3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…
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[ ぷつりと腕に痛みが走る ]
[ ぐにゃり ] [ 世界が歪む ]
っ、あ
あい?
[ 正しい思考が 崩れていく ] [ 訳がわからなくって涙がこぼれる ]
( 卒業しなきゃ ずっと、ここにいれば )
チャールズ 「せんせ」 …
(@49) 2010/03/07(Sun) 18時頃
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【サイラスRP】
[そして、酩酊状態になりながらも、それでもチャールズの名前を呼ぶことに苛立たしさを募らせたが…
ふと、にやりと嗤う……。]
そう、チャールズ「せんせ」だったら、ケイトは、 どうするの?
[手は縛り上げて拘束している。制服はまだそのままだった。
その制服を、丁寧に、脱がしはじめる。]
チャールズ「せんせ」は優しい?
(#36) 2010/03/07(Sun) 18時半頃
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―北棟会議室前― [マーゴたちは生徒会棟のほうへ駆けて行く。 あそこは。――あそこには。]
よせ … 行かなくていい。 ――、 頼むから――もう。
[闇に、これ以上。手を染めさせないでくれと、 伝える声は、届かないか。 ――代わりに、振るわせる 赤い声。
己が行くべきなのは、]
…――ケイト、
[用具室のある場所へ、顔を向ける。]
(182) 2010/03/07(Sun) 18時半頃
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文芸部 ケイトは、メモを貼った。
2010/03/07(Sun) 18時半頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/03/07(Sun) 18時半頃
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どう って、…
[ よく見えない相手 ][声は サイラス せんせ、 だ]
「せんせ」 は 優しいも の、
[鸚鵡返しのような言葉] [脱がされていると気付くのも遅れて]
―――― ッ !!
[ 手を動かして抑制しようとしたけれど ] [ できなかった ]
(@50) 2010/03/07(Sun) 18時半頃
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なに してる の
( どうして身体がいうこと きかないの )
(なんで あたし ここにいるの)
( ここ どこ? ) ( わからない )
( わかんない よ )
… 嫌 、…
(@51) 2010/03/07(Sun) 18時半頃
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奏者 セシルは、用具室へ向けて*歩を進め始める*
2010/03/07(Sun) 18時半頃
【サイラスRP】
嫌?
なんで?
チャールズ「せんせ」ならいいの?
[そして、露になっていく肌。
まずは注射を打った後、ぷつりと顔を出した小さな血の球を、ぺろりと舐める。]
(#37) 2010/03/07(Sun) 18時半頃
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(「せんせ」 なら?) ( せんせ なら? )
[ ふるふると首を振る ][それしかできなくて]
ッ、…
[肌に触れる 舌の感覚だけが やけに リアルで]
[ ぼろりと また涙がこぼれた ]
(@52) 2010/03/07(Sun) 18時半頃
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【サイラスRP】
ああ、ケイト、泣いてるんだね。
かわいそうに……。
[そして、腕から口を離すと、ニヤリと嗤い、
ケイトの服をまた脱がせていく。
上は下着、下のスカートは取り払って……。
その肌を首筋から下に向かって撫で始めた。]
ああ、すごく、可愛いな。
僕が思った以上に白かった。
(#38) 2010/03/07(Sun) 19時頃
[首筋には鼻をつけ、くんくん嗅ぎ始める。]
嫌なにおいもしない。
むしろ花の香りがする。
ケイト、やっぱり君は、
素敵だね。
[そして、なおも口付けをしようと…。]
(#39) 2010/03/07(Sun) 19時頃
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( 触 ら ないで )
[ 喉まで上がった言葉が こえに は、ならない ]
う、 ァ … や
[呻き声のような 声しか上がらない ]
[素肌が露わになれば冷たさで身を震わせる] [ぼやける視界の中で肌を這う手に びくんと 跳ねる身体]
――― !!!
[鼻筋にかかる息 視界が暗く 人影が 近く、 ]
( いやだ いやだ、いやだ ! ) [ 叫びは 声には ならず ]
(@53) 2010/03/07(Sun) 19時頃
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[ 初めては 好きな人と ] [ そんなのは幻想だと ]
[ 卒業式に ビー玉を ] [ 少女の未来が ]
[ いつか 国語のせんせに ]
[ 少女の夢が ]
[ 崩れていく ]
(@54) 2010/03/07(Sun) 19時頃
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【サイラスRP】
[そして、匂いを嗅ぎ終わると、今度は鋏を取り出して、下着を切り取る。
現れるのはまだ成長しきれていないけども、柔らかな、膨らみ。
それを見て、うっとりとした顔をした。]
ああ、ここ、本当に、ピンク色だ。
まだ、誰も、触れて
いないよね?
[そして、指が伸びて、その先端を撫でた。
冷たさにすぐに硬くなりはじめれば、くいっと摘み上げる。片方でケイトがピクリとすればもう片方も。
声があがるのを拒絶とは思っていない。
それはすべて甘く聴こえる。
先端を弄り始めて、それに飽きると、
両手を膨らみの上に乗せて、揉みしだきはじめる。
まだ成長しきらないそこは奥にまだほぐれていない部分もあるけれど、
容赦なく、それも押しつぶすように…。]
(#40) 2010/03/07(Sun) 19時頃
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……ィ、 ぁ
( やめて やめてよ、 さわらないで )
せん せ ッ …
( どうして こんなことになってるの? )
( わかんないよ わからないよ )
「 せんせ 」 …「せん せ っ」
( 辛いときは 助けてくれるって 言ったのに )
(@55) 2010/03/07(Sun) 19時半頃
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っ、ふ …ぁ
[身体が動かなく、誰にも触れられていない箇所に生物教師の手が触れていくたびに
そこが黒く染まっていく 気がした ]
…っ、だれ か ―――
[ここが用具室だと 少女は知らずのまま 外に誰かが近付いている事も しらないけれど ]
… やぁ、 ッ
[思考がはっきりしないけれど身体を捻じり拒もうとはする。 けれど すべて うまくいかなくて、弄ばれるがまま]
(@56) 2010/03/07(Sun) 19時半頃
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( だれか、 たすけて )
[ ころりと脱がされたスカートのポケットから 転がるビー玉 ]
( ――― だれ、か )
[ 揺れる視界で 大地の色のビー玉だけ ] [ はっきりと 見えた 気がした ]
(@57) 2010/03/07(Sun) 19時半頃
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【サイラスRP】
「せんせ」を呼ぶんだ。
苦しそうだね。
[そして、十分に胸を弄ったあと、また注射針を取り出した。]
これを使えば、きっと
大人になれるよ?
[そして、針を小瓶に刺しこみ…薬を吸い取っていく…。]
(#41) 2010/03/07(Sun) 20時頃
[そして、それを刺せば、ケイトはもう、
誰が誰だかもわからなくなるだろう。]
「せんせ」は来ない。
僕と、遊ぼう?ケイト。
でも、それでも、「せんせ」がいいなら…。
「せんせ」だよ。
君の「せんせ」が君の前にいるから。
[くつくつ…歪んだ愛は、嗤う。]
(#42) 2010/03/07(Sun) 20時頃
[そして、少女の身体にまた、手を舌を這わしていく。]
(#43) 2010/03/07(Sun) 20時頃
[それは、ケイトの、そして、彼らの長い夜のはじまり**]
(#44) 2010/03/07(Sun) 20時頃
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…ぉ、 と な?
( 大人に なるって なぁに? )
[また腕に痛みが走ればぐらりと上下感覚も狂い 目の前にいる 誰か が誰かも解らないまま 身を襲う感覚だけが 研ぎ澄まされていく。]
「せんせ」?
( うそ、だ )
…「せんせ」
[ こえが 震える 。 ]
(「せんせ」が こんなこと するはず――。)
(@58) 2010/03/07(Sun) 20時頃
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(「せんせ」はいつも 優しくて 平等で)
( これは ちがう 、 はず ) ( サイラス せんせ だ、これは )
(でも そう 思うだけで )
( わかんない )
( あたしに こんなことしてるのは )
( だれ )
(@59) 2010/03/07(Sun) 20時頃
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―北棟東階段―
[―――其処までは、辿り着けたろうか。 様子を確かめるように、 中二階の、隠された扉に 極力音を立てないように触れ、開こうと。
――――、]
開かない
[――――過る厭な予感。
ドナルドが来ていたなら そちらを振り返り、 訴えるような表情を浮かべた。]
(183) 2010/03/07(Sun) 20時頃
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鍵 を…!
[探す。用務員室。職員室。 探しても、探しても、 探そうと、鍵はないだろう。 当たり前だ。
サイラスが、 せんせいが持っていってしまったのたから。]
(184) 2010/03/07(Sun) 20時頃
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―会議室―
[重たくなった上着やスカート、 水が染みていた中のシャツは一塊にして机の下に。
袖や裾の余った部分を手繰り長さをそろえて着替えは終わる。 関節が問題なく稼動するのを十分に確認したら。]
ここでうろうろしてても、心配なんでしょう。
[廊下の誰か、階段でのすれ違い、 回り続ける視界と思考は]
……ひょっとしたら、終わってるかもしれないし、さ。
[そこに居るのが鬼だったら]
続いてても、止めれば良いし。
[どうやって止めようかと]
(185) 2010/03/07(Sun) 20時頃
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ケイト、
ケイト!!!
[扉向こうから呼び掛けても、 閉ざされた向こう側、 きっと声は、届かない。
長い、長い、夜が ――――]
(186) 2010/03/07(Sun) 20時頃
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―会議室→中庭→生徒会室方向―
[>>176向き直った顔はやや生気に欠けるも可能な限り穏やかに。 駆け出していきそうな彼女に続き部屋を出た所で]
……喧嘩、収まってればそれで済むからさ。
[止めようと聞こえた声に返したのは、保証できないという一言。 そして自分のものと思えない手足を引きずり形だけでも走ろうと、 出鱈目に振り上げては降ろし外へと向かった
その上で始まった彼女の、そして学校の夜を 止める手立ては、どこにもない]
(187) 2010/03/07(Sun) 20時頃
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美術部 ミッシェルは、階段での叫びも耳に入らず外へ。
2010/03/07(Sun) 20時頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/03/07(Sun) 20時頃
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( だれか 名前を呼んでる ) ( だれ だっけ、 さっき 会ったのに )
―――― ぁ、…
[ サイラスせんせの 手が 身体を這って ] [ そのたびに ぼろぼろと涙しか出なくて ]
( こんなことって好きな人としかしないと思ってた )
( あたし ) ( いやだよ ) (これからどうなるの?)
だれ か、
[ 声を 振り絞る ]
(@60) 2010/03/07(Sun) 20時頃
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…… たすけ て、――――。
[掠れた声を 扉の向こうに向けた。 過去は変えられないことなんて 知らない。 少女に取ってこれが 今 で、先のことも解らない。]
(@61) 2010/03/07(Sun) 20時頃
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文芸部 ケイトは、メモを貼った。
2010/03/07(Sun) 20時頃
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( ―――― いやだ、 やめて )
[少女を襲うのは不快感と 知らない 痛みを伴うもの。 ]
っ、ぐ ぁ、 …やッ っあああ
[ 涙が 止まらない。] [こんなにまで 泣いたこと なんてないくらい 泣いた。]
(@62) 2010/03/07(Sun) 20時頃
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奏者 セシルは、微かに聞こえたケイトの声に、息を飲んだ。
2010/03/07(Sun) 20時頃
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[ 用具室の前――― セシルと ドナルドがいるだろう背後に ]
――― 寂しい
―――― 寂しい
さみしい
[黒い花から生まれた キャロライナの姿が 闇色の瞳を左に 輝かせながら あらわれる。]
(@63) 2010/03/07(Sun) 20時半頃
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