人狼議事


25 花祭 ― 夢と現の狭間で ―

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【人】 手妻師 華月斎

―本邸・廊下―

[笛の音に、少し庭を伺うように見るも、そちらに向かうことはなく。
華月の脚は、本邸の廊下に差し掛かる。

と、視界に入るのは2つの影。]



[主の言葉を思い出す、刀を腰にでも巻き付けておけと。
刀を借りるとすれば、2つの影のうちの1人にだろう。

―――鵠を屠ったその人に。]

 すまへん。
 お取り込み中みたいやけど、ちいと宜しいやろか?

[間を計りながら話しかける。
ふと、明之進の影が薄い気がして、首を傾げた。]

(257) 2010/08/07(Sat) 21時半頃

始末屋 ズリエルは、手妻師 華月斎に顔をあげた。

2010/08/07(Sat) 22時頃


【人】 門下生 一平太

―庭―

邦夜、様。
いただいたものは、同じだけを持ってお返し致します。

[執着するのは、今を逃せば次はないと感じるから。
きっと今感じ取ることが出来なかったら、自分は生きても花になれない。どころか虚ろに呑まれてしまう。
迷惑かもしれなくても止まれない]

ですから、今少しの間だけ。近くに。

[息の上がったまま、掠れ声でそこまで言って]

…いつから暑い中でお休みだったのですか。
お茶をお淹れしますから、中に入りませんか。

[深く息を吸って声を取り戻すとそう言った]

(258) 2010/08/07(Sat) 22時頃

【人】 本屋 ベネット

…花(お前)がそうだと思うなら、それでいい。

[手を引きもどし、ただそう伝えた。
舞をと、引きとめる言葉に一度足が止まる。
けれど、背を向けたまま男は伝えた]

いや、折角だが止めておく。
変な未練を覚えてしまえば、この部屋から出られなくなるし
それに、花が主のものであるのなら、その舞は主の為だけに捧げるがよかろう

私が次にお前に会うときは───きっとお前が、真理を得た時だけだ。

[では、と告げて足音は遠ざかり、扉を開いた。
扇の音は一度も鳴らない。

ただ、扉が閉まる音だけがきっと、そこにあった]

(259) 2010/08/07(Sat) 22時頃

門下生 一平太は、手妻師 華月斎には片手に笛持った背中なりが見えたかどうか。

2010/08/07(Sat) 22時頃


懐刀 朧は、記者 イアン達センターの者が己が花に眼をつけることがなければいいと、そう思った。

2010/08/07(Sat) 22時頃


【人】 手妻師 華月斎

―本邸・廊下―

[刷衛の視線があがったのを合図に、間を詰める。
歩く動作に、りぃん――と、鈴が鳴った。

狭間の鈴の音もあるのだろうか、ないのだろうか。
あるならば、夢と現の音が重なり聴こえる者もいるのかもしれない。]

 刷衛様も明之進、調子わるいんでっか?

[漏れ聴いた言葉に、二人を心配する言葉をかける。
刷衛を見る眼も、主が彼を見た時と違い、常の色。

恨みをもっていないのか、それとも努めてか……―――。]

 刷衛様に願いごとあったんやけど、
 後にしたほうが宜しいやろか。

[向ける笑みは、穏やかに。]

(260) 2010/08/07(Sat) 22時頃

【人】 記者 イアン

 ……そうか………そうだな。
 引き止めて、悪かった。
 ……ありがとう………さようなら。

[本郷の言葉に、なればと。
 既に心は彼岸にある者の笑顔で見送って

 告げられた言葉の真意はわからなかった。
 ただ、いつか触れるといったことを
 守れなかったな…と、ぼんやり思う…が
 主ある花としておいそれとは人に手を伸ばさない]
[静かに閉じる戸の音を青年はただ静かに聴いた]

(261) 2010/08/07(Sat) 22時頃

【見】 落胤 明之進

[聞こえる、黄泉のこえ、
重ねた手に感じる血の気配]

 ……私は、危険な目になど。

[俯くそれは、言葉端を飲み込む。
伏せた眼差しに昏い気配は一度過ぎる。
黄泉よりの声は言う、其は生きては非ず、と
――ひとつ続いた名は生きてる]

 ―――……、

[見上げた眸は一度歪んで、――りん、と鳴る鈴の音。
それが現世のものだと気づけば遅れてそちらを振り返る]

(@39) 2010/08/07(Sat) 22時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

……大丈夫か?息が上がってるが……

[お返しします、の言葉にはゆるく首を傾げて。]

……前にも言ったように、………俺の側は危ないよ?
……それでも……側に居たい?

[じっと黒檀の瞳を見つめ。]

……そうだね。暑い。お茶、淹れてくれる?

(262) 2010/08/07(Sat) 22時頃

【人】 記者 イアン

― →大広間 ―
[暫くし白の着物に紺の袴、黒塗りの鞘
 首と目と耳、3箇所の包帯の姿で
 自分の部屋を後にする

 もう、白布の裏にチャールズの幻影は描かない。
 彼にとってチャールズは存在するものであり
 描く幻影などではなく、それが現実だから。]

 ……久方ぶりに御見せする舞は
 何に致しましょうか?

[既に此岸にない心はチャールズに笑いかけて
 それは、それは幸せそうに笑って。
 大広間へと舞うために向かった]

(263) 2010/08/07(Sat) 22時頃

【人】 本屋 ベネット

−A棟廊下→B棟・朧の部屋前−

……。

[扉の閉まる音が背中にある。
しばしその場所に立ちつくすと緩く頭を横に振ってから歩きだす。
今はあの美しい色切子の廊下を通る気分にはなれなかったので
本邸の中を軽く迂回してから己たちの居住のある棟へと向かう。
侍従に位置を聞いてから、その扉を軽く叩いた]

居るか。

[それは問いかけというには簡素で、名も名乗らない短い声]

(264) 2010/08/07(Sat) 22時頃

【見】 落胤 明之進

[常に似たその様子に何を思うか、と。
変わらぬ笑みを、少しだけ怖くも感じる。
―――それは己の身に、ではなくて]

  華月殿……

 いえ、私は大丈夫ですから。
 ご用件がおありでしたら、どうぞお構いなく。

[小さく頭を下げて、一歩控える。
背後に隠れて、主が衣が裾をそっと握って]

(@40) 2010/08/07(Sat) 22時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 22時半頃


【人】 始末屋 ズリエル

 ああ、構わぬ。

[鈴の音が鳴った気がした。
 そして、目の前にいるのは、散らせた双花の片割れ。]

 構わぬよ。

[息を飲み込み、そう、華月に答えた。]

(265) 2010/08/07(Sat) 22時半頃

【人】 門下生 一平太

―庭―

曲が。呼気全てを必要とするものなので。

[見つめられ、まっすぐに見つめ返す]

はい。どんなに危なくても。
たとえこの身がどうなろうとも。それでも。

[赦されるならと]

承りました。
どちらに運びましょう。

(266) 2010/08/07(Sat) 22時半頃

【人】 懐刀 朧

― 高嶺の部屋 ―
[窓の外を眺めはしていたが、
何を見ているわけでもなかった。

鳴る、ノックの音に出て行った花が戻ってきたのかと。
少しばかり早い気もして緩く首を傾ぐ。
聴こえた声に、花ではないことを知ると]

 居るが。

[訪ね主に返すこたえも、それに似た簡素なもの。
それ以上促す言葉も掛けなかったのは、
放っておいたら入ってくるだろうと知っているから。]

(267) 2010/08/07(Sat) 22時半頃

【人】 手妻師 華月斎

 そうでっか?ほなら遠慮のう……。
 そういえば、明之進の花主は刷衛様やったんね。
 最初の雰囲気やと、ちがうんかおもた。

[明之進が一歩下がり、刷衛の袖を握る様に、
微笑ましいといった声音で思い出したように告げる。
その後、苔色は刷衛の強面に向き直った。]

 刀を一振り貸して欲しいんですわ。

[相手が息を呑む理由を悟りながらも、
しれっと願いごとを口に出す。]

(268) 2010/08/07(Sat) 22時半頃

【人】 記者 イアン

― 大広間 ―
[大広間には人の姿はあったか、なかったか
 けれど、青年は気にする風でもなく
 舞台に上がりチャールズに笑いかける]

 ……もう、逢えない、と思っておりました。
 貴方の声が聞こえた時、どれほど嬉しかったか……
 ……もう少し、早くお声をかけて下さればよかったのに
 
 なんて。
 もう一度、こうしてお会いできただけで、充分です。

[ふわりと、彼岸に笑いかければ舞台に進み出る。
 そうして、舞い始めるは抜頭
 猛獣に殺された父の敵を打った喜びの踊りとして
 青年は此岸に心がないものの
 浮世離れした空気を纏い*舞い続けた*]

(269) 2010/08/07(Sat) 22時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[真っ直ぐに見つめ返してくる瞳に、目を閉じて小さくため息をついて。]

……負けた。分かったよ。
でも、「この身がどうなろうとも」は駄目だ。
もし危なくなったら逃げること。
[言い終わればにこり、笑って]

そうだね、……大広間じゃ広すぎるな。
表座敷へ行こうか。

(270) 2010/08/07(Sat) 22時半頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 22時半頃


【人】 本屋 ベネット

−高嶺の居室−

…邪魔する。

[扉を開けると同時に告げた声は、普段よりいくらかは大人しく。
少し中を見まわしてから、首を傾げた]

華月は、使いか?

[尋ねたからには、彼に用事があるのだと理解できるだろう。
朝から続いて、この部屋の関係者たちに何があったのか想像するのは難しくない。
其処に関しては、口にする事はなかった。

もしも鉄色の視界に紙の蓮が入ることがあれば、
男は不思議そうに首を傾げたに違いない]

(271) 2010/08/07(Sat) 22時半頃

記者 イアンは、本屋 ベネットが彼が此岸であった最後の人か。

2010/08/07(Sat) 22時半頃


【人】 始末屋 ズリエル

>>268

 刀?
 何に使う?

[すかさず聞き返す。





 同時に、刀を欲しがる様子は、狼には見えなくも思ったが、だが、あえての策略かもしれぬ、
 安易な推測は却下した。]

(272) 2010/08/07(Sat) 22時半頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 22時半頃


始末屋 ズリエルは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 22時半頃


【人】 手妻師 華月斎

―本邸・廊下―

 花を蝶に変えるのに必要なんやわ。

[すかさず返る問いに、用意していた答えを返す。
それは、華月の芸を知っていれば、普通は手妻に使うものだと思うだろう。もしかすれば、舞の為に刀を求めたイアンと、同じ印象を与えるやもしれない。

その裏、真実は華月(花)を胡蝶(蝶)に変えるのに、必要という意味なのだが。それを知るは、高嶺のみ。]

 こんな状況やし、あかんやろか?

[裡を隠し、伺いをたてる青年の頭は、微かに傾いだ。]

(273) 2010/08/07(Sat) 22時半頃

【見】 落胤 明之進

[華月の微笑ましげな声音には、小さく笑んで頷いて。
主が背に付き従いながら、そっと耳を傾ける。

現世の声と、狭間の声に――**]

(@41) 2010/08/07(Sat) 22時半頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 22時半頃


【人】 門下生 一平太

―庭―

ありがとうございます。

[ため息混じりの邦夜の赦しに、幼くも見える笑顔を浮かべた]

…分かりました。
でも、邦夜様を守ることは諦められません。
そこは見逃してください。

[あの笛は命を多少なりと削るもの。
もっと上手に嘘でもつけたらいいのだが、そこまで器用でない。
それ以外でなら約束するからとそう願って]

はい。表座敷まで。

[邦夜の後について本邸内へと入る]

(274) 2010/08/07(Sat) 22時半頃

【人】 始末屋 ズリエル

 つまり、芸のためにか?

[そのするりと出てきた説明に、多少不審な顔をするものの…。]

 どうしてもというのなら、一緒に来い。

[今腰にある刀をチラリとみるが、さすがに白鳥を落としたものを華月に差し出す気にはなれず…。


 ただ、それでよいと云われれば渡すだろうが。]

(275) 2010/08/07(Sat) 23時頃

【人】 懐刀 朧

― 高嶺の部屋 ―

 …珍しいな。

[入ってくる本郷の姿に少しばかり首を傾げたのは、
よほどがあってもなかなか来訪しない主だろうと
考えていたこともあるけれどもその常と違う声音に。]

 …ああ。
 茶を淹れに行かせている。

 ……用事は、華月にか。

[目の前の男と双花の一輪にはどのような関係があったか。
思い出すのは本郷が出した謎掛けで。

不思議そうに紙の蓮を見る姿があれば、
華月が見せる不思議の術だ、とでも言っただろうか。
余計にわからなくさせただけかもしれないが。]

(276) 2010/08/07(Sat) 23時頃

【人】 懐刀 朧



 ―――…本郷、


[呼ぶ名。
黒檀はしばし本郷の鉄色の瞳を見つめて]

(277) 2010/08/07(Sat) 23時頃

【人】 懐刀 朧

[ゆっくりと、逸らされる。]

 ……なんでもない。
 ――…暫く待てば、戻るはずだ。

[そう言い、黒檀は再び窓の外を仰いだ。]

(278) 2010/08/07(Sat) 23時頃

【人】 奏者 セシル

―B棟、刷衛の部屋―

[小さな小鳥が探すを知らぬ
 ...は布団の中で眠れぬ時を過ごした
 夜が明けたなら
 絵画彩るカンバスと筆
 絵具と共に運ばれようか]

 アイツなら、泣いてるんだろうな。
 ちゃんと看取ってくれたかな。
 優しいもんな、アイツ。

[錯乱もせず
 否、ある意味で錯乱しているのだろうか
 悲しげな眼は
 けれど泣くには叶わず
 探されるを知らぬまま
 学友の鳥の唄を念う]

(279) 2010/08/07(Sat) 23時頃

門下生 一平太は、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 23時頃


【人】 本屋 ベネット

ああ、珍しいな。

[男はただ小さく肩を竦め、華月が茶を、と聞けば
そういえばあの課題は解けたのだろうかとも思いはすれど、
紙の蓮のに何かを納得したらしかった]

それもある。
でもお前にも要件があった。

[視線が幾らか彷徨ってから開いた掌が緩く握られる。
堪えていたものをどうにかしたくて]

華月が戻ってくるまでの少しでいい。
何も言わずに置いてくれ。

こういう時に、他に誰を頼っていいのか───解らん。

[どうにか持ち上げたその顔は酷く歪んでいた]

(280) 2010/08/07(Sat) 23時頃

【人】 本屋 ベネット

…ん?

[丁度、呼ばれた名前は男が顔をあげたそのあとと被るだろう。
ゆっくりと逸らされた視線に、ただ何を尋ねるわけでもなく]

(281) 2010/08/07(Sat) 23時頃

【人】 手妻師 華月斎

―本邸・廊下―

[芸の為という言葉には、唯笑みを返す。
それは肯定ととられたか、否か。]

 もしよろしければ、やけど。
 ちぃと、わて急いでますんで、お腰のん貸してもらえますやろか?

[一緒に来いという言葉の後に、
刷衛が腰を見遣ったのを苔色は目敏く見つける。
それが、鵠を屠ったものだとは、おそらく本能で知る。

―――どうせ散るなら、双花に相応しく同じ刀で。

そう想うのは、感傷でしかないのだけれど。]

(282) 2010/08/07(Sat) 23時頃

【人】 奏者 セシル

 “あかい”月
 “あかい”まんまる
 “しろい”鳥
 “あわい”椿
 描かなきゃ。
 刷衛との約束だ。

[寝台を降りイーゼルを立て
 大きなカンバスを掛けて向かう
 見えぬものを描き記す
 けれどもそこに冬はない
 冬は既に描かれている]

 ………ロビン。

[それは傷んだ桜の髪に
 それは違和産む下腹部に
 躯に散った花弁の“あか”
 己の指先でなぞり
 短く甘い息を吐く]

(283) 2010/08/07(Sat) 23時頃

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ロビン
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華月斎
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突然死 (0人)

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