256 【突発RP村】胡蝶の夢
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[考えなくてはいけないことは キャサリンをあのような惨たらしい姿にした犯人。
この閉鎖された修道院の中に、犯人がいるとして。 決して広い建物ではない。まだ見ぬ人狼が隠れるとしても、この人数の中でどこまで見つからずにいられるのか。]
―――…
[思い出すはキャサリンのお噺にあった、十人という数。 それは、つまり。
―――見知った人々の中に人狼がいることを示唆している。]
(57) 2016/11/15(Tue) 10時半頃
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― 回想/一日目 ―
[姉は甘える事が自然と出来るようだったが、 妹の方はそうでなかったように思う。 キャサリンとメルヤとは修道院を行き来する事が多かったせいか 自分とは少し歳が離れているわりに近く感じていた。 これから酒を酌み交わそうとする彼女の幼き日を知るがゆえに けれど親や兄代わりというほどの近さまではないがゆえに 彼女が子供だった頃の感覚が抜けきらず、 けれど大人の口調、振る舞いを見せられればそれを認識せずにはいられない。 ケヴィンの懐いた感覚は、口下手な男には不思議とあらわすが精一杯。
取り出されたリキュールの瓶を食堂まで運ぶのはケヴィンの役目。 葡萄酒の時と同じように、ささやかな力仕事さえ担おうとする。]
……懐かしい呼び方だ。
[メルヤの呼びかけ>>28に目を細めた。]
(58) 2016/11/15(Tue) 10時半頃
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まだそう呼べるのなら――… 妹のように、甘えればいい。
きょうだい、と呼べるものがいないせいかもしれないが、 俺は、あの日、メルヤに肩車をねだられて嬉しかった。
[境遇ゆえか性格ゆえか、 我慢することを子供の頃から覚え ケヴィンに、甘えらしき甘えをみせたのは一度きりの、メルヤ。 遠い過去に、言いそびれたひとつ。 心のうちにあったものをこぼして、貯蔵庫を離れる。]
(59) 2016/11/15(Tue) 10時半頃
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[食堂でなら楽しい時間を過ごせようか。 テーブルを見れば酒の肴の心配はせずとも平気そうだった。 其処に居る者に声を掛けるメルヤ>>29の声を聞きながら、 用意したグラスの数は、少し多め。
なみなみと注いだ葡萄酒を傾けて 燻製の香りと炒めた香ばしさのあるソーセージを口に運ぶ。 村長の娘であるローズマリーが料理したのを聞けば 少しだけ意外そうな表情が滲んだ。
語らいながら、杯をすすめる。 葡萄酒の瓶はいつしか空になり、 メルヤが揺らしたリキュールの瓶の中身も減って 心地よい酔いの中、お開きの時間となれば片付けをして ほのかなぬくもりを胸に客室へと戻った。]
(60) 2016/11/15(Tue) 10時半頃
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[食堂ではあまり気にならなかった風の音が 一人きり、静まる部屋ではやけに響く。
ベッドに潜り込み目を瞑れば、世界は闇に閉ざされた。 また夢をみるだろうか。 酔いは思考や感覚を少し鈍くはしてくれるものの、 深い微睡みまでは与えてくれない。]
――…、占い師。
[目を瞑るまま、ひとつ呟く。 両親が健在の頃、ひとりの占い師が村を訪れた。 その占い師はケヴィンを一目見て、女難の相があると言った。 当人はあまり気にしていなかったのだが、 ケヴィンに面倒事を押し付けた墓守は、女性で、 後にして思えば、その占いも当たっていたように思う。]
(61) 2016/11/15(Tue) 10時半頃
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[過去を辿るうち、次第に眠気が訪れた。 キャサリンを一人にして良かったの、と、 昨日も夢で聞いた声が問いかける。
予言は危険を伴うもの。 危険を知らせるものだとしても、 予言は予言であり万能ではなく 予言者の危機は回避されない。
必死に訴えたキャサリンは御伽噺に通じていた。 めでたしめでたしで綴られるお話には 必ずといっていいほど英雄の存在がある。
キャサリンが結末を紡がなかった物語に、 英雄となりえるだろう守護の存在は欠けていて、 それが何を意味するか、 彼女自身理解していたからこそ何度も本当と繰り返したのだろう。]
(62) 2016/11/15(Tue) 10時半頃
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[微睡みはやがて深い眠りへと変わり、 夢の中の墓守が与えようとしたヒントを 結末に結び付けられぬまま、意識は途切れる。*]
(63) 2016/11/15(Tue) 10時半頃
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……。
[ハンカチを押し付けて 謝罪の言葉一つ落とし、駆けて行く彼女に眉を下げる。>>55 綺麗な布に赤色を擦り付けることに罪悪感を抱きながらも きゅっとハンカチを握り締めたあと
彼女の後を追いかけよう。]
……オーレリア!
[その背に追いつくことは、出来ただろうか*]
(64) 2016/11/15(Tue) 10時半頃
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[ お姫様は、とても気丈に振る舞っていました。>>56 こんな時でさえ、弱音を吐く様子はありません。]
そうね、 …… これは、事件だもの。
[ …… そう、これは事件。 人狼騒動では、ありません。 冷静に、先を見据える彼女にそう答えます。
答えながらも、此処に居られぬ私は、 逃げ出したのでした。>>55]
(65) 2016/11/15(Tue) 10時半頃
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[ 石造りの床が、足を乗せる度に音を立てます。 けれど、不意にその音は鳴り止みます。 背後で聞こえる音に、呼びかけに、>>64 気付いたからでした。]
…… は、 ローズマリー …… マリィ、 私は、ッ ……
[ か細い声で、彼女の名を呟きましょう。
その場で立ち止まるだけでした。 両手で己が顔面を隠すように覆います。 振り向くことはせず、歳下の彼女に、 隙を見せてしまうのでしょうね。*]
(66) 2016/11/15(Tue) 10時半頃
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[追いついた。 オーレリアは足を止めてはくれたけれど>>66、 振り返ることはない。]
……、つらいわ、とてもつらいこと。 ひとが亡くなるのは、とても、かなしい。
[まして、懇意にしていた相手なら、なおさらに。 オーレリアから借りたハンカチで、血のついた手を改めて拭いてから、隙だらけの背中にゆっくりと歩み寄り、後ろから腕を回した。 振り払われなければ、そのまま抱きしめる。]
強がらないでね。 悲しい時に泣くことは、当たり前のことだわ。
[こつん、と額をオーレリアの後ろ頭にくっつければ、 ローズマリーの静かな怒りが、震えとなって伝わるだろう。*]
(67) 2016/11/15(Tue) 11時頃
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[ 冷たい空気は、私たちの身を震えさせましょう。 冷気を遮断するように、暖かさが私を包みます。 確かな人肌を、優しい声音を、 私は、全身で感じ取るのでした。]
…… ── 、マリィ、ありがとう。 貴方、こそ。 貴方こそ、強がらないで。
[ じわりと目蓋は熱を持ちますが、 掌の中、雫が落ちることはありません。 緊張の糸は、まだ切れぬままでしたし、 涙を零すのは、もっと近しい彼女らでしょうとも。]
(68) 2016/11/15(Tue) 11時頃
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[ 触れ合う箇所より伝わる、怒り。>>67 私は、腕をゆるめさせて、振り向きます。 そして、彼女の頬を、すると撫でましょうか。]
…… いちどだけ、深呼吸、しましょ。 外は、まだ荒れているわ。 誰かが出入りすることは、難しいと、思うの。
[ 柔らかな音で、紡ぎます。 それは、案に、犯人がまだこの院内にいると、 示す言葉だったのでしょう。 ねえ、ローズマリー。 犯人探しを、 私たちは、するべき、なのかしら?
その眸を、私は、じと見詰めていました。*]
(69) 2016/11/15(Tue) 11時頃
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どういたしまして。
[―――人に優しく在りたいと、願う偶像。]
いいえ、私は強がってなんかいないの。
悲しいし、悔しいし、心が痛いけれど 私よりもつらい人のために、出来ることをするわ。
[死を悼み悲しむことも優しさであるのだろう。 それがキャサリンへの、弔いにもなるのだろう。 けれど今は、駆け出した彼女が一番の心配だった。]
(70) 2016/11/15(Tue) 11時半頃
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[振り向いたオーレリアの頬には>>69 雫は伝ってはいなかった。]
…――そうね
[深呼吸を、促され弱く笑う。 すぅ、はぁ。……一拍置いて、緩く瞼を下ろし]
犯人を見つけるわ。そして聞きたいの。 なぜ、こんな罪を犯したのか、その理由を。
[罪を憎んで人を憎まず。 心底からその言葉を表するように]
―――この罪を犯した者は、償うべきだもの。
[理想のすがた。芯の強い真っ直ぐさが何処か人間的でないことも、始まったばかりの今では、ただの強がりにしか見えないだろうか。*]
(71) 2016/11/15(Tue) 11時半頃
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[ マリィの強さは、何処から来るのかしら? 違いはやはり、生まれと育ちなのかしら? それとも、また別の …… ──
ふるり、首を横に振りました。 神の声も、私自身も、何も信じられぬなど、 あっては、ならないのです。 強がり、ではなく、強く在る必要があります。]
できる、こと …… 私も、共に考えさせてもらってもよいかしら?
[ 促すままに深呼吸をする彼女、 向けられる優しさは、本物だと信じていました。]
(72) 2016/11/15(Tue) 11時半頃
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[ 凛とした姿勢。 私は其れを、素直な彼女の強さだと、 思いたかったのだと、思います。]
償えば、神はすべてを赦すのでしょう。
[ 神はすべてを知り、すべてを包みます。 これも全て、神の与えたもうた試練やもしれません。]
…… どうして、犯人は、あんなことを キャシーを、ああしたの、かしら。
[ 布の下は見ていませんでしたが、 滲む赤を思い出して、唇を噛み締めます。*]
(73) 2016/11/15(Tue) 11時半頃
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[緩慢に目を開ければ、朝が来たことを知る。 隣に姉がいない事に、息を吐く。 何処で夜を過ごしたのだろう。 頭をふって、思考を振り落とそうとすれば、 ぐわんと世界が揺れる。 支度を整え、手摺りを伝いながら、階段を下る。 人の声に誘われ、玄関まで向かえば、 鉄の匂いの風が冷たく吹く。]
なに……。
[罪だとか、犯人だとか、キャシーだとか。 そこまで聞いてわからない、分別のつかぬメルヤではない。
あ、気持ち悪い。 血の気が引き、手頃なものに身を預ける。]**
(74) 2016/11/15(Tue) 11時半頃
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[彼女が何かを打ち消すように、首を横に振る仕草には>>72 一つ瞬きこそすれど、特に言及することはなかった。]
まずできることは、自分を守ること。
[手を差し出し、安全であろう個室に彼女を促そう。 目の前の彼女が、人殺しである可能性は 念頭に置いてはおらず。
故に、彼女がもし警戒したらという可能性も 考えから外れていた。]
(75) 2016/11/15(Tue) 12時頃
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神様が、ゆるしてくださったとして オーレリアは、赦せるかしら? 貴女自身の気持ちは、親しいキャサリンの命を奪った犯人を、赦すことができるかしら? [そうならいいと希望も込めながら問う。 答えは今でなくてもいい、と、そう添えて。
ただ、命を奪った。そう言葉にした瞬間、 鮮明に思い出してしまう惨状。僅かに眉根を寄せる。]
(76) 2016/11/15(Tue) 12時頃
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ひとつ、気になることがあって……。 あんなふうに、ひとが人を殺せるなんて――― おもえ、ないの。
ひどかった。……まるで、 野犬か狼に、襲われたような……
[凶器ががあったとしても、それでもあの無残な殺し方は――*]
(77) 2016/11/15(Tue) 12時頃
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ローズマリーは、オーレリアが唇を噛む様子には、少しだけ眉を下げて。
2016/11/15(Tue) 12時頃
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[ 階段を降りて来る足音には気付けなかったのでした。 姉と慕い、最も近しかったであろうメルヤ。>>74 彼女に気付けていれば、よかったのですが、 私は、ローズマリーの手を取って、>>75 空室へと足を伸ばしていたのでした。]
身を守ること、 …… 護身用の短剣ならあるわ。
[ 二人きり、個室で内緒話をしましょうか。 目の前の彼女が何者であれ、今の私は、 私自身を信じることにしたのですから。]
(78) 2016/11/15(Tue) 12時頃
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私は、 ………
[ 赦せるの、かしら。 犯人を、キャサリンを惨たらしく殺した者を。 答えは、まだ、…… 出ません。
不可解な点をローズマリーから聞き及びましょう。 嘗て両親の肉塊が荒らされたことを、 思い出して、重ねて、しまいます。]
…… ── 人狼の、仕業 ?
[ 言葉にして、私は、…… 私は。]
(79) 2016/11/15(Tue) 12時頃
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[ 神の言葉を信じるならば、 私はきっと、 ── だれが人狼が、知っている。 キャサリンのお伽話は、お伽話ではなく、真であった?
けれど、それをローズマリーに伝えるかまでは、 決め切れぬ、ままにありました。*]
(80) 2016/11/15(Tue) 12時頃
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護身用ね。 万が一のために……携えていてね。
[オーレリアがそれを使わないことが一番良い。>>78 けれどもしキャサリンを襲った人物の殺意が、 まだ衰えていなかったら、その時は。
誰かの足音は聞こえた気がしたけれど>>74 メルヤのものだということまではわからず。 まだ事態を知らない人物であっても、 おそらくはまだ現場にいる誰かが教えてくれるだろうと。]
……、答えは宿題ね。
[言葉の詰まるオーレリアには、そう弱く笑う>>79]
(81) 2016/11/15(Tue) 12時半頃
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[続いて言葉に詰まるのはローズマリーの番だった。 昨日、キャサリンが真剣に話していたお噺が蘇る。]
犯人が人狼……?
もし、そうだとしても、でも…… 人狼だって心があるのならば、 理由も、後悔も、贖罪もある。 [不意に思い出す。キャサリンのおはなしの続き。 瞳孔を開いて、しばしの沈黙を置いたあと]
ひとが死んで、それから…… 人狼と思しきを、私刑にかける、だった……? ううん、そんなお話まで現実になるのは、いや。
[ふるふると頭を振って、否定する。 早く見つけなければ。 その殺意が尖っているのならば、尚更に。*]
(82) 2016/11/15(Tue) 12時半頃
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[悲鳴は女性のものだった。 皿を割っただの、ねずみが出ただの、そんな生易しいものではない、心からの悲痛なものだった。]
これは……一体どうしてこんなことが……!
[すでにキャサリンは白いシーツに包まれている。 その白をぐっしょりと赤に染めて。
獣に襲われて命を落とした旅人が修道院へ運び込まれたことがある。 獣は肉を喰らうのだ。当然美味い部位とそうでない部位がある。 残り物は残る。 だが今回は、そう、八つ裂きだ。 あぁ、無惨。]
(83) 2016/11/15(Tue) 12時半頃
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[ 胸元に隠した短剣を、服の上から軽く握ります。]
マリィ、あなたは、身を守る術はあるの?
[ 豊かな家庭であれば、何かしらの術を、 彼女自身も得ているでしょう。 ローズマリーに、何かがあっても、私はイヤ。
言葉を詰まらせた私に課せられた宿題は、 いつまでに答えを出せばいいのでしょうか。 犯人がいつ、目の前に現れるかも知らないで。]
(84) 2016/11/15(Tue) 12時半頃
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[ 人狼、其れは一体何なのかしら。 ローズマリーの言うように、心あるものならば。
訪れる沈黙、…… ローズマリーの唇が開かれて、 紡がれる言葉に、私は思いを同じくします。]
…… マリィ、あの、ね、
[ 母の言いつけを破ってしまう、 悪い子でごめんなさい。 だれにも話してはいけないと、 分かっているのですけれど、 ひとりで抱えるには、私には重過ぎたのです。]
(85) 2016/11/15(Tue) 12時半頃
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トレイルが、 ……… 人狼かもしれないの。
[ ふたりの距離はほんの僅か。 マリィの耳許で、そっと囁きます。
言葉を綴り、耳許に寄せた唇は離れます。 視線を交えるように、こつんと額を合わせ、 唇を、ひき結んだことでしょう。*]
(86) 2016/11/15(Tue) 12時半頃
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