165 【突発村】bouquet
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[人間が沢山いるのに、姉さんはいない そのことに目眩を覚えて隅に置かれた座布団の上目を閉じて壁に背を預けた]
違うんじゃ、ないですかねぇ
一人旅の途中に立ち寄っただけなので確かなことは分かりませんが……
[なので彼>>49の何かにはまだ気付かない 落ち着くまでこうしてせめて暗闇を見ていよう**]
(51) 2014/02/28(Fri) 00時半頃
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―――ッ、
[>>39血に零れたアカが目に入れば、何処か眩暈を感じて。咄嗟に頭を左手で支える様に。少し、そのカタチを崩さなかった表情が過去の怖れに歪んだ様にも見えるだろう。と言ってもそれは微細なモノであり。大抵の人は見過ごす程度の違い、だろうが]
[フラッシュバックしかける。大量のアカ。血の匂いの充満する部屋。漂うは死臭。あの時、暗い部屋で。鈍色の血錆を手にしていたのは、誰だっただろうか。]
(思い出してはいけない、気がする)
[それでも記憶の海は、薄暗い闇の中を漂う。あの時、掴んだ、片割れの手は。其処でセーブがかかったかの様に、一瞬、脳内が真っ暗になったかの――ような。]
[恐らく封じ込めているナニカを本能的にシャットダウンにしたのだろうか。この記憶の時に多分、自分は色々なモノを置いて――、否、『失った』のだろう。曖昧な記憶しか、生憎持ち合わせてないけれど]
[>>38の座布団を進める声に、>>39の女性に続く様にぺこり、とまた頭を下げて声無き儘に同じように座布団をはたいて、隅の方へと座り込んだ。声は出せるのだけど――。上手く、言葉が思いつかないのはなぜだろう。]
(52) 2014/02/28(Fri) 01時頃
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ありがとう。
[面々を一通り見てから、少し間をおいて]
俺も何故かふらりと来てしまったんだ。 不思議だね。
[>>31綺麗な少女にも一度頭を下げ、 >>39血痕は彼女か、と見て、 具合が悪そうに見えた>>52少年に心配げな視線を向け]
…お話の邪魔をしてしまっただろうか。すまない。 そちらの彼女、傷は洗わないとダメだよ 痛いだろう。
[>>39手持ちの中の簡単な救急セットから ばんそうこうとアルコールを含んだ脱脂綿を近くに置く]
よかったら使ってください。
(53) 2014/02/28(Fri) 09時半頃
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……。申し訳ない。少ししたら、出るつもりだから。
[人との会話はあまり好きじゃない。 記憶をなくしてから自分は自分ではなくなってしまったから。 声をかけられても特に何かを返すわけでもなく また一つ会釈をして一度その場から去った*]
(54) 2014/02/28(Fri) 09時半頃
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[死ぬのならと、そんな言葉を放った女性>>37にそっと目を伏せる。 誰かと共に死ぬよりも、自分は1人で死にたいと思い。 死への恐怖など、どこにもない。]
『そうですか。なら、いいんですけど。』
[>>34否定の返事にそう文字を綴った。 こんなに人がいるなんて思わなかったから、上手く他の人と話が出来るか心配になる。 座布団を勧める声を聞けば>>38、小さく頭を下げて、少しはたいてから浅く腰掛けた。]
『大丈夫ですか?』
[少年が頭を左手で支えるような行動を取ったのを視界に入れ>>52、思わずそうメモに走り書いた。 表情が微かに変わったことには気付かなかったが**]
(55) 2014/02/28(Fri) 18時半頃
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[>>55メモが視界の端に映る。混在した記憶の再生が自動的に途切れれば、その眩暈や呼吸の出来なくなりそうな重圧は自然に収まり始めた。>>53心配気な視線にも重ねて大丈夫、とばかりにこくり、と縦に頷いて]
……血が。…苦手、みたいで。
[床に浮かんだ血痕からふい、と目を逸らす様にして自分の手元へと視線を落とした。その言葉は何処か他人事の様に。ぽつり、途切れ途切れに吐き出され]
……あまり…覚えてませんけど。 思い出してはいけない記憶が、蘇りそうで。
[そして、また何処かソレは無機質な言葉で。まるで感情の無い、無味乾燥のような。]
(56) 2014/02/28(Fri) 19時頃
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『血が苦手…ですか。』
[頷いた少年>>56の返答に、床に血痕があるのだろうかと目線をあちこちへ向けた。 放っておけないのは、妹を想起させるからか。 やがて怪我によるものだろうか、>>37血痕を見つける。]
『…思い出してはいけない記憶? 貴方はそれを、思い出したくないのでしょうか。』
[感情のないような言葉を聞いて、気付けばそう書いていた。 何を聞いているのだと、『ごめんなさい』と書いたメモをもう一枚置けば、鞄からティッシュを取り出して血痕のあるところに歩いて行く。 しゃがんで拭き取れば、ゴミ箱を探して赤く染まったティッシュを捨てて。妹の笑顔が、思い浮かぶ。]
『血が無くなれば平気ですか?』
[やがて再び座布団に座れば、またメモに綴った。]
(57) 2014/02/28(Fri) 19時頃
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― 車内 ―
[ガソリンの殆ど残っていないメーターを見やる。
随分と来てしまったのか、嘆息して車を一度止めた。 カーナビはつけて居ないからどこにガソリンスタンドがあるのかも分からない。 シートを倒すと、疲れを感じたように一度寝転んだ。 そして、助手席のパスケースの中にある写真を見ると……寂しそうな表情を浮かべていた。]
全く、バカな子……
(58) 2014/02/28(Fri) 20時半頃
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― 幕間 ―
[彼女、黒木愛梨は所謂合法ドラッグの売人をやっていた。 植物に薬を塗した合法ハーブ、或いは液体や粉状になっているもの。 それらを売り捌いて、同年代の人間よりも高額の収入を手に入れる。
そんな彼女の生活が変わってしまったのは妹を失ってからだった。 事件としては良くある話、若者が合法ハーブにはまり。 現実と仮想の区別がつかなくなって死に至る。 彼女は家でも警察でも、以前に警察の捜査を受けた時と同じ事を言ってのけた。]
お香や植物活性剤を売っただけ。 それを勝手に別の使い方をしようと、こっちは関係無い。
(59) 2014/02/28(Fri) 20時半頃
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[苦々しく、釈放する警官達。 ただし、家族は違っていた。
頬を張り飛ばされ、縁を切るからどこへでも行ってくれと言われた。 既に家を出ていた彼女は、自分の車に乗り込むとどこへとも無く走り出した。]
― 幕間・了 ―
(60) 2014/02/28(Fri) 20時半頃
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[鞄の中には今でも合法ドラッグは残っていた。 海外アーティストのCDジャケットのような、様々なモチーフのパッケージ。
捨てる気も起きず、かと言って自身が使う気はもっと無く。 結局は鞄に入れて持ってきたのだった。]
……。
[懐を探ると、メンソールの煙草を取り出して。 穂先をライターで炙ってから紫煙を吐き出した。
視界の端にメーターが再度映り。 これはどこかでガソリンを調達しないといけないかと嘆息する。 まだ彼女は、此処が廃村だという事に気がついていないのだった。]
(61) 2014/02/28(Fri) 20時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2014/02/28(Fri) 20時半頃
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[中性的な男性の気遣いを受け>>53 ぺこり、頭を一つ下げた。]
ありがとう…… そうだね、化膿しちゃったりしたら 歩けなくなって皆にも迷惑かけるもんね。
[アルコールを染みこませた脱脂綿で消毒をし 染みる痛みに、あてて、と声を漏らしながらも 消毒を終えればべたりと絆創膏を足の裏に貼った。]
(62) 2014/02/28(Fri) 22時半頃
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― 廃村・内部 ―
[歩き始めてから後悔していた。 少なくとも、この場所にガソリンスタンドはありそうもない。 正確には以前は営業していたとしても、今は他の商店同様に廃業した後であろうと。
歩き煙草をしながら天を仰ぐ。 スマホを取り出しても当たり前のように圏外だったのだ。]
どうしたものかしらね、これ。
[尤も、急ぐ旅ではないのだ。 たまにはこんな事があっても良いだろうと思いなおし。 当ても無く内部を歩いていた。]
(63) 2014/02/28(Fri) 23時頃
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知ってる?
この村――忽然と人が消えたんだ、って。
[掠れた声で紡ぐのは、いつか聞いた風の噂。 足をこれ以上痛めないように伸ばしたまま 両手を後ろで組んで、一つ伸びをする。]
神隠しっていうのかな。 村民がいなくなったから、廃村になったとか――
噂だけどね。
(64) 2014/03/01(Sat) 00時頃
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[ 失ったのは 記憶だった ]
(65) 2014/03/01(Sat) 00時頃
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[ 目が覚めれば、見知らぬ場所だった。
痛む頭に手を当て、身の回りを確かめれば 持っていたのは 瑠璃が僅かに装飾された首飾りと携帯のみ。 首飾りに彫られた文字が自分の名前なのだろう、と。 携帯は時間を確かめる機械と化していた。 小さくため息をつき
ふらり ふらり
と、見慣れぬ場所を踏み進む。 人と逢える事は、完全に、諦めていた。]
(66) 2014/03/01(Sat) 00時頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/03/01(Sat) 00時半頃
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[>>57彼方此方に視線を向ける少女の目線を追う事も無く、手元に視線を落としたまま。人に心配して貰うのは何時ぶりだろうか。人を放っておけなかった、あの子を思い出す。自らの片割れ。]
(……灯里は、……。)
[双子の妹の笑顔が思い浮かんで。何処かまた思い出そうとすると頭の中で警鐘が鳴った気がして――、また、自動的にセーブがかかった、様な。また文字が視界へと入り込む。床の血痕が見えない様に、覗きながら]
……分からない、です。 …思い出してはいけない、って頭の中に…あるけど。 …断片的にしか、出てこないから。
[ごめんなさい、と置かれたメモを見れば、気にしてない、とばかりに首を横に振った。そしてまた視線を下に下げたが――、綴られたメモを見て、きょとんと。]
[それからふ、と顔を上げれば血痕が無くなっていて、彼女の方へと振り向いては、それでも俯いて。こういう時、なんと返せば良かったのか。いつもなんと言っていただろう。]
…すみません。大丈夫です
[口をついて出てきたのは、感謝よりも謝罪で。日常的にあの家で。否、あの家が『無くなって』からも口に出すのは、身を守る為の謝罪。それが根幹に染みついていた。]
(67) 2014/03/01(Sat) 00時半頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/03/01(Sat) 01時頃
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[ どれくらい歩いただろうか。 辺りに泊まれるような場所はなく、ひたすら、歩いた。 半ば諦めかけた頃、視線に入った建物。 彼処ならば、寝泊まりくらいはできるだろう。
―― キィ 音を立てて扉が開く。 ]
―――……誰か、いるのか?
[ 人の気配に気づき、低い声で問うた。 ]
(68) 2014/03/01(Sat) 01時頃
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いらっしゃい?
[低い声を聞けば>>68、がらがらの老婆のような声を返す]
彷徨える迷い子たちの集会かな。 貴方も他に目的がないのなら どうぞ、入って。
[人物を促せば、各々が座布団や隅などで 言葉少なに存在を主張しているだろう。]
(69) 2014/03/01(Sat) 02時頃
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……おう [ 声のする方>>69に目を向けると、 何故だか激しく苦手意識を強く感じる。 彼女と何らかの関係があるのだろうか。 ]
彷徨える迷い子ォ?
[ ゆるり、と周りを見渡せば若々しく、 しかしどこか影のある面々が目に入る。 孤児院なのだろうか。 必要最低限のものはありそうだが。 ]
…此処は、どこなんだ?
[ えっと、と彼女を横目で見れば、 名前を教えてくれただろうか。]
(70) 2014/03/01(Sat) 02時半頃
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ここは人の住んでいない廃村の――公民館。
[告げたあと小さく咳をして。]
きっと此処に訪れた理由も目的もばらばらで だけど不思議と集まっちゃった、 ――数奇な縁、ってところかな。
私は謡(うたい)っていう。 貴方は――?
(71) 2014/03/01(Sat) 02時半頃
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[彼の名前が聞けたか否か。 返答がいずれにせよ、そう。と一つ相槌を返し また咳き込んだ。]
ちょっと水、飲んでくる。
[台所の方へと向かい、湧水を口にした**]
(72) 2014/03/01(Sat) 03時頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2014/03/01(Sat) 07時半頃
お針子 ジリヤがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(お針子 ジリヤは村を出ました)
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― 廃村・商店街 ―
シャッター通り、なんてもんじゃないわねこれ。
[先ほども確認した事だったが。 雑貨屋を覗いても特に商品は無い。
人の痕跡も無く、埃の積もった空の店内を見て困ったように笑ってから。せめて食料でも確保できないかと次の店を見る事にした。 簡単なお菓子ぐらいは持って来ていたが。 どうしてもそれだけでは心もとないのだから**]
(73) 2014/03/01(Sat) 08時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2014/03/01(Sat) 08時頃
紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/03/01(Sat) 11時頃
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公民館か。数奇の縁ねェ…… ああ、俺は―――
[ 首飾りの裏に彫られた文字を見て ]
や く も か お る …………。 ヤクモ、カオル。だと思う。…多分な。
[ 自分の名前すら思い出せないことに、 小さな溜息を漏らす。 水を飲みに行く彼女の背中を見送り、 近くの壁に身体を預けた。**]
(74) 2014/03/01(Sat) 11時頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/03/01(Sat) 11時半頃
紐 ジェレミーがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(紐 ジェレミーは村を出ました)
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[あるけどもやはり薄暗い建物の中。 片方の目だけでは、見えない視界は暗闇のまま。
知らぬ人々でさえ、人恋しさの前では構わないものだろうか]
戻ろうか…けれど……
[しばし思案にふける*]
(75) 2014/03/01(Sat) 17時頃
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