168 LOVEorDEATH2〜死者は愛を知りたいようです
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狼
墓
少
霊
全
アイリスに1人が投票した。
トレイルに8人が投票した。
トレイルは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
タバサが無残な姿で発見された。
現在の生存者は、ミルフィ、サミュエル、ススム、ヘクター、アイリス、マユミ、カミジャーの7名。
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ちょっと、早川さん……、
[混乱から脱して、冷静になってみれば。 全然全く冷静になれていないような状況ではあった]
……あの、嫌とはいいませんけど……、 意識がない人とは、いやですよ……?
[返答次第では、あれこれと考えなくてはならないとは、思うのだ]
(0) 2014/03/23(Sun) 01時頃
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2014/03/23(Sun) 01時頃
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ねりきりー、すあまー。 飯だぞ飯。
[朝の日課。 昼や夜は親父かおふくろが彼等の食事を作るのだけど。
食べている最中、たまに喉をくすぐって戯れたりする。 親父程ではないにせよ、おれも猫派だ。]
(+0) 2014/03/23(Sun) 01時頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2014/03/23(Sun) 01時頃
截拳道 カイルは、メモを貼った。
2014/03/23(Sun) 01時頃
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[朝の『風見鶏』は、年配の客が多い。 純喫茶時代からの、常連さんだ。]
はーい、いつものあれっすね。 少々お待ちをー。
[いつもの、以外の注文はごく稀…いや、たぶんなかったかな。 とにかく、おれは先程のおじいさんに頼まれた『いつもの』、モーニングセットとホットミルクを準備し始めた。]
[余談だが、兄貴は女の子が来始める時間帯まで出てこない。
毎回思う。 起 き ろ。]
(+1) 2014/03/23(Sun) 01時半頃
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[何か声が聞こえる。 それは目の前のぬくもりから聞こえていて。
何かしゃべろうとしたけれどうまく口が動かない。
気付けば、意識は闇に溶け、かすかに鼾をかいていただろう。]**
(1) 2014/03/23(Sun) 01時半頃
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[まあ、朝なら調理とウェイターを兼任するくらいの余裕はある。 昼にそれやったら倒れるけど。]
…楽しみだなあ。
[掛けられた振り子時計をちらちらと覗き見る。 約束の時間が待ち遠しい。]
(+2) 2014/03/23(Sun) 01時半頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2014/03/23(Sun) 02時頃
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…いい朝だなあ。
[注文されたモーニングセットとホットミルクを出した後、しみじみと呟いた。]
[じいちゃんが、店の外で掃き掃除をしている。 今日も元気だなあ。**]
(+3) 2014/03/23(Sun) 02時頃
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2014/03/23(Sun) 02時頃
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――。
[――彼女自身は気づいていない。 その行動が、原理は違えど影木と同じであると言う事に。 ただその理由が彼と違って――現状への絶望である事。それだけだった。 だから周囲に対して攻撃的になる事も、酒浸りになって発散することもない。 ただただ、何もする気が起きない。それだけだった]**
(2) 2014/03/23(Sun) 03時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2014/03/23(Sun) 03時頃
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―夜・かえりみち― [会計をすませてコンビニを出る。はんぺん、ちくわぶ、餅巾着、たまご。コンビニ袋をひっさげて、てくてくてくてく帰路を辿る。]
(…来週の懇親会、どうしよっかな。 断っちゃったけど、やっぱり行きたいな。)
[考え事をしながらあるいていれば、歩道橋の橋の上ではたと足をとめる。視線の先には、こちらを見つめているカエル。]
(+4) 2014/03/23(Sun) 03時半頃
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[携帯が鳴る。メッセージの通知音、きっとあの子からだ。ジャケットから携帯を取り出そうとして、くらりと視界が歪んだ。歩道橋の手すりにつかまり、頭を抑える。]
(………あー、ヤバ。ちょっと寝不足かも、これ。)
"ゴメン、調子悪いから今日は休む。"
"わかったにゃー。お大事に!"
[メッセージを送り返して、カエルのいた辺りに視線を向ければ、そこにはすでになにもなく。気にとめることなく歩き出す。]
(+5) 2014/03/23(Sun) 03時半頃
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― 回想/G部屋 田端と ― [そうして、再び部屋にノックの音がする頃(>>3232)には、また画面はゲームの画面。 画面上では神様と名乗り人々を騙して、魔王様が復活したところだ。ディスク入れ替え。]
はぁい♬
[返事をすれば、田端が顔を覗かせる。 いろんな事を言いたそうに迷い、口を開いた、ように見えたけれど。 こっちを見つめるその表情は、何だか気が抜けたようでもあって。 質問された内容にはにっと口の端をあげて笑顔を向けた。]
ミーがラブゲームの神様なだけ。
他のゲームの神様に呼ばれちゃう人もいるよ。 ユーたち、ラブゲームの神様に呼ばれてラッキーだよぉ♪ [間延びした声。 それが本当なのか嘘なのか、そのつぶらな瞳からは判断がつきにくいだろう。]
(3) 2014/03/23(Sun) 04時頃
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ユー、答えがわかってて聞いてるね♪ もちろん、そんな方法ないよ。 ミーはそのへんノータッチだから。 恋をした、好きになった相手を忘れてしまうかも、 って、怖い?
[質問に対して、(>>3:233)首を傾けて尋ねる姿勢を取りながらも。]
そうだね、信じるしかないよね♪ でもね、
[やはり、笑う仕草は愉快犯のようで。 妙な生き物は、いつの間にあったのか、天井に小さめの球体がぶらさがっていて、中から垂れ下がる紐をぴんと引っ張った。]
(4) 2014/03/23(Sun) 04時頃
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[少しの紙吹雪と、"ラッキー!あたりだよ!"と書かれた垂れ幕がぺらりと天井からたれてくる。]
ユーたち、ラッキーなんだよ! 今回の参加者は、近いところに住んでる人たちばーっかり! にしてみたから。 どこかではきっと、すれ違うもの。 覚えてなかったとしても、ね♫
[はらりはらりと舞う桜の花びらの形をした紙の一部が、田端の髪の上に乗る。 まるで祝福しているかのような演出であるが。 大切なことに気づいたかのような口ぶりの田端とは正反対、妙な生き物は気さくに頷いた。]
うんうん。信じることって、大切だよね♫ 次は死なないようにね♪
[そうして、田端が部屋を出ていくなら見送ろうとして。]
(5) 2014/03/23(Sun) 04時頃
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[さり際、田端の口から飛び出してきた最後の質問に(>>234)ぱちぱちと、二、三度、目を瞬かせた。]
その質問、ミー、されたの初めて!
[ふっ、と。 笑いながら、質問で返す。]
……ユーは、ミーの正体って、なんだと思う?
[田端がその問いかけ答えずとも、意味深に笑ってみせたのだった。**]
(6) 2014/03/23(Sun) 04時頃
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―回想 >>6― [問いかけに返された問いかけに、くすりと笑い]
"ラブゲームの神様"、なんでしょ?
[髪についた花びらをはらい、一枚手に取って。それを自称神様の頭の上にのせて、うりうりと頭を撫でる。そしてくるりと踵をかえし、どこか憎めないこの自称神様を振り返ることなく部屋を出た。**]
(+6) 2014/03/23(Sun) 04時半頃
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―朝・自宅― [カーテンの隙間から零れ出る光、吸い寄せられるように窓をあける。見上げた空にはパステルカラーの水色。]
ん…良く寝た。 そろそろこたつ、片付けようかな。
[伸びをして、ちらりとこたつに目を向ける。久しぶりに使ったベッドは気持ちがよくて、疲れも幾分か取れたような気がした。身支度を整え終え、時計をちらりとみれば、仕事にはまだ早い時間。]
…たまには美味しい朝ご飯、食べたいな。
[シリアルに伸ばした手をとめ、牛乳を冷蔵庫に仕舞う。]
(+7) 2014/03/23(Sun) 04時半頃
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―朝・風見鶏― おはよーございます。 モーニングもやってるって聞いたんですけど。
[掃き掃除をしていたお爺さんにひと声かけ、席に案内してもらう。ドアをあければ珈琲豆のいい香り。原稿で見かけたレトロなカフェは、元々老舗だけあって朝の客層は落ちついているようだった。]
(店内の写真ももう少し使えたらな…あの辺り、いい感じだし。)
[座り心地のいいソファにもたれて、店内を見渡す。]
(高校生くらい?息子さんかな?偉いなぁ、こんな朝早くから。)
[切り盛りしている男の子は忙しそうで、手が空くまで注文を少し待つことにする。ぼんやり眺めた後ろ姿は、どことなくみたことあるような気がしたけれど、そのときはまだ思い出せずにいた。**]
(+8) 2014/03/23(Sun) 05時頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2014/03/23(Sun) 05時頃
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[優しい微睡の中、誰かの気配を感じた。>>3:201 起きて、確認すべきなのかもしれない、けれどその気配は何故だか心地よくて。 あたしはそのまままどろみ続ける。 けれど、いつまでもそんなわけにもいかず、彼はあたしを起こすのだった。>>3:202
『本田さん。…本田さん、起きて。布団で寝た方がいいよ。風邪ひく。』
[あ、槇村さんだー、と思う。 けどやっぱりあたしの頭が覚醒することは無くて。 優しく包まれた温もりに包まるようにして、再び微睡む。 何だかシアワセだ。]
(7) 2014/03/23(Sun) 06時半頃
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[けれど身体を揺すられれば、それを無視し続けることもできず。 あたしはうっすらとまぶたを起こす。]
『本田さーん…部屋、戻ろ?立てる?』
[問われた言葉にあたしはこっくり頷いた。 ゆっくり上半身を起こせば、ぱさりと落ちるブランケット。 かけてくれたんだなーと思えばなんだか嬉しくなる。 ブランケットを拾いあげ、軽くたたむとソファに置いた。 立ち上がろうとすれば少し足下が揺れるが、部屋へ戻るにはさほど支障はないだろう。 もしも槇村さんが付き添ってくれるなら、ありがたくついて来てもらうことだろう。 そして当たり前のように部屋に入り、そこで彼が躊躇ったりするならばまた当たり前のように、入らないの?と尋ねたことだろう。 あたしの酒はまだ抜けてない。]
(8) 2014/03/23(Sun) 06時半頃
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[須藤と部屋で。彼女に叩かれた後。>>3:239>>3:240>>3:241 痛む頬を抑えたりもせず、彼女を見る]
…うん、そう思う。誰のせいでもなかったんだ。
[必要とされたくて、自分勝手に人に踏み込んで、 でもどうせ、と諦めを言い訳に認めることを拒絶していたままで]
忘れないよ。須藤さんを傷つけた罰だ。
[きっとこれも柵になって、いつか自分を苛む理由になって。 拒絶する背中、視線も返せない。]
(+9) 2014/03/23(Sun) 06時半頃
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[>>3:267>>3:268>>3:269青い扉の前。まさか嬉々として帰れるわけがない。 ここから自分が出て行くために、1人、見殺しにしたようなものだったから。 白石に言われたことが重くのしかかる。 偽善者といわれて…いや、言われないといけないんだと思う]
うん…気のせいだよ。 田端さんが気にすることじゃない。
[自分の責任なんだから。けれど、髪に触れられる感触に、 少し泣きそうになるけれど、涙はでなかった]
(+10) 2014/03/23(Sun) 07時頃
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[男が早死する理由は泣けないからだ。 泣くことはストレスの7割を消費してくれる。 けれど泣かないということはそれを貯めこんでしまうことだ。
怖くないと目の前の人はいう。 俺は恐い。また誰かを泣かせてしまうことが]
…俺も…田端さんのこともここでのことも 絶対忘れないよ。忘れたとしても必ず思い出すから。
[ここでのことは覚えていないといけない。 それを一生抱えていかないといけない]
(+11) 2014/03/23(Sun) 07時頃
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[槇村は無事に帰れるだろうか。 結局、あの後会話は愚か顔をあわせることすらしなかった。 だから、一度後ろを振り向いた]
ねー、カミちゃん。聞こえるかな。 槇村にさ、先にいってるって、伝えておいてくれる? 戻ったら俺のデスクに来いって。 ここでの無礼講はそこでみっちりお仕置きするからってさ。
[絶対戻ってこいとはいわなかった。 …言えなかった。どうしても]
(+12) 2014/03/23(Sun) 07時頃
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あっちで会おう。甲斐田くんの風見鶏。
[罪悪感に耐え切れなくて、一度田端を引き寄せて抱きしめた。 記憶を手放すまいというように 彼女が息苦しかろうが気遣う余裕もないくらい
もう、現実で取り繕っていた様子は片鱗もない ただなくすのを怖がる子供のようだった]
(+13) 2014/03/23(Sun) 07時半頃
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[キッチンに戻って数分後、涼やかなドアベルの音が鳴る。 視線を入口へ向けると、田端さんがじいちゃんに連れられて入ってくるところだった。]
いらっしゃいませ。 ご注文がお決まりになりましたら、声をかけて下さいね。
[ソファに近付き、一声掛けてから再びキッチンへ。 雰囲気から察するに、どうやらおれのことは覚えてないようで。 さて、それならそれでやることはひとつ。 さっき焼き上がったアップルパイにバニラアイスを添えて、出してみるか。]
(+14) 2014/03/23(Sun) 08時頃
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「どうしたー?」
[はっ、気がついたのは友人と一緒にいたカフェ。 どうやらうたた寝してしまっていたらしい。 寝ていた間にこれでもかと並べられた料理にげんなりした顔をして]
…お前さー、カフェで腹一杯になろうなんてするなよなー。 それなら吉野家行けよ。 あ、俺仕事あるからそろそろ帰るよ。 これ以降の注文はお前が払え。あ、この写真もらうよ。
[ポートフェリオを抱えて席を立つ。 はて、なんか夢を見ていたようだったけど]
(+15) 2014/03/23(Sun) 08時頃
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2014/03/23(Sun) 08時頃
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[で、モーニングセットと一緒に出したのは焼きたてアップルパイのバニラアイス添え。 案外珈琲と合う気がするけど、どうだろう。 今度メニューにアップルパイ込みのセットを追加しようかな。]
1日1個の林檎は医者を遠ざけるらしいですよ、どうぞ。
[注文していないと言われたら、ちょっとしたサービスですからとすっとぼけて。
さて、少しだけ離れて様子を見てみよう。 お客さんも他にちらちらいるから、かかりきりとまではいかないのだ。]
(+16) 2014/03/23(Sun) 08時頃
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[その時、何かふと思い出すことがあって、 ふと立ち止まって手持ちの財布の中を探してみた。 本当ならここでスマホでメールをうちながら歩いていたのだけど 何か頭にひっかかって]
…?なんだっけ……
[それが、彼女からもらった名刺であったことは 今は頭からすっぽぬけていた しばし立ち止まって考えていたけれど、 何もまだ思い出せないまま。
次に着たメールが、「風見鶏のクッキーが食べたいという女子社員のリクエストです」という後輩からのメールが。 スケジュール押してる中無理してもらっているし、 明日の出社の時は風見鶏によって買って行こう。 フレックス出社だから、それくらいの余裕はある]
(+17) 2014/03/23(Sun) 08時半頃
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[翌朝。どうやらあのカフェの近くで交通事故があったらしい。 詳細はよくわからないが、恐いことだ。 抱きまくらカバーを堂々とバルコニーに干して、 たまにはベッドの下の本を虫干し…とフローリングに並べたり、 朝の習慣・青汁を飲みながらあれそれ片付けてさて出勤。 そういえばコスプレ衣装は総務に返さないと。 どうしようクリーニングに取りに行くのは俺なんだろうか。 ちなみにキュアムーンライトだ。
どうにも気分がすっきりしない。 この間の飲み会で反省してから、アルコールは入れていない筈なのに。 なんだろうこのもやもや感は]
あの店、もうやっているかな。バターサブレでいいのかねぇ。 女の子の好みはわからん。
(+18) 2014/03/23(Sun) 08時半頃
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[風見鶏。ここのケーキは女子に人気だ。 ケーキの名前はショートケーキとかガトーショコラとか、 そういうスタンダードなものしかわからない。 時々バナーヌとかフォンダンショコラとか勧められるけど、 密かに体重管理している身としては是非遠慮しておきたい洋菓子だ 食べるとしたら比較的カロリーの少ないシャーベット類やシフォンケーキくらい
随分時間は早い。コーヒーくらい飲んでいこうかな、と思ってドアをあけた。 モーニングは初めてだけど、いい匂いがする。 席に付けば、お客はまばらだ。妙に髪の色が派手な女性がいる。 ちら、と視線を投げるとまた胸がちくり
なんだろう?と疑問に思いながら、メニューも見ずに注文を]
すいませーん。ブレンドと…あと、あのボックスの焼き菓子詰め合わせ、5個お願いします。
(+19) 2014/03/23(Sun) 08時半頃
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[あ。 そろそろクッキーが焼ける時間だ。
キッチンへ舞い戻り、オーブンからいい焼き色になったクッキーの天板を取り出す。]
今日のクッキーはバターサブレとチョコチップクッキー、ジャムサンドクッキーですよ、っと。
[苺と杏で二種類のジャムサンドクッキーをある程度作り終え。 昔から使っている黒板に白いチョークでかりかり。 それをじいちゃんが店の入口へ立て掛けた。]
案外人気あるんだよな、クッキー。
[手土産としては一番手軽だからかな、と結論付けながらおれは念入りに手を洗った。]
(+20) 2014/03/23(Sun) 08時半頃
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[と、そこでまたドアベルの音。 おや、影木さんだ。この時間に来るのは初めてだ。珍しいな。]
はーい、ブレンドひとつと焼き菓子詰め合わせボックス5つですね。 …ところで、うちに裏メニューがあるのはご存知でしょうか。
[注文を聞きながら、さりげなく聞いてみる。 何かに気付くならそれでよし、だめなら前に出したのと同じ形のねりきりを出してみるか。**]
(+21) 2014/03/23(Sun) 09時頃
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2014/03/23(Sun) 09時頃
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[ここのパティシエさんはよくカウンターの向こうで顔を見るけど 直接話したことはあんまりない。 モーニングは初めてだから尚更。
たまたまの今日、「裏メニュー」と言われても首をかしげて]
?いや?知らないですけど俺今腹いっぱいなんで…
[当然洋菓子店の裏メニューといえば洋菓子だろう。 そんな思い込みと、朝はそんなに食べない方だ*]
(+22) 2014/03/23(Sun) 09時頃
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あ、やっぱりご存知ありませんでしたか。
[なるほどこれは他にも諸々忘れてるかもなと思いつつ、おれはさらに突っ込んだ話をする。]
この時間のお客さんはちょくちょく頼まれるんですけど、親父が和菓子作ってまして。 お嫌いでなければ、試しにねりきり辺りはいかがでしょう。 まあ、ねりきりなら珈琲よりはほうじ茶がおすすめですけどね。
[そういえば、田端さんは今どうしてるだろう。 そもそも誰かと待ち合わせかな?
ちらりと、田端さんの席を見た。**]
(+23) 2014/03/23(Sun) 11時半頃
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2014/03/23(Sun) 11時半頃
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[揺すられた本田がうっすら目を開けた。立てるか問えばゆっくりと頷く。 立ち上がる彼女の足元が若干覚束ないのが心配で、ふらつく身体を支えられるようにとほんのちょっとだけ背中の辺りに腕を回した。
そうだ、ここに来るまでこんな風に服越しでなら他人に触れていられる事すら忘れていた。パーカーのフードを被っていれば剥き出しの首に触れられる心配もない。
もっとも、服越しに伝わる体温に別の意味で緊張してはいたけれど。]
直ぐそこだけど、部屋まで一緒にいくから。
[言って、本田のペースに合わせて歩き出した。]
(9) 2014/03/23(Sun) 12時頃
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[常より少しゆっくりと進む。 隣の本田を気遣いつつも、思考は先ほどまで付けっ放しのTVから流れていたニュースを反芻していた。 それは、ここに来て始めて目にした、自分の事故についてで。
シーサーの部屋を立ち去るときに、あの小さな獣の姿をした何かが言った事を思い出す。>>223 胃が掴まれたように重くなり、息が詰まりそう。思わず顔を顰める。あの時ばかりは流石にあの愛らしい姿のかみさまが悪魔の化身か何かに見えた。]
…バタフライエフェクト。
[呟いた声は本田には届かなかっただろう。ちょうど彼女の部屋の扉の前で、ノブに手をかけたところ。 これで一先ず本田が風邪を引くことは回避出来たようで、少し安堵する。
お休み、そう声を掛けようとしたところで、]
(10) 2014/03/23(Sun) 13時頃
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『入らないの?』
[至極不思議そうに、当たり前のように、目の前の少女が言った。]
(え。…ええぇえ!?)
[え、入っていいの?むしろ入るのが普通な事態なの?俺なんか変な事してるんだろうか、いやでもしかしだな。の後に思考停止。
見詰めたまま固まっていたら、本田は再度入室を促しただろうか。 どちらにせよ、二人分の足音はいずれ彼女の部屋に消えて行った。]
(11) 2014/03/23(Sun) 13時頃
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え、注文してないですけど…いいんですか?
[追加で出てきたアップルパイに目をぱちくり。サービスですから、と、あどけなさの残る顔で告げる少年の笑顔が眩しい。なんだただの天使か。]
ありがとう。 コレ好き。大好き。いただきます。
[キッチンからは焼き菓子の焼けるいい匂い。帰りにおやつ、買っていこうかな。]
(+24) 2014/03/23(Sun) 14時頃
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[まずはモーニングの白いプレートに手を付ける。こんがりトースト、カラフルなサラダ、小さなオムレツ。ありがちなメニューは、どれも丁寧に作られているのが見てとれる。久しぶりにきちんと食べる朝ごはんは美味しくて、生き返るようだ。]
…このコスパなら通ってもいいかも。 あ、サラダのドレッシング美味しい。
[朝のメニューを眺めながらもぐもぐ。普段の食生活、少しは見直すべきだろうか。]
(+25) 2014/03/23(Sun) 14時半頃
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[からん、新しいお客さんの来訪を告げる音色。食べる手をとめ、視線だけちらりと向ける。入ってきたのはすらりとした男の人。ちりり、胸が痛む。]
………?
[涼やかな顔立ちのイケメンさんは、どこかでみたことあるような。]
(+26) 2014/03/23(Sun) 14時半頃
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[ふいに、胸がざわざわする。すごく、大事なことを忘れてるような気がする。忘れちゃいけない大事な何か。]
(そういえば…。 あたし、誰かと何か、約束してなかったっけ。)
[不安になって仕事用の手帳をぺらりと捲る。携帯のメッセージとカレンダーをチェックする。けど、答えはどこにも記されてはいない。 >>+19 ちらり、こちらに向いた蒼い視線には気づかない。]
(+27) 2014/03/23(Sun) 14時半頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2014/03/23(Sun) 14時半頃
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[考えれば考える程、思い出そうともがけばもがく程、答えは遠のいていくようで。治まってくれない胸のざわめきに、眉を潜める。
珈琲を口につけ、ため息をひとつ。 デザートのアップルパイに手を伸ばして、口に運ぶ。
さくりとしたパイ生地、煮詰めた林檎の爽やかな酸味にシナモンがふわり。少し溶けかけたバニラアイスの甘さに…
…手にしたフォークがお皿の上に落ちた。]
(+28) 2014/03/23(Sun) 15時頃
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-朝- [溶けていた意識が浮上する。 隣に白石はいただろうか。
体を起こして、頭に痛みが走った。 二日酔いだろうか。頭の芯が鈍い痛みを持っている。]
――…あー……
[目が覚めて昨日の体たらくを思い出せば、情けなさで頭を抱え込んだ。]
(12) 2014/03/23(Sun) 15時頃
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|
[カラリ、店内に響く金属音。]
(…あたし、これ食べたことある。)
[注文してないアップルパイ。青い扉の向こうに消えてく背中。頭に叩き込んだほうじ茶の淹れ方。お盆には草餅ふたつと湯呑みがふたつ。
少しずつ、少しずつ、浮かび上がっていく記憶の輪郭。 ちくちくとした胸の痛みが蘇る。]
(…違う、思い出したいのはそこじゃなくて。)
[でも、その痛みを手放してしまったら思い出せなくなりそうで。 口元を押さえ、必死に記憶の糸を手繰る。]
(+29) 2014/03/23(Sun) 15時頃
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|
―朝・リビング―
[目を覚まし、部屋を出る。]
(話した時の表情から察していたけど…)
[田端の部屋が、消えていた。 影木の部屋も共に。]
[青い扉は、沈黙を守ったままだ。 だが、二人はその中に消えたのだろう。 扉がなくなったということは、そういうことだ。]
(13) 2014/03/23(Sun) 16時頃
|
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[冷蔵庫から適当な食材を取り出して朝食を作ろうとし、真墨はその手を止める。 パンパン、と手を叩くと、執事さながらに気配もなく天使さいとうが姿を現した。]
…朝食を、全員分用意して。 トースト数枚、ご飯数杯。 コーヒーと…牛乳も。 ああ、トーストにはジャムもつけてね。
[どこからともなく注文の品を運んで来て、リビングのテーブルへと配置する天使。 そのうちの一つを、パンかご飯かに手をつけていると、やがてほかの住人が食事へと参加しただろう。 そして、真墨が用意したのかと問われればケロリとした表情で、]
…ボクには作れませんよ。 さいとうさんに用意してもらいました。 ……何か問題でも?
[そんな風に答えただろう。 もしかしたら、何人かは手を止めたかもしれない。 出所の知れないものを食わされている不気味さから。]
(14) 2014/03/23(Sun) 16時半頃
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|
『ここ』では何も変わらないでしょう? ここでは、甲斐田さんが食事を作ろうと、さいとうさんが食事を出そうと。 本田さんがコーヒーを入れようと、カミサマさんがコーヒーを出そうと。 そこには『食事』『コーヒー』という結果だけが出てくるだけじゃないですか。
[それは、真墨の視点であり、感傷や人の心を一切無視した視点である。 それを―――真墨は分からない。 その場の人物の目にはどう映っただろうか。]
何が―――違うんですか?
(15) 2014/03/23(Sun) 16時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2014/03/23(Sun) 17時半頃
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[もちろん、モーニングでも手は抜かない。 サラダの材料となる野菜も、オムレツの材料である卵も。 トーストは近所の老舗パン屋さん『南風』から仕入れたもので。 ドレッシングは自家製。試作品沢山作ったっけ。]
ありがとうございます。そう言われると作りがいがありますね。 焼き菓子の詰め合わせは、クッキー4種とマドレーヌが入っていてお得ですよ。
[そしてさりげなく焼き菓子の詰め合わせをおすすめしてみる。 買っていってくれたらうれしいなあ。]
(+30) 2014/03/23(Sun) 17時半頃
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|
…どなたかと、待ち合わせでしょうか。
[田端さんはスケジュール帳や携帯電話をチェックしているけれど、見つからないようで。
そういえば、田端さんは誰と一緒に戻ってきたのだろう。 影木さんに対しても同じ疑問がある。
何だか不思議なタイミングでやってきたふたり。 …正直、気になる。]
オフ会、とかそういうあれでしょうか? 待ち合わせの方と、何か合言葉を決めていたりは?
[ぱっと見、他人同士みたいな振舞いなものだから判断が付かない。 ただの偶然?それとも…。]
(+31) 2014/03/23(Sun) 18時頃
|
|
[もしかしたら、『出現』する類の食事を口にするのが嫌いな人はその朝食を食べなかったかもしれない。 それでも真墨は気にすることなく食事を終え、自室へと戻る。]
…ごちそうさまでした。
[引きとめられれば、自室へと戻る前にその人物と会話をしただろう。**]
(16) 2014/03/23(Sun) 18時頃
|
|
[どんな答えが返ろうとも、アップルパイを食べるところは邪魔しない。
からりと、手にしていたフォークが落ちた。]
どうされました? アップルパイに添えていたアイス、溶けすぎてました?
[適当なことを言いながら、様子を見る。 さて、彼女は何を思い出すのだろうか。]
(+32) 2014/03/23(Sun) 18時頃
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[話変わって、数時間後のこと。 おれは莉乃ちゃんへの差し入れを準備していた。]
ケーキよし、紅茶よし。
[あともうひとつ、準備したいものがあるけれど。 …数が揃うかどうか、不安だ。]
(+33) 2014/03/23(Sun) 18時頃
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…行くか。
[差し入れを積み、厳重に固定して。 配達用の軽トラックを走らせた先は…。**]
(+34) 2014/03/23(Sun) 18時頃
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[どのぐらいそうしていたかは分からない。 いや、既にどれだけ時間が経っていたとしてももうどうでもよかったのかもしれない。 第二の死を座して待つ――ただ、それだけなのだから。
この空間でも、朝になったかどうかは何故か判るようになっている。再現された部屋は、朝日まで再現しているらしい。 だがその朝日を浴びてなお、身体を動かす気にならない。 食べなくても死なない。それはつまり、腹も減らないのだ]
(17) 2014/03/23(Sun) 18時頃
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へえ、焼き菓子も美味しそう。 それじゃ、サービスしてもらったことだし、帰りにひとつお願いします。
[>>+30 食事の邪魔にならないタイミングで、さりげなく焼き菓子の詰め合わせを勧めてくる店員さん。若いのにしっかりしてるなぁ、なんて。テキパキ仕事に励む姿を、ニコニコ眺めながら珈琲をひとくち啜る。]
(+35) 2014/03/23(Sun) 18時半頃
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(待ち合わせ…そうだ。待ち合わせ、してた。)
うん…確か…その筈なんですけど…。 ちょっと思い出せなくて。
(…でも、誰と?どこで?)
[>>+31 店員さんにオフ会?と問われ、ちょっとドキリとしたけれど、首を振る。違う。寝る前に、しばらく忙しいから遊べないかもという謝罪に添えて、"一度会ってみない?"、と。あの子にメールは送ったものの、返事はまだなかったから。]
(+36) 2014/03/23(Sun) 18時半頃
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…ううん。
[>>+32 記憶の中より、少しアイスが溶けているのは、食べ始めるのに時間がかかっただけで。頬の緩む贅沢な味は記憶のそのままで。]
美味しいよ、癒される。 ありがと、"甲斐田くん"
[ところどころ、まだぼんやりとしているけれど。目の前の店員さんの浮かべた表情は、記憶とぴったり重なった。 …でも、思い出したいのは彼じゃない。一番だいじな何かが、まだ欠けている。どこに行って、どうやって、誰と一緒に帰って来たんだっけ。思い出そうとして目を閉じる。**]
(+37) 2014/03/23(Sun) 18時半頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2014/03/23(Sun) 18時半頃
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[――結局、腕のなかからの脱出には失敗して。 諦めて眠ろうとしたけれど、それもまた直ぐにとはいかなかった。 なにしろ、状況が状況である。酒が入っているといっても、緊張は否めない。 悶々とした数時間を経たのち、ようやく、心身両面の疲労が眠りの粉を瞼に振りかけた]
……ん、……、
[よって、早川が目覚めたときには、まだ夢の世界を旅しているところだった]
(18) 2014/03/23(Sun) 18時半頃
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…うん。どういたしまして。
[どうやらおれのことは思い出した様子。 ただ、待ち合わせしたのが誰かはやはり謎のままらしい。]
教えてあげられたらいいんだけどね。 ひとまず、待ち人がおれじゃないことしか言えない。
…あ、珈琲のおかわりならサービスしますよ。
[そう言いながら、おれは横目で影木さんを見る。 こっちもまだ忘れてるぽいなあ…。]
自力で思い出すか、待ち人さんに見つけてもらうしかないかもね? じゃ、また後で。
[もう一度、そろりと影木さんに近付いてみる。 裏メニュー、頼んでくれないかなあ?**]
(+38) 2014/03/23(Sun) 19時頃
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[目覚めて、白石が自分の腕の中にいることに、驚いて。]
――――…!?
[まだ眠っている彼女を起こさないようにそっと体を起こせば、痛む頭に昨日のことを必死に思い出そうと。]
……あー。
[横でまだ寝息を立てている白石にそっと毛布を掛ける。 寝息を立てるその顔は、きれいというよりもむしろ自分にとってはあどけなく幼く見えた。]
――ありがとな。
[小さくつぶやく。少しだけ頬が熱い。 昨日、利用してもいいといわれたけど、自分は何を返せるだろう。
少しの間、その横顔を見つめると、起こさないようそっと空いた酒瓶を集め部屋を出る。 白石と自分にコーヒーでも淹れようと思った。]
(19) 2014/03/23(Sun) 20時頃
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ぇあ?あぁ。和菓子も、ですか。意外ですね。 今は朝なんで…そうだな、今度また、是非。 俺両方共好きだから。
[すあまとねりきり。なんだろう? ピンポイントなのは嬉しいけど。実家の文鳥の名前だっけ? いいやあれは確かささみ紅寿(母命名)とつくね碧寿(父命名)とねぎま翠寿(俺命名)だ。 ほうじ茶とか、ここで好物とか言ったことあったっけ? ていうかなんか妙に馴れ馴れしいなパティシエさん……]
(+39) 2014/03/23(Sun) 20時頃
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[朝そんな腹に入れる習慣はない。だから今度是非に。 パティシエさんがお出かけ?>>+34したのを横目に、 先ほどの女性をもう一度ちらり。
失礼とは思っても、どうしても見覚えがあって……]
あ。そだ、去年の親睦会……
[と思うには強烈な既視感があるのだけど、 きっとあの髪の色のせいだ。 それだけなら気にすることはないのだけど、 どうして自分から話しかけてしまったのか、今はまだわからない]
えぇと…失礼?唐突にすみません。 前にお会いしたことあったなぁと思って。 去年うちの会社の懇親会にいらっしゃいませんでしたかね?
(+40) 2014/03/23(Sun) 20時頃
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[外に出て、大きく伸びを一つし、首をこきりと鳴らしたところで気付いた。]
――あん?
[部屋のドアの数が減っている気がする。 昨日は酔いつぶれて気付かなかったが、誰か――また。]
……くそ。
[少しだけまた嫉妬心が湧き上がるが、何故か昨日ほどではなく、きっと去って行った人は、前に進んだのだと思えた。 それでもほんの少し、コーヒーのような苦さが広がるけれど。]
――ダメだダメだ。
[黒い考えにまた自分の弱さが露呈しそうになり、頭を振る。 台所にコーヒーを取りに行こうとすれば、進村が一人もくもくと朝食をとっていた。]
(20) 2014/03/23(Sun) 20時頃
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んぁ?少年、これ全部用意したのか?ありがとなあ。
[相手は事もなげに『さいとうさんに用意してもらった』という。 さいとうさんて誰だ、そういやあの天使のことをそう呼んでたような気が、とぼんやり考え。]
『『ここ』では何も変わらないでしょう?』 『――そこには『食事』『コーヒー』という結果だけが出てくるだけじゃないですか。』
[そう言って言葉を続ける進村。その顔はいたって真面目で、それを見ていて何故か。]
――…くっ……あははっ、なーに言ってんだよ少年。
[思わずその言葉に吹き出してしまう。]
(21) 2014/03/23(Sun) 20時頃
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そうですか。 ではまたの機会に。
[ふむ。朝に和菓子はだめだったか…。 ほうじ茶くらいはいけるかなと思ったんだけど。]
では、ブレンド淹れてきますね。 ごゆっくり。
[一度離れ、宣言通り珈琲を淹れに行く。 ミルで豆を挽くのは地味に愉しい。]
(+41) 2014/03/23(Sun) 20時頃
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と、えっと、俺…
[手帳の中に挟んでいた名刺を一枚、彼女に渡す。 一体何年前のナンパだと思われそうでちと後悔もしたけれど、 頭が痛くなるような既視感に、声をかけない選択肢がなかった]
影木っていいます。朝の忙しい時にすみません。 来週の親睦会、またお見えになりますか?
[なんでこんなことを聞くんだろう? 気になってしょうがない気持ちの違和感。 彼女の顔を見ればもっと大きくなるのだけど それと同時に胸ににじむ大きな罪悪感のようなこれはなんだろう?]
(+42) 2014/03/23(Sun) 20時頃
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なーんかよくわかんねえけど、変わらないならそうやって一生懸命おめーが言わなくてもいいんじゃねえか? 何でそうやって「変わらないこと」やら「違いがないこと」を必死にアピールするんだよ。
結果がどうこうとか、そういう難しい話じゃねえよ。 こうやって飯用意してもらったから俺はありがてえなって思ってんだ。 少年、おめーが気付いてさいとうさんに頼んでくれたから、こうやって朝飯の準備ができてんだろ?
[そう言って、半ば強引に頭をわしゃわしゃとなでようとした。 テーブルの上からコーヒーを取る。]
――コーヒーもらうわ。ありがとなー。
[そう言ってコーヒーを一口飲む。苦みが二日酔いの頭に心地よい。 ついでにサラダに入っていたトマトもつまみ食い。]
難しいこと考えてたら、しんどいだろー。 俺が簡単すぎるのかもしれねえけどさぁ。
[そう笑いながら、白石の分のコーヒーも用意する。念のため、砂糖とミルクもとりわけた。]
(22) 2014/03/23(Sun) 20時頃
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2014/03/23(Sun) 20時頃
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[ミルで豆を挽き。湯を沸かしながらちらちらと様子を見る。 使う道具全てを温めるのも忘れずに。]
…待ち人さん同士、で合ってるぽいかな。
[のんびり呟きながら、フィルターに挽いた豆を入れて。 少し湯を注いで豆がふくらむのを待っている。]
(+43) 2014/03/23(Sun) 20時半頃
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2014/03/23(Sun) 20時半頃
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[そのまま彼女と幾つか言葉を交わした後、 丁度時間だからと席を立つ。 包んでもらった焼き菓子詰め合わせと、 いつものかばんを持って、会計をすませて少し急ぎ足で職場に向かう。
頭が痛い。なんだろう。顔が熱い。何でだろう。 記憶と言葉が食い違うようで、考えれば考える程くらくらしてくる。
きっとこれは………
風邪だ。まごうことなく]
(+44) 2014/03/23(Sun) 20時半頃
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[早川が部屋の外へとでていけば(>>19)、まだ眠る白石の隣で同じように寝そべる姿があった。 早川がでていく前までは、確かにそこには何もいなかったはずの場所。]
ユー、お寝坊さんだね。
[白石がまだ夢の中であろうとも、お構いなしに言葉を落としてゆく。]
最初はミーを騙そうとしていたぐらいなのに、 緊張してなかなか眠れなかった? 度胸は人一倍だけど、ちゃんと可愛いとこもあるね♫ ……ユーの中に、打算はいくつぐらいあるのかな♪
今、飲んだら。 ユーは、コーヒーの味をどう感じるんだろうね?
[白石が目を覚ましたなら、少し会話をしただろうか。 ブラックが胃にきたっていうけど、砂糖いりの方が胃を荒らすから、気をつけてね♪ 謎の言葉を残して、早川が戻ってくる頃にはまたその姿は消えていただろうけど。**]
(23) 2014/03/23(Sun) 20時半頃
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[ブレンドを出し、飲み終わったタイミングで影木さんは席を立つ。 今回は時間切れ、かな。]
ありがとうございます。またどうぞ。 裏メニューは昼間でも対応出来ますよ。
[焼き菓子の詰め合わせを手渡しながら、にこやかな笑顔で見送った。]
(+45) 2014/03/23(Sun) 20時半頃
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― 回想/Gの部屋 田端が来た時 ―
うん、そうだよ♪
[花びらを手にした田端が、そのままそれを赤い毛並みの上に乗せて、うりうりと撫でてくる。 擽ったそうに笑いをこぼしたあと、部屋を出ていく彼女を見送って。
そうして、扉が締まればぱっと画面に映ったのは、影木の部屋。 二人で話している、須藤と影木の姿があった。 ちょうど、影木がほっぺたをぴしゃっと叩かれたところ。(>>3:239) 叩かれたあとも、少し赤くなっている頬を抑えることなく影木はまっすぐに須藤を見つめている。(>>+9)]
(24) 2014/03/23(Sun) 20時半頃
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『…うん、そう思う。誰のせいでもなかったんだ。』
『気をつけなさいね。 貴方には、未来があるんだから。』
『忘れないよ。須藤さんを傷つけた罰だ。』
[大きなテレビは二人の声まで、とても鮮明に届けてくる。 そう答える影木を、須藤は背中で拒絶して。(>>3:241) 影木は、その背に視線を送れずにいるようだ。]
わぁー。 まさか、こんなことになるなんてね♫ ミーにも予測不可能だったよ。
[そのままカメラは須藤の後を追いかけるようにして動き、やがて笑い出した彼女を映していたけれど。 それを画面越しにしばらく見ていたはずの妙な生き物の姿は、こたつの中からふっと消えた。]
(25) 2014/03/23(Sun) 21時頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2014/03/23(Sun) 21時頃
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[>>+40 眉間に皺を寄せて考え込む。人の気配、耳に届いた声に、顔を跳ね上げた。]
…はい、確かに。
[問いかけに、こくりと頷く声が震える。覚えてる、声をかけるのを躊躇うくらいの涼やかな顔立ち。…でも、この人の、もっと色んな表情をあたしは知ってる。仕事について語る真面目な顔、赤らんだ顔に浮かぶ人好きのする笑み、不機嫌を隠さず睨みつけてくる目、バツが悪そうにひそめた眉。]
(+46) 2014/03/23(Sun) 21時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2014/03/23(Sun) 21時頃
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申し訳ありません、あいにく今名刺を切らしていて。
―――の、田端紗英、と申します。 御社には、いつもお世話になっております。
[立ち上がって名刺を受け取り社名を名乗り、ふかぶかと頭をさげる。流れるようなやりとりが羨ましくて、頭に入れなおしたマナー。]
影木 留伊さん。
[名刺に記された名前をみて、ふたたび相手の顔を見て。予感は、確信に変わる。]
(+47) 2014/03/23(Sun) 21時頃
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[次に生き物が姿を現したのは、青い扉を前にする二人の足元。 呼ぶ声にそこから見上げて、返事をする。(>>+12)]
はぁい。 聞こえてるよ♫
[扉を前にしているというのに、どこか浮かない表情に見える。 けれど、まごう事なくハートは見えているから。 扉はそのまま、開くだろう。 伝言を、という言葉に一度ゆっくり頷いた。]
……怖くても、大丈夫だよ♪ きっとね。
[そうして、白い光に包まれる、扉の向こうへと。 足を踏み出していく二人をそっと見送った。]
(26) 2014/03/23(Sun) 21時頃
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……ん……?
[――半分、夢の中。寝不足の胡乱な頭に、なにかが響く]
……なによ、寝坊でいいじゃない……、 仕事にいかなくていいんだから、少しくらい……、
[ごろり寝返りを打って、声に背を向けて]
……るっさい。 抱き枕にされるより、酒の勢いで手を出されたほうがよほど判り易いし……。
[打算、打算――ああ、どうなのだろう。 もう一度、寝返って。ぼんやりした視界に、怪生物を捉えて]
……はは、夜明けの珈琲? やっぱり、ネタが古いわね……次は、太陽が黄色いとでも?
(27) 2014/03/23(Sun) 21時頃
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…珍しいお名前ですね。
[蒼い双眸を瞳をじ…と覗き込むけれど。目の前の人は端正な顔立ちを浮かべたまま、何も気づいたようにはみえず。]
親睦会、必ずお伺いします。その際にお返しさせてくださいね。
[にこり、と微笑み返して。席を立つ後ろ姿を、何も言わずに見送った。]
(+48) 2014/03/23(Sun) 21時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2014/03/23(Sun) 21時頃
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田端さん。こちらこそいつもお世話になっています。
えぇ、よく言われます。変な名前とかかんとか。 よかった。お見えになるならまたお会いできますね。
[名刺を受け取ってくれた様子に何故かほっとする。 どうしてだろう。親睦会ですれ違った程度で、声をかける程のものだろうか?
罪悪感が邪魔をしていることにまだ気づかない。 大事な気持ちに必ずついてくるだろう大きな後悔から 無意識に逃げている
そして本当に引き込んだ風邪と一緒に、 しばらくそれはもんもんとさせてきた]
(+49) 2014/03/23(Sun) 21時頃
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…甲斐田くん、珈琲おかわり。
[影木が店から去ったあと、不機嫌さの滲む声でカウンターに注文を告げる。]
思い出した。全部、じゃないけど。 甲斐田くんと倉田さんと、もう一人。
[桜のような儚げな笑顔も、子どもみたいに今にも泣きそうな顔も。言われた言葉も。声音も、熱も。あの人の事だけは全部。 珈琲を勢いよく飲み干して、カップをソーサーに戻す。]
(+50) 2014/03/23(Sun) 21時頃
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酒の勢いで、手を出されたかったの? わーぉ!ユー見かけによらずハレンチ! 身体から始まる恋のが好き?
[寝ぼける白石の様子が面白くて(>>27)適当なことを言いながらてしてしとその頭に前足を数度置いた。]
ごめんね、ミー、そのネタわかんない。
[なんのネタだろう。 白石が、気分次第で味は変わるものだというから(>>3:2)聞いてみただけであったのだ。]
(28) 2014/03/23(Sun) 21時頃
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……寝たからって、恋するとは限らないでしょうよ。
[霧のような思考が徐々に晴れゆくなか、吐き捨てるように]
はん……神様でも、判らないことあるのね。
[てしてし置かれる前足に、手を伸ばし、てしっと]
(29) 2014/03/23(Sun) 21時半頃
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[親睦会の日。来週と言っていても、週末だったその日から3日後のことだ。 貴重な土日、しっかり風邪で寝込んで、まだぐってりしたまま仕事場に。 同僚は呆れた顔をしていた。風邪を振りまくな、と]
うーるせー……今日はげほっ、でないとごふっ いけないのー……
[今日は親睦会だ。プロジェクトリーダーなんだから必ず出席しないといけない。 それに、あの喫茶店で会った女性ともあわないと。 寝込んでいる間、まっしろな夢をずっと見ていて、 そこであの髪を何度も見ていた。
同じくらい酔っ払っていた夢だったから、 寝込んでいる間も無意識に飲んでいたのかと疑ったくらいだ]
(+51) 2014/03/23(Sun) 21時半頃
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ふうん? それで自分の気持ちが判るのかと思ったけど。 じゃあ、判り易いっていうのは、 相手の気持ちがってこと?
[てしてししながら尋ね返していれば、だんだんと意識がはっきりしてきたのかてしっと叩かれる。]
全部全部、隅から隅まで見て知ってるわけじゃないんだよ♪ ミーだって疲れちゃうからね。
[声に出して反論はしてこなかったけれど、すべてが全て古いネタというわけではなかったのだ。なかったのだ。]
(30) 2014/03/23(Sun) 21時半頃
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……珈琲の味で心が計れたら、心理学者は失業でしょうね。
[鼻を鳴らして]
さ、どうかしらね……判りやすいっていうのは――関係性が、かな。 気持ちが伴わなくたって、抱くことは出来るんだから、男は……。
[口にしたことを、どこまで自分で信じていたのかどうか]
……疲れる? 神様なのに? ああ、でも……どこかの世界宗教の神様も、世界を創って7日目には休んだんだっけね。
(31) 2014/03/23(Sun) 21時半頃
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んー? そりゃま、思い出して欲しいけど。 …来週会う約束したし、今はいいかなって。
[平たくいえば拗ねて意地を張っているだけ、なのだが。青い扉の前のどこか浮かない表情が脳裏に浮かんでは消えて。しばらくそのままでもいいのかな、なんて。勿論、ずっとこのまま…とは思わないけれど。]
そういえば、倉田さんは覚えてるの?
[甲斐田くんの返答に、ちょっと羨ましい、なんて思ってみたり。]
おっと、そろそろ行かないと遅刻しちゃう。 ご馳走さま、美味しかった。また来るね。
[時計をみればいい時間。会計をすませて店を出ると、ぱたぱたと走ってゆく。]
(+52) 2014/03/23(Sun) 21時半頃
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|
[彼の最後の言葉>>25を思い出す。 彼はきっと気づいていないのだろう、その言葉が与える影響について。 鍵を持つ者から持たぬ者にそんな発言をするのは、ただの勝者の余裕―― いや、嫌味にすらなり得るのだと]
――っ!
[ガン、とベッドの横の壁を殴りつける。 隣の部屋の人間――進村には聞こえたかも知れないが、それを気にする様子もなかった]
(32) 2014/03/23(Sun) 21時半頃
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はーい。 今から淹れるよ。
[注文を受け、ミルで豆を挽き挽き。]
誰を思い出したかはなんとなく想像つくよ。
[さっきのやり取りで思い出したのが他の誰かだったら、おれは驚く。]
たぶん、もう少しなのかな。 うまくいったらさ、今度はふたりで来店よろしく。
[お待たせ、と言いながらおかわりの珈琲を田端さんの席へ]
(+53) 2014/03/23(Sun) 21時半頃
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ん? そりゃもう、おれも莉乃ちゃんもばっちり覚えてたよ。
[いえい、と言わんばかりのサムズアップ。 …じいちゃんに見つかって怒られた。はい、仕事はしてます。]
ありがとうございます。 お待ちしてますよ、定休日の木曜日以外は。
[さりげなく定休日も教えつつ、おれは田端さんをお見送りした。]
(+54) 2014/03/23(Sun) 21時半頃
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―自室―
[壁に描かれた、ポスターの絵を眺めていた。 昔、友人が冗談で貼り付けて帰った、『ボクが見るのは』なんとやら、のあの人だ。 グラマラスな肉体を強調する構図で撮られているそのポスターは、今や壁から剥がすこともできずにそこに存在している。]
はは、ボクって性欲も無いしな…こんなの置かれても―――
[ガン、と。 壁が音を鳴らす。]
(33) 2014/03/23(Sun) 22時頃
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|
ふぇえ!?
[グラビアポスターが…怒った。]
って、違うだろ。
[ではなく。隣から壁を叩かれたのだろう。 物思いに耽っていた思考を現実的な思考に戻すのに一瞬遅れが生じ。]
…隣の部屋…須藤さん?
[あまり話したことはなかった、気がする。 もしかしたら会話を交えていたかもしれないが、今の真墨には思い出せなかった。]
(34) 2014/03/23(Sun) 22時頃
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|
[再び数時間後の話。 おれは花屋さんに来ていた。
注文の内容に、あらあらまあまあと言いたげに微笑む花屋の女の子。 …そんな顔されると恥ずかしくなってくる。]
とにかく、本数は合わせて下さいね。 一本でもずれると意味通じなくなるらしいですから。
[どうやら本数もきちんとあるらしい。 おれは代金を手渡して、花束を受け取り車に乗り込んだ。 あとは、一度楽屋に入ってケーキと紅茶の入ったトランクを置いて来ないと。 ケーキは冷蔵庫に入れたいし。]
(+55) 2014/03/23(Sun) 22時頃
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|
―須藤の部屋の前―
[ノックを二度。返事があれば名乗りを入れる。]
…進村です。 なんか、すごい音したんですけど…大丈夫ですか?
[どこかぶつけてませんか?とついでに付け足す。 寝起きで頭をぶつけてたりしないか、とか想像してみたり。*]
(35) 2014/03/23(Sun) 22時頃
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|
えー!言いだしっぺはユーだよ!
[ミーはいつもおいしいもの、と。]
関係性? んふふ、ユー、利用してほしかったんだね♪ ほとんど意識なんてなさそうだったのに、ヘタレだよねぇ〜〜! 気持ちが伴わなくて、 チューすら避けるような男だもんね♫
[生き物は叩かれたこともなんのその。 意地悪そうな笑みを浮かべた。]
そうだね、あれは世界で一番有名な神様かもしれないね。 おやすみするのは大事大事。
(36) 2014/03/23(Sun) 22時頃
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|
[はぁ、と再びため息をつく。 本当は判っている。彼を責めるのはお門違いだ。 彼はそう言った痛みを知っている人間だ、だから故意にそんな形で人を傷つけたりはしない、はずである]
(何してたのかしらね、本当)
[首を振って壁を殴りつけた手を下す。そこに聞こえてきたノックの音>>35。 やる気のない返事をして名前を聞けば、ほとんど離した事のなかった"最後の一人"]
何ともないわ。 ……ごめんね、煩かった?
[いつも通りの声を出せていただろうか。今回ばかりは自信がなかった]
(37) 2014/03/23(Sun) 22時頃
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|
あの案件、QAリストにしてまとめて置いたんで、先方に確認お願いします。あ、あの件はあっちの作業後回しにします、その間に別の作業進めておけますし。
…そうだ、今度の打ち合わせ。 同席させて貰っても構いませんか?
[先輩達に最初は渋られたものの押し切って。惰性でやってた作業から、手戻りが少なくなるよう工夫して。少しでもやりたいことはダメ元でとりあえず口に出してみる。 そんなこんなで、土日を潰したかいあってか、スケジュールには僅かに余裕の兆し。]
えーと…。 先、行っててください。後からいきます。絶対。
[それでも定時退社、とはいかなくて。懇親会に向かう営業部と社長を見送る。ジャケットの内ポケットには名刺入れ。ちらちらと時計をみつつ仕事を片付ける手は休めない]
(+56) 2014/03/23(Sun) 22時頃
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[返ってきた答えは、何ともないような声で。]
…いえ。ちょっとびっくりしただけです。 朝食、用意してもらったんですが。食べないんですか?
[はたして、須藤は朝食を既に取っていただろうか。 彼女が外へ出ることを拒むなら、お盆に一通りの朝食を取ってきただろう。 和洋の好みを聞いた上で。]
…用意したのは、天使のさいとうさんですが。
[一応注釈を入れることは忘れず。]
(38) 2014/03/23(Sun) 22時頃
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|
……そうね……、……そうかな。 うん、奥さんを忘れるために利用されたなら……、
……それでも良かった。 それでも、たぶん……私は、好きになれただろうから。
[溜息、吐いて]
……でも、違うのよね。 そう……最初のときも、避けられたし。今晩だって……ね。
[自信なくすなあ、なんて、苦笑して――]
――あなたは、神というか、悪魔みたいね。趣味が悪いわ。
(39) 2014/03/23(Sun) 22時頃
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……良いわ、お腹すいてないし。
[これは本当だった。 減退した活力は、食欲その他の欲求を根こそぎ奪っていたのだ。 だから腹の虫が鳴いたりもしない]
(40) 2014/03/23(Sun) 22時半頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2014/03/23(Sun) 22時半頃
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[溜息を吐く白石を、そっと覗き込むように見やる。(>>39) 苦笑をこぼす彼女の頭に、再び、てしりと前足を置いた。]
ユー、仕事ではガンガンいこうぜ!で積極的なのに、 恋に対しては臆病ね♪
ミーは嫌いじゃないよ♬
[そんなユーの姿、可愛いからね。と。 この生き物に言われても嬉しくないだろうセリフを口にして。]
んっふふふふ! それはね、……よく言われる〜〜♫
[趣味が悪いと言われれば愉しげに笑った。]
(41) 2014/03/23(Sun) 22時半頃
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[返ってきた答えは、不要というものだった。]
…まあ、この世界では餓死というものもなさそうですしね。
[言っている本人は、気付かない。 餓死も無いのに、何故…真墨は朝食を用意したのか。 そのことに一抹の違和感を抱えながらも、須藤との会話を続ける。]
ホントに、元の世界に帰る必要って、あるんですかね?
[ふと湧いた疑問を、扉の向こうへと投げてみる。]
(42) 2014/03/23(Sun) 22時半頃
|
|
[部屋に戻ろうとして、はた、と止まる。]
(――利用、か。)
[意識が途切れる少し前、白石の言った言葉。 自分を利用していいと。確かにそう言っていた。でも。]
……あー、もう。
[その気持ちはとてもうれしくて、とても、とても。でも、だからこそ。]
――大事にしたいとか。
[意識が溶ける前に口に出そうとして、音声にならなかった言葉。
俺は、利用したいんじゃない、必要としたい、と。]
(43) 2014/03/23(Sun) 22時半頃
|
|
[最初はなりふり構わない演技だった。 でも抱きしめてその細い肩に、どうしても自分のわがままをぶつけられなくて。]
(……俺ってヘタレかもなあ。)
[利用していいと、打算でいいと。自分は家庭的でないと。 そう言って白石は自分をどうして卑下するのだろう。 朝、眠っていたその横顔はとてもあどけなかった。
利用じゃない。必要として、必要とされたい。
人間は弱いから、ダメなところもあるから、だから、お互い支えあいたいと。 俺の重い部分を持ってくれるなら、白石の重みも支えたいと、するりと思ったんだ。]
(44) 2014/03/23(Sun) 22時半頃
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――っし。
[ヘタレはヘタレらしく、とりあえず正直にぶっちゃけてみよう。 この気持ちの正体が何なのか、まだよくわからないけど、それでも答えを探してみよう。
あのカミ様の思う通りに結局なってんじゃねえか、と少しだけ苦笑いしながら、コーヒーを手に自室のドアを開けた。]
(45) 2014/03/23(Sun) 22時半頃
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カミジャーは、扉が開いたと同時に、姿を消しただろう。**
2014/03/23(Sun) 22時半頃
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[自室に入ると、白石は起きていたようだった。]
――おはよ。飲むか?
[湯気の立つマグカップを白石に差し出す。]
……どうした?
[その表情はどことなく陰りがあるようにも思えた。 まさか直前までカミ様がここにいたとは思っていない。]
(46) 2014/03/23(Sun) 22時半頃
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……臆病? 私が……?
[恋愛遍歴なら、多いほうだと思っているけれど]
……はは、そう。可愛い、か。
[嘆息するしかない。見通されているんだろう、どうせ]
でしょうね……、臆病、なんでしょうね。
[恋人までは、直ぐにできる。仕事柄の積極性と愛想の良さで。 でも、その先が。孫をという両親の言葉に、無意識に反発でもしていたのだろう。 家の跡継ぎなんてと、仕事に生きて――それで、きっと、この歳まで結婚を避けてきた]
(47) 2014/03/23(Sun) 22時半頃
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……ふぇっ!?
[がちゃりと。唐突に開いた扉、消えたUMA]
……あ、その、別になんでも……!?
[応じた声は、自分の耳にも、上ずっているように聞こえた]
(48) 2014/03/23(Sun) 22時半頃
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……どしたんだよ。
[自分のカップをちゃぶ台において、白石の隣にすとんと座る。 上ずった声の返事に思わず顔を覗き込んだ。]
砂糖とかいるか?
[そう言って取ってきたミルクや砂糖もちゃぶ台の上に。]
(49) 2014/03/23(Sun) 23時頃
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ないんじゃないの、『必要』なんて。
[何を言い出すのだろうと思いながらも、返事は冷淡だ]
生きる事は大切だけど、そんな事を考えながら生きてる人なんて居ないわ。 こんな場では、おかしい発言かもしれないけどね。 「必要」なんて言葉そのものが当てはまらないとは思う。 ……なるようにしか、ならないんだから。
[そう、今更なるようにしかならなかった。 この世界でも死ぬと言うのはどんな感じなのだろう。 いつの間にか消えていた甲斐田達の扉のように、あっさりと消えてしまうのだろうか。 それとも死ぬ直前の状態に戻されて、絶望と苦痛の中で息絶えるのか]
(50) 2014/03/23(Sun) 23時頃
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いえ……ちょ、ちょっと夢見が!
[ぶんぶんと、首を振りながら]
あ、いえ、ミルクをちょっとだけで……、
[するっと座られた、隣からの体温が。頬に移ったようではあった]
(51) 2014/03/23(Sun) 23時頃
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おっけ、はいよ。
[そう言って、ちゃぶ台においたミルクを少しマグカップに足して、改めて白石に渡す。 自分も少し乾いた口の中を潤すように、ブラックコーヒーを含む。 二日酔いの頭痛が徐々に緩まっていくようで。
夢見が、という言葉に少し苦笑いする。]
あー、すまん。重かったよな。
[朝自分が彼女を抱きしめていたことを思い出して少しだけ目をそらす。 顔がほんのり熱いのはたぶん、コーヒーを飲んで温まったからだ。たぶん。]
(52) 2014/03/23(Sun) 23時頃
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――昨日、変なとこ見せちまったよなあ。
[苦笑いしながら頭を掻く。酒に酔うのは3年ぶりだった。]
ありがとな、ほんとに。
[そう言って、手に持っていたマグカップを再びちゃぶ台に置いた。]
……ちょっとだけマジな話していいか?
[白石に向いて、少しだけ姿勢を正す。]
(53) 2014/03/23(Sun) 23時頃
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『生きる事は大切だけど、そんな事を考えながら生きてる人なんて居ないわ。』>>50
[それを、考えてる人間が、扉の向こうにいるとは知らず。 投げ返された須藤の言葉に、返す言葉を迷う。]
なるようにしか…
[多分、この人も自分のことは理解してくれないだろう、と。 真墨には直感的な予想があった。 でも、気力も何も失ったような冷淡な反応にはどこか親近感があって。]
この世界って、便利ですよね。 食事も摂る必要はない。欲しいものは大抵手に入る。
[真墨は、須藤の本当に欲しかったものは知らない。 須藤のことを、知らないからだ。]
『必要無い』なら…須藤さんは……生き返りたい、って、思いますか?
[問いかける声は、ドライさを装えていただろうか。]
(54) 2014/03/23(Sun) 23時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2014/03/23(Sun) 23時頃
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どうも……、
[熱い、幾らか乳製品の匂いを漂わせる液体を、口に含んで]
……重く、はありましたし。 かなり、酔ってらっしゃいましたけど……、
――……別に、私は気には、しませんから。
[そう言って、そのあと。続いた言葉に、姿勢を正した]
お話、ですか……、 ……はい。いいですけど……この格好で、お聞きしても?
[ラフなシャツとジーンズ。それも、一晩明かしたあとの、よれよれの]
(55) 2014/03/23(Sun) 23時頃
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[ケーキと紅茶を無理言って楽屋に置かせてもらい。
花束だけを持って、客席へ。 最前列はなんとなく気恥ずかしくて、中程の席に座った。]
どんなこと、やるんだろうな。
[開演まで、あと数分。**]
(+57) 2014/03/23(Sun) 23時頃
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2014/03/23(Sun) 23時半頃
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[病み上がりながら、なんとか進行のチェックと、 自分の請負を終わらせて、次のイベントのブース設営の打ち合わせ、 広告のモデルさんとの撮影あれそれ。
遅い午後は有給を取らせてもらって、 親睦会まではできるだけ睡眠。 なんとか気合充填して、服を着替えて会場に
乾杯が終わって、取引先と延々と続く挨拶と名刺交換の間、 無意識に探すのはあの髪のいろ]
(+58) 2014/03/23(Sun) 23時半頃
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[この格好で、と言われてぷっと吹き出す。]
俺だって似たようなもんだ、気にしねえよ。
[知らずこわばっていた緊張が緩んだ。ぽろぽろと気持ちが口をつく。]
――昨日、利用していいって言ってくれたじゃねえか。 すっげえうれしかったんだ。うん。
ずっとさ、白石さんは自分は家庭的じゃないとか言ってるけど、うん……その、俺は白石さんをかわいいと思うし、仕事できてすげえと思う。 料理は俺のほうがたぶんできねえと思うしさ。
[うまい言葉が出てこない自分の頭が恨めしい。]
(56) 2014/03/23(Sun) 23時半頃
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……誰だって、死にたくなんかないでしょうよ。
[余程死を望む理由がない限り。そう続けて言葉を切った。 そう、全ての理屈を取っ払って話せばそう言う事だ。 まだ死にたくなどない。 やり残したことも、やりたい事も、まだまだたくさんある。 だが――それはもう叶わないのだ。これも自らが招いた事態。 もはや希望は手の中にない。それが判ったから、全てを喪ったのだ。 それなのに彼の言葉を聞いていると、それを思い起こして嫌になる。 奥歯を噛み締めると、心の中に浮かんだ言葉をかき消そうとした。
――マダ、ミライガ、アルノカモシレナイ]
(……そんなものは、もう)
[再び壁を殴りそうになって――止めた。これでは彼に八つ当たりしているようだった]
(57) 2014/03/23(Sun) 23時半頃
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俺は……なんつーか、白石さんを利用したくないんだよ。 これは俺のわがままかもしれないけど、俺は白石さんを大事にしたいし、必要としたいし、必要とされたい。
[そう言って、まっすぐ白石の瞳を見る。]
俺は、白石さんがしんどいときは白石さんを支えたいし、俺がしんどいときは支えてほしい。自分勝手なんだけど。
[少し笑う。自分勝手さに呆れられたらどうするかなあと思った。]
恋愛とかわかんないし、おっさんだし、子持ちだし。 ただ、うん。ここに来て、白石さんと話してて、俺はそう思った。
[白石はどんな表情だっただろうか。]
(58) 2014/03/23(Sun) 23時半頃
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[死を望む理由が無い限り、誰だって死にたくはない。 須藤の語るその当たり前の感覚が―――無い。>>57 彼は理解はしている。無いのは実感だけだ。 それこそ、錯乱したとはいえ橋から飛び降りてなお、真墨には生き返ることに魅力を感じていない。]
[扉越しの会話の中で、真墨は薄々気付いていた。 絶望。喪失感。孤独感。 須藤の抱えるそれは、期待した何かに裏切られたことによるものだ。 それは、ここでの絶対条件である『恋愛』に連なるとすれば。
―――誰か、好きな人がいたということで。]
須藤さんには、『生き返らせたい』人は―――居ますか?
[初めて、真墨は人の触れてはならない部分を知りながら……踏み込んだ。]
(59) 2014/03/23(Sun) 23時半頃
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|
……いえ、そこは事実ですから……、
[家庭的じゃないのは、確かで]
私が可愛いとか……何、言ってるんです。
[幾らか躊躇ったよう、笑って]
……ちゃんと考えてください、そこは。 私を大事にしたい、って言ってくれるのは嬉しいです。
……でも、早川さんにとって、一番大事なのはハナちゃんですよね。
[たとえば、もし、そう――]
たとえば……私とハナちゃんが、合わなかったら。 早川さんは、どちらを取りますか――なんてのは、聞くまでもないじゃないですか。
(60) 2014/03/23(Sun) 23時半頃
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|
[ハナのことを引き合いに出されて、少し考える。]
――どうしたらいいか、話し合うかな。
[考え考え、喋る。]
――もうどうしようもなくこじれちまったら別だけど、まだ白石さんとハナは直接会ってないだろ?
「もしも」なんて死ぬほどある。 俺だって、白石さんの親とか友達に反対されるかもしれない。すげえ嫌われるかもしれない。 でも試してみて、話し合って、解決策を考えたらいいんじゃねえかな。
ハナは大事だ。白石さんも大事だ。 どっちかを切らなきゃいけないってことはないはずだ。 もしかしたら、いろいろ白石さんが我慢しちまうことがあるかもしれない。 逆にハナが嫌がることがあるかもしれない。 じゃあ3人で話し合ってみるってのはダメかな。
(61) 2014/03/24(Mon) 00時頃
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|
[俺はもしかしたら楽観主義なのかもしれないけども。]
たとえばそれが何年もかかることだとしても、俺は――何年でも時間かけたいと思う。 何年かかったって、生きてりゃどうにかなるんだ。
[まっすぐと白石を見る。
死者は――思い出は消えなくとも、もう増えることはない。 生きるということはそれだけで無限の可能性を持っている。
些細なことでも、生きていればやれることは山ほどある。]
(62) 2014/03/24(Mon) 00時頃
|
|
――居ないわ。
[返す言葉は短かった。 これもまた嘘ではない。そんなものは『もう』居ない]
そんなことより、こんな風に話していて疲れないの貴方。
[その答えに対する追求を誤魔化すかのように、別の話題を重ねた]
(63) 2014/03/24(Mon) 00時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2014/03/24(Mon) 00時頃
|
……そうですか。判りました。
[一度、瞑目して。そのあと、言葉を咀嚼する。 意味するところは、一時の、でなく。 程度はともかく、先のことを考えてくれていることが]
……でも、気が早いんじゃないですか。 私とハナちゃんが、なんて。揉めるにしたって――もっと先の話でしょう。
[刹那的なものを求めて、ふっと近寄った*]
(64) 2014/03/24(Mon) 00時頃
|
|
[疲れないのか、と須藤に問われれば。]
…人と話すこと自体が疲れます。 でも、ボクの部屋には…物が少ないので。 人と話してる方が、時間が過ごしやすいです。 …目を見て話せるともうちょっと楽になれますね。
[言外に「入っても?」と伝え。 YESを貰えたなら、扉を開けてお邪魔するつもりだった。]
(65) 2014/03/24(Mon) 00時頃
|
|
[どうにかこうにか切りをつけ、会場に辿り着いた頃にはもう終盤。ビンゴ大会も終わってるし、食事も殆ど片付いてる。内心舌打ちするけれど、来たかった理由はそこじゃなくて…]
(…いた。)
[後ろ姿を視界の端に捉えると、髪の毛を手櫛で撫付ける。ジャケットの襟を整えて、名刺入れを取り出すと、息をすって、はいて。真っ直ぐその人の元へと向かった。]
…影木さん。
[名刺入れを手に、その背中へ呼びかける]
(+59) 2014/03/24(Mon) 00時頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2014/03/24(Mon) 00時頃
|
[ビンゴ大会でもらったものは女性物のメイク用品高級ブランド…のセカンドライン。 なんでこんなものを…と思わなくもなかったけれど、 過去経歴(=こすぷれ)より貰っておけと上から命令されてしまった]
…はぁ。さいですか……。てか何に使う目的っすか。
[探していた姿は見つからないし、ビンゴはこんなんだし、 横目でもらわれていくPS・forとか、すごく悔しい 100歩譲ってもあのティファールのお鍋とかのほうがもっと嬉しい 探している姿が一向に見つからないことにも何故か落胆している自分がいた。
ビール片手にまただいぶ酔いも回りからかわれて… ふと背中から聞こえる声]
はい?
(+60) 2014/03/24(Mon) 00時半頃
|
|
[気が早い、と言われて思わず笑う。]
……かもなあ。
[ふいに白石の髪が揺れて、こちらに近寄る。 触れる髪の毛の、絹糸のような柔らかさに頬が熱を帯び。 俺の指がそれをかきあげ頬に触れる。
お互い浴びるように飲んで、格好もよれよれで、それなのにその体温に、その柔らかさに、すでに抜けたはずの酒がまた血をめぐるような感覚を覚えた。
思わず、手に力が入る。体は知らず彼女を抱き寄せようと。]
――お前なあ…
[理性が灼ける音がした。]
……これでも一応、我慢してたんだからな?
[そう言って、その唇に。]
(66) 2014/03/24(Mon) 00時半頃
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田端さん。あぁ、よかった。会えた。探していたのに。 いつ頃こちらに?
[あの髪の色、間違えるわけもない。 少し酔いを含んだ声で笑いかけた 彼女は素面のようだ。飲まないタチなのか、飲まないのか、 それとも今来たばかりなのか 少なくともその手に飲み物はなかったから]
何か飲みますか?取ってくるけど。
(+61) 2014/03/24(Mon) 00時半頃
|
|
…好きにしなさい。 鍵なら開いてるわよ。
[この部屋に入った時に鍵を閉めた覚えはない。よって扉を開ければすぐにでも開くだろう]
(67) 2014/03/24(Mon) 00時半頃
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[酒気を帯び、赤らんだ顔。一瞬ドキリと強張るけれど。平静を装って。]
田端です。 先日は失礼しました。
[そういって名刺を差出したのち、何かを伺うような視線を向ける。探していた、という言葉が嬉しかったけれど、期待していた反応ではなくて。]
すみません遅くなって、仕事が長引いてしまったもので。 …じゃあ、同じ物を。
[手元をちらりとみて告げる顔が、微かに曇る。]
(+62) 2014/03/24(Mon) 00時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2014/03/24(Mon) 00時半頃
|
ん……我慢ですか。 それは気付きませんでしたね。どうも、景気よく寝息をたててましたけど。
[唇が離れた後。悪戯っぽく、応じて]
色々、思うところはあるし。話すべきことも、あるでしょうけど。 でも、どうしてかな……こういう判りやすいほうが、安心できます――幻滅しますか?
[呟いてから。今度は、こちらから――**]
(68) 2014/03/24(Mon) 00時半頃
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|
あぁ、ありがとう。田端…紗英さん? 漢字、綺麗だね。
[グラスをおいて、名刺を受け取った後、 リクエスト通りにビールを渡したけれど… その曇った顔に、ちくり。胸が痛む。 少しだけその痛みに眉を顰めた。 寝込んでいる間、ずっと魘されていたものと同じだったから
白い壁、白い部屋、恋愛ゲーム、死ぬ、生き返る 自己満、欺瞞、傲慢。傷つけて、勝手に傷ついて だけど、好きで、大事で、一緒に。…誰と?]
どうかしまし…
[ずきん。痛い。頭が]
(+63) 2014/03/24(Mon) 00時半頃
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|
酔ってたんだから仕方ねえだろー。
[景気よく寝息を立てていた、と言われてくつくつ笑いながら返す。 寄せられた唇。今度は少し長く、深く。]
―――するわけねえだろ。
[唇が離れたあと額をくっつけ、少し笑う。 お互いの吐息が頬をくすぐる。
首筋に唇を寄せ、その細い肩を強く抱きしめ。
こーいうところももし覗かれてたらずいぶん悪趣味だなとちらりと思った―――]**
(69) 2014/03/24(Mon) 01時頃
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― G室 ―
きゃー! ホントのホントにアチチなことにー!
[妙な生き物は画面の向こうで抱き合う男女の様子を見ながら、両前足で顔を覆い隠しつつ、隙間からばっちりと覗いている。 きゃっきゃきゃっきゃとひとりで笑いながら。]
焚きつけちゃったかな? んふふ♪
[例え、内心で悪趣味だと思われていようとお構いなしである。**]
(70) 2014/03/24(Mon) 01時頃
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[名前を褒められればくすぐったい。むこうでは、一度も呼ばれたことがなかったから。気恥ずかしさを隠すようにビールを煽る。このまま思い出してくれなかったら…約束通りひっぱたいてやろうかな。なんて考えながら、もう一口。]
…だいじょうぶ?
[顔を曇らせていれば、ふいに途切れた声。ハッとして、顔を覗き込む。具合、悪そうだ。]
(+64) 2014/03/24(Mon) 01時頃
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|
[それでは失礼して…と部屋へ入る真墨。 意外なことに、真墨にとって女性の部屋に入ることはこれが初体験だった。]
…失礼します。
[おずおずと入ると、まず驚いたのが内装。 真墨の部屋とは大違いの、普通の部屋だった。 まあ、あんな特異な部屋の内装など真墨だけなのだろうと彼は納得し。]
須藤さんって……影木さんのこと、好きだったんですか?
[部屋の中にいる須藤を見て、何となく察してしまった。 甲斐田が居なくなった時にはここまで無気力にはなっていなかった。 須藤に変化が訪れたのは今日からだ。 真墨とは会話こそなかったものの、ここまで落ち込んでもいなかった。]
さっきの『居ない』って……『もういない』って、ことじゃないんですか?
[まだ出血している傷を、抉る。 返り血を浴びる感覚を、幻覚するようだった。]
(71) 2014/03/24(Mon) 01時頃
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|
…無理、しなくていいよ。 思い出さなくても。忘れちゃっても。
[ふいに口をついて出る言葉。周囲の喧噪に紛れるくらいの微かな声。]
寂しいけどさ、あたしは覚えてるし。 また会えて、それだけで充分すぎるくらい贅沢だって思うもん。
[まだうすぼんやりとした記憶のむこうに、忘れて来た何か。それが何かは分からないけれど、晴れやかな気分にはなれなくて。青い扉の前で浮かべた表情の奥、この人は何を想っていたのだろう。]
(+65) 2014/03/24(Mon) 01時半頃
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|
[刺すような頭痛の後、田端を見る。 しばらく魂抜けたような顔で彼女を見つめていたけれど]
……うん。大丈夫。ありがとう。
[あの時と同じ顔だ。あぁ、そうだ。 いつも夢の終わりにいてくれたのは]
たば……紗英さん。だよね。
(+66) 2014/03/24(Mon) 01時半頃
|
|
[かけてくれる優しい声。 癒されるとはこういうことだろうか。 忘れちゃいけない。自分は忘れちゃいけないことがある。 その先にあるのが紗英の存在だから、忘れられない]
覚えていてくれたんだね。 ごめん、俺は忘れないっていったのに。 …見つけてくれて、ありがとう。
[喧騒の中でも上司や同僚に見つかればうるさい 少し場所を変えようと彼女に囁いた]
(+67) 2014/03/24(Mon) 01時半頃
|
ススムは、須藤の部屋で床に座ることなく立っている。**
2014/03/24(Mon) 01時半頃
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[表情に色が戻り、蒼い双眸があたしを映す。]
…うん。 影木さん…留衣さん、って呼んでもいい?
[向けられる視線も、声音も、記憶のなかのその人のまま。]
(+68) 2014/03/24(Mon) 01時半頃
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|
[安堵して、ふいに視界が滲む。場所を変えようと囁かれれば、耳を赤らめ頷いて]
…ううん、あたしも忘れちゃってたし。 おあいこだね。
[あたしが覚えてるもの。白い空間、青い扉、生き返るためのゲーム。甲斐田くんと倉田さん。誰かいたような気がするのだけど、記憶は朧げで。どこか憎めない"何か"がいたような気がするのだけれど、それが何色だったかすら思い出せない。 けれど、目の前のこの人のことだけは全部覚えてる。]
(+69) 2014/03/24(Mon) 01時半頃
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[頷かれればそっと手を引いて会場を抜ける。 周りはもう宴もたけなわで勿論こちらに気づかない。 まだ自分も記憶がおぼろげだけれども、 覚えているのは田端と…彼女の代わりに置き去りにしてしまったもう1人と自分の後輩。 懇親会はホテルの中。勿論ブライダル関係もやっているから庭もある]
おなかすいてない?よかったらこの後どこかいってもいいし。 あ、その前にさ
[断りもなく彼女を引き寄せて抱きしめた。言えるわけもない、悪い夢の理由。でも、その代わりに自分はここにいるんだから、ずっと閉まっておかないといけないこと]
少しだけ、こうさせて。
[女の人の柔らかさは本当にほっとさせる感触で。 子供が母親を求める理由も、きっとこれだ]
あえて良かった。…紗英さん、ちゃんと無事でよかった。 夢じゃなくて…本当に、よかった。
(+70) 2014/03/24(Mon) 02時頃
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トレイルは、呼び方を問われれば勿論否やがあるわけもなく
2014/03/24(Mon) 02時頃
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[手を引かれるまま喧噪を抜ける。庭から見えた、春先の夜空に浮かんでいるのは淡い月。]
そういえばご飯食べてないや。 風見鶏…は流石にこの時間は閉まってるよね。でも留伊さんお腹空いてなさそうだし…どうしよう、飲み直…
[引き寄せられるがまま、腕の中に収まって。抱きしめられていることに気づけば、耳の先が熱を帯びて朱に染まり、頷くことしかできなかった。]
(同じ、なんだな…。)
[身を預けたままふいに思う。寂しかったのも、不安だったのも、会いたかったのも、きっと。触れた先から伝わる熱も、存在を確かめるように抱きしめてくる腕も心地がよくて。上手く紡げない言葉の代わりに、抱きしめ返す腕にそっと力をこめた。**]
(+71) 2014/03/24(Mon) 02時半頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2014/03/24(Mon) 02時半頃
截拳道 カイルは、メモを貼った。
2014/03/24(Mon) 07時半頃
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[ノブに手をかけ開いたところで立ち止まった彼を振り向き、口にした問いかけに対して、固まるその人>>11を、あたしは不思議そうに眺めていたことと思う。 この部屋に友人以外の人を入れたことは無かったと思うけれど、そんなことを思い出すほどあたしの頭はきっと回ってない。 あたしは少しだけ首をかしげると、もう一度言う。]
入らないの?
[入っていいよ、でも、入りたくないの?でも無く。 問うて彼が足を踏み出すのを確認すれば、抑えていたドアを預けるようにして、先に部屋に入った。 部屋は普段使っていたままだから、そんなに片付いてはいないけれど、脱いだ服や下着が転がっていたりはしないはずだ。 後で片づけるのが面倒だから、とそういったモノは一か所に纏めておくのがあたしの常で、今はベッドの下の引き出せる籠の中にまとめて入れてある。 となりの籠を引き出せば使っていない下着類が出てくるかもしれないが、そこを除けば見られて困るような乙女の秘密は多分無いはずだ。]
(72) 2014/03/24(Mon) 09時半頃
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[部屋に入ったあたしはベッドに身体を投げ出すように座る。]
好きなとこ、座っていいよ。
[言いながら、ベッドから手を伸ばせる棚を漁った。 隣の本棚には教科書とか、辞書とか、そういったモノが並んでいて、その上に、小さなトロフィーと並んで子供の時の写真がある。それはちょっと古ぼけた、かあさんの写真。]
あ、やっぱりあった。
[この部屋は生前のあたしの部屋と全く変わらなかったから、多分あるだろうと思ったけれど、やはり見つかったそれを、ひっぱりだす。 置き菓子のストックだ。]
槇村さん、チョコとポテチとどっちがいーい?
[彼に背中を向けたまま、尋ねた。 返事があればそちらを、なければ両方ひっぱりだしてベッドの上に座りなおした。]
(73) 2014/03/24(Mon) 09時半頃
|
|
[彼が床に座っていたとしても、特に不審に思うことは無いだろう。 友達同士で集まると、どうしたって座る場所が無くなって床に座ることはある。 そんな彼にはベッドの上のクッションを一つ差し出すことだろう。 そのクッションは、淡い桃色の雲の形をしたそれだが]
まきむらさんは、向こうで待ってる人、いるの?
[唐突に問いを投げかける。 あたしの中ですら、まったく思考を通さない問いだった。 あたしは手近にあった、抱き枕代わりにしている目つきの悪いウサギのぬいぐるみを抱える。 ふと彼と目が合えば、少しだけ視線を落として手持無沙汰に前髪を指先でくるくると弄る。 もしも、何故部屋に入れたのか問われたら、しばらく考えた後、ぽそりと、槇村さんの事もっと知りたいなって思って…?と末尾をあげながら答えたことだろう。]
(74) 2014/03/24(Mon) 09時半頃
|
|
[背中に手の感触を感じて、ほっとしたような吐息を零す。 あぁ、この人を好きなままでいれた。 その事に何よりも安堵がにじむ。
すあまとねりきりも記憶の隅に残っている。 あの風見鶏で勧められたのはもしかしてそれか]
こんな時間にやってる店なんていくらでもあるさ。 飲み直してもいいけど俺酔っ払ったら何するかわかんないから 気をつけてね。
[まさか再会してすぐ部屋に誘うなんて、酒の頭でもできない。 もう一度ぎゅ、と抱きしめて、額にキス一つ落とす。 タクシー使ってもいいけど、夜道を少し歩きたかった。 握った手がまだ離せないのもあって。 行こう、と誘うのは自分のいきつけ。
道中、まだ人がまばらにあるその通りで、 とりとめもない言葉がこぼれていく]
(+72) 2014/03/24(Mon) 11時頃
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[絶対忘れない、というには余りにもお互いのことは話していない。 だから、こういう他愛の無い会話でも嬉しいと思う
好きな食べ物とか、好きなこととか 勿論好きなゲームとか……]
田端さんそういえば「会いたい人がいる」(>>3:37)って言ってたじゃない? その人とはもう会えたのかい。
[彼氏?というにはその後は咬み合わないし、それでは友人だろうか? ようやっと結びつき始めた記憶をたどり、彼女を知るための言葉を投げる 飲み直しの店はそう遠くない*]
(+73) 2014/03/24(Mon) 11時頃
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『入らないの?』
[繰り返されたどことなく幼い問いに逡巡したものの、最終的には頷いて、部屋に入る本田の後に続くことにする。
おじゃまします、小さく言って踏み入れた部屋は、殺風景な自分の部屋とは違って当たり前の生活感があり、そこかしこに女の子らしい調度品が設置されている。 棚に置かれた小さなトロフィーや写真立て。なんら違和感なく並ぶそれらは、現世で彼女の部屋そのままなのだろう。
あまりきょろきょろしては悪いかな、と思いつつも、女子の部屋になどほとんど入ったことはない。つい興味が先に立って、辺りを見回してしまう。
そうこうしているうちに、本田から座るように促された。 好きなとこに、と言われるがさすがにベッドに腰掛けた彼女の隣に座る勇気は無い。 俺だって男だ、万が一彼女になんかあったらどうすんだ。などと内心考えつつ、一瞬で無いわバーカと否定した。
結局ベッドの近くの床にぺたりと座る。 差し出されたクッションには礼を言って受け取るものの、彼女のベッドが出身地のピンク色の雲(雲だよなこれ?)を尻に敷くのは忍びなく、膝の上で抱きかかえるに留めた。]
(75) 2014/03/24(Mon) 16時頃
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『槇村さん、チョコとポテチとどっちがいーい?』
[問われて見上げると、棚を漁る本田の姿。 あまいの、とだけ答えて目を逸らした。 酔いが覚めていないのか、自室ゆえに寛いているのか。無防備な姿勢に心臓が跳ねる。 床に座ったのは失敗だったかもしれない。スカートじゃなくて良かった。
邪念を振り払うべく渡された小さな菓子の包みを開いて、口の中に放り込む。甘い。チョコレートをゆっくり咀嚼していると、彼女の口から唐突な問いが飛んできた。]
『まきむらさんは、向こうで待ってる人、いるの?』
[あまりに直球の問いに、一瞬きょとんと目を瞬く。 待ってるひと。この状況で、友達やら家族やらの話ではあるまい、多分。視線が合うと、少し伏せられてしまった。髪を弄る仕草に、また肋骨の奥がぎゅうと締まる。なんなんだろう、これは。]
…居ないよ。家族くらいは、待っててくれてるって思いたいけど。
[苦笑いひとつして、言った。 恋人はおろか、親友と呼べるような友人もいない。楽しさだけを共有するような、大勢の中の、ひとり。泣いてくれる人はいるんだろうか。ちょっと想像出来なくて、本田を見遣る。]
(76) 2014/03/24(Mon) 16時頃
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本田さんは…えと。なんで、俺をここに入れてくれたの?
[同じ質問を返そうとして、やめた。それが逃げなのは分かっていたけれど。共有スペースで進村と話していたときの本田の横顔がちらついて、まわり道をしたくなる。
しかし、返ってきた答えは想定の斜め上で。]
『槇村さんの事、もっと知りたいなと思って…?』
[上がった語尾は、まるで自分自身に問うような抑揚だった。 え、と意図せず声が漏れる。どうしよう俺そんな面白い人間じゃない。寧ろすごく面倒臭い部類。]
はは、なんも面白いことない普通の大学生だよ、俺なんて。 それでも良ければ、
こちらの狼狽など、本田は素知らぬ顔で(そりゃそうだ)。 それでも、会話を続ける努力をしてみたのは。]
俺も。本田さんのこと、知りたい。
[他ならぬ自分が、彼女の声を聞いていたかったからだ。]**
(77) 2014/03/24(Mon) 16時頃
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-回想・夢の中- [顔を上げるとそこにはずっと見つめていた顔がある。]
"――どうすんの?"
何がだよ。
"いい子じゃない。行っちゃいなよ。"
おめーなぁ……
"前に約束したでしょ?"
何がだよ。 "あたしが死んだら弘樹は自分の幸せも探すこと。"
…そんなの忘れた。
"またそうやって言う。"
(78) 2014/03/24(Mon) 21時頃
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[意識は徐々に浮上し、その終わりが迫る。]
"ハナのこと、頼んだよ。"
わかってる。
"――今度こんなとこ来たらぶん殴る。"
俺だってきたかねえよ。
"……じゃあね。"
[声はそこで途切れ、ゆっくりと体の感覚が戻る。 ――開いた瞳に、白石が映っていた。]*
(79) 2014/03/24(Mon) 21時頃
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[質問に、須藤はどう答えただろうか。>>71 肯定であれ否定であれ、影木のことを好きでいたのは明白で。 もしかしたら、須藤は己の数奇な恋愛体質についてもらすかもしれない。 言わなくても、真墨には直感的に感じ取れるだろう。 『自分の切望する方向と、物事が裏目に出る』。 真墨と須藤は、そういった意味では鏡のように同一だった。]
ボクはね、人が人であることに必要な精神が、ことごとく欠けてるんですよ。
[呟く言葉は、須藤へと届くか。]
仁徳とか、善行とか、そういうのは全然分からなくて。 人らしさも、『生き返りたい』って気持ちも…正直よく分からないですよ。 でも、ここでは『生き返ろう』とするのが『人らしさ』なんだろうなって。
[須藤はどんな表情で聞いているだろうか。 化け物でも見るような目で、真墨を見ているかもしれない。]
でもね、そう在ろうとすればするほど、『人間らしさ』からは遠ざかっていく。 焦がれるほどに望めば望むほど、その望みは手をすり抜ける。
(80) 2014/03/24(Mon) 21時半頃
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[何故なら―――『まともな人間』は、『人間で在ろう』などとは考えないから。]
須藤さん―――ボクと一緒に、この世界で死んでよ。
[さながら、愛の告白のように。 進村 真墨は、須藤 愛莉へと言葉をぶつけた。]
(81) 2014/03/24(Mon) 21時半頃
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-自室-
[しばし横たわっていた体を起こし、すっかり冷めてしまったコーヒーを飲む。 常温のそれは、ほんの少しだけ体に水分を流し込む。
隣の白石はどうしていただろう。 少しまだ慣れないこの感覚に顔が熱い。]
(82) 2014/03/24(Mon) 21時半頃
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[水を取りに行こうかとも考えるが、心地よいけだるさは、まだこの場を離れたくないと言っていた。]
――どうすっかな。
[何をどうすればいいのか、自分でもよく分かっていない。]
(83) 2014/03/24(Mon) 21時半頃
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[>>+72 気をつけてね、と言われ、浮かんだのは向こうでの出来事で]
あはは、程々にしといてね。 また物投げられるの、やだし。
[零れたのは冗談めかしの笑い声。額に落とされる唇、柔らかい眼差し。気恥ずかしさに額に手を添え照れ笑い。]
(…もっと触れたい、とか。もっと触れて欲しい、とか。)
[思わず口にしてしまいそうで、けれどまだ、今の心地良さを噛み締めていたい気分。 誘いに頷き、繋いだ手の指先を絡める。跳ねている心音も、熱を帯びる頬も、さっき口にしたビールのせいにして、夜道を二人、話しながら歩いてゆく。**]
(+74) 2014/03/24(Mon) 22時頃
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[須藤の返答を待たず、真墨は続ける。]
結局ここだろうが生き返ろうが―――ボクらは、いつまでたっても永遠に『望む場所』へは辿りつけませんよ。 だったらいっそ、潔く死にましょうよ。 死のうと決めた時だけが、ボクらが唯一希望通りの道へ進める瞬間ですよ。 もう、他人に期待して失望することもない。 まともな恋愛ができない自分の生まれた星を呪うことも無い。
[素晴らしいことじゃないか、と。 真墨は死ぬまで、否、死んだあとですら見せなかったくらい清々しい顔で、目を爛々と輝かせて、須藤を死出の旅路へと誘う。]
ボクと一緒に……死にませんか。
[その言葉は、一曲ダンスでも踊りませんか、と言わんばかりだった。]
(84) 2014/03/24(Mon) 22時頃
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……、どうしましょうね?
[眠っていたわけではない。耳に届いた音に、顔だけ向ける。 このまま眠ってしまいたいのは山々ではあったけれど、そういうわけにもいかなかろう]
(85) 2014/03/24(Mon) 22時頃
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もう少し、だらだらしてもいいですけど……、
うん……とりあえず、お風呂は入りたいですね。 汗を流して、着替えて、軽く珈琲でも飲んで――、
[そのあとは――再挑戦、ということになるんだろうか]
(86) 2014/03/24(Mon) 22時半頃
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だな、風呂入りてえ。
[お風呂に入りたい、という言葉に深くうなずく。 身を起こした彼女の頬にそっと触れる。]
…の前に。
[もう一度だけ、唇を寄せて、少し笑う。]
(87) 2014/03/24(Mon) 22時半頃
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―リビング―
[須藤の部屋を出た真墨は、清々しい顔をしたままコーヒーを飲んでいた。 鼻歌交じりで過ごすその姿は、他の人から見たら何事かと思うであろう。 一部始終を見ていて、何があったかを知っていたカミサマ以外は。]
もう、生も死も…愛も悲哀も関係ない。
[ともすれば心が浮つきそうになる感覚を、真墨はそれが『楽しさ』だと知らない。]
ねえ、カミサマさん… この感覚を教えてくれた『ラブゲーム』とやらに、ボクは感謝の気持ちを述べたくて仕方がないんだ。 こんな気持ちになれるなんて、思わなかったよ。
[ぐびぐびとコーヒーを飲みほして、ふぅと一息を吐く。 そこにカミサマが居ようと居まいと、真墨にとっては独り言同然だった。]
(88) 2014/03/24(Mon) 22時半頃
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――んじゃ、とりあえず風呂浴びるか。
[そう言って押入れからバスタオルを出す。 もちろん相手の部屋にもあるとは思ったけども。
いくつか言葉を交わしながら、部屋を出る。 リビングに誰かいたら、軽い調子で風呂を使うことを告げただろう。]
(89) 2014/03/24(Mon) 22時半頃
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……改めてすると、少し恥ずかしいですね。
[身を離して、少しはにかんで]
――ここの露天風呂は、少し惜しいですね。 あ、私、部屋から着替え取ってきますから、先にどうぞ。
[リビングを通って、自分の部屋へ一度いって。 着替えや入浴用品を一式、揃えて風呂へと向かう。
人数は減ってきているが、さて、誰か入っていただろうか。 あれこれのあとだから、鉢合わせると気恥ずかしいけど]
(90) 2014/03/24(Mon) 22時半頃
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[ついた先は小洒落たバーで、 イモジャ愛用者だった自分が背伸びして見つけた所だ。 うまくいかないことを愚痴ったり、ここで酔いつぶれたり、 マスターとは色々な意味で懇意にしている。 そう、色んな意味で]
「久しぶりだね影木くん。誰その美人さん」
[マスターは空気を読む天才だがたまに天災じみた爆弾発言もする。 会話が進まない時とか、結構いいタイミングで色々助けてくれたり、とか]
(+75) 2014/03/24(Mon) 23時頃
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-風呂場-
[少し熱めのシャワーが肌を叩く。 石鹸の泡が汗を流す。
シャワーを止めると、先ほどのぬくもりを思い出してしまいそうで。]
――ガキか俺は。
[苦笑いするが、鼓動はまだ静まらない。 まさか生き返ってもこのせいで心筋梗塞起こしたりしないよな。
風呂場には他に誰かいただろうか。 にやけそうな顔を必死に抑える俺の姿は滑稽に見えたかもしれない。]
(91) 2014/03/24(Mon) 23時頃
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……ふう。
[身体を洗い終え。桜を眺めながら、湯に沈んだ。 死んでから何日経ったかよく判らないけれど、地上では、そろそろ春だろうか。 でも、死ぬ直前に戻るというのだから、いまがどうかは関係ないかもしれない]
(92) 2014/03/24(Mon) 23時頃
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『俺も。本田さんのこと、知りたい。』>>77
[その言葉が、甘く鋭くあたしに届く。 朱の射した頬は、お酒のせいかな。 それとも… あたしは少し目線の低い位置にいる槇村さんを、まっすぐに見返す。 覚えず、笑みがこぼれた。
何でだろう。 なんてことない人事のはずなのに、何故か… とてもとても、嬉しくて。 ふわりと舞い上がるような心持に、浮き立つ。]
普通の大学生って、なに? あたし、大学生の普通なんて、知らない。
[それは、ちょっとだけ嘘。 進路のことも考え始めてるあたしは、大学のことを全く知らないわけじゃない。 けれど、普通って何だろうというのが分からない程度には、無知なのはホントで。]
(93) 2014/03/24(Mon) 23時半頃
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──露天風呂・男湯──
なーに、ニヤニヤしてんすか。
[シャワーを浴びる男の背後から、唐突に。>>91 早川は驚いただろうか。まあ、死んでいる今ならこれで心筋梗塞を起こす事も無いだろう。健康には気を付けてよねお父さん。的な気持ち。
彼が振り向いたなら露天の湯船の中に、首までとっぷり使ったこちらの姿が見えただろう。 片手をお湯から出して、ひらひらと振って見せた。]
(94) 2014/03/24(Mon) 23時半頃
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普段、何してるの? 授業とか、サークルとか?バイトとか。 高校とは、すっごく違うのかな。
[あたしはいろんな質問を、思いつくままに投げかける。 それにはどんな答えをしてくれるのだろう。 そのどの答えも、あたしにとっては新鮮で、それ以上に… そんな取り留めのない会話が、この人とできることが、なんだかとても楽しくて。]
ふふ。
[思わず零れた笑いは、彼にはどのように映るんだろう。 そして、再び出会った視線をまたちょっと落として。 あたしの指先は噛み先をくるくると弄ぶのだった。]
(95) 2014/03/24(Mon) 23時半頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2014/03/24(Mon) 23時半頃
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[>>+73 あの漫画実家にあるよ、とか、流行りのソシャゲは興味があるけど中々着任できなくて、とか。他愛もない話を重ねて歩けば、話題が"あの子"の事に移る。ああ、そういえば口にしたっけ。]
ううん、まだ。 でも、今度会おうねって約束はできたんだ。
[ふふりと笑みが零れる。]
えーっと、どこから話せばいいのかな。 あたし、オンラインRPGやっててさ。この子なんだけどね…
[携帯の待ち受けを見せながら説明する。加工されたゲームのスクリーンショットには、もふもふ熊と黒猫を模したアバター。]
(+76) 2014/03/24(Mon) 23時半頃
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……大事に、かぁ……、
[口許が、にへらと緩む。 ずるずる、お湯に沈んで。桜に彩られた青空を見上げる]
……ふふ。 このところ、仕事ばかりだったからな。 こんな気持ちになるの、久し振りね――。
[心は、見上げた空のように晴れやかで。桜色が、踊っている*]
(96) 2014/03/24(Mon) 23時半頃
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ミルフィは、>>93 ×人事 ○一言 …これは流石に意味が変わりそう
2014/03/24(Mon) 23時半頃
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――ふう。
[髪を乾かし、ぴしっと服を整え、軽くメイクも済ませて。 共用スペースに戻ってみれば、まだ早川はいなかった。 風呂場で誰かと出くわしでもしただろうか。まあ、いいけれど]
……さすがに、ビールは我慢かな。
[キッチンから麦茶を汲んできて、流し込む]
(97) 2014/03/24(Mon) 23時半頃
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あ、こっちの猫の方ね。猫クレリックの草芽ちゃん。可愛いでしょ。左の熊さんはうちの子。
[名前はガストンとかそんな響きだよたぶん。]
名前も歳も知らないんだけど、付き合い長くて…4年くらいかな?チャットで愚痴とか結構聞いてもらっててさ。ずっと会いたかったんだけど、中々言い出せなくて。どんな子なのか、楽しみ。
[嬉しそうに目を細める。]
うん、面白いよ。 色んな世代の人がいて、ついついチャットで話しこんじゃったり。実際の年齢とか立場とか、気にしないで遊べるし。
[…ちょっと時間かかるのが難点ではあるのだけれど。何事もご利用は計画的に。]
(+77) 2014/03/24(Mon) 23時半頃
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――ふぅあっ!!?
[いきなり声をかけられて奇声がでた。 おい、一瞬心臓止まるかと思ったぞ。]
……あぁ……?
[恐る恐る振り向けば、湯船からひらひらと手を振る槇村がいた。]
おい、いつからいたんだよ。
[ため息交じりに問いかける。シャワーを止めるいいきっかけになったかもしれない。]
(98) 2014/03/24(Mon) 23時半頃
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ふぅん。ソシャゲか。 最近多いね、そういうオフ会。 俺行ったこと無いけど。
[が、ゲームアプリにはいい金額をつっこんでいる。 そろそろ辞めようと思いつつ思いつつ、 レアがでないとやめられない。 マスターが空気読んで出してくれるカクテルやらをちびちびやりながら]
俺もやってたな。結構色々もめてたりするの見るけど… オンとオフで違うとかよくあるよね 性格使い分けられるとか、凄いと思うけど
[紗英さんいい意味でそのままっぽいね、と笑いながら。 まさかバーでDS通信やるわけにもいかない。 ルイーダの酒場は今まだ営業してるんだろうかとふと思いつつ]
(+78) 2014/03/24(Mon) 23時半頃
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いいな、そういうのも。お。猫とクマ。 俺もチャットで大学の単位落としてたクチ。 あ、顔知らないけど友達、とか言っているの、文通とかでよくあったね。俺はやってないけど。
[マスターがなんかやきもきしたような表情でこちらを見ていたのは気づかない]
早くその子と会えるといいね。 でも、気をつけてくださいよ。今事件、多いんだし。
[俺にも構ってほしいけど。 酔いが回った頭でそういいそうになって、やめた。 それが束縛みたいに思えたから。
そして、マスターが「あちゃー」という、 なんかどっかで見たような仕草をしてたのは視界に入った]
(+79) 2014/03/24(Mon) 23時半頃
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[マスターがこちらに出してくれたものはジン系の辛口のカクテル。 紗英にも彼女の希望通りのものを。
そしてそんなゲームとかの色気も何気もない話に饒舌になりかかってきた時、 ついにマスターがおごり、と紗英に出してくれたカクテルに 思わずむせた]
ぶほっ!ちょ……!
[マスターはウィンクと「空気読めよ?」とだけいって 他の客の所にいってしまった
ブランデーの色がきれいな、キュラソーの甘い香りのカクテル。 寝酒、という意味の1杯だけど]
えー……あー……はぁ……
(+80) 2014/03/24(Mon) 23時半頃
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[小洒落たバーは、居酒屋…背伸びしても夜カフェ程度しか行った事の無い自分には未知の世界。]
こんばんは、お邪魔します。
[マスターのこそばゆい挨拶にぶんぶんと首を横に振った後にご挨拶。]
うん、あたしは素かなー。 アバターの性別と見た目が違うと、結構印象って変わるみたいで。よく男の人だって勘違いされちゃうし。留伊さん、女の子キャラ使ったらすっごいモテて貢いでもらったりしそう。
[カクテルグラスを指で弄りつつ、くすくす笑う。]
(+81) 2014/03/24(Mon) 23時半頃
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うん?…そだね。普通って、なんだろ。
[笑った本田が眩しくて、思わず視線を床に落とす。 人と話すのに、目を合わせていられない事なんて今まで殆ど無い。
康太はいつも、相手が躊躇う程にその双眸をじっと見詰める。それは他人と触れ合えない彼が、触覚の情報を補うために自然と覚えた事でもあったのだが。
本田を見詰めていると、どうにも思考が霞んでしまってままならない。心臓がぎゅうと締まって、指先まで熱が灯ったよう。 彼女が悪夢を見た日にこの部屋の扉の前で、自分を突き動かしたような衝動が、ふいに込み上げてくる。
それは、生来の自分には有り得なかったもので。 そんな変化に戸惑いながらも、取り留めのない彼女との会話が、ただ嬉しくて。]
ガッコ行って、講義受けて、サボって遊びに行ったり、課題に追われてんのにバイト入れまくって、コンパ行ったり飲み会で馬鹿やって朝まで騒いだり。 …そういうのが、「普通」なのかなあ。 だとしたら、ごめん、嘘吐いた。 やっぱり俺はちょっと変わってんのかも。
[だからだろうか。 努めて意識しないように過ごしてきた、身近に溢れる「当たり前の事」への羨望が、落ちた言葉に確かに滲んだのは。]
(99) 2014/03/25(Tue) 00時頃
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-風呂を出て-
[槇村と何事か言葉を交わしたあと、風呂を出る。 タオルを首にかけたままリビングに向かえば。]
――…おう。
[白石がいて、自然顔は笑顔になり。 ダメだ俺、だいぶダメだ。
冷蔵庫から水のボトルを取って、それを直飲みする。 口元をぬぐって、空になったボトルをゴミ箱に投げ込むと。]
……うん。
(100) 2014/03/25(Tue) 00時頃
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──露天風呂・早川と──
あんたが鼻歌混じりに入ってきたときから、ずっと居ましたけど。
[存在感無くてすいませんねえ、実はニンジャの末裔なんで。怪訝な顔に肩を竦めて見せて笑って、絞ったタオルを頭の上に乗せた。
早川が湯船にきたら、とっておきのカマをかけてやろう。 ニヤついた口元が見えないようにぶくぶくとお湯に沈んだ。別段エスパー的な能力ではなく。たまたま彼と彼女が、同じ部屋から出てくるのを見ただけなのだけれど。]
(101) 2014/03/25(Tue) 00時頃
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えー、ネカマって結構口調でわからないもんなんだ? 多分俺、紗英さんとはアバターで話してもすぐ女の人って分かりそうな気がする。
[ちょっと巻き戻り>>+81]
どうしよう、男から貢がれてもすごく嬉しくない… ていうか、オフで会ったらそれこそ殺されそうだ…
[カクテルグラスに触れる指が綺麗だったから、 是非羽をもってくれないかな、とこっそり思う]
俺が女の子キャラだったら多分すんごい口と性格悪いな。
(+82) 2014/03/25(Tue) 00時頃
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[最初に出して貰った黄色いグラスは、アプリコットの香りが甘くて、オレンジの爽やかさとぴりとした辛口のジンが美味しい。]
あったあった。 雑誌の後ろの方に文通コーナー、あったよね。懐かしいなぁ。
うん、ありがとう。 誰でも彼でも会う訳じゃないし、草芽ちゃんいい子だから大丈夫だよ。
[…と言い切ってから、心配されていることに気づいて、ありがと、と小さく添える。]
え、おごり?いいんですか…?
[飲み干した頃合いに、マスターから差出されたクリーム色のグラスを受け取ると、隣りの留伊さんが盛大にむせた。]
(+83) 2014/03/25(Tue) 00時頃
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―風呂の中で―
はぁ!?
[おい全然気づかなかったぞ。 いや、俺が頭ふわふわだったのか? 鼻歌歌って上機嫌なところを見られたことが妙に恥ずかしい。 いや、恥ずかしいことしたつもりはないのだが。]
――おい、ちったあ声かけてくれよ。
[そう言いながら俺も湯船に入る。 桜が揺れている。最初に入った時には考えることばかりで見る余裕すらなかった。]
(102) 2014/03/25(Tue) 00時頃
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あ、そうそう。さっきの話だけどさ。 口と性格悪くても、可愛いは正義だからいいんだよ。 そういう需要?もあるかも?
[>>+82 思い出しつつ、新しいグラスを口に運ぶ。でも確かに貢がせっちゃったらオフでは会えないね、なんてけらけら笑い。]
(+84) 2014/03/25(Tue) 00時頃
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ふぅん。
[彼の語る普通、にあたしは軽く眉を寄せ。 ぬいぐるみを抱きしめたまま、少し唸る。]
…それがほんとに普通なら、大学生ってなんか、遊んでばっかなんだね。
[あたしの口から素直に出た感想は、彼にとってはどう聞こえるんだろうか。 でも、もし、それが普通なのがホントで、槇村さんがその普通じゃないって言うなら…]
槇村さんって、真面目なヒト?
[少し首をかしげて問うた問いは、本人に真正面から問うようなものではないのだけど、どんな答えが得られるだろうか。]
(103) 2014/03/25(Tue) 00時頃
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やあ、なんか早川さん凄ぇ嬉しそうだったから。 気分壊しちゃ悪いかなーって、さ。 なんかいい事あったんすか?ってかあったんですよね。
[湯船から半身を出して、頭上で咲く満開の桜を見上げる。 早川が少し離れた湯船に浸かれば、すすいと寄っていって。 にこお、と邪気の無い笑顔でタオルで作った風船をぶくりと沈めながら、言った。]
──白石さんと。
(104) 2014/03/25(Tue) 00時頃
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-リビングにて-
[この気持ちも、記憶も、もし生き返れば消えてしまうのだろうか。]
(―――だとしても。)
[くつくつと少し笑う。]
(生きてりゃ何とかなるだろ。)
[リビングの白石を、もう一度抱きしめたいと思った。 この感覚を忘れないように。 この部屋に来た時のようにぴしりとした格好の白石が、この部屋に来た時よりもとても愛おしくて。]
(105) 2014/03/25(Tue) 00時頃
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[風呂から出てくる姿を認めれば。口許を綻ばせて、会釈して。
そのあと、早川が水を飲むのを待って。なんとなく、頷いた]
……ええ。
[なにが、かは判らない。なんとなく、でいいのだ]
私は、いいですよ。いつでも。
[扉。少し不安はある。大丈夫とは、思うけど]
(106) 2014/03/25(Tue) 00時頃
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|
[彼が真面目であったとしても、違ったとしても、実際あたしにはあんまり関係が無いような気がするのだけれど。 どんな反応が返ってくるにせよ、その反応を楽しみながら、あたしはまた言葉を紡ぐ。]
槇村さん自身は? どんな生活をしていたの?
[同じような問いが返されるのであれば、答えるつもりはちゃんとある。 あたしだって、普通、と括ってしまいたいくらいあんまり印象に残るような生活はしていないんだけれど、やっぱり普通って違うんじゃないかなぁなんて思うし、なにより、どうでもいいことだったとしても、知りたいと同時に知ってほしいと思うんだから。]
(107) 2014/03/25(Tue) 00時頃
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[これが恋かはよくわからない。 ただ寂しさを埋めているだけかもしれない。 それでも大事にしたいという気持ちは、相手を愛おしいと思う気持ちはふつふつと湧いてくる。。
ハナに対してのいとおしさと、また違う味がする。 まるで――夜明けのコーヒーのような。]
すまん、待たせたよな。
[そう言って白石に声をかける。 なんとなく、どうにかなる気がした。]
(108) 2014/03/25(Tue) 00時頃
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[今は答えを出さない。 今は結論を出さない。
――それをすぐに出せるほど、若くない。
それでもそれでいいと思えるならきっとそれでいい。]
んじゃ、いくか。
[そう言って、あの日はびくともしなかった青い扉を見つめた。]
(109) 2014/03/25(Tue) 00時半頃
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いえいえ。 あの桜は、なかなかの景色ですから。 出るのが惜しい気持ちは、ちょっと判ります。
[出るのが惜しいといえば、ここからも――か。 だらだらと、一緒に飲み食いして過ごすなんて、戻ったらそうは出来ない。 仕事は忙しいし、早川には娘もいるし、それにそもそも、記憶があるかどうか――]
(110) 2014/03/25(Tue) 00時半頃
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はい。 じゃあ、いきましょう。
[青いドアに、並んで近づいて。 扉の取っ手。片方に、手をかけた]
(111) 2014/03/25(Tue) 00時半頃
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―見送り―
[部屋から出てきたとき、青い扉の前に立つ二人を見つける。 白石さんと、早川さん。 あたしからすれば、とてもオトナな二人。]
あの…!
[思わず駆け寄ろうとして、その空気に、邪魔していいのかいけないのか、一瞬悩む。 けれど、結局あたしは、その場に、立ち止まって、息を吸い込んだ。]
あの…ッ ありがとう、ございましたッ…!
[部屋越しに、力いっぱい叫ぶ。 何が、とか、いつ、とか言わない。 けれど、二人の言葉に、あたしが救われたのは、確かだったから。 ただ、言いたかった、それは自己満足だったかもしれない。 届かなくっても構わなかったのだ。]
(112) 2014/03/25(Tue) 00時半頃
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げほっ、そう、だ…げふ。 確かに、会えない、……げほん。
あー……びっくりした。ごめんごめん
[カクテルに詳しくないようで少し安心した。 シーツの間に、という名のカクテルだ。 本来は、ホテルでゆっくりお休み下さいという由来なのだけど、 まぁうん、マスターのことだから背中押してくれた意味なんだろうが
…でもマスター、こないだ俺が連れてきた女性と今日一緒にいる人が違うって、知ってるよね??]
(+85) 2014/03/25(Tue) 00時半頃
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大学とか学科によるんだろうけど。 皆そうやって、楽しそーにしてるよ。でも、勿論課題だって試験だって必死でやってる。遊んでばっか、だし、何やっても遊んでるみたいに楽しい、んだと思う。
[ちょっと不満気に唸った本田に、くす、と笑う。 彼女も進路決める頃だったのだろう。やりたい事より、やらなければいけない事のほうが多い時期。 彼女は、何をしたかったんだろう。 どんなものに憧れて、どんな道を行くつもりだったんだろう。]
(…知りたい、し、)
[俺は、絵ばっか描いてたから。 ぽつんと言った。本当の自分。「大勢の中の一人」でいようとした自分。ひとに混じれない、ひとに混じりたい、「普通」に憧れた、自分。]
(知って、ほしい)
[他愛ない会話が、会話の内容よりも、ただこうして隣り合わせで言葉を交わしているのが、たとえ触れ合えなくともこんなにも心地良く感じているのに。
この距離感を、温かさを、踏み越えてしまいたいと思っている自分を。知ってしまったら、彼女は、どんな風に思うのだろう。]
(113) 2014/03/25(Tue) 00時半頃
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[白石がドアに手をかける。 その扉はゆるりと開き。 俺は彼女に笑顔で言う。]
――んじゃ、またな。
[好きだ、なんて言えない。 愛してる、なんて嘘くさい。
ただ、また、その顔を見たい。
後ろから聞こえる本田の声に、くつくつ笑って少しだけ振り向く。]
――――…。
[掛けた言葉は、はたして届いたか。 そしてそのまま、目の前は白く染まる―――]*
(114) 2014/03/25(Tue) 00時半頃
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ええ、また。
[扉は、きちんと開いた。隣に向かって、微笑んだ]
――安心してください。 私、仕事柄、人の顔と名前を覚えるのは得意なんです。
[だから、きっと覚えていよう。 彼も、ここで会ったほかの人たちも。 そのなかのひとりの声に、振り返って。小さく、手を振った。 そして、踏み出すと。光があった*]
(115) 2014/03/25(Tue) 00時半頃
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だいじょぶ?
[むせて咳き込む背中をさする。]
留伊さん、マスターと仲いいんだね。 通い始めてどれくらい?よく来るの?
[誰と、と口にしかけて、不意に浮かんだ考えに一瞬顔が曇る。今日ついさっき思い出した…ということは、だ。"そういう人"…彼女さん、とは今どうなっているのだろう。ちら、と顔色を伺ってみる。]
(+86) 2014/03/25(Tue) 00時半頃
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-回想・風呂の中-
―――っ!!
[唐突に核心をつかれ、思わず湯を叩く。]
あー……見てたか?
[もし見ていなかったとしてもその反応で答えは明らかだ。 まずったなあと思いながらも、にへらと顔は緩む。]
まー、うん。まあ、な。
[どうしてもあいまいな言葉になってしまう。でもその中ではっきりしてることだけは言える。]
―――大事にしたいと思ったんだよな。
[槇村はいい大人がガキのようにいう言葉にどう返しただろう。]**
(116) 2014/03/25(Tue) 00時半頃
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うぇ…、だい、じょぶ……げふ。 通い始めて?んー……6年くらい…かな? 20歳の時ここで少しバイトしててさ。今もたまに来るよ。 …でも紗英さんが気にすることじゃないから。
[その顔に浮かんだ陰り、見逃す筈もなく。誰と一緒に、とはいわないまま。肩を竦めて、苦笑いを浮かべ。 折角マスターが若干上級テクで背中を押してくれたがそのヘルプはカクテル名しらないと意味がない。 この後胃がきっと決死する……いやいや、その前に意を決しようか]
ここにはよく人と来るけど。その後は、誰ともいったことないな。
[暗に部屋には誰も入れたことはない。伝わるだろうか。 自分の行動で自分の首を締めているのだと言われたことを覚えている。だから、彼女にはそういうことをしたくないのだけど。 酒の力を借りないといえないことを、少し目をそらしながらぼそり]
紗英さんとなら、いいけど、さ。
[触れたいのも、触れられたいのも、勿論同じく思っているわけだ]
(+87) 2014/03/25(Tue) 01時頃
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──露天風呂・早川と──
[ちょっとカマを掛けると早川は狼狽えたらしく。直ぐに白状した。あまりジタバタせずにあっさりと認めるのは、さすがは大の男といったところか。 幸せそうに緩む顔に、なんとなく嬉しくなる。 良かった。口には出さずに思う。きっと白石とこの人なら、あの青い扉の向こうに行ける。 本当に良かった。だってきっと、父親が帰ってこないのは、すごく淋しい。]
──早川さん。
[呼んで、右手を差し出した。眼前に突き出されたそれに、彼はどんな反応をしただろう。構わず、に、と笑う。]
握手、しましょうよ。
[お別れの。 ほんの一瞬でもいい。繋いだ縁がたとえ途切れたとしても。 このひとに助けられたのは、事実だから。
湯気の立つ水面に、ひらひらと花弁が落ちる。 応えただろう早川もきっと──笑顔だった、だろう。]**
(117) 2014/03/25(Tue) 01時頃
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トレイルは、「誰も」は勿論女性限定で。
2014/03/25(Tue) 01時頃
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