人狼議事


197 獣ノ國

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視点: 人


【人】 奇跡の子 カリュクス

[傘を傾けたまま、自身の連絡先もメモ帳に書いて差し出す。

今まで1人しか連絡先の入っていなかった端末。
その中に、この数日で一気に4人もの名前が加わったことに、内心で驚きを感じながら。

『風邪をひかないように』との言葉には大丈夫。と、生真面目に頷いて応え。

この場を離れる様子の相手には、ひらと手を振って、自らも雨の中を歩き出した。*]

(340) 2014/10/06(Mon) 21時頃

奇跡の子 カリュクスは、メモを貼った。

2014/10/06(Mon) 21時半頃


【人】 奇跡の子 カリュクス

―夜・自室―
 ―――ただいま。

[独り言とは違う。誰かに話しかけるような、宛先を持った声音。
応えがないのはわかっていても、これは変わることがない。

―――変えることが出来ない。
言葉を発してからしばらく、返る声を待つ癖も。

そして、声が返ってこないことを実感すれば、小さく息を吐き。
真っ暗な家に橙色の灯りを燈す。

何時もと同じ。けれども、いつもとは少し違う帰宅。
判で押したように何も変わらない室内に、真っ黒な傘が一つ。

躯を埋めた穴を連想する黒は、普段の自分は好まない色。
吸い込まれ、空から遠く離されてしまう気がするから。

でも今は、夜空の色にも見えて。
骨組みの輪郭に合わせ、指を這わせながら瞼をとじる。]

(354) 2014/10/06(Mon) 22時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

 私の思う綺麗な物。

[それを伝えた時、単純すぎる選択だと自身は思ったが。
他に思い浮かぶものがなかったのも事実で――
だから『気に入った』>>284と返されたとき、内心ではほっと胸を撫で下ろしたのだ。
ばれないように、表情には出さなかったけれど。

そんな回想にふければ、表情は自然と柔らかな物へと変わり

けれども―――
『文通』のことを考えたとき、少し表情は曇る。

自分には断る理由もない。
受け入れてもらえるなら、どんなにか幸せだろうと思う。

でも、その人は彼とだから文通したいのではないか――と。

それでも『君さえ良いのなら』の言葉>>286に頷いてしまったのは
きっと自分の我儘と、頭を撫でてくれた優しい手への甘えなのだろう。]

(355) 2014/10/06(Mon) 22時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

ため息交じり、苦笑交じり。
微かな罪悪感も胸に抱えて、やがてあくびを一つ。

黒い傘を視界にとらえたまま、空色のタオルを抱いて。
ベットの隅、膝を抱えて丸まった姿勢で、寝息を立てる。

別れ際、狼が呟いた言葉が蘇り、心にさざ波が立つ。
今日は空の夢を見ない――そんな*気がした*

(356) 2014/10/06(Mon) 22時半頃

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