人狼議事


184 【肩書遵守】Lunatic Nights in Heathling

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視点: 人


【人】 掃除夫 ラルフ

―― ヒースリング・広場 ――

[男が毎朝ここに来て最初にすることは、噴水の水の出に異常がないかを確認することだ。
稀に吸い込み口に木の葉が詰まったり、雨の日の後は水が濁ったりする。
そういう異常があれば取り除き、そうでなくとも月に一度は水を抜いてブラシで隅々までしっかりと磨き上げる。
この場所はヒースリングの美しさを象徴する場所の一つだ。ゆえに、手は抜けない。
もっとも男がこと仕事に関して手を抜いたことなど一度としてなかったのだが。]

 ……って、いかんな。つい癖で……。

[男の手にいつもの箒と移動式屑籠はない。今日は休みなのだ。]

(16) 2014/07/11(Fri) 15時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[既に街には旅の娘が殺されたという噂が流れていた。
また"人狼"だと。可哀想なことだと。
眉を顰めて噂話の集団から早々に離れた男は、それが先日道案内をした白いフードの娘であることに気づかなかった。]

 …………
[気を取り直して男はメアリーの姿を探し、白い花をいくつか買い求める。
控えめな花束を拵えてもらえたならば、その足で墓地へと向か
った。
祖母の墓参りだ。

居住区から静謐な森を抜ける。
その途中、悪戯な風が木の葉を吹き上げて男の頬に叩き付けた。
湿り気を帯びた葉が頬に張り付き、男は手でそれを払いながら、風が吹いてきた方向を見た。
あんなところに井戸があったのか、それを囲むように木々があり、そして。]

(17) 2014/07/11(Fri) 15時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

 ――ミッシェル!?

[男は、そこに横たわる金髪の主>>13を認めて駆け寄った。
肩を掴んで、彼女の名前を必死で呼んだ。**]

(18) 2014/07/11(Fri) 15時頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2014/07/11(Fri) 15時頃


掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2014/07/11(Fri) 22時半頃


【人】 掃除夫 ラルフ

―― 回想:広場 ――

 これと……あと、これをください。

[白い花の名前を男は正しく知らない。
だが、指差した花の中には確かに百合も混ざっていた。
もっとも墓守の娘とは求める理由が異なる。
祖母は白い花が好きだったと聞かされていたからだ。]

 ……今日も来てくださっていて助かりました。
 昨日の今日で……人通りも減ってしまっていて。

[人狼に怯えて外出を控えている人達もいるだろう。
メアリーがいなければ商業区の花屋まで足を運ぶつもりであったが、やはり知り合いから買えるならばそれに越したことはないわけで。]

 ありがとうございます。

[泣きそうな表情には敢えて触れぬまま、こちらも努めて明るくお礼を言った。*]

(34) 2014/07/11(Fri) 23時半頃

ラルフは、そのまますぐ立ち去ったので、ヨーランダとは顔を合わせていない。

2014/07/11(Fri) 23時半頃


【人】 掃除夫 ラルフ

―― 墓地近くの森 ――

["兄さん"、その言葉に男は一瞬目を伏せた。
ミッシェルには兄がいた。3年前に不幸な事故で亡くなった……。

――いや、今はそれよりも。]

 ……よかった、……。

[目を覚ましたことにまずはほっとした表情を浮かべ、それから彼女の全身をざっと見た。]

 ここは墓地の近くの森だよ。
 ミッシェル、どうしてこんなところに……。

[は、と何かに気づいたような顔をして眉を寄せ。]

 ……まさか、……人狼……?

(49) 2014/07/12(Sat) 00時頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2014/07/12(Sat) 00時半頃


【人】 掃除夫 ラルフ

 人狼…… いや、猟奇殺人犯に襲われたのかと思ったけど……。
 ……その様子だと、違うのかな。

[男は彼女の足に血の跡を見つけた。
身を固くする彼女に"大丈夫だよ"と小さく告げてから。]

 ……うん。
 商業区のほうで今度は旅行中の女の子が襲われたって聞いた。

 サイモンさんの時と同じように、酷い有様だったって……。

[言い澱む。詳しい状況は把握していないのと、彼女にこのような話を聞かせることが苦しい。
だが隠しても遅かれ早かれ知ることになることだ。]

(56) 2014/07/12(Sat) 00時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

 ……そう。

[男はもう一度血の跡を見た。だがそれだけだ。]

 うん。……後それに関係あるかはわからないけど、カジノの……ドラゴンソルジャークランの黒服の奴らがうろうろしてる。
 ちょっと尋常じゃないよ。

[犯人の目星の話には少しの沈黙の後、首を横に振った。
男自身が手がかりを知っているわけではない。
胸ポケットに入れたままの手紙を思い出す。]

(66) 2014/07/12(Sat) 01時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[支えもなく立ち上がった様子によかったと安堵し、それから男も立ち上がった。]

 そうだね。……え、俺の家?

[咄嗟に部屋の中の様子を思い浮かべる。
散らかしてはいないが、女の子を迎え入れるにはあまりにも味気のない……いや、相手はミッシェルだ。
いまさら見栄張って飾ったところでどうしようもない……。

と、慌てて駆け寄った時に投げていた白い花束が視界に入り、ここに来た目的を思い出した。]

 いいけど、……その前に墓地に行っていいかな。
 俺も墓参りに来たんだ。

[ミッシェルは共に来るか、ここで待っているか。
いずれにせよすぐに済ませるからと、男は花束を拾って墓地に向かった。**]

(67) 2014/07/12(Sat) 01時半頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2014/07/12(Sat) 01時半頃


【人】 掃除夫 ラルフ

 悪さをした客が逃げたとか、そんなところとは思うけど……。

[まさかその主が殺されているだなんて思いもしない。
犯人が昨日のピエロの男だとも。]

 わかった。なるべく早く済ませてくるよ。

[その場に残るミッシェルを一度振り返り、それから男は墓地へと向かった。]

(74) 2014/07/12(Sat) 08時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

―― 墓地 ――

[祖母の墓の前で祈りを捧げる。
祖母は男が生まれてまだ間もない頃に亡くなっており、当然、会話の記憶も思い出もない。
ただ、ここに祖母が眠っているという事実だけが男をこの場に立たせている。]


 ……よし。

[白い花を捧げ手短に墓参りを終わらせた男は、しかし、すぐにミッシェルの元には戻らなかった。
墓地を睥睨し、それから歩いてヨーランダの姿を探す。
彼女は大切な人に、……恐らく人狼かもしれない人に会えたのか。
彼女なりに答えは出せたのか。]


[だが、そこには誰の姿もなかった。]

(75) 2014/07/12(Sat) 08時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

 ――お待たせ。

[暫くして男はミッシェルの元へと戻ってきた。]

 大丈夫?歩ける?

[アンバーの瞳で気遣わしげに見やり、返答次第では手を貸しながら男の家へと向かうだろう。**]

(76) 2014/07/12(Sat) 08時半頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2014/07/12(Sat) 08時半頃


【人】 掃除夫 ラルフ

[手を差し出してミッシェルを立たせ、支えながら歩く。
幸いにして人通りは少なく、すれ違った人も知り合いではなかった。
必要なことだ、やましい気持ちは一切ないんだと心のなかで自分に言い聞かせても、いつもより忙しなくなる心臓はどうしようもない。
せめて聞こえていなければよいと祈った。]

 あ、……うん。わかった。

[着替えてくるという彼女と一旦別れ>>83、玄関先で少しの間待つ。
その間にも目の前を黒服の男たちが横切っていった。

"いない"
"やはりあの連中が匿っているんじゃないか"
"フェンスの向こうに逃げたか"

そんな会話の断片が聞こえた。]

(95) 2014/07/12(Sat) 16時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

 …………あ。

[そして更に別の男が通り過ぎる。見慣れたジャケット。移動式屑籠。男の同僚だ。
一瞬の逡巡の後、彼を呼び止める。
そして、ポケットから手紙を出した。]

 頼まれてくれないか。宛先は書いてある通りだ。

[自警団宛の手紙>>2:175>>2:176を同僚は怪訝な顔をして見つめる。
"お前が直接持っていけばいいのに"という顔だ。
今度女王の膝でステーキでも奢ってやるから、と強引に押し付けて背を押す。
渋々引き受けて仕事に戻った同僚を見送る頃、ミッシェルが戻ってきた>>84だろう。]

(96) 2014/07/12(Sat) 16時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

―― 居住区:自宅 ――

[ミッシェルを迎えることを想定していなかった部屋は、簡素で清潔にはしてあるが、物が無さすぎとも言えた。
子供の頃ミッシェルを家に迎えた時とは間取り以外ほとんど変わっていると言ってもいい状態だ。]

 母さんが首都に行く時に色々お気に入りのランプとかソファとか持って行っちゃったんだよね。
 だから本当に何もないんだけど、お茶淹れるから適当に座っててよ。

[リビングにあるのは少し大きめの机と椅子が4脚。
後は生活に必要な小物がいくつか。壁に飾ってあった絵画や、お洒落なスタンドランプも無くなっている。

ミッシェルをそちらに案内して、男はキッチンへと向かった。*]

(97) 2014/07/12(Sat) 16時半頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2014/07/12(Sat) 16時半頃


【人】 掃除夫 ラルフ

 ま、まあ……そう、仕事柄、ね。

[男は少し照れながらミッシェルの言葉に返した。
そして急いで二人分の紅茶を用意する。
カップを割らないように気をつけながら。]

 お待たせ。

[アールグレイの香りがリビングに広がる。
カップを置いて、ミッシェルの向かいの椅子に座った。]

(108) 2014/07/12(Sat) 19時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

 ヨーランダさん?いや、いなかったよ。

 …………って、見られてたのか。
 人を探してたみたいだったよ。会えたのかはわからないけど。

[口をつける直前だったカップを置く。
そして男はアンバーを紅茶の水面に向け、そして再びミッシェルを見た。]

 ねえミッシェル。

(109) 2014/07/12(Sat) 19時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

 生きたいと願うことは罪だと思う?

[ミッシェルの顔を、瞳を、正面から見る。
冗談で発された問いではないことは態度で解るだろうか。
暫しの沈黙の後に息を吐き、ミッシェルから再び紅茶のカップへと視線を落とし。]

 ……ヨーランダさんに、そう聞かれたよ。

 俺は俺なりに答えたけど、納得はしてもらえなかったみたいだ。
 どう答えるのが彼女にとっての正解だったんだろう。

[後半は問いかけのような、自分自身へのひとりごとのような、曖昧な言葉だ。]

(110) 2014/07/12(Sat) 19時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

["何て答えたの?"
その問いには男はすぐには答えなかった。
ミッシェルの考えを先に聞かせてほしいと促し、彼女の考えを聞いた。]

 ……そっか。

 俺も罪だとは思わないよ。

 ただ、生きるために犯した罪があるなら、
 然るべき罰は受けるべきだと言った。

(117) 2014/07/12(Sat) 21時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

 俺は、誰かが生きるためにミッシェルが死んだら、
 きっと恨むし、憎むと思う。
 復讐だとか、死んで償えだとか、そんなことまでは言わないけど。
 そういう残された人の無念を晴らすのが司法だと思うから。

[そこまで言って、はっと気付き。]

 ああいや、ごめん、仮定の話だ。ミッシェルが死ぬなんて縁起でもない。
 ごめん、忘れてくれ。

[男はようやく紅茶を口に含んだ。
馴染みの味のはずなのに、普段と違う味に思えた。]

 ……うん、そうだといいな。
 俺には神父や教師の真似事なんて無理だから。

[ミッシェルの表情が和らぐのにつられて男も少し笑った。]

(118) 2014/07/12(Sat) 21時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

 ドラゴンソルジャークランの方はやっぱり人探しみたいだよ。
 誰を探してるかは知らないけど、あの勢いじゃ単に悪い客を探してるって様子じゃ無いだろうね……。

[あとで街に出て誰かに聞いてみようか、と思う。
自宅の中では何も情報は入ってこない。隔絶された平和とも言えた。]

 そんなこと言ったらミッシェルだってさ。
 誰が犯人かもわかってないのに、その、あー……。

[咳払い。]

 ……夜道を一人で歩いちゃいけないのは当然だけど、
 誰かと二人っきりになるのも気をつけて。
 いつ誰が襲われるかわからないんだから。

[一人暮らしなのがわかっている男の部屋に一人で来たいと言うなんて。
……という言葉はなんとか呑み込んだ。**]

(119) 2014/07/12(Sat) 21時頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2014/07/12(Sat) 21時頃


【人】 掃除夫 ラルフ

 苦手なんて!

[思わず少し大きな声が出た。そんな風に思われていただなんて。
距離を掴みかねて離れていた自分自身のことを猛省した。]

 ……ありがとう。
 でも、気持ちだけ。気持ちだけ受け取っておくよ。
 ミッシェルに危ないことはしてほしくないから。

[強気な発言に男は苦笑いを浮かべた。
まさか本当にやるとは思っていない。だからその気持ちに対して礼を言う。]

(172) 2014/07/13(Sun) 00時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

 何…… っ、これ……!

[ごとり、と重い音を立てて机の上に置かれた物を見て、男は息を呑んだ。]

 あいつの形見……?

[護身用、その言葉に男は軽く口元を押さえて黙りこむ。
この街で拳銃が必要になることなんてあり得ない。
"こちら側"にいる限り、決して。

記憶を辿る。
あいつは、ミッシェルの兄は、こんなものを持ち歩くほど臆病な奴だったか?]

(173) 2014/07/13(Sun) 00時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

 …………。わかった。

[長い沈黙の後、男はそれを預かることを了承した。
この一件が落ち着いたら返す、と付け加えて。]

 ……ミッシェル。

[重ねられた手に温もりを感じながら、彼女の緑の瞳を見返した。]

 …………うん、気をつけ……いや、送っていくよ。

[男もまた立ち上がった。受け取ったばかりの拳銃をジャケットの内側のポケットに入れ、……その重さに眉を顰めた。ジャケットの胸元が伸び、不自然に下がる。

こういうものは本来ホルスターなどを必要とするものなのだ。
結局再び取り出して机の上に置いた。]

(174) 2014/07/13(Sun) 00時半頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2014/07/13(Sun) 00時半頃


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