55 【突発】つべこべ言わずに恋せよ若者【RP】
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まったく、ノックスさんも人が悪いっス…!
[ノックスの胸元に軽く右の拳を当てる真似事をしながら極力明るい声で言いながらも、まだ顔は俯いたまま]
期待、するじゃないっスか…
[ごく小さな声で呟き、顔を上げた。 ――その顔は、どこか物欲しそうな…]
(27) 2011/07/03(Sun) 05時頃
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ごめんごめん、悪かったてば―――
[どうやら冗談だと受け取ってもらえたらしい。 胸元を軽く叩かれ、ペラジーの声が明るくなってきたと分かった。 刹那]
え?
[今、目の前の子は何と言った? 俯きの声と意思が、此方に向かってくる。その表情は、もはや只の少女ではない。 少女と女性の合間の、不安定な感情が露わになっている表情だった]
(28) 2011/07/03(Sun) 05時半頃
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[ふー…と目を閉じて、深く溜息をつく]
…僕ね、そういう冗談は嫌いだよ?
[胸に当てられたままの右拳の手首を、少々乱暴に掴み。 男は彼女を自分の方へ、強引に引き寄せた]
こう見えて、結構乱暴者なんだよ、僕。
[再び唇を彼女の耳に寄せて、囁く]
(29) 2011/07/03(Sun) 06時頃
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[唇は、綺麗な弧を描き]
―――後悔しても、知らないからね?
[開いた瞳は、妖しい色を湛えていた]
(30) 2011/07/03(Sun) 06時頃
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[思っていたことが、口から出てしまっただろうか。 聞こえてしまっただろうか。 出てしまっていたなら、それでも良い。 冗談だ、と言えば。笑ってそう言えば、きっと彼はいつものように笑って、そして ……そして、いつものように、ただの参加者として、接してくれるだろう。]
じょ…
[『冗談っス』そう言うつもりで唇を開けばそういう冗談は嫌いだ、と体を引き寄せられ、耳元で囁かれる。 ぞくりと体の中を何かが這う感覚に震える。]
冗談、言えるほど、器用じゃない、っス…… アタシは…!!!
[続く言葉が見つからない、何か言わなくてはと思うのに、上手く言葉が出て来ない。 ――もどかしい。]
(31) 2011/07/03(Sun) 06時頃
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「アタシは」?
[ペラジーの言葉尻を取り上げて、問い返す]
器用じゃないなら、行動で示せばイイんじゃない? …君、行動派なんだろ?
[入ってはいけないスイッチが、入ってしまったらしい。 囁く唇は、今度は離れることなく彼女の右耳を柔く食んで]
ねぇ…示してみなよ、ペラジー。
[再び囁けば、食んだ場所に軽く歯を立てた]
(32) 2011/07/03(Sun) 06時頃
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ヨーランダは、息苦しくなってきて、毛布から頭を出した**
2011/07/03(Sun) 06時頃
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[更に妖しさを増すノックスの声色に体が熱くなるのが嫌というほどわかった]
ひぅ…!
[耳元で再び囁かれると、本当に自分から出た声だろうかと耳を疑いたくなるような声まで出て。 本当に、どうしてしまったんだろう。 口を開いてしまったら、また変な声が出るかも知れないと唇を噛みしめるも、耳に歯を立てられるとまた甘えたような声が出てしまう。 ――行動で示す? 何をどうすれば、良いのだろう。 熱に浮かされた頭ではもう、正常な答えなど出るはずもなく 震える腕をノックスの背に回し、ぎゅ、と抱きしめ]
……きに……ノックス、さんの、すきに…して、くださ…ぃ アタシは…ほんき………で、す……!
[震える声で、呟いた]
(33) 2011/07/03(Sun) 06時半頃
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町娘 小鈴は、メモを貼った。
2011/07/03(Sun) 06時半頃
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[背中に回された腕が、声が、その体が振るえている。 彼女の声と体は熱を高め、男の加虐心を呷った]
はーい…よくできました。
[ペラジーを抱きしめ返し、彼女の背中を指先だけで、そっと撫でた。 しがみついているから、彼女からは見えないだろう。 …男の顔が、満足げに笑っていることに]
でも、ココじゃあ誰か来たら…大変なことになるよねー? …ペラジーの部屋に移動しよっか?
[男の部屋は、今の場所からじゃかなり遠い。 ペラジーから彼女の部屋の位置を何とかして聞き出せば、誰にも気付かれない様に彼女を誘導しただろう]
(34) 2011/07/03(Sun) 07時頃
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[一言、一言言葉を紡ぐたび、言いようのない熱に支配される。 言い切った、その事に少しの達成感さえ感じながら、ノックスに体を委ねる。 よくできましたと撫でられる背中、その指先の熱が最高のご褒美のようにすら感じられた。]
部屋に……
[こくりと首を縦に振る。ほぼ、無意識だ。]
……号室…。
[小さく部屋の号数を告げ、促されるままに自室へと向かった]
(35) 2011/07/03(Sun) 07時頃
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―朝―
[朝、自室でぱちりと目を覚ます。 布団の上で寝返りを打つと、隣ではメアリーがいまだ寝息を立てている。 なんだかその寝顔を見ていると、自然と頬が緩んでしまった]
…おはよー…。
[起こさぬようにごくごく小声で囁き、上半身を起こして、行こうか行くまいか、たっぷり6(0..100)x1秒は迷ってから、自分の部屋なのだから自分達以外誰がいようはずもないのにきょろきょろと…まるで小動物が周囲を警戒するようにあたりを見回してから]
(36) 2011/07/03(Sun) 07時頃
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…ちゅ…
[こっそり、その頬にキスをした。 してから]
……〜っ…。
[自分が今したことに勝手に恥ずかしがって、頬に手を当てたり、もう片手をパタパタさせたり…もし目撃者がいようものなら、かなりの奇行っぷりを発揮していた。 咳払いを一つして、メアリーを起こさぬように(既に起きてしまっていたかもしれないが)静かに身支度を整える。 顔を洗って、鏡に移る自分の顔を見てふと]
…さっきのは…恋人っぽかったかな…?
[なんて、ちょっとにやけた顔を見て呟いた。 そして]
(37) 2011/07/03(Sun) 07時頃
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…これは…恋なのかな? …今まで経験したことのない感覚なのはわかるけど…。
[不意に、そんな考えが頭をよぎった。 鏡の中の自分は、いつもより真剣な表情をしている。 メアリーのことを知りたい、ということ。 彼女のことをもっと好きになりたい、ということ。 この二つは自分の中に確かにある気持ちなのは変わらない。 しかし、本当にこれは恋なのか? それだけは未だに確証がもてない]
…よし。
[昨日も何度かキスをしたし、今しがた自分から彼女の頬にもした…。 なんだか順番がごっちゃになってはいるが、小鈴は決心を固めたように頷き]
今日は恋人っぽいこと、してみよう…! それで…えと…それで…何か…わかるのかな…?
[固めた決意は数秒で数秒で頼りないものになり、小鈴は困ったように首をかしげ、両手の指先でこめかみを押さえる]
(38) 2011/07/03(Sun) 07時頃
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と、とにかく、恋人っぽいこと…! で、それで…うん、なにか…! なにかこう…あったら…きっとこれは恋…!
[そのなにかが何なのかはわからない。 でも、そうすれば、このふわふわ感やら、妙などきどきやら、いろんなものの答えが見えるんじゃあないかと、そう思えて]
…でも…恋人っぽいことって具体的に何すればいいんだろう?
[小鈴は再び首をかしげ、洗面台をあとにして普段用の浴衣に着替え始めた]
(39) 2011/07/03(Sun) 07時頃
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町娘 小鈴は、メモを貼った。
2011/07/03(Sun) 07時頃
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-ペラジーの部屋- [小さな声だが、それでも男の耳には十分に届いていた。 記憶を頼りにペラジーを支えながら彼女の部屋まで来れば、鍵を催促し、ロックを外して中に入るだろう]
よっ、と…
[ペラジーは熱に浮かされている所為か、もう殆ど体に力が入っていない様で。 彼女をベッドにそっと横たわらせると、無断で家探しをし始めた]
まだセーラー服って持ってるー?
[家探ししながら、男は突然彼女に質問をし始め]
ねえ、約束覚えてる?料理対決の。 …ペラジーが「ご奉仕」してくれるっていう、アレ。
[ここまで言えば、男が何をしようとしてるか彼女は察するだろう]
(40) 2011/07/03(Sun) 07時半頃
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―自室―
[力が入らない、情けないがノックスに支えられなければ部屋まで歩くことすら儘ならなかっただろう。 部屋までたどり着けばノックスに鍵を差し出した。 ガチャリというロックを外す音が酷く大きく聞こえて、部屋に入ると一際大きく心臓が高鳴った。 ノックスの為すがままベッドに横たわる。 恥ずかしくてノックスの顔をまともに見ることができない。掌で目を隠すようにしてうぅと唸っていると、がさごそと何やら音が聞こえてくる。]
何して…?
[言いかけた所でセーラー服なんて単語が聞こえてくる まずい、この流れは、まずい!]
え、あ、えっと…!!
[無い!と言えなかったのはすでにノックスがセーラー服を見つけていたからだ。]
セーラー服で…ノックスさんに…ご、ご奉仕……
[ごくりと思わず唾を飲み込んだ。これは……同じじゃないか、アレと…アレと、同じように…知らぬ間に目はセーラー服に釘付け]
(41) 2011/07/03(Sun) 07時半頃
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[鼻歌交じりに、右手に持ったものをペラジーに見せつける]
そ。「ご奉仕」。 まあ、汚さなきゃ…大丈夫でしょ?
[それは借り物のセーラー服。ペラジーが制服に釘付けになってるのを見れば、男はにっこり笑って]
もしかしてー、元々「そういう」願望があったのかなー?
[意地の悪い声で笑うと、ペラジーの目の前に制服を差し出した]
自分で着るか、僕が着替えさせるか選ばせてあげるよ。
[悪魔の笑顔で問う。 自分で着る、と彼女が言ったら、男は椅子に腰かけてその様子を見ていることだろう]
(42) 2011/07/03(Sun) 08時頃
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ち、違うっス!!!!そこは断じて!!
[と言いつつもセーラー服から目が離せない]
自分で、着るっス!!!!
[着せてもらうなんて、無理だ。どうなってしまうか分らない。 それよりは自分で着た方がという苦肉の決断であった。 制服をハンガーから外した所でノックスの視線が痛いほど身に突きささる。 まさか、いや、絶対に、このまま着替えなくてはならないのだろう。 後ろを向いててくださいと言う言葉は呑み込んだ。 提案するだけ無駄だろう。]
っは、ぁ…
[手が震える。意識しないようにと思えば思うほど、視線を意識してしまう。 ――はやく、脱いで……アレを…きなきゃ…… 四苦八苦しながら、衣服を一つずつ脱ぎ、セーラー服に袖を通した。 脱ぎ着している最中に声をかけられれば、その度に羞恥に顔を染め、息を乱しながら。]
(43) 2011/07/03(Sun) 08時頃
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ペラジーは、手が震えてセーラー服のリボンが上手く結べない**
2011/07/03(Sun) 09時頃
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――回想・お風呂場――
[>>3:200頬へのキスに返って来た頬への感触。 目を細めて堪能する、鼓動がとくとく鳴っている。
静かに目を閉じる鈴を見て、唇に軽く口付けた。 嬉しそうにはにかむ姿をみると、頬が綻ぶ。]
これにしようかなっ。
[身体にバスタオルを巻きつつ脱衣所で選んだのは――。 紺の時に大胆に黄色のひまわりを咲かせた浴衣。]
荷物を鈴の部屋に運んでおきたいし。 うん、ありがと♪
[髪を乾かし、着替え終えれば、一度自室に戻って。 鈴の提案に嬉しそうに微笑んで。 荷物やなにやら、鈴の部屋へと運んだ。]
(44) 2011/07/03(Sun) 12時半頃
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――鈴の部屋――
[既にここに来てから数日が経過して、 鈴の部屋になりつつある旅館の一室で、 別館移動までの日々を過ごす事に胸を高まらせる。]
そだね。 もうすこしお喋りしたいけどぉ。
お布団の中でしてもいいしね。
[>>3:212ぽんぽんと布団を叩く鈴に笑顔を向ける。
すこしだけしまったとの表情に気付くとちょっと緊張。 それでも、横になる鈴の隣に滑り込むと。
布団の中の彼女の手を捜して、 よろしくね、と言うように指を絡め、眠りについた**]
(45) 2011/07/03(Sun) 12時半頃
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――朝――
[ぐっすりと寝息を立てながら鈴の部屋の布団の中。 >>36小声で呟かれたおはよーに、すこし意識が覚醒。]
鈴、おはよぉ…。
[鈴から頬にこっそりと落ちた唇の感触。]
んっ…、くすぐったい。
[嬉しそうに目を細め、はにかみを誤魔化すように呟く。 朝はけっこう苦手で、未だにぼぉっとしながら。
起こさぬように鈴が静かに身支度を整えるのを、 布団の中、甘えるように見詰める。]
(46) 2011/07/03(Sun) 13時頃
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[鈴が顔を洗いに向かうのを、 小さく手を布団の中から振って見送った後も。
未だにごろごろ。]
もっとしたいなっ。 [鈴が頬に落としたキスの感触を確かめるように、 手をそっと僅かに火照りを覚える頬にあてる。
布団の中はほんのりと鈴の残り香もあって、 鈴のお部屋に泊まったとの実感に喜びを覚えた。]
(47) 2011/07/03(Sun) 13時頃
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[窓の外は快晴とは行かない空模様。 でも、雨よりはいい――。]
今日は曇りなのかな? うん、雨がやんでよかったぁ。
あ、鈴――… もう少しで準備終わるから、それ終わったらぁ 食堂に行こっ。
今日の朝は何食べようかなっ。
[ゆるゆると名残惜しそうに布団から抜け出ると、 洗顔をしてから普段通りに髪を結び、控えめに化粧。 今日の衣装は、昨日選んだ浴衣でいいかなと。
準備が終われば、鈴と手を繋いで食堂へと向かう心算**]
(48) 2011/07/03(Sun) 13時頃
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-回想・ヨーランダの部屋-
>>26 追い出したのは俺が悪かったよ。なんもお前の言い分聞かずにな。
いいか? 嫌っちゃいねー。お前のこと嫌っちゃいねェから、もう雨ン中突っ立つなんて馬鹿なことすんじゃねーぞ。
そんな意味で頭冷やせって言ったんじゃねェからな。
[わかったか、といって毛布から頭を出したヨーランダの頭をつかむ。 さっぱり要領を得ないことを言っている自覚はあるので、雨の中には立つなということだけでも伝わればいいと次の言葉を探してしばし黙る]
(49) 2011/07/03(Sun) 13時半頃
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-回想・ヨーランダの部屋-
で、ヨーランダ君は?このヤニクさんのことが好きで好きでしょうがありませーんって? 雨でアタマ冷やした結果がそれかよ。 ほんとに冷えたのか?初めて見た鳥を親鳥だって思い込んでねェか?勢いで言っちまったとかねェんだな?
[一息に憎まれ口をたたいてハァとわざとらしくため息をついた]
俺ァな、お前の気持ちにゃたぶん応えてやれねーよ。
嫌っちゃいねぇぞ。そこは勘違いすんなよ。
[念だけ押して、ヨーランダから視線を離し、少し遠くを見やる]
(50) 2011/07/03(Sun) 13時半頃
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-回想・ヨーランダの部屋-
……俺は、一緒にいてほしいっていうやつを傷つけてきた。 あいつらが望むようなコトをしてやれなかった。 ま、コイビトより夢をとってたようなもんだからな。キーボードと結婚しろなんて何度も喧嘩したわ。
[できる限りのことはしていたつもりだったけれど。 しかしそれは言い訳にしか過ぎないような気がして口には出さない]
ヨーランダ。
[そう名前を呼んで視線を彼にやり、その顔は珍しく――珍しく真剣な顔になって覗き込んだ]
俺はお前が可愛い。傷つけンのなんてまっぴらゴメンだ。 だから軽はずみに一緒にいてやるなんて――いえねェよ。
(51) 2011/07/03(Sun) 13時半頃
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にゃ!?
[朝、最初にキスした時はあんまりに動揺していたせいか、メアリーが微かながら目覚めていたことに気づけなかった。 そのせいもあって、「恋人らしいこと」を考えながら部屋に入りかけたとき、メアリーに声をかけたれて飛び上がるほど驚いた。 はたとメアリーと目が合い、挨拶しなくては、という思いと、恋人っぽいこと、と言うのがごっちゃになって]
(52) 2011/07/03(Sun) 15時頃
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お、おおおおお、おはよう仔猫ちゃん今日も良い天気だね!?
[大失敗した。 数秒、部屋のときが凍る。 小鈴はいやな汗をかきながら、凍りついた笑みを浮かべていた。 頭にあるのは、『後悔』の二文字のみ。 顔が徐々に熱くなってくるのがわかる。 小鈴はなんとか身体を動かし、メアリーに背を向けて襖の脇の柱に片手をあて、その上に額を乗せる。 顔は辺に熱いし、頭はぐるぐるする一方だ]
(いやいやいや今のはなんか違うよね?女の子同士だしそもそも私のほうが小さいしどっちかというと仔猫ちゃんって言われるのは私のほう?いやメアリーにそう言って欲しいって訳じゃないっていうか言われたらそりゃあ嬉しいかもしれないけどそれ以前に今の台詞がオカシイってのは確かだしその上天気曇りだし良い天気じゃないしどうせ言うなら「おはよう仔猫ちゃん今日も可愛いね」とかメアリーを褒めたほうがよかったんじゃ?いやそもそも「仔猫ちゃん」はないよねやっぱり)
[とかなんとかすごい勢いで色々考えていた。 とりあえず一度大きく深呼吸をして、恐る恐る顔を半分だけメアリーに向けた]
(53) 2011/07/03(Sun) 15時頃
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おはよう、メアリー…雨上がってよかったね。
[搾り出すように小さな声で、さっきの台詞、なかったことにならないかな、なんて残念そうな笑みを浮かべて言った]
(54) 2011/07/03(Sun) 15時頃
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[そのあとも、「清水の舞台から飛び降りたい」とか、「豆腐の角に頭ぶつけてさっきの記憶を消したい」とか、訳のわからない思考を繰り返し考えながら、先ほどの珍妙な台詞に後悔し通しだった。 部屋を出るまでにまともに発した言葉は少なく、下手をすれば浴衣を着付けてあげたときの]
…この浴衣、可愛いね。似合ってる。
[この一言だけだったかもしれない]
(はぁ…恋人っぽいことって難しいなぁ…)
[内心盛大にため息をつきながら、メアリーとともに食堂へと向かう最中]
(…いや、ここで挽回…!) メアリー、腕…!
[組もうかと言おうとしたが、身長的に自分が組ませてもらう側じゃん、と直前で気づいた]
…いや…手、つないでもいい?
[違う違う、なにかが違うと、片手で額を押さえ、半泣きでふるふると首を振った。 メアリーにどうしたのか問われたとしても、とりあえずはなんでもない、と答えるだけだっただろう]
(55) 2011/07/03(Sun) 15時半頃
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―食堂―
[とりあえず食堂へ辿り着くと、ここでもハッときがついて]
メアリー、ちょっとごめん…!
[つないでいたであろう手を解いて、席まで小走りで移動し、メアリーの座る椅子を引いて座りやすくした]
はい、どうぞ、メアリー。
[よし、今度こそ上手く行った…! と、一瞬は思ったものの、すぐに首をかしげる]
(アレ…でも、これって恋人っていうより…)
[紳士っぽい、というか、レストランの人っぽい、とか、とりあえず恋人とは違うかも?という気がしてきてしょんぼりなって、メアリーの隣に腰掛けた]
なに食べようか、メアリー…。
[朝食のことを考えながらも、BBQをしないか、という提案を何処かで聞いた、ないし見たなら、じゃあ朝は軽くしておこうかなと考えた]
(56) 2011/07/03(Sun) 15時半頃
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