84 戀文村
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エリアスに8人が投票した。
ヤニクに1人が投票した。
エリアスは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
ヤニクが無残な姿で発見された。
現在の生存者は、ホレーショー、ブローリン、ベネット、ミッシェル、クラリッサ、ダーラ、ウェーズリーの7名。
続けざまの召集令状。
出された先に、否が応でも村人も戦況を知るか。
先を憂いても、小さな村で何ができるだろう。
今朝もまた、届くのは赤い手紙か。
それとも、軍人に向けての指令か。
――……それは、ウェーズリー[[who]]に向けられた*
(#0) 2012/03/29(Thu) 00時半頃
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[革命が終わり。 次は「エチュードop25-1"エオリアン・ハープ"」
左右のアルペジオは、流れる風で弦を震わす琴の音。 想いは風に乗り、風は遠くへ。
"遠くへ行きたい、どこか遠くへ"
その想いは、風よりも軽く速く。 どこまでも、どこまでも。]
(+0) 2012/03/29(Thu) 00時半頃
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ー翌朝ー
[村を後に。ひとりで旅立つ。 行先は……楽譜を渡す相手のところへ。
彼女の名前はメアリー。
親友ドナルドの遺品にあった一葉の写真。 そこに映るお下げ髪の女性。ドナルドの恋人。]
(+1) 2012/03/29(Thu) 01時頃
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[三人でいつ頃まで語り合っただろうか 本屋を後にして酒場に戻る最中 ブローリンとクラリッサの姿を見たならば 微笑ましくも少々の違和感を感じるだろう]
……それにしても、エリアスか。 もっと健康な男も女だって、居るのにね。
[明日も誰かに赤紙は来るのだろうか 志願することも考えたが、まだ出来無い やることは多いのだ]
ねえニール、あんたが居なくて肉の仕入れが困るのよ。 ワンダも頑張っているけれど……やっぱり一緒になりたかった?
[そんな独り言を漏らしながら料理を作る ヤニクが練習する最後の音を聞きながら]
(0) 2012/03/29(Thu) 01時頃
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―その夜―
[店を閉めてから、上に上がる前にヤニクに声をかけた]
飲めないわけじゃないんでしょう? たまには、一緒にどうかしら。
[そう声をかけて、「とっておきの酒」を振る舞う 眠ってしまったらその髪を撫でて しばらくはその寝顔を眺めていた
背が高いから、少しだけ苦労したけれど 店の裏の雪深くへとその身体を埋める
これで、旅人ヤニクは遠くへ旅立ったのだった]
(1) 2012/03/29(Thu) 01時頃
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女主人 ダーラは、メモを貼った。
2012/03/29(Thu) 01時頃
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[木にもたれかかり、泣きじゃくる背を撫でる。 目を強く閉じて流れた一筋を、その後続を、息を吸い込んで止める。 鼻腔に、甘い香りが満ちて、その主が今、 悲しみにくれて壊れてしまいそうな事に、罪悪感すら覚えた]
……
[泣き声が嗚咽に代わり、啜り声に変わるまで、じっと空を見ていた。 増えてきた星が、増えていく死者の数にも思えるのだった。 彼女が離れるそぶりを見せれば、腕を緩めて、静かに見下ろす]
(2) 2012/03/29(Thu) 01時頃
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―本屋―
[語り合い、彼女らを見送る頃には日が落ちていた。 青年は届いたばかりの本を、受け取りに来て欲しいと ワンダ宛に手紙を書いた。 明日いつもどおりウェーズリーに配達を頼もう。
今はまだ、明日の運命など知る由もなく 保存食の本は机の脇において 何時もどおりのプロパガンダは昨日の雑誌に重ねて本棚に並べた]
(3) 2012/03/29(Thu) 01時頃
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[ミッシェルかダーラが言い出さない限り 青年は今日届いた赤紙のことを知る事はない。 店じまいをし、部屋に戻る。 ガラスの破片が飛び散っていて、 割れた窓からは冷たい風が吹き込んでいた]
……どうしたものかな。 厚紙でふさぐくらいしか、ないか。
[ため息をひとつ。靴がジャリと破片を踏む]
酒で紛らわせられるなら、まだ大丈夫 彼女はまだ、生きている
私は……私も、大丈夫。 約束が増えたし、それに……抜け駆けは禁止だ。
[窓へ応急処置を施しながら、随分読み進まない本を見遣る。 読み終わるまでには戻ってくると、言っていた親友はまだ遠い戦地 春は未だ、気配すら感じない**]
(4) 2012/03/29(Thu) 01時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2012/03/29(Thu) 01時頃
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―朝―
[エリアスは何時頃出たのだろうか ヤニクを眠らせた自分が、何事も無い顔でそんなことを考えられる頭が 自分でも壊れきっているように感じた それは母親を屠ったときにもう、手遅れだったのかもしれない]
静かになるわね。
[使われなくなったピアノをひと撫でして 静かな酒場で支度をしている]
(5) 2012/03/29(Thu) 01時半頃
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[まだ腕の中、見上げる彼女を首を少しだけ傾けて見下ろす。 彼女の目をそっと押さえて、残った水滴で指を湿らせた。 いつかの様に、頭を撫でる。薄く薄く、笑みを形どった口は見えたろうか。 たとえ見えても、笑っているのはわからなかったかもしれない]
……
[丸めた手で、濡れた彼女の頬に触れる。 目を合わせたまま、小さく小さく、身じろぎ程度に首を振る。 それは、彼女の目にはどう映ったろう**]
(6) 2012/03/29(Thu) 01時半頃
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ー 翌日 −
[エリアスを見送る事はしなかった。 彼は彼として還って来ると信じていたから。 それと同時に眩しかったからか。 末を知りながら毅然とその道を進むセレストやエリアス。 自分はその道から顔を背けて我儘を通そうとしている]
……本当に俺は弱虫だ…。
[自嘲を浮かべる傍から、新しい招集の紙。 何時になったらこの紙は村人達の命を狩る事を止めるのか]
ウェーズリー……あいつがいなくなったら誰が手紙届けるんだよ。
[誰があの重さを背負うと言うのか]
(7) 2012/03/29(Thu) 01時半頃
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そういや、手紙、文通するって約束だったっけ。 書き方知らねえって言ってたな。
[数少ない貴重な約束の1つを思い出して宿舎を出る。 向かうのは本屋。 元々本より身体を動かす事が好きだった。 流石に軍人である以上必要なものは読んでいるが、 どうも眠くなって仕方ない。 当然本屋や図書館からは足は遠ざかる。
勿論この本屋に足を向けない理由はそれだけではない。 店主の陰口を部下が叩いていた事も少なくない。 その都度殴っていたが、殴るだけ自分の陰口と共に 彼への陰口も増えていった。 店主が知るわけもないが、申し訳なさと、自分が通う事で 更に嫌な思いをさせる事になるのではないかと気後れもあった]
(8) 2012/03/29(Thu) 01時半頃
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ベネット。いるか?
[だが今はそんな事を気にしている場合では無く、 緊張を見せない様に本屋を覗いた。 その時店主はいただろうか。他に誰かいただろうか。 誰がいても、軽く挨拶や二言、三言会話を交わし]
なぁ手紙の書き方と言うか作法書いた本あるか? 俺報告書の書き方しか持って無くてな。
(9) 2012/03/29(Thu) 01時半頃
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[珍しい訪問者の突然の注文にベネットはどんな反応だったか。 ウェーズリーの話は皆知っているだろうか。 自分からは話す事はせず、ちょっとなと濁すだけ。
目的のものは手に入ったか。 手に入ればそれと、入らなければ簡素なレターセットを 手にウェーズリーを探すだろう]
お、ウェーズリー! この前の話な、ほら文通の奴。 考えたら俺、字汚ねえし、人に教えるの苦手だから。 悪ぃけどこれで頼むわ。
[赤紙の話は彼から口にしなければ自分からは話さない。 おどけた様子で、彼に渡そうとするが、彼はどうしたか。 受取らなければ少しの問答の後、自分の手に戻すだろう]
(10) 2012/03/29(Thu) 01時半頃
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ウェーズリー…あんたは心残りはないのか?
[共に、と願う者はいるのか。とは口にはしない。 だがウェーズリーなら静かに、だが、 深い観察眼を持つ彼なら意味は判るだろう。 彼はどんな様子で答えてくれるのだろうか。 自分はただ静かに答えを待っていた**]
(11) 2012/03/29(Thu) 01時半頃
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ダーラは、がらんとした酒場は、独り言もひどく響く**
2012/03/29(Thu) 02時頃
女主人 ダーラは、メモを貼った。
2012/03/29(Thu) 02時頃
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ヤニクさん・・・行かれるんですね。 会えると・・・いいですね。
[旅立つヤニクを見送った]
(+2) 2012/03/29(Thu) 08時半頃
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ー夜:酒場ー
[>>1ダーラから振舞われた酒を飲んでしばらく後。 抗いがたい眠気に襲われた。]
(……あれ、俺ここまで弱くなってた?)
[そんな疑問は、次の瞬間過去の記憶に打ち消される。
そうだ。 これは故郷の村で駐留していた軍人である親友と。 その賛同者のしていたことと同じだろう。]
(+3) 2012/03/29(Thu) 08時半頃
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[戦火に飲まれてすでにない村。
"赤い手紙"による招集に憤りを覚え。 戦争で帰らぬ者となるよりも、故郷で眠らす方がと。 村人を手にかけていった殺人者たち。
自分はどうにか生き延び。ここまで来たのだ。 親友を返り討ちにして。 彼の遺言で遺品をその恋人に届けるのは……贖罪。
しかし、終わりなのだろう。]
(+4) 2012/03/29(Thu) 08時半頃
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(……ドナルド、メアリーには渡せなさそうだ。ごめん)
[そう心の中で詫びる。]
(ペラジー姉さん……メアリーに伝えたら、そっちに逝く)
[そのつぶやきは、声にならず。**]
(+5) 2012/03/29(Thu) 08時半頃
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―翌日・本屋―
[二日続けて石が投げ込まれることはなく 厚紙で補強された窓から冷たい空気は流れ込むものの 至って何時もどおりの朝を迎える。 青年は身支度を済ませ、少し早い時間に店を開けた]
……今日は来るかな
[何が、とは言わない。 しかし、招かざる客>>8の来訪があった。 軍人。 それだけで青年の笑顔はこわばったものになる 彼が外で何をしているか、まったく知らない。 故に青年の中では呼び捨てにされる覚えも無かったのだが 其れが彼の性格かと内心で整理するくらいに留めて置いた。 歓迎していないと、身構えた態度は笑顔で隠しても伝わるものだろう]
(12) 2012/03/29(Thu) 09時頃
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いらっしゃいませ。 マナーの本でしたらこちらです。
[手紙の書き方、というよりは礼状や季節ごとの挨拶文の書き方のようなもの。 彼が探しているものが其れで良いのかどうかはわからないが 店内棚の奥まで入らせることなく、青年自身が持ち出してきた]
手紙というものは 要はするに相手に伝わればそれで良いんですよ。
[一言を添えて、この本でなければ他にはないと示す。 買って行くのかどうか、笑顔の奥に訝しげな視線を隠し青年は彼を見ていた。 そんな午前中の話。 勿論、ダーラが何をしたか次に赤紙が届いた相手が誰か、一切伝わっておらず**]
(13) 2012/03/29(Thu) 09時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2012/03/29(Thu) 09時頃
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[何故、どうして、と、行き場のない憤りが籠った泣き声は、 全て包まれた腕の中へと消えて行く。
泣いて、泣いて、泣いて……。
声も枯れ果てて、啜り泣きに変わった頃。 ようやく、落ち着いたのか、女は微かに身じろぐ。]
……ごめんなさい。
[ぐすっと鼻を啜って見上げる顔は、上の方。 月明かりの下、微かに男が微笑んでいるのが、判る。 泣きはらした酷い顔を、笑われているのではないだろう。 最後、拭われていく哀しみの残骸。]
(14) 2012/03/29(Thu) 09時半頃
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ブローリンさん、ありがとう。
[ちいさくちいさく首を振られる。 その動作は、もう十分泣いただろう?と、 優しく言われている気がした。 だから、不器用に触れられた頬の筋肉を持ち上げて見せる。
エリアスに対する哀しみを、共有してくれた人。 名を呼ぶことで、まるで古くからの知り合いのように。 そうすれば、別れの時が来れば、また泣いてしまうと判っていて、 今は、哀しみの共有者を増やすことで自分を立て直す。
ただ、丸められた手で触れられるということが、 微かに彼からの隔たりのように感じられては、いたけれど。]
(15) 2012/03/29(Thu) 09時半頃
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[その手に、一度そっと自分の手を這わす。 ネコのように、頬を摺り寄せれば、 相手の手は離れていっただろうか。
それから、何か意思を疎通させる何かはあっただろうか。 クラリッサの方からは、ハンカチをまた汚してしまったから、 返すのは少し待ってほしいと伝えたかもしれない。
明日、明かりも本屋の主人に返さなければ……と、思いながら 昨日から借りっぱなしの明かりを手に、女は家路を行くのだった。]
(16) 2012/03/29(Thu) 09時半頃
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[そして迎えた朝。 昨日のように取り乱して、エリアスを送りにとは向かわない。
唯、家で祈りを捧げて、いつものように家を出る。 途中、郵便屋の彼と会うことがあれば、 相変わらずボロボロな鞄を見て]
仕事終わりにでも、預けてくれたら良いのに。 朝取りに来てくれればお仕事にも支障でないと 思うのだけれど……。
[彼に明日の仕事はないのだと、その時は知らず。 そんな言葉を向けたかもしれない。
そんなこんなで、向かう先は、本屋に。 入れ違いに、本屋で会うは珍しい陽気な軍人の姿を見かければ、 挨拶を交わし、郵便屋を見なかったか?と問われれば、 先ほど見かけた方角を示しただろう。]
(17) 2012/03/29(Thu) 09時半頃
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― 本屋 ―
[たどり着いた場所は、少し様変わりしていた。 割れたガラス。それは、応急処置をされていて……。 クラリッサは、少し眉を潜める。
何か事故でもあったのだろうか、と。 ベネットに怪我がなければいい。 この物資不足の中、ガラスはなかなか手に入らないだろう、 怪我がなくとも風邪をひくようなことがなければいい。 そんなことを思いながら、扉を引く。]
こんにちは、ベネットさん。 この間、借りた明かりを返しに来たのだけれど……。 表のガラスどうされたの?怪我はない?
[そこにあるだろう主人の表情は、どんなもので*あったか*]
(18) 2012/03/29(Thu) 10時頃
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[今は泣くのは十分だと。エリアスとて、泣き続けて欲しくはなかろう。 笑っていて欲しい。例えそれが、胸をちくちくと刺すとしても。 自分も、君の笑顔を見ていたいと]
[ハンカチの件にはゆっくりと首を振る。 下手に形見にはしたくないから、受け取るつもりではいるが、 渡せる時に渡してもらって構わない。 彼女に合わせて立ち上がって、通りの方を示す。 灯りがあるとは言え、狭い村とは言え、送って行く。 手帳に何か書いて、別れ際…彼女の家が見えた程度で立ち止まり、 破り手渡す。彼女が家に入って行くまでそこに居て、 その日は兵舎に戻った。久しぶりに、そのまま眠ったのだった。 エリアスの旅立ちを見送らなければならないから、浅い眠りではあったが。 彼女に渡した紙には]
"自分は君に、非道い事をしようとしている。 もしそれでも聞いてくれるのなら、 ’彼’にも渡した焼菓子を待っている"
(19) 2012/03/29(Thu) 12時頃
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ブローリンは、エリアスを見送り、そのまま、時間まで広場におり、見張りに立った。
2012/03/29(Thu) 12時頃
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[セレストに続き、エリアスも往ってしまった。 ヤニクは、無事に旅を続けられるだろうか。 ヨーランダの死にも分隊長が関わっているだろうか。 あの日、掴み掛かられた事実があるにしても少し引っかかる。 死の理由ではない。おそらくは彼女自身が望み、そして恐らくは、 セレストも望んだ事なのだろう。なにか違和感がある。 そう考えて、ミリ単位の苦笑いを閃かせる]
……
[死に敏感になりすぎているのか、麻痺して鈍感になっているのか…。 エリアスの姉、ミッシェルや本屋の主、ベネット。酒場の女将、ダーラ。 カフェの店員、雑貨屋の手伝い、この村の若者を思い浮かべる。 分隊長の行動は、彼らを救おうとしての物だ。 その根元が正気であれ狂気であれ、その思いには嘘偽りはないのだろう。 だから無理強いはしていないのだろう。そう信じたい]
(20) 2012/03/29(Thu) 13時頃
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―自宅→―
[男が封筒を受け取ったのは朝方のこと。 配達に出るよりも先の時間。 受け取ったのは封筒の中身を見ることはなかったが 持ってきた軍人にたいしてすっきりとした敬礼をひとつした。 畏れのない、いつも通りのかおだった。
それからいつも通りに配達に出た。 からからと車輪は回っている。 男は、赤紙のことを口にしない。 だから、持ってきた軍人が言わない限り、殆どは知るまい**]
(21) 2012/03/29(Thu) 13時頃
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[例えばエリアスが往くと知ったミッシェルに一瞬見えた色のように。 この村の住民がの誰かが、悩み、嘆き、苦しみ、誰かをその手にかけるとしたら。 それだけは止めたいと思う。たとえ双方がそれを望んだとしても。 自分達軍人は人殺しで、いつか戦場で死ぬのが仕事だ。 戦争が終わり生き残れば違う道もあろうが…その業は祓えまい。 だからこそ、村人にそんな業を背負ってほしくない。 そう思い、いつも以上に、村を見る]
[そんな村への小さな違和感。 今日赤紙が届いたのはあの郵便屋だという。 その話題が、上がっていない。 万人に疎まれる事のなかった彼の出発を嘆かぬ者がいるとも思えない。 もし彼が通りかかれば、"一人で行くのか"と聞くつもりで]
(22) 2012/03/29(Thu) 13時頃
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[ベネットとの会話は、どのようなものだったか。 そう長居をすることなく、クラリッサは店を後にしようとして、 ふっと思い出したように扉に手を当てたまま振り返る。]
そうだ、ベネットさん。 ヤニクさんの件、ありがとう、後押ししてくれて。
[よくよく考えれば、彼の旅立ちをよく思わない村人もいるだろう。 そんな中、後押しをくれたことが嬉しかった。 ダーラとヤニクは、話ができただろうか……と、少し思考が飛ぶ。 よもや、その彼女の手によって、ヤニクが旅立ったとは、 女には預かり知らぬところ。]
(23) 2012/03/29(Thu) 13時半頃
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[そして、再度、灯りを返す時にも述べたが、 お礼を用意できなかったことを詫びて店を後にした。
これから向かうのは、ナタリアの家。 いつも通りの行動だけれど、昨日と同じく キッチンを借りてクッキーを焼くということが常と異なる。]
クッキーをお返しにしても良かったけど……
[歩きながらクラリッサは独り語つ。 きっと、それはお裾分けしない方が良いのだと思う。 平和の仮初の象徴、エリアスに贈った餞。 お裾分けを食べた旅人も、だから旅立ったのかもしれぬとは、 彼の死を知らねば思わぬことではあったが。]
(24) 2012/03/29(Thu) 13時半頃
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クッキー作るの嫌いになりそう。
[昨夜、別れ際に渡されたメモを思い出す。 あの優しい無口な人が、酷いこと……ということなど、 無知な女の想像では1つしか思い当たらない。 それがあっているかは、話してみないと判らないけれど。
それでも、彼の願い通りに焼き菓子を焼こうとするのは……。]
(25) 2012/03/29(Thu) 13時半頃
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[ナタリアの家へ向かう途中。 任務中の無口な軍人の姿が見える。 もしかすれば、郵便屋と会話をしていたかもしれない。 気が付いてくれるならば、軽く手を振って通り過ぎる。
クッキーを渡すのは、任務明けの頃。 多分、昨日と同じ広場でいいのだろう。
そう思いながら、たどり着いたナタリアの家。 再びキッチンを借りたいというクラリッサに、 老女は無言ですみれの砂糖漬けを差し出してくれた。]
(26) 2012/03/29(Thu) 13時半頃
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[エリアスを喪ったミッシェルの心を癒す料理は何が良いか そんな風に誰かを思い行動するだけで 随分落ち着けている自分がいた]
…………弱い自分が、イヤになるわね。 優しさに甘えてしまっているわ。
[真夜中の通信、聞こえる声に涙しそうになった きっと彼は見ぬいているのだ だからこそ、寄り掛かってはいけない]
[歩いていると郵便屋と、無口な軍人の姿が見えるだろうか]
(27) 2012/03/29(Thu) 13時半頃
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ブローリンは、通りかかったダーラに会釈を。
2012/03/29(Thu) 14時頃
病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/03/29(Thu) 14時頃
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もしかしたらね、あの無口な……ブローリンさん 戦場に行っちゃうんじゃないかしらって思うの。
[クッキーの生地を捏ねながら、女は老女に拙い推理を零す。 命令か志願かは、判らないけれど。 エアリスと同じ菓子を、と乞われたのが、その発端。]
違ったらいいと、思ってる。違うかもしれない。 でも、もし、そうでも……私は泣かずに、渡すの。
きっと、それが私の罰だから。
[罰という言葉に、ナタリアの肩が揺れる。 クラリッサが云いたいことは、皆まで言わず伝わるのだろう。 姉にナタリアが手紙を渡した時。 正確には渡さざる得ない状況を作ったのは、 クラリッサの存在も大きかった。 かしましい姉妹2人の剣幕に、あの時彼女は負けたのだ。]
(28) 2012/03/29(Thu) 14時頃
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[朝起きた時には、もうエリアスの姿はなかった。弟のいた痕跡だけが残る彼の寝室を覗いた自分は、昨日に比べると驚くほど冷静だった]
・・・母さんに、なんて言おう。
[母にかける言葉を一晩考えてはみたが、やはり思いつかない。母が起きてくる前に、そっと家を出た。] 今日は開いてるのかな、ダーラさんのお店・・
[ヤニクにベネット、片方と飲む約束はついに果たされないままとは知らず、それに]
あ、ウェーズリーさん。お疲れさまです。今は何かと大変だと思いますが、あなたの届ける手紙を待っている人、きっとまだまだいると思うから・・ どうか、あと少し。頑張ってくださいね。
[いつものように何気なく声をかけた配達人と会えるのが今日までと知るよしも、無論なかった**]
(29) 2012/03/29(Thu) 14時頃
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[彼に、ずっと待っていると約束していた姉は、逝ってしまった。 未だ、彼の死亡報告は届いていないのに……。 だから、代わりのように、クラリッサは待っている。 彼だけでなく、旅立ってしまった人たちを。 きっとずっと、この命が果てるまで、果てても……。 此処でないどこで自分が死んでも、きっと自分は「おかえりなさい」 というためだけにこの地に戻って皆を待つのだろうと思う。
幼馴染が、墓場で零した『罰』という言葉を、女は知らない。 他の誰が同じ言葉を背負っていたとしても、それも判らない。 ただ、戦争というものは、こうして生きる人それぞれに、 背負わなくてもいい『罪』を背負わせるものかもしれない。]
(30) 2012/03/29(Thu) 14時頃
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ねぇ、ナタリアさん。 ブローリンさんって、少しだけお義兄(お孫)さんに 似てるって、思わない?
[クラリッサの裡をナタリアが少しだけ汲んでくれるように、 女もまた、老婆の裡を少しだけ汲み、そんな言の葉を零す。 その言葉に、どんな意味が含まれているかは、 2人の間だけの秘め事のよう。
2人の後ろで、オーブンが、甘く切ない香りを漂わせていた。 焼き上がりは、きっともうすぐ。]
(31) 2012/03/29(Thu) 14時頃
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[彼が言わないのなら自分が人に伝える事もない。 それが彼の選択と言うなら、自分は見送るだけだ。 自ら多くを主張しない彼と、もっと付き合っていればよかったとも思う。 彼が飲めるかはわからないが、良い時間が持てたろう。 せめて最後の日に、という発想はない。無論彼から言われれば喜んで付き合うが、 恐らくはないのだろう。彼が居なくなれば、郵便物は軍の者が管理することになるか。 自分が担当してもよかった]
……
[ダーラに会釈する。あれから酒場に行っていない。 近く、寄ってもいいだろう。今度は自分から分隊長を誘っても良い。 彼も恐らくは、心のどこかで、誰かにこぼしたいものをためているかも知れないから]
(32) 2012/03/29(Thu) 14時頃
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ブローリンは、クラリッサにも、会釈の頷きを。遠巻きには、顔を向けた程度に見えただろうが
2012/03/29(Thu) 14時頃
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二人共ご苦労様、寒い中大変ね。
[郵便屋が話さなければ赤紙のことは知るよしもないから いつも通りの顔で声をかけた]
たまには飲みに来て欲しいものだわ? アルコール、そう多くもないけれど寒い時はあると違うし。
[どんな返事が帰ってきたか、笑顔のまま ブローリンにも同じようにして 少しでも、何かの役に立てれば良いと思った]
(33) 2012/03/29(Thu) 14時頃
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― 戦場 ―
[村を後にして、ほぼ一日かけてたどり着いたのはひとつの戦場。 まともに訓練もしていない人間を、前線へと送り込む軍には眉をしかめるが、 軍にとっても、前線にやってくるだけで熱をだして寝込むような病人がきたのには不満なようで。 呑気に寝ているなとばかりに追い立てられて、粗末な一般兵ようの服を与えられて戦地にたった]
――…… はい……
[セレストが散ったとはしらぬ、爆弾を抱えての特攻と、それに続く空爆が先日行われたと説明があり。 そのさいに敵の宿営地からちりぢりになった敵兵をいる場所を爆破しろとの無茶な命令が下される。 周囲は地雷原であり、低木や疎らな雑木林がある程度。 敵兵が居る場所はだいたい見当をつけてあるらしい。 爆弾を運ぶ役になればいいとばかりに詳しいことは何も聞かされぬまま、体に爆弾を巻きつけられる]
(+6) 2012/03/29(Thu) 14時半頃
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[その重さに眉をひそめ。 胸に下げた薬莢を、服の上から押さえる]
――
[助けてくれる人は誰もいない。 心の支えは服の下のお守りひとつ。 上官――とはいえこれもまた、軍にとっては使い捨てる軍人の一人――と新兵三人が一グループとして出立する。 薄暗いのは、早朝だからかそれとも夕暮れだからか――途中から熱を出していたせいで時間間隔はあやふやになっている。 苛立たしげな上官の声に背を押されるように足を動かしていた。 ふと、村を立つ前に、ホレーショー>>3:127から聞かれたことを思い出す]
……まだ、村に居たかった。 死にたく、ないよ。
[擦れた呟きは誰の耳にもはいらなかったようで。 上官が敵兵を見つけて、突撃の合図を出した]
(+7) 2012/03/29(Thu) 14時半頃
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[頭にたたきつけるような銃の発射音が響く。 不意をつかれてあわてる敵兵の近くまで来たときに、敵の銃が火を噴いた]
―――っ!!
[射ち抜かれたのは喉。 続いて胴体へと流れる銃弾が、体に巻かれた爆弾に被弾し。 同時に撃ち抜かれた仲間たちとの連鎖反応で、周囲一帯に爆発の轟音と炎、衝撃が広がった]
(+8) 2012/03/29(Thu) 14時半頃
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[煙がさった後。
爆心地と思しきくぼみ、その周辺に飛び散った人の体の破片が、 敵味方の区別もなくちらばっていた**]
(+9) 2012/03/29(Thu) 14時半頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/03/29(Thu) 14時半頃
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[郵便屋はダーラになんと返したろう。 二人を見て、ダーラに頷く。今晩、ホレーショーを誘ってみようと]
……
[特筆する事もなく時間が過ぎる。 交代してからは、一度兵舎に戻り小銃をおいて…昨日と同じように―今日はパンは買っていないが―、 広場に座っていた。やがてやってきたクラリッサが手に持っているものを見て、 嬉しくもあり、悲しくもある。言いたい事をあらかじめ書いて渡そうかと思った昨晩、 それよりは"会話"がしたいと、だいぶページの進んだメモ帳と、ペンだけもって出てきていた]
"来てくれてありがとう"
[そう書いた紙を差し出した。 彼女から受け取った包み。時計を指して、口を指す。 今食べてもかまわないか、と]
(34) 2012/03/29(Thu) 14時半頃
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[やがてクッキーは焼き上がり、女は包む。 それを見て、ふとナタリアがヤニクの話題を出す。 昨日、彼が摘んだのを思い出したのだろう。
クラリッサは、彼が外に行くかもしれない。 もしくは、もう行ってしまったかもしれない。 と、彼女に伝えた。 この時勢だ、別れの言葉がなくても、仕方ないことで。 ナタリアは、頷いていた。 それでも、彼女は、ヤニクが訪れる可能性があるのなら、 いつも通りに過ごすのだろう。]
(35) 2012/03/29(Thu) 14時半頃
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はい、これ、どうぞ。
[そして、女は、今、無口な人の前に立つ。 覚悟は決めてきたから。 静かに微笑んで差し出すクッキー。 差し出される紙に、意識して笑みを深め、 見える動作に、少し瞬きをしてから頷いた。 どうぞ、食べて、と。]
(36) 2012/03/29(Thu) 14時半頃
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[往く時に食べる…よりは、まだある"今"を過ごしたいから]
"昨日、エリアスに渡せる物は渡してしまった。 君が往く時か、自分が往く時か、その時に渡せる物はもうない"
[目の前で、文字を書いていく]
"だから君には、自分の想いを残したい いつからか、ずっと気にかけていた君に伝えたいと思った"
"それはかえって君を苦しめると思う。 時が来れば黙って往くつもりだった。 あるいは黙って見送るつもりだった。"
(37) 2012/03/29(Thu) 15時頃
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[ふ、と笑顔をみせてその場を去る
野菜を幾つか購入して、いつも通り配達を頼んでから 足は墓場へと向かった]
……ヨーランダ。 もう会えただろうか。
[雪から何かを掘り返した痕の前 じ、とその場を見つめて立っていた**]
(38) 2012/03/29(Thu) 15時頃
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女主人 ダーラは、メモを貼った。
2012/03/29(Thu) 15時頃
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[中から一つ取って、袋の口を彼女の方に向ける。 彼女自身が作ったものだ。必要ないなら、袋を膝の横に置く]
"それでも、伝えたいと思ってしまった。 言わぬまま後悔はしたくなかった。 それでも君を傷つけていると思うと、手が震えてしまう"
[その紙を差し出して、内心、苦笑いする。 セーフティーを外し、目視で狙いを定め、引き金を引く。 火薬の弾ける小さな音と、弾丸が空気を裂く轟音。 倒れこむ人影を見ても、微動だにしない手が震えるのだ。 散々、多くの顔も知らぬ人を殺し、その遺族を傷つけた自分が、 今目の前の女性を悲しませることが怖い]
(39) 2012/03/29(Thu) 15時頃
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"I fell in love with you."
[そう書かれた紙を差し出して、彼女を見つめる]
(40) 2012/03/29(Thu) 15時頃
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[エリアスのように持って行くのかと思っていた。 だから、その時点で、少し女が考えていた風向きと違っていた。
クラリッサは、何かを書きだす無口な人を見て、 隣に腰を下ろし、連なる文字を覗いた。
僅かに首を傾げる仕草は、渡せるものがないという部分で。 更に続く文字を読んで、瞬かせる眼。 紙から視線を上げて、彼を見つめるのは、 先を促すかのように見えただろうか。 それでも、その時点で、差し出されたのは、 焼き菓子を包んだ袋で。 妙な動機を抑えるように、クラリッサは1つクッキーを取る。 けれど、それは口に運ばれることはない。]
(41) 2012/03/29(Thu) 15時半頃
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[再び落とした視線の先、震える指が字を連ねていく。 そして……]
……っ
[息を呑むような音と共に、手にしていたクッキーが地面に落ちる。 まるで、銃で打たれた人のように、クラリッサの時が止まった。 ややって、見つめられる先で、顔が地面を向く。 言葉を探す間が、表情を作る間が、欲しいと言うように。
その間は、長かったのだろうか、短かったのだろうか。
そっと持ち上げた顔には、涙はない。 老婆に誓ったように、何があっても泣かないつもりで来た。 ゆるく伸ばす指は、差し出された紙を受け取る。]
(42) 2012/03/29(Thu) 15時半頃
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ブローリンは、不安よりも、申し訳なさそうな…叱られた子供のような顔で、紙を渡した。
2012/03/29(Thu) 15時半頃
ブローリンは、クラリッサを見て、自分の首を、締めるように撫でる。
2012/03/29(Thu) 15時半頃
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……ありがとう。
[ヤニクが誘ってくれた時と、同じ言葉を紡いで微笑む。]
貴方は、何も渡せないというけれど 今、この紙を私にくれたわ。
[宝物をしまうように、紙を手の中に閉じ込める。
ヤニクのように感情は曖昧で、 けれど具体的な先が見える誘いには答えが出せた。 その感情が、どこを向いていたとして、 此処を動けないという答えは変わらない。
けれど、今もらった感情は、余りにもストレートで。 そして、YES、NOと、答えが出せるものではもない。 具体的な先は、そこには無いから。
だから、ただ、その気持ちに、感謝を述べるしかできない。]
(43) 2012/03/29(Thu) 15時半頃
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[今日はウェーズリーに赤紙が来た。]
ウェーズリーさんなんだ…。 自分たちが養った兵力は最大限残すのが目的なんでしょうね…
[ヨーランダが傍らにいれば、ヨーランダの腕を掴み、いなければ自分の体を抱きしめるようにして俯く]
(+10) 2012/03/29(Thu) 15時半頃
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クラリッサは、ブローリンの叱られた犬のような顔を見て、首を撫でる仕草に、止めるように手が伸びる。
2012/03/29(Thu) 15時半頃
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[ぎこちなく頷き、そのまま首を振った。 勝手に想われ、勝手に死なれて……ならば、 いっそ知らせない方がよかったろうと。 そう、ただ、自分のわがままを、彼女に聞いてもらっただけだ。 それにしても、これほど、声が出ない事を恨めしく思った事はない]
…
[少しうなだれて、また、文字を綴る]
"礼を言うのは自分の方だ"
[彼女にも見えるように広げた手帳、続けて書いていく]
"自分の事、本のカバーの事、村の事、ナタリア老の事 感謝してもしきれない。図々しくも自分は、あの老婦人と母を重ねているから"
[首を撫でるのはやりきれない時の癖になってしまっていた。 傷跡に触れて、野戦病院のベッドの上で喘いでいた事を思い出す。 服の上からでも、まるで直に触るように、傷に触れる感覚がある]
(44) 2012/03/29(Thu) 16時頃
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[宙を泳ぐ手に、首から手を離した。ほとんど、無意識だから。
やはり悔いが残る。 言わなければよかったと。だが言わなかったとしても、 やはり悔いは残るだろう。言っておけばよかったと。 だから、そのわがままに付き合ってくれた彼女に礼を言いたいのは…こちらだった]
"君が居た時間のなんと貴い事か。 君と居た時間のなんと優しい事か。 それが永遠なら、自分はどんなに嬉しいか。 そう知っていたら、打ち明けはしなかったと思う"
"自分のわがままを聞いてくれてありがとう。 非道いと知って、伝えた事を、どうか赦して欲しい。 打ち明けると決めた以上、いつか別れる前に、 君に知っていて欲しかった"
(45) 2012/03/29(Thu) 16時頃
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―本屋―
ああ・・いたいた。こんにちは。 窓、塞いだんだ。
[気がつけば結局ここにいる。何も変わらないようにすら感じる、この場所に] ・・約束してたでしょ?ヤニクさんと、ベネットと、ダーラさんの店に行くって。・・夜でも駄目なら、無理にとは言わないけどさ。
あ、私はもう大丈夫。エリアスの分も・・もう少しだけすればきちんと背負えると思う。お酒に逃げるわけじゃないよ・・多分ね。
[そう言って、店主に尋ねた]
他の人達もいるかもしれないけど・・・どうする?一緒に来る?
(46) 2012/03/29(Thu) 16時頃
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ミッシェルは、向ける声は、努めていつもと変わりなく**
2012/03/29(Thu) 16時頃
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……ナタリアさんも、多分ブローリンさんのこと お孫さんに重ねていると思うけどわ。
[書かれた文字に、小さく笑む。]
少しね、似てるの……。 でも、似ていないところもいっぱいあるけど。
[伸ばした指の先で、首に触れていた手が落ちた。 だから、女も手を戻す。]
今がなかったら、くれなかった想いなら だから、よほど、ありがとうと思うの。
ありがとう、大好きよ。
(47) 2012/03/29(Thu) 16時頃
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[再び書かれる文字に、大好きと返す単語に、 細やかな感情はあえて含めない。 それは、ふっと思った、もしこれが戦火の中でなかったなら、 ヤニクに、ブローリンに、自分はどう返しただろうという想像故に。 きっと、セレストに相談しただろう。 自分の家に招いて、朝まで語ったかもしれない。 答えがでなくて、姉やヨーランダやダーラやミッシェルにも、 相談して……。
けれど、そのIFはないと判っている。 きっと、そんな世の中であったなら、 2人も自分を誘ってはくれなかっただろう。 出会ってもいないかもしれない。 だから、今の自分の感情を掘り下げることもしない。 どちらにしても、姉と幼い日語った幸せな未来はないならば、 そこに戀という感情があれば哀しいだけだから。
けれど……。]
(48) 2012/03/29(Thu) 16時頃
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謝らなくて、いいの。 でもね、私も、酷いと思ってて ブローリンさんに言いたいことがあるの。 いっても、いい?
[彼が我儘を1つ請うたように、女もまた1つの我儘を請う。 それくらいは、泣く代わりに、許して、と。 ブローリンの隠れて見えない、青を伺う。]
(49) 2012/03/29(Thu) 16時頃
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ブローリンは、クラリッサに、静かに頷く。
2012/03/29(Thu) 16時半頃
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ブローリンさんが、先に此処を出ることがあったら 私は『いってらっしゃい』と言うわ。 だから、私が先に此処を出ることがあったら 貴方も『いってらっしゃい』と言って欲しいの。
……『おかえり』と『ただいま』と、言えるように。
[頷きを得て、話の流れから、死ぬ気でいるだろう相手に願うこと。 それは、皆に願ったのと同じこと。 また此処(この村)で会いましょう、と。]
その時に、ブローリンさんのハンカチ、返すわ。
[この村の出でない彼に、この言葉は合っていないのかもしれない。 でも、その言葉を向けたいのだと。]
(50) 2012/03/29(Thu) 16時半頃
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クラリッサは、ね、酷いでしょう?と、微笑んだ。
2012/03/29(Thu) 16時半頃
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[そう、思ってくれているだろうか。きっと戦場に往く事まで重なる。 そう思ってもらえる事が嬉しく、哀しい。 受け入れられても哀しく、拒絶されても悲しい。 だが後者なら自分だけで済む。 伝えなければさらに相手は傷つくまい]
……
[自責してばかりだった。 同時に、これほどまでに自らを責めたくなるのは、 この村が、村人達が好きだからだと自覚している。 していても、誰も救われない感情ではあるが……。 彼女の言葉に、気恥ずかしそうにも、悲しそうにも見える微笑を見せる。 もしも自分がこの村にもっと早く…もっと違う形で…。 そんな、詮無い事を一人、思う]
[彼女の問いに、頷いて、その言葉をじっと聞く]
(51) 2012/03/29(Thu) 16時半頃
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[困ったようにも、驚いたようにも見える表情を閃かせる。何事か、口を動かす。 唇を丸めるようにして、意思を伝えるためにペンを走らせる]
"君が往く事があれば、さようならと送るつもりだった。 自分が往くのならば、村を頼むと伝えるつもりだった。
"喋る事ができなくなって、それでも通じ合えていた友たちを失って、 一人のどかな村に居て、自分は死に場所を探していたのかもしれない。 そう、思っていた。"
[ペンを持つ手を握り締めるように、続ける]
"今君の言ってくれた言葉でやっと分かった気がする。 自分はどこかに還りたかったのだと。
自分はこの村を愛している。 君の居るこの場所を愛している。 この村を愛する、君を愛している…"
[ともすれば、泣いてしまうのではないか。そんな懸念から、深呼吸して]
(52) 2012/03/29(Thu) 16時半頃
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"自分も、ここに帰って来ていいのだろうか"
[そう書いて、中央に線を引き打ち消す。 そして書き足していく]
"どんな形になっても帰って来よう。 どれほどの時が過ぎても待っていよう。 君に伝える為に、君に迎われる為に。 君を迎える為に、君に伝わせる為に。"
[紙を差し出した手、受け取って貰い、 そのままその手を、彼女の頬にゆっくりと伸ばした]
(53) 2012/03/29(Thu) 16時半頃
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[じっと書かれる文字を見る。 書くという動作は、喋るという動作よりも時間がかかる。 それが、もどかしいといったような手も視界に入った。]
少なくとも、私は待ってるわ。 それこそ、どんな形になっても。 その為に、どうなっても戻ってもくるわ。
[差し出された紙を受け取り、先ほどの紙と合わせて持つ。]
この村も、貴方が愛した村ならば 貴方を拒むことは、きっとない。
[軍人を厭う気持ちが村人の中にあったとしても、 それを上回る気持ちがあったから、愛してくれたのでしょう? と、それは言葉にはしないけれど。]
(54) 2012/03/29(Thu) 17時頃
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……結局、泣いちゃったわ。 ダメね、私。もう、泣かないって決めてたのに。
[頬に伸びる手。触れるならば、伝う*雫ひとつ*]
(55) 2012/03/29(Thu) 17時頃
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ー見知らぬどこかー
[村を出て、どれ程経ったか。 気がつくと、見たことのない光景が。
明るい光に満ちた場所だった。 魂だけになってしまったこの身には分からないが。
多分、春のように暖かいのだろう。
咲き乱れる色とりどりの花が溢れていた。 香りが分からないのが、悲しかった。
その片隅に、ほっそりとした人影がひとつ。 うら若い女性のようだ。 彼女はこちらに気づいたようで。 ふたつに結った栗色のおさげを揺らして振り返る。
その顔はあの写真の……。]
(+11) 2012/03/29(Thu) 17時半頃
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[死を感じてから、意識が途絶えるまでの間は酷く長く感じられた。 痛みは感じない。 思うのは村のこと。 残してきた母と姉と。 きっと泣いているだろうクラリッサと。 会いに良く勇気をもてなかった本屋のことや、果たせない約束を交わしたダーラ。 手紙を出す暇もなかったこと。
ホレーショーが、どうして思いつめていたのかを知って、その不器用さを想う。 見送ってくれたブローリンがくれたお守りも、こんな死に方なら、大事にしまっておけば良かった。
母や姉の元に、死の知らせが届かなければ良いと想う。 反面、死んだことを知って、泣いて、立ち直って欲しいとも、希った。 そして意識は途絶え――]
(+12) 2012/03/29(Thu) 17時半頃
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― エリアスの自室 ―
[主のいなくなった部屋は、すこし物悲しい。 たくさんの本が詰まった本棚と、小さな机。
机の引き出しには、貰った絵を仕舞いこんだ箱が置かれたまま。 戦地には持って行かなかった。 部屋からなくなっているのは、旅立つ前日、貰った絵。 それと数着の衣服と、本屋で買ったばかりだった「とある結社の手記」。 それ以外はそのまま残されている。
――そして、帰らぬ主を、待っている**]
(+13) 2012/03/29(Thu) 18時頃
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[ブローリンとクラリッサのやり取りを見ていた]
……あぁ…二人を引き裂かないで……
[恋が出来なかった自分の代わりに、 クラリッサにはせてめ、幸せにと願う。]
クラリッサ…あなたに私と同じ体験はしてほしくない…
[心清らかなクラリッサには余りにもにも似つかわしくない戦場に、送り込んでほしくなかった。]
(+14) 2012/03/29(Thu) 18時頃
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[非道いのはやはり自分だ。彼女の涙すら愛おしいと思うのだから。 きっとそれが彼女を哀しませると知って、こうして話をしたかったのだから。 彼女に渡すハンカチはもうない。冷たい外気の中、手袋越しに分かるはずのない 暖かさを持った頬に触れた指に、涙が通っていく。 頬に触れた手、そのまま、言葉なく、彼女の目をじっと見る。 もしもその目が閉じられたならそっと…… …]
……
[…こうして二人で居るだけでも、厳格な者が見れば懲罰対象だ。 自分は構わない。だが彼女に迷惑をかける訳にはいかない。 髪の一房を、するすると名残惜しげに手のひらを滑らせながら手を引く。 目を閉じ、ペンを取り、紙に綴る]
"ありがとう。君か、自分か、別れがまた来る前に また話をしてくれると嬉しい"
[今日で終わりでない事への喜び。 いつかは終わるのだろうと言う恐怖。 そして、例えそうだとしても帰還を、再会を願う希望]
(56) 2012/03/29(Thu) 18時半頃
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[例えこの村に帰れなくとも、彼女と共に居られるなら、とも思う。 けれどやはり、自分はここが好きなのだ。 待っていて欲しい。待っていたい。 迎えたい場所であり帰ってきたい場所であった。 部外者の自分であっても、彼女が待っていてくれるのなら。 彼女が、帰ってくる意思を持ち続けるのなら]
"ありがとう、クラリッサ。 君のような人と出会えただけでも、今までを生きてきた甲斐があった"
(57) 2012/03/29(Thu) 18時半頃
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[それから何を話したろう。人の…何より軍人の目がある。 ずっと一緒には居られない。 それでも日が傾きだすまでは、たとえ無言でも、座っているつもりで。
彼女と別れた後、分隊長を探し、敬礼を交わす。 そうして、"今夜一緒に飲みに行って頂けますか"と書いた紙を差し出した**]
(58) 2012/03/29(Thu) 18時半頃
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……メアリー?
[写真の姿から、幾分幼さが抜け。 どこか大人びた様ではあったが。 夢見る様な少女の瞳はそのままで。
"こちらをしっかり見つめている。"
もう自分はダーラの手により葬られ。 魂だけの状態のはずなのに。
そんな驚く様子まで見えているのか。 メアリーは真っ直ぐ近寄り、微笑んだ。]
(+15) 2012/03/29(Thu) 18時半頃
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[立ち尽くす自分に向かってくる彼女は。
『ヤニクさん、ですわね?』
まるで生者に語るがごとく。 迷うことなく話しかけてくる。
『ドナルドから聞いてますの。 彼は最後にメアリーのところへ帰ってきて。 ……そして、逝ってしまいましたわ。 「渡したいものは"親友のヤニク"に託した。」 そういい遺して。』
そして、うふふと笑う。]
(+16) 2012/03/29(Thu) 19時頃
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あの……ここは?
[まるで天国のようだが。何かが違う。 あたりをよく見回すと、ガラス張りの小さな建物。
『この温室のチューリップは。 全部、彼……ドナルドが育ててましたわ。』
うっとりと語るその様子に。 一瞬たじろぐが、狂気のようなものはなく。 穏やかで理性的で、どこか包み込むように優しく。 自体を飲み込み切れない彼に。
『メアリーは死んだ方が見えてお話しできますの。 ちょっと……素敵でしょ?』
にっこりと名前に違わぬ聖母の微笑み。 多分、彼女の元に訪れる魂は。 悪しきものではないだろう。 その清らかさに浄化されるか触れられるものか。]
(+17) 2012/03/29(Thu) 19時頃
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長老 ナタリアは、メモを貼った。
2012/03/29(Thu) 19時半頃
病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/03/29(Thu) 20時頃
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[刹那驚くも。
『赤いフードの旅人さんが来たら。 それは"ヤニクさん"ってドナルドが。』
その名をつぶやく彼女の瞳はどこか儚げで。 ……同じ、いや自分よりもさらに深い悲しみを。 持っているのだと思った。]
(+18) 2012/03/29(Thu) 20時頃
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― 昔語り ―
[戦地に向かうまでに思い返していた話のひとつ。 それは戦争が始まる前の追憶]
[山奥の村で生まれた一つの命は、未熟児だった。 早産ゆえの未熟。 月満ちて生まれていれば幼馴染の二人とは一つ違いになっていただろう。 母親自体、産後もなかなか体調が戻らなくて、父と、そのときはまだ生きていた父の母親――祖母が手伝ってくれたからこそ、なんとか育ったようなものだった。
そういった話は、ある程度育てば思い出話になる。 けれどこのとき生まれた命は、何が悪いという明確な原因も見つけられず、けれども虚弱とも言えるほどに体が弱かった。
熱を出さない日は無く、元気に動き回った日の夜には熱を出すような子で。 村にいた医者に、長くは生きられないだろうと言われるような、そんな体だった]
(+19) 2012/03/29(Thu) 20時頃
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[それでも、生と死の境に何度も近づきながら、ある程度育ち。 熱を出さない日が長く続くようになってきた5歳のある日。
村の、悪戯盛りの年かさの少年たちが、ちびっこと遊ぶ日。 三つはなれた姉もまた、自分の遊びに夢中になった日のこと。
めったに遊びに参加しなかった、体の弱い子供が遊びの輪に入り。 けれど、仲間についていけずに置いていかれたのだった。 それだけならごく普通にありふれた村の一日だ。 子供ゆえの無邪気さで、一緒に居てもつまらない相手から自然と離れるのは仕方がないことだ]
(+20) 2012/03/29(Thu) 20時半頃
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[無理についていこうとした幼子が、村はずれの雑木林の中で迷ってしまったのもまた、仕方がないことだろう。 戦争が始まる前にはあの場所も、林というよりは森に近いほどに木が密集していた。 5歳児にしては小さい子供が、仲間とはぐれて戻ってこれるような場所ではなかった。
もとより、家の周辺から離れたことのない子供が、一人で帰ってこれるはずも無く。 日が暮れ始めれば、雑木林の中は瞬く間に暗くなる。 そんななかに取り残された幼子が恐怖を覚えないわけがない。 その場に立ち竦み、泣き出してしまったのだった。
当時、子供たちのリーダーになっていたのは村一番の乱暴もので。 ナタリアの孫は、それを諫める側に回ることも多かった。 14歳15歳、そういった年齢の子供たちなら、十はなれた子供の面倒を見させられたり、労働力として期待されもするころ。 それゆえに休みとして与えられた、遊べる日にまで子供の面倒を見てられるか、とリーダーがに煽って逃げ出したのが実情で。
そのとき、傍に居なかったナタリアの孫の少年がそれを聞いて雑木林へと助けに向かった]
(+21) 2012/03/29(Thu) 20時半頃
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[助けてくれたときの少年の顔は憶えていない。 泣き疲れていたのもあり、熱を出していたせいもある。 ただ、しっかりと抱き上げてくれた腕の確かさと、触れた体のぬくもりと。 気を紛らわせるためだろうか、祖母であるナタリアが作る、美味しそうなお菓子の話が記憶に残った。
雑木林で迷っていた話は、まだ大人までには広がっていなかった。 だから家族はただ遊んで疲れたのだろうと思い。 姉もまた気づかぬまま。
そうして村の子供たちとほんの少し溝ができて――かわりに、ときどき、ナタリアの家に顔を出すようになった。 ナタリアをばあちゃん、と呼ぶのはその名残]
(+22) 2012/03/29(Thu) 20時半頃
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[そうして、それが――二十歳になるまでも続くとは。 その時はナタリアも、その孫も。
なにより、そのときの子供も、思っても居なかったのだった*]
(+23) 2012/03/29(Thu) 21時頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/03/29(Thu) 21時頃
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− 本屋 −
[あからさまな緊張感>>12をひしひしと感じ、苦笑よりも 破顔に近いものに]
んな緊張しねえでも、取って食ったりしねえよ。 ま、軍人見てイイ顔する奴も珍しいからしょうがねえけどな。 客だ、客。
[店主の様子から、あまり長居はしない方が良いだろうと判断する。 だが店主の勧め>>13に本をパラパラと捲り少し考え込む]
……そうだな、まぁこれだろうな。 気持ちを伝えたくても形式ばらないと表現出来ないって 奴もいるだろうし、無くて悪い事はない。 あんたならすらすらと詩や小説とか書けそうだな。
(59) 2012/03/29(Thu) 21時半頃
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ありがと、これくれ。
[じっとこちらを窺う視線にやはり笑いながら本を差し出す。 会計の途中、ふとミッシェルの事を思い出す]
そういや本の栞になるものってねえの? あったらそれも欲しいんだが。
[村に来て間もない頃、エリアスにミッシェルの仕事を 教えてもらった事を思い出す。 生活費にもならないだろうが、仕事を、親方を、エリアスを 奪った罪滅ぼしの欠片の様に、そして村の想い出として 叶うなら手に入れたかった]
(60) 2012/03/29(Thu) 21時半頃
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あんがと。 あ、何か手伝いとかあったら言ってくれ。 出来る事なら手伝うから。
[彼の態度から軍人と関わりたくないのは判る。 長居すれば村人や他の軍人からもいらぬ噂を立てる事に なるかも知れないと、栞が手に入らなくても 代わりを探す事無く本を手に店を出るだろう。
酒場の女主人と懇意にしている事も密かに知っていたので 本当は彼女を頼むと伝えたかった。 そして彼ともっと話をしてみたかった。 だがどれも出来ずに店の扉を出て行くしか出来なかった]
何やってんだかな、俺。
(61) 2012/03/29(Thu) 22時頃
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[ベネットの返事が何であれ、一度店を出て、数日ぶりに工房へ向かう。戻ってきた頃にはかなりいい時間で。村の広場で、道端に腰かけては考えあぐねていた]
・・・・・そう言えば。結局母さんに、言いそびれちゃったな・・・
[何と言えばいいのか。決めていたはずなのに、いざ目の前にしても、うまく言う自信がなく。時間を無為に過ごしていた]
(62) 2012/03/29(Thu) 22時頃
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[昨日ほど、滂沱ではない、ほろりとした涙。 瞼を伏せたのは、目尻に貯まったそれを落とすため。 その間に、髪にかかる感覚がある。 クラリッサは、細く目を開けて、微笑んだ。]
ええ、もちろんよ。
[傍から見て、どう見えるかまで、考えは至っていなかった。 だから、また紙に書かれた文字に頷く。 涙は、束の間で止まったのは]
厭だわ。そんな大仰に言われると…… なんだかすごい人になっちゃったみたい。
[彼が紡ぐような立派な人間ではないけれど。 せめてそう、演じたいと思ったから。 それから、陽が暮れるまで、おそらくは一方的に話をする。 全ては、他愛のないもの。]
(63) 2012/03/29(Thu) 22時頃
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じゃあ、また、明日。
[そして、村人の皆にそうするように、またと次を約束して。 女は広場を離れる。 少し迷った後、開店前のダーラの店に行くのは、 結局今日一日見かけなかったヤニクを気にして。 彼女は、店にいただろうか。 短くヤニクの件を聞いて、答えがもらえたなら、 長居はしないつもり*なのだけれど*]
(64) 2012/03/29(Thu) 22時頃
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[外に出れば丁度クラリッサに出会う。 ヤニクの事を知らない彼女は……。 この村に留まり続ける事を選んだ彼女は……]
…クラリッサ、おはよう。 今日も可愛いな。 で、可愛いクラリッサと話をしたいんだが、残念ながら俺は 用があって郵便屋のおっさんと話をしないといけない。 何処かで見かけなかったか?
[能天気に何も考えていない発言は村人達からすれば 不愉快に感じたかもしれない。 ここ数日で精神的にも参っているだろうクラリッサにも 感じさせてしまうだろうか]
(65) 2012/03/29(Thu) 22時半頃
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あ、あっち? 歩き回らなくて済んだ。ありがとう。
[ウェーズリーに赤紙が届いた話は自分からする事はないから 知らないままかもしれない。 だがこれからも次々と村人に赤紙が届くのかと思うと無理に 陽気に作っていた表情が歪み掛ける]
ここ数日ナタリアさんのとこ行ってないんだが困ったりしてないか?
[衝動的に、クラリッサに赤紙が届いたらどうする? と聞いてしまいそうになった。 大切な者がいるのか。その人に手紙を残すのか。 それとも共にこの村で眠りたいのか。 だが彼女にそれを聞くのは何より残酷だと、 衝動を押し留めて当たり障りの無い事を尋ねてから 彼女と別れた]
(66) 2012/03/29(Thu) 22時半頃
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−路地−
[封を少しだけ切ればやはり赤い紙が覗く。 それを懐の奥深く深くに仕舞い、上着で封をする。 上から手を当てて息を吐き出す表情は穏やか]
さて、仕事仕事。
(67) 2012/03/29(Thu) 22時半頃
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[今日も、ぼろぼろのメッセンジャーバッグは働く。 自転車もまた、きこきこと、少しくたびれた音と共にはしる。 バッグの修理を申し出てくれるクラリッサ。 手紙を待っているといってくれたミッシェル。 彼女たちとすれ違い、本屋のほうへ向かおうとすれば 聴こえてきたのは陽気な軍人の声]
…ああ、あんたか。
[きゅっ、とブレーキパッドが音を立てる。 差し出された本とレターセットに笑った。 かわいらしい兎とパステルの花のそれは 大の男が持ってくるにはどう見たってかわいらしすぎた。 けれど、その割に投げかけられる質問は物騒だった]
(68) 2012/03/29(Thu) 22時半頃
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心残り?そりゃあ沢山あるさ。 でも、それも悪くないよねえ。 毎日ああすればよかった、こうすればよかったって思うんだけどさあ。
[悔いを残すだけが心残りではないと男は思っていた。 己の思う心を残す事だってきっと心残りだ、と。 問われれば答えるだろうが、聞かれないのなら答えるはずもない]
じゃあね、まだ配達があるからさ。
[ちりりん。 ベルは鳴って、自転車はまた走り出す。 きこきこと、自転車は音だけ残して遠くなる]
(69) 2012/03/29(Thu) 22時半頃
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[無口な軍人とすれ違った時 男が自転車を止めたのはなんとなく。 そう、ちょうど虫の予感というやつなのかもしれない。 問いかけるのは空気を震わせない声。 穏やかな文字の羅列を見て、男はゆるぼったく笑った。 その表情が、声のない男に対する返事だったかのかもしれない。 声が聞こえて振り返ればダーラがいて、くたびれた帽子を持ち上げる]
寒いのはお互い様だねえ。 飲みに行きたいのは山々だが最近どうも夜更かしできないんだよ。 またそのうち、温かくなって夜が長くなったらさあ。
[それまで、取り置きを頼んである酒瓶は置いておいてくれと 告げて自転車はまた走り出す。 きこきこと、いつものように]
(70) 2012/03/29(Thu) 22時半頃
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女主人 ダーラは、メモを貼った。
2012/03/29(Thu) 22時半頃
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……すみません、俺こんなになって。
[本当ならば渡すはずの楽譜。 それは今頃、自分の抜け殻と共に。 あの村の何処かで眠っているに違いない。 せっかく、修繕してもらったのに。 唯一、それが残念なことか。
すると、しょげる彼にメアリーは首を横に振る。]
『いいんですのよ。こうして貴方がここに来てくださった。 ……そこまで想ってくださるお友だちがいる。 ドナルドはとても幸せだったと思いますの。 メアリーはそんな彼と一緒にいられたことを誇りに思いますわ。 ありがとうございます、ヤニクさん。』
[もし、今生きてる状態であったなら。 多分、涙が出るほど満たされていただろう。 叶うことならば、そうしたかった。]
(+24) 2012/03/29(Thu) 22時半頃
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・・・でも、いつまでもこうしていても仕方がないよね。 ・・ねえ、エリアス。
[ふと空を見上げ、戦地だという方向を見やって呟いた]
・・・戻って来るよね、エリアス。 ・・・だけど。もし、最後までこの村に残る事ができた人がいてさ。 ・・・・・・幸せになれるかな。なっていいと、思えるかな。
ううん、ならなきゃダメ。・・・なんだよね。
[答えなど返るはずもなく。佇んでいたが、ややあって立ち上がった]
・・・ダーラさんの店、そろそろ準備してる頃かな・・?
[その足は、確認のためまっすぐダーラの店へ]
(71) 2012/03/29(Thu) 22時半頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/03/29(Thu) 22時半頃
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―本屋― [ホレーショーの去った後 >>18訪れたクラリッサに微笑みかけ ランタンを受け取る]
こんにちは。 ええ、私の不注意で割ってしまって…… 幸いにも怪我はなかったんですが、少々寒さが際だちますね。
[窓ガラスの件にはそう言って苦い笑みを浮かべてみせ >>23ヤニクのことを言われると、小さく頷く]
お礼は筋違いというものですよ。 それに……彼には、私と同じ目に合ってほしくなかったですし
[長くいれば、健全な男が何故平気でふらふらしているのかと 己と同じ罵倒を浴びるやもしれないと、青年は青年なりに心配してもいて まさかその彼が既に現世を旅立ったなんて、今は誰も知らず]
(72) 2012/03/29(Thu) 22時半頃
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―本屋― [クラリッサが去って、暫く。 >>46次に訪れたのは、ミッシェルだった]
こんにちは、ミッシェルさん ええ、開けっ放しでは流石に風邪をひいてしまいます。
[苦い笑みを浮かべて、厚紙じゃ然程変わらないけれどと 冗談めかして一言。 エリアスが去ったのを、いまさら知った]
…………ダーラの店でなくては、いけませんか? 深夜ならば、構いませんが 人目のあるうちに外に出るのは……あまり好みません
他人がいるなら、尚更に。
[誘いかけられた言葉。 青年はたっぷり考えた後、申し訳ありませんと頭を下げた]
(73) 2012/03/29(Thu) 22時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2012/03/29(Thu) 22時半頃
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[クラリッサのお陰でウェーズリーを探す時間が省ける。 何時もの様に酷い音を立てる自転車に乗った男に 本とレターセットを渡すが、センスの無さに笑われた]
こう言うのはギャップがあるのがいいんだよ。
[口を尖らせるが、いつもと変わらない落ち着いた様子に 困った様な笑みに変わる]
この村の人間はどいつもこいつも強いな。 強いと思ってるあんたにも心残りはあるんだな。 何だろうな。コレか?
[ふざけて小指を立てる。 戦時下で浮いた話等御法度だが、聞き耳を立てる者もいまい]
心残りがあるなら、その心残りを手紙にすればいいじゃねえか。
(74) 2012/03/29(Thu) 22時半頃
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−→本屋−
[きこきこ、きこきこ。 今日は最後の行き先が本屋だった。 メッセンジャーバッグの中身はもう少ない。 不思議と、集荷も少ない日だった]
邪魔するよ。
[たん、とん。 扉を叩いて中を覗くと話中らしい様子に 男は一つ二つ瞬きをしてから]
…お邪魔さぁん。
[そそ、と扉を閉めた]
(75) 2012/03/29(Thu) 22時半頃
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―本屋― [ミッシェルも居なくなって、本屋には静寂だけが残る。 青年はシャツのポケットに手を当てた。 思い起こす、数時間前のこと。 軍人から>>60栞が欲しいといわれたときも、青年は同じしぐさをして、こう言った。
「数日前に入荷があったんですが あっという間に栞だけ売れてしまいまして。 申し訳ありません」
いびつな細工のついた栞は、其処に。 幾ら金銭積まれようと、売り物には出来ない]
(76) 2012/03/29(Thu) 22時半頃
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[「――――…出来る事なら 今すぐこの場から立ち去って頂ければ。 理由は仰らなくても、察してくださるでしょう いくら国の為とはいえ 血のにおいのする方を、この本屋に長く置いてはおけません この場所は――――死から一番遠い場所でなくては」
>>61青年は彼の態度に心痛めながらも、はっきり出て行って欲しい旨を伝えた。 去り行く軍人の背を見遣り、青年がどんな顔をしていたのかは、誰も知らない]
(77) 2012/03/29(Thu) 22時半頃
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―回想― [答えはある程度予想してはいたが、やはり若い店主はこの店の外に出ることを避けているようだった]
・・・そうなんだ。 ううん、いいよ。・・・残念だけどね。 そう言うんじゃないかって、本当は思ってた。
・・やっぱり返してもらおうかな、あのボトル。
[そう言って、一度店を出ようとしたが、去り際に]
・・・ねえ、ベネット。私思うんだ。 自分の知った人が次々戦地に旅立っていってさ。 ・・・・私、約束したんだ。エリアスの分もきちんと生きるって。
・・だけど、本当はそうなっちゃいけないってどこかで思ってるかもしれない。たとえ生き残っても、幸せになっちゃいけないって、思ってしまうかもしれない。
・・・みんな、必ずここに戻ってくるって考えていても。 ・・・・そんな事って、ない?
(78) 2012/03/29(Thu) 22時半頃
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―本屋―
[記憶を遡り 僅かに痛む胸を押さえていると、>>75配達屋の姿。 青年は、笑顔で彼を出迎える]
こんにちは、ウェーズリーさん 今日は来ないのかと、思っていましたよ。
……何か、私宛の手紙でもありましたか?
[僅かな期待をこめて視線を向ける]
(79) 2012/03/29(Thu) 22時半頃
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すみません……俺がこの手で……ドナルドを。
[すでにあるはずのない胸の痛みを覚える。 否、そんなような気がしただけなのかもしれないが。 耐えきれずに口にする。
姉のペラジーの亡骸の上に。 一輪の花を無造作に投げるドナルドを見た時。 彼が手にしていたナイフを見て犯人と気づき。 とっさに飛びかかり、揉み合う形となり。 結果、彼を死に至らしめてしまったことを。
後に知ったのは……実際に手を下したのは彼の上官。 ドナルドは、その後始末をさせられていただけだった。]
(+25) 2012/03/29(Thu) 22時半頃
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− 回想 本屋 −
[完売した栞の話>>76にはあからさまにがっかりした表情で]
そりゃ残念。余程人気なんだな。
[また今度入荷した時でも、と予約でもしておこうかと 口にし掛けたが、それより先に示された意志>>77にまた苦笑]
そりゃそうだな。 本の匂いは落ち着くって良く聞くから。 その本から血や硝煙の匂いがしちゃまずいな。 商売の邪魔して悪かったな。
[本当に長居しない方がいいだろう。 苦笑したままじゃあな、と振り返らずに店を後に]
(80) 2012/03/29(Thu) 23時頃
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…おや。大丈夫かい。
[そ、と扉の隙間から目を覗かせ それから顔を半分だけ覗かせる。 鼻から下はまだ扉の向こう側だ]
生憎と、嬉しくない郵便物ばかりだがねえ。 こんなにビラをまく余裕があるなら もっと別のことをしたほうがいいと思わないかい。 そうだ、裏面をさあ、帳面にしたらどうだろうね。
[扉の隙間から、郵便物の入った封筒を持つ手がにょきりと生えた]
(81) 2012/03/29(Thu) 23時頃
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―墓場→酒場―
[しばらくそうして立ったまま 誰かが通ったら故人を偲ぶ姿が見えただろう]
……は。 そうね、自分で、決めたことよ。
[いつもの酒場の主人の顔に戻るとヒールを鳴らして店に戻る 来客があれば、ヤニクは昨夜から見ていないわと答え もしかしたら旅立ったのかも、と返す]
(82) 2012/03/29(Thu) 23時頃
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[もしかしたら、ドナルドは。 他の誰かは手にかけていたのかもしれない。
今は戦火で焼き尽くされたあの森には。 すでに真実を探すためのものなどあるはずもなく。 すべて、灰となり土に還ってしまった。
自分は戦争により、故郷も唯一の家族であった姉も。 それから……親友もすべて失ってしまったのだ。]
(+26) 2012/03/29(Thu) 23時頃
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[そんなに飲みたいなら、我が家でも良いじゃありませんか。 立ち去り際のミッシェルにそう声をかけたのは、少し前。 続いた去り際の問いかけに、あの時は答えなかったけれど]
幸せになる権利は、誰しもあるはずです。 他人に潰されて良いものじゃあ、ありません。
思うことは皆夫々あるでしょうが ……生きているなら、生き残ることが出来るなら 彼らの分も、幸せに生きるべきでしょう?
[そう呟いていたのを、>>75ウェーズリーは聞いたのだろう。 >>81手だけを差し出す彼の様子がおかしくて、笑う]
いやですね、私一人しか居りませんから 入っていらっしゃっても構いませんのに。 ……例のビラだけですか。 手にとって下さる方もいらっしゃいませんし 本当に、帳面にして二束三文で売りに出せば少しは違いますかね?
(83) 2012/03/29(Thu) 23時頃
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ベネットは、ウェーズリーが居る扉の方へと向かいながら
2012/03/29(Thu) 23時頃
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―酒場前―
ああ、ダーラさん。 ・・・よかった、今日はやってるんですね。
[彼女の瞳をちらと見る。ヤニクがどこに行ったのかなど、知る由もなかった]
今日、寄らせてもらうって事でしたけど、あいにく立ち寄れるとしても私だけかもしれません。ごめんなさい。
[何か、祈るようなポーズに見えて首をかしげたが、疑いをさしはさむ事はない]
(84) 2012/03/29(Thu) 23時頃
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―本屋―
もしかして、私の独り言 来客だとでも、勘違いなさいました?
[先刻の独り言が、聞こえてしまっていたかなとカマをかけた]
(85) 2012/03/29(Thu) 23時頃
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[先ほど、陽気な軍人に心残りは何かと聞かれ ゆるぼったく笑って答えたのを思い出す。 何かとこちらを気遣っているようだったが、 そんなにしていたら疲れてしまうだろうと思ったのは少し前のこと]
なに、これから帰って明日の用意があるからねえ。 そんなにゆっくりはしていられないのさ。 朝早くから仕事するには早く寝ないといけないからさあ。
[扉の影からまともに姿を現してベネットに差し出す]
帳面にするとは何事か、なんていわれそうだけどねえ。
(86) 2012/03/29(Thu) 23時頃
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―酒場―
[クラリッサはどう思ったか、必要なら部屋まで案内もする 無論片付けられてもう、何もない]
お店の支度があるから、いいかしら?
[旅人は去る者、という意識は宿屋ゆえに強い 必要以上に深くかかわらないのもその為
ミッシェルが来る前に、色々な仕込みをしたいのも本当で キッチンに立っているとその姿が見えるか]
(87) 2012/03/29(Thu) 23時頃
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ウェーズリーは、ベネットに頷いた。
2012/03/29(Thu) 23時頃
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[要領を得ない、しかも長い自分語り。 それでも、メアリーは辛抱強くすべて聞き。
そして、ポロポロと涙を流した。
それはあの村で時折見たクラリッサを思い出し。 チクリとしたあるはずのない胸の痛みが再び。
傍らにいた金髪の軍人は。 いつもその涙を拭っていた。 それは悲しみを受け止めているということで。 そこから逃げる自分に彼女が心開くはずもなく。
その涙を拭いたかった。 悲しみを受け止めたかった。
しかし、すでに叶わぬこと。 拭う手すらもないこの身では何もできない。]
(+27) 2012/03/29(Thu) 23時頃
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ううん、いいのよ。貴女だけでも来てくれたら。 美味しい物沢山用意しておく、お酒もね。 おもいっきり飲んじゃいましょ?
[彼女が願う、願わないに限らすそのまま エリアスの近くに送っても良いかと考えたが きっと顔には出ていなかっただろう]
(88) 2012/03/29(Thu) 23時頃
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―少し前―
・・・そうだね。考えてみる。 ううん、考えてみる、なんて余裕私達にはきっとないんだ。 約束するよ。うん、必ず。
[だけど、今あまりここに長居するのは、なぜだか不安だった。いや、それこそ怖れていたのかもしれないけれど]
・・・・ねえ、ベネット。 頭では・・・わかってるんだよ、本当はね。
だから、ベネット。 あなたも、きっとずっと幸せに生きる権利があるよ。 ううん・・・ ベネットだけじゃない、みんな。
[ぽつりと、そう言って少しだけ笑い、店を後にした]
(89) 2012/03/29(Thu) 23時頃
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―本屋―
おや、そうでしたか。 毎朝早くから、お仕事お疲れ様です。 一休みに誘おうかと思いましたが 寧ろ早くお家に帰して差し上げたほうが親切ですか?
[たまにはお茶でも如何かと、誘いかける気でいたが 青年は彼の言葉に>>86瞬きながらチラシを受け取った]
たまる一方ですからね 資源は有効活用致しませんと。 お国のためにせめてもの節約を試みたと言えば良いんですよ。
[彼になら、そんな冗談でも咎められないだろうと思いつつも]
――…独り言、内容までは聞こえていませんよね。 だとしても、あくまで私個人の主義ですから
[生死に関係する独り言のほうには、一応言い訳を置いた]
(90) 2012/03/29(Thu) 23時頃
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ああ、そうだ・・・・ 実はクラリッサと約束してたんだ。 あの子の指輪、私が作るって。やっとできたんだ。工房に置いてる。
もちろんクラリッサに会ったら直接伝えておくけど、 万一、召集があって直接会って言えない事があってもいけないからさ。 もし覚えてたら伝えてくれると嬉しいかな、なんて。
それだけ。
[何気なく思いだして、そう彼に伝えるだけ伝えておいた]
(91) 2012/03/29(Thu) 23時頃
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― 酒場 ―
そうですか、旅立ったのだったら、良かった。
[そっけないダーラの言葉に、少しの違和は感じるけれど。 それよりも、クラリッサには安堵が勝る。]
どうか、ヤニクさんが、生きて目的を達成できますように。
[部屋を改めるようなことはしない。 素直に女主人の言葉を信じ、その前でヤニクの無事を祈る。 その姿を見て、彼女が何を思ったかは、判らない。]
お邪魔しちゃってすみません。 今日は、家に云ってきてないので、お手伝いできませんけど 何かあったら声かけてくださいね。
[忙しそうにするダーラに礼を向けて、 ミッシェルと入れ違う形になるならば、 彼女にも礼を一つ。]
(92) 2012/03/29(Thu) 23時頃
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一休みも悪かあないんだけどねえ。 今日は集配も少ないからさっとやって さっと寝ちまおうと思うのサ。
[ただ、いつもより睡眠をとりたいように聞こえる言葉。 あまり長居をしてもいけないだろうという気持ちもある]
なるほど、ベネットは賢いねえ。
[言い訳をする言葉には自分の口にファスナーを締める動作]
私は、特に何もきいちゃいないよ。 それに、人の気持ちはだーれにもとめられないもんだよねえ。
[だから気にするなとばかり手を振った。 そろそろ、今日の仕事も終わりの時間だ。 自宅に戻れば幾つかすることがある]
(93) 2012/03/29(Thu) 23時頃
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・・・そう言ってもらえると嬉しいです。
そう言えばヤニクさんは・・・? もう出立しちゃったんでしょうか。
[酒場にいるはずの彼の気配もないので、ふとそう問うてみた]
他にも誰か来るんですか?
(94) 2012/03/29(Thu) 23時頃
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[ウェーズリーの飄々とした様子にお手上げだと 大袈裟な身振り手振りで軽口を叩きながら、彼を見送ったか]
……あんたの最期は…誰が誰に届けるんだろうな。
[誰もいなくなった後、ぽつりと呟いて踵を返す。 その後は役場に寄って、墓の手伝いなどを行うだろう。 眠る者のいない墓穴は虚しさと哀しみだけが詰め込まれて 行くようで、ヨーランダの強さと優しさを改めて想う]
(95) 2012/03/29(Thu) 23時半頃
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ああ、クラリッサ。
[ちょうど運良く出会った彼女に声をかけた]
実は約束の指輪、できたんだ。 今は工房に置いてるけどね。まあ相手もわからないからサイズは適当だけど、お互いどうなるかわからないし。
また取りに来て、ね?
(96) 2012/03/29(Thu) 23時半頃
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すみません、俺。
[なす術もなく謝罪するばかりだった。 だが、メアリーは首を再び横に振る。]
『いいえ、あなたのせいではないんですの。 ただ……あなたはとても孤独な方なのね。 帰る故郷を探していたんですのね。』
(+28) 2012/03/29(Thu) 23時半頃
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[彼女はひと呼吸おいてから。]
『メアリーもドナルドに出会う前は。 帰る故郷はなかったんですの。ドナルドも多分同じ。 彼はメアリーの故郷で、メアリーは彼の故郷。 故郷のない孤独は……とても辛いですわ。 心に大きな穴を抱えているように。』
[メアリーは自分で涙を拭う。]
『メアリーはとっても泣き虫ですの。 よく泣いて……ドナルドは涙を拭ってくれましたわ。 ごめんなさい、ヤニクさん。 ドナルドは、あなたから故郷を奪うのに加担した。 彼が召集された軍人だったとしても。変わらない事実。 そして、あなたをこんなにしたのは彼との約束。』
[メアリーの言葉は子守唄の様に優しく響く。]
(+29) 2012/03/29(Thu) 23時半頃
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向こうでセレストと綺麗に着飾って楽しめよ。
[そこが平和で幸せな世界である事を祈りながら手伝いを終え、宿舎に戻る頃ブローリンから酒に誘われる>>58]
おいおいおい。 俺金ねえぞ。 ま、割り勘でいいなら。
[暫く話をしていなかったように思える。 誘って来ると言う事は何事か想う所があるのだろう。 ふざけながらも了承する]
(97) 2012/03/29(Thu) 23時半頃
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昨晩、ちらりとそんな話をしたのよ。 クラリッサが言った言葉を伝えたらね。
もうわからないけれど、気持ちは固まっていたのかもしれないわ。
[ヤニクが、とは言わないままクラリッサにはそう答えて]
ううん、アタシも彼のこと気になっていたし、ネ。 いい子に想われて嬉しかったんじゃない?
(98) 2012/03/29(Thu) 23時半頃
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たまには一日ゆっくりお休みになれれば良いんでしょうけれど このご時勢、手紙が行き交うことが多いですからね。
[彼はきちんと休めているんだろうか。 ふと青年はそんな心配が過ぎる。 賢いといわれると、楽しげに笑み浮かべ お口チャックには今度こそ声を出して笑った。 青年は彼に届いた赤紙の件を知らない]
……そう、ですよねぇ。 気持ちだけは、正しかろうと間違っていようと どうしようもありませんから
[割れた窓ガラス。 石を投げ込んだ誰かの気持ちも、誰にも止められるものではない。 嗚呼、と少し心につかえていた重石が軽くなった気がした]
ありがとうございます、ウェーズリーさん [手を振る彼に、昨日のように丁寧に頭を下げた]
(99) 2012/03/29(Thu) 23時半頃
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ヤニク、此処を発ったみたいなの。
……今日は来るなら、ホレーショーとブローリンかしら。 ウェーズリーはやっぱり来てくれないって、フラれちゃった。
[肩をすくめ、軽くつまめるものを先にミッシェルの前へ]
何か注文はある? 肉料理は、しばらく無理かもしれないけれど。
(100) 2012/03/29(Thu) 23時半頃
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[忙しそうにしていたのは、 ミッシェルと誰かを迎える為もあったよう。 少しの寂しさを感じるが、彼女たちとは年齢が離れている。 自分が幼馴染たちと繋がっているように、 彼女たちも彼女たちの年代で繋がっているのだろう。 だから、あえて、ヨーランダの答えは、ダーラに尋ねていない。
彼女たちの邪魔をせぬように、潜り抜けようとしたところで、 ミッシェルから声がかかった。]
(101) 2012/03/29(Thu) 23時半頃
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えっ?指輪……
[いつかと、約束した物。 こんなに早く?と、瞬く眼。 少し眉尻が下がり困った顔をしたのは……。 ダーラのヤニクに関する言葉もあって。 けれど、思い直したように、笑みを作る。]
ありがとう。また、取りに行くわ。 私も、ミッシェルさんのドレス作らなきゃ。
[空元気に、そういう。 朝、会った陽気な軍人に、ナタリアが困ってることは? と問われて「私がぼやいてることが一番困ってるかも」 なんて、冗談でも二度と言わずに済むように。]
(102) 2012/03/29(Thu) 23時半頃
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ー本屋→自宅ー
なに、仕事があるのはありがたいことさ。 ひとりみだもの、これで十分食っていける。
[自分が何か美味いことを言えたつもりはない。 けれど頭を下げるベネットに頬を幾等か緩めて本屋を出る。 じゃあ、またねえ。 そんな風に、いつもどおりに挨拶をして自転車を走らせる。
郵便局を兼ねた自宅に戻れば、 明日から別の誰かが入ってもいいように メモやらなにやらをそれぞれの郵便物につけて それから少しばかりの浅い眠りに落ちる。
準備なんてものは殆どない。 ただ、あとは深夜の時間を見計らって 軍の建物へと何一ついつもと変わらない様子で向かうだけ。 敷いていつもと違うところを挙げるのであれば、 自転車ではなく、自分の足で向かったことぐらいだった**]
(103) 2012/03/29(Thu) 23時半頃
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『メアリーにできることといえば。 こうして泣くことと、祈ることだけ。 いつか、あなたが新しい故郷に巡り逢えますように。』
[それは正しく聖母の祈り。
ドナルドは幸せだったのだとようやく思えた。 彼が最期に気にしていたのは、彼女のことで。
彼女はすでに彼の死を受け入れ寄り添いながら。 愛し続けるという形で故郷を得ている。
ひとりであるが孤独ではない。]
(+30) 2012/03/29(Thu) 23時半頃
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・・・・・そう、ヤニクさんが。 でもそれでよかったんでしょう。彼が望んだ事なら。
クラリッサは残念がるかもしれませんけど・・ ううん、私の勝手な想像です。
・・・ああ、軍人さん達も来るんですか。
[ホレーショーの瞳を思い出した。あの色を。目の前の女性はそれと気づかせないが、昨日ベネットの家で話した一瞬は、確かに似たような色を湛えていた]
まだお酒を飲むには早いですよ。 そうですね・・・新鮮な野菜なんて、なかなか最近は口にしていないけれど。何かありますか?
(104) 2012/03/29(Thu) 23時半頃
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[陽気な軍人が、陽気すぎるように。 金細工職人の仕事が、早すぎるように。 手伝いをかう女が、いつも以上に笑みを絶やさず。
他の皆も、それぞれがいつもを演じようとしてか、そうでないのか。 どちらにせよ、頑張りすぎて歯車が悲鳴を上げているよう。
それでも、時計の針は進む。 残酷にか、それとも……。
今度こそ、女はぺこりと頭を下げ、その場を*後にした*]
(105) 2012/03/29(Thu) 23時半頃
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− 夜 酒場 −
[ブローリンとは以前と同様、店前で待ち合わせたか。 店ではもうミッシェルはいただろうか。 他にも誰かいたか。顔を出すなり]
よ、今日も美味そうな匂いさせてるな。 いつもの頼むな。
[いつもと変わらぬ笑みのままミッシェルに手を振り、 いつもの場所へと]
(106) 2012/03/29(Thu) 23時半頃
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女主人 ダーラは、メモを貼った。
2012/03/29(Thu) 23時半頃
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『そういえば……ドナルドは何をあなたに?』
[そもそもの目的はそれだった。 身体がない以上、渡すのはすでに不可能だが。 楽譜に記されたものならば。 自分は取り出す術を持っているのだと。 ようやく気づいた。]
(+31) 2012/03/29(Thu) 23時半頃
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お互い気楽なお独り様、というあれですね。 ええ、またお待ちしています。
[いつもどおりの挨拶に、いつもどおりに微笑み返し それが最後になるだなんて、全く思っても見なかった。 また一人、静寂に包まれた本屋の店内で 青年は受け取ったビラを棚においておいた今までのビラとあわせ 裏を向けて、適当な枚数を合わせて帳面を作っていく。 割れた窓ガラスからの隙間風は止まないけれど 凍えるような寒さは、少しだけ和らいだ気がした]
(107) 2012/03/29(Thu) 23時半頃
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ベネットは、何時もと変わらない一日を過ごした**
2012/03/29(Thu) 23時半頃
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きっと、ヤニクなら大丈夫よ。
多分ね、来そうな感じがするわー。 毎日閑古鳥じゃアタシも困るもの。
[色々と小鉢を用意しながら、眠った顔を思い出した ホレーショーも見ていない彼の最後 少しだけ幼く見えて、でも、これが最善と 強く思うしか、もうできないから]
野菜、ね。最近は土地も痩せて大変そうなのよ。 えーっと、サラダは大丈夫。
ドレッシングに凝ってるのよ、このオリーブがね。
[など、ごく普通に手を動かしてゆく]
(108) 2012/03/29(Thu) 23時半頃
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[ホレーショーたちが来れば笑顔を見せて いつものを用意する 人が増えればてきぱきと主人としての顔は 今日も完璧だ、大丈夫]
まだ寒いものね、暖かいのにする?
ほんと、今年は春が遠いわ。
(109) 2012/03/30(Fri) 00時頃
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・・・・そうですね。ヤニクさんなら。 きっとどこかで、元気にやっているでしょう。
[どこか、視線は宙をさまよう。少し迷ったように考えあぐねていたが、やがて一つ切り出した]
・・・・ねえ、ダーラさん。あなたはやっぱり、ホレーショーさんと同じ目をしています。・・・わかるんです。
・・・ダーラさん。私、あなたの考えている事をどうこういうつもりはありません。 ・・・・こんな世の中ですからね。
・・・・・だけど。
(110) 2012/03/30(Fri) 00時頃
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今日は一日待ってくれませんか?
・・・大丈夫ですよ、一日だけ。一日だけでいいんです。 母親に、エリアスの事言わずに出てきちゃったんです。 まだ言いそびれてる。
ね、わかるでしょ? ・・・・・エリアスを失った私を哀れと思うなら、お願いです。一日だけ。
[それはきっと、ホレーショー達がやってくる前の事だったろうが]
(111) 2012/03/30(Fri) 00時頃
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女主人 ダーラは、メモを貼った。
2012/03/30(Fri) 00時頃
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……歌です。彼はこの歌を貴女に。
[今はピアノも身体もない。 身体がないのだから、歌えるはずもない。 しかし、その想いを伝えなくては。 その願いだけが彼を突き動かす。 頼りない歌声だが……。
歌うのはベートーヴェン 「優しき愛(君を愛する)WoO 123」 Zärtliche Liebe(Ich liebe dich)
ドナルドがメアリーの幸せを願うのと同じように。 自分も彼女、そしてクラリッサの幸せを願いたい。 そんな想いで歌いあげる。 メアリーは全てを聴き終わり。微笑みながら。]
『ありがとう、ヤニクさん』
[そうつぶやいた。**]
(+32) 2012/03/30(Fri) 00時頃
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―夜 酒場― ああ、ホレーショーさん。なんだか久しぶりです。 あの物静かな人も一緒だって、聞きましたけど。
[すっかり日が暮れた頃か、やってきた少し不自然なほど陽気な男に、努めて変わらぬ様子の声をかけた。平静通りになっていればいいのだけど、と思いながら]
いつもの・・・って、随分馴染みなんですね。 私もそのいつもの、ほしいな。
(112) 2012/03/30(Fri) 00時頃
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[昨日のエリアスに赤紙が届いた後のミッシェルの様子は 知らなかったが、少なくとも笑みはいつもの気丈なものに 見えた。 だが纏う雰囲気は楽しい夕食を過ごしているとは思えない、 少し緊張感の漂うもの]
ここで喰ってたら隊舎の料理なんて喰ってられないって。 ミッシェルの手料理も美味いだろうから食べてみたいけどな。
[気付かぬふりでいつもの様子で声を掛けた]
ここ位しか夜顔出していいとこ無いだろ。 ミッシェルの家に毎日押し掛けたら追い出されるだろうが。
(113) 2012/03/30(Fri) 00時頃
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長老 ナタリアは、メモを貼った。
2012/03/30(Fri) 00時頃
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……同じ目?
[その言葉に首を傾げる、少し手も止まる]
じゃあ、変わりに誰にしようかしら。 クラリッサかしら。
[一日でいい、と言われても 首を傾げると、黒髪が揺れた
知られている事には否定もせず]
哀れなのは、ミッシェルだけではないわ。 皆がみな、同じ事を言い出したら貴女はどう答えるつもり。
[その手を、緩めるつもりはないのだと暗に込めて]
(114) 2012/03/30(Fri) 00時頃
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・・・・ああ。軍隊ってよく知りませんけれど、 料理のことでいい話は聞いた事ないですね。
私は・・・そうでもないですよ。 年頃になってからは、ずっと工房に入り浸って手伝いばかりだったから。さすがにシチューぐらいは、普通にできますけどね。 それでもいいのなら。
・・・・私の家は、そうですね。母もいるから。 ・・あ。そう言えば心配・・・してるかな。 遅くなるとは伝えてますけど・・
(115) 2012/03/30(Fri) 00時頃
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・・・・そう、ですか。一日でも、駄目ですか。
エリアスは、私には生きてほしいと言っていましたが。 ただ今日だけは、誰も・・手に掛けずにいてほしいという事も、いけませんか。今日だけ。
・・・もちろん、私ばかりが哀れではありません。 ・・だけど、理不尽な死は戦死と同じです。
私は、エリアスの元に行くなら、せめて悔いなく行きたい。 一日準備を待ってほしいという事すら、許されませんか?
(116) 2012/03/30(Fri) 00時頃
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ミッシェルは、その言葉はホレーショーが来るより前に
2012/03/30(Fri) 00時半頃
ブローリンは、ふと、我に帰る。
2012/03/30(Fri) 00時半頃
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[クラリッサに会釈して分かれた後、分隊長を見つけて、 酒場に誘う。軽口には笑わなかったが、それはいつもの事だ。
酒場に入った時の、異様な空気が気にはなったが… いつものように、黙々と飲む]
(117) 2012/03/30(Fri) 00時半頃
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決めたことを一人だけ特別、にはしたくないのよ。
みんな同じじゃないと、だって同じ村人だもの。 だめなの?
[手は止まったまま、足まで止めてしまったら 二度と走れなくなるかもしれない そんな恐怖がすぐうしろに来ていて]
明日だって、どうなるかわからないわ?
(118) 2012/03/30(Fri) 00時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2012/03/30(Fri) 00時半頃
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[分隊長ダーラの話が落ち着いた頃に、少し話をする事もあったろう。 下手に書いては見られるとは言え、そこまで聞かれて困る話でもなかったろう]
………
[今日はそこまで酒を進めていない]
(119) 2012/03/30(Fri) 00時半頃
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[何も言えず、黙ってみているしかない自分がもどかしい]
……ダーラさん…
[ダーラを心配そうに見つめる。]
(+33) 2012/03/30(Fri) 00時半頃
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・・・・決めた事?
それはあなたが決めた事でしょう。 ・・・あなたの相手が納得していたかどうかとは別の話。
それとも、ヨーランダも私と同じだったんですか?
・・・私の代わりの誰かを犠牲にしてと言っているんじゃない。ただ今日、手を止めるだけでも。 それができないなら・・・あなたのやっている事はこの戦争を始めた人間と全く同じです。
・・・大丈夫です、いつまでも待ってくれなどとは。言いませんから。私はただ・・・
[静かにうつむいて、言葉を切った]
(120) 2012/03/30(Fri) 00時半頃
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ミッシェルさん…ダーラさんを責めないであげて…
[どちらの気持ちも分かる。だからこそ、こんなところで諍い合っている場合ではないと思う。]
(+34) 2012/03/30(Fri) 01時頃
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シチューとか男が落ちる定番料理だぜ。 手先器用なんだろ? そう言う人こと料理美味いんじゃないか?
肉か魚は入れて欲しいけどな。
[ミッシェル>>115ににこにこと笑うが、彼女の母親の話には 敢えて触れずにいた]
(121) 2012/03/30(Fri) 01時頃
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ほんと、ブローリンは酒強いよな。
[横で水の様に酒を胃に入れる部下を見ながら苦笑を1つ。 自分も差し出されたグラスに口を付けてから、彼に顔を向けた]
で?
[短すぎる一言で彼に話を促した]
(122) 2012/03/30(Fri) 01時頃
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そうよ、アタシの意思だから、貴女の意思は関係ないわ。
嫌ならさっさとこの店から出て、帰ることね。 そうしないなら、アタシはやめないわ。
そうして、他の誰か。アタシかもしれない、眠るだけよ。
……いちいち話を聞いていたら進まないわ。
[野菜の入ったボウルを、かたんとテーブルに置いた 話はそれで、おしまい
席を立たないのなら、無理にでも眠らせるつもりなのは揺るがない]
(123) 2012/03/30(Fri) 01時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2012/03/30(Fri) 01時頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2012/03/30(Fri) 01時頃
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"1人ですか"
[そう書いた紙を押しやった]
(124) 2012/03/30(Fri) 01時頃
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・・・・・わかりました。残念です・・・・ あなたたちは、本当に村の人のためを願っているのだと思っていました。
・・・申し訳ありません、私は・・・帰ります。 それでいいんでしょう?
だけど覚えておいてください。 ・・・あなたが手を汚しても、やっぱり悲しむ人はいるんだって。それは、本当です。ホレーショーさんも。
・・・・もう少し早く話しておけばよかったのかもしれませんね。
[ホレーショーが店に入ってきたのと同時、さして時間の経たないうちに席を立った]
・・・これでいいんですよね?失礼します。
[そう言って、返事を待つでもなく店を出て、家に戻った**]
(125) 2012/03/30(Fri) 01時頃
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・・・・みんな優しい人達なのに。 どうしてなんだろう。
こんな時だもの、人の命なんて大して意味はないのかもしれないけれど・・・・・
[呟いた声は店に入ってきた2人に聞こえたか、あるいは風に消えたかもしれない**]
(126) 2012/03/30(Fri) 01時頃
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[1人ですか、と尋ねられ一瞬何の事かと首を傾げ掛ける。 だがすぐに思い当たり、ああ、と呟いてもう一口酒を呑んだ]
狭義ならno。広義ならyes。だな…。
[知っていた、止めなかった、背中を推したと言うなら]
(127) 2012/03/30(Fri) 01時頃
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ミッシェルさん… 確かに私たちは歪んでいるかもしれない。 歪んだ優しさかもしれない…でも、でも… 私も、エリアスも、何も残らなかった。 知らない所で、望まない方法で、理不尽に、それこそ、 人としてすら扱ってもらえなかった。
…ホレーショーさんはそれを見ていたからこそ、 皆をここで眠らせようと思ったんです。 ここで死なない人は、私達くらいの年齢なら、まず戦地に送られるから……。
それだけは…分かってあげてください。
[通じないのはわかっているけれど、それでも言わずにはいられなかった。]
(+35) 2012/03/30(Fri) 01時頃
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残念だわ。 エリアスと早く会えたほうが良いかと思ったけれど。
[理解を得られなくても仕方ないとはいえ、肩を落とした これだから対話などしたくないのに まるで、女が間違っているのだと言いたげな瞳が 壊れた心には無性に苛つかせる
自分がしていることを、やめることはもうできないから ――仕方ないのだ]
アタシが、何も思っていないとでも? さようならミッシェル。
(128) 2012/03/30(Fri) 01時頃
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分かってあげて…じゃない。 分かって…ほしい。 無理なのは…それこそ承知の上です…。
[溜息と共に付け加えた。通じないもどかしさを抱えて。]
(+36) 2012/03/30(Fri) 01時頃
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[入れ違う様に席を立ったミッシェル>>125に軽く手を振って]
ブローリン、 ミッシェル追いかけて隊舎に掛け込んで告発して来ればいい。 俺は止めないし、逃げないし…死は選ばない。
[ミッシェルも知っているのだろう。 ブローリンが今迄告発しないのが不思議だったが、 今が切欠になるのだとしたら止めはしない]
(129) 2012/03/30(Fri) 01時頃
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[店を出て行った彼女と良い、いつもどおりには振舞いきれて居ない女将と良い、 鈍い物でもわかるだろう。 引っかかっていたものがほどけて行く。 ほどけた塊が起した風が、考え付きもしなかった模様を描いていく]
"止められなかった?"
[短く問う。 あの旅立った筈の青年も。今日ここに来なければそうは思わなかっただろう]
(130) 2012/03/30(Fri) 01時頃
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"自分もあなたと同じ気持だ"
"ただ自分なら"
[どこか憮然そうにも見える女将を見て、項の辺りを撫でる]
(131) 2012/03/30(Fri) 01時頃
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シチュー?いいわねぇ。 心も身体もあったまるわ。
意外と作るのも簡単だしね、ふふ。
[店を出るミッシェルを見送って、ひとつため息を落としてから いつもの顔に戻そうとして失敗した
きっとひどい表情だったろう]
……アタシも、お酒飲んでいいかしら。 ちょっと疲れたわ。
(132) 2012/03/30(Fri) 01時頃
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ブローリンは、自分なら、彼女が止められないのならまず彼女から手にかけたろう、と思う。
2012/03/30(Fri) 01時頃
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[もっとも、誰も殺す気など、いまだに持てないのだが]
"I'm so sorry"
[そう書いて、グラスをあおる]
(133) 2012/03/30(Fri) 01時頃
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女主人 ダーラは、メモを貼った。
2012/03/30(Fri) 01時頃
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なぁに。大丈夫よ? ちょっと、休みたいなって思っただけだから。
[そう言って手を伸ばす瓶は、「とっておきの酒」 それを使うとき二人は居なかったから見た目ではわからない筈
ホレーショーには悟られるかもしれなかったが ミッシェルが去った今、やめるつもりは無かった たとえ対象が自分だとしても]
……見守るつもりではあったのよ。
(134) 2012/03/30(Fri) 01時半頃
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ダーラさ…まさ…か…
[とっておきの酒に手を伸ばすダーラに息を飲む]
(+37) 2012/03/30(Fri) 01時半頃
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ブローリンは、軍人は、死のにおいには敏感なものだ。
2012/03/30(Fri) 01時半頃
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止めなかった……。俺はこの村の人間じゃない。
[村に配属される事になった時に決めた事。 自分達軍人はこの村にとって不吉なものでしかないから。 どれだけ村人と仲を深めようと、 どれだけこの村が好きになったとしても。 そしてこの村が受け入れてくれる事があったとしても。 決して村人にはならない。 ナタリアと手紙の事を知って、更にその想いを強くした。 自分が招集されれば村人が1人生き長らえる。 村人を助ける為に自分が村人になってはいけないのだ。
その想いが悪魔になると誓った今でも村人に対して 一歩引いたものにさせる]
(135) 2012/03/30(Fri) 01時半頃
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この村の人間同士の想いがあるなら…俺はそれを優先したい。
[だからこそ、村人の想いを優先させたかった。 望む者、望まぬ者、自分の知らぬ長い間を過ごした者 同士だからこそ邪魔はしたくなかった。
その想いを説明出来るだけの弁舌の才はない。 延々と言葉にするつもりもないが、 ブローリンにはどう伝わったか]
(136) 2012/03/30(Fri) 01時半頃
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[分隊長は止めるだろうか。 ブローリンは動かない。誰よりも、彼女が自分を許せまいと思うから、 止めるには遅すぎると思うから]
(137) 2012/03/30(Fri) 01時半頃
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あー。ヨーランダ、ごめん。 アタシもギリアンさんに叱られるから許して。
[ぽそりと呟いて、もうひとつだけメモを残した
ベネットへと、宿屋と墓場についての走り書き 彼が店に来てくれることは無いかもしれないが 苦手そうな軍人に託すのも気が引けて カウンターのグラスの上に挿し込む]
(138) 2012/03/30(Fri) 01時半頃
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そんな呑んだら、客商売なんて出来ないだろ。 もう今日は店仕舞いか? 仕方ないね。ブローリン、悪いが俺はダーラを連れて上がるから。
先帰ってくれ。
[酒に手を伸ばすダーラに呆れたように。 ブローリンは悟っているだろう。 だが子供の様な芝居を続ける。 それは彼を巻き込みたくないと言うただの我儘]
おら、行くぞ。
[ブローリンの返答を待たずにダーラと共に上へと向かう]
(139) 2012/03/30(Fri) 01時半頃
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[はたしてそうだろうか。誰にもわかるまい。
自分にも村への遠慮はわかる。 だが、自分にしてみれば、村人が村人を手にかけねばならないのは、 哀しい事だ。戦地に死にに送る事と同意義に。 一人一人ではどうしようもないのかもしれない。
だから、彼はこの村を見る事を選んだし、自分はこの村を送る事を選んだのだ。 善と善がぶつかる戦争が、この村に死を呼んでいる。 どこにでもある、正解のない意見の相違が、今この村では死の上でぶつかっている]
(140) 2012/03/30(Fri) 01時半頃
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[彼は結局何も言わず、何もせず。 ホレーショーに見せた紙は手帳からちぎらぬまま。 静かになった際、代金と一緒に、ホレーショーにメモを残していく。]
"彼女を眠らせてやりなさい。もうあなたは止まれまい。 そしてお許しください。自分にはあなたを止める気はないのです。 最後まで生きる事。それが償いだと、自分は思います。"
[独りで、酒場を出て行く**]
(141) 2012/03/30(Fri) 01時半頃
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やーね、これでも強いのよ。 だーいじょうぶ。んも、触りたいだけじゃない?
[ポケットに、もう一通潜ませてから ブローリンへはゴメンネとウインクをひとつ飛ばして 促されるまま二階へと上がる]
(142) 2012/03/30(Fri) 02時頃
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ごつい男ばっかだからな、軍隊って奴は。
[軽口を叩きながらダーラを庇う様に二階へ]
女の部屋っていい匂いすんだな。
[初めて入るダーラの部屋でわざと明るく振る舞いながらも。 彼女が酒を飲み干すのを見届けると眼差しは悼むように。 優しいものに変わる]
(143) 2012/03/30(Fri) 02時頃
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おやすみ。ダーラ、セレスト達に宜しくな。
[笑みを作って旅立ちを見送る]
(144) 2012/03/30(Fri) 02時頃
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ダーラ、お休み。
(145) 2012/03/30(Fri) 02時頃
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……可哀そうなところよね、軍も。
[きっと最後の軽口を返す、こんな時までこの男は本当に 優しすぎて心配になる]
ちょっと、やめてよね。変態くさいわ。 ……家探しも、しちゃだめよ。
逮捕されるわよ。
[壊れた女が意識を失う前、最後に呼んだ名は――**]
(146) 2012/03/30(Fri) 02時頃
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[冷たくなった彼女の身体に温もりを分ける様に抱きしめていた**]
(147) 2012/03/30(Fri) 02時頃
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[ふわり、空を舞い、酒場の屋根に]
月はこんなに綺麗なのに…
[人はどうして、殺し合いをするのでしょう。 こうして、またひとつ悲しい物語が出来上がる]
(+38) 2012/03/30(Fri) 02時頃
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