人狼議事


52 薔薇恋獄

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【人】 本屋 ベネット

―― 回想/階段 ――

[呆れられた。むっとする]

………うん。だって、まだ、試してない。
それっ、に―――!

[手助けするために差し出した手が引き寄せられた。
 ぐらりと体勢が崩れてく。
 抱き寄せられて、唇同士が触れた。
 明確な意思はあっても、それだけだった]

[長いようで短い時間。
 途中から力が抜け、階段に膝着いて浜さんの身体に体重あずける]

…………………。

[体温が去っていき、浜さんがにやりと笑う。
 唇がかすかに震え、眉が寄って目が潤む。
 いきなりだったから、取り繕ってる余裕ない。こらえていたものが、一気に決壊しそうになる]

(24) 2011/05/24(Tue) 19時頃

【人】 本屋 ベネット

……………うん。違う。
帰れない。

―――違うよ。最上と抱き合っても、何も、起こらなかった。

[心に引っかかっていたのは、珀が消える直前のこと。
 自分が万感の想いを込めて最上の掌に唇おとし、受け入れてもらったときのこと。最上は、本当に、あれで受け入れてくれたって言っていたけど]

[でも、あの時消えたのは、自分たちじゃなくて、珀。
 想いが通じ合った恋人同士が他にいたわけでもない。
 誰も該当者がいなかったから、独り、消えた]

[思い込みたかった。想いが通じても、段階が足りなかったから消えなかった。段階が足りれば、消えられる]

………俺、やっぱり、馬鹿ね。

[すん、と鼻を鳴らして、こらえて、話題を逸らす]

静谷? ああ、うん。多分。帰りたくない、って、言ってた。
………ずっとここに囚われてたい、って。

(25) 2011/05/24(Tue) 19時頃

【人】 本屋 ベネット

[そんな風にして、それでも嗅覚は異変をキャッチしたから。
 玄関の方に向かってた。敵を目の当たりにすれば、もう、動ける]

―― 回想終了 ――

(26) 2011/05/24(Tue) 19時頃

【人】 会計士 ディーン

[手を降ろし、また少し困った顔を晒した。
眼差しで行こうかと告げて、歩きだしながら説明する。]

 日向(ひなた)自身が、俺たちの誰かを逃がすのは
 正直難しいみたいだ。
 でも、皆が此処から出れる可能性は0ではない。
 大須の件が、ある。

[大須が外に一番に出れたのは、日向が外に大須を想う人がいると知っていたから。]

 外から想ってくれる人がいてくれて、
 俺たちも出たいと強く願えば出られるかもしれない。

[そこに恋慕が絡まないと難しいとは、蘭香には言えない。
言わずとも悟られてしまえば、それまでだけれど。

その話は、織部が台所に居たのなら、聴こえていただろう*]

(27) 2011/05/24(Tue) 19時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[荷物を半分持ち歩く合間、急に立ち止まり。
静かにというジェスチャーをされれば口を噤み。
自分には何も――否、雨の音しか聞こえないけれど。
そのまま暫くの後。聞かされた言葉に]

外……?
ん、そっか。やっぱ大事なのは、想い、なんだね。
自力で逃げる方法とかがあればとっくにやってるしね……
でも……外。ねえ、いなくなった皆は、ここじゃないとこ……つまり、外にいるんだよね。
だったら、だったら蛍紫君は、きっと帰れる……よね?

[楓馬がいる。待っている。そして蛍紫も彼を求めているだろう。
互いに引き合う想いというのは、何よりも強いのではなかったのか?]

まあ、僕は、うん。無理だね。
家族、もういないし。

[恋慕が絡むのであればなおさら。
もう卑下するのはやめたけどそれを抜きにしても、自分が誰かから愛されるなんて思えなくて。
そして親愛の情であっても、もうそれを向けてくる者もいなくて]

(28) 2011/05/24(Tue) 19時半頃

会計士 ディーンは、メモを貼った。

2011/05/24(Tue) 19時半頃


【人】 墓守 ヨーランダ

それに、僕も。
僕が、ずっとずっと蛍紫君のこと、強く。想ってるから。
出て行けるように、逃げられるように、生きられるように。
だから大丈夫。きっと大丈夫。
蛍紫君だけは何があっても守るから。

[それは自分に言い聞かせるようでもあり。
願いが形になるように言葉にしているようでもあり]

(29) 2011/05/24(Tue) 19時半頃

【人】 本屋 ベネット

―― 台所 ――

[真っ先に探るのは、乾パン類。そうしてペットボトル。チャッカマンに……後は、何があればいいのだろ]

……………

[とりあえず、下がっていたエコバッグに手当たり次第放り込んだけれど、実はこうした知識なんて皆無に等しい。とりあえず、レジ袋類は小さくたたんで沢山持った]

[そんなこんなで準備をしていたころ、背後から声が聞こえた]

――――。

[音として認識したものを、言葉に変換するのは後回し。
 とりあえず、声の主だけ認識してた。振り返る]

………甲斐。耀。

[まだ、残ってたのか。少し驚いたように目を見張る。けれど、委細かまわない。だって女の子がすきなのかもしれないし]

……玄関、見た?

(30) 2011/05/24(Tue) 19時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

―― 台所 ――

[玄関には向かっただろうか?
行ったのならば見たと答え、行ってなければ聞いたと答え]

雨、全然やまないですからね。
これだけじゃ……すまないって、ことなんですよね。

[信じ難い、信じたくない、死の宣告。
他の人間を目の前にしても、やはり思うのはただ一人をどうやって助けるか]

(31) 2011/05/24(Tue) 19時半頃

【人】 本屋 ベネット

―― 台所 ――

[はい、と食料や集めたものの入った袋を差し出した]

………多分、ね。
このあたり、どうなってたか、覚えてる?

[バスの中は騒いでいたし。
 その後の道のり、適当にしか覚えていない]

運んで、仕分け、お願い。
…………バックパック持ってたの、誰かいたっけ。

[いたならば、出来るなら人数分]

……あったかい、上着。靴。あと、何だろう

[考える。こういうのは得手でない。
 そもそも、もう、日向はあてには出来なかった。
 どちらが正攻法かは分からないけど、正面から助かる気]

(32) 2011/05/24(Tue) 20時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[差し出された荷を反射的に受け取り]

もしかして、歩いて逃げるつもりですか織部先輩……
……いや、うん。諦めるより、僕も最後まで足掻く。
ただ、すみません道はほとんど。
鞄とかは、とりあえず全員分運んで多く入って入りやすいの、使いましょう。
あとは……
……。
火、の、おこせるもの。必要だと、思います。

[正攻法(?)で考えるのであれば、それは必須になるだろう]

(33) 2011/05/24(Tue) 20時半頃

【人】 本屋 ベネット

………ただ、待ってるのって、怖くない?

[耀の問い。ちょっと考えて答えた。
 手は止めない。無駄に開け閉めしてる時間も多いけど]

………火。

[ポケットを押さえる。最上の煙草と、ライター。
 首を振る]

……耀がいる。だめ。

(34) 2011/05/24(Tue) 20時半頃

【人】 本屋 ベネット

[うん。頷いた。
 耀に押し付けた荷物の中から、着火具を取り出し、別の袋へ入れ替える]

(35) 2011/05/24(Tue) 20時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

……ん、そうですね。
ただ待ってるのと、変わりないのかも。

[自分は蛍紫を信じてるから、蛍紫のいう事も信じてるけど。
客観的に、物理的に見れば確かに何もしていないとも言えるから。
少しでも縋りたい。なんとしてでも助けたい。助かりたい。
その気持ちは確かだから、同じように手を動かす]

[そして、首を振る相手に対して]

……駄目ですよ。
だって、この雨。濡れたら乾かしたり、体あっためたり。
絶対必要になります。
僕は………………大丈夫、ですから。

[いつものように強がった笑みは浮かべない。
真剣に、悩み、考える顔]

(36) 2011/05/24(Tue) 20時半頃

【人】 会計士 ディーン

 お前も一緒に出るんだよ。

[蘭香の言葉に、困ったような哀しむような貌をする。

是とは言えないし、否とも言えない。
沢山の人に想われている彼が、まだ自分を想ってくれているかなど判らない。
そう思うのは、彼を信じていないわけでなく、自分に自信がないから。
そして、やはり、蘭香を置いては行けない。]

 いえ、浜那須先輩に言われたから、
 危険かと思って見ていないです。

[ふっと表情が変わるのは、織部の声が聴こえた瞬間。
逃げる算段をするのを、口を挟まずに手伝う。

――……最後まであがくことに、異論はないから。]

(37) 2011/05/24(Tue) 21時頃

【人】 会計士 ディーン

[火という言葉を聴いた時、心配そうに蘭香を見たけれど、変わった彼を見れば、こんな状況だけれど緩く笑む。]


[ふっと思い立ったように、空を見詰めて呟く言の葉は、多分、日向にしか聴こえない。]

(38) 2011/05/24(Tue) 21時頃

【人】 会計士 ディーン

 ……恋の痛手は、新たな恋でしか埋まらないものかな。

[けれど、最後、ぼそっと呟いたのは2人に聴こえたかもしれない。彼女も救われれば良いと思ったけれど、恋には恋でしか太刀打ちできないなら、自分ではどうしようもないと。]

(39) 2011/05/24(Tue) 21時頃

【人】 本屋 ベネット

………歩く、かは、考え中。

[甲斐も来て、どうやら水を目にしてはいないらしい]

……水、出てる。多いようなら、屋根か、屋上。
引くの待っておかないと。
出来るなら、バルコニー、見よう。

[耀の顔を見る。ちょっと強くなった]

………まぁ、雨の中、ほんとに使えるかは、謎。

[とりあえず、ビニル袋で濡れないようにぐるぐるにして、持ってく方へ。
 台所を漁り終わったらまた次。駆け回る]

[いなくなった人の荷物も、遠慮会釈なく漁るだろう]

(40) 2011/05/24(Tue) 21時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

――……。

[何か言いかけたけれど、口を噤む。
そして再び開く時には、子供の頃のように、翳りの無い笑顔と共に]

うん、そうだね。僕も一緒に連れてって。
一緒に逃げよう。助かろう。

[もう逃げる事で自分を守ることはやめた。
たとえ傷ついても、正面から向かう事に決めた]

だから紅子さんも一緒ね。最後まで僕につきあってね。

[ぎゅ、と優しく抱きしめる]

(41) 2011/05/24(Tue) 21時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

雨がやんでくれれば、いいんですけどね。
そうすれば水も引くし外にも出れる。
……逆にやまないと、浸水。きっと悪化しますよね。
くるぶし辺りで危険、膝下は死ねる、腰まで浸かったら死を受け入れろレベルでしたっけ。

[頭の中で水害のシミュレートをしながら。
特に流水は危険だ。雨で流れ続けてるのなら、まず水に触れないほうがいい]

僕達も荷物とか、用意したら。上にいくつもりだったので。

[高い所に向かうのには同意する]

(42) 2011/05/24(Tue) 21時半頃

【人】 本屋 ベネット

[それは、きっと台所を去り際に聞こえた甲斐の声]

…………どう、かな。
恋する相手は、人じゃなくても、いい、かもね。

[ちょっと考えて、呟いていた。
 胸の中のもやもや。新たに恋情をおぼゆる人を探せる気はまだしない]

(43) 2011/05/24(Tue) 21時半頃

【人】 御者 バーナバス

[一階をぐるり回って声のする方へ]

下の階には誰もいないみたい。
もう少ししたら床上浸水してしまうかもしれないから
急いで2階に行こう、静谷にも知らせないと

[どうにか探せた雨具と合羽…人数分なかったかもしれないが手にして甲斐たちと合流する]

(44) 2011/05/24(Tue) 21時半頃

【人】 御者 バーナバス

そういえば俺、懐中電灯あと2つ持ってたよな

[あわてて部屋へ行くとカーゴパンツのポケットに突っ込んでいた電灯を手にして戻ってくる]

栖津井先生に渡していた分もみつかったから全部で3つある。後、土橋にも渡していたはず
明かりを振り回しておけば誰かが見つけてくれるかも

[そういって持っていた電灯を耀と甲斐と織部にそれぞれ渡した]

(45) 2011/05/24(Tue) 21時半頃

【人】 本屋 ベネット

―― 1階 ――

[甲斐や耀と、おそらくは何度も何度もすれ違っては離れ、すれ違っては、離れ。結局、自分のドラムバッグひっくり返し、それにある程度詰め込むことにした]

[ダイス、カード、水晶球に道さんの麻雀牌。全部、置いてく。
 上に、何枚か長袖のシャツを着て、パーカーはおった。
 ………ただ、最上の煙草と自分の携帯だけは、ぐるぐると水濡れ防止処置して胸元から離せない]

…………。

[耀の言には頷いた]

……2階、最悪、バルコニー。
そこまで水が来たら、ちょっと、それから考える。

[それは、ちょっと想像しにくかった。
 どれだけ強い怨念なのだろう]

[雨具と合羽を持つ浜那須。彼の用意に頷いた]

(46) 2011/05/24(Tue) 22時頃

【人】 本屋 ベネット

………静谷、平気、かな。

[ぽつりと呟いた]

[そうしてある程度用意が出来たと知れれば、さっと2階に上がってく]

………まだ時間、あるなら。
皆の荷物も持って来たい、な。

[やっぱり色々未練はあるらしい]

(47) 2011/05/24(Tue) 22時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[懐中電灯受け取って]

助かります。
これだけあれば、順番に使えばかなり持つでしょうし。

[荷物の準備は色々と難しい。
必要なものがなければ困るけれど、多すぎたら体力を無駄に消耗するばかりで。
あまりこういう事には慣れていない。
思えばずっと親に、兄に、幼馴染達に頼りっぱなしだったな、と]

紅子さんは……

[迷う。鳥籠は部屋に残っている。
この天気の中外に出るとしたなら、飛ばせるわけには行かない。
かといって籠に入れると、何かあった時に飛んで逃げる事が出来なくなる]

…………外、出るとしたら。
絶対僕から離れちゃ駄目だからね。

[結局鳥籠は荷物から除外した。賢いこの親友を信じる事にした]

(48) 2011/05/24(Tue) 22時頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

2011/05/24(Tue) 22時頃


【人】 御者 バーナバス

土橋の部屋はどこだったかな…

[少し考えて静谷の部屋だったと階段をふたつ飛びで昇っていく]

静谷!いるかっ!雨が浸水して来た
なんかやばい予感がする

[ドンドンと扉を叩いて、中から返事はあるだろうか]

(49) 2011/05/24(Tue) 22時頃

【人】 会計士 ディーン

 人でなくとも、か。
 世の中には、仕事に恋してる人もいますしね。

[織部の言葉に、そんなことを返しながら、準備を進めて行く。
途中、浜那須の姿が見えれば、その用意を受け取った。]

 俺も一応、懐中電灯1つもってますけど。
 予備で持っておききますね。

[ショルダーバッグは割とパンパンである。
少し肩がこるな……と、こんな状況でも想いつつ]

 物は、生きていればどうにかなるから。
 今は諦めましょう、織部先輩。

[未練がありそうな織部に声かけて、準備が整えば蘭香を2階へと促す。
ちらっと後を向いて、また日向に何か1つ、2つ呟きを残した。]

(50) 2011/05/24(Tue) 22時頃

御者 バーナバスは、メモを貼った。

2011/05/24(Tue) 22時頃


会計士 ディーンは、メモを貼った。

2011/05/24(Tue) 22時頃


【人】 御者 バーナバス

[静谷からの返事がなければ]

静谷、土橋の荷物に懐中電灯があるはずだから、
探して持っておけ
あと体が濡れても大丈夫なようにしっかり準備しておけよ。いいなっ

[部屋の中に声を掛けた]

(51) 2011/05/24(Tue) 22時頃

子守り 日向は、メモを貼った。

2011/05/24(Tue) 22時頃


墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2011/05/24(Tue) 22時半頃


本屋 ベネットは、メモを貼った。

2011/05/24(Tue) 22時半頃


【人】 墓守 ヨーランダ

仕事が恋人、は僕はちょっとやだなぁ。
どうせ人じゃないなら紅子さんがいいね。

[まだ屋内ではあるけど、言いつけどおり自分から離れない鸚鵡に頬を寄せ]

そういえば、皆荷物そのままでいなくなっちゃったから。
諦めてもらうしかないかな。
持って逃げるとか流石に出来ないし……

[そもそも逃げる事が出来るのかどうか。
その不安は口にしない]

(52) 2011/05/24(Tue) 22時半頃

【人】 会計士 ディーン

 紅子さん……か。

[色々胸中想うことはある訳で。
じっと蘭香に寄り添う紅子さんを見る。
結局何もいわずに眼を逸らした。

そのまま2階へと上がれば、浜那須が静谷の部屋を叩くところであったか。
静谷とは接点があまりなく、状況が良く判らない。]

 ………。

[説明を請いたいが、言葉にはしない。
出来れば生を諦めて欲しくはないとは、思っているけれど。
2階のどこへ向かっただろう。
窓から豪雨の中、それでも散らない薔薇(想いの残滓)を見詰めた。]

(53) 2011/05/24(Tue) 22時半頃

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