人狼議事


255 【RP村】―汝、贖物を差し出し給え―

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【人】 愛人 スージー

["触らぬ神に祟りなし"には本当そうね、とふふりと笑ったわ。早く出たい、それだけは変わらないけれど。でもまだ、「これだけ音信不通が続いたら、誰か探しに来てくれないかしら」と。そんな甘えもあったかもしれないわ。勿論、物理的に扉を壊しちゃう人がいるかもしれないしね?]

 そうね、ポトフ、とってもおいしそうだもの。
 あたかかい食べ物は、幸せな気持ちになるわ。

[人数分お皿を、と言われれば、頭のなかで1、2、3、4……と数えて。そして全部で9枚のお皿を用意したでしょう。やがて、大広間の外に居た人たちは中へ入ってきたかしら。入れ違いに「ちょっと失礼」と、郵便やさんが出て行ってしまったのだけど。ほかの人を起こしに行ってくれたのかしらね、なんて。

――その"可能性"については、見ないふり。]

(53) 2016/10/10(Mon) 22時半頃

【人】 森番 ガストン

[ニコラスも同じように訊ねたので、静かに返答を待つ。
述べられたペラジーの言葉を、己の中で咀嚼する。(>>52)]


 ……ショクと遭遇したことが、あるのか

 そうか……確かに、居るんだな
 ここに
 この館に


[嘘を言うとも思えない。父さん達の時と同じ、と紡がれた言葉。
ごめん、という言葉には、謝らなくていい、と返し。
鈍く光る胸元の光に縋る姿に、もう一度、その頭を撫ぜる]

(54) 2016/10/10(Mon) 23時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

―― 少し前 ――

うん。ちょっとうまく眠れなくてさ。
枕が違うからかな?

[>>49 その程度で寝れない僕じゃないけどね。
でも眠れてないのは多少ホント。
それにしても、まさか彼が>>2:106 僕の名前を知ってたなんて。
意外だったけど、あの時言ってたみたいに特に困った日もなかったし、おじさんは公認おじさんだから、本当に今更だ。なんだっていいよね、もう]

そう言うおじさんだって顔が土気色じゃん。
配達の時に驚かれないようにしないとさ。ちゃんと食べて、寝た?

[普段通りの冗談まじりはこの状況じゃ不謹慎だったかな?]

(55) 2016/10/10(Mon) 23時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

―― それから 今 ――

……しょうがないな。ほら、ポトフあげるから

[>>49>>50 元気のない様子を目ざとく見つけて、僕のぶんとしてよそった皿を差し出してあげよう。]

(56) 2016/10/10(Mon) 23時頃

【人】 採集人 ブローリン

[小猿を伴わず、単身で広間へと顔を出したのはそれからだいぶあとのこと。
 まだ廊下に金髪の青年ほかは居ただろうか。

 すれ違うときに、僅かな笑みと片手をあげて挨拶だけして、広間の扉を開く。

 ――そこに、深い夜色の髪をした彼を認めれば、指先で招いた。]


 ラルフ。
 ……ちょっと来て。

 ジルの様子がおかしくてさ。

[それは"方便"だったけれど。
 口よりも雄弁に語る真剣な色をした眼は今は、前髪の奥だ。]

(57) 2016/10/10(Mon) 23時頃

【人】 森番 ガストン

[嘘を言うとも思えない。父さん達の時と同じ、と紡がれた言葉。
ごめん、という言葉には、謝らなくていい、と返し。
鈍く光る胸元の光に縋る姿に、もう一度、その頭を撫ぜる]
[そうしていれば、掃除夫の声が聞こえる。(>>48)
広間から出て来た郵便屋(>>49)の背中を視線で追って。
開いた扉から中を見ても、確かに昨日よりも人が少ない。

蕾が綻んだ薔薇。
赤い手紙。

広間の扉を開いて、ペラジーとニコラスを促す]*


 ……ともあれ、食事にしようか
 腹は満たしておいた方がいい
 

(58) 2016/10/10(Mon) 23時頃

ブローリンは、ラルフが出てくるのを、広間の入り口に立って待っている。

2016/10/10(Mon) 23時頃


ガストンは、ラルフ(掃除夫)が作った料理はなんだろう、と匂いを辿る。

2016/10/10(Mon) 23時頃


【人】 愛人 スージー

―しばらくして―

[それから何人かの人の入れ替えはあったのでしょう。ラルフと共に作った温かなポトフはとてもおいしくて、お腹の中から満たされていくようだったわ。

――それでも、どんなに待っても。
ブルーノとショコラの姿は、見えなかったの。

皆、気付かないふりをしているだけ?それとも気づいているのに、口に出せないだけ?
そもそも2人は何でいなくなったのかしら。ヴェスパンダインのように、記憶を奪われてしまったから?それとも、誰かに密告されてしまったの?

自ずと視線はテーブルの上の薔薇へ。月食の時に、咲く、花。
それを告げていたのは、ブルーノだった――……

でも、何で、あの女の子まで? まさか彼女がショクだなんて考えにくいし、"失いたくない記憶なんて無い"って仰ってた、彼女が――。]

 ……あの、ブルーノさんと、ショコラさんは……

[食事のあとだったか、ふと呟いた一言を。誰か聞いてくれたかしら。*]

(59) 2016/10/10(Mon) 23時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[スージーと作ったポトフに舌鼓を打って、
すっかり空になった皿も片付けたかもしれない頃。
だいたい僕より早く起きてるはずの旧友が何時までたっても出てこないから、叩き起こしに行こうかと思い至ったくらいの頃かな。
>>57 本人がようやくやってきてチョイと僕を呼んだのは。]

え?……は?

[確かに、いつでも肩に乗ってるはずのあの子がどこにも見当たらない。
ジルエット。ブローリンの頭の上の、かわいい風見鶏。
いつもおっとりした彼に迫る"魔"だって退けて、澄んだ風が吹く方を指し示してほしい。
勝手にそんな名前を与えた、小さな友達。]

様子がおかしいって、どんな?
変なものでも食べたんじゃないの?

[気づければよかったんだけどね。
あの小さなおさるさんの不調なんて、動物に馴染みがない僕なんかよりずっと、彼のほうが詳しいはずだって。]

(60) 2016/10/10(Mon) 23時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

ごめん、後の片付け頼むね。
ちょっと行ってくる!

[そう言い残して、僕は小走りで広間を後にした。]

(61) 2016/10/10(Mon) 23時頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2016/10/10(Mon) 23時頃


掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2016/10/10(Mon) 23時頃


【人】 許婚 ニコラス

[返答は曖昧なもののように思えた。>>52
だが、嘘を言っているようにも見えずに。]

 そう、か……。
 彼らは、ショクではなかったんだね。

[ただ言われた言葉を繰り返して、胸に落とす。
それは昨日聞いたブルーノの話と合致していて、腑に落ちるものだったから、尚更。

隣で聞こえたガストンの声は>>54
ただその事実を伝えているだけかのに、酷く心が重かった。] 

(62) 2016/10/10(Mon) 23時頃

ペラジーは、スージーが見えたら、おはようと声をかけ

2016/10/10(Mon) 23時頃


【人】 郵便屋 ウェーズリー

 随分繊細ですね

[嫌味ではありませんよ、感想です。一つ君を知れましたと思っています。
 でも君それはちょっとひどくはありませんか。]

 もともとこういう顔です。大半は。
 しかし、配達のとき。

[またお手紙を届けられる日々は来るのでしょうか。なんて言うべきではないのでしょう。今であるからこそ、ですね。]

 ええ昨日よりは眠れました。食事は…。

[こんな時でも鳴ってしまうものですよね、空腹の虫。]

 これから、取れればと。

[思っています、と言うことが催促になっているのかもしれません。*]

(63) 2016/10/10(Mon) 23時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[気持ちを切り替えるように背筋を伸ばせば、ガストンの声に頷く。>>58


 そうですね。
 ……いい香りがします。


[その香りに小さく笑みを覗かせて、ペラジーとガストンに眼で頷くを。
そうして私も、ウェーズリーとスザンヌ嬢の姿が見える、広間へと足を運ぶ。

ブローリンと、擦れ違いで広間を出て行くラルフを横目に見送って。]

(64) 2016/10/10(Mon) 23時半頃

【人】 郵便屋 ウェーズリー

―― そして時は進み・広間 ――

 君案外器用になんでも出来るんですね。
 感心しました。

[差し出された皿>>56を見て少し目を丸くします。
 その後は、手を合わせて]

 いただきます。――面倒な挨拶は省きましょう。
 今は神に祈るより、
 自分を信じる力のほうが余程必要なのでしょう。

[彼の分とは知らぬままスプーンを差し込んで口に運びました。]

(65) 2016/10/10(Mon) 23時半頃

【人】 採集人 ブローリン




 僕がそんなへますると思う?

[――小走りで駆けてくる友人に、一瞬だけ、青い瞳が陰った。
 瞬きの合間ですぐに常の色を取り戻したそれを細めて、隣に立つ友を迎える。
 広間の扉を閉じて、先導するように自分の部屋への道を行く。]


  ……、

[口数がいつもよりも少ないのを、集音器を意識してのものだと思ってくれればいいけれど。
 "最後"に何を話そうかなどと、意外と思いつかないものだ。

 あれもこれもと自己主張する連中がせめぎ合って、喉の奥で揉めたまま]

(66) 2016/10/10(Mon) 23時半頃

スージーは、ウェーズリーにポトフを勧めた

2016/10/10(Mon) 23時半頃


スージーは、ペラジーにもポトフを勧めた

2016/10/10(Mon) 23時半頃


【人】 掃除夫 ラルフ

けどここって何があるかわかんないでしょ?
害虫とか食べちゃったのかも。

[>>66 前髪の向こうに隠れた瞳の色は見えない。
あまりしっかり見せてくれる事はないけど、たまにチラっと覗く空の色が、僕は結構気に入っていた。
それだって僕の頭の宝物入れにしまってある宝石の1ピースだ。

で、部屋どこ?と聞くまでもなく先導してくれてるから、頭の上で手を組んで後に続いた。
いつもよりも無口なのは、ジルエットの調子が悪いせいだろうか。それとも、設置されてるらしい集音器を気にしてるのかな。
別にそこまで気にしなくても良いと思ってるんだけどね。僕らの間にあるのは他愛ない会話でしょ?いつだって。]

(67) 2016/10/10(Mon) 23時半頃

【人】 森番 ガストン

[毅然と背筋を伸ばすニコラス(>>64)に、目を眇めて。
匂いにか、そっと浮かんだ笑みに、小さく安堵の息を吐いた。

そうして広間へと足を踏み入れる。

入れ替わり立ち代わりで人の出入りする大広間。
まだ姿を見ていないのはローブを着た壮年男性と茶の髪をした少女。
長い前髪の男性と掃除夫が出てゆくのを見送って、配膳されたポトフの皿をひとつ貰うと席に着く]


 ありがとう、いただく


[座っているのはスザンナ(>>59)と郵便屋(>>65)。
食事を進めていればスザンナが、ぽつりと口を開く。
自分はそれに首を横に振ることしか出来ない]

(68) 2016/10/10(Mon) 23時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

  ……ごめん。
 ヴェスパタインさんにあえたら、
 もっとちゃんと分かると思ったんだけど…


 そうだね、腹がへってはなんたら、っていうよね。


[ガストンとニコラスに連れられて、広間の方へ。
スージーや、昨日の郵便屋さんもそこに居たかもしれない。
作ってくれたラルフはもう部屋を後にしてしまったみたいだけれど]

(69) 2016/10/10(Mon) 23時半頃

【人】 森番 ガストン


 俺は、書斎からここへ来た
 見ていない


[呟きながらカトラリーを一度置いて。赤い手紙を開く。目を通す]*

(70) 2016/10/10(Mon) 23時半頃

【人】 郵便屋 ウェーズリー

 大変美味しくいただきました。

[途中つくり手がもう一人いてそれがスザンナさん>>59だと何かのきっかけで知ったなら]

 本当においしいです。料理上手なのですね。
 後片付けは任せてください。頂いてばかりでは申し訳ないので。

[くらいは、気の利かないおじさんでも口にしたでしょう。
 食事を終えた頃、ラルフくんを見送った>>60>>61後のことでしょうか。
 スザンナさんの問いに答えたのは。]

 先程探しに出ましたが…見つかりませんでした。
 ブローリンさんはお見えになったのでなによりでしたが。

[彼がショクであることを、全く考えていないのでほっとしたと言った様子で告げたのでしょう。]

(71) 2016/10/10(Mon) 23時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

なんかこうしてるとさ。
君と会った日に、山小屋に連れてってくれた時の事思い出すね。

[先導する年上の友達の背中は大きくて、それだって、あの日から変わらない。
あははと笑いながら、ふと過った雨の日を思い返した。

家をなくして直ぐくらい。僕の背は今よりずっと低くて、これから先の生き方も見えない頃だった。
僕はおかしいくらいの空腹に耐えかねて、店からパンを盗んだんだ。
勿論一文無しでさ。雨で泥濘んだ道を走って、逃げて、
やたら上背のある男にぶつかって――、それが君だった。

見逃してくれたんだったか、庇ってくれたんだったか。
とにかく僕は窮地を免れて、その兄さんに懐いたんだった。]

なつかしいなー。

[まさかこんなに長い付き合いになるなんてね。
でも僕は、この出逢いに心から感謝してるし、

だからこそ君をなんとしてでも助けたかったんだ。]

(72) 2016/10/10(Mon) 23時半頃

ニコラスは、ウェーズリーとスザンヌ嬢へ朝の挨拶を。

2016/10/11(Tue) 00時頃


ウェーズリーは、スージーに、礼を言った。

2016/10/11(Tue) 00時頃


ウェーズリーは、ニコラスに、朝の挨拶を。

2016/10/11(Tue) 00時頃


【人】 採集人 ブローリン



 ううん、どうだろうね。
 ……元気に、なるといいけど。


[>>67"いつものように"返しながら、ひとつの扉の前で立ち止まる。
 先に行くブローリン、あとをついてくるラルフ。
 確かに、いつだかに、同じ光景を見た。

 自分よりも低い頭を振り返る。>>72

 お前に俺が怒ったように。
 ――きっとこれからすることに、お前は怒るだろうなあ。

 なんて、内心でぼやきながら。]

(73) 2016/10/11(Tue) 00時頃

【人】 採集人 ブローリン

[一回りと言うにはちょっぴり近く、同年代というにはほんのすこし遠い、過ごした年月の差。
 その差が、生まれ持った血の濃さが、この卑怯な手段を選ばせるのだろうか。

  こっちの道なら、きっとばれない、なんて、ふたりだけで交わした小さな秘密。]


 そうだねえ、懐かしいな。

 ある意味、こういう生まれで良かったと思ってるよ。


[誰にも奪われない記憶を積み重ねて、生きていかねばならない。
 あの時、どこか馴染みのある少年とぶつからなければ、きっと、ただ"顔"だけを記憶した食材の一つでしかなかっただろうから。]

(74) 2016/10/11(Tue) 00時頃

【人】 許婚 ニコラス

― 広間 ―

[テーブルに並んだポトフはとても温かいものに感じた。]

 分からないものは仕方がないさ。
 結局、昨日は探しても見つけられなかったしね。
 ……少なくとも手紙の主は知っているみたいですが。

[集音器に皮肉を向けるように一つ、声を投げておくことは忘れずに。
それから、まずはスザンヌ嬢へラルフの分のも含めて朝食の礼を告げただろう。]

 それで、赤い手紙は今日もあったんですか?


[なんて、話題を振れば。誰かが手紙の行き先を教えてくれただろうか。] 

(75) 2016/10/11(Tue) 00時頃

【人】 採集人 ブローリン

[扉を開けば、そこには椅子の上で主人を待つ、小猿の姿がある。
 その様子は普段とかわりなく、むしろ、肩から降ろされて待機を命じられたゆえか、有り余る元気を不機嫌に変換して、甲高く鳴いている。]



      ……。


      ちょっと二人で話がしたかったんだ。


       御免ね?

[ ――君の大事な宝石箱を掻き回す所業を、どうか赦してほしい。]

(76) 2016/10/11(Tue) 00時頃

【人】 愛人 スージー

[郵便やさんに料理を褒められれば、殆どラルフさんが作りましたのよ、と笑い。――いえ、本当はウェーズリーさんとお呼びするべきなんでしょうけれど。すっかり「郵便やさん」で馴染んじゃったのは内緒よ。

さてやがて、その問にも郵便やさんやガストンさんから答えは帰ってきたでしょうか。結果として、それはあまり、嬉しくもない答えだったのですけど。>>70>>71]

 ……そう、なの。
 ブルーノさんは、ともかくとして。
 あの女の子は心配ね。
 
[だけど、口に出せずにいる。
彼女が、"記憶を奪われてしまったかもしれない"ことを。そしてもしかしたら"誰かに密告された"のかもしれないことを。]

(77) 2016/10/11(Tue) 00時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

―― 古ぼけた記憶 ――

[母さんは、僕のことを度々忘れた。

『この子はどこの子?どうしてここにいるの?』

つい昨日、明日はコーンパンを焼こうって約束してたのも全部なかった事みたいに、
不安でいっぱいのまなざしを僕に向けて、父さんに縋り付く母さんに、何度泣きついたか思い出せない。

それが父さんと母さんの"愛のカタチ"で、
僕は母さんに"大事な記憶"を作るために出来た子だったんだと後から知った。
それでも確かに僕を愛してくれていた。
それでも確かに二人は愛しあっていた。

……忘れるのが前提の家庭なんて、あっという間に崩壊してしまったわけだけれど。]

(78) 2016/10/11(Tue) 00時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[母さんは記憶を失った影響で、
自我の整合性が取れなくなったとかで壊れてしまった。
僕のことじゃない大事な記憶も、飛ばしてしまったらしかった。

桟橋から飛び降りたと僕に告げたのは疲れた目をした父さんで、
父さんは何をしてやらかしたのか、もうこの街にいられないと言った。

だけど、僕を連れて行くことに頷いてはくれなかった。
理由は知らないけど、純血のショクにしかわからない都合があったのかもしれない。
母さんが度々僕を忘れるのが悲しくて、寂しかったから、僕は父さんによく懐いていた。だから、また泣いたんだけど。
二人で練習していた耳を通さない内緒話で、僕に言った。]

(79) 2016/10/11(Tue) 00時頃

【人】 掃除夫 ラルフ


[いつかこの街が俺を忘れる頃、必ず迎えに来る。
だから生き延びるんだ。
"ショク"の数少ない生き残りとして、足掻いてくれ。


……今となっては、それが本音だったのかもわからない。
もっと稼ぎやすい他の街へ行く手段もあったのに、ずっとここに留まっていたのは、それが理由。
年端もいかない僕は生き延びる方法もわからないまま一人になって、
泥水を飲んで、ものを盗って、ごみに埋もれながら大きくなった。

その中で"彼"と出逢えたのは、まさに宝石を拾い上げたようなものだったんだ。

――僕を僕たらしめる、呪いのような、大事な記憶。]

(80) 2016/10/11(Tue) 00時頃

【人】 森番 ガストン

[──"さあ、今日は誰の記憶が無くなるのかな?"

楽しんでさえいると感じられる書き文字。

郵便屋(>>71)の声に耳を傾けながら、手紙を畳み。
訊ねたニコラス(>>75)にその手紙を差し出す。
見つからなかったという言葉と、手紙の内容。昨日の、ヴェスパタインという名前の人も見つかっていないのだろう。
そうやっていつの間にか人が減る。ショク候補として主催側に連れて行かれたのか、ショクに記憶が喰われたのか。分からない。

心配だというスザンナの言葉(>>77)に頷いて、皿を平らげた]

(81) 2016/10/11(Tue) 00時頃

【人】 愛人 スージー


 ……赤い手紙はあったわ。
 ほら、そこ。
 「今日は誰の記憶が――」なんて書いてある。


[テーブルの端にでもあったでしょうか。ニコラスには>>75、赤い手紙の内容を告げましたわ。やがて食事が終われば「ごちそうさま」と呟いて。]

 ……私、あの子を探しに行ってみるわ。
 もしかしたら、どこかに居るのかもしれないもの。

[そうしてひらり、ひらり、と出て行くでしょう。でも――結論から言うと。ショクの存在も、彼女の行き先も。私には、わからなかったのだけど。]

(82) 2016/10/11(Tue) 00時頃

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