ってきた]
(107) 2014/10/29(Wed) 22時半頃
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[>>104 大成功! のプラカードを持ったスタッフ。 華月の発言を聞いて「だったらいいですねぇ」と笑いを零す]
不思議な方法……?
[冷静で理性的に見える彼からそんな言葉が出たのは意外だった。しかし、この不思議な場所では、その現実味をもたない言葉こそしっくりきたのも事実で]
……そうかもしれませんね。
[ぽつり、納得したように呟いた。 >>104 外に出るといった華月に頷く。咳き込む姿を見れば慌てた顔になり、]
ムリしないでくださいね! 何かあったら……えーと、特に何もできないですけど。 できることあったらしますので! 私も何かわかったら、そうだ携帯……は、 バッグの中でした……。えと、大声出しますのでぇ。
[レティーシャが華月とともに行くのならふたりを、残るというなら華月ひとりを、扉の前で見送るだろう*]
(108) 2014/10/29(Wed) 22時半頃
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皆、死んだと思ったら此処にいた…か。
[誰にでもなく、自身に言い聞かせるように。 ともあれ建設的に考えようというのは、もっともなことに思えた。>>106]
果樹園か…。 いざとなったらお世話になろう。 ありがとう。
[うん。と小さく拳を作り。]
メアリーの言っていたように地図も欲しいし 俺はもうちょっとこの辺りを見てみようと思う。 皆はどうする?
[分担したほうが効率がいいというなら、別れて。 そうでなければ共に行動するだろう。]
(109) 2014/10/29(Wed) 22時半頃
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― 資料館2階 ―
[とりあえず、他の部屋をあたろうと階段を上がる。人気の無い資料館は手入れも行き届いていないのだろう、階段の隅にうっすら埃があるのを確認して眉を顰める] これじゃお客さん入らないですよぅ。
[文句を零して、二階の廊下を見渡し、暫し思案。 居並ぶ扉の一番奥まで行くことにした]
お邪魔しまぁす。 んー、ここは……館長室とかでしょうか?
[古ぼけたソファセットに大きなデスク。壁側には大きな棚。 クリスは棚に近づいて手近な書籍を手に取る]
(110) 2014/10/29(Wed) 23時頃
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これは……図鑑……。 こっちは、医療書? 先端医療とは程遠い感じですねぇ。
……ん。あら? これって……。
[古ぼけた本の中では真新しいといってもいい、小さな手帳を見つけ取り出す。年末にもなればボストーカの街でも目にする、つるりとした表紙のそれは黒いスケジュール帳]
ナントカスキンでしたっけ。有名なやつですよね。 20**版ですかぁ。2年前ですね、ふぅん。
[ぱらぱらとめくる。筆跡からして男性だろうか、癖のある右上がりの字体をした力強い筆記]
……気が付いたら見知らぬ土地にいた。 [巻末のノート部分に書かれたメモに目を留め、音に乗せた]
(111) 2014/10/29(Wed) 23時頃
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死んだかもしれない、悪夢…
[ふと、何か考えこむようなそぶりをしてから]
治療所に心当たりはありませんが、 うろつくこと自体は大丈夫そうですし
探してみましょうか。
(112) 2014/10/29(Wed) 23時頃
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地図かぁ、それじゃあこの近くに、地図のある場所でもあるかも? ほら、此処って大体この街…村?の中心ぽいし。
僕は特に目的も無いけど、色々ぶらついてみようかな。
……デメテルちゃんはどうする? 僕はその辺を散歩するだけだから、この二人についていってもいいけど。
[特に目的の無い散歩だ。どうしようか?と少女に尋ねて、一度繋いでいた手を離す。 もし一緒に来たがる様なら、また手を繋ぎなおそうとするのだが]
(113) 2014/10/29(Wed) 23時頃
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……あっ! いけね、忘れるとこだった!
ねっ、誰か携帯貸してくれない!? 僕、何か携帯も失くしてたんだけど、家族に電話しなきゃ!
あぁっ……タリア、心配してなきゃ良いけど……。
[別行動をとろう。と、した所で慌てた様にふたりに物尋ね。 さっ、と表情を狼狽させて、携帯を使いたい事を申告しているが。
さて、タリアとは誰、と云う言葉がどちらから漏れたら、デメテルの時と大体同じ流れになる>>74]
(114) 2014/10/29(Wed) 23時頃
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はぅあぃっ?!
[ガタリ、隣の部屋から物音が聞こえ、声をあげる。 次いで扉を開ける音]
え、あれぇ?
[開きかけた手帳を閉じて机の上に置いて。 部屋を出、いましがた開かれたばかりの扉を見つめる。 果たしてそこには――]
はじめまして? あの、ここの方ですかぁ?
[目の前にいた顔色の悪い痩せた男に尋ねかける。 無論はじめて見る顔だ。男は目を見開き、クリスを凝視してくる]
(115) 2014/10/29(Wed) 23時半頃
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