60 ─昨夜、薔薇の木の下で。
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…ルーカス、
[追いかけなければならないのに、体が思うように動かない。 ――…また追いかけられない。 止まらない友人の名を呼ぶ、まだ戻せる、 振り返ってくれるのではないかと淡い期待を抱いて、 けれども]
――…ルーカ……ぁ…
[彼がそのまま止まらぬのならセピアの色は大きく揺れて。 離れていく――…間に合わない。 本当に失ってしまったのだ、裡に小さな軋みを感じると俯いて。 寒がるように熱を持て余すその身を両手で抱き締める。]
(26) 2011/08/07(Sun) 02時頃
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[言われて、小さな下級生の存在に気づく。 けれど今はそう気に留まることはなかった。 小柄なこの子では、数に入らないだろうな、と思っただけで]
……一旦戻って人呼んできましょう。 ヘクターさんまだ医務室にいるかもしれないし。
ノックスさんはそのまま休んでていいですよ。 日よけもなしに外にいたら、大変でしょう。
[強がりはただ無茶なこととして、取り合わない。 気遣っているようだけれど、結局心を汲み取れてはいないのだ。
ベンチの上にまだあのギターはあるだろうか、 戻ることを視線を態度で、促した]
(27) 2011/08/07(Sun) 02時頃
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ピッパは、イアンからの呼び掛けにも直ぐに応えることはできず
2011/08/07(Sun) 02時頃
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[床に置いたスケッチブックに覆いかぶさる様にして、ガリガリと鉛筆を走らせていく。
昨日フィリパに似た少年の横に描いて行くのは、蜜色の巻毛を持つ少年の姿。 伸びる薔薇の茨に焦がれる様に巻毛の少年は恍惚とした笑みを浮かべて。 その蔓に絡め取られるのを今か今かと待っているよう]
ふふ……良い出来だ。
[赤い舌をちろりと出して、唇を舐める。 絵の出来栄えに満足げに笑うと、巻毛の少年の顔を親指の腹で撫でてやる]
さてさて。 彼の魂は満たされのか。薔薇に食われるを望む彼の望みの果ては――……。
[くつくつ。 暗い笑みが、閉じた部屋の中に静かに響く]
(28) 2011/08/07(Sun) 02時頃
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―自室―
……―――っ、は
[乱暴に、自室の扉を閉めると一つ、大きく息を吐いた。 シャツの胸元を握りしめ、浅い呼吸を繰り返す。]
……正しい、んだ。 そう、此れが。……ただし、い……
[濡れて汚れたシャツを脱ぎ捨てながら、机に歩み寄る。 引き出しに入れてある、レターボックスの蓋を開けた。 受け取った手紙の層を掻きわけて、手に取るのは可愛らしい、花柄の封筒。]
……お前も、そう、思うよな……?
[涙の落ちた跡のあるその封筒を胸に抱き、崩れる様に、蹲る。
涙は、もう、*流れない*]
(29) 2011/08/07(Sun) 02時頃
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[もう、ルーカスは行ってしまってただろうか。 そうじゃなければ、 その姿がまだ見えるのなら…。]
ディンセル先輩ッ!!
[フィリパを残すことはしたくない、けど、 フィリパの顔が悲しくて…その名を呼ぶ。]
(30) 2011/08/07(Sun) 02時頃
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イアンは、ルーカスが行ってしまうのを見て、拳を握り締めた。
2011/08/07(Sun) 02時頃
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………。
[ものすごく、何か言いたそうな…というより、不満が明らかにある表情になっているが。 もっともすぎて、言い返せない。>>27]
…そうだね〜。 俺まで倒れたら……負担になるもんな… よろしく。
[にこりと笑って。促されて、木の影へと歩いた。]
(31) 2011/08/07(Sun) 02時半頃
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イアン…ッ
[傍らから離れる気配、ひくりと体を揺らすと ルーカスの名を呼ぶイアンの姿を見上げ 熱を孕み潤んだセピアの瞳は常の姿からはかけ離れたもので、]
イアン…行くな… …お前まで…
[崩れていく、離れていく。これ以上失うことに怯えて。 先ほどは拒絶した温もりを今度は求めるように イアンへと縋るように頼りなげな手を伸ばす。]
――…お前まで…
(32) 2011/08/07(Sun) 02時半頃
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フィリパ……行かないよ、大丈夫。
[>>32フィリパがこちらを見る。 そして、手を伸びれば、 その手を掴んで助け起こそうとしながら、うん、と笑った。]
大丈夫、俺はフィリパの傍にいるよ。 フィリパに謝らなきゃだったんだ。 むしろ傍にいさせてほしい。 ね、部屋に戻ろう?
[と、言ってから、また、先輩、と付け忘れてたことに気がついて…頭を掻いた。]
(33) 2011/08/07(Sun) 02時半頃
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[言いたげな、を通り越して、 不満が表情に現われればさすがに気づいた。 じ、と深いコバルトの双眸が見つめ返す]
……何か。
[問い返したところで、彼の表情が変わる。 素直に言葉に従って貰えたことには、安堵の息を一つ]
ヘクターさんにも、心配かけますよ。
[宥めるように告げれば、その場から背を向けて、 医務室へと向かおうとした]
(34) 2011/08/07(Sun) 02時半頃
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[ルーカスとフィリパにどういったことがあったかは知らない。 だけど、今は、フィリパを元気づけて、慰めたかった。 そう、大丈夫。薔薇の匂いは、まだ、痛みを増やせばなんとかなるし…。]
ディンセル先輩、疲れてたみたいだった。 だから、あんなだったんだよ。
大丈夫、落ち着いたら、また会いにいけばいい。
[そして、フィリパを支えながら、階段を下りていく。フィリパが嫌がらず、誰からも呼び止められなければ、そのまま部屋に戻るつもりで。]
(35) 2011/08/07(Sun) 02時半頃
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[倒れている二人が見える位置で、木の下に座りこむ。 この暑さがうらめしい。作った笑顔はとっくに消えていた。]
……嫌いだちくしょ〜。ば〜かば〜か。
[ぱたぱたと自身を片手で扇ぎ、医務室へ向かうヤニクの背中を遠く見ながら、小さく呟いた。
暑さに弱い体と、苛立ちの為に、薔薇の蜜は今は落ち着いていた。]
(36) 2011/08/07(Sun) 02時半頃
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―廊下― [中庭で古いギターを手にして、 それから医務室へ向かう道すがら―― 先ほど騒動のあった階段から、降りてくる二人の姿が見えた。 イアンは己が手にしたものに気づくだろうか。 気づくのであれば、中庭で二人がランディと同じように眠りに落ちたことを告げるだろう]
……、具合が悪いんですか?
[そして眉根を寄せるのは、ピッパを支えるような姿に、 視線は問うようにイアンを向く。 きっとそこには、少しだけ憔悴の色が滲んでた]
(37) 2011/08/07(Sun) 02時半頃
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[温もりを求めるのは心に生まれた寒さの所為か、 それとも身に宿る熱が求めているものなのか。 拒むことのない姿、同室者が助け起こそうとするなら 掴まれた手を彼の首へと回して此方へ引き寄せる。]
……、
[温もりを得られればイアンの言葉に頷いた後、 零れる吐息は熱さを持ったまま震えて。]
(38) 2011/08/07(Sun) 02時半頃
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[薔薇の茨と虜囚と。そして二人の少年を描いたそれに名を付けるならば]
――…薔薇の、プシュケー。
[魂を。 そして命を表す言葉を冠して。
次に描く魂を探す様に、クマに縁取られた眸が次に見詰める先は。 小声なれど、一人言葉を紡ぐ声が聞こえる窓の外]
(39) 2011/08/07(Sun) 03時頃
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イアンは、>>38 引き寄せられればそのまま心配気にフィリパをみつめて・・・。
2011/08/07(Sun) 03時頃
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[ふと思い出して、左手の掌を開いてみる。
引っかいた後に浮かび上がる赤い傷のような“それ”は、白い肌には薄紅色になってあまり目立たない。 まだ、小指に絡まっているような段階だけれども。]
……もしかして、俺も?
(40) 2011/08/07(Sun) 03時頃
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…もう少し…
[直ぐに動くことができない、そう呟いて。 薔薇の香に酔わされた身、疼きに震え宿す熱は 引き寄せたイアンにも伝わってしまうだろう。
間違いなどないと信じ続けてきたもの。 己を律してきた姿は軋み罅が入ってしまえば脆く、 少し落ち着けば部屋に連れて帰られるのだろうか。 濡れたセピア再びイアンが欲を抱くことがあるのなら 失うことに怯える心は今度は拒絶の言葉を紡ぐことはなく。**]
(41) 2011/08/07(Sun) 03時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2011/08/07(Sun) 03時頃
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[カーテンを僅かに開き、眸を眇めて外を見る。 中庭の木の下で、己の手を覗く薄金の髪を見つけて、にたりとその唇が歪んだ。
カラカラと窓を開いて]
……五月蠅いぞ。 あまり騒いでいる様なら、其の口。塞いでやろうか?
[薄金の髪へと。 言葉と共に、使いこまれて短くなった鉛筆を投げつけた]
(42) 2011/08/07(Sun) 03時頃
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>>37 [そして、フィリパを助け起こして、連れて戻る途中、見覚えのあるギターを持ってくるのヤニクが見えた。 その様子を不審に思い、彼をじっと見て一度立ち止まる。]
ヴェス先輩とディーン先輩が?
[ランディと同じように眠ったという。 もし、フィリパがランディのことをまだ知らないようなら、ランディは部屋で眠っていたことを教える。起きないことも。]
フィリパ先輩、具合悪いんで…。
[ヤニクの眸に疲れが見えていた。それには、つきり、胸が苦しくなる。 だけど、頭を振って…。 フィリパの件で問うような口調には、不調とだけ。そして、ルーカスの件は余計なことだと思い、黙った。]
ヤニク先輩も、気をつけて…。 薔薇の匂いが、強すぎる。
[そして、また歩き出す。]
(43) 2011/08/07(Sun) 03時頃
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うえっ!?
[頭にこんっと短い鉛筆が当たり、思ってもみなかった所からの攻撃に、体がびくっと跳ねた]
…なんだよ〜、寝不足く…サイモンか…。 [犯人を見つけ、立ち上がる。 ただし、口を塞ぐという言葉から連想したのは、憤怒の表情を見ていたせいか、「口封じ」という単語。 …首をふるふると横に振った。]
……エヴァンス君と、ディーン君が倒れた。 多分あれ、熱中症とかじゃないよ〜。
(44) 2011/08/07(Sun) 03時半頃
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― 自室 ―
[部屋に戻ると、自分の書置きはそのままだった。 とりあえずは、フィリパ抱き上げるようにして、ベッドに寝かす。
その熱には気づいているから、自らもまた熱くなりそうだ。]
フィリパ…落ち着いた?
[でも、あえてそんな言葉を紡ぐ。 そう、フィリパはとても大事な存在で…。今まで本当に甘えまくってきたから。
そんなに弱い姿、見たことがなくて…。 手は伸ばさずにはいられないから。**]
(45) 2011/08/07(Sun) 03時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2011/08/07(Sun) 03時半頃
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[首を横に振る仕種に、擽られる嗜虐心。 小動物の様なそれに、にたり唇が笑みを象る。
だけどそれも一瞬の事。 ヴェスパダインとディーンの二人が倒れたと聞けば、ふんと鼻を鳴らして]
大方あいつ等にこの香りはきつすぎたんだろう。 貴様もそんな所にいると、取りこまれるぞ。
(46) 2011/08/07(Sun) 03時半頃
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―廊下― [問うまでもなく具合の悪そうな様子は見えていたのだから、 元より、彼の手を借りようなどというつもりはなく]
ああ、こっちは大丈夫だ。 ……お前、ちゃんと看病できるのか?
[ただ、眦を和らげた眼差しを向けるだけで、 きっとその時にはもう疲労の色は隠されてた]
――薔薇の?
[問い返すような言葉の反復は、けれど意味はつながらず、 また答えを求めるものでもなかった。 ひと時、止めた足をまた医務室へと向けて――]
(47) 2011/08/07(Sun) 03時半頃
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―医務室― [ヘクターも騒動に様子を見にこようとしていたかもしれない。 とにかく、二人を運ぶのにその手を貸して貰い、 その時に>>2:431医師への連絡を頼んだことも聞けただろう。
二人を医務室に運び終えれば、 手にしたギターはどうするか迷って、 結局、ヴェスパタインの寝台の傍らに立てかけた。
くしゃりを髪をかき混ぜて、 白いカーテンを閉ざす**]
(48) 2011/08/07(Sun) 03時半頃
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それは………
[もしかしたら既に手遅れかもしれない、という言葉は飲み込んで。>>46]
…もっともだな〜。二人を運び終わったら、すぐ戻る。 忠告ありがと〜う。
[動機は知らないが、サイモンの忠告は自分への心配だと受け取って、礼を言って。 もうしばらくここにいる旨を*告げた*]
(49) 2011/08/07(Sun) 03時半頃
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[寮内に満ちた、慾を誘う香り。 それに取りこまれて倒れたと言うのなら、もう手遅れなのだろうと胸の裡で思う。 だからと言って、胸が痛むと言う事はさらさらないのだけれど]
忠告? まあ、好きに思えば良い。
[薔薇のプシュケーに描く新たな少年の魂を、未だ失いたくないだけのものなのだが、否定も肯定もせず。
ぴしゃりと閉じた窓の内側で。 木陰で休む其の姿を、昏い眸はじっと*見詰めつづけていた*]
(50) 2011/08/07(Sun) 03時半頃
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― 自室 ― >>45 [ベッドに寝かせたあと、傍らにカメラも下ろす。 そして、離れなければならないけど、その弱弱しさと、きっとその手はまだ自分を掴んでいてくれたかもしれない。 さっき渡した真紅の紐はどうしただろう。ともかく、まだ結ばれていない髪を、髪だけなら、と撫でる。]
フィリパ、綺麗だから、やっぱり髪は結ばないほうがいいな。
[でも、さらりとした髪を撫でれば、その間に見える首筋。そこにも目は釘付けになる。 そして、また落ち着こうと苦しげに息を吐いた。]
フィリパ…ちょっとだけ、待ってくれる?
[そう、己の欲を自ら発散させれば、きっと我慢できると思った。それがまたすぐ襲ってくる波だとはまだ知らないし…。でも、もし、フィリパがそれでも引き止めてしまうなら、グレイの眸は細まって…
きっと、口付けてしまう。 それは目蓋ではなくて、唇に。
町で女の子と何度か遊んだことのある手や身体は…きっとフィリパの想像以上に優しい抱き方を知っている。 悩ましげに寄る眉は、己の欲望と理性の葛藤を繰り返している証。**]
(51) 2011/08/07(Sun) 08時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2011/08/07(Sun) 08時半頃
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[どれ程意識を失っていたか。 恐らくそんなに長くはなかったろう。 目覚めたとき、後輩はすぐ傍にいたろうか。 赤い唇を歪めて笑い]
……ねえ、テッド君。 憧れの人とか、いる? 想いを遂げたい人は、いる?
俺が。 協力してあげますよ。
[肌の痕を隠すでもなく。 むしろ見せつけるようにして、微笑む。 その笑みは今まで以上に淫靡で*]
(52) 2011/08/07(Sun) 09時頃
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―涙で滲んだ便箋―
――― 親愛なるお兄様。
きっとこれが、私の最後の手紙になります。
私は、お兄様と一緒に居てはいけないと、前から、ずっと、感じていました。 お兄様の気持ちが嫌なわけではありません。 とても、とても嬉しかったし、私も精一杯答えようと思っていました。
でも、きっと私達は、来てはいけないとこ■まで来てしまったのだ■、そう思います。
だから、私は、こ■で終わろうと、決めました。
(53) 2011/08/07(Sun) 09時半頃
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お兄様だ■ではありません。
お父様やお母■、お姉様にも、迷惑をかけ■と思います。 ■山、沢山、泣かせてしまうと思います。
勝■な事をして、ごめんなさい。 でも、謝っ■許してもらおうと■、思っていません。
■もこれ■、■にとっても、お兄■■とっても、一番良■、選■なのです。 わ■ってく■さい。 ■れが、私■できる、最■のお■様へ■■情表■なのだと■って■■さい。
愛し■い■■、お■■。
[――― 差し出し人の名は、滲んで読み取れない]
(54) 2011/08/07(Sun) 09時半頃
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―自室―
[何度も読み返したその花柄の便箋を畳み、レターボックスの奥底に仕舞った。
――― 名前を呼ぶ声が、頭から、離れない。
袖を通すのは真白いシャツ。 整髪料は柑橘の香。
結局、選ぶのは、何時も通り。]
(55) 2011/08/07(Sun) 09時半頃
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