173 【突発RP村】夢の通い路
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>>49…ほう、中々よいと思うよ。 花束でなくても薔薇の一本でも十分かもな。
他にも、例えば、食事の支払いをするでも効果的だと思う。 アイコンタクトで見つめるだけとしても、中々とは聞くね。
[それが彼の国で通用するかは別として、だ。]
(56) 2014/04/21(Mon) 00時半頃
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そら、一番は行動することが大事さ。 気後れしないで、ね。
[と言いながらも、積極性の薄い自信は矢張り疎い部類に入りそうだと内心自嘲して。]
(57) 2014/04/21(Mon) 00時半頃
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[忘れていたもの。それは彼に関する、記憶。
何故、男のように振る舞うのか。 なのに何故、髪を伸ばしたのか。
ささやかな矛盾は、"友人"の名で隠した気持ちと、自らの成長が招いた齟齬。]
悲しかったんだ。 男の子みたいな僕は、好きじゃないのかなって。 髪飾りが、似合うようなそんな人になれって言われてるようで。
[いつの間にか成長して、背が伸びて。 男か女か曖昧だった自分も、より女性に近づいたとも気付けずに。 ただただ、子どもの頃の延長をすごす。 関係が軋みだす。]
(58) 2014/04/21(Mon) 00時半頃
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でも、同時に嬉しかったんだ。 僕も好きだったから。 でも、
[伸ばされた手は頬に触れた。 嬉しかった。 でも、歪めた自己が、軋んだ、悲鳴をあげた。]
涙が出て。 それを見たあの人は、悲しそうに笑って。 なんて言ったらいいかわからなくて。
[逃げて、捨てて。 気付いたらここにいた。]
(59) 2014/04/21(Mon) 00時半頃
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僕は、
[撫でる手が、重なる。 過去と、夢と。 撫でているのは女性。]
答えを探すための髪飾りを無くしてたんだ。
[それが、僕の願いなのだろう]
(60) 2014/04/21(Mon) 00時半頃
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HA-HA-HA。 そりゃそうだ。
[何度も何度も頷いた。]
Hammer(撃鉄)を起こし、 Trigger(引き金)引かねば、Bullet(弾丸)は発射しない。 当たり前のことだな。
[実直そうな返答>>56>>57。疎い>>48という言葉には裏はなさそうだ。]
"同じ立場"からの後押しってことで… んじゃあ、ちょっくら機会を見て行って来るわ。
[そう言って、預けていた銀のプレートを受け取ると、さっと軽く手を振って歩き出そうとする。]
サンキュ。 アンタもすぐに見つかるといいな、探しモン。
[一度振り返ってそう告げながら。]
(61) 2014/04/21(Mon) 01時頃
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>>61ああ、そうだな。 チャンスはまた来るとは限らない。
[もう一度はもう来ない。去り行く彼の背中にそんな言葉を続けようとして、ぴたりとやめて。]
(62) 2014/04/21(Mon) 01時頃
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[女は小さく笑うと、一度手を離して。 彼女の髪を、ひとつ撫でる。]
髪飾りは、返してあげる
[彼女が本当にそれを望むなら。 彼女の髪に、あるのが当たり前のように。 それは姿をあらわすけれど。]
でも、髪飾りだけではダメよ
[それは所詮、夢の中の紛い物。 本当に彼女が、それを欲しない限り。 それは、現世には現れない、ただの幻。]
無くしてしまったものは、取り戻してあげる でもまだ、手に入れてないものは、あげられないわ 全て貴方次第なの、ここではない何処かのね
(63) 2014/04/21(Mon) 01時頃
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[彼は何かを見つけたのだろうか。 事情は知らないが、頑張って欲しい、そう願った。
自分の探し物は近い。 何処かの扉の先にあるはずだと、確信しつつあった。]
(64) 2014/04/21(Mon) 01時頃
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[『髪飾りだけではダメよ』
その言葉は心に刺さる。 まだ手に入れてない答え、それはここで見つける物ではない。]
無くしたものは、問いだから。
[白く何も書かれていない紙、そこにやっと問題が刻まれた。 だから、あとはそれを持ち帰って解くだけ。
それが、宿題。]
答えは、必ず、見つける。
[誰かに頼っても。 遠回りをしても。 どんな答えでも。
自分の納得のいく答えならば、誇ることができるのだと。 ヒーローが教えてくれた。]
(65) 2014/04/21(Mon) 01時頃
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[髪には、赤い花の髪飾りが揺れる。
視界は、良好。]
(66) 2014/04/21(Mon) 01時頃
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貴方の答えが、素敵なものであるといいわね?
[そう言って微笑む女主人。 私にもこんな時代があったろうか。 過去にはあったのかもしれない。 それは、遠く過ぎ去った美しい時代。 そんな風に見えて。]
もう忘れないで、大事なものを もうなくさないで、大事なものを
[軽く叩く、肩。]
もう貴方は帰れるわ 好きな時に、好きな場所で、お帰りなさい そして手に入れてきなさい 貴方の本当に欲しいものを
(67) 2014/04/21(Mon) 01時半頃
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美術家 ギネスは、メモを貼った。
2014/04/21(Mon) 01時半頃
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……うん。 答えはすぐに出ないかもしれないけど…
もう、忘れない。
[肩を優しく叩かれると、勇気を貰ったみたいで、胸が暖かくなる。 進もう、前に。]
ありがとう、僕、がんばるね。
[微笑み、元気に告げると最後に寄るべき場所へ行くため、部屋を後にした]
(68) 2014/04/21(Mon) 01時半頃
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いってらっしゃい、レディ
[彼女が部屋を出るのを見送ると、女主人はふわりとかき消える。 自分を探している気配に、送った煙。 そこまで、移動しなくては。]
(69) 2014/04/21(Mon) 01時半頃
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[女がケヴィンの後ろに立っていたのは、いつの事だったか。 暫く後だったかもしれないし、すぐだったかもしれない。]
何か、見つかった?
[そう問いかけながら女は、首を傾げた。]
(70) 2014/04/21(Mon) 01時半頃
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『チャンスはまた来るとは限らない。』
[ギネスの言葉>>62が背中に刺さる。 訪れるべき場所に、足を向ける。
本来ならば、もうすることは何もない。 胸の奥底に芽生えた新芽を摘めばいい。 ただ、それをしない。
此処からは不要な事。お節介ですらない。自己満足。]
(71) 2014/04/21(Mon) 02時頃
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[チャンスがまた来るとは限らない。 去り行く男にかけた言葉に、自らが言を詰まらせる。]
…そうか。 多分、な。
[そうこうするうちに一つ、扉を見つけた。真っ白に異国のペン―毛筆というやつだろうか―で書いたような模様があった。その模様に感じることは無い。きっと目立つようにとかそういう下らない理由なのだろうと思う。]
(72) 2014/04/21(Mon) 02時頃
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美術家 ギネスは、メモを貼った。
2014/04/21(Mon) 02時頃
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― 池 ―
[廊下を歩き、和室を抜け。目指すは鯉のいる、中庭。 飛び石を跳ね、池を覗きこむ。]
………似合う、のかな。
[鏡面となった池に、髪飾りをした自分が映る。 赤い、デイジー。 少し恥ずかしげに、手に持っていたヒーローのお面で顔を隠す。 水面で仮面ドライバーが髪飾りをつけていた。]
(73) 2014/04/21(Mon) 02時頃
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[しばらく水面を見つめていると、波紋が像を乱す。 鯉だ。 3匹揃って、泳いできた。 今度は何かを欲するそぶりは見えない。 池の中で、色を、模様を見せつけて、優雅に。 斑も残りのに引きと一緒。 黒と赤は、追う、追われるではなく、寄りそうように。]
うん、良かった、みたい。
[黒は、あの人。 赤を、女の子の自分を見ていた、あの人。]
(74) 2014/04/21(Mon) 02時頃
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[しばらく池を眺めた後、その場を静かに立ち去る。 奥に見えるのは、竹垣と、扉。 吸い寄せられるように、その扉を開く。 その扉の先、夢の終わりへと、足を*向けた*]
(75) 2014/04/21(Mon) 02時頃
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ヤヘイは、ジェニファーの部屋に向かう途中、赤い胡蝶>>68が舞って行くのを見かけた。
2014/04/21(Mon) 02時頃
ヤヘイは、「くくっ」 [緩んだ口元。足取りが自然と軽くなる。]
2014/04/21(Mon) 02時頃
ジェニファーは、ヤヘイを見かけた。何をしているんだろうと思った。
2014/04/21(Mon) 02時頃
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― 毛筆の部屋 ―
[部屋を開けてみるとテレビと、何かの道具のようなオブジェがあった。それ以外は白い壁、窓も無い、椅子も無い。実に殺風景な部屋だった。
テレビからはニュースが流れている。その日付は10年近く昔を示していて、番組名から地方ニュースであることが把握できる。
そのニュースでは、とあるバスのローカル線が廃線になると、山奥の沿線に生活者がいなくなったことが理由だと報じていた。]
(76) 2014/04/21(Mon) 02時頃
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[場面は切り替わり、運転手の初老の男性に話が移る。長年、この路線の担当だったと説明されている。
次にスポットを当てられたバスは長年使ってきた小汚いものだった。1日1本だか2本のバスを交換することはなかったのだろう。 即ちそのペアは、廃止と同時にそれぞれ役目を終わることになる。
私もこれも、ずうっとこの路線の担当して、おじいちゃんになりました。なくなるのは切ないけど、路線もバスも私も古いからしょうがない。運転手は寂しそうな表情でインタビューで語っていた。]
(77) 2014/04/21(Mon) 02時頃
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― ジェニファーの部屋の前 ―
此処は店だと言ったな。 メニューの一つも見当たらないところを見ると、 会員制と言ったところか。
[視線を何処からか感じれば、自然と口が開く。 声を掛けた先は何処かの視線の主(ジェニファー)ではなく]
生憎とプラチナカードが見当たらない。 顔パスでよければ、開けてもらいたい。
[この建物の中、作られた店内にいながら、ジェニファーの部屋の前。]
(78) 2014/04/21(Mon) 02時半頃
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[女主人の部屋への来客は、始めてではなかったか。 いや、先ほどの女の子がいるから二人目か。 女主人は、扉を開く。 というより、開けと思えば開くものなのだ。]
あら
[そこには、ここに来る時に酔っていた男の姿があって。]
目は覚めたのかしら、お兄さん
[そんな声が、聞こえてきたことだろう。]
(79) 2014/04/21(Mon) 02時半頃
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[続いて、テーブルのオブジェを手に取る。 それはオブジェではなく、自分の仕事の結果だった。
便利ツール19号(仮)。 社内では評価は割りとよかったのか、一般向けの展示会に抜擢された曰くつきの品。] 私の作品、何故此処においてあるのだ。 いや、何か書いてある―。
[今までの流れとは異なるオーパーツに疑問を隠せず怪訝な顔をして調べる。すると、底側に、汚い落書きのような字を見つける。
こんな文字は自分は入れた覚えが無い。そう思い、何を書いてあるのか読もうとして―危うく作品を落としかけた。]
(80) 2014/04/21(Mon) 02時半頃
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[自然に天井を仰いだ。落とさぬよう作品をテーブルに置く。 顰めた面を強く変化させながら、観念したかのようなため息を何度も吐いた。 そうか、そういうことか。ああ。だからか。 その言葉を何度も繰り返している。
『―何コレ、ただのガラクタじゃん。捨てちゃおうよ。』
落書きは、子供の字でそう書いてあったのだった。]
(81) 2014/04/21(Mon) 02時半頃
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お兄さん。 嬉しいね。そんな呼び方はもう十年近く聞いた覚えがない。
[彼女の言葉を、軽く繰り返す。前回聞いたのは繁華街の客引きの言葉だった気がする。]
目は覚めてねえな。 酔いは冷めたが、代わりに逆上せ上がってしまったからな。
[彼女に晒したのは今までと変わりない姿格好。違うのは、ワイシャツのボタンがしまり、ネクタイが結び直されていた程度か。何故か、手には薔薇の花束が握られていて]
デートのお誘いに来た、と言ったら受けてくれるかね。 こういうのはハイティーンのダンスパーティー以来だから、やり方を忘れちまった。
[ギネスのアドバイス>>56通りに、手にしたそれを彼女に向けて差し出した。幾本でも手に入るのならば、多い方が派手だろう。]
(82) 2014/04/21(Mon) 02時半頃
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あら?
[麩の向こうでは、男が何故か花束を持って立っている。 ワイシャツのボタンが止められて、ネクタイが結び直されて。 酔いは覚めたとの言葉通りなのだろうかとも思ったけれど。]
私なんかをデートに?
[酒はまだ、残っているのではなかろうか。 そんな風にも、思えてしまって。]
構わないけれど
[何の意図があるのかは、わからなかったけれど。 女主人は、その申し出を受ける事にした。]
(83) 2014/04/21(Mon) 02時半頃
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[花なんて、もらったのはどれだけ昔の話だったろうか。 記憶の中に、それがあったろうか。 探ってみたけれど、浮かんではこなくて。 どうしたらいいのかも、よくわからなかった。
とりあえず、花束は部屋に置いていこう。 持って歩くのは、恥ずかしいし。]
どこにエスコートしてくれるのかしら 教えてくれないと、衣装が選べないわね
[女主人は、首を傾げる。]
(84) 2014/04/21(Mon) 03時頃
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"なんか"。
[屋敷の空間からミステリアスを彩る薔薇の花束は手渡すなり、玄関脇かどこかに置くなりして手放しつつ、また繰り返した。]
いやいやいや、 古来から男はミステリアスな美女には興味津々だろう。
[此処は基本的に自分の心に向き合う場所。他人に、住人に関心を抱く人間は少ないのかも知れない。自分の願いが他人に向けられている自分のような存在は今まで果たしてどれだけいたのか。]
もしイケル口でしたら、酒でも飲みません? メリーゴーランドの方が良ければそちらでも構わないけど。
[いつしか花束の代わりに徳利が一つ。]
(85) 2014/04/21(Mon) 03時頃
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