179 仮想現実人狼―Avalon―
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俺のはーー……自業自得だよ。 大丈夫。自分一人、なんとかする。
ーーーマユミが進路で両親と対立した時 その時までには 逃げ場になれるくらいに頑張るよ。
[まだ、起きたばかりで、 身体を動かすことになれない重い腕を動かして サミュエルは手を伸ばし そっと、マユミの頭を撫でた。]
ーーー大きくなったなぁ
[と、見た目もさることながら 両親に反抗したり 家出とはいえ、家を出てバイトをし 自活しようと思うところも含めて。]
(219) うに 2014/06/08(Sun) 10時半頃
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ーー…………もし、マユミが 本当に、それをしようとするなら
俺は姿を消すことも、厭わないよ
[どうしても折れないようならば サミュエルは目にかかる前髪の奥から じっと、マユミの目を見つめて 静かにそう言い切れば 彼女はどんな様子だったか。]
(220) うに 2014/06/08(Sun) 11時頃
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…………けど、いろいろ、一から、だから きっと、俺も大変だろう……
その、大変な、ちょっとの愚痴を マユミに、聞いてもらえたら嬉しい…………な 美味しいマユミの手料理の差し入れもーー待ってる。
[ね?というように サミュエルはゆるく首を傾げて笑顔を作る。 マユミの様子はどうだったか。
その辺りまで話せば サミュエルは少し疲れた表情で マユミと話すために起こしていた寝台に寄りかかって
外は今も曇り空、雨が降り出さないうちに、と マユミをそっと促した。]
(221) うに 2014/06/08(Sun) 11時頃
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[ゆっくりと開いた扉の先見えた姿にまず一度。 こぼす言葉にもう一度サミュエルは目を丸くする。]
ーーきてくれたんだね、マユミ。
[と、丸くした目を眇めて …………記憶よりも先までいた仮想空間で 目にした姿によく似た妹を見る。]
ーーーシロガネ、だったのかい?
[なるほど、これは両親が絶縁を 病院通じて連絡するわけだ、と 仮想空間のシロガネの様子、アヴァロンに起きたこと、 妹にもいろいろあったであろう影響と サミュエルは両親の行動に納得する。]
(226) うに 2014/06/08(Sun) 11時半頃
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[マユミが泣き出すのを見れば 頭を撫でながらも それでもサミュエルは撤回の言葉を口にしない ずるい、と言われてもじっとマユミと シワになるシーツをそのままに
撤回の代わりに、 別の言葉 >>221を口に出せば 一先ずは引いた様子に サミュエルはやはり微笑んだまま。]
……煮物、前、作ったけど あれ、難しいね。 全然マユミの味にならないんだ。
[とも、言葉を添える。]
…………いや……今日はありがとう ところで、この花、も…………
(231) うに 2014/06/08(Sun) 12時頃
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[寝台に横かかりながら サミュエルは静かにそう口にして マユミの頭から手を 寝台脇の生けてある花を指差すのに動かす。]
(232) うに 2014/06/08(Sun) 12時頃
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[今度はちゃんと笑ったマユミに 「ーーー……そっか」と 小さな声で落として。]
ーー料理、 もっと前から”教わ”ればよかったんだなぁ
[と、ぼんやりとサミュエルは口にする。]
…………この花が………… 素朴で、綺麗な花、だね
[アバターの名前にもなったシロガネ その花をマユミと一緒に見ながらも アヴァロンの話になれば、一度目を伏せて]
(235) うに 2014/06/08(Sun) 12時半頃
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ーーけれど、あそこは、フィルターが 本来はある世界、だからね……
[いろんな人が理想のそれを作り ”痛み”から守られーー]
息抜き、にはよくても ーーー俺の、やり方は良くなかった
[帰ってこない気持ちを肯定するマユミに ゆるく、けれどしっかりと言い切って。 今度は視線を窓の外に転じる。]
ーーー…………
(236) うに 2014/06/08(Sun) 12時半頃
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[まだ、曇天の雲を見たとき 兄にとっては衝撃?な言葉に 慌ててマユミへ視線を戻す。
男女混同してーーマユミと己の共通人物 マユミのあげる要素から サミュエルは少し、考えてーー]
”チアキ”ーーーのこと?
[冗談のような、その言い方を聞きながら また手はマユミの頭に戻る。]
(237) うに 2014/06/08(Sun) 12時半頃
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…………他に、思い当たらない
[共通で有りながら曖昧な言い様と 性別誤認する環境、 カリュクスがシロガネを初心者といっていたこと。]
でも、人の血は、舐めちゃダメ。
[と、猟奇的な一面をサミュエルは思い出し 猫のような妹にゆるく首を振ってから]
……フィルターがなくなってから あの、悪趣味なゲームは悪趣味、だったけど…… みんなの内面も、フィルターで漉されず そこにあった…………きが、する。
[その世界に惹かれるなら。 マユミはこれからも、現実を好きだろう、と サミュエルは思いながらぽんぽん、とその頭を撫で続けて 妹の初恋の終わりをサミュエルは聞いた。]
(241) うに 2014/06/08(Sun) 13時頃
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マユミが、飲食店、か。 楽しみ。
[くすぐったい言葉には目を細めながら マユミが語る夢にサミュエルも嬉しそうにする。 同時に堅物の両親はどう言うか。 賃貸を探す時は 良い調理学校の近くを探そうと ぼんやりと内心思う。]
(242) うに 2014/06/08(Sun) 13時頃
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いや……話してくれて、ありがとう。 少し、びっくりしたけど……
[うん、びっくりした、と サミュエルは妹の初恋に確かに 慌てて視線を戻すぐらい驚いた。 年頃から言えば遅いぐらいで 驚く必要もないはずなのに、どうしてか。]
………………
[自分のデザイン。] [店舗設計……空間系となると、 グラフィックのように独学でなんとかの 範囲は超えている気がサミュエルはして 少し、曖昧に微笑むだけしかかえせない]
こっちこそ、会えて、よかったよ ……もう少し、俺は体力をつけないとね。
(246) うに 2014/06/08(Sun) 13時半頃
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ああ、また。 雨で、風邪引かないように。
[振られる手にサミュエルも振り替えし 扉が閉じるまで見送った後 ゆっくりと、寝台から立ち上がり ……すぐにふらついて椅子に腰掛けたが そのまま窓際に行って、 マユミが気がつかなくても そっと窓から帰る姿を見送っていた*]
(247) うに 2014/06/08(Sun) 13時半頃
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ー 病室 ー [ノックの音に寝台に腰掛け 借りたらしきパソコンを いじっていたサミュエルが顔を上げる。]
ーーーはい?
[妹だろうと思ったサミュエルは 調べていた近郷の不動産屋の ページを開いたまま声を掛ける。]
(254) うに 2014/06/08(Sun) 14時頃
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ー 病室 ー
ーーー…………?
[開く音と同時にマユミの声が響くと思い それが違ったことに違和感を感じ サミュエルは戸口へと視線を向けて そこで目を丸くする。マユミの生ける花以外 やはり殺風景な部屋に華やかな姿だった。]
…………チアキ……
[サミュエルは笑顔でチアキを迎え 近づく姿をみとめながら 質問に軽く、苦笑をこぼす]
ーー…………少し、事情があって まだ決まって、ない。
[ゆるく首を振る。]
(259) うに 2014/06/08(Sun) 14時頃
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ー 病室 ー
…………妹だと
……あの、シロガネ、妹のマユミだったんだ。
[誰、の言葉に口にした言葉 マユミはチアキをリアルのチアキを 知っているようだったが ”彼女”が知っているとも限らずつけたして]
ん…………むしろ、リハビリを兼ねて できるだけ、喋りなさいって。 ……身体は、問題ないんだ。
[かと言って家庭の事情を話すのもと思えば そこで一度言葉を切り、 掲げられた紙袋に穏やかに笑い ありがとうと口にして、 サミュエルはチアキに椅子を勧める。]
(266) うに 2014/06/08(Sun) 14時半頃
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…………自慢の、妹 随分綺麗になってて、驚いた。
[妹を褒められ、サミュエルも嬉しそうに目を細め ……マユミ本人に聞かせたかったな、と 先日の話を思い出し、ふっ、と笑う]
助かる…………一人だと 喋らないから、怒られたばかり。
[もともと口数が多くない上に 個室では喋れという方が無理で グレッグよりもゆっくりとした口調で そうこぼして包みを受け取る。
「あけても?」と首を傾げながら。]
ーーーいつも、着物?
(273) うに 2014/06/08(Sun) 15時頃
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…………その話は ワンダから、きいて、いたけど…… チアキ相手、とは思ってなかった。
[ぱちっと、チアキの言葉に サミュエルは目を瞬かせる。 ワンダが殴った、という話は知っていた。 この二人が現実でも友人同士のことには 驚いたけれど、まさかワンダが 女性に手を上げられるとは思っていなくて。]
[是の言葉にサミュエルは さっそく紙袋から箱を取り出し。 ケーキ類が入っていそうな箱は 実際シュークリームを中に。 ……甘いものにクシャミを思い出す。]
ありがとう、美味しくいただくよ。
…………茶道か生花の師範……?
(275) うに 2014/06/08(Sun) 15時頃
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[アヴァロンの会話から 社会人なのはめどが着いていたが 大抵着物にゆるく首を傾げて 三つ並ぶ一つを骨ばった指で取り出しながら チアキも、というように勧める]
(276) うに 2014/06/08(Sun) 15時頃
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熱い…………で、すませて、いいのかな …………女性、殴るって……
[当人同士が気にしてはいない ならばいいのだろうか、と サミュエルは難しい顔をして
マユミが男の友人に殴られる。 当人同士は気にしていない……
想像して、何度か思わず首を横に振った。] [平気と頷いてから、シュークリームを頬張る サクッとしたシュー皮ととろりとしたクリーム 病院食だけだった口にとても美味しい。 だから、3口でサクッと食べ終わり 指についたクリームを舐めて]
…………舞……凄いな。 詳しくない、けど、舞台でたり?
(279) うに 2014/06/08(Sun) 15時半頃
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[その姿でも気にせず手を伸ばす様子に サミュエルはチアキがすぐ手がふけるよう サイドの棚からタオルを出して行く。]
(280) うに 2014/06/08(Sun) 15時半頃
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………………
[片指を舐めつつ、もう片手でタオルを持ち チアキに差し出したところで サミュエルの動きが止まる。
格好の理由は、当人が言ってたか。 女性の和服、舞、日本伝統芸能 …………ぼんやりと理解しつつも]
マユミに教え………………
[ーー………………そこまで言って黙る。]
(283) うに 2014/06/08(Sun) 16時頃
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ーーー…………がっかり?
[サミュエルはゆると首を傾げながら、 受け取られないタオルに一度視線を落とし もう一度困り顔のチアキを見て。 タオルを持ったまま膝の上を払いながら そこにタオルを広げた時だった]
…………それは……待って。
[謝らなきゃに’ かぶせるように、慌ててサミュエルが口にする 言った後、当人も不思議そうに目を瞬かせて。]
(285) うに 2014/06/08(Sun) 16時頃
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…………
[視線を落としたチアキをサミュエルはじっと見る。 じっと、顔の形、目元、鼻筋を見て それから、 サミュエルはゆっくり首を傾げる。]
ーーがっかりは……してない。 驚いたけどーー………… 確かに、美人系。
[メイクは舞台の話?と 今もしているのか、じっと見る。]
……どうして、女装?じゃないと がっかりするって…………?
(289) うに 2014/06/08(Sun) 16時半頃
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グレッグは、なましゅー
うに 2014/06/08(Sun) 16時半頃
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[マユミ?] [まさか、女子力高い行動をチアキが していたとも知らないから、マユミの 認識にゆるく脳内首を傾げたり ワンダに内心評価を暴落させたこと そっと脳内謝罪をしながら、 やっと目があったチアキを見つめる。]
………………? ………………
…………??
[サミュエルは不思議そうにチアキの言葉を聞く。 タオルで膝を払った時 少し前に乗り出したままの姿勢で。 男の姿でがっかりする、 がっかりされるのを回避する。]
チアキは女と、扱われ、たいのーー??
(291) うに 2014/06/08(Sun) 16時半頃
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…………確かに、女、かな、と、思ったけど それと、がっかりする、は別。
チアキはチアキ。 それに、嫌なら、言ってくれて、よかった。 危うく、ずっと女扱いするところだった。
[ね?という風にゆるく首を傾げる。 今は何も持っていない手は ゆっくりと伸びて頭を撫でようと]
(293) うに 2014/06/08(Sun) 17時頃
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ワンダって、男、だよね…………
[サミュエルは髪を撫でながら…… この髪は自前か考えつつ撫でる。
そんな質問をしながら 驚くような様子をじっと見つめて。]
…………笑わないの?
[サミュエルは驚く様子を見つめながら そう、撫でながらたずねて]
(296) うに 2014/06/08(Sun) 17時頃
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ワンダもあの姿で、男性。 あっちじゃ、姿も喋り方も ーーリアル性別のあてにならない
[トニトルスが女性と知れば なお、説得力に付加させるところだが サミュエルは知らないため ワンダを例にあげて。]
………………?
[返る答えにサミュエルは瞬いて ついで少し考えた後、ゆるく首を振る。]
そうじゃなくて。 笑って欲しいけど、そうじゃなくて。
[身じろいだ動きに手をなんとはなしに 髪から耳に触れて。]
(300) うに 2014/06/08(Sun) 17時半頃
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…………この話題になってから 笑ってないから…… 見たかっただけ。
(301) うに 2014/06/08(Sun) 17時半頃
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……トニトルスが、女性だったら驚く
[事実は小説よりも奇なり] [それを知らないサミュエルは考えて]
ーーー…………あー 勿体無いっ
[サミュエルは自身が原因なのに 気にするでもなく、慌てて 膝の上のショークリームがそれ以上 転げないように膝の上に手を伸ばしながら]
ーーー………… 気にしてない、だから。
[シュークリームを止めながら 今度はサミュエルが軽く上目で見詰める]
(307) うに 2014/06/08(Sun) 18時頃
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