3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…
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続きは、また、後でな
[眦から唇に移ろうとした、口は言葉を綴る。
―――……共に生きよう。
唇の端をあげた。陽光に溶け始める濃紺。 溶ける前に見た空は、薄紫から蒼へ。
―――……忘れない。 もし、失われる色があったとしても、朝焼けの色が傍にいれば。 薄紫は始まりの色。辿れば全ての色が見える。 明け暮れる世界のように。
一度閉ざされる濃紺。 義眼の左眼が最後に見せたのは、晴れた空を渡る蒼い蝶**]
(45) mitsurou 2010/03/10(Wed) 12時半頃
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[ 身体は闇の中に融けて。 心は光の中に溶けた ]
(46) waterfall 2010/03/10(Wed) 12時半頃
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[地震の後。生存者でもなく、死傷者でもなく、行方不明者でもなく、彼の名前はそこになかった。 否、生き残った生徒の口から彼の名前が出れば、その名は出たのかもしれない。
ただ、救助作業が終わり、数日経った後も彼の遺体はなく、また持ち物も鞄が一つ、職員室前に置かれていただけで他は何も見当たらなかった。 脱いだはずの白衣も。
校長室に置かれた離職届。理科準備室に用意されていた残りの授業分のプリント。 いつおかれたのか。
だから、彼はその日学校からは立ち去ったのだと、警察側は考えたようだった。
けれども、卒業式が執り行われれば、化学教師の姿を見たものと、見なかったものに別れるだろう。 うるさくしていれば小突かれ、その視線を受ければまるでそこにいるように思えたかもしれない。
卒業式にピアノの音が響けば、光の中白衣が見える。
それが、誰の鳴らした音でも、その目には、彼の姿が映るだろう。 初めからそこにいたように、「生徒」を見守るように*立つ姿が*]
(47) waterfall 2010/03/10(Wed) 13時頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
JACCY 2010/03/10(Wed) 13時頃
奏者 セシルは、紐 ジェレミーに小さく手を振った。
azuma 2010/03/10(Wed) 13時頃
問題児 ドナルドは、化学教師 スティーブンは、いてら。ジェレミは、こんにちはノシ
mitsurou 2010/03/10(Wed) 13時半頃
いきもの係 キャロライナは、あんだろはライナスとアイザックかなぁ、と独り言ぶつぶつ
ひびの 2010/03/10(Wed) 13時半頃
いきもの係 キャロライナは、用務員 バーナバスがグロリアを助けに行くのを待ってるよ。
ひびの 2010/03/10(Wed) 13時半頃
問題児 ドナルドは、メモを貼った。
mitsurou 2010/03/10(Wed) 13時半頃
問題児 ドナルドは、いきもの係 キャロライナも、こんにちは、だ。
mitsurou 2010/03/10(Wed) 13時半頃
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[闇が消えて どこかで閉じようとしていた扉が開き始める]
あーん あーん
『ねぇママ どこかで…赤ちゃんが泣いてるよ』 『ちょっと ここから赤ん坊の声がするぞ ここを開けろ 誰か!!』
[ゆっくりと明るくて暖かい光が狭くて冷たい世界に差し込んでいく]
あーん あーん
『ああ冷たい!どなたかこの子を包む物をもっておられませんか?』 『あたし今タオル持ってる!あんたのも貸しなさいよ!』 『---っ あ うんうん』
(48) LittleCrown 2010/03/10(Wed) 14時頃
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[沢山の違った声 違った色が赤ん坊の周りで跳ね回る]
あーん あーん
『おなかすいているんじゃないかねぇ』 『ああ・・・あたし今授乳中なんです よかったら そのこに』
あーん あ---ん あ---ん
[力強く青空に泣き声が響く]
よかったね… コインロッカーの周りに増えてくる人垣を眺めてニッコリ笑った
(49) LittleCrown 2010/03/10(Wed) 14時頃
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あたしはやっぱりあいかわらず暗いところに独りでいるのは苦手。 我侭で甘ったれで気まぐれで、人を傷つける事もある
困った人間だと思うけどそんな自分はそんなに嫌いじゃない。
起こった事は消えないから、 でも癒していくことはできる
[手を伸ばした少女の手が消えて 蒼い蝶が高く高く羽ばたくのを見送った]
(もしかしたら…もうそこにいないんじゃないか ずっと望んでいるんじゃないか どこかへ消えてしまう事を ---ずう-っと そう思っていて…)
[確かめるのが怖くて目を閉じた]
(50) LittleCrown 2010/03/10(Wed) 14時頃
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名前を呼ぶ声がすれば…
あたしは ここにいるよ
[にこりと唇をほころばせて その声へと光へと向かっていく]
---墓下死亡パターンエンド---
(51) LittleCrown 2010/03/10(Wed) 14時頃
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マネージャー ピッパは、メモを貼った。
LittleCrown 2010/03/10(Wed) 14時半頃
紐 ジェレミーは、マネージャー ピッパを抱きしめた。
JACCY 2010/03/10(Wed) 14時半頃
マネージャー ピッパは、美術部 ミッシェルに手を振った。
LittleCrown 2010/03/10(Wed) 15時頃
美術部 ミッシェルは、そんな訳でこんにゃちわー
ミニ 2010/03/10(Wed) 15時頃
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―某日・病室―
[悪夢の様な夜が明けて数日後。 どこまでも白い壁と天井、無機質な医療器具の立ち並ぶ部屋 学校からそう遠くない総合病院で目を覚まし、 その後の顛末を記憶とは異なる形で知る事となった。
地震と事故の複合災害、 見ていた光景と食い違う説明を、 現実として受け入れるにはまだ時間が掛かりそうで。]
(52) ミニ 2010/03/10(Wed) 15時半頃
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―スクラップブック―
『2月末に発生した、 議事台高校の未曾有の大規模崩落事故について続報
警察は19xx年度の改装工事を受注した****建設の違法な工事がその原因であるとし、 当時の現場監督を始め関係者各位に事情聴取を開始…………』
『崩落した校舎から白骨死体!?
悲惨な事故で未だ記憶に新しい議事台高校から、 新たに衝撃的な事実が発覚した。 生存者からの指摘を受け不自然に整えられたコンクリートを発見、 詳しく調査した結果、 死後十数年以上は経過したと見られる遺体が確認された。
一部からは同高校で過去に行方不明になり捜査が打ち切られた ケイト・グリフィズさんではないかと言う声も上がっており…………』
(53) ミニ 2010/03/10(Wed) 15時半頃
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[ベッドの周囲に掲げられた紙片の群れから目を離す。 たとえあれが現実の出来事でなくとも]
夢じゃ、ない。
[自分で覚えている事を無かった事にはできない。 起きた事も、起こした事も、
壁の向こう、あの場所から響き渡る音。 いつか再び空を見上げる事ができるだろうか。
鐘が別れの日を告げる、その時までには**]
(54) ミニ 2010/03/10(Wed) 15時半頃
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美術部 ミッシェルは、不意打ちにエンドRP完了、投下完了
ミニ 2010/03/10(Wed) 15時半頃
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― IF そして目覚めた世界で ―
[白が眩しい病室。 白い枕に柔らかな髪を散らして。 白いシーツに埋もれる身体は、酷く細く見える。]
セシル……―――
[そんな空間では、一際目立つ赤毛を持つ男が、 ベッドに横たわる人の名を呼ぶ。
個室には、他に人影はない。 家族は席を外したのか、居ない間を狙って忍び込んだのか。 呼ばれた青年の顔に影が落ちる。]
いつまで寝こけてんだ。王子様。
[眠り王子の顔を覗き込む濃紺が細まる。 右手が伸びて、相手の頬に触れた。 つっと指先が滑って、首筋の傷に触れる。]
(55) mitsurou 2010/03/10(Wed) 15時半頃
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卒業式でねぇ気かよ? それともなんでぇ……―――
[ドナルドの唇の端が、持ち上がる。]
眠り姫でも、気取ってんのか? 俺は騎士って柄じゃねぇぞ。
[忘れていたらなどとは、考えない。 セシルと呼ばれた青年の顔にかかる影が濃くなる。
―――……触れる、唇と唇。
もし、それで薄紫が開くことがあるのなら。 その色に、一番に映るのは 濃紺(自分) だと良い。
案外ロマンティストだったらしい、 将来の花屋店主は、そう思う。 さて、眠り王子の瞼は持ち上がるか、否や*]
(56) mitsurou 2010/03/10(Wed) 15時半頃
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マネージャー ピッパは、問題児 ドナルドをはさまなくてよかったと涙目でブルブル震えた
LittleCrown 2010/03/10(Wed) 15時半頃
問題児 ドナルドは、マネージャー ピッパに気をつけていってこいよ!と手を振ったノシ
mitsurou 2010/03/10(Wed) 15時半頃
問題児 ドナルドは、マネージャー ピッパに何故震えるのかと、小一時間問いただしたかったが、見送った。
mitsurou 2010/03/10(Wed) 15時半頃
奏者 セシルは、問題児 ドナルドに盛大にどうようしt
azuma 2010/03/10(Wed) 15時半頃
華道部 メアリーは、ピパいてらっしゃいー!
oranje 2010/03/10(Wed) 15時半頃
問題児 ドナルドは、公務wちょwwwセシルは無理すんな、よ(思わず芝が生えた
mitsurou 2010/03/10(Wed) 16時頃
問題児 ドナルドは、美術部 ミッシェル>>-909 酷いコントだと思った。やべぇ、面白いと思っちまった(←
mitsurou 2010/03/10(Wed) 16時頃
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―IF END2>>55― [意識は、どのくらいの間 闇の中を彷徨っていたのか。 ひかりが意識を浮上させようと、していたのか。 白い部屋、現われた 影は、 其処だけ切り取ったように鮮やかだ。
―――唇が触れる。]
…、―― …
[それが 合図。 ゆっくりと、瞼が開いた。]
(57) azuma 2010/03/10(Wed) 16時頃
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[薄紫が、濃紺を映して、 焦点が合うまで、暫し。 一度、瞬きをしてから薄く唇が、ひらく。] …、…
ドナル ド…?
[――これは、ゆめではないのか、と。
ひどく ゆっくり 指先を、伸ばした。 それはもう光に透けることはない。 触れることは、叶うだろうか]
(58) azuma 2010/03/10(Wed) 16時頃
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[叶うなら――薄紫が大きく揺れて。]
ドナルド、…、
――っ、…
[両手を伸ばして、 しがみつくように抱き寄せた。
傷つけるも、なにも、なく。 ただ 傍にと 思う心そのままを示すように*]
(59) azuma 2010/03/10(Wed) 16時頃
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奏者 セシルは、此処からコントなのか … それはたいへんだ
azuma 2010/03/10(Wed) 16時頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
azuma 2010/03/10(Wed) 16時頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
azuma 2010/03/10(Wed) 16時頃
美術部 ミッシェルは、ケイトは二度闇に沈むのか、合唱。
ミニ 2010/03/10(Wed) 16時頃
奏者 セシルは、そこでケイトが出るのk
azuma 2010/03/10(Wed) 16時半頃
美術部 ミッシェルは、涙目さんをうにうに撫でた、動作が名状したがき何か風なのは気のせい。
ミニ 2010/03/10(Wed) 16時半頃
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[闇の中、眩い光が目に飛び込む。 一緒なら消えてしまってもいい、その決意は 光によって不意に揺らいだ。
―― 還りたい と
捨ててしまったその思いが鳶色を揺らす。 夕陽の差す校舎、手にした一眼レフの重さ、ビー玉坂、風に揺れる金色。全てが美しくて捨てきれない己の執着。]
(いっしょに、かえりたい)
[眩さに飲み込まれれば 共に立つ人の手を強く強く握って瞼を閉じた。]
(60) oranje 2010/03/10(Wed) 16時半頃
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―病院の一室―
[瞼に閉じ込められた鳶色がゆっくりと顔を出す。 霞む眸が映したのは、高い高い天井。 ゆっくりと上半身をもたげ、辺りを見渡す。]
還っ……て、きたの?
[白いシーツに白いベッド、消毒液の臭い。全身の倦怠感、そして未だ身体に付きまとう浮遊感、寂しさ。 あの散々に彷徨った学校でもなく、落ちた闇色の中でもなく、何の変哲もない病院の一室。 願った先の夢の続きを見ているのかもしれないと、何度となく思った。 それでも己の熱さや鼓動が生きていることを実感させて
――かつん、とベッドから落ちる音。]
(61) oranje 2010/03/10(Wed) 16時半頃
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ビー、玉……
[ころころと床を転がる、青と赤の真ん中の色。同じ色。 染まりたいと願ったビー玉。]
……そうだよ……!
[闇の中交わした約束。握っていた手はいつ離れたのか。 ――彼は今、どこにいるのか。
ベッドを降り、ふらつきながらも廊下を駆け出した。 後ろで誰かが注意する声は、彼女の耳には届かない。]
約束、したから。ずっと一緒だって!
[赤い糸は今はもう見えないけれど、彼女は笑顔で走り続ける。 己の走る先に必ず彼はいるのだ。ずっと、この先もまだ続くなら**]
(62) oranje 2010/03/10(Wed) 16時半頃
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いきもの係 キャロライナは、美術部 ミッシェルの動作が名状したがき何かっぽさに、がくぶるしつつも撫でられている
ひびの 2010/03/10(Wed) 16時半頃
奏者 セシルは、甘味をもうひとつ積んでみる{2}
azuma 2010/03/10(Wed) 17時頃
奏者 セシルは、だめだとける。
azuma 2010/03/10(Wed) 17時頃
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― IF そして目覚めた世界で2 ―
[ただ触れるだけで離した接吻け。 じっと見詰める瞼は、長い煙るような睫を揺らして、果たして開く。]
嗚呼……―――
[名を呼ばれて、吐息のように零した肯定。 焦点を取り戻した薄紫に、 微笑んでいる隻眼の濃紺を見た。]
(63) mitsurou 2010/03/10(Wed) 17時頃
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此処に居る。
傍にいるぜ?
セシル……―――
[透けることのない指先が、ドナルドを捉えた。 しがみつくように抱き寄せられると、ドナルドも相手の背に手を回す。 その左手は、石膏が嵌められてはいた、が。 暫くすれば、両手で抱きしめることも叶うだろう。]
(64) mitsurou 2010/03/10(Wed) 17時頃
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―――……おかえり セシル
[胸に抱きとめて、耳元に囁く言の葉。 自然に零れた、想い。
―――……セシルがいつでも帰ってこれる存在(場所)で 自分が在れる様に*]
(65) mitsurou 2010/03/10(Wed) 17時頃
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美術部 ミッシェルは、しんでれらボーイに特大ジャムパン(肘から指先まで)を謹んで贈呈した。
ミニ 2010/03/10(Wed) 17時頃
華道部 メアリーは、甘味いただき!{6}
oranje 2010/03/10(Wed) 17時頃
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― IF そして目覚めた世界で3 ―
…、……―― っ… か、 った
[よかった。 お前は帰るのだ、と繰り返したこと。 憶えている。闇の声も、 切り裂かれた者たちも。
――此処に居る。
言葉が聴こえ、まだ上手く力の入らない手で 掴んだシャツを、きつく握りしめた。]
(66) azuma 2010/03/10(Wed) 17時半頃
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…、 ――
[耳元で囁かれた言葉に、 躊躇いがちに顔をあげ]
…、…――
…… ただい ま、
[――、微かに 笑みを浮かべ そう 謂った*]
(67) azuma 2010/03/10(Wed) 17時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
azuma 2010/03/10(Wed) 17時半頃
風紀委員 ディーンは、待って俺背骨逝ってるからダイヴされたらきっと大惨事!!
ふらぅ 2010/03/10(Wed) 18時頃
理事長の孫 グロリアは、ぐうしてる人にひざまくらしといた
sen-jyu 2010/03/10(Wed) 18時半頃
演劇部 オスカーは、くろねこもそもそ中。
tasuku 2010/03/10(Wed) 19時頃
長老の孫 マーゴは、エピロルとろとろ書いてます。いる人いない人もこんばんはノシ
utatane 2010/03/10(Wed) 19時頃
奏者 セシルは、長老の孫 マーゴに小さく手を振った。 ヘクター、ケイトと会えればいいのに。
azuma 2010/03/10(Wed) 19時半頃
奏者 セシルは、演劇部 オスカーにおつかれさま、と謂った。アップデートはな…。
azuma 2010/03/10(Wed) 19時半頃
演劇部 オスカーは、いきなり来るからね、アップデートは…箱使えるようになったんで、エンドかきかき。
tasuku 2010/03/10(Wed) 19時半頃
長老の孫 マーゴは、ああ、オスカー君に先を越されてしまうのか><
utatane 2010/03/10(Wed) 19時半頃
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−if?総合病院・とある一室−
[気が付けば、病院の白い部屋で横になっていて。 力強く手を握りしめてくれているのは母さん。] 「目が覚めたのね、良かった…。」
[そう目を潤ませる母さんの後ろで、 堰を切ったように泣き出したのは、父さんで。 いつだって怒ったような顔をしている父さんが、 ひたすら私の名を呼んで泣いているのに戸惑って。 母さんはというと、困った人ね、と言いながら、 ナースコールを押したりして。 自分が事故に巻き込まれて病院に担ぎ込まれた、 というのを知ったのは、駆けつけた主治医に診てもらって、 看護婦さんがなかなか泣きやまない父を追い出して、 母と二人きりになってからだった。]
(68) utatane 2010/03/10(Wed) 20時頃
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[私は長い間意識を取り戻さなかったらしい。 地震が起こった直後のことを聞かれたけれど、 私は 何も 思い出せ な かった。]
(69) utatane 2010/03/10(Wed) 20時頃
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エミール兄さんは?
[ようやく落ち着いた父に、従兄の安否を尋ねても、 戸惑った様子で母と顔を見合わせたりして。]
…どうしたの?
[どうやら事故とは無関係で、連絡がつかないらしく。 兄貴になんて言えばいいんだ、と父が頭を抱えているのを、 ただぼんやりとみていた。] (兄さんが、私に黙って何処かへ行ってしまうなんて…。)
[ズキン…!頭痛がした。]
『さようなら。』『行ってらっしゃい。』
…あれ?私、兄さんを見送ってる? いつ…、何処で?[思い出せない。]
(70) utatane 2010/03/10(Wed) 20時頃
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[でも、黙っていなくなったわけじゃないからいいかな、 なんて思ったけれど、そんなことは両親には言えなくて、 ただぼんやりとしていた。]
(71) utatane 2010/03/10(Wed) 20時頃
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−総合病院・廊下−
[翌日から、少しは体を動かしなさいと、 看護婦さんに促され、散歩がてら院内を歩く。 同じく事故に巻き込まれた生徒達も 多数入院しているのだけれど、なんだかおかしい。] (ど う して…?)
[当たり前のように、一人の少年の名を出され、 知らない、と答えると、 早く会えるといいね、と返ってきて、 動揺して赤くなる私をみて、 あたたかい視線を向けてくる。 私、いたたまれなくなってその場を立ち去る。 その繰り返し、だったから。]
(な ん で、私が、 のこと、 ちょっといいなって思ってること、皆、知ってるの? 誰にも言ってないはずなのに、なんで!?)
(72) utatane 2010/03/10(Wed) 20時頃
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[廊下に置いてあるベンチに腰かけて、一人悶える。 あの事故の日に、なんか頑張っちゃったりしたのだろうか? でも、告白はきっとまだしてないはず。だって…。] コロリ…。
[寝間着の上に羽織っているカーディガンのポッケから 薄緑色のビー玉を取り出して、手の平で転がす。 発見された時からずっと握りしめていたらしい。 強く強く握りしめていたので、 なかなかほどけなくて大変だったらしいと母から聞いた。 このビー玉は、きっと卒業式の日におくるつもりで 買ったのではないかと思うのだ。]
(73) utatane 2010/03/10(Wed) 20時頃
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[何故ピンクではなく緑色なのかは、自分でもわからない。 ピンクなら、ただ黙って差し出せば意味は通じるのに。
私はこのビー玉をなんて言いながら渡すつもりだったんだろう? 祈るのは健康?癒し、そして安らぎの緑。]
「元気でね。」
[そう伝えることさえできれば満足なのかもしれない。 なのに、なんで知っている人がいるのか、とか。 なんだかとてもいたたまれない。 火照った頬に手を当てて冷やしながら、病室へと向かう。 捻った足はもうテーピングだけになっているから、 ゆっくり歩けば、手すりにつかまる必要はなく。 …なんだか胸が苦しいのは、事故の後遺症だろうか? 窓の外が暮れなずむのを見つめながら、ぼんやりと考えて*いる*]
(74) utatane 2010/03/10(Wed) 20時頃
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