60 ─昨夜、薔薇の木の下で。
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
ヴェスパタインは、ぽろぽろ食べこぼす小動物の様子に和んだ。
2011/08/04(Thu) 01時半頃
|
[ヤニクの視線には気づかぬまま、些か常軌を逸した量のマヨネーズが積み上げられた食パンを口へと運ぶ。 とろみのあるやわらかな白濁が唇を汚し、節くれだった長い指先へと零れて滴る。 指を濡らしたそれを赤い舌でちろりと舐めとる様は、見る者によっては扇情的に映るか。
それとも、偏食というか、むしろ変食の域にまで達している味覚に、見てるほうが胸焼けするかもしれない。 本人は本人で、これで御満悦なのだから救いようがないけれど。]
(430) 2011/08/04(Thu) 23時半頃
|
|
[食堂に満ちる薔薇の香に当てられてか、出ていくもの達の姿を訝しげに見つつ… 自分も、量自体はそれほどの分量でもない食事を平らげて片付けた。
傷は、じわりと沁みいるように疼く。 それは胸の奥をキュウと締め付け、魂に小さな焔を燈すよう。]
(431) 2011/08/04(Thu) 23時半頃
|
|
……ハ……。 [内にこもった熱は、吐息に混じって唇から零れた。
衝動に絡みつくように浮かぶ感情が眉潜めるようなものなのは、 きっと、力尽くで押し込められて、歪みねじ曲がっているからなのだろう。
殆どの"相手"が、「綺麗だ」と「愛している」と耳元で囁きながら身体を重ね、通り過ぎていった。 そんなものなんてきっと、宥め賺して食いものにする為のトリーツにに過ぎないとしか思えなかった。
薔薇の呪いに囚われた魂は、煽られた欲を持て余す。 いっそ自分も…心にも無い愛を囁いて、身勝手な欲望を誰かにぶちまけてしまおうか。]
(435) 2011/08/05(Fri) 00時頃
|
|
…何を、考えている。
[額を押さえて、ゆるりと頭を振った。 どうかしている。…きっと昨夜から。
昨夜、あの薔薇の木の下で…ランディに見つめられてから。
おかしい。何かがおかしい。 今はもう…自分の感情すら、信用できなくなってしまった。
ずきりと痛むのは、薔薇の棘に引き裂かれた傷。 見ればその周囲もなんだか鬱血したような色味を帯びていた。]
流石に…消毒しないと拙いか。
[ルームメイトの心配そうな忠告を思い出して、医務室へと赴く。]
(441) 2011/08/05(Fri) 00時頃
|
ヴェスパタインは、食器を下げに厨房に入ろうとして………、目を伏せると隅に置いて立ち去ったようだ。
2011/08/05(Fri) 00時頃
|
[傷口を押さえた指は、真新しい赤に少し汚れた。 足早に医務室へと向かう廊下…]
…セシル、さん? [崩折れるように壁に凭れて座り込む姿は、先輩と呼ぶにはあまりに可憐な姿。
無自覚な薔薇の香りは、二人の間にふわりと流れた。]
(450) 2011/08/05(Fri) 00時半頃
|
|
…何処か気分でも?
[どうせ元々医務室へ向かうつもりだったのだ。 ついでに連れて行くくらいは…と、そう思って手を差し伸べる。
節くれた長い指は、弦を爪弾く趣味のせいで固い。]
(454) 2011/08/05(Fri) 00時半頃
|
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る