246 朱桜散華
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…… 行きます。
[再び弾き始める頃には、周りの目などは気にならなくなっていた。 それだけ琴を弾くことに集中しているのである。 一音弾くと、先程よりもしっかりとした音が辺りに響いた。 そこから、一つ、また一つと音を繋げ、楽としての音を織り成していく]
………────
[やがて、琴の音に笛と太鼓が和音を奏で重なった。 重なる音を耳にした途端、志乃の中で今まで感じたことの無い感情が沸き起こる]
……………
[志乃の口端が持ち上がったのを見た者は居ただろうか。 しばらくの間、志乃自身が調和の取れた音に酔う**]
(28) 2016/04/21(Thu) 19時頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2016/04/21(Thu) 19時頃
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―― 祭り前日/朝 ――
[ 祭りの前ということもあってか、今日の朝飯は常より良いものを貰えた。 麦の握り飯なんていつ以来だろうか。 大事に懐に握り飯を抱えながら、どこで食べようか思案していると]
「かあちゃああああ」
[ 聞こえてきた声に思わず振り向く。 振り向けば、少し離れたところを三歳くらいの男の子が 母親だろう女と連れ立って歩いていた。 握った母の手を、ぶんぶん振って元気よく畦道を歩く男の子。]
(29) 2016/04/21(Thu) 20時頃
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……、 ……。
[ 何故だろう。 二人を見ているとどうしようもなく何かこみ上げてくる。 いつもの感覚だ、と思ったものの。気づいたときには既に遅くて。]
[ ――気がついたときには、近くにあった木の幹をを思いきり殴りつけていた。]
(30) 2016/04/21(Thu) 20時頃
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[ ガンッともダンッとも聞こえる大きな音。 殴ったところがピシリとひび割れる感触。鈍い痛み。
思わずはっとなったときには、視線の先にいた母子の、 驚いたような怯えたような顔が視界に入ってきて。]
……っ
[ どうしたらいいのか、わからなかった。 ただ、どうしようもなく居た堪れなくなって、 母子に頭を下げると、そのまま逃げるようにその場を後にした。*]
(31) 2016/04/21(Thu) 20時頃
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肥代取り 置壱は、メモを貼った。
2016/04/21(Thu) 20時半頃
手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2016/04/21(Thu) 20時半頃
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―祭り前日―
[ ―――りん、りぃん。]
[ 春風に揺れる風鈴はいつもの音色。 不意にその音が懐かしく、そして寂しく感じたのは 夜更けに見た、夢か現かの寂寥感。
「あの桜のお話を知ってるかい?」
彼女が村にいたとき、日向にそう向け 話してくれた内容を思い出して ふと、ぱちりぱちりと瞬いた。]
(32) 2016/04/21(Thu) 21時半頃
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[ おもんは、旅人としてこの村に訪れたのではないか。 つい五年前。彼女は、桜の伝承をどこで聞いたのだろう。
もっともっと、ずぅっと昔に この村の住人であった可能性も考えるけれど それだったら年配の人々がなにか言ってくるのが自然だろう。]
……おもん姉さまが、伝承の巫女だったり、して。
[ いや、いくらなんでもそれは有り得ない。 生きている人間で、生まれ変わりなんてものも信じない。]
……何者だったんだろうな、本当に。
(33) 2016/04/21(Thu) 21時半頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2016/04/21(Thu) 21時半頃
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─ 祭り前日/村外れの丘 ─
[最後の一音が余韻を残し消えゆき]
……… 、
[志乃は、ほぅ、と緩く息を吐き出した]
……………
[初めて他の音と合わせての感想は言葉として出て来ない。 ただただ、鼓動の高鳴りだけが志乃の感情を示していた]
(34) 2016/04/21(Thu) 22時半頃
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[しばらくぼんやりした後、はた、と我に返り他の者達を見遣る。 舞い手が、もっとゆっくりが良いね、と音合わせで見えた問題点を指摘。 もう一回弾いて、と言われて出だしを何度か爪弾いた]
…このくらい…?
[問えば、もう少し、と細かな指摘が返って来る。 ある程度弾く速度が安定して来た時、昼までみっちりやるかい?と聞かれ]
やります…!
[志乃は珍しく迷わずそう言い切った]
(35) 2016/04/21(Thu) 22時半頃
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[音が重なった時に抱いた高揚感。 音を合わせることがこんなにも楽しいものだと初めて知った。 音を合わせている間は疎外感なんて感じもしなかった]
(もっと、やってみたい)
[最初は厭うていたこの役目も、次第に前向きに捉え始める]
(36) 2016/04/21(Thu) 22時半頃
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[そうしてしばらく音を合わせ続け。 もう十分だろう、と解放されたのは予定通り昼近くなってからだった]
…え、神楽舞台に置いて行くの?
[解散する前、笛役と太鼓役の者達に琴を置いていけと言われ、志乃は戸惑いの色を見せる。 当日は設置する時間が取れないから、と理由を聞けば、尤もなことだと思う、けれど]
これは、かかさまの形見で…
[一時とは言え手元から離すのは躊躇われた。 誰も盗りゃしないよ、やら、これまでもそうして来たんだから大丈夫、など言葉を向けられて。 疑心は消えなかったけれど、押し切られる形で琴を神楽舞台の脇、演奏台に設置した]
…………
[不安げな表情を浮かべ、志乃は神楽舞台から離れ行く]
(37) 2016/04/21(Thu) 22時半頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2016/04/21(Thu) 22時半頃
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[青年が置壱を構うのと、子に関わるのを両親が厭う理由はある意味では表裏一体。 彼の子が生まれたその後に、巽の家に生まれた子は身体が弱く生まれて三月もせぬ内に天に召された。
両親は”おにごに命をとられた”と嘆いていた。 そうでもしないとやり切れなかったのだろう……というのは、最近になって思うようになった事。 ただ、その頃は嘆くばかりの両親に顧みられない事への反発もあり、逆に皆が厭う子を気にかけるようになっていた]
……ふつーに接してやれば、ふつーにいい子なんになぁ。 そりゃま、見た目は厳ついけど。
[それでも、根は素直なんだろう、と思えるのは、大人しく撫でられる辺りから感じていて。 そんなぼやきを風に散らしつつ作業場に戻り、できる限りの手伝いをしてから打ち合わせを終えた父と共に家へ帰って、そして]
(38) 2016/04/21(Thu) 22時半頃
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─ 祭り前日 ─
……うへぇ……なに、これ。
[明けて翌日、朝餉の後。 それじゃあまた準備の手伝いに、と出向こうとしたら、分厚い上に古びた書物を渡された。 聞けば、宮司の家に伝わる伝承をまとめたものだとかなんとか]
……読んどけ、って?
[一応、読み書きは一通り習ってはいる、が。 それにしてもこれは骨が折れそう……などと思っていると、いつになく真面目な声で名を呼ばれた]
ウチの務め? あー……宮司を補佐する、語り部……だっけ? いや、それはわかってるけど。
[いずれは務めを継ぐのだから、そろそろ頭に叩き込め、との言葉と共に押し付けられる書物。 それが、力仕事に奔走する青年を少し休ませるための方便とは気づかぬまま。 最初の数項だけでいいから、諳んじられるようになれ、と言いつけられて、はあ、と大きく息を吐いた]
(39) 2016/04/21(Thu) 22時半頃
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喧嘩屋 辰次は、メモを貼った。
2016/04/21(Thu) 22時半頃
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─ 祭り前日 ─
…………あきた。
[書物を押し付けられ、家の中で読んでいたのは短い時間。 早くも挫折した青年は、いつになくぐったりとしていた]
……あー……気晴らしに、外、歩くわ。 籠もってるより、外の方が読み進められるかもだし。
[そんな理屈をつけ、ふらりと家を出る。 祭り前日、準備も大体大詰めか。 通りを歩けば感じる賑わいに、慣れぬ本読みで感じた疲れが少し和らぐような心地がした]
(40) 2016/04/21(Thu) 22時半頃
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―畦道―
[ 祭りの前後は子守仕事も入れていない。 村が総出で活気付くその日くらい 親子も一緒に過ごして欲しいものだから。
そんな思案をしながら、祭りの準備の様子でも見ようかと 畦道を歩いていると。 困惑のような表情に染まった、昨日の仕事先の親子。>>29 三歳児も母親にべったりとくっついてしまっている。]
(41) 2016/04/21(Thu) 23時頃
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ええと……? なにかありましたか?
[ その母親の表情が気に掛かり、心配の色で問いかけた。 襲われたとか、そういった話ではないらしいのは、彼女が怯えでなく、困惑の色しか浮かべていないことからも察せられる。 やがて口を開いた母親は、名前ではなく
「おにごが、――」
つぶやくように言い、視線を落としていた。]
……? おにご……
[ 復唱し、頷き ]
会えたら聞いてみます。 ……ああ、いや、宮司さんに。
(42) 2016/04/21(Thu) 23時頃
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[しばらく宛てなく歩いた後、昔から休憩場所に使っていた古木へと向かう。 村外れの丘にも近いこの場所からは、桜の様子もよく見えた]
ってぇ、と。
[木の下に腰を下ろし、幹に寄りかかって書物をめくる]
……今まで、気にしてなかった事も多いけど。 結構、大事だったんだなぁ……。
[伝承は知ってはいても、仔細は知らぬ。 初めて触れたその知識に引き込まれてか、しばらくの間、場には静寂がふわりと満ちた。**]
(43) 2016/04/21(Thu) 23時半頃
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喧嘩屋 辰次は、メモを貼った。
2016/04/21(Thu) 23時半頃
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[ おにご、と。 そんな忌々しい呼び名が定着してしまっている 置壱の姿を探すように、視線を巡らせ この広い畦道に見当たらないならば、 村の通りか、あるいは祭りの会場となる村はずれ丘の方か。
足を進めるは、村はずれ。 元より、祭りの準備を見物に、と 悠長な思考であったから。]
(44) 2016/04/22(Fri) 00時頃
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……。
[ 道中、古木の元にいるのは誰かと少し気にしたら>>43 好んで接すことのない辰次の姿。 ]
……、あ……。
[ 言葉を出さず去ってしまえば、それで良かっただろうに つい漏れた声に口元を押さえ ひとつ肩を落として、視線を逸らしつつ]
悪いね、邪魔をしたみたいだ。 祭りの準備、頑張って。
[ 完全に社交辞令と言えるそんな言葉。 流石もう言葉すら交わさずにぷいっとそっぽを向けるほど 子供ではなくなっていた。]
(45) 2016/04/22(Fri) 00時頃
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―― 村外れの一軒家 ――
[気がつくと村の外れまで来ていた。 自然と足が向かっていたのは、桜の木がある丘からそれほど離れていない場所にある一軒家。 七年前に産婆だった家主が死んでからは、訪れるものもない小さな家。]
[玄関の引き戸を開けて中に入る。 ひさしぶりに入ったものだから、少し埃っぽい。 とりあえず、ぽんぽんと埃を払ってから、上り框に腰を下ろした。]
(46) 2016/04/22(Fri) 00時頃
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―村はずれの丘―
[ 辰次が文字を読みふけるだなんて、柄でもない、と。 裡に浮かんだのは本音だが、口には出さず。 それじゃあ。と短く告げ、その場を離れた。]
[ この村に住まう年頃の男を思い。 そういえば丁助のことも気にはかかる。>>16 あの男も平たく言えば、財のある家の人間。 伝統をあまり重んじない壮年は、金持ち同士の縁談なども ほのめかすことがあったのだ。 ]
……?
[ 女の尻を追いかけて、とかそういった意味でなく 彼は軟派な印象こそあれど、どこかで信頼は出来る。 そう思いたいのは、金持ちゆえ 同じ穴の狢という、卑屈な感情であったかもしれないが** ]
(47) 2016/04/22(Fri) 00時頃
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[母の呼びかけに目を覚まし、重湯と薬を口より入れる。 母は毎日のように胸の病のことを聞いてくるものの。僕が出歩けるようになって、少しは安心してくれたのか、父の分と僕の分の握り飯を用意してくれていた。 袋に詰めて、肩にたすき掛けにすると帰り目安を告げて家を出る。]
渡して食べたら帰ってくるよ。
[見送る母親、杖をカツンカツンと地面に当てながら村外れの丘を目指す。]
(48) 2016/04/22(Fri) 00時頃
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[先ほど木を殴りつけた拳がひりひりと痛む。 口許に手を持ってきて擦り傷になったところに舌を這わせるとそのままぺろぺろと痛む右手を舐めた。]
……、……。
[殴る、というのはとてもいたいことで。 それが人であれ物であれ、何かを殴ったら痛いし、殴られたほうだって痛い。 殴るのも、殴られるのも、よくやってるからわかる。
だから、人を殴るのはよくないことだって、わかってる。 それでも、さっきみたいに時々無性に抑えられなくなる。
わからない。 石を投げられたわけでもないのに。 “おにご”とか“ばけもの”とか呼ばれたわけでもないのに。
あんなふうに、誰かが幸せそうなのを見ると……なんだか、頭の中がぐるぐるして、わけがわからなくなる。
そして同時に「だから己は鬼子なんだ」とも思う。]
(49) 2016/04/22(Fri) 00時頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2016/04/22(Fri) 00時半頃
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[いや咲かぬ桜の樹へと近づくその道。 村の面々が頭に浮かぶ。
───どいつもこいつも田舎くせぇ。
年に数度とはいえ城下へと出向く丁助にとってこの村の陰気臭さは我慢できないものだった。 それでもの村を出て行こうとしないのは何故なのだろうか。 丁助は自分でもその答えがわからないまま。 城下まででるといつもこのまま戻らないでしまおうと思うがそう思えば思うほど足が動かない。 見えない鎖に繋がれているようなそんな気になってしまう。 その鎖の大元がこの大木なのではないかと、この木を見るたびにそんな想いがよぎる。]
切り倒しちまえばいいのにな。
[それはこの木を前にすると必ず口から漏れだす言葉。 もしもこの木さえ無くなってくれるのなら自分はもっと自由に外に出ていけるのではないかと、それは迷信よりも愚かしい自分勝手な妄想の産物だった。]
(50) 2016/04/22(Fri) 00時半頃
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━━畦道━━
[村外れの丘までは結構遠い、ゆっくりと身体に気を配りながら進めば時間はかかってしまう。 父はここのところ朝早くに家を発ち、祭場へ組み立てに向かっているようだ。 そこまで僕が届けたときの驚いた表情が少しだけ楽しみで、つい歩む速度を早める。]
ふぅ…あともう少し…
[途中で竹筒をぶら下げて一呼吸を置く、中身は水。ゴクリと喉を潤し歩をまた前に進める。]
(51) 2016/04/22(Fri) 00時半頃
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[皆、休憩でもしているのだろうか。 ふとした瞬間に樹の周りには自分一人だけになっていた。
そっと……その忌まわしい体に触れる。
その瞬間、そよいでいた風が変じ、強く疾く丘を走り抜けていく。 大木の何も付けぬ枝を揺らしザワザワと音を立てる様子は、まるでその身を揺する様にも見えた
───刹那。
丁助の目には確かに見えた。 咲かぬはずの桜が艶やかに咲き誇るその美しい姿を。 風に揺られて舞う花びらがまるで涙の様ではないだろうか。]
(52) 2016/04/22(Fri) 00時半頃
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?!
(53) 2016/04/22(Fri) 00時半頃
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[見た事も無い美しい姿に一瞬で呆けたが、一際強い風に思わず手で顔を覆い眼を瞑った。 それで夢から覚めてしまったのか。]
え?……あ?
[目を開けたときそこにあるのはいつもの咲かぬ桜の樹だった。 周りの様子を見ても異変に思っているのは自分だけの様で、そう吹き抜けた風すらも誰も気づいていないかのように。 もうそこには何も無かったし何も聞こえない。]
(54) 2016/04/22(Fri) 00時半頃
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半の目 丁助は、メモを貼った。
2016/04/22(Fri) 01時頃
半の目 丁助は、メモを貼った。
2016/04/22(Fri) 01時頃
座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2016/04/22(Fri) 01時頃
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─ 村外れの丘 ─
[神楽舞台からは離れたものの、母の形見が手元に無い不安は拭い切れず。 しばらくは邪魔にならないところをうろついていた]
………ぁ、
[その最中、慌しく人が往来する中にある人影を見つけて小さく声を零す。 困った顔をしてしまったのは、以前向けられた言葉>>16のため]
(55) 2016/04/22(Fri) 01時頃
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[志乃に白い目を向ける者が多いこの里で、丁助は里の外へ出る機会が多いためか、比較的普通に接してくれたように思う。 以前と変わらず接してくれると言う点は辰次も同じだったのだが、外を知るか否かの部分で話しやすさが少し違った。 一年前、里に戻って来た当初などは、彼が良く居る川岸へと逃げ込むこともあった]
…戻らなきゃ良かった。
[そんなことを零したこともある。 家に籠もることが多くなった頃には、会う頻度も減ったか。 訪ねて来るようなら縁側に招き入れたりもしたのだが、それも無くなったのは先日>>16の出来事が原因]
(56) 2016/04/22(Fri) 01時頃
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[本気だったのか、冗談で言ったのか、志乃には測りきれず]
───……なんの 冗談、
[そう言葉を返してしまったのだ。 頼っていた部分は確かにある。 ただそれが、その感情に繋がるかと言えば───直ぐに是を返せるほどではなく。 志乃自身、彼のことをどう思っているのかなど考えたことも無かったのだ]
(57) 2016/04/22(Fri) 01時頃
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