180 FESを迎えし戦場-漆黒たる年代記-
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ぬわぁぁぁぁぁぁぁ!!
[この場だと、悲鳴以外のなにもかも手がかりにないだろう。 手をついた先、「ジョージ」と同じ名もなき孤島に スターイーグルも飲まれていった。]
(515) 2014/06/09(Mon) 00時頃
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――――そして、或いは『アレ』さえ手に入れたら…
そう、冥王ヘクター。
あなたもよくご存知だろうはずの 『アレ』 です。
わかりますね?
[魑魅魍魎を溢れさせたのは、『アレ』を捜索する為。 そして来る運命の刻の、ほんの下拵えに過ぎない。 其処まで教えれば、彼の冥王には理解できるだろう、俺の狙いが。
緋色に濡れても見える俺の唇は、にぃ、と孤月を描いていた]
(516) 2014/06/09(Mon) 00時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2014/06/09(Mon) 00時頃
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―浴室―
あー、お風呂は諦めた方がいいかもしれませんねえ。 用意を頼んだ身ですし、入りたいのはやまやまですが。
[果てしなく呑気な事を言っているのは、前世の記憶を思い出したとはいえ、考え方や認識は一般人のそれだからである。
髪を拭い体を拭き、着替えを広げてみれば。]
……おや。やはり人にあった物が用意されるのでしょうか?
[それは、普段着慣れたスーツとシャツ。 靴のサイズも合っているようだ。]
ま、教育者の戦闘装束は、やはりこれでしょう。
[ノリのきいたシャツの袖に手を通し、 ネクタイを締めると、気が引き締まる。]
(517) 2014/06/09(Mon) 00時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/06/09(Mon) 00時頃
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ああ、皇女(ひめ)様とはまるで違うな。 私の知る皇女様はもっと白い花のように儚げであった。
[激昂>>510に返すのは、にやにやとした笑み。 悪意の気配は濃いがそこに敵意はない。]
自信過剰の魔皇(こぞう)や。 魑魅魍魎如きと一緒にされるとは、流石に心外だな。 私はあたり構わず喰らい付く狂犬とは違う。
最も貴様が私と利害の対立を起こす相手ならば別だが。
[立ち上がり身体の埃を払う。 その右腕に先程まであった血飛沫の羽は今はなくなっている。]
(518) 2014/06/09(Mon) 00時頃
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なるほど。神になる……其処此処の神になるぐらいは気にするでもない。法の神を潰すというならなお歓迎だ。
三千世界も、まあ俺の地獄以外は別にどうなっても構いはせん。 そして……アレを手に入れるのか。確かに黄金の螺旋階段を使わず神に至るなら必要だ。
なるほど、つまりあれか。貴様、あくまでも魔皇であるというわけだな。
なるほど。
となると。
(519) 2014/06/09(Mon) 00時頃
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―食堂―
魔女のくちづけ……を受ける王子……? なんかソレ弱そう、ってかヤワそう……。 普通、王子からくちづけするもんじゃねぇの……?
[正装の男の言に首を傾げる。(>>@29)]
まー、王子って言うからには金銀財宝も持ってそうだしな。 って……アンタ手品師なんかい…そんな銀貨出して…。 知らない国の銀貨っぽいけど。
[足元に落ちたソレを拾い上げ銀貨に彫られた横顔を見た。 それが件の王子、"銀色の子供"と言われる人物の顔だと察することができる頭はなんとか持ち合わせていたが。]
金目の物に、情報も、かい。 なかなかやるじゃん、マジシャンさん。 銀の門とかは意味わかんねぇけど。
[その後の地響きに窓の外を眺めていれば、食堂から正装の男はいなくなっていた。]
(@35) 2014/06/09(Mon) 00時頃
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[じり、と踵を擦る。]
利害は、今の所は対立しないよ。
……と言うか、僕にはまだゴールが見えてないからね。 これが一番乗りを目指す競争だとしても、 どっちに進んだら良いのか。
[纏う衣装は高級そうな感じ>>518で、 新王フィリップの戴冠式での衣装に似た印象を受ける。 しかし、一連の羽による現象を見ると、 どうやらこのイヤミっぽい子供も人間ではなさそうだ]
ゴールどころか帰り道も消えちゃったけど。 こういう場合、普段は観測されない―― 例えば月の裏側とかに、何かあるってのが通例かな?
(520) 2014/06/09(Mon) 00時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/06/09(Mon) 00時頃
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貴様の目的はある程度分かった。 なかなか結構なことだ。冥族界の者とはいえその不遜、俺に対するものでなければ好感が持てたやもしれん。
しかし、理解はできるが貴様の態度が俺は気に食わん。 故に排する。
[言葉と共に混沌の波動が膨れる。復活間もない今は大した力もないとはいえ、沽券に関わる問題故に。敵対を宣言した**]
(521) 2014/06/09(Mon) 00時頃
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―食堂/暫し前―
……なんかデケェのが消えてった気がするけど。 ま、いいや、とりあえず走るか。 考えんのは性にあわねぇし。
[魔皇と冥王が食堂に現れるより前に。 走って食堂から移動した。]
(@36) 2014/06/09(Mon) 00時半頃
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あ、だめだなこれは。だめだ。
[魑魅魍魎が跋扈する、そう地獄絵図と言って差し支えない光景が、扉の向こうには広がっていた。 人を見た目で決め付けてはいけない。故に土地も見た目で決め付けてはいけないだろうと、館側から覗きこんでいたが。 未だ制圧ならざる平和な空間があるとばかりこちらに向けて悪意の塊が群れを成して駆け寄ってきたので慌てて扉を閉じた。]
平和なところに繋がっていたりはしないものかな……
[もう一度。 2 1:そのまま食堂へ 2:>>@2 3へ繋がっていた。]
(522) 2014/06/09(Mon) 00時半頃
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─大書庫─
───…、
[その頃、セシル──即ち、セレンディアの第一王子にして”銀色の子供”、クラシアの”戦士”にして、ロビン《胸赤鳥》の主かつジョージ《人型兵器》のマスター且つ、”アレ”なるものに謎の適性を示すらしき絶世の美形たる少年は───、寝ていた]
(523) 2014/06/09(Mon) 00時半頃
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― 孤島 ―
[何らかの墓のある孤島に機体は着地する。その風圧が影響したか、ひとひらのリコリスが舞った]
……――ポーン。
[ソナー音のようなものを発する。何かを探しているのだろうか。無論巨大な構造物だ。いろいろな人にその姿は見えるだろう]
(524) 2014/06/09(Mon) 00時半頃
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―廊下―
それにしても、広い館ですねえ。
[浴室から出て、部屋の一つを開けてみたり。 そしてどこかに繋がっているのを見れば、入らずに中の様子を伺う。]
闇雲に、当てもなくどこかに行くのも危険ですかね……
[扉の向こうに広がる世界は、>>@22]
(525) 2014/06/09(Mon) 00時半頃
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−ホール−
さて。あまりゆっくりしすぎていても仕方ないな。
[ダンはソファーから立ち上がると、誰か人がいないか探している。]
(526) 2014/06/09(Mon) 00時半頃
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―現在/廊下―
なんか溢れてるんですけどー!! 倒す、しか、ないの、コレ? なんだかんだで洋館燃やすパターン?!
[駆逐されつつあった異形が己の影から湧き出てきた。]
(@37) 2014/06/09(Mon) 00時半頃
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――――――…… へ ぇ 。
流石冥王ともあろうお方なら。 己の利も害も関係なしに、気分ひとつで白を黒に。 いや、蒼と緋にかな? 転がしてみせる。
その不遜と傲慢こそ冥界の美徳。流石、古の冥王。
(527) 2014/06/09(Mon) 00時半頃
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― 厨房>>509 ―
――良い旅を。
[冷蔵庫の先へと消えるライトニングを見送る。 敵にならないことを祈られたが、それは無理な話だろうとも内心思いつつ。]
……、さて。さてさて。
[先程から冥族とやらの関係者たちが何やら聞こえてはいた。]
(528) 2014/06/09(Mon) 00時半頃
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――――…うーん、生身の身体で戦うの久しぶりだからなぁ……。 やらなきゃ、やられるし、仕方ない。 深呼吸、深呼吸。
[肩幅に両足をひらいて背筋をまっすぐ伸ばす。 両手を左右に大きく開いてまずは大の字のポーズ。 両の掌に宿った炎をそのまま頭上へと上げる。 手の炎は1つとなって巨大な火の鳥となって空へと一旦昇り。 そして、また己の右腕に戻ってくる。 右腕をぐっと引き寄せて、パワーを溜めてから。 息をたくさん吸って、大きな声で叫ぶ。]
――――いくぜぇっ!!! 炎舞極楽鳥《キャプテン・フェニックス》!!!!!!!
[そして、そのまま右ストレート。 炎の鳥が異形を全て焼き尽くした。 しかしながら見られていたら少し恥ずかしい。]
(@38) 2014/06/09(Mon) 00時半頃
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――… とは云え。 俺も排される訳にはいかない。
然し、このままでは勝算がないな。
冥界の礼儀にのっとるならば。
俺達が戦う場所は"あそこ"以外にありえない。
…… 仕方がない。 コイツを使うしかないな。
[敵対を堂々と宣言する冥王に、俺は残念だとかぶりをふり。 そっと、額に手をあてていた]
(529) 2014/06/09(Mon) 00時半頃
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[混沌の波動がびりびりと俺を刺激する。 そして俺も、鮮血の波動を館中に響かせながらも]
さあ。それでは、この館ではだめです。
俺たちが戦えば即効で壊れかねない。
ゆえに、俺たちに相応しい戦場に行きましょう。
[開かれたままであった厨房の扉を、俺は閉める。 そして、再び開けば、そこには新たな時空へ続いていた]
(530) 2014/06/09(Mon) 00時半頃
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[見えた光景は、黒と赤の世界。>>469 黒い空と、赤い華。 そして絶対的な無音。]
……淋しげですねえ。
[生物の気配のない其処に、何となく行く気になれず、 ぱたりと扉を閉じる。]
(531) 2014/06/09(Mon) 00時半頃
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――… "我ら"の冥地 地獄-ヘル- に ――…
(532) 2014/06/09(Mon) 00時半頃
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――月――
おお。
[月だ。そしてつまり周囲に広がるのは宇宙空間であり大銀河だ。 宇宙空間は好きだ。危険かどうかの判断もせず、惹かれるまま気ままにその地へ降りていった。 扉は開けっ放しにしてはならない>>151の自己判断のもと、中空に生まれた扉はすみやかに閉める。 出口が探されていた>>494など、知らない。]
(533) 2014/06/09(Mon) 00時半頃
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― 次回予告 ―
[饗宴の始まりは終焉へのカウントダウン]
[加速する狂宴の最中(さなか)、遂に星が墜つ]
[何を求め] [何を願う]
[望と欲と使命と正義は一層激しく衝突する]
【 Episode: 2 / 交叉線 】
[雄達の共演、その未来は未だ誰も知らず]
(534) 2014/06/09(Mon) 00時半頃
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[一歩、踏み込む。]
ゴールか。 では貴様は何を望む。
世界を救うか、滅ぶに任せるか。 "誰か"に全てを託し、丸投げてしまうのも選択だ。
[甘く、囁くように言って。 眠たげな紅目>>520を見上げるように覗き込み、くすりと笑う。]
移動をしたいだけならば、この世界の範囲から出ればいい。 どうも一定の範囲に限定されているらしいが、ここは範囲も広そうだな。
まあ、裏へと行きたければついでだ。 私も付き合おう。
[まるで子供のような表情をして、軽く首を傾けた。]
(535) 2014/06/09(Mon) 00時半頃
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― 地獄 それは最も強き者の領地 ―
冥界におけるマナーのひとつ。
今の俺達の様に、『格上』の相手に挑むときには。 挑戦を受ける者、つまりあなたは万全の状態でなければならない。
少なくとも。
『本来の力を抑えている』様な、状態の相手を倒す。
それは冥界では大きな恥ともいえるでしょう。
(536) 2014/06/09(Mon) 00時半頃
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[或いは。この書庫には稀少な書が溢れているのだ。 ”アレ”と彼の呼ばうものの手掛かりがあるのやも知れず、はたまた三千世界を渡るこの館の記述すら探せばあるのかも…ないのかも知れなかったが]
……、ふ。
[ソファの上で寝返りを打つ。 幸い、ここは異形の気配もなく平和だ。 眠りはひとときの休息、回復の時だ。 全身に細かに負った傷も、力も、また少年の身に回復されつつある。
───だが今は暫しの時。 セシル《王子》は夢の世界に*まどろむ*]
(537) 2014/06/09(Mon) 00時半頃
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だが、この地獄ではあなたは本来の力を発揮する。
さあ…… この場所でなら 思う存分戦えます。
[俺は、冥王に礼を向ける。己が右の心臓を左掌で強く掴み、それをちぎり取る様な動作だ。 どの様な苦痛を得ても、必ず敵を倒す、という下克上の意思表す。
冥王との戦いに用いる礼だ。そして……]
(538) 2014/06/09(Mon) 00時半頃
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―― 煌け 『 血 閃 印 - ク レ ス ト - 』
(539) 2014/06/09(Mon) 00時半頃
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ま、僕も月《セレスト》に来たのは初めてだから、……
[それにしては、既視感を覚えるのが引っかかる。 学術書で見た月面の図の影響だろうか。 だが、この翼があった子供に重なった影《ヴィジョン》は――]
ジョージの所為、かなぁ。うーん。
[館のホールに突如として倒れ込んだ、 オーバーテクノロジーの子供を思い起こし、 それで自分を納得させつつも]
取り敢えず、反対側まで行ってみようよ。 気乗りするならだけど。
[折しも、大銀河が見える側――つまり月の裏側に サイラスが降り立ち、帰り道がまた消えたとは知らず。]
(540) 2014/06/09(Mon) 00時半頃
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