256 【突発RP村】胡蝶の夢
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[ キャサリンの話す数は、此処にいるであろう、>>18 人数と一致するものだから、気味が悪いのです。 隣にいたローズマリーは、彼女に近付いて、 若い二人を案じる言葉を紡いでいました。 …… そう、みんなのお姉さんなのは私なのだから、 私がしっかりしなくちゃ、 と。 ひとの暖かさを失った毛布を、抱き締めます。]
トレイルの言う通り、よ。 キャシー、貴方は好きだけれど、 みんなを怖がらせるお話をする貴方は、 …… あんまり好きじゃないわ。
[ 俯いて、言葉を並べました。 居心地の悪い場所からは、逃げたくなる癖があります。 ですから、私は柔らかなソファから立ち上がり、 聖堂の方へと足を運ぶこととしました。 綺麗なステンドグラスの並ぶ、あの場所へ。]**
(28) 2016/11/14(Mon) 08時頃
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―1日目・客室―
[家に帰れないと聞けば前日はひどく愚図っていた。 ひとりきりの客室、家族のいない寝泊まり。 家で、自分の部屋で眠るのとさして変わらぬ景色だが ──母さんがいればこうでなかったのに。 そう思えばまた、収まった苛立ちが湧き上がったか。
眠れず布団にくるまっては、降り続く雪を眺めていたものの 短い時間ながら遊び疲れたせいか、いつしか眠っていた。
そうして目を覚ましたのは、自分の意思でなく 母の声でも朝食の目玉焼きの匂いでもなく、 けたたましいキャサリンの騒ぎ声。]
(29) 2016/11/14(Mon) 08時頃
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ん……ぅ、 煩いなあ
[不機嫌な独り言を零しながら “じんろう”と聞き取ったのは、噂に聞いたあれのことかと どきりと胸が鳴る心地ですぐに微睡みから醒める。 傍らに置いた眼鏡を掛けたなら、相変わらずの寝癖のまま 人の声する階下へと。**]
(30) 2016/11/14(Mon) 08時頃
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[雪空が激しく牙を剥く前。調理場にて。 ハナの後に現れたのは、ケヴィン。>>0:236 申し出には、横に首を振る。]
慣れてるから、平気です。 食器、持ってきてくれてありがとうございます。
[甘え下手な少女は、矯正されることなく育つ。>>0:122 横を見上げ、微かに口端を緩ませ、言葉を告げる。 冷たい水は、指先から掌から、 体温を奪っていたことは確か。それが否定しようが無い日常。 ケヴィンが持ってきてくれた食器に手を伸ばす。 洗い始めてから、気がつく。 ああ、水切りカゴが一杯に、なっていた。*]
(31) 2016/11/14(Mon) 08時半頃
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[ケヴィンが立ち去った後に現れるは、オーレリア。>>0:242]
パイを作ったのは、キャサリンなので、 お礼なら彼女に言ってください。 ─── ……。
[食器についてのお礼を述べねばならないのに、 声に出すことはできなかった。
全ての食器を洗い終われば、 雪の妖精により帰り道が閉ざされることを知る。 ジェフの言う通り、寝床に着く前には、 戸締りがされているか全て、確認した。]**
(32) 2016/11/14(Mon) 08時半頃
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[これまで、キャサリンの御伽噺には、 はじまりとおわりがきちんとあったように思う。
森の方に狼の姿を見た、という話には、 翌日大きな噛み跡のついた林檎を持ってきて 昨日の狼は林檎が欲しくて此方を見ていたのだと 周りの者を安心させようとしてか、 そんな話の続きをしてみせた。
トレイル>>19やオーレリア>>28が言うように いつもの御伽噺とは性質が異なる気がした。 ローズマリー>>26が案じたように 子供に聞かせるには向かない御伽噺。]
…………。
[キャサリンに語り掛けるトレイル>>23の声を聞き、 男は思案げな様子のまま、彼女から離れ、背を壁に預けた。**]
(33) 2016/11/14(Mon) 09時半頃
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[人を喰らうという人狼。背筋がゾクりと凍りつくような感覚は、妙な現実味を帯びたキャサリンの話からか、はたまた朝の寒さのせいか。]
獣が獲物を喰らうのは己が生きるため。 ならば人のかたちをした人狼はなぜ人を襲うのでしょうね。 飢えに苦しむのであれば、きっとこの修道院は手を差し伸べてくれるでしょう。 そうは思いませんか、オーレリア。
[御伽とわかっていても思いを馳せてしまう。救われた存在だから。 信仰深い彼女がいたならば、呟くようにそう声をかけただろう。]**
(34) 2016/11/14(Mon) 13時頃
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[ 聖堂の中央に立ちずさみましょう。 ステンドグラスから差し込む明かりは鈍く、 飾られるオルガンの蓋は、 いつ最後に開けられたのでしたっけ。
軽く指を添えて、俯きます。 人狼、 それはひとを喰らう …… ]
… ええ、本当よね。 なぜ、人が人を喰らうのかしら? 人を食わねば、飢えが満たせぬ理由でも、 あるのかしら、ね …… ?
[ お伽話と分かっていながらも、 背後から掛かる声に答えましょう。>>34 振り返り彼を視界に収め、ゆると眸を細めましょう。]**
(35) 2016/11/14(Mon) 13時頃
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―厨房―
[ひとは、恵みなくして生きてはゆけない。 キャサリンの隣をすり抜ける形で、台所へと足を進めると 貯蔵してある食料で、簡単なブランチを作ろう。
燻製のソーセージを包丁で切り分けて、塩をふり、卵と一緒に炒める。安い小麦粉を使っているの、堅いのパンを添えるだけの簡単な食事。 けれど人数分を用意するのは一苦労。 手が空いている人がいれば、お皿を食堂に運んでもらいましょう。
先に収穫された葡萄から作った、ジュースも見つけた。 瓶に入ったそれをテーブルに出しておく。]
よかったら食べてね。 ……キャサリンもお腹が空いているのではないかしら?
[眠ること、食べること、休むこと。 それらを怠ってしまうと、余裕がなくなってしまうから、と。*]
(36) 2016/11/14(Mon) 13時半頃
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[寒い、と思った。 寒さを知覚し、意識は一気に浮上する。
昨晩寝台も、毛布も、十分ではないと知り、 久方ぶりに姉と、同じ寝台に横たわった、はず。 隣に姉の姿はなく、 手を伸ばしてもシーツの冷たさが伝わるのみ。 窓より、外を覗き見れば、広がるのは白い世界。 眸を細めてみても、何も変わらない。 外の明るさから、時刻を計ることはできない。]
(37) 2016/11/14(Mon) 14時頃
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[身支度を整え、人の気配がある1階へと下る。 姉の訴える声が聞こえてくるだろうか。 本当の、本当に、本当!と。]
おはよう、ございます。
[姉以外にも、人がいることを認め、軽く頭を下げる。 ねえ、聞いてメルと姉に呼びかけられる。 内容に耳を通せば、眉を下げる。]
(38) 2016/11/14(Mon) 14時頃
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[怖い話はしなくても、十分に寒いのに。 狼のこわぁいお話。あの話をしていたのも、夏だった。 蒸し暑さの中、身体がすうと冷えて、>>0:180 オーレリアの両腕の中で、小さく震えていたのも、夏。]
おねえちゃん、今は、夏じゃないよ。
[怖いお伽噺の後は、救いがあった。>>33 人を食べる人狼がでた、というお伽噺には、 どのような、おわりを姉は見つけるのか、 全く想像もつかなくて、困ったように笑った。]**
(39) 2016/11/14(Mon) 14時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/11/14(Mon) 14時頃
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[すん、と息を吸えば、漂う匂いに朝食を思い出す。>>36 準備を手伝わなければと思うけれど、 姉から離れられそうもなかった。]**
(40) 2016/11/14(Mon) 14時頃
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[一頻り語るのは人狼のお話。
けれどキャサリンに話せる事は限られていた。
トレイルはそれを悪い冗談だと言うけれど
冗談ではないと訴えるようにふるりと首を振る。]
……何もされてない。
あなたが謝ることなんて何も……。
ねぇ、本当に本当なの。
[トレイルが如何してそういうのかを察しながらも
今話したことを取り下げることは出来なくて
もどかしげにへなりと眉を下げた。]
(#0) 2016/11/14(Mon) 15時頃
[話の結末は知れないからケヴィンの促しに首を振る。]
本当なのに……
[いくら訴えても届く感触は得られない。
視線を重ねたローズマリーの諫めるような言葉から
彼女が懸念することを理解できた。
知らないほうが危険だとキャサリンは思う。
怖がらせてしまうかもしれないと分かりながら
大事に思う妹に話して聞かせたのも同じ理由。
妹の困ったような笑みに、*本当と訴える声はか細くなる。*]
(#1) 2016/11/14(Mon) 15時頃
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− 昨晩 −
キャサリン?
[案内をしてくれるという女性の名を聞き、おそらくあの女性だと見当はついていたが、念のため顔を確認する。
みなに囲まれてアップルパイを食べていただろうか、もう片付けていたか。 一度断ったのに名前を出すということは彼女と話すべきということだろうか、私1人で勝手に歩かれても困るのかもしれない。]
ありがとう、続きはキャサリンから聞こう。
[そう言って、席を立ち、キャサリンに声をかけて、ディーンの泊まった部屋に案内してもらう。]
(41) 2016/11/14(Mon) 15時半頃
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[メルヤが言った通り>>0:197、キャサリンは二階の階段から右に行ったところにある角の部屋に案内してくれた。]
ありがとう。 少し、調べます。
[心配ならば監視すればいいし、用があるならいなくなっても構わない、というように告げたが、彼女はしばらくとどまり、ディーンについて尋ねてくる。 はっきりとしたことは言わず、村外れの山の中で男が見つかり、その人物がディーンかもしれないということだけを告げて、部屋を調べた。
それでも、大したものは出てこずに。
ふと窓を見ると、先ほどちらついていた雪が、嵐のような吹雪になっている。
キャサリンは泊まっていくことを勧めてくれ、せっかくなので、この部屋で一晩過ごさせてもらうことにした。
―――…何も、その夜は、起きなかった、はずだ。*]
(42) 2016/11/14(Mon) 16時頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2016/11/14(Mon) 16時頃
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― 一日目 朝 ―
[まどろみから浮き上がり。意識が顔を出す。 うっすら目を開けると、いつもと違う天井。
ここは、どこだ?
天井を見上げてぼんやりと昨日のことを思い出す。 そうだ、山で見つかった男を調べるために修道院に来て……。
窓の外を見る。 今も吹雪は止んでいない。
起き上がって洗面所を借りて顔を洗い、部屋に戻ってジャケットを羽織る。 ずいぶん冷える。
また窓の外を見る。 まだしばらくは、外へ出ることは叶わないかもしれない。]
(43) 2016/11/14(Mon) 16時半頃
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[階下へ行くと、昨晩同じように帰れなかった者たちが食堂に集まっているらしい。 人が減っていないか――確認しなくては。
そう思いながら自分も食堂に入る。 すると昨日自分を部屋に案内してくれた女が、かなり取り乱した様子で皆に何かを聞かせている。>>#0,>>#1]
人狼か、興味深いな。 退屈な吹雪の中ではいい話題じゃないか。
[口をゆがめて鼻で笑うような表情でキャサリンの傍に行き、人狼の話を聞く。 肯定も否定もせずに、ただ話を聞いて、頷いて。]
それじゃあ充分、用心しないとな。
[話が終われば立ち上がり、暖炉の火の様子を見る。 傍に誰かいれば、薪はどれくらい持ちそうか話しかけるだろう。]
(44) 2016/11/14(Mon) 16時半頃
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……キャシー。
[必死なのはお互い様 キャサリンは己が周りが何を言えど>>#0 >>#1本当と言い張り続ける。 こちらだって何も好きで親しい彼女の言葉を否定して困らせてるのではない、嫌がらせがしたいのではない。 言葉を見つけられなくなり、その場の面々へ視線を巡らせた時。]
あ……。
[新しい声が聞こえた。 あの人もやっぱり泊まっていたのか。昨日避けようとした自警団員>>44 鼻で笑うような調子の反応に、静かに眉根を寄せた。]
(45) 2016/11/14(Mon) 17時頃
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[話は平行線を辿り、空気が変わることもなく。 この場所は落ち着かなくて、先に立ち去ったオーレリア>>28を追うように、聖堂へ向かおうと懸命な姉に背を向ける。*]
(46) 2016/11/14(Mon) 17時頃
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[聖堂に佇む女と、後方にもう一人>>34 >>35 ヴェスパタインは少々気が弱くもあるが、落ち着いた年上が二人そこにいた。 彼らと言葉を交わせば気持ちの整理になるだろうか、神聖な場に足を踏み入れようとし。]
……。
[聞こえた会話にそれは成されず、声を掛けられないまま独り立ち尽くす。
人狼が人を喰らう理由、それは何なのだろう? 人の形の獣は、修道院が救えるような存在なのだろうか。 御祈りの時間を嫌がった己には、分からないことなのかもしれない。*]
(47) 2016/11/14(Mon) 17時頃
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[キャサリンの話をしつこく遮る青年が眉を寄せてこちらを見ている。>>45 その姿にも、にやりとした笑みを向ける。
話しかけようか。 そう思っていたが、彼はさっと部屋を出てしまう。
この吹雪だ、いくらでも話す時間はあるだろう。
そう思って、暖炉に薪を新たにくべる。]
(48) 2016/11/14(Mon) 17時頃
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[ …… 平行線を辿る会話、 ケヴィンが綺麗に纏めてくれていたけれど、>>33 全身を駆ける血は、大きく脈打つのです。 何時もであれば、大好きなキャサリンのお伽話は、 最後まで聴き漏らさずにいたのですけれど、 今日ばかりは、息苦しくって。 弱々しく紡ぐ頃には、もう私は外へ在りました。
夏に、メルヤを腕に抱いたときとは違います。]
…… ─── 。
[ 振り向いた先、ヴェスパタインの奥に、 トレイルの影が見えたことでしょう。>>47]
(49) 2016/11/14(Mon) 18時頃
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[ オルガンの蓋を、そろりと持ち上げて、 一つ、鍵盤に指を乗せて音を弾きます。]
貴方の目の前に、人狼がいたならば、 貴方は、どうしますか?
[ 神に祈りを捧げたなら、貴方の生も救われましょう。 神は皆に平等なのです。
人狼がいることを認める、 それは ─── 。]
(50) 2016/11/14(Mon) 18時頃
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[ 私たちの中の誰かが、 ひとの皮を被った狼だと、認めることでした。]*
(51) 2016/11/14(Mon) 18時頃
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[階下へ行けば同じように起こされたのか、起きたのか 大人達の話す声が聞こえてくる。 少し、少しだけ立ち止まり耳を傾けてみるけれど 興味がないといった素振りで、すぐにその場を離れた。]
……キャサリンのお姉さん、何言ってるのかしら。
[全部、全部きっと今日のもただの御伽噺に違いない。 耳にした噂に重ねて、あたかもそれが本物のように。 家にも帰れないこんな時にタチの悪いものだと思う。
──とはいえ本当は、少しだけ不安。 大人のものでも子どものものでも、 人の話は心のどこかで本当と信じてしまうから。
何度か聞いたキャサリンの話も例外ではない。 信じて意気揚々と母さんに伝えては、 本当のはずがないと笑われた。]
(52) 2016/11/14(Mon) 18時頃
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[今回だって、きっとそう。 ここに母さんがいたのならきっと笑ったに違いない。 何よりそれが本当のものと、少しだって認めてしまえば 寂しさと不安で泣いてしまうに違いないから。]
そんなのより、お腹空いたわ。
[頭から振払うように口にして、 話に聞き入る大人を尻目に食堂へと足を運ぶ。 辿り着けばすぐに、朝食であろういい匂いが鼻を擽った。]
(53) 2016/11/14(Mon) 18時頃
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お姉ちゃん、おはよう
[引き寄せられてひょこりと厨房を覗けば、 そこにローズマリーの姿はあったか。>>36]
ね、朝ごはんでしょう? わたしにもお手伝いさせて!
[意気揚々と告げ何か任せて貰えたなら 並んだ皿を一枚ずつ運んでいっただろう。 お手伝いは慣れているから、大きな皿もお手のもの。*]
(54) 2016/11/14(Mon) 18時頃
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[か細い声で訴える姉。>>#1 昨晩眠りに落ちる前に、 ジェフさんと長く話せたの、>>42 と嬉しそうに語った姿とは全く異なっていて、 やっぱり眉をへなりと下げるしか、できなかった。]
おねーちゃん、わかった、から。
[皆、見知った人でしょう? そんな言葉は、細かく砕き、飲み干した。 姉の顔はもう見ることが出来ず、視線を逸らした先に、 食器を運ぶハナが見えた。>>54]
(55) 2016/11/14(Mon) 18時半頃
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