60 ─昨夜、薔薇の木の下で。
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あ、……本、を [それから、ふと、読みかけの本を食堂に置き去りにした事を思い出す。 ……少し、躊躇いつつも、部屋を出た。
命の欠片を取りこんだ薔薇。 甘いその香が、幾分か、強くなったように感じて。]
……酷い、な。
[眉を顰めて、その香の中を行く。*]
(56) 2011/08/07(Sun) 09時半頃
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―廊下― [廊下を歩いていれば、ふときつい薔薇の香りと水の音。 シャワールーム、ランドリーも隣接する場所、 水の音が聞こえても特に不審には思わない。
そのシャワールームの中で、 冷水が出しっぱなしのシャワーの下、 崩れ落ちたフィリップの姿があることなど気づく筈もなく*]
(57) 2011/08/07(Sun) 10時頃
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― 回想・自室 ―
…自分でなくても 良いなら、か……
[テッドの言葉に小さく呟く。]
メルヴィル先輩? あの人なら、 自分を通しそうなイメージあるけど
[深くは知らない先輩の名前に、イメージだけでそう言った。]
… 結局、俺達の悩みって、 似たような物だったのかも知れない
俺も色々、 解った気は してる
[小さく息を吐くと、眼鏡の位置を人差し指で整えた。]
(58) 2011/08/07(Sun) 10時頃
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― 回想・自室 ―
[テッドの視線が鳥の本に向かったなら、 ああそれは、と答えを返す。]
フィル先輩のところの、 鳥が可愛くてついね
興味在るなら貸そうか
[笑って訊ね。 解散の流れになると頷いて、 二人に片手を掲げ挨拶とし見送った。
一人に為った部屋の中。 ――― *思うのは*]
(59) 2011/08/07(Sun) 10時頃
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― 自室 ―
[どれ程、時は経っただろうか。 セシルのその眸が開くまで、テッドにとっては長くも短くも感じた。 長い睫毛が持ち上がるのを見れば、ほっと息を吐くけれど。]
セシル先輩、なんでそんなこというんですか。
[聴こえた言葉に、くしゃっと顔を歪めた。 自分の信仰を知っていて尚、それを言う彼が腹立たしいのか。 それとも……――。 ぐるぐる回る感情では、どこが辛いのか判らない。]
(60) 2011/08/07(Sun) 11時頃
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――……憧れている人は、居ますよ。 でも、それは、夜、中庭に誘いたい意味合いではないです。
[フィリパに対して、性的な思いを抱いたことはない筈……で。 ただ、あの人のように清廉でありたいと。 彼が卒業したなら、力不足であろうけど 彼の後を継ぐような人物になりたいと。 そういう想いだと、自分では思っていて。
嗚呼、むしろ性的な何かを思ったことがあるとしたならば……。]
それでも、セシル先輩は協力とやらをするんですか? どうやって?
……身体でタラシこむんですか?
(61) 2011/08/07(Sun) 11時頃
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[同室者の肌に刻まれた痕が、眼に痛い。 淫靡な笑みに、自分が放った言葉に、かっと頭に血が昇った。 伸ばす腕は、彼の肩に。 逃げないならそのまま両肩を掴んで、ベッドに押し倒しながら。 そうでなくても放つ言葉は……――。]
先輩は、身体が繋げられれば、誰でもいいんですかっ?
[苦々しげに問う。 彼がずっと1人を思って、 1人で処理していたことを知っているから。 だから、想いの先が男同士ということは理解できなくとも、 彼と同室であれたのに。 誰に知られるより、護れればと、勝手に思っていた。 胸に渦巻くのは、裏切られたという、一方的な想い。
――……嗚呼、噎せ返るような薔薇の芳香に、眩暈。 否、眩暈を覚えるのは、芳香にか、それとも目の前の人にか*]
(62) 2011/08/07(Sun) 11時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2011/08/07(Sun) 11時半頃
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―医務室―
[ヤニクがヘクターを連れて戻ってくれば、体を起こして、運ばれる二人に付き添うようにその場を離れた。 窓の内側から、己を見ている目があることなど、知る由もなく。
医務室に着けば、眠る者たちの姿をしばらく眺めていたが]
ううん……
[医務室の中は、中庭かと勘違いしそうなくらいに薔薇の香に溢れていて、体が熱くなるのを感じた。]
……ちょっと、体、冷やしてくる…。
[この熱さは、屋外に長くいすぎたせいではないかと考えて、シャワールームへと向かった]
(63) 2011/08/07(Sun) 13時頃
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──中庭・回想──
[蔦が、ヴェスパタインだけではなくディーンをも巻き込むのが見えた気がした。ゆっくりと倒れる二人の身体。]
大丈夫……。
[眠るだけ。大丈夫。それはわかっているけれど、転べば怪我をするし、炎天下に置いておくわけにも行かない。 気持ちだけははやるけれど、ノックスから運ぶ頭数に数えられれば、思い切り困った顔をした。自分と30cmも身長の違う人、上級生が二人居るとは言え手伝いきれる気もせずに。 おどおどと対処に困っていたけれど、ヤニクが人を呼ぶと言ってくれたのでほっとした。木の陰に向かうノックスとは離れ、薔薇の木のほうへ向かう。]
……すごいや。
[誰かが気遣ってくれたのだろうか、折れかけた部分には添え木がなされ、けれどすでにそれが必要ないくらい、枝はみずみずしさを取り戻している。ランディと、ヴェスパタインと、ディーンと、三人分の生気を貰って……]
『違うよ、四人分』 『君に酷いことした、あの子の分も』
(64) 2011/08/07(Sun) 13時半頃
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えっ!?
[思わず声を上げる。煽ったのは自分のくせに薔薇の精は酷い事なんて言葉を使う。]
フィリップ先輩……も?
『君に手を出したりするから』
『少しだけおしおき』
『君はぼくの大事な契約者だもの』
[薔薇の精が笑い、頭を撫でるような気配がした。]
(65) 2011/08/07(Sun) 13時半頃
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[やがてヘクターと共に中庭を出ていくノックスの背中をじとりと見送って。 其の姿が見えなくなれば、クマに縁取られた眸は薔薇園の方へと向かう。 細く眇めて見詰める先に何かが有る様な気がして]
…………ふん。
[鼻を鳴らし、皮肉気に口端が歪む]
(66) 2011/08/07(Sun) 13時半頃
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―シャワールーム―
[朝うっかり、いたしてしまったが為に倒れたのを思い出し…次は絶対にそんなことのないように、と自分に言い聞かせながら、シャワールームの中に入ると水音が聞こえて]
先客……?って、ローウェル!?
[そこにあったのは、倒れたフィリップの姿。 傍に寄り、ぺちぺちと頬を叩いてみるも、反応がない]
湯当たり…?えっとえっと、とりあえず…
[出しっぱなしのシャワーを止めると、フィリップの上半身を持って脱衣場まで引っ張り出す。]
(67) 2011/08/07(Sun) 13時半頃
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神の教えに背き享楽に耽るのは構わんが……。 だが、気に入らんな。
煽られて、罪を罪と知らぬまま犯すは、詰まらん。
[がじり、と伸びた爪で首筋を掻く。
幾つもの赤い筋を作りながら。 薔薇園を見詰める視線は険しい]
(68) 2011/08/07(Sun) 13時半頃
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―廊下―
ぐ、は、おもっ……
[そして数分後、着替え直した少年は、意識を取り戻さないフィリップを、足を引き摺るような形で背負って、歩いていた。特に手助けもなければ、時間がかかっても医務室まで運ぶつもり。]
(69) 2011/08/07(Sun) 14時頃
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ノックスは、フィリップの体は、ちゃんとタオルで巻いている。
2011/08/07(Sun) 14時頃
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手伝います。
[やがてヤニク達が戻ってきたなら、本当に何の役にも立たなかっただろうけれど手伝おうとして。そのあとをちょろちょろとついて行く。]
あの……フィリップ先輩見ませんでしたか。
[どこかで倒れているのだろうか。それならば探さないと、と思うけれど。 心当たりはなく、またうろうろと外に出る。]
フィリップせんぱーい。
[答えが返るはずもない声。迷子の子供のようなそれは、誰かの耳に届いただろうか。]
(70) 2011/08/07(Sun) 14時半頃
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[窓の外、聞こえた幼い声に僅かに開く窓]
おや。 この間の坊やじゃないか。
[口元だけはにたにたと、下卑た笑みを浮かべて。 フィリップを探す少年へと声を掛けた]
(71) 2011/08/07(Sun) 14時半頃
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―廊下―
……すみません、アディンセル先輩〜。
た、助けていただけませんか〜。 ローウェル、シャワー室で倒れてて… 医務室で休ませようと…
[結局、廊下で見かけたルーカスの姿に、>>56 片手をもいもいと振って助けを求めた*]
(72) 2011/08/07(Sun) 14時半頃
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[細く開いた窓、最初はどこからの声かわからず周りを見回す。]
……サイモン先輩。
[それが誰のものかわかると、びくりと身体をこわばらせた。 けれどそれも一瞬のこと、自ら窓に近づいてゆく。]
何か、用、ですか?
[自分には妖精がついていて。何かあったら眠らせてしまえる。 歪んだ自信が警戒心を緩ませた。]
(73) 2011/08/07(Sun) 15時頃
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別に、何も。 可愛らしい小鳥が囀る声が聞こえたからな。気まぐれに声を掛けてみただけよ。
[おいで、と言う様に窓の隙間から差し出した手。 窓に近づく小柄な少年は、その手を取るだろうか]
俺は今、機嫌が良い。 揶揄ったりせぬ。おいで。
(74) 2011/08/07(Sun) 15時頃
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[思い出したのは昨夜のこと。 そうだ、自分がこの人を眠らせてしまえば、フィリパ先輩が黒ミサに参加させられずに済む。それはとても名案に思えて。]
からかわない? ほんと?
[薔薇の精にも天敵が居ることなど知らぬ少年は、そっと手に手を重ねる。薔薇の花が、ふわりと香った。]
(75) 2011/08/07(Sun) 15時頃
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ああ、揶揄せぬとも。
[珍しく優しい笑みなどを浮かべて――もっとも、目つきの悪さだけはどうしようもないのだけれど――頷きを返す。
そっと重なる手。 途端、ふわりと広がる薔薇の芳香に]
――……見つけた。 貴様が、薔薇の茨か。
[呟く声は、ジョージの耳にも届いただろうか。 だけど、もう。逃がさないと言う様に、重なる手をぎゅっと握ると強く引いた]
(76) 2011/08/07(Sun) 15時半頃
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いばら?
[握られた手の強さに、少年は怯える。薔薇の精も、また。]
やだっ! 離して!!
[暴れ藻掻き、薔薇の香を一層強くまき散らす。まだ足りない、まだこんなところで散るわけにはいかないのだと。]
助けて!!
(77) 2011/08/07(Sun) 15時半頃
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―回想― [医務室の窓から中庭にいる連中に声を掛けた。]
おい、大丈夫か! ヴェスパと…ディーンが?
[ヤニクから事情を聞かされ保健室へ運ぶのを手伝う ヴェスパに残る印はまだ色濃く残っているだろうか]
呼びかけにも反応しない、意識不明 脈拍・体温低の低下。
外傷なし…
ランディと一緒か、しかし これは…。
[直に体に纏いついたような蔦の文様に首を捻った]
(78) 2011/08/07(Sun) 15時半頃
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[怯える少年と薔薇の精の様子に、嗜虐心は増すばかり。 舌舐めずりするように唇を舐めて、手を引いた華奢な身体を窓辺まで引き摺り寄せると顔を寄せて]
ふふ…。 安心しろ。今はまだ何もせん。
皆が情欲に溺れ、罪に塗れていくのは俺としても好都合だからな。
[神が禁忌とした男色への罪に、寮生全てが堕ちるならばそれはそれで好ましいのだ。 ただ罪を自覚せぬのがつまらぬだけで]
貴様はもっと、その薔薇の毒を撒き散らせ。 そして俺に見せろ。情欲に狂う皆の姿を。
[罪に穢れ、堕ちたその先に。 我が絵――薔薇のプシュケーの完成を完成させるために必要なものがあるのだから――]
(79) 2011/08/07(Sun) 15時半頃
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[医者のような真似事をする自分をヤニクやノックスはどうみていただろう。もしかしたら親が著名な医者で、ヘクターがいろんな問題を起こしても金で片をつけてるだとか噂に聞いていたかもしれない。 医務室をでていくノックスに]
シャワーか、確かになんだかここは熱いな でも調子に乗って体冷やす過ぎて腹壊すなよ
[子供にでもいうように声を掛けた]
(80) 2011/08/07(Sun) 15時半頃
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―回想・医務室―
[一応、ヘクターの親が医者だという話は聞いていたが、本人が医者のような真似をしているのを見るのは初めてで。習ったのかな〜、と感心したように見ていた。>>80 医務室を出ていこうとすれば、声をかけられて]
……まったく〜。ヤニク君といい、ヘクターといい… 心配しすぎだよ〜。ヘクターなんて、保護者じゃないんだから〜…
[子ども扱いをするヘクターに苦笑して返し、医務室を出ていった。**]
(81) 2011/08/07(Sun) 16時頃
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[情欲だとか罪だとか、露悪的な言葉に嫌悪感が増す。手を掴まれたまま、必死でサイモンから顔を遠ざけた。]
そういう風に言わないでっ! 僕はただ、妖精を助けたいだけだ!
[罪を自覚しないというなら、少年こそがそうだろう。 依存を恋と置き換えて。異常を異常と捉えずに。 いつだって自分の立ち位置を見誤る。]
(82) 2011/08/07(Sun) 16時頃
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―廊下―
外と連絡がつかない?
[食堂へ向かう途中、寮母に話しかけられ、立ち止る。 ヘクターに頼まれ>>2:431、町の医者に連絡をつけようと思ったのだが、寮の唯一の電話が、どこにも通じない、とのこと。]
昨晩の嵐で、電話線が切れた、……とか。 そういう可能性も……。
[そんな風に、適当な憶測をして。 「ヨーランディスが目を覚まさないようなら、町に下りて医者を呼ぼうと思う」と告げた寮母に、頭をぺこりと下げて。]
……すみません、お願いします。
[そう、告げた。]
(83) 2011/08/07(Sun) 16時頃
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その妖精を助けるために、 犠牲になるモノが出ても構わぬと言うのであれば、それも良かろう。
[嘲るように囁く言葉は呪い。 寄り代の少年には判らずとも、その後ろの薔薇の精ならば判るだろうと、クマに縁取られた眸を少年ではなくその後ろへと眇めて]
紅におう 野なかの薔薇。 俺を退屈させたら、その花。手折ってしまうぞ。
[くつくつ。 笑う声を響かせて、掴んでいた手を離す。
罪を罪と知らぬならそれもまた良い。 知らぬまま、罪に堕ちて。 その小さな手が穢れていくのを見るのも、また一興なのだから**]
(84) 2011/08/07(Sun) 16時頃
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[ノックスに声をかけられた>>72のは、寮母の姿が廊下から見えなくなるくらいの時だっただろうか。]
ロイル?……に、ローウェル!?
[引き摺られる様に背負われていたその姿が同室者と分かると、ノックスの方に少し、早足気味に近付く。 意識を失ったフィリップの体を、その背から奪う様に、抱きあげた。
冷水に濡れた、その体の冷たさに、ぞっとする。]
……これは、どういうことだ? ローウェルは何処で……
[ノックスに尋ねながら、耳をその口元に近付ける。 細く弱々しいものだったけれど、呼吸するが聞こえ、ほっと息を吐いた。]
(85) 2011/08/07(Sun) 16時頃
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