人狼議事


43 朱隠し

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視点: 人


落胤 明之進は、メモを貼った。

azure777 2011/02/18(Fri) 23時頃


落胤 明之進は、メモを貼った。

azure777 2011/02/19(Sat) 00時半頃


明之進は、延長希望**

azure777 2011/02/19(Sat) 13時半頃


【人】 落胤 明之進


 …あ。

[>>31 重なるはずの無い手が、重なる。
思わず感嘆の声を漏らした次の瞬間、腕の中に引き寄せられていた。]

 わわっ。

[頬を舐められれば慌てたが。
続く言葉に目を瞑り、その肩に顔を伏せて。]

(34) azure777 2011/02/19(Sat) 21時頃

【人】 落胤 明之進


 …ええ。望みのままに──。

[鈴の音が響く。
脳を侵食するかのような、その響きを聞きながら。
意識が──*白く溶けていった。*]

(35) azure777 2011/02/19(Sat) 21時頃

【人】 落胤 明之進

─ アヤカシの里 ─

[目覚めると、見知らぬ光景が目に入る。
どこかの、家の中のようだ。]

 …………。

[アヤカシの里に来たのだなと、ぼんやり認識しながらも。何故か酷く眠い。
夢うつつの中、僅かに身を動かすと辺りがふわふわしている。布団か何かに包まれているらしく。
いや、それよりも──奇妙な、違和感。]

(37) azure777 2011/02/20(Sun) 03時頃

【人】 落胤 明之進


 ナァァ…ゴ。

[聞き覚えの無い自分の声に驚いて口を閉じる。カチリと牙が小さくぶつかり合う音が聞こえ、恐る恐るもう一度声を出してみる。]

 ナァーゥ……。

[猫だ。これは紛れも無く猫の声だ。一体どうなっているのだと思いながらも、身体が非常にだるくて…再び意識が沈んでいく。
夢に入る直前、視界の端に二股の黒い尾が映った。]

(38) azure777 2011/02/20(Sun) 03時頃

【人】 落胤 明之進

[夢の中で、自分は左後ろ足の欠けた黒猫であった。

──アヤカシになっても、役に立たぬ姿か。
そう思いながら嘆息し、二つに別れた尾を眺め。
そしてくるりと猫が地面を転がれば、一見、普段と同じ人の姿に戻る。]

 ────…。

[風の無い、静まり返った暗い夢の中で。
回らぬ赤い風車を眺めながら一人呟く。]

 …それでも。
 俺に出来る事ならば、なんでも致しましょう。

[真っ当な生き方とか、正しき人の道とか、そんな事はもう、どうでもいい。
浅ましい真似をしようが、悪人になろうが構わない。
その想いは、腹違いの兄に対して抱いていた独占欲のような物とは違うと自覚していて。]

(39) azure777 2011/02/20(Sun) 03時頃

【人】 落胤 明之進


 恋愛は業だと言うが、成る程、な…。

[誰かを愛すると、自分の醜い部分がどんどん出てくる気がする。
以前の自分は、それが嫌で嫌で仕方がなかった。
けれど今の自分は…その醜い部分も自身と認め。
その上で、あの人の寂しさを埋める供物の一つになりたいと。*そう、思っていた。*]

(40) azure777 2011/02/20(Sun) 03時頃

明之進は、ぐー**

azure777 2011/02/20(Sun) 05時頃


【人】 落胤 明之進

[ようやく目を覚まし、ぐぐぐと伸びをする。誰かが近づいて来る足音に布団から顔を出すと、見知った顔とバチッと視線が合った。>>45
そして次の瞬間。]

 フギャアアアッ!?

[>>47 突然抱っこされ、驚きで二股の尻尾がボフッと膨らむ。]

 ウウウウウ、ナァー!

[離せと思っても通じない。定吉相手に爪は立てないが、肉球で頬を押して抗議してみたり。
恐らくウトの声が自分の正体を定吉に告げるのが聞こえたが、その後もしばらく抱っこされ毛並みを思う存分撫でられた。]

 …………。

[これからもよろしくと頭を撫でた定吉の手を、ざりざりした舌で舐め。尻尾をぱたりと動かして*返事をした。*]

(90) azure777 2011/02/21(Mon) 01時頃

【人】 落胤 明之進

[文机の上に敷かれた半紙を前にし、長らく考え込んでいる猫又が一匹。
今日は人の姿で、筆を手に取り何やら書き付けている。
容貌は少年と青年の狭間で時を止めたまま──けれど、本当の意味で時間が止まる事など無く。]

 ……やはり「音」の字は外せぬな。

[呟き、半紙に筆を滑らせる。]

(141) azure777 2011/02/22(Tue) 03時頃

【人】 落胤 明之進


 となると、字面から考えるにこれが……
 いや、でも……。

[何度も書きながら考えるせいで、徐々に黒くなっていく半紙。
それでもやがて、結論が出た様子で筆を置き。]

 ……ふぅ。

(142) azure777 2011/02/22(Tue) 03時頃

【人】 落胤 明之進

[文机の上。新たな白い半紙には、たった二文字
『宇音』と。]

(143) azure777 2011/02/22(Tue) 03時頃

【人】 落胤 明之進

 ──…多くを受け入れ、包み込む…心、と。
 ……その声である、音。

 …けれど身の内に、誰かが居てくれぬとならぬ
 家のような。

[呟きながら半紙を撫ぜ。]

 彼の名を、字にするならばこれが…いいな。
 ……気に入ってくれると良いのだけれど。

(144) azure777 2011/02/22(Tue) 03時頃

【人】 落胤 明之進

[いつか、その身の内の誰かが。そして自分が、消えてしまっても。
彼がそれを覚えていてくれるなら、その想いがあった事は決して消えない。
これが存在した証になると言ったら、怒るだろうか。それとも泣くだろうか。だから、その意図までは言わないつもりだけれど。]

 さて、どのように伝えようか……。

[俺から見た貴方の名は、こんな字をしているのだと。
もしかしたら、あまり興味が無いかもしれないけれど。それでもいいだろう。
いつか消えるその時まで、必ず。
ずっと、*側に。*]

(145) azure777 2011/02/22(Tue) 03時頃

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