40 おおかみさんが通る
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[女性は痩身であったが、やはり女の力一人で連れていくには荷が重くすぐに息があがる。 人々が奇異の目で彼女を見るが、誰も手伝おうと声をかけてくるものは無く。]
(……なんて冷たい人達なの…?
ちょっとは手伝いなさいよ、馬鹿っ!
[誰にも聞こえないように小さく呟きながら、彼女はゆっくりと歩みを進めた。]
(26) 2011/01/05(Wed) 21時半頃
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――七坂町駅――
……っ……っ
[翠の身体の熱は、これ以上上がりようがないと思える程に上昇していた。 冬の冷気は、その熱も喰らい尽くすかのように翠を覆う。 激しい呼吸に、口から漏れる吐息は白い。]
………っ
[起きなければと思うのに翠の身体は鉛のように動かない。 駅の雑踏がやたらに頭に響いて、耳を塞ぎたいのに自分の手すら動かすことが侭ならない状態だった。]
( 流石にもう、駄目、かな…… )
[自身の身体を他人事のように思いながら、翠は小さくわらった。]
(27) 2011/01/05(Wed) 22時半頃
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[ヨーランダが駅を訪れたのは、何時だったのか。
確かに意識を保っていた筈が、彼女から掛けられた言葉に翠は反応出来なかった。 無意識に口から漏れていたのは、謝罪の言葉で。
抱き起こそうとするヨーランダに、翠は意識の中では首を振るのだが、実際には彼女にされるが儘になっていた。
しかし、長身とはいえ折れてしまいそうな程に細いヨーランダが簡単に動けない翠を運べる訳はなく、少し歩いた所で直ぐに息があがっていた。]
……も、う、いいですか、ら……
[ヨーランダに掛ける翠の声は空気に溶けてしまうように幽かで、救助を手伝おうとしない周囲に憤りを見せていた彼女に聞こえたかどうか。]
(28) 2011/01/05(Wed) 22時半頃
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[肩越しに、弱々しく女性の声が聞こえて、彼女は歩みを止めて耳をすませた。 女性は「もういい」、と言っているようだった。]
放っておけるわけないでしょう!?
[女性に強い口調でそう言うと、再び歩みを進める。 ゆっくり、ゆっくり。時々ふらついて転びそうになりながらも、少しずつ前に進む。]
……あの角を曲がれば…大通りだから…っ もう…少し、頑張ってっ………
[肩越しに女性に話しかけながら、彼女はまた一歩足を出した。]
(29) 2011/01/05(Wed) 22時半頃
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…お気持ちだけ、で…十分で、す……
[はっと息を吐きながら、ヨーランダの強い口調に応える。 ふらつきながらも、前に進もうとするヨーランダの肩越しに見える景色はぐらぐら揺れていて、翠には今にも地面が崩壊しそうに感じられた。]
…ど、うか………お願、い……ま…す… 私を……助け、ようと…して、下さっているの、なら……
(30) 2011/01/05(Wed) 23時頃
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―三日 自宅・傘屋―
[店へと帰ったならば泣きそうな顔で弟子が出迎えてきた。 手には小粒金一つ、客がきたとの話を聞き一本見繕って欲しいとの言伝も聞いた。 この御時世に珍しい。 話に聞いたその男は弟子と歳も近い程か。 何やら朱い傘をよくよく見ていたと謂う。 ならば長さは、重さは、色はと幾つか合わせていたのは昨日の夜の話。 そしていつもの通り店をあけた朝、華族の娘と軍人の話を聞くのであった。
昨日の帰路考え念う事はあれど、矢張り店をあける事に変わりはなく。 しかし確実に芽生えた意志はある。]
(31) 2011/01/05(Wed) 23時頃
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[破れ傘をくるくるり。何やら楽しげに鼻歌歌いながらぶらぶらり。 何かこの雪に風情ある景色は見えないかとも思いつつ。
どうやら昨夜のことは噂になりつつあるようだ。 異人の軍人、事件に巻き込まれればそら目立つ。 殺しは流石にとどまったが、ざまぁみさらせとくつくつ笑い。 ケモノ如きに情けないとも嗤う笑う。 駅の向こう、何やらよたよた歩く人影? 何やら支え頼りつな姿も見えて]
…あんれま?天女様がご来駕されたのかしらん? それとも何か人助け?
(32) 2011/01/05(Wed) 23時頃
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ヤニクは、傘をくるり。二人へとのこのこ歩み寄り。
2011/01/05(Wed) 23時頃
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あらん?
[雪に溶けそうな娘が支えるのは如何にも調子悪そげな…どこかでみた顔]
あらまあらま。どうなすったののかしらん?お二人さん。 こんな街の中で遭難でもされましたかネ?
[もう一度、番傘くるり。つもった雪が、ぱらりと落ちる]
(33) 2011/01/05(Wed) 23時頃
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[さて肩とり合い進む女子が先か、風の知らせに傘求める客が先か。 其れは変わらず店の中、降る雪凌ぐ鮮やかな傘一本一本手を込めて。 作業の音は外にまで聞こえていようか、聞こえていまいか。]
(34) 2011/01/05(Wed) 23時頃
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ヨーランダは、子梨に声をかけられ、横目で彼を認めた。
2011/01/05(Wed) 23時頃
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……あ、貴方は………けほっ…
[頭上から振ってくる声に、翠は重い頭をなんとか上げる。 ぼんやり霞んで見えはするが、この強烈な個性は忘れてはいなかった。]
(35) 2011/01/05(Wed) 23時半頃
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親方 ダンは、メモを貼った。
2011/01/05(Wed) 23時半頃
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……この人が、駅で…、ひどい様子で横になっていたので… そこの傘屋さんまで…っ、お連れしようかと……
[横目でちら、と子梨を見たが、すぐに目線は真っ直ぐ前へと。 はぁ、はぁ、と肩で息をしながら話すが、足を止めることはせず、また一歩。]
(36) 2011/01/05(Wed) 23時半頃
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具合悪そうネ。なんで外なんてほっつきあるいてるンですかね、お針子さん?
[翠の前にぺたんとかがんで問い尋ね。 見た感じ、ヨーラは手を貸そうとしてるし、 翠はそれを拒んでるような]
物騒な世間なんだから、おうちにひっこんでりゃいいのに。 それとも何かしら?柴門さんだっけ?しょっぴかれたからって直訴にでも?
(37) 2011/01/05(Wed) 23時半頃
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ヤニクは、じ、と翠をみやりつつ、手は貸さない。貸すとしたらヨーラを支える為。
2011/01/05(Wed) 23時半頃
親方 ダンは、メモを貼った。
2011/01/05(Wed) 23時半頃
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[翠の様子を見てわからぬ程、空気が読めぬ訳じゃない。 思い切り眉を顰めると、すっくと立ち上がって]
ま、お嬢さんは自分でこちらにいらっさるようだから、 俺は手を出すとこじゃないと思うンで。 ヨーラもこのお人はそっとしておいてあげた方がよろしいンとちゃいますかしら。
そぉんな強い御意志でいらっしゃるなら、 手前の手助けも邪魔なだけでしょう。
と、手前ちと用事がありましてナ。少し失礼。 お針子さん、貴女もあんまり人に夢見の悪い想いはさせなさんナよ
(38) 2011/01/05(Wed) 23時半頃
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[すれ違いざま、翠に…もしかしたらヨーラにも端々は聞こえるような声で呟いた]
あの軍人さんより、アナタを襲ってあげた方がよかったかもしれないネ。 運よく凍死しなけりゃ、お上ンとこで休めもしましたかもサ。
(39) 2011/01/06(Thu) 00時頃
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[ヨーラは流石に心配だったけれど、 それ以上に]
…俺らもあぁもわが身を大事にしない人ばっか襲ってたら、 少しはありがたがってもらえるのかしらん?
難儀なものネ。こうも静かに生きたがってるのに捨て置いてくれない癖に、 死にそうな人はほっておくンですもんサ。 人ってぇのは…
くだらない。
[そうして下駄の音がなるのは番傘屋
(40) 2011/01/06(Thu) 00時頃
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………え?
[子梨とのすれ違い様に聞こえた、端々の言葉が彼女の頭を真っ白にした。
慌てて振り返るが、その口からは男にかける為の言葉は何も出てこず。
ただ、男の後ろ姿を目で追うことしかできなかった。]
(41) 2011/01/06(Thu) 00時頃
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親方 ダンは、メモを貼った。
2011/01/06(Thu) 00時頃
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―― 傘屋 ――
[見知らぬ人に会ってみようと思えど、 その人の名しか知らぬ自分は、何処に行けばいいか分からず。 見知りの壇の元へと、自然と足は赴いていた。]
こんちゃーす!
[明るい声で、傘屋の中へと声を掛ける。 弟子の青年もいつしか活動写真を見に来たことがあっただろうか。 兎角、不審者とは思われないはずで]
(42) 2011/01/06(Thu) 00時半頃
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お邪魔しますよ、と。 御主人は御戻りですかしらん?
[戸を潜って、いつぞやの御弟子に軽くご挨拶。 とても胡散臭い目で見られた]
お約束の傘、見つくろってくださいますかしらん
(43) 2011/01/06(Thu) 00時半頃
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ヤニクは、キャロライナに目ん玉ぱちくり。つられて「こんちゃーす」…?
2011/01/06(Thu) 00時半頃
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[青年と鉢合わせて、こちらも一寸目を瞬かせ]
こりゃあ失礼。 傘屋のお客さんだったかな。
あたしはご主人に人狼の情報を聞きに来ただけなんで、 お先にどうぞだよ。
[言いつつ、青年の後から戸を潜って中へと]
(44) 2011/01/06(Thu) 00時半頃
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………ねぇ、貴女、あの男の人が何て言ったか、はっきり聞こえた…?
[返事はかえってくるかはわからなかったが、彼女は問わずにはいられなかった。]
…まさか、本当に……? 私…
(どうすれば…………
(45) 2011/01/06(Thu) 00時半頃
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おやま。ありがとさん。お邪魔しますよっと。
[先に中に入ってから、彼女のいう「人狼」という言葉に少し眉を跳ね上げて]
ほうほう。お探しでいらっしゃるンですかしらん。 なんか人もしょっぴかれたりしてるとか。
中々勇壮な御方ですナ。
[そしてふと思い出すあの猫娘。 彼女は今どうしてることだろう]
(46) 2011/01/06(Thu) 00時半頃
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探してるって言っても、 子どもの探偵ごっこのようなもんさ。
[しょっぴかれたり、という言には頷いて]
貴和子さんが連れて行かれちまったし、 平家さんが怪我をしたとも聞いたね。
知らない人が怪我したりしょっぴかれるなら、 そりゃああたしも、自分の身を案じて この事件から身を引くさ。
だけども、平家さんは明らかに被害者だし、 何より一緒に人狼を探そうと話した貴和子さんが連れ行かれちゃ 放っておけない。
[人狼を探そうと果敢だった貴和子や、被害者の平家。無実の柴門。 そんな人々を見て、動かずには居られない。 所詮は幼いヒロイズムかもしれないけれど、 子どもなりに、この事件を晴らそうとしたいのだ。]
(47) 2011/01/06(Thu) 00時半頃
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―傘屋―
「ああっ、明里さん!新年明けましておめでとうございます!」 [元気よく声をかけたのは弟子の方、にこにこ笑顔であるかと念えば次にはモジモジ赭ら顔。]
「あの、その、もしもよければ、これ…っ!! あっあっああ!親方、親方この方ですよ!昨日いらっしゃったのは!」
[手に握る何か少女に渡すことも出来ぬまま、忙しく客人を中へ通す。 其れは突然活気の佳くなる店についていけず、ぽかんと客を見るばかり。]
(48) 2011/01/06(Thu) 00時半頃
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へぇ。そらご立派な心意気ですナ。 あの猫娘…失礼、貴和子サンも連れてかれましたか。 あ〜んなお惚けサンが人狼なんて、お上の目は何を見てるンだかネ。
しかし…不思議ですナ。なんでそこまで人の為に走りなさるのかしらん?お嬢さんは。 なんで人狼を捕まえようと思われますのかしらん。
[純粋に問いかける。袴の下、見えぬ尻尾がくるりと回る]
自分が殺されないように捕まえるなら、わかりますけどサ。
(49) 2011/01/06(Thu) 00時半頃
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哲夫さん、明けましておめでとう!
[事件について真面目な顔をしたと思えば ころりと明るい笑みで哲夫に返す。 この辺の切り替えの早さは、危機感の無さかもしれない。]
ん?
[何かを握っているようにも見えたが、 哲夫の視線が青年に移れば、言及することもなく。]
(50) 2011/01/06(Thu) 00時半頃
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貴和子さんが人狼なわけないのにさ。
[お惚けという表現に同意も否定もせず、続く問いには]
いんや、大した理由じゃないさ。
[青年に向き直れば、少しばつの悪い笑みで]
首を突っ込んじまった以上、 自分の矜持からして後に引けない。 そんなところだね。
このまま、事件から身を引いたら、 負けた気がするんだ。
唯、実際に人狼を目の前にしたら、恐ろしくて竦み上がっちまうかもしれないけどね。
(51) 2011/01/06(Thu) 00時半頃
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ふぅん…。わかンないなァ。
[人が人に危害を加えても、人そのものを殺そう、根絶やしにしようとは思うまい。 しかし人は…人狼ならきっと危害加えずとも死止めようとするのだろう]
負けちゃいけないトコは、確かにあるんでしょうナ、
人という生き物は。
[最後は酷く小さい呟き。多分、聞こえない位に。 そして視線を一度泳がせる先は傘屋の親方]
…ふ〜ん……。
(52) 2011/01/06(Thu) 01時頃
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[とぼとぼ、と彼女は通りを歩く。
針子は、目の前にあったカフェのオーナーに後を頼んできた。 体も心も早くよくなると良いが。
さて、私は何処へいこう。
何だかひどく頭がすっきりしない。]
(53) 2011/01/06(Thu) 01時頃
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んー。まあ。 あたしゃ、自分の正義感の侭に行動しているだけさ。
[その正義感が何処から来る物なのかは分からない。 常識か?人間としての本能か?プライドか? ともすればその正義感の生じる元は、酷く醜いものかも知れず しかし幼い少女はそれに気づくことは、ない]
壇のおっちゃん。
[突然騒がしくなった店内、少なくとも自分の活気もそれに影響しているだろうとは自覚しつつ]
人狼について何か知ってることはないかと思ってきたんだ。 だけど、お客さんを優先しておくれ。
(54) 2011/01/06(Thu) 01時頃
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[挨拶返され上機嫌な弟子の手に握られるは一体何か。 渡せぬままに客人へと向いてしまったのだから仕方なし。 も一度渡そうかと意気込んで見るも親方に頭撫でぐり回され、茶を入れてこいと小間使い。 ろまんす近場に落ちていようぞ、少女はきっと気付きもしない。]
明けましておめでとう、御二方。 店が明るいのも何時振りかな。
[向けるは笑み、店先に腰掛けて。 朱い色に白の格子、そんな唐傘を手に。 客人の目に留まるだろうか。 会話の邪魔に成らぬよう、目配せ一つ送っても見る。]
(55) 2011/01/06(Thu) 01時頃
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