96 黒の森でわんわんお
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わふ―?
[暗い昏いと思いながら水より木の匂いがする方へ
その足取りは手探りをしながらなので非常にゆっくりとしたものだ]
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― お仕置き部屋 ―
[がしょん。後ろで鍵のかかる音 汚れを雑にゴシゴシされて、板張りの座敷牢にぺいっとされた]
きゅーん、きゅーん!
[可愛い声で鳴いても無駄ね、わかります]
……ぐるる
(+1) 2012/07/06(Fri) 00時頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2012/07/06(Fri) 00時頃
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[ボスが帰って来る前に脱獄せんならん]
ぐるる!
[とりあえず、壁と床の間を爪でバリバリ、穴掘り作戦**]
(+2) 2012/07/06(Fri) 00時頃
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[昼も夜もあいまいな空はどこまでも漆黒に染まり、こんな暗闇を喜ぶのは日を嫌う一族くらいだろう。
人間界の夜でも星や月があって真っ黒にすることはなかった。
じっとしているのは何が(タコとか怖い生き物とか)こちらを伺っているような気がして落ち着かない。
そしてもうひとつ脳裏に浮かぶのはたんこぶをこさえた狼が不安にしてないか。
自分が一番落ち着いて安全だと思える、その場所を目指して一歩一歩前進する。
ヒューのことはもちろん心配していない。
あいつがいるなら幼い狼が怖がったり、寂しい想いはしてないかな。…無駄に明るく、自信家だから弱いところも見せないし]
う、わん
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[がりがりがりがり ぎりぎりぎりぎり じゃっじゃっじゃっじゃっ ぎぎぎぎぎぎぎぎっぎ]
へっへっへっ
[………ちょっと休憩]
(+6) 2012/07/06(Fri) 10時頃
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『おー、まっくらくらー』
[やたらめったら硬い木製の格子をガジガジする口を止めて、声のした方>>+7に鼻先を向けた]
『トニーィ?ここ開ーけーてー』
[ガリガリ]
(+8) 2012/07/06(Fri) 12時半頃
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ばぅ
[扉に頭突き]
(+10) 2012/07/06(Fri) 13時頃
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『そらなー、鍵の言うことにゃ、トニーィが見つけてくれるのをどこかで待っとるんな?』
[植木鉢の下を探せ!と言ってみる。 ただし「うえきばち」見た事ないので、何なのか知らない]
『まっくらなんはー、きっとほれ。タコの陰謀』
(+11) 2012/07/06(Fri) 13時頃
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『ちゅーか、今まで何で明るかったんよ?』
[なんの疑問も抱いてなかったけど、実は明るい方が変なんじゃないの、どや]
(+12) 2012/07/06(Fri) 13時頃
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ヒューは、またゴリゴリ床を削り始めた
2012/07/06(Fri) 13時頃
ヴェラ…、そんなに買いこんで…
[大きな体躯いっぱいに買い物をする姿は、普段見られないものだからこそ笑みが浮かぶ。]
あとは、何があれば群れのみんなは喜ぶでしょうか…
[矢張り食べ物だろうか、などと周囲を楽しそうに見渡して。**]
おん。
[タコどころじゃないと思ったので、他の者の匂いがわかる範囲でうろうろしている]
わふ
[暗闇の中で無駄に姿勢よくお座りをして位置関係を整理している。道が分からなくなった程度では取り乱した姿は見せないようだ。
左に耳を向けるとばしゃっという水の音が聞こえ、左の方からは年長狼の匂いをいくつも感じる]
わふん?ばふ
さっきから魚がよく跳ねているが暗いせいか?
…ん、この集団の匂いを辿っていくと森の奥か、巣穴のどちらかに行きそうだから無し。他にないかな―。
近くから感じる。泥と葉っぱの匂いに首を傾げつつ匂い探し**
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『うはは!なるほど魔王のあたm』
[ピー]
(+14) 2012/07/06(Fri) 21時頃
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[疲れてきてしもーた。 座敷牢、穴開かん]
…ぅー、 へっへっへっ
[どろん。人の姿に変わる]
(+15) 2012/07/06(Fri) 21時頃
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こっから脱獄するよか、ここに籠城する方が良い気がしてきたー
[赤い短髪をがりがり掻き回して思案顔]
この扉に
(+16) 2012/07/06(Fri) 21時頃
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ヒューは、考え中
2012/07/06(Fri) 21時頃
負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2012/07/06(Fri) 21時頃
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>>+16 [6秒後]
この扉に
(+23) 2012/07/06(Fri) 22時半頃
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とりもちを
(+24) 2012/07/06(Fri) 22時半頃
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仕掛ければ完璧!
って思っててな
[そーっと覗いてきた栗色狼に手をぶん回した]
(+25) 2012/07/06(Fri) 22時半頃
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ボ ス を 捕まえるんよ ここに入って来ようとしたら、一撃・必殺!
[扉を掴んでガタゴト]
メアリーィ? オレの巣穴に、とりもちしまった革袋があってなー
…あれがあればなー、使えるのになー 面白いもん見れるかもしれんのになー
(+27) 2012/07/06(Fri) 22時半頃
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[どうしたものか、と暗闇の森の中でじっとしていると係員が見つかり、首の根っこを咥えられて巣穴に持っていかれそうになる。
彼にとってはうれしくないことに仔犬と同じ扱いである。
昔から戦士や外交の仕事はさせてはもらえなかったが簡単なことは任せられるようになっているんだ!と手足を動かして逃れそうとする。
…カルヴィンは戦士狼に駄々っ子の目で見られている]
ひゃん、わぅわぅ―……くぅん、きゅーん
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やってみなきゃわからんし!
[どうせ出られなければ殺されるのを待つばかり、である]
(+30) 2012/07/06(Fri) 23時頃
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暗いうちがチャンスなんじゃーん
[ガタゴトガタゴト]
(+31) 2012/07/06(Fri) 23時頃
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[ずりずりと引き摺られながら、どうしてもボスの屋敷へ行きたいんだ!!と偽りなき本音で説得を開始した]
わわふ、わん!わん―あおーん!!
楽しそうにボスのことを話している。目的はどうした。
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ぁえ?
…おう、やらんでも、ない
[ヒュー、群れでの位低いので… 当たる獲物は実のところ、あまり上物と呼べるものは少ないけど]
とびきりの肉、な!
(+33) 2012/07/06(Fri) 23時頃
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― 人間界・とある温泉旅館 ―
[”舞い立ち昇る龍の鳴き声”と例えられる竜笛の音色。
奏でてくれた東国の奏者を見送り、余韻に濡れて思われる客室から縁側へ出る]
…狩りの狂乱の中でなく、こうして眺める月も悪くはないな
[人の姿のまま、ごろり板張りのそこへ寝そべった。
丁度良くあった膝へ、赤錆の頭を枕すれば、見上げる空は真円より僅かに欠けた居待月]
それに星も
[指に摘んだ笹の葉をゆぅらり、夜風が揺らした]
がうがう!
[これでも、頑張ってる!頑張ってるからこそこの程度の混乱で済んでる!
そう主張したいおとしごろ、42歳]
[あっちこっちで動けなくなっている狼達を巣穴へ連れ帰り、点呼する作業中。
じたじたするカルヴィン達(と思わしきまっくらの中の影)にも、ほらほらほらー、と]
がう!がう!
[忙しくて目が回りそう。
暗いし、あちこちに落とし穴はあるし、チャンスとばかりに普段悪さしない狼までちょろちょろするし!
んもう、んもう!んもう!]
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[ヤニクの囁きが聞こえた気がする。 この近くにおるのかな?]
…やーにくー?
なーなー鍵知らんー?
[とりあえず聞いてみるけど、人の姿のままなので声はすぐ近くにだけ]
(+37) 2012/07/06(Fri) 23時半頃
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