4 SADISTIC DETH GAME:2nd
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双生児 オスカー は 子守り パティ に投票した。
子守り パティ は 司祭 ブルーノ に投票した。
寡婦 パピヨン は 子守り パティ に投票した。
執事見習い ロビン は 子守り パティ に投票した。
薬屋 サイラス は 長老の孫 マーゴ に投票した。
道化師 ネイサン は 子守り パティ に投票した。
司祭 ブルーノ は 長老の孫 マーゴ に投票した。
長老の孫 マーゴ は 双生児 オスカー に投票した。
子守り パティ は村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?
現在の生存者は、双生児 オスカー、寡婦 パピヨン、執事見習い ロビン、薬屋 サイラス、道化師 ネイサン、司祭 ブルーノ、長老の孫 マーゴの7名。
2DAYs/5DAYs
(#0) 2010/03/23(Tue) 01時頃
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―繁華街―
ええ、流石にすでにご存知でしたか。
[彼女がやってきた方向を一度見て、すうと目を細めた。 何かを察した様子はその当人にもサイラスにもわかるだろう]
私はこれから高みの見物にでも行こうかと思いましてね。 最初の脱落者が出る瞬間は、見たい気もしますし。
そちらは―……何かよい情報でも見つけられたのでしょうか?
[くつ、と喉を鳴らしてパピヨンの問いに答え、問いを返す。 何の情報かは敢えて口にしない]
(0) 2010/03/23(Tue) 01時頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2010/03/23(Tue) 01時頃
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―街中『道』事務所前―
[乱戦の最中。 ...も見覚えがある彼女の親の代から仕えていた古株が 彼女の、主の脳天を手にした武器で一閃――]
ぁ…………ァァァァアアアアア!!!!
[唸り声と共に崩れ落ちるパティ。こちらを意味有り気に見た古株。 そして銃声。吹き飛ぶ古株の腕。全てが一瞬で、その瞬時には時が再び動き出す]
馬鹿な真似を――
[激昂。これこそが隙か。これこそが狙いか。 待ち構えていた。罠を貼っていた。 だがそれは、"パティ"を餌にしていたのは自分ひとりではなかったということか]
独り善がりは……儂の方じゃったか……
(1) 2010/03/23(Tue) 01時頃
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司祭 ブルーノは、メモを貼った。
2010/03/23(Tue) 01時頃
子守り パティは、メモを貼った。
2010/03/23(Tue) 01時半頃
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― >>2:157(side Theodore) ―
[命令通り、一発、戦場に向けて撃ち込んだ。 誰のどこに命中したのか、よくわからない。何せ弾だらけ、血だらけだ。まあ、死んでいなければいいか、とは思った]
それにどうせ…どの弾で死んだかなんて、わからないでしょうし。
[くす、と笑う。 ロビンからは殺しは禁じられているけれど――僕は小さい頃からずっと"この街"に居た人間だ。人殺しなんて、造作もない。 一時はこの銃は、ボスを護るために使おうと思ったこともあったけど――]
もう、いないですし。
……はははっ…。
[とん、とん、と屋根を降りて。 そのままロビンのところまで、帰ることにした]
(2) 2010/03/23(Tue) 01時半頃
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くっ……ぐふぅっ、ぐはぁぁぁぁっ!!
[突如、大量の吐血。乱戦中に撃たれただけにしては多過ぎる血に周囲の部下の顔色が変わる。 だが...は気にした素振りも見せず、パティとその古株に対して]
おいっ! 今すぐ……あやつらを……なっ!?
[そう言いかけた瞬間、訪れたのは一面の闇。 周囲一帯のガス灯が瞬時にして掻き消えた]
がはぁっ……待て、待つのだ……
[だが部下達は聞かず。自らの主の身を抱えるようして取り囲むと、一目散に事務所の方へと駆け込んでいく。恐らくは『月』の面々も慌しく動くだろう。無論、これを待ち望んでいた者達も]
(3) 2010/03/23(Tue) 01時半頃
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司祭 ブルーノは、メモを貼った。
2010/03/23(Tue) 01時半頃
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―繁華街― (>>0)
グレインジャー殿は物見高くておいでですね……
[最初の脱落者を見物に、と聞いて、 感情のこもらない返事を返す。 闇夜に浮く道化の化粧が目を細めるのが見えた]
あら…… いいえ? 『幻』から見れば『蘭』の情報網など たかが知れた事でございましょう……――
文字通りの五里霧中 と言った所でございますよ?
(4) 2010/03/23(Tue) 01時半頃
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>>2 (そういえば、カインの宝って何なんでしょう。 他派閥も探してる気があんまりしないんですよね)
[雪?勿論"探していない"。 そんな余興に割くほど人間はいないし、そもそも宝には興味もない。
ボスが手に入れたがっていた、という一点においては、気になる存在ではあったけど]
(でも、ボスが手に入れることはもうないんですし。 他人が手に入れたボスのものでない宝なんて……)
[やっぱり興味なかった]
(5) 2010/03/23(Tue) 01時半頃
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―屋根の上― [ガス灯が消えたのを確認した。 『道』の長である老体の血を中心に。 それこそ、『道』に黒い川ができてきた。 映りこむ『月』は赤黒く揺らめいている。]
―――――…。
[噛む爪はもうなくなった。 湖面に降り立つように、血が滴る戦場へと降りていく。
『月』の人間が女を連れていこうとしている。 ムカつくから何発か撃った。 こちらを撃とうとすれば『湖』が射撃準備をしている。]
死にたくないなら黙って見てなよ。 オレがルール破ることは知ってるだろ?
[月明かりだけが降りる湖面で、少年は笑う。]
(6) 2010/03/23(Tue) 01時半頃
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司祭 ブルーノは、メモを貼った。
2010/03/23(Tue) 01時半頃
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―街中『道』事務所前― [両手の銃を構え、倒れた女へと近づく。]
どーも。聞こえてんのかな? オレの指、たっくさん集まったんだろ? 無駄遣いして、ホント暇だね、アンタ。
[エンブレムの場所は把握してない。 女の髪を掴み上げ顎の辺りに銃口を押し付けた。]
起きてるなら教えてほしいんだけど。 エンブレムどこ?
[女が起きているのだとしても、きっと答えないのだろう。 月明かりしかないことに舌打しながらも。 左胸にエンブレムを見つける。]
(7) 2010/03/23(Tue) 01時半頃
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[探すのにいろいろと身体を失礼したが。 女にしか興味ないのだろうし、それすらも屈辱だろうか。 それがまた愉快で仕方なかった。]
お疲れさま。心配すんなって…。 このオレがちゃんと使ってやるからさ。 あーでもその前に…。
[左の銃が火を噴いた。 パティの左の薬指の指先を少し持っていっただろう。]
今度はオレが指もらってやるよ。 女にとって左の薬指大事なんだろ? かわいそうだから根元は残してやるからさ。 あ、でも、アンタ、そんなもん縁はないか、アハハ!!!
[けらけらと。 笑い声と共に血の湖から去っていく。 『月』のメンバーにより彼女は恐らく手厚く看病されるだろう。]
(8) 2010/03/23(Tue) 02時頃
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―繁華街―
おやおや、ご謙遜ですな。
[パピヨンへ向かって含みのある言い方をし、くつ、と喉を鳴らす]
私達はは今まで《ZerO》の外へしか目を光らせていませんでしたから。 それ以外の内部のことには案外疎いものです。 五里霧中。 こちらも似たようなものですなあ。
[―では、私はこれにて。 見世物が終わってしまうといけませんゆえ。
[帽子を取って、2人へ一礼をした]
(9) 2010/03/23(Tue) 02時頃
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―屋根の上― [『月』のエンブレムを奪い。 夜の闇が静寂を取り戻す頃に。 爪を噛みながら、黒いフードを目深に被った姿が月の下現われる。 例え誰かに見られていたとしても。 優秀な―――増援が全て片付けてくれている。]
―――……。
[黒いフード目深に被り。 少年、もしくは青年は笑った。
それは、とても醜く、とても美しく。 それから、とても凛々しく、とても幼く。]
――――…。
[黙って向かう先は、『道』の事務所。]
(10) 2010/03/23(Tue) 02時頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2010/03/23(Tue) 02時頃
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―街中『道』事務所前―
[オスカーの来訪に対し、『道』部下達がそれどころじゃないと 追い払おうとするのを制し、血の気が失せた老人が顔を見せる。 まだ服の胸元には吐き出された赤い血の跡が残っている]
おや…オスカー君じゃないか… 大してもてなしも出来ず… すまなかったな。詰まらんかったろ?
[部下達が必死に支える中、はっはっはと笑うも弱々しい。]
(11) 2010/03/23(Tue) 02時頃
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司祭 ブルーノは、メモを貼った。
2010/03/23(Tue) 02時頃
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[オスカーと呼ぶ声に特に返事をすることもなく。 フードを目深に被った男は口元を歪めた。 弱々しい老体の瞳にフードの下に隠れるオッドアイが見えたろう。 それから鬱陶しいぐらい長い前髪も。]
As for me child of scurvy duck. It expands the feather to the lake of the blood, now flies away.
Now, vengeance.
[少年は歌うように囁く。 その手には銃が握られており。]
(12) 2010/03/23(Tue) 02時頃
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―繁華街― (>>9) [道化の含み笑いにぞっとしたものを感じつつ。 紅引いた女の唇も、ゆるりと弧を描いた]
そんな事はございませんでしょう? これまでにも 内部の反逆の芽を幾つも摘んでいらして……
しかし そうですか……―― 諜報部門として名高い『幻』をもってしても 此度の宝探しは 五里霧中でいらっしゃるのね……
どうぞ お気を付けて……―― お祭り好きの方々ですから 大きな花火が上がるかも知れませんわね?
[一礼を残し、去り行くネイサンを見送った]
(13) 2010/03/23(Tue) 02時頃
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挨拶しておこうか。
[左の爪を噛みながら、右手は男のエンブレムを探して。 目標物を定められない銃口はふらふらと彷徨う。]
はじめまして、哀れな"ZerO"の皆さん。 面白い余興をありがとう。 おかげさまで、オレたち、『∞』もやりやすい。
オレの名はオスカー=インフィニティー=ミラー。
[エンブレムがある左胸、心臓の辺りで銃口が止まった。]
(14) 2010/03/23(Tue) 02時頃
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ルーセント・カインの宝を探すには。 この街、奪うほうが早いらしいよ。
[小さく笑う。]
オレはそんなんついでなんだけどね。
[フードの下の口がまた愉快そうに笑う。]
喧嘩好きなんだろ、クソジジイ。 せっかくだから喧嘩しようぜ。
今度は手加減なし、だけど。 あの『月』の女みたく病院送りにしてやるよ。 ここを潰せば、オレはまた『湖』に戻るだけだ。
[青い瞳は男の心臓を捉えて離さない。]
(15) 2010/03/23(Tue) 02時頃
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―繁華街―
レーヴァン殿は どうなさいますか?
[状況を観察していたのか、静かに佇む『烏』の長に声を掛け。 何事もなければ、そのまま彼とも別れるつもりで。 最終的には、初めに目指した寂れた教会に向かうだろう**]
(16) 2010/03/23(Tue) 02時半頃
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[主に対し拳銃をつきつける相手に、部下達は動きを止める。 が、老人は愉快そうに、ただ弱々しく笑う]
ごふっ…そ、そうかそうか… 君は後夜祭の方が好みじゃったか…
[目の前で名乗りを上げる少年に対して、 頷きかけると同時に口元を押さえて吐血。 と、その直後にその手をフードの奥に素早く振付ける。 真っ赤な血が彼の顔面を、その眼に飛び掛る。 血飛沫が届くにしろ、そうでないにしろ 同時に彼は銃を撃ったであろうか。 もし心臓を撃っていたのなら硬い音がそこから響くだろう]
(17) 2010/03/23(Tue) 02時半頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2010/03/23(Tue) 02時半頃
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[老体の言葉に歪んだ笑みを浮かべる。 それは、質問に対する答えがYESであること。 吐血する様子を哀れんで見ていたが。]
――――――〜っ?!
[月明かりに照らされて煌いた液体。 咄嗟の反応で引き金を弾いた。 顔面にこべりついた生温いそれを必死に手で擦り落とそうとし。]
気色ワリィんだよ…この死に損こないがぁ!!
[なんとか開いた右目、青い瞳だけで相手を見る。 固い音は聞こえていた。心臓を打ち抜くことはできない。]
(18) 2010/03/23(Tue) 02時半頃
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[至近距離で撃たれたならば...は脚をよろめかせる。 だが続けて口にする言葉は先ほどまでとは裏腹に 今までと変わらない様に見えるいつもの"強い声"]
なあ、オスカー君。先に言っておく! その身体にも、そのエンブレムにも――当たるなよっ!
[一発は放たれたとしても、二発目以降を許すほど部下達も甘くはなく。 主の言葉の直後にそれぞれが手にした銃でオスカーを撃つ。 常にマフラーに隠れていた腰にあるエンブレム目掛けて]
(19) 2010/03/23(Tue) 02時半頃
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あははははははははは! あの日も、そして今日も、あちこちに目敏い見物人がいるだろう! 鼠のように慌しく動く身ならば――そのぐらい変えておけっ!
[銃撃を避けながら後退するだろうオスカーに対し、 喧嘩と称して殴られた時から場所が変わらないでいた オスカーのエンブレムの位置に注文をつけた]
ああ、そうそう。喧嘩は止めておくよ。 儂は文明人でね、殴り合いなどという原始的で 未開で野蛮なことが大嫌いなんじゃよ。
[部下達の弾幕はもうオスカーを 二度と主へとは近づけさせようとはしなかった]
(20) 2010/03/23(Tue) 02時半頃
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司祭 ブルーノは、メモを貼った。
2010/03/23(Tue) 03時頃
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誰にも見られるわけねぇよ。
[自信満々に少年は告げる。]
ボクのバックには腐り落ちた脳じゃ想像もつかないほど戦力がある。 これは派閥争いじゃない。 チーム同士の戦争、War Gameなんだよジジイ。
[腰のエンブレム目掛けて撃たれる弾丸。 体制を低く転がしながら両の銃を乱発する。 それは当てるためではなく威嚇のためのもの。]
アンタらのボスはそうやって野蛮なことで。 トップに立ってたと思うからその下もサルばっかだと思ってたけど。
[そのまま窓の外に飛び出し。 フードを目深に被ったまま外へ落ちていく。]
(21) 2010/03/23(Tue) 03時頃
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[青年は呟く。]
オレは――――…。 復讐するって誓ったんだ。
[大人への復讐。 ボスへの復讐。 自分を見下す全ての人間への復讐。]
――――…戻るぞ。
[下の地面で数人の仲間たちにキャッチされる。 道の事務所を見上げて、暫くぼんやりと見つめた後。 路地裏の闇に紛れて消える。 監視するものがいたとしても。 特別な力を持ってしてしかフード姿を『湖』であると判別することは残念ながらできないだろう。 また、尾行しようにも路地裏というフィールド上不可能。]
(22) 2010/03/23(Tue) 03時頃
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[ただ、『道』を潰し損ねたことだけが懸念であり。 最大の汚点であることを、青年、もしくは少年は気付いている。]
あの、クソジジイ――――っ!!!
[唇を強く噛めば血がにじんだ。]
必ずオレが殺してやる―――っ。 (ボクが殺してやる――――っ。)
[少年、もしくは青年が呻いた。]
(23) 2010/03/23(Tue) 03時頃
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[意気揚々と正体を明かした筈の相手に対し、 あくまで身内の態度を取り続けたのは如何なる思惑か。 去っていく少年に対して『道』は追う事はなく見送るのみ]
くくく…みたか、あのつ…ら… ごふっ…ぐはぁぁぁぁぁっ!
[無理を押して笑おうとした...だったが、 血の塊を撒き散らし、己の吐いた吐血の海に倒れ伏す。 部下達が慌てて駆け寄り、その身体を仰向けにさせると ズルリとその胸元から何かが滑り落ちる。
"二発"のそれぞれ異なる弾丸をめり込ませた、金属製の『牙』のエンブレム。
ひしゃげて今にも千切れそうなその古めかしいエンブレムは 赤黒い色に濡れながらも、室内の光を受けて鈍い光を放っていた]
(24) 2010/03/23(Tue) 03時頃
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司祭 ブルーノは、メモを貼った。
2010/03/23(Tue) 03時頃
司祭 ブルーノは、双生児 オスカーの痕跡が消えた後は人事不省に陥ることになる。**
2010/03/23(Tue) 03時頃
司祭 ブルーノは、メモを貼った。
2010/03/23(Tue) 04時頃
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―回想・自宅執務室―
[先程の通達に対して、それが如何に事実で有ったか 証明するように、とのそれぞれからの連絡が入り]
――仕方有りませんわ… 少しばかり手の内を明かす事になりますけれど。 殺された者の『記憶』を"写真"と云う形で提示させます。 …早く準備に取り掛かりなさい。
[いちいち、殺されたのが【零】の構成員かどうか等、 どうやって証明させる気なのだ。 なら――殺し放題ではないか。 たまたま、【零】にその手段が有っただけ――]
――…他の組織がどうなさるのか…見物ですわ…
[足元に擦り寄って来る猫を抱き上げ、撫でて抱き締める。 部下の死は無駄にはしない――絶対に。絶対にだ]
(25) 2010/03/23(Tue) 06時頃
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[それから帰って来た「【零】の全構成員の名簿」とやらの存在には]
(――耄碌なされたのね… そんな愚かな事は――、 流石にオスカーさまだってしないでしょうに…)
判りましたわ。 準備が整い次第、亡き部下の『記憶』を本部へ写真として、 叩き付けてやりますわ――速やかに作業に入りなさい…!
[部下が殺されて、立腹しない上司が居るだろうか。 いや――いまい。そしてそれを証拠として提出しろだなんて。 死者を愚弄するにも程が有る。 その遺体に氷嚢を詰めて、悼むようにとも命じる]
――《ZerO》を舐めてなど…おりませんわ――
[その双眸に、昏い昏い、闇が宿り、静かに燃えた。 人体実験の結果――死亡した者の脳からでも『記憶』を "搾取"出来る事が判った。それは小さな電波故なのだが]
(26) 2010/03/23(Tue) 06時頃
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長老の孫 マーゴは、死亡した脳とは云え、時間が限られては居たが。
2010/03/23(Tue) 06時頃
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―《ZerO》本部―
[コツコツ、と足音を響かせて、少女の手を引いて中枢へと赴く]
[――オスカーがルールを破った証拠――は簡単に証明する事が出来る。 それは殺害された構成員の『記憶』から、 眼球にナイフを刺す、オスカーの姿が映った写真から]
[それと同時に、ナイフに残っていた、 【零】の構成員の指紋と、【零】の所有する"契約"の 際の指紋の照合結果が同一で有る――との証拠から]
本来でしたら…オスカーさまの指紋も 手に入れたかったのですが―― どこに居るとも知れぬ野蛮で鎖に繋がれていない 狂犬病の犬を捉えるのは…些か面倒ですわ…
[それは単に、逃げているから、追う事が出来ても 部下やらその体躯で逃げ仰せられてしまう、と云う失態だったのだが。 でなければ今回のように殺されてなど居ない]
(27) 2010/03/23(Tue) 06時頃
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―《ZerO》本部→自宅―
[帰宅すると、【雪】から封筒が届いているとの事(>>2:97) そちらに目を通せば、断る理由も無く――むしろ、 オスカーを匿った理由さえ知る事が出来るかも知れないとの思いから]
"【雪】 ロビン=スミスさま
お茶のお誘い、感謝致しますわ。 その申し出、僭越ながら受けさせて頂きます。
【零】マーゴ=ヴィクトリア"
[との簡単な返事をしつらえて、誠意の証として、 常に傍に置く少女にその手紙を託し、ロビンの元へと向かわせた。 オスカーを匿った【雪】に、某かの情報を得られれば、と思いつつ。 【道】と【月】が遣り合ったと云う報告が入って来るのは もう少し先の話し――**]
―回想・了―
(28) 2010/03/23(Tue) 06時頃
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― 回想・ゲーム一日目・墓地 ―
[誓いを終え、雪の青年と少年は2人で教会裏手の墓地へと向かう。 様々な花や鳥の羽根すら供えられているボスの墓の前で、静かに祈った]
――1つ、心残りがあるとすれば。
[口を噤む。続きは心の中で続けた]
(貴方をこの手で捕らえられなかったことだ――)
[しかし。ちらと隣で熱心に祈る少年を見る]
(……セオドールと約束してしまったし、ね…)
["ボスが死ぬまでは手を出さない"
それは、正義に生きる者として愚鈍なような、体勢が整った状態の"このチーム"に喧嘩を売るのは得ではないという賢い判断のような、微妙な約束]
(29) 2010/03/23(Tue) 07時頃
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["ボスに手を出したら殺します。貴方の関係者も全員"――と、銃片手に言われたのだから、対外的には脅迫に屈したことになるのだろうか。 しかしその約束を守ることでこの素晴らしい"武器"が手に入ったのだから、やはり悪くはなかった]
『………』
[少年の祈りは長い。一体どれだけの言葉を、思いを、心の中で綴っているのだろうか]
……俺は、いないほうがいい…?
[泣きたいのだろうか。そう思い、問う。少年は首を横に振った]
『いてください。 ――僕が、僕でいられるように。
ちょっとでも気を緩めると、悲しみに囚われて気が狂いそうになるんです…』
(30) 2010/03/23(Tue) 07時頃
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[僕は――][言葉が続く]
『…僕はなにも裏切っていない。僕はボスの栄光を汚す者を何人たりとも、許しはしない……。
…………貴方の代わりになれるだなんて思い上がってる愚かな豚や狐や烏どもは、一匹残らず消してやる…』
[至近距離に居る者にしか聞こえない小さな声。読唇で読み取ろうにも、祈りの形に組まれた手の影がそれを邪魔するだろう]
(31) 2010/03/23(Tue) 07時頃
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[このセオドールという少年にとって、ボスという男は唯一かつ絶対の存在であった]
『…そろそろ行きましょうか。"お兄さん"もお待ちですし、"零"にも連絡を取らなくてはいけません』
[前ボスが死に、チーム名を喪ったその時点で、少年にとってこのチームは"Zer0【無】"になった。
この"Zer0という名の残骸"も、ボスが作り上げたものだから、無価値であるとまでは言わない。 しかし瞳を欠いた龍の如く、結局"ボス"というその男がいなければ、少年にとっては何の意味もなかった]
(32) 2010/03/23(Tue) 08時半頃
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[その"意味のない"集団が、かつてのボスの尊厳を踏みにじり、新たなボスの座という己の欲の為に動いている――。 その"反逆者への粛清"が、今の少年の目的。
前ボスへの忠義という名の狂気が、本来この闘いはそのボスの遺言が原因で起こったことだということを忘れさせている。自らが、チームの反逆者だということも]
『…僕は裏切ってないよ、オスカー。 君こそボスへの恩義も忘れて、あちこちで暴れまわって。 裏切り者はどっち?…ねえどっちだろうね…あはははっ』
[からから笑う。
青年は眼鏡越し、少年の歪な笑顔を何とも言えない表情で見ていた]
(33) 2010/03/23(Tue) 08時半頃
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― 回想・ゲーム1日目夜・宿『コーギー』209号室 ―
[コンコン、と控えめなノックの音に、ベッドから身を起こした。 セオドールが『道』と『月』のバトルに静かに銃弾を一つ添えに出た頃だっただろうか。眠気に支配された頭を振り切って、扉越しに来訪者の名を尋ねた。 その子供は何と名乗っただろう?『零』の者であるとわかれば、ずり落ちていた眼鏡を直し、扉を少しだけ開けた]
……よく俺がここに居るとわかったね……。 てっきり、他派閥のように"ブルドッグ"経由で来ると思ってたんだけど……。 …流石は、零、と言ったところかな……。
[子供からマーゴからの手紙>>28を受け取り、目を通す。 そして、時計を見た。――茶の時間には遅い。 その子供に返事を書くから少し待つように、と言いつけて、筆を取った]
(34) 2010/03/23(Tue) 09時頃
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"零リーダー マーゴ=ヴィクトリア様
早速のお返事ありがとうございました。 では、夜は何かとお忙しいかと思いますので、早めの時間にイレブンシスと致しましょう。
明日午前11時頃、カフェ・"―――"でお待ちしています。
ロビン=スミス"
[指定したカフェは、繁華街の広場沿いにある、オープンテラスのカフェ] [封筒に入れて丁寧に水色の封蝋をすると、手紙を運んできた子供にそれを渡して扉を閉めた]
(35) 2010/03/23(Tue) 09時頃
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[子供を見送り、鍵を掛ける。 "お祭り"の音が遠くから聞こえ始めたか。 潰し合いになってくれるならそれはそれで構わない、興味もないといった様子で、…或いは単に眠かっただけなのかもしれないが、眼鏡を置き、いつも締めているネクタイを緩めた]
――…こんなエンブレムとも、いつまでの付き合いになることやら…。
[ネクタイに入っている、エンブレムの刺繍を見て*溜息を吐いた*]
(36) 2010/03/23(Tue) 09時半頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2010/03/23(Tue) 11時半頃
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―回想・宿「コーギー」209号室>>34―
[ロビンに名を聞かれた少女は 「マーゴ・ヴィクトリアの遣いです」 と珍しい答え方をしただろう。 それは曰く――家の者とは云え主の、ファストネームを 呼び捨てにした事――それをこの少女は 赦されて居ると云う事――]
[眠っていたのならば、それは失礼に値するのだが、 マーゴ以外の者に謝罪すると云う事を、少女は知らない]
[「よくここに居ると判った」と言われても、頷きもせず。 流石、と云う褒め言葉にも臆したりせずに 少し待つようにと言われその通りに]
「――畏まりました。 確かに主に伝えます」
[そう言って、少女は軽く会釈をし宿を後にした**]
(37) 2010/03/23(Tue) 13時頃
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―昨夜 寂れた教会―
[ネイサン、サイラスと別れた後、女は目的の教会へ]
――……これが…… やはり実在しましたね 後世に遺せるよう 私共が保存に努めて参ります まことにありがとうございました……
[神父らには、それが何なのかは明かしていない。 貴重な史料であるから設備の整った場所で保管したい、 と言うのが表向きの用件で。 布施の名目で、最大限の代価(と口止め料)を支払い。 女は遂に手にした"断片"を厳重にしまい込んだ]
分析を進めると共に 残りの回収を急ぎましょう 口止めを行ったとて私共が訪れた事は隠し切れません
[この教会は『幻』や『湖』のシマに近い。 特に、すれ違った『幻』は厄介だ。 ――最悪の場合、先手を打つ必要性がある**]
(38) 2010/03/23(Tue) 13時頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2010/03/23(Tue) 13時頃
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―カフェ―
[ロビンを待たせるのも失礼なので、と時刻より先に マーゴは少女を連れて約束のカフェへと向かった。 そこにロビンは居ただろうか。 居たのなら、お待たせ致しましたわ、と機械的な挨拶を交わし 居なかったのなら、望遠射撃を畏れ、奥の席へと場を移す。 折角オープンテラスが有るのだから、そちらの席が良かったのだが 後ろ髪を引かれるままに、奥まった席へ]
「紅茶をふたつ」
[いつも通り、少女が答え、銘柄も問われればそちらも共に注文をする。 勿論、はなから飲むつもりは無い**]
(39) 2010/03/23(Tue) 13時半頃
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― 現在・繁華街広場沿いのカフェ ―
[待ち合わせに指定した時間よりも早く、雪の青年と少年はカフェに来た]
『あっ、…ピエロ。ちょっと見に行っていいですか?』
――だめだよ、"お客様"がもう来てる。
[青年が示す先には既に奥まった席に陣取るマーゴの姿があっただろう]
(…射撃警戒、かな…)
[しかし、こちらとてあの傘には警戒しなければいけなかったのでお互い様だ。 それに奥まった席では、他の構成員を使い外から監視させづらいというデメリットもある]
呼び出しておいて遅くなり申し訳ありません。 待たせてしまったでしょうか……?
[そう言い、マーゴ達の向かいの席へ。 マーゴ達が紅茶を頼むなら、同じものを追加でふたつ頼み、こちらは平然と口を付けた]
(40) 2010/03/23(Tue) 14時頃
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[簡単な挨拶を済ませる。もしセオドールの紹介が少女に必要だったなら"友人"だと紹介しただろう]
さて、……お話を伺いたいのですが、いいでしょうか?
[先にマーゴのほうが話を切り出すかもしれないがそれはやんわりと制し、質問をぶつける]
単刀直入にお聞きします――『湖』のオスカー君が『零』の構成員を殺したというのは本当ですか。
[マーゴからの返事は"イエス"だろう。それが聞ければ詳しい状況や、犯人がオスカーだと特定するに至った経緯も聞き出そうとする。 マーゴはどこまで証拠を開示するだろうか。 少なくとも口頭の説明だけでは作り話の可能性があると一蹴するつもりで聞いていた。 もしかしたら写真の提示もあるかもしれないが、そこに写っている殺害実行時のオスカーは"ホリー"だ。別人じゃないか、とやはりはねのけるだろう]
(41) 2010/03/23(Tue) 14時頃
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『ミズ・ヴィクトリア、僕らはこのゲームの重大な"欠陥"に気付いています。 ――殺人はゲームからの脱落条件ですが、逆に言えば他所の派閥の殺人を"でっち上げる"ことによって、邪魔な派閥を簡単に消すことができます』
例えば、適当な死体を"これはうちのメンバーだった"と言ってしまえば……。 爆弾でも仕掛けて全身バラバラの死体を出してしまえば、どのチームも…警察ですら身元は特定できないでしょう。
いえ、貴女方がそうだと言っているわけではないんですけどね――。
[マーゴは憤慨するだろうか、それとも変わらず冷静だろうか。 いずれにせよ青年は薄笑いを貼り付けたまま話を続ける]
(42) 2010/03/23(Tue) 14時頃
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さて――マーゴさん、いえ『零』に折り入ってお願いが。
このゲーム盤から、降りて戴けませんか?
[小さく囁き、笑う]
今すぐゲームからのリタイアを宣言し、俺の…『雪』の前から消えていただければ、俺達は件の殺人事件の"目撃者"として名乗り出ると約束しましょう。 他派閥の長が事実と相違なく証言を果たせば、恐らく本部も動くはず。 そうすれば『湖』はゲームから脱落し、貴女方の尊い犠牲は無駄にはならない。
如何ですか?
[到底呑まれるとは思われない要求。勿論呑んで貰えるなら邪魔な派閥が2つも消えてくれて万々歳なのだが――。
返事が否、或いはマーゴが怒って席を立つようなら、セオドールが小さな布包みを出し、それを開いて親指大の小瓶を見せるだろう]
(43) 2010/03/23(Tue) 14時半頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2010/03/23(Tue) 14時半頃
執事見習い ロビンは、小瓶の中には透明でとろみのある液体が入っている。
2010/03/23(Tue) 14時半頃
執事見習い ロビンは、もしもマーゴがこちらの提案を呑むならすぐにエンブレムを出すよう要求するだろう。
2010/03/23(Tue) 15時頃
寡婦 パピヨンは、執事見習い ロビンの情報が手に入らないのが気掛かりだった。
2010/03/23(Tue) 15時頃
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―回想・昨晩―
はは、内部への手出しは、なくもありませんが偶々です。 我々『幻』の任は"外からの賑やかし"を振り払うこと―それだけですから。
[役目はあくまでも《ZerO》を護るための諜報であることを、 前の晩にブルーノの演説を引用して言い、 去り際にパピヨンへ、好奇心だけは旺盛なのでね、と描いた笑みを見せた]
さて、賑やかしサンは誰でしょうねえ。
[サイラスとパピヨンから離れて口にし、くつと喉を鳴らした。
やがて『月』と『道』の衝突の場所へ近づけばさりげなく側近が傍へ。 銃弾が飛び交ったのか、血の色が至る所に散るのを見ながら報告を受けて眉を上げた]
おや、『月』の気丈なお嬢さんはゲームからは撤退されたのですか。 …もう少し、役に立ってくれるかと思ったんですけどねえ。 少々、目論見が甘すぎました。
(44) 2010/03/23(Tue) 20時半頃
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[くつり。 小さく喉を鳴らし、『湖』のリーダーが『道』の拠点へ向かうのを視界に収める。 描いた笑みはその上に浮かべた笑みで形を崩し、さらに笑う形へ歪む]
…戻りましょう。 もう、ここに私達の用はない。 『月』のエンブレムもきっと彼が持っているでしょう。
[手をあげて、騒乱の末端に形ばかりの加勢をしていた手下を呼び寄せる。 中には流れ弾に被弾したものもあり、さすがに眉を寄せたが 早く適切な処置をするように言い残し、側近と共に事務所へと戻る。
負傷者の中には病院へ送られたものも僅かにはいるだろう。 執務室で負傷者の程度など情報を聞いたなら予想内で収まったことに頷いて]
盾にしていた戦闘役がいなくなってしまった以上、状況は好ましくはありません。 少々手荒なことも…表立ってやらなければいけなくなると思ってください。
[いいですね? 側近へ告げて、愉しそうに笑みを浮かべた]
(45) 2010/03/23(Tue) 21時頃
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―カフェ―
[ロビンがセオドールを連れてやってくれば、立ち上がり 会釈を交わす――待たせたかと聞かれたなら ゆるく頸を振り少女が「いいえ」と代弁する。 実際そんなに待ってはいない、ゆきがけに 入院されたと聞いたパティへと見舞い品を届けるように、と 部下に命じ街中の様子を探る為にもゆっくりと歩いて来たからだ]
…ご友人――…
[友人で無い事は知っていた。 【雪】の――ロビンの"右腕"だと。 第一――こんな場所に友人を連れて来るのもおかしな話しだ。 「話しを」と云うのには黙って聞いている。 元々――"こちら"から話す事は皆無に等しい。 ――ただ、何故オスカーを保護したのかと云う疑問のみ]
(46) 2010/03/23(Tue) 21時頃
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[オスカーが"ホリー"だと言われれば]
――貴方にはオスカーさまに見えませんか…
(思ったよりも節穴でしたわね… ――それとも…その方が得策だからかしら)
[等と、ロビンへの評価を下げながら大人しく聞いて居る]
「理解しています。 …――どこかの派閥が…『殺し』を行ったとして―― どう立証されるのか、期待しています」
[少女がマーゴの代弁を続ける。 それは少女の口から出るには、物騒過ぎる言葉だろう。 マーゴは別段、憤慨したりせず黙ってロビンを見据えて居る]
(47) 2010/03/23(Tue) 21時頃
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…ロビンさん… ――お聞きしたい事がひとつ。
――何故、オスカーさまを保護なされたのですか…?
わたくしのお返事はそれ如何に因りますわ。
(楽しいお返事を期待してましてよ)
[そうは言いつつも、答えは決まっているに等しかったが。 ロビンが笑う様にも一様に表情が変わる事も無く。 連れの少女も黙って座っている]
(…【湖】…オスカーさまは確かに赦せませんわ。 ――この騒動が終わった次第には―― 必ずその命…、血で償って頂きますわ…)
[セオドールがちろりと覗かせる、とろみの有る液体に、 僅かに視線を向けるだけで、立腹して席を立つような真似はせず。 【零】のエンブレムはマーゴのハンカチの刺繍に――**]
(48) 2010/03/23(Tue) 21時頃
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―Game2日目・繁華街―
[いつものようにスーツと帽子の装いで繁華街のはずれから中心へと歩いていた。 表情には珍しいことに僅かな苛立ちを浮かべてながら。
…それもそのはずだ。 件のお騒がせ奇術師が覚えたばかりの催眠術をアシスタントへかけて、 解けなくなったと朝から駆け込んできたのだ。
『華』からの大事な借り物である女性に何かあっては派閥としての関係にも響く。 急いで駆けつけてかかった催眠を解いたうえで、奇術師に説教をしてきた帰り。 機嫌が良くないのも頷ける話]
まったく、彼にも困ったものです。 こんな時に事件を起こさずともいいものを。
[ぷりぷりと怒っているところへ、疾風の一人が駆けてくる。 あれえ、ダンチョーさん怒ってる?なんて言いながら、耳を貸してと仕草で示す。 身をかがめると、彼は寄せた口元を両手で覆いながら報告をする]
(49) 2010/03/23(Tue) 21時頃
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[聞いた内容は、『蘭』の未亡人が教会に出入りしているということと、 もしかしたらそこで何か、ということ。 昨晩のことを思い浮かべて、合致すると頷いた]
やはり、彼女は何かを掴んでいると思って間違いはなさそうですね。 さすがは亡きボスの奥様、というところでしょうか。
[くつ、と喉を鳴らし屈めていた身を起こした]
わかりました。その方向で情報を集めてください。
[肩をとんとんと労うように叩いて、疾風の少年を送り出した。 肩を叩いたのは、彼も頭を撫でられるような年ではなかったから。
その足で広場の様子を見ようと足を向け、 準諜報役―定点観測担当―の道化師がストリートオルガンの音に合わせて コミカルに踊っているのを見る。
視線が合うと彼は暗号を絡めたジェスチャーで、 そこのカフェにいる人物のことを告げた]
(50) 2010/03/23(Tue) 21時頃
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―繁華街・広場―
[…そうですか。 帽子を軽く手で触れて、理解した旨を道化へ示す。 ちらりとカフェを視界に納め、すぐに逸らした。 『雪』も『零』もどちらの姿も見えなかったが、それは奥にいるからなのだろう。 裏口から出たというなら、そんなに諜報役が多いわけでもなければ知る由もない]
…眠気覚ましにコーヒーでもと思いましたが、今は止めたほうがいいでしょうか。
[側近へ問い掛けながらくあ、と欠伸を噛み殺す。 テラス席の隅の方なら奥からは視界に入らないのでは? そんな側近のアドバイスに素直に頷いて、カフェの奥の席からは見えにくいテラス席へと。 もちろんそれはこちらからも彼らがいたなら見えにくい場所ではあるのだが]
とびきり濃いのを一つ。
[朝早くに叩き起こされては堪らない上にまだ苛々が抜けていない。 まずは落ち着くのが先だと注文を取りに来た店のボーイへ告げた]
(51) 2010/03/23(Tue) 21時半頃
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― 広場沿いのカフェ ―
[>>47オスカーに見えないのかという問いかけには首を横に振る。 実際、真横を通った時も>>1:153看破できなかったのだ。 あの時は顔を見ていなかったせいもあるが、やはり「オスカー」だと言われなければ青年にはわからなかった]
…保護とは?
[>>48の問いかけには薄く笑い――観念したように溜息を吐いた]
……いえ、しらばっくれても無駄ですね。何せ貴女方の専門は記憶ですから、嘘を言っても仕方がない…。
簡単ですよ。――"アレ"は我々の獲物だからです。 我々よりも圧倒的な"力"で彼らが潰されるのならば諦めもつきますが、指が無くなっただのルール違反をしただの、"そんなつまらない理由"で舞台から降りられては困るんですよ。
[イエスかノーか。その答えを聞くまではまだ小瓶――手の内を明かすつもりはなく。もしマーゴがそちらに視線をやったとしても、青年も少年も揃って知らないふりをした。 代わりに、もしもハンカチが見える位置に出されているなら、そちらに目をやる]
(52) 2010/03/23(Tue) 21時半頃
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執事見習い ロビンは、さて、『零』からの返答は*どちらか*。
2010/03/23(Tue) 22時頃
執事見習い ロビンは、道化師 ネイサンが同じカフェに現れたことには気づいていないように見える。
2010/03/23(Tue) 22時頃
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― ゲーム2日目早朝・遠い何処かの地(Unknown Place)>>2:148 ―
『で、き、たー!あとはこれに封をして、ちょちょいのちょいっと。…ムパー!ムパー!ちょっと来なさーい!5秒で来なさーい!』
[女がジリジリジリジリ、と大きなベルを鳴らすと、隣の部屋から慌てた様子で女の部下がやってきた]
『お、お呼びでしょうか、スミス警視監補!』
『その堅苦しい呼び方やめてっていつも言ってるじゃないー。ミッシェルって呼・ん・で、よっ!』
『ミッシェル…?えと、…マイケル=スミス警視…あだだだだだっ!!』
[女――いや、その瞬間は確かに男の顔をした人間が、ムパと呼ばれた男の股間を蹴り上げる。その、一見コントとしか思えないような光景に、半ば眠りかけていた美少年も驚いたように目を丸くしていた]
(53) 2010/03/23(Tue) 22時頃
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『次その名前で呼んだら左遷するよ…? …とか馬鹿やってる場合じゃなかったわ。ムパにお仕事!この手紙を大至急!ここに書いてある住所に届けていらっしゃい!』
[また女の顔――裏声を作るのを忘れて普通に男声で喋っているが――でマイケル、いや、ミッシェルは部下に指示を出す。 部下はその住所を見て、明らかに嫌そうな顔をした]
『――こ、ここって!あの…[Zer0]が牛耳ってる地域じゃないですか!嫌ですよまだ死にたくないです!!』
『大丈夫よ、あんた冴えない顔してるんだし、ちょっとボロい服着ればあの辺のスラムの連中と区別つかなくなるわ!大丈夫よ!さっさと行ってらっしゃい!』
[部下の訴えを完全に無視して、部屋から追い出す。その一部始終をソファに座って見ていた美少年は、ぽかーんとしてから、恐る恐る口を開いた]
『…あの、…ここは…一体何処なんですか…?警視監補、…って……』
(54) 2010/03/23(Tue) 22時頃
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―『零』建物前―
[酷く憂鬱そう、簡単に言えば"この世の終わり"を 一足早く迎えてしまったかのような男が一人『零』の敷地内に 現れていた。広範囲に網を張る『零』の構成員達からは 彼が『道』の部下の一人で、事務所からまっすぐこちらへ 向かってきた事が知れるだろう]
はぁ……帰りてぇ…。
[敵対組織に"お使い"に行くことが、 どれだけ恐ろしいものかは承知している。 普段であれば、"何をされてもおかしくない"相手に 大事な部下を使うことは『道』はよしとしない。 だが、今回だけは余人は使えない。 『零』の評判がその通りであるならば]
(55) 2010/03/23(Tue) 22時半頃
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『警察(ヤード)よ』
[少年からの疑問に、ミッシェルは堂々とそう答える]
『――ああ、安心して。別にアナタのこと捕まえたりとかしないから。アナタは"保護"されたの。青少年の健全な育成を目指してなんたらかんたらうんぬんかんんうん、忘れちゃったけどとにかく保護。運がよかったわね。 ――アナタあのままあの街にいたら、死ぬまでその身体、食い潰されるところだったわよ』
[ロビンが『華』から遣わされた男娼の美少年は、結局青年の元では一度も"そのような"用途では使われることなく、秘密裏にこの場所まで運ばれてきたのだった。それを聞いて、美少年はどんな顔をしただろうか。 怯えていたようなら、ミッシェルはその頭を撫でて]
『大丈夫よ。ウチの"弟"がアナタみたいな子供たちを助けるために命はって頑張ってくれてるから。――アナタは私たちが絶対に護る。…約束するわ』
[そうして、そのままそっと美少年を抱きしめた]
(56) 2010/03/23(Tue) 22時半頃
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失礼。ミス・ヴィクトリアはご在宅かな。 『道』の者です。 "一晩の記憶"をお買い上げ願いたく、罷り越しました。
[訪問者はそう言って見るからに緊張した顔つきのまま、 『零』の門を叩いた]
我が主の意思は前ボスと、 前ボスが何よりも一番に心を砕いた《ZerO》の為に存在します。 先日の殺害事件に関しては、こちらの意見は代えられませんが、 オスカーと名乗る少年自身が我が主に告げた告白を "証拠"として提出する術がこちらにあるというならば、 《ZerO》の為に共有する考えが『道』には存在します。
(57) 2010/03/23(Tue) 22時半頃
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無論、この私と"私の一晩の記憶"ををそちらの"感情"で 塵芥として扱うも御気にますままに。 これは我々『道』首脳の統一した意見です。
当然、私としてましては何事もなく笑顔で握手できるような 無事平穏な解決が望ましいのではありますがね。
[>>14>>15の現場にいた部下の一人が彼なりの覚悟を決めて言い放つ。 彼の扱いは『零』によって委ねられ、決められたことだろう]
(58) 2010/03/23(Tue) 22時半頃
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司祭 ブルーノは、メモを貼った。
2010/03/23(Tue) 22時半頃
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[そうしているうちに、安心したのか少年は眠ってしまっただろう。毛布を掛け、ソファで寝かせると、ミッシェルはぽりぽりと頭をかきつつ少し渋い顔をした]
『――で、問題はこっちなのよねぇ…』
[大雑把に言えば、"Zer0に敵対する派閥に警察から物資と軍資金の支援をする"という主旨で作られた2通の手紙。1通は、その派閥のアジトの住所がロビンによって割り出されているので先程遣いを出すことができた。
しかし、もう1通。こちらは――]
『…"湖"のアジトってどこなのかしら。子供の多いストリートって聞いたけど、あの街に子供が溜まってるストリートなんて幾つあると思ってるのよ。全くこれだからドーテーは使えないわね』
(59) 2010/03/23(Tue) 22時半頃
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[しかし、街の中でも特に治安の悪いストリートに部下を行かせるのは少し不安があった。…良くて身ぐるみ剥がされてポイ、悪ければ土曜日に食べるような焼きすぎローストビーフになっているだろう]
『参ったわねぇ。どうしようかしら。仕事できませんでしたーってのはアタシのプライドに反するし……。…やっぱアタシが直接行くしかないのかしら』
[女は思案顔で、封筒を窓の外から差し込む朝日に照らした。 封筒の中に透けて見えるのは、膨大な額が書かれた小切手と、大量の武器が詰め込まれた倉庫の鍵と倉庫位置を示した地図、『貴方達『∞』に幸運を、『Zer0』に熱き弾丸の制裁を "女王のイヌ"より』と書かれた便箋。 先程別の派閥に送られたほうの封筒にも、便箋の文章が多少異なるくらいでほぼ同一のものが入っている。
暫くそれをぼうっと見た後、ミッシェルは、よし、と気合を入れ直して、上着を羽織り、水商売風の女装のまま――*Zer0が屯す街へと向かった*]
(60) 2010/03/23(Tue) 22時半頃
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―『蘭』執務室―
[地下の書斎に"断片"を隠し、夜が明けて後。 女は次の断片を捜索する準備に取り掛かっていた。 とは言え、今後の捜索は手探りとなる。 しかし、他派閥の諜報を警戒すれば大々的にも動けない]
クリソス殿が脱落…… 老兵未だ衰えず と言う事かしら……
[裏帳簿の情報は鳴りを潜めているようだった。 『道』が悪用しなければ一先ず問題はなかろう]
「……母様」
あら 何かしら?
「母様は、今回の事、最も相応しい人が《ZerO》を継ぐべき。 ……そう言いましたよね」
ええ ――……何か聞きたい事があるかしら?
(61) 2010/03/23(Tue) 23時頃
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[何かを思い悩むような子の様子に、女は首を傾げる]
「……僕は、母様が一番相応しいと思います。 絶対、僕達『蘭』が勝たなくちゃ」
――……そう……
[殊更肯定も否定もしない。 相応しいと思わぬ者は、此度の件に名乗りを上げまい]
「いってらっしゃい」
ええ 留守を頼みますよ
[常通りに言葉を交わし、女は側近を連れ、表へと向かった]
(62) 2010/03/23(Tue) 23時半頃
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―『蘭』執務室 子の視点―
[主が部屋を出たのを確認すると、子は執務机を覗き込む。 広げられている街の地図に、記された点を指差して]
「……母様はここに行くと言っていたから…… 他にありそうなのが、ここと、ここと……」
["自分達"が、一番に宝を揃えなければならない。 そう結論した子は、自ら動く事を選んだのだった]
「それに……組織《ZerO》を継ぐのに相応しくない人は、 これ以上好き勝手させたらダメだ。 ブルーノ様だって、外部と繋がってる派閥があるかも、 って言ってましたし」
(63) 2010/03/23(Tue) 23時半頃
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―病院― [黒髪ロングの姿が病院内の一室に静かに姿を現す。 ZerOの傘下であるこおの病院に。 ホリーとしてお見舞いに来たのはどんな決意があったからか。 ただ、前日の騒ぎで病院内は少し慌しくもあったかもしれない。
目の前には『道』によって狂わされた少年の姿。]
―――――…。 それでも、ボクらは……。
[左手に握られた銃口が少年の眉間へ向けられる。]
いつか大人になる……。 痛いだろ…、ソレ。優しくねぇから、ボク。
[そのまま引き金を引けば、その少年の笑いが止まった。]
(64) 2010/03/24(Wed) 00時頃
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「……うん。ここにしよう」
[指差して頷いたのは、孤児院を併設した小さな修道院。 スラムの真っ只中にあった。 カインの宝に繋がる品が、なぜ教会にあるかは解らないが、 それを集めれば、母が父を継ぐ事が出来る。 きっと"親孝行"に違いなかった]
「暴れるしか能なしの『泥水』の癖に。 ……今に見てろ、あいつの縄張りから宝を取って来て、 自分のシマも守れない愚か者だって証明してやる」
(65) 2010/03/24(Wed) 00時頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2010/03/24(Wed) 00時頃
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[それを暫く黙って見つめてから。 銃声が聞こえたろう院内のスタッフが来るまでに窓から脱出して走駆け抜ける。 病院内にいるZerOの人間に見られたかもしれない。 路地裏に入ってそのまま女装を解いた。]
さぁーて。 そろそろクソジジイから情報も流れてる頃か。 『零』のあのアマがなんか言ってるのもあったし。 もう、『湖』として動くのは潮時か。
[目を閉じて、瞼の裏、思い出すけれど。 もうずっと、ボスの顔を思い出せない。]
………おもしろくなりそうじゃん。
[昨日、血に濡れた左目が痛んだ。 持っていたターバンで左目を隠すように巻いた。]
(66) 2010/03/24(Wed) 00時頃
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[今日はなんだか忙しくなりそうだ。 ターバンを左目に巻いたことにより距離感がなくなっていた。]
………、……あー…。
[昨日のこともあり。 ZerOの幹部から呼び出しをくらっていた。 バックれるかどうかを考えつつ歩いていると。 夜の蝶、とは少し違う、何かをその女に感じ取った。 この街では見ない顔、それは間違いないが。]
人んトコで女がナニしてんの。
[左で銃は抜いていて、それを突きつけてはいたが。 女はそれに臆する様子は全くなかった。]
(67) 2010/03/24(Wed) 00時半頃
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―広場前・カフェ―
[別の道化がやってきて、人々へ風船を配っているのを眺めながら 濃いコーヒーを啜っていた]
ああ、おかげさまでようやく目も覚めてきました。
[テラス席から立ち上がって店の中を覗きこんだ。 奥の席にふわりとした髪型の女性が見えて、眉を寄せる]
おやおや。 『零』と『雪』の逢瀬ですか。 一体何の話をされてるのやら。
[そこで何を話しているのか、敢えて知ろうともしないし かといって諜報役へ探らせることもなく。 ただ、こちらの姿を見たならば探られていると思うかもしれないが知ったことではない]
(68) 2010/03/24(Wed) 00時半頃
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[>>60の後、水商売風の女が『湖』の拠点を探しにエリアへ入った際の事。無論>>67の前]
ああ、ここにいたのか! いやいや、別に責めてるんじゃない。 それよりもこれを『湖』のところへ届けてくれ。 いや、違うのか? 『華』の者だろ?
[ミッシェルがあれこれ言う前に、一方的に勘違いした"風"の男は大層重い紙袋を渡して立ち去っていった。 当然中身を漁ればそれは信管が抜かれた、嘗てオスカーらが仕掛けた"地雷"が一機。 付属のメモには「忘れ物をお返しする」と書かれてあった]
(69) 2010/03/24(Wed) 00時半頃
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[左で銃を向けていると、距離感がやはり掴みにくいのか。 近づいてきた女に反応が遅れた。]
『アンタ、『湖』のよね?』
は?、みず、うみ?
[自分のことだが一瞬呆気に取られて間抜けな返事をする。 それから、冷静になって銃を構えなおした。]
ナニ?アンタ、どこの人? 見た覚えねぇーな、そもそも覚えてないだけかもだが。
『野蛮な組織と一緒にしないでほしいわ。』
……で、野蛮なおばさんはボクに何の用?
[首を傾げた。]
(70) 2010/03/24(Wed) 00時半頃
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司祭 ブルーノは、メモを貼った。
2010/03/24(Wed) 00時半頃
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―広場―
行きましょう…聞きたい事はありますが、場所がよくない。
[側近へ言って会計を済ませてテラスから広場の石畳へ歩き出す。 そこへ、風船を配っている道化が近づいて、笑顔で風船を差し出してきた]
…ですから、私は受け取るのはなれていないのですけれどね。
[眉を寄せながら風船を受け取る。 その時に「団長、一度アジトへ」と小声で囁かれた。 渡された風船の紐。その先に巻かれた紙がついていて、それを広げ…]
ふむ。戻りましょうか。
[紙は事務員のメモ書き。記されていたのは、 "わからないの。はやく"とだけ。
広場で踊る道化へ、事務所へ戻ると手の動きで伝え、広場を後にした]
(71) 2010/03/24(Wed) 00時半頃
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[女はこちらに笑みを見せたろうか。]
『お手紙よ。』
手紙?オレ字読めねぇんだよ、読んで。
『お願い、ってかわいく言ってあげたらいいわよ。』
………、オッサン調子のんなよ。
[撃鉄を引き上げた。]
『はいはい、仕方ないわねー。あ、オッサンじゃなくおねーさんね。』
[手紙の内容がスラスラ読まれていく。 と言ってもその手紙には内容があるわけではなく。 自分が本来いる組織の名前と。 だいたいの内容は学がない自分でも把握できた。]
(72) 2010/03/24(Wed) 01時頃
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[倉庫の鍵と倉庫の地図、そこには大量の武器があり。 それから膨大な額の書かれた小切手。]
こんな金あんなら。 ストリートの孤児院に入れてくれよ。 それぐらいしかアソコに恩返しできねぇし。
[戦争に使うつもりはないらしい。]
"女王のイヌ"ね……アンタらが噛んでるってのは間違いじゃなかったのか。 いいのかウチにこんなことして。 ……それだけ、ZerOの力がデケェってことか。 オッサンさぁ、うちのチームナメてねぇ?
[こんな援助などなくても勝てる、と。 そんな自信を覗かせるかのよう少年は笑う。]
(73) 2010/03/24(Wed) 01時頃
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司祭 ブルーノは、メモを貼った。
2010/03/24(Wed) 01時頃
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―街中『道』事務所―
[動乱から一夜明けた午後。 慌しい人の出入りが続くが、 基本的には集結の様相を見せていた。 一部を除いてほぼ全ての『道』の組織員達が 事務所へと詰めている。
嘗ては入れ物の割に人が少なくて―― などと老主が言っていたのが嘘のような 人の熱気に包まれている]
『眠』の、フィリップ様の使いですね。 お待ちしておりました。 どうぞ、こちらへ……。
(74) 2010/03/24(Wed) 01時頃
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[誰かが呼びに行き、 ほぼ午後一時頃に共に事務所を通されたのは、 中立、不参加の立場である『眠』の関係者が数名。 裏向きの仕事として死体を扱う事を得手とする彼らが 招かれたことを知った者がいるならば、 昨日の抗争終了直前の吐血を知っている者が いるならばこの可能性を思い浮かべるだろう。
ブライアン=ブルーノはもう"くたばっちまった"んじゃないか、と]
(75) 2010/03/24(Wed) 01時頃
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[右の銃は抜かない。]
それ、とりあえずもらっとく。 オッサンは帰っていいよ。 ああ、でも1つお願いしていいかな。
[銃を降ろして首を傾げる。]
ストリートの子供。最悪守ってくれたら。 女王様のワンちゃんたちはそれぐらいの能はあんだろ。 っか、コレ、誰か噛んでんの? おねーさんの名前聞いとこっか。
[爪を噛みながら呟いた。]
『ミッシェルよ。』
顔だけはマイケルって顔だけで。
[ぐーで殴られた。]
(76) 2010/03/24(Wed) 01時頃
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[左頬を殴られると地面にそのまま尻をつき。 口の中を切ったのか鉄の味がしたのでそのまま地面に吐き捨てた。]
っ、いって……。
『あらぁ、やだぁ、大丈夫ー?』
コノ、クソヤロー……。
『それから、コレ。重かったんだからちゃんと受け取りなさいよ。 ったく…こんな物騒なモンアタシに持たせるなんて……。 これでも全うに生きてるんだから勘弁してほしいわ。』
誰に預かったの?
『えー?なんか元気なご老人よ。』
なるほど、ね。
[そのまま立ち上がる。]
(77) 2010/03/24(Wed) 01時頃
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いい、預かる。気が変わらないうちに帰れよ。 死にたいなら別だけど。
[青い瞳が睨むように女(?)を見た。 そのまま女は路地裏を後にしただろう。 もっとも、誰かに見られていたのかもしれないが。 それに気付く余裕は今の少年にはない。]
――――…クソジジイが…。 その『道』を沈めるぐらいじゃ足りねぇらしいな…。
[唯一認めてくれたのは―――――。 ここのボスではなく。]
無《ZerO》がサイキョウじゃねぇ。 オレたちが最強だってこと認めさせてやる。
[紙袋に衝撃が走る。]
(78) 2010/03/24(Wed) 01時半頃
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―スラムの一角 子の視点―
[――かくして。 本来、長の命に忠実である筈の『蘭』の構成員に対し、 一体どんな無理を通したのか。 子は護衛を幾らか連れ、薄汚れたスラムに足を踏み入れた]
「……汚いとこ。急いで行きますよ」
[小綺麗な身なりの子供が数名の大人に囲まれた様は、 ストリートの風景から異様に浮いていた事だろう]
(79) 2010/03/24(Wed) 01時半頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2010/03/24(Wed) 01時半頃
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[信管を抜かれていたろうその地雷。 ただの衝撃だけでは爆発しなかっただろうが。 十分と距離をあげてから、発砲する。]
―――――っ!!!!
[まだ、地雷というには未完成だったそれは。 銃弾の熱を受けて大きな煙雲を路地裏からあげた。 先程の女(?)は爆発に巻き込まれなかったろうか。]
――――…っいってぇ…。
[我ながらバカだなぁ、と思うのは当然だが。 あれだけ距離を置いて左足が使い物にならなくなりつつあったことに。 何か満足気に笑みを浮かべて、路地裏から見える狭い空を見上げた。]
(80) 2010/03/24(Wed) 01時半頃
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―事務所―
[事務員の用件のほぼ全て占めるものは、 今度のショーの為に芸人達が注文した衣装やなどが 予定よりも早く運び込まれたのに、倉庫の鍵がないことにあった。 倉庫の鍵はたまたま己が持っていたために、問題は解決。 手の開いている者を呼び出して、 手分けして隣の倉庫へと運び込むよう指示をし、己は再び外へ]
ここだけ見ればのどか過ぎる光景なのですけれどね。
[細身の葉巻をくわえて火をつけ、一服終えたなら再び繁華街へと]
(81) 2010/03/24(Wed) 01時半頃
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―スラムの一角―
["異様に浮いている"からこそ知らせがすぐに飛び、幾人もの者達が駆けつける。『道』の者と告げれば少年の護衛は銃を向けることだろう。]
我々に敵意はありません。 無論、その御子息を人質にする意図も。 我が主が"誰"を不安がっているのかは 『蘭』の皆様自身がご承知の筈。
[話し合いに応じてくれるのであれば、 ここは大層危険であるということ。 少年は目立つ存在であるのですぐにこの場から 立ち去るようお願いすると告げることだろう。 それは爆発音>>80のする前の出来事]
(82) 2010/03/24(Wed) 02時頃
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―繁華街近く→路地裏―
[突然に響く爆発の轟音に耳を押さえて空を見上げる。 届くのは音だけだが、小さくはない。 路地裏から上がる煙に気がついて、何が起きたとそちらへ足を速めた]
「あっちだ!」 「気をつけて」
[側近が半歩先を行きながら、爆発の場所を探る。 途中、『なんなのよぉ〜!』と声を上げている女―?をやり過ごし、 爆風で飛び散ったレンガやガラスの破片を踏みつつ路地の奥へ。 爆薬の匂いが鼻を刺すのに眉を顰めて見やった先に―]
…おや、まさかここにいるとは思いませんでした。
[『湖』のリーダーを見つけて、首を傾げた]
(83) 2010/03/24(Wed) 02時頃
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司祭 ブルーノは、メモを貼った。
2010/03/24(Wed) 02時頃
寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2010/03/24(Wed) 02時頃
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―ストリート 子の視点― (>>82) [貧民街で孤児を世話する施設の存在は知っていた。 今の組織《ZerO》の有力な人物の中にも、そこの出身がいる]
「父様は、良くこんな場所の中から有能な人を……、ん?」
[入り組んだ路地裏を抜けて来る集団。 問えば『道』と知れるだろうか]
「……どう言う事ですか? ブルーノ様が警戒する『幻』は、 ここからは少し離れていると思いますが。 それに、わたしには重大な役目があります。 ここでむざむざ引き返せません」
(84) 2010/03/24(Wed) 02時頃
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―路地裏― [そこら辺に転がっている樽に腰かけて荒い呼吸を繰り返す。 左わき腹までやられるなんて誤算だった。 いくら苛々するからと地雷に弾丸をブチ込んだのは間違いだったか。]
あー……ナニ? 笑いにきたの?
[左目はターバンで隠れており。 右の青の瞳だけが相手のことを見上げた。]
あんまりオレと話さないほうがいいと思うよ。 アンタ、目立つし。
[視線を外して、そう呟く。]
(85) 2010/03/24(Wed) 02時頃
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[誰を"嫌っているか"と言わなかったのは 目の前の少年に対しての気遣い。それが誤解を生んだのか 少年は『幻』の存在を口にした(>>84)。裏目である]
いえ、ここは『湖』の―――
[どこまで話すのかその部下は悩みつつ、 取り合えずはここが抗争する場になる 気配が濃厚である――などでっち上げを言えば 『蘭』部下も敢えて乗るだろうと信じて 口を開こうとしたところで爆発音(>>80)]
(86) 2010/03/24(Wed) 02時頃
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―路地裏―
怪我人を前に笑うほど、イヤな奴ではないつもりですけどね。
[隠れた左目の色は知っている。 今は見えぬ色をそこに見ながら、青の瞳へ問いかける]
心配してくださるのなら、いらぬお世話ですよ。 ああ、それとも目立つ私がいては自分の身が危ないとでも?
[くつ、と喉を鳴らして]
先ほどの爆発は一体何が起きたのです?
[まさか自分のシマの中で爆発を起こしたとは思ってはおらず、 問いかけながら帽子を脱いで顔の前で扇いだ。 まだ、爆発の余韻で塵が舞っているような息苦しさを覚えていた]
(87) 2010/03/24(Wed) 02時頃
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―ストリート 子の視点―
[子は自分なりに知恵を巡らせた。 『道』は何の目的でこちらを止めに来たのか? ――そうだ。 『道』は『湖』と繋がってると、『雪』の長から聞いた。 信用出来ない。その結論に至る]
「構いません、行きましょう。 ……お付き合いする相手はお選び下さい。 ブルーノ様には、そのようにお伝え下さい」
(88) 2010/03/24(Wed) 02時頃
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[そうして、子が一方的に話を切り上げようとした所で。 ――爆発の、大きな音と熱風が届いて来るだろうか]
「……な、何ですか!?」
(89) 2010/03/24(Wed) 02時半頃
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―路地裏―
ひっどいなー…。これでも気を遣ってあげてんのに、このボクが。
[強がるような台詞を吐いて大きく息をつく。 それから大きく息を吸ってから相手の問いに答えた。]
……あー、爆発は。 なんか苛々したからさー…。 自分でどかーん、って火遊び。
[埃っぽい路地裏の。 この煙が姿を隠してはくれるのだろうか。 痛むわき腹を押さえる手に力を込めて笑う。]
(90) 2010/03/24(Wed) 02時半頃
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わかりません! ですがっ とにかく、ここは危険です! いつ不埒なる者に襲われるかわかりません! 今日のところはこれをお持ち下さい!
[『蘭』の手のものに紙袋を手渡す。 中には血のついた帳簿(>>2:156 >>3)が入っている。 もし深い立場にいる部下がいれば、 これが何か理解できるかも知れないし そうでないにしろ、重要なものだと察するだろう]
(91) 2010/03/24(Wed) 02時半頃
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主からのゆ…伝言です。
"本の中の物語と違い、 現実の宝探しに必ず宝が用意されている訳ではありません。 ただ焦らずとも、探し続ける限りは宝は存在するものです。 今はこれで我慢して下さいませ"
[と"代用品"であるという意思を込めて、 紙袋を渡すと『道』の部下達は 一斉にその場を後にするだろう。 "過保護"は固く戒められていたから"こそ"]
(92) 2010/03/24(Wed) 02時半頃
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ボクたち∞《infinity》は――――。 最強にならなくちゃいけないんだ、って。 隣の小さな町でおさまる器じゃないって。
そういや、花籠の件も片付いてないんだっけ。 先にあっち潰すのが先かなー。
[わき腹が痛んだのか一瞬声が詰まる。]
あー…ホリーに怒られそうだなぁ。
[泣き言を漏らした。]
(93) 2010/03/24(Wed) 02時半頃
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―ストリート 子の視点― (>>91) [部下に渡された帳簿。 『蘭』の護衛の中に、僅か眉根を寄せる者がいた。 何事か、子へと耳打ちをして、頷きを返す。 『道』に向き直れば]
「……解りました。こちらはお預かりします。 一先ずはブルーノ様のお顔を立てさせて頂きます。 ここが危険なら、そちらも早々にお引き取り下さい」
[返答し、『道』と別れて行くだろうか]
(94) 2010/03/24(Wed) 02時半頃
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―路地裏―
ええ、ええ、お気遣いはありがたく。
…苛々したから自分のシマで火遊び。 やはりオコサマは、オコサマですね。
[小馬鹿にしたような口ぶりで言いながら、 埃立つ中、数歩近寄った]
それで、自分で怪我を負うなどとは、 《ZerO》に属する派閥の長として情けないものです。
昨晩はもう少し、オトナかと思って見ていましたけれど。
(95) 2010/03/24(Wed) 02時半頃
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―ストリート 子の視点― (>>92) [ブルーノからの伝言を反芻しながら、一旦引き返す。 母の側近から事情を聞いた]
「……そうなると……ううん。 この帳簿は僕ではどうとも出来ません。 『蘭』に届けなくては。貴方にお願い出来ますか?」
[護衛の一人を指して言う]
(96) 2010/03/24(Wed) 02時半頃
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……、オコサマでいいよ、別に。 自分のシマっていうか生活せざるえなかった場所だし。 他の派閥の長みたいにちゃんとしたエリアがあるわけでもねぇし。
[溜息をついた。]
ボスの…遊びだったんだろうな。 ストリートの子供育てるのなんて。
[昨晩、――――。その言葉にチラと見上げる。]
アレが大人、ってなら大人も捨てたもんじゃねぇけど。 ボクはずっと子供だよ、それでいいんだ。
[そのまま立ち上がろうとしたか。]
(97) 2010/03/24(Wed) 03時頃
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―路地裏―
《infinity》は最強…。
[オスカーが言う言葉にくつ、と喉を鳴らす。 しばらくくつくつと笑っていたが、花籠の話になって笑みが止まる]
あれは―反対隣の組織の"賑やかし" いつかは根こそぎ潰すつもりですけどね―
[声を詰まらせかけたあと、彼が口にした名前に小さく頷いた]
(98) 2010/03/24(Wed) 03時頃
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―Good Bye―
[『眠』の者が帰って暫くした後。 周囲の思惑を他所に各チーム宛に『道』からの使者がほぼ同時刻に飛ぶ。"形見分け"が始まった。]
サイラスには"あの日の詫び"として嘗て彼に向けて突きつけた拳銃(>>1:2)を。 使者が語るには『牙』時代、ボスから頂いた品だそうだ。 "ボスの物"になど愛着がないなら捨ててくれ給えとの伝言。
病院のパティには"見舞い"として良い義体師の紹介状を。 直接ではなく『華』の主に渡すぐらいの配慮は見せた。 指先程度なら目立たぬような処置ができるだろうとの言。
(99) 2010/03/24(Wed) 03時頃
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―路地裏―
[彼がこんなに棘を抜かれたようにしているのを見た事がなかった。 拠点がないからこそ、どこよりも尖っているように見えたのだが]
あそ、び?ああ―。
[また、よくわからない自分勝手が発症したのかと もう死んだかつてのボスを思いながら…… オスカーへ向けた視線に、多少の憐憫の思いが滲む]
…らしく、ありませんね。 あんなにイキがっていたのに。
[立ち上がろうとするのをじっと見て]
『湖』のなかでその怪我を治せる人は、いるんですか? いないなら―
[その先に続く言葉は、なんだろうか]
(100) 2010/03/24(Wed) 03時頃
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ネイサンには"赤の他人"になっていた『贅』の元部下達を(>>1:62)。 帳簿の存在を知る者(>>2:94 >>2:95)は当然除かれているが。 彼らは何も聞かされず、無論自分達が向かった先が『幻』とも知らず。
オスカーの元には張っていた者が見つけた"不審者"経由で地雷を一つ。 誰かへの"お遊戯"に使われた後、放置されていたものだった。 まさかあんな扱い方をされるとは思わず。無論興味もないのだが。
(101) 2010/03/24(Wed) 03時頃
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―ストリート 子の視点―
[帳簿を一人に任せて自分はどうするのかと言えば]
「……僕は続けます。 この後継者争い、日数に制限があるんでしょう? 残りいくつなのかも解らないんだから、立ち止まれないよ。 今じゃなきゃ…… 他の誰かにボスの座が渡ってからじゃ遅いんだ」
[部下が口々に止めても、子は親に似て頑固なようだった。 護衛達は目配せをして。 帳簿を持ち帰る一人が、小さく頷いて拠点へ走り去った]
(102) 2010/03/24(Wed) 03時頃
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マーゴには騒動後に彼自ら明かしていった"オスカーに関する情報"を。 身内を思いやる気持ちは"深く"共感できるが、所詮は相容れる相手ではない。『零』の為というものではない。(>>55 >>57 >>58)
パピヨンには懐にあった"ヨアヒムの裏帳簿"を(>>91)。己の赤黒い血のついたまま(>>2:156 >>3)の帳面の末尾の頁には、力ない字で「御子息に贈る」と記されていた。
(103) 2010/03/24(Wed) 03時頃
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ロビンには"残念賞"もしくは"良い腕"への報酬として、 ひしゃげた鉄屑――『刃』のエンブレムを。 話の続きができなくて済まないねとのセオドールへの伝言と共に。
最後に、本部には『道』のエンブレムを提出。 正式に今回の争いからの撤退を『道』として宣言した。
[死期を悟った動物らしく、 ひっそりと『道』の部下達は それまで拠点にしていた街『道』事務所を後にする。 彼らの行き先は港の『道』事務所。そして何れはその海の先へ。 無論、老いた主の姿は*その中にない。*]
(104) 2010/03/24(Wed) 03時頃
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司祭 ブルーノは、メモを貼った。
2010/03/24(Wed) 03時半頃
司祭 ブルーノは、メモを貼った。
2010/03/24(Wed) 03時半頃
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―路地裏―
これで、結構…ボスのことはホントに尊敬してたんだ。 もう過去の話だけど、ね。
[イキがっていたと聞こえれば。]
そう見えた?目先の楽しいこと優先させてたのはあるけど。 まぁ、そうするしか生きてるって証明できなかったし。 オレと一緒にいるのは皆そう思ってる奴ばっかで。 今よりいい暮らしがしたい、とかそんなんだから。 オレが頭になってたってのもあるかな。 ホリーはアイツらの面倒も、オレがトップになったら見れるでしょ、って言ったし。
[呼吸を整えるように深呼吸する。 幾分か落ち着いてきたように感じた。]
(105) 2010/03/24(Wed) 03時半頃
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どっちにしろ。 オレが正式にボスの座を狙ってGameに参加するのは。 今日が限界だろう、な。
[他のチームがどう動くかは分からないが。]
それまでに、もうちっと頭数、減らしておかねぇととは思う。 今日、どっかに仕掛けるつもりなんだけど。 『雪』か『零』か。 『道』はしばらく放っておく。
ああ、それから―――。 『蘭』のガキもブッ殺さねぇとなぁ…。
[わき腹を押さえたまま呟く。]
(106) 2010/03/24(Wed) 03時半頃
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―ストリート 子の視点―
[結局、賢き先達の忠告虚しく、子は爆発騒ぎの混乱に紛れ、 再び路地裏の中に飛び込んで行く事になる。
『贅』の帳簿が『蘭』の長たる女の元に届くのも、 子が慣れない道を辿り目的地に向かうのも、 しばし、時間の掛かる事**]
(107) 2010/03/24(Wed) 03時半頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2010/03/24(Wed) 03時半頃
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―路地裏―
ボス、ね。 そこまで尊敬されてたなら、今頃墓石の下で満足そうな顔しているのでしょうね。 こんなゲームを仕掛けた奴が、それくらいで満足するかというとわかりませんが。
[くつ、と喉を鳴らす。 もちろん、己が信じているのは―]
イキがっている、というのは語弊があるかもしれませんがね。 …ホリー…とか言う…
[言いかけてあの時すれ違った子の名前だが、と―思いながら]
その、子がが言っていたのは、間違いじゃなかったんじゃないですかね。
[相手に敵意がなければこちらも敢えてどうこうしようとはせぬまま、 落ち着いてきた様子を察して、壁に背をもたれさせる。 側近へは会話の始まるころから席を外せと指示をしていた]
(108) 2010/03/24(Wed) 04時頃
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―路地裏―
限界…?
[しかし怪我をした体ではゲームの続行は難しいだろうとは思うが]
そんなことを私に言ってもいいのです? …誰に聞かれているともわからないのに。
[小さく肩をすくめて]
では、今回だけ協調といきませんか? 『雪』も『零』も、こちらにとっては少々目障りなんですよ。 特に、記憶を売り物にしている『零』などはね。 それは暗に、記憶をくいもにに
それにボスの子供がいること自体が大きな障害。 最後にはどちらが立っているか…そんな緩い協調関係。 どうです?悪い話ではないと思いますけど。
(109) 2010/03/24(Wed) 04時頃
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―路地裏―
墓の下で満足なんかデキねぇよ。 命あってこそ、だ。 Gameだってだから参加できる。
[わき腹から手を離すと手が真っ赤になっていた。 それを見て笑みを零した。]
『幻』だっけ? そっちのチーム名。 ホント、このチーム名ってのも。
[自嘲―――――。 それから、呟く。]
ホント、ボスってば頭おかしいよなぁ。 オレ顔も思い出せないんだけどな。
[青の瞳が細められた。]
(110) 2010/03/24(Wed) 04時頃
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べっつにー…、ボクってばせーかく悪いからさ。 限界って言ってもまだ頑張るだろうし。
Gameはまだ終わってないんだし、ね。
[息を深く吐いて、さらに笑う。]
……強調関係、ねぇ。 『幻』のアンタがオレたちに縋って、メリットが見えねぇな。 ああ、でも楽しめるならどっちにだって付くさ。
実際、オレは…このチームで恨みを買いすぎているからな。
[実際、今回対立してないのは『幻』と『烏』ぐらいではないだろうか。 『烏』に関してもボスのことが分かれば恐らく敵対するだろうから。]
協調、でいいから、邪魔はしないでよね。
[そのまま足を引き摺りながらその場を後にしようとする。]
(111) 2010/03/24(Wed) 04時頃
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―路地裏―
[命あってこそと言うのには小さく頷いたが、 脇腹から外された手が赤くなっているのに目を見開いた]
…血…?
[相当食らっているなと動きに目を向けて]
ええ、そうです。『幻』。 別に組まないならそれでも構わない。 こんなゲーム、楽しんだ者勝ち、でしょう?
[くつ、と喉を鳴らした]
では……お互いに邪魔はしない協調関係。 よろしくお願いしますよ。
[その場を去ろうとするのを、目を細めて見ていた**]
(112) 2010/03/24(Wed) 04時半頃
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執事見習い ロビンは、双生児 オスカーのところに"兄"は無事辿りついたのかと、ふっと気になった。
2010/03/24(Wed) 09時半頃
執事見習い ロビンは、司祭 ブルーノからの"贈り物"を受け取るのはもう少しだけ先の話になるか。**
2010/03/24(Wed) 09時半頃
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―広場沿いカフェ―
[オスカーに見えないかと聞き、かぶりを振られれば]
(殿方とは見えているものが違うのかしら――… …ですがこの表情は殿方のものですわ…)
[保護とは、と一旦ははぐらかされてもじっとロビンの 淡水色の瞳を見詰めたままで、観念したかのような口振りにも 黙って聞き入っている。 "静"――それが【零】の基本]
…【雪】の"獲物"… ですか――とても判りやすいですわ。 簡潔で、一言で済みますもの…。
[それから損得に付いて、僅かに――ほんの一瞬で思考を纏める。 エンブレムを渡すべきかどうか――]
(113) 2010/03/24(Wed) 15時頃
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[オスカーの"殺戮行為"を立証してくれるのは有り難い。 だが、その為の見返りは大きい―― しかし、端から自らがボスになるつもりで有った、と云うのは嘘だ。 ボスにふさわしい人物の元で、 今まで通りバックアップをするつもりだった。 そして――部下を死に至らしめたのはマーゴの怒りを買うには 充分だった。"殺意"を向けられるのでさえ、嫌悪する]
――判りましたわ… 【零】は【雪】のお手並み拝見と洒落込ませて頂きますわ。
[そう言って、エンブレムが見えるハンカチを、 テーブルの端にすっと無駄な動作も無く、置いた]
「――……」
[連れの少女は、某かを思ったようだが、黙して語らず]
(114) 2010/03/24(Wed) 15時頃
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「――ところで…」
…――ロビンさん… これだけは、ひとつ――。 …どうやら《ZerO》を邪魔しようとする別組織体が 存在するようですの…中々尻尾が掴めないのですけれど。 ――そちらにも、注意して下さらないかしら…?
おこがましいのは承知の上ですけれど――
(――さて…"我々"とは…どなたの事でしょうね… 【雪】の総称なら――構わないのですけれど)
[マーゴの記憶に違わなければ、ロビンは自らの事を "俺"と言って居た筈――それが、"我々"となると。 すう、と一瞬ロビンの瞳を覗き込むライトエメラルドが怜悧に燃えた**]
(115) 2010/03/24(Wed) 15時頃
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―路地裏―
楽しむ、さ…楽しいに決まってんじゃん…。
[カッコウのようなものだと。 そう、ぼんやり考えた。 自分の巣ではなく相手の巣に産み落としたモノを育てさせ。 そしてゲームの駒として使うつもりだったのだろう。 きっと、それは最初から。]
―――――…。 邪魔しない、邪魔するな…。 オレは……証明しなきゃいけないんだ…。
[『血』は嘘をつかない、それなら。
自分も頂点に立つ力は間違いなくあるはずなのだから。 そう言ってくれた人がいるのだから。]
(116) 2010/03/24(Wed) 15時半頃
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―街道― [息を荒くしながら街道を足を引き摺りながら歩いていく。 疲れたのか壁に背中をつけ、また空を見上げる。 路地裏のよりも広い空が視界に入る。]
――――…ふぅ…。
[部下がこちらへと来た。部下というよりは仲間なんだけれど。 その言葉を使おうとしていたのもあった。]
どうしたの…?
『こっちのセリフ。なにしてんの。』
ちょっと玩具いじってたらね とりあえず、戦争始めるよ。
[武器は、と渡そうと手紙を出したら。先ほどの爆発のときにちょっと焦げたらしく。]
(117) 2010/03/24(Wed) 16時頃
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[倉庫の地図が半分焦げていた。 鍵はもちろん無事だったが、このままだと地図が読めない。]
『これ、ナニ?』
あー、警察《ヤード》からのラブレター。
『こんなバレたらお前のねーさんに怒られるよ?』
仕方ねぇだろ、武器が足りねぇのは事実なんだ。 『道』からもらったのもあるが。
『後、幹部から呼び出しきてるけど。』
行かない。好きにしろって感じ。
『だな。この街ともお別れかなー。』
[頭を一発小突いた。]
(118) 2010/03/24(Wed) 16時頃
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『いってぇ〜〜!』
バーカ。この街はオレたちが頂くんだよ。
『……イルがさ。』
ナニ?
『戦力外の子たちを避難させてる。巻き込まないようにって。』
へー、やるじゃん。で、残りはオレに付いてきてくれるわけ?
『だって、オレたちのリーダーだしな。』
[一瞬、呆気に取られるような表情をした後、笑顔を零す。その表情は少年の面影を映した。]
OK、じゃあ、戦争といこうか。そうだな…まずは…。
[相手を探すその青い瞳には、少し輝きが戻って。**]
(119) 2010/03/24(Wed) 16時頃
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―『蘭』執務室―
[ルーセント・カインの宝に関する手掛かりを求め、 向かった先で空振りした女は拠点に戻っていた。 留守を任せた筈の子はおらず、事情を部下に問う頃、 裏帳簿を抱えた部下(>>102)が駆け込んで来る]
――…………
[短い絶句の後、眉を寄せながらも持ち直す。 紙片にこびりつく血痕に、ただならぬ物を感じた]
ブルーノ殿に何か……? 『道』の状況を調べておいて下さい 帳簿は然るべき場所に保管致します 処遇は後程……
先発の者達に合流しましょう 参りますよ
[命は一言。表に出れば、スラムに続く街道を下る**]
(120) 2010/03/24(Wed) 16時半頃
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― カフェ ―
[お手並み拝見、と、無駄な動きもなく差し出されたハンカチに、一度視線を落とし]
――確かに、お預かりします。
[セオドールに目線を流す。少年がテーブルの端に置かれたハンカチを回収した]
――別の組織。ミスター・ブルーノも仰っていましたね…。 ええ、十二分に警戒します。
――ご忠告どうも。
[我々。それは無論ヤードのことを示す。青年がその言葉を使ったのは意図的なのか、果たして]
[怜悧なライトエメラルドには怯まない。 それではこれで、と、4人分の紅茶代よりも少し多い額をテーブルに置いて、カフェを後にした**]
(121) 2010/03/24(Wed) 17時半頃
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司祭 ブルーノは、メモを貼った。
2010/03/24(Wed) 18時頃
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―繁華街―
[オスカーとは別の方向へと歩き出す。 腹を押さえた彼の手が赤かったことを思考の隅において、葉巻をくわえた]
「庇うのです?」
―……。
[側近の問いかけには、無言のまま眉を寄せ、表情を険しくする]
"女王のイヌ"にも居場所は知られている。 いずれにしてももう、荒事に出るしかないでしょう。 …髪の長い援軍が来る前にカタをつけられるといいのだけど―。
[そこへ、あの赤色だ]
…身内にけが人とは、想定外でしたね。
[煙を吐き出して、目を軽く閉じた]
(122) 2010/03/24(Wed) 22時頃
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―回想・事務所を出る前―
[事務員の用事は、山のように届いた荷物だけではなく、 応接室を指差して来客を伝えられた。 一体誰だといぶかしみつつ応接室へ入るとそこには襤褸を纏った男が一人。 きれいに封された封筒を手に、座っていた]
「あっ、あの、ののっ」
[緊張で男の声は震えていた。そこでこちらの裏は知っていると見抜き]
さて、貴方はここがどこかご存知のようですが、その上で改めてお伺いします。 ―何の、御用でしょう。
[男はおずおずと封筒を差し出して、読めばわかると言った。 スーツの内ポケットから投げナイフを一つ取り出して手早く封を切る。 認められた書類と小切手などをパラパラと見て、機嫌が悪そうに眉を寄せた。 無言のまま、纏う空気が男を押さえつけるように色を変え、重くなる]
(123) 2010/03/24(Wed) 22時頃
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ほう、ここが《ZerO》ではなく《infinity》だと知って来たわけですか。 しかし―……我々も随分となめられたものですね。
お申し出はありがたいですが、お気持ちだけにしてくれませんか? こちらはイヌごときに恩に着せられるほど、弱くはない。
[言いながら帰れと手で示すも男は立ち上がらなかった。 びくびくとしたまま、もぞもぞしているだけ]
あァ、苛々しますね、貴方。 私はそういう人間が一番嫌いなんだ…おどおどして、はっきりしない奴が!
[手首を振る。風を切って飛んだナイフが、後ろの板壁にすぱっと刺さった]
これで帰らなければ次はその額です。 さあ、これが最後の警告です……帰れ。
[新しいナイフを手に男へ向けて笑みを見せる。 男はびくっと身体を硬直させ、小さくわなないて腰を抜かした]
(124) 2010/03/24(Wed) 22時頃
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おや……帰りたくないと仰るなら、休む部屋を用意しましょうか。
[口元に浮かべた笑みはそのままに、手を叩く。 入ってきた側近へにこりとして]
お客様を特別室へ。帰りたくないそうです。
[側近は一つ頷いて男を抱えあげ、応接室を出て行く。 行く先は地下牢ではあるが、本気で捕らえてどうのするつもりはなかった。 鞭を手に地下牢の前へいき、男の前で鞭を振る。 乾いた音が地下へ響き、身体に当たったわけでもないのに男は悲鳴を上げた]
さて、せっかくなのでご存知のことをお聞きしましょうか。 ―その、身体にね。
[くつと喉を鳴らし、笑みを見せたなら―やっと男はもたつきつつ逃げ出した。 そして半泣きで逃げるのを追いかけ、運河を渡る橋の上で―蹴り落とした]
―回想・了―
(125) 2010/03/24(Wed) 22時頃
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―広場沿いカフェ―
[「お預かりします」との言葉に静かに]
…では、オスカーさまの件、お願いしますわ。
[実際には十二分に矛盾が生じるのだがそれでも構わない]
(――これで仇が取れればいいのですけれど)
……忠告と云うよりも――警告ですわ。
[最後の"警告"の部分だけははっきりと言い放ち 怯まない泡水色を捉えながら―― 4人分の紅茶代より多い額を置いていかれたのなら そちらを一瞥して、自らが全ての額を出して]
こちらは教会に寄付致しましょうか…
[と、少々曇った顔で呟き、教会へと寄付と共にボスの冥福を今一度祈る]
(126) 2010/03/24(Wed) 22時半頃
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―街の広場― [ベンチに腰掛けると深く息を吐いた。 我ながら馬鹿なことをやったと嘆きはするが後悔はない。]
日が暮れてきたな。 武器持ってきた?弾薬別けてくれると嬉しいんだけど。
[腰の銃の弾倉を回転させ、弾薬をそこにセットして戻る。 左手で握ってきた銃はもうずっと使われていたものだが。 血で汚れた手で触れてしまって、グリップが赤黒く汚れた。]
『道』で『眠』の姿を見た、って? ナニ?あのクソジジイ死んだの? や、でも、地雷の件もあるし……隠れてんのかもしれねぇ。警戒するにこしたことないだろ。
[昇る月は幾らか欠けていたか。]
んで、カインの宝の件はどーよ?なんか分かった? あー、やっぱボクらの情報じゃ無理か。
(127) 2010/03/24(Wed) 22時半頃
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[暫しの逡巡の後。 右の青い瞳が細められると小さく囁く。]
やっぱ、この街奪ってからのほうがはえぇか。 ボスが…あの人が…こうGameを準備したのは、どういう意図だったんだ…? もしかして…あのガキを…後継者として認めさせるため…とか…。
[そうなると、ガキがカインの宝を持っている可能性が高い、か。 最初から仕組まれていたゲーム、八百長だとしたら。]
……やっぱり…、オレ、アンタのこと忘れて正解だね。 『血』は嘘つけない、ね…、ホント。 だったら、オレもインフィニティーの『血』が流れていることを証明しなくちゃな。
[『蘭』のリーダーは母親の方だ。 ガキだけを殺したところで状況は変わらない。]
(128) 2010/03/24(Wed) 22時半頃
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―自宅・【零】本拠地>>57>>58―
[【道】からの遣いの者には執事が丁寧に応じる。 曰く、当主――マーゴは不在だと云う事。 曰く、その条件への返事は当主が帰還するまで待って欲しいとの事。 そしてひとつ、客間が用意され、【道】からの遣いの者に 宛がわれた]
≪申し訳有りませんが、暫くこちらでお待ち下さい。 ご入り用が有りましたらなんなりとお申し付け下さいませ≫
[そう言って、施錠はされなかったが、扉の廊下には ふたりの人員が配され、一種の軟禁状態になった。 ――が、室内は豪奢な作りで、【道】の構成員に失礼が 及ばないように、と細心の注意が払われた]
(129) 2010/03/24(Wed) 22時半頃
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―自宅―
[マーゴが帰宅して、急ぎ【道】からの遣いの者が来ている、 と云う情報から始まった。足早に、マーゴはゲストルームへとゆき]
――大変お待たせ致しましたわ… …マーゴ=ヴィクトリアに御座います。
[そう言って、軽く会釈する。足元には絡み付くように、猫]
ブライアン=ブルーノさまの申し出―― …有り難く受け取らせて頂きます…
[報酬は、執事が告げた。 街の中心部に、それなりの家が建つであろう程度の金額が提示された。 【道】の遣いはそれで満足しただろうか。 「では早速――」と、【道】の部下は自宅の地下室にも有る、 『記憶』"搾取"と"注入"の装置の有る部屋へと連れてゆかれる。 初めての事に、"その人物"は緊張しただろうか。 ≪痛くも痒くも御座いません≫と部下のひとりが安心させるように言う]
(130) 2010/03/24(Wed) 22時半頃
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―自宅→《ZerO》本部―
[【道】からの協力も得て、当初用意していた資料と、 新たな資料を手に、《ZerO》本部へと、少女と共に訪れた]
【零】のマーゴ=ヴィクトリアに御座います。
[そう言い放ち、こたびの《ZerO》からは 撤退の表明と共に、エンブレムを【雪】の長に預けた事。 また、その【雪】から「【湖】から【零】への殺戮行為」が 有った旨が伝えられるだろうと進言し、丁寧に膝を折って会釈する]
《ZerO》の更なる繁栄を願って―― …最も良き方がボスとなります事を…
これにて一旦、【零】は失礼致しますわ。 ――今回の抗争には一切関わらないと…この胸に誓いまして。
[そう言って、自宅へと戻り静養と兼ねて、 どこも悪くはないが病院の特別室を用意させた**]
(131) 2010/03/24(Wed) 22時半頃
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長老の孫 マーゴは、禁じられても、病院に猫だけは連れてゆくつもり。**
2010/03/24(Wed) 23時頃
寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2010/03/24(Wed) 23時頃
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― カフェ→街道 ―
[雪の二人は、街道を揃って歩く。セオドールが青年にそっと話しかけた]
『警告、…って言ってましたよね』
――恐らく、勘づかれてるだろうね。 証拠がまだない、……くらいかな。
[『零』が、『雪』の長はヤードの人間であるという証拠をどこかから手に入れて告発すれば…もう明日の朝日は拝めないと思ったほうがいいだろう。 少なくとも『烏』は、彼らは、裏切り者を許さない。セオドール諸共、本気で殺しにくるはずだ]
……時間が、ないね…。
(132) 2010/03/24(Wed) 23時頃
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―ZerO本部―
[零のリーダーである女が少女を連れて本部へと訪れる。
一度は付き返した主張。
写真に映っているのは湖のリーダーに似た少女。
記憶による証拠のみでは動くわけにはいかなかったが。]
ほぅ、面白いことですね。
[雪の人間からの証言があるだろうと言った旨や、さらに道の人間からの新たな証拠の提示。
そして、零のエンブレムの放棄という覚悟付き。]
ボスはてっきり始末したものかと思っていましたが。
いいでしょう、この件、受理しましょう。
チーム『湖』をZerOから除隊。
オスカー及びその周辺の人間の捕縛を命じます。
いろいろ聞きたいことがあるので殺させないように伝えてください。
[各チームのリーダーへこの伝令はすぐにも行き届くだろう。]
(#1) 2010/03/24(Wed) 23時頃
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―道行きの回想―
[ルーセント・カインの宝の事を。 あの方から初めて聞いたのはいつの事だったか。 たまに子供のような事を言う人だったから、 御伽噺だと、さらり笑って流してしまったと思う。
けれど、さらりと笑って流した筈のそれを、 どうしてか。探してみる気になったのは。
――それももう、随分と昔の話で]
(133) 2010/03/24(Wed) 23時頃
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――でも、それでいいとも君は思ってる。 ………違う…?
[大通りから外れて、ブルドッグへ向かう横道に入ったところで青年がセオドールを振り返って問いかける。少年はゆるく笑った]
俺は、瓶の中には"塩水でも入れておけ"と言ったよね…? ……何を入れたの…?
[もし、マーゴがゲーム盤から降りなかった場合のシナリオはこうだった。
セオドールが、"ただの水"を"毒"と言って飲み干し、倒れる。そして青年が正当防衛、あるいは、弔いの名の元に零と戦う。 その場で上手く倒せればそれでよし、駄目ならばセオドールを隠し"零に殺害された"と告発する――。
…いざとなればセオドールは本当に毒を飲んで死ぬ予定だった。右腕をもいで、勝利を得る、そんな危険な作戦]
[そう。"その場で零を倒せず、セオドールの死体が必要になった時"だけ、少年は死ぬ予定だったのだ。なのに]
『毒ですよ。だって、死ぬ覚悟だけはしておけって言ったじゃないですか。ロビンが』
[少年は笑う。青年が言いたいことを理解しつつ、笑う]
(134) 2010/03/24(Wed) 23時頃
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― 昨夜 / 『道』との衝突の場 ―
――――が、ぁあ……こ、の……、……
[頭部を殴られ、グルリと回る世界の中で憎悪を込めた唸り声だけを発する。 自分を殴った部下の腕が飛ぶのも、「敵」であるブルーノが吐血したのももはやまともに見れていなかった。]
―――、くあぁ……が……っ、
[どれ程の時間そうしていただろう。 身を起こす事も出来ず、路地に倒れのた打ち回ること暫し。]
(+0) 2010/03/24(Wed) 23時頃
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――――ぁ、
[そんな自分にかけられた声>>7、焦点の合わぬ目が声の主を見上げようとして動く。 霞む視界の中で辛うじて確認できた、『湖』のトップ。]
て、め……
[まともな言葉を発することもできないまま、髪を掴まれ引っ張り上げられた顎へと銃口が押し付けられた。]
――……ハッ、
[エンブレムの在り処を訊ねられるが、返すは殺気に満ちた眼差しのみ。 本当は唾でも吹っかけてやりたかったが、身体は言う事を聞いてくれなかった。 当然、碌に動けぬ者の啖呵など意に介する相手でもない、無遠慮に身体を弄られ、エンブレムは捥ぎ取られた。 そして――――、]
―――――――――ッッッ!!!
[銃声>>8が、響いた。]
(+1) 2010/03/24(Wed) 23時頃
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― 病室 ―
――――、……。
[一夜明け、上等な個室のベッドに寝かされる女が一人。]
……あーあ。 自分の部下に、利益の計算もできない馬鹿がいるとは思わなかったわ。
[最後まで自分について来れば美味しい思いをさせてやったのに。 だが結局は……油断、だったのだろう。 とにかく、今の自分はただの、負け犬だった。]
ちっ……
[少なくとも、今回の件が終わった後の自分の立場は碌でもない物だろう。 抗争をしかけておきながら部下に裏切られ、最も早く脱落。 命の保証さえありはしない。]
(+2) 2010/03/24(Wed) 23時頃
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……どっか、移るかなぁ。
[けれど、野望は絶やしていない。生きているから。 のし上がるためなら、『ZerO』を裏切る事にも躊躇いはない。]
――ク、ハハ……アハハハハハハ!!
[「力」の魅力に取り憑かれた女の笑いが、病室に響いた。 それは、自棄を起こしたようにも気が触れたようにも聞こえたかもしれない。 だが、決して潰える事のない欲望を胸に、その瞳から力強さは喪われていなかった。]
(+3) 2010/03/24(Wed) 23時頃
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―スラム傍 街道―
[爆発騒ぎの後で、住民が避難していたのか。 あるいは誰かが避難をさせたからか。 子は案外と難なくスラムの孤児院に辿り着き、 ――そこで断片は手に入らなかったそうだ]
貴方と言う子は……―― 私の部下は貴方の部下ではありませんよ お互いがどのような関係にあったとしても です
ともあれ 貴方は一旦『蘭』にお戻りなさい ブルーノ殿からの頂き物の意味…… 貴方自身が きちんと考えなければならないわ
[そんな事を告げ、子を拠点に戻す。 本部からの伝令>>#1が届くのもその頃か]
(135) 2010/03/24(Wed) 23時頃
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[その笑いに、何も、言えず。 結局は、また、止めた足をゆっくりと進めた]
(……。 ……俺は、…結局君に何ができたのかな…?)
[何もない。 数多いる女王のイヌのうち"壊す"ことばかりを覚えさせられた狂犬が、救えるものなどありはしない]
―→ 宿『ブルドッグ』 ―
(136) 2010/03/24(Wed) 23時半頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2010/03/24(Wed) 23時半頃
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―マーゴ自宅【零】本拠地―
報酬…ですか。 あ、はい。では折角ですので頂いて参ります。
[これは"詫び"でも"貸し借り"でもない。 "対価"が発生するのであれば受け取る方が"筋"。]
!? そ、そんなに――ですか。
[>>130執事が告げる金額の多さには驚かされたが、 重要度からすれば妥当なのかも知れない。 が、大金である。逆に不安になってきたのは仕方があるまい]
あ――い、いえ。 お心遣い、感謝いたします。
[こちらの緊張を見かねて、不安を和らげようとした部下の言葉に使いの者は、心では行われる行為のそのものと報酬の多さに怯えつつも表面だけは取り繕って笑顔で応じる]
(137) 2010/03/24(Wed) 23時半頃
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―路上―
[『零』への使者はどれだけの時間を拘束されたのか。 長かったようにも思えるし、一瞬だったようにも感じる]
時限爆弾でも仕掛けられてたりして…いやいや あんな綺麗な人がそんな真似するわけないよな。 えへへ…
[開放感からか、普段ではありえないような 弛緩しきった気持ちになった男はフラフラと帰路につく。]
っとと、いけない。いけない。 大事な事を忘れてた。
[現金の入ったケースか、小切手か。 いずれにしろ彼自身に与えられた報酬を持って その全てを《ZerO》本部へと"寄付"をした。**]
(138) 2010/03/24(Wed) 23時半頃
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―広場― [ZerOの伝令の人間が来たか。 その内容に口元を歪ませ笑った。]
で?ナニ? アンタもオレを捕まえんの?無駄だよねぇ…。
[仲間が持っていた瓶で幹部の頭を殴りつけた。 そのまま地面に転がった幹部を見下してからベンチから腰を上げた。]
イル。全員避難は完了してんだよな。
『9割方は。 といっても組織にも中心メンバーしか分からないだろうし。 孤児全員を捕まえるってことがない限りは捕まらない。』
[それを聞いたら銃をまた握った。 どこのチームがどう動くのか。 これはGameなのだから。]
(139) 2010/03/24(Wed) 23時半頃
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司祭 ブルーノは、メモを貼った。
2010/03/24(Wed) 23時半頃
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サリー。援軍は?
『期待しないほうがいいと思う。』
[それを聞くと溜息をついた。]
自分の力でやれってことか。 まぁいいさ、邪魔されるぐらいならそっちの方がいい。
ああ、それと。 死にそうになったら逃げろ。 生きてこそだからな。
泥水飲んで生きてきたんだ。 こんなところで死ぬなよ。
[全員に聞こえるように言った。 ここにいるのはせいぜい20人にも満たない人数だが。]
(140) 2010/03/24(Wed) 23時半頃
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[本部が動いたとなれば]
――……『湖』のオスカー殿の捜索を行います…… 今どちらにいらっしゃるか調べましょう
[当人が目立つ場所にいるとなれば、 ある程度容易に捜索は出来るだろう。
場所が広場と解れば、先ず罠の可能性を考える。 若年者が多いとは言え、戦闘力の高い派閥。 攻勢の不得手な『蘭』が躊躇するのも仕方のない事]
(141) 2010/03/24(Wed) 23時半頃
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― 宿『ブルドッグ』 ―
[宿につき、まずは本部への連絡。 零が今回のゲームから撤退したこと、撤退の証拠のエンブレムを雪が預かっていること、そして、オスカーが殺害を行う瞬間を見た、という"偽の証言"――。
それへの返答>>#1は早かった。ほぼ同時にマーゴ本人からも申告があったらしい。オスカー及びその周辺の人間の捕縛、と命じられれば口の端が上がった]
…急いで支度して。…まあ、無理だとは思うけれど…"捕まえに"行こう。 うん?…これは…?
[宿の主人が留守中に預かったという、ひしゃげた鉄屑>>104を受け取って、首を傾げる。 『牙』のエンブレムですね、と覗き込んだ少年が答えた。伝言を聞いて、やっぱり僕宛だと笑う]
『――…』
[青年には、そのとき少年が浮かべた表情の意味はわからない]
(142) 2010/03/24(Wed) 23時半頃
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―スラム街―
[建物の隙間にぽっかりと口を開いた空き地。 孤児院や教会の隙間にある場所に、数人の男が集まっていた。 壁に開いた不自然な入り口の向こうは、隠し倉庫。 滅多に使わない火気を持って、装弾を確認した]
こう言う時のために、無駄遣いせずにいたのですけどね。 やはり、面白くはない。
[何のために、『月』と近づいたのか。 白塗りの下に、ニセモノの皮膚まで用意して行ったというのに]
最後は、こういう手段に出るしかないわけですか。
[がちゃ、と弾を詰めた弾倉を戻す。 口径の大きな銃は装弾数は多くはないが―]
(143) 2010/03/24(Wed) 23時半頃
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― 暫く後・広場付近の物陰 ―
[広場に『湖』の人間が集まっているという情報が入れば、すぐにそちらに向かう。 『雪』から戦闘に割ける人間は青年自身とセオドールのみ。広場には遮るものも少ない。だから今回は完全に別行動を取るつもりで]
――俺の命令に、いつまで従ってくれるかわからないけれど…。 …命令だよ。……死なずに、戻っておいで…。
『…はい、生きてもう一度会いましょう』
["ジンジャー"が触れ合い、ガチッ、と音がした。 そしてそのまま、二人は離れる]
『オスカー!いるんでしょ?……久しぶりに、"遊ぼう"よ!』
[セオドールはけらけらと笑いながら広場に現れて、1発、空に向けて撃つ。 子供が友人の家を訪ねてするノックにしてはあまりにも荒々しい音が、広場に響いた]
(144) 2010/03/25(Thu) 00時頃
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― 病室 ―
[来客に、笑みを止める。]
あら、アイリス。 誰かに尻尾振るしか能が無いアンタが、その負け犬に何の用かしら。
[正直、彼女が自分に会いに来るのは予想外でしかなかった。 それこそ、彼女が得意とする毒殺の可能性すら警戒した。 誰かが彼女に依頼してもおかしくないくらいには、今回の自分は古株相手に派手な事をした。]
そう見える? ――はッ、ならアンタの眼も曇ってるから、そろそろ足洗った方がいいかもね。
[足を洗うつもりかとの冗談には不敵に返す。]
(+4) 2010/03/25(Thu) 00時頃
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――ぁ? 一体何の……
[が、投げられた封筒には眉を寄せて、中身を改める。]
……、………
[それは、義体師の紹介状。]
……敵の情け? どういう事よ。
(+5) 2010/03/25(Thu) 00時頃
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―広場― [一度閉じた瞳。
広場に響き渡った音が、全ての合図となる。]
……ガキか。 ああ、いいぜ、"遊んで"やるよ!!
けど、後悔するぜ。 泣き喚いて眼鏡に泣きつくなよ!!!
[開いた瞳は青く。 右手で抜いた銃の撃鉄をあげた。]
ガキの銃の精度、見くびんなよ!!! 危なくなったら逃げる、約束だからなっ!!
[もう1度声の限り叫んだ後、ベンチの上へ昇り。 1発、ガキに向けて撃った。]
(145) 2010/03/25(Thu) 00時頃
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―スラム街―
「素顔で行った方がやりやすいのでは?」
[側近の言葉にくつと笑って首を振る]
あくまでも、《ZerO》の人間として振舞うのですよ。 だって裏切る瞬間って、面白いでしょう?
[珍しく、口をあけて笑う。 スーツの下のホルダーに拳銃を挟んで倉庫の戸を閉めると 普段よりも多い数の部下を従えて歩き出す]
女王さまの犬っころの手がどこかにあるはずです。 見つけたら、舐めた真似をしてくれた御礼も忘れずに。
[くつ、と喉を鳴らす]
(146) 2010/03/25(Thu) 00時頃
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司祭 ブルーノは、メモを貼った。
2010/03/25(Thu) 00時頃
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― 広場(side Theodore) ―
あははっ、心配ありがとう!
[挨拶の一発目は身体を捻って避ける。そのまま地面に転がりながら、拳銃を撃った。 起き上がりつつすかさず左手で別の銃を抜き、そちらからも一発。足は止めない。止まったら死ぬ]
――うーん、や、っぱ、数的に…ふ、り!
[走りつつ撃ちつつ。何発かは誰かに当たるか。 もしそれがオスカーに当たったなら、笑い声は更に増す。
――少年のこのテンションの高さには、理由がある。とにかく注意を自分に引きつけること。 もう少し。青年からの合図を待つ]
(147) 2010/03/25(Thu) 00時頃
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司祭 ブルーノは、メモを貼った。
2010/03/25(Thu) 00時頃
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[エンブレムはスーツの左胸ポケットに。 心臓を守るような位置に置いているが、 その実心臓の真上には己の尾を噛む赤い蛇の刺青。 蛇はココロは渡さないとばかりに、エンブレムの接触を拒んでいた]
そおら、始まった。
[遠くから聞こえる銃声に顔を向けて笑みを浮かべれば― 後ろで誰かが機関銃を空へ向けて撃った]
行きますよ。 《ZerO》が《∞》に屈する瞬間を見るためにね!
(148) 2010/03/25(Thu) 00時頃
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―広場脇―
[護衛を連れて向かった先で銃声が聞こえた]
一般人の避難は一般人に任せなさい 始まったからには早々の決着が必要です
[『雪』のセオドールが単身で出ている。 狙撃手ではなかったのか。ロビンはどこに行ったのか]
『蘭』のテリトリーではありませんが セオドール殿が危険な状態になったら守りなさい
[襟元に留めたエンブレムに一度手を遣って。 部下に指示を出し、こちらも『湖』一団の捕縛に出る]
――……包囲の準備を!
(149) 2010/03/25(Thu) 00時半頃
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―広場― [右の銃の残り5発を立て続けに撃つ。]
撃ち続けろ!! ガキが疲れたときがヤリ時だ!!!
オレたち裏切ったコトの重さを知ればいい!!
[銃を向ける相手の顔を。 このチームの全員が知っていたろうか。]
――――〜っ!!
[咄嗟に身を屈めると足が痛むし、わき腹も抉られたように痛かった。]
くそっ…、ガキが!!
[空になった弾倉に弾薬を詰め込みながら、また撃った。]
(150) 2010/03/25(Thu) 00時半頃
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― 広場が見える物陰(side Robin) ―
[本来ならば。遠距離攻撃を仕掛けるならばセオドールのほうが適任ではある。 そもそもこの青年は銃の扱いがそれほど上手くないのだ。 "壊す"為に育てられたイヌであるが故に、"壊さない"ギリギリのラインの急所を正確に射ることができない。
しかし、避けつつ撃ちつつの陽動が得意かと言われればそうでもなく。 何より、セオドールがオスカーと遊びたいと言い出したので、結局現状のようになっている]
―――…。
[少し大きめの銃に入っているのは、催涙弾。うまくやれば、その他大勢も含めてまとめて動きを止めることができるだろう。
いつものような、眼鏡を直す動作ではここからは届かない。 だから眼鏡を落として――パキッ、と、そのグラスを割った。それが合図]
(151) 2010/03/25(Thu) 00時半頃
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|
[警戒はすれど、意のままに動かせぬ体では抵抗もできず指を咥えられる。]
――――、あの、クソジジィ……――ッッ痛っ!!?
[この場に居ない相手を罵ろうと口を開きかけたところで、短い指先に走る痛み。]
こ、の……
(+6) 2010/03/25(Thu) 00時半頃
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― 広場(side Theodore) ―
[ひたすら逃げ回りながらなので、弾倉を詰め替えている暇はない。短期決戦、空になった銃はそのまま捨て、また新しい銃を取り出しては撃つ。 肩を、腕を、弾が掠めていく。イタイ。けれど。タノシイ]
まだまだ足りないよ!ほらもっともっと、派手に遊んでよ!! じゃないと、"迎え"が来ちゃうよ――!
[パキリ、と、異質な音>>151。それと同時に、大きく後方に飛んで距離を開けた。
ドン、という重い音と共に、オスカー達を催涙弾が狙う]
(152) 2010/03/25(Thu) 00時半頃
|
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―広場―
『オスカー。』
なに、忙しいんだけど!!
[イルの言葉に苛々と爪を噛みながら答える。 まだ右しか銃を抜いてないのは、ガキに対する油断から。]
『あのガキが…1人で来ると思うか。』
は?ナニ?言いたいことはっきり言えよ!!
『だから、眼鏡がなんでいないか、ってこと。』
………あー、なるほど。 どこにいるか知らねぇけど、ここが見えるトコにはいるか。 ガキに弾当てれば出てくるだろ。
[そのまま左の銃も抜き、また撃ち続ける。]
(153) 2010/03/25(Thu) 00時半頃
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―広場―
[銃声の飛び交う場所へと踊りこむ。 周囲を囲んでいるの勢力がいるのも把握済みで、 それでも威嚇射撃をしながらその中へと飛び込む目的は一つ]
――っ
[口径の大きな銃身は、囮のように走り回っては オスカーへ向けて弾を放つ者に向けられ、引き金を引く]
ちょろちょろと、目障りな奴ですね…!
[ち、と舌打ちをしながら、オスカーを視界の端から離すことはなく]
(154) 2010/03/25(Thu) 00時半頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2010/03/25(Thu) 00時半頃
司祭 ブルーノは、メモを貼った。
2010/03/25(Thu) 00時半頃
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―広場―
[ドンという重音に、あからさまに振り返る]
―くっ、催涙弾かっ! オスカー!!
[狙われている人物へ向かって駆け出した。 当然、地面やそのあたりに着弾して煙を吐き出すのに 間に合うはずもないが、それが広がる前にと手を伸ばす。
その手は、届いたか否か]
(155) 2010/03/25(Thu) 00時半頃
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―同時刻・港『道』事務所―
["他人事"と成り果てた街での喧噪を他所に、静まり返った港の事務所。 全ての『道』の幹部達が勢ぞろいしている中、 側近格だった部下の一人が今後について改めて説明をする]
我々はもうこの街と《ZerO》に関わることはない。 我々の主はブルーノ様であり、《ZerO》ではないのだから。 《ZerO》がなくならない限り、生きてこの地を踏むことはないだろう。
[《ZerO》からすればこれは"裏切り行為"。 だが今までの働きと献身的な努力と多大な尽力を"支払った"と 認識している彼らにとって、後ろめたいものとは全く思っていない。 唯一、彼らの主に対してのみ申し訳なさを 覚えているが話は既についていた。]
(156) 2010/03/25(Thu) 00時半頃
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既に聞いている者もいるだろうが、改めて告げよう。 我が主からの"遺言"だ。
―――モノに忠義を尽くすのは儂一人でいい。
[だからこそ彼らは家族や友人の待つインドへと帰る。 本業に戻るのだ。《ZerO》の『道』としてではなく、 新たな企業としての"道"を作る"本業"に。**]
(157) 2010/03/25(Thu) 00時半頃
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――――っ?!!
[左方向、目を隠している方向からの射撃。 音で気付くもそちらに身体が反応したときには。]
やばっ―――!!
[催涙弾に弾を撃とうとするが。]
くそっ――――!!
[その場から離れようと動くも、足が負傷して動けない。 頭を過ぎったのは――――、過ぎったのは―――。]
(158) 2010/03/25(Thu) 00時半頃
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―広場―
[対応が遅れつつあるのを自覚する。 下手を打つと取り逃がす危険性が出ていた。
通常の銃声より重い、ドン、と言う音。 ばら撒かれた物が何であるか注視して]
――……催涙弾? 今です 出ますよ リーダーを優先して捕らえなさい!
[『湖』一団の側面を狙って騒ぎの渦中に躍り出た。 部下の一部をセオドールの援護に回す。 護衛に慣れた連中だから最低限邪魔にはなるまい。 包囲を狭めるように、『湖』の構成員を狙って捕らえる]
(159) 2010/03/25(Thu) 00時半頃
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― 広場(side Theodore) ―
っ…!?
[少し違う角度から飛んできた弾>>154に左肩を射抜かれる。 咄嗟に右手で持った銃をその方向に向け、撃った]
(160) 2010/03/25(Thu) 00時半頃
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司祭 ブルーノは、メモを貼った。
2010/03/25(Thu) 01時頃
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―広場―
こっちだ!はやく!
[動けないオスカーへ左手を伸ばし、その瞬間にセオドールを見失う。 オスカーを自分の方へ引き寄せようとしたとき、右腿に熱>>160]
くっ―……小癪、な
[がくん、と体が落ちて歯を食いしばった]
(161) 2010/03/25(Thu) 01時頃
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― 広場が見える物陰(side Robin) ―
……だめそうだね…。
[蘭が捕縛に向かったのを見て、呟く。まあ元々、人員不足だ。ヤードがオスカーを捕まえられるとは思っていなかった]
それでも、これで…。
……いいんだ。
[口の端が上がる。 響く銃声。戦いの音。壊す音。壊れる音。 もっと――]
(162) 2010/03/25(Thu) 01時頃
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[やはり、敗者の自分を気紛れで罵りに来ただけか。 ならば声を出して外の者を呼んで――そう考えていたのだが、]
――――は?
[けれど、相手が見せたのは、これまた予想もしなかった笑顔と言葉。 強者に尻を振る事を生きる術としてきた彼女が、今の自分に取り入っての得などありもしないだろうに―― 彼女なりの計算あってのサービストークなのか、そうでないのか……疑ってしまう程度にはお互い奇麗な道を歩んできてはいないのだけれど、]
ちょっと前に……損はさせないって言ったでしょう。
[軋む身体を無理に動かして、彼女の手を緩く握った。 かつて幼き頃、そうしたのと同じように。]
(+7) 2010/03/25(Thu) 01時頃
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[催涙弾の煙が舞う中に、道化の姿が見えたか。 『幻』が表沙汰に出るのは珍しい、等と考えつつ]
(今のはセオドール殿を まさか狙った……?)
[帽子の下で戦況を把握しながら走る]
――……ギリギリで目標を変えるかも知れません 即応出来るよう心の準備はなさい
[側近に指示。 ネイサンがオスカーを援護するような事があれば。 負傷が見える少年より道化を確保すべきか]
(163) 2010/03/25(Thu) 01時頃
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[わき腹の痛みから動けなかった。 着弾した弾から煙が出るのが見える。]
催涙弾かっ!!!! おいっ、口塞げ!!
[湖のメンバーに聞こえるよう声を荒げる。 目は右目しか空いていなかったが。]
くそっ…ここまでかっ!!
[風で散るのにどれぐらいかかるのか。]
(164) 2010/03/25(Thu) 01時頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2010/03/25(Thu) 01時頃
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[そのとき、届いた手。]
――――っ!!!
[それは、小さい頃から見ていた道化であり。 自分が兄のように慕っていた人の腕。 いつだって冷静で、いつだって冷酷であった。]
テメェ!!邪魔すんな、って……。 ああ、もう、なにして……。
[身体が落ちたところへ駆け寄ろうとするが。 足は動かなかった。 催涙弾のせいで肌が痛みだす。 青い瞳も涙があふれはじめていた。]
(165) 2010/03/25(Thu) 01時頃
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[銃弾を受けたセオドールの周囲には、 『蘭』の護衛が数名集まり援護をするだろう。
女本人は『蘭』本隊の先頭で数名の『湖』を捕らえ、 更にオスカーがいた筈の着弾点付近に進んだ]
――……グレインジャー殿! そこで何をしておいでかしら……?
[視線が帽子に隠れていても、声に警戒が滲む]
(166) 2010/03/25(Thu) 01時頃
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―広場―
く、そっ…! なんてザマだ。
[は、はと笑い声をあげながら、痛む足を庇うことなく煙の中へ]
諦めるな―っ!
[ここまでかと聞こえる声に怒鳴り返し、その身体へと再度手を伸ばす]
《∞》の先に立つのは、なにもホリーだけじゃない…!
[煙が晴れたなら、 長身でオスカーの身体を隠すように立っているのだろう]
(167) 2010/03/25(Thu) 01時頃
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― 広場(side Theodore) ―
[広場に"大人"がやってきて騒がしくなってきた。 "子供"の遊びはそろそろ終わり。――僕も、そろそろ]
……弾切れ、かな。
[予定よりも早いペースで撃ち続けたから、今手に握るこの銃に入っているものが最後。 オスカーに近づくネイサンの姿を見つけて、崩折れるのを見て…。彼が僕を撃ったのだと直感する。 笑いがこみ上げてきた。…あれ、違う。目が痛い。しまった。ちょっとだけ吸ってしまったかもしれない]
[涙でぼやけた視界の中――ネイサンを狙って、引き金を*引いた*]
(168) 2010/03/25(Thu) 01時頃
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―広場―
何を…これは面白いことを仰る。 こんな場所でやることといったら、多くはないでしょう?
こういう、ことですよ!
[手の銃をパピヨンへ向け、引き金を―**]
(169) 2010/03/25(Thu) 01時頃
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― 広場が見える物陰(side Robin) ―
壊して――…。
[昂った思考。本能のままに、言葉を*吐いた*]
(170) 2010/03/25(Thu) 01時頃
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