180 FESを迎えし戦場-漆黒たる年代記-
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/06/13(Fri) 00時半頃
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― トルニトス機内にて ―
追い待てお前、何を知ってる? 勝手に納得しやがって……おい。
[一人納得する様子の斉花に、顔を顰めた>>3:289 さっさとトイレの扉を開いた彼女が振り返る]
───『銀色』?
[それはどこか、胸赤鳥の言葉を髣髴とさせる。 『銀」として。と、小鳥は言った。その言葉を]
(7) 2014/06/13(Fri) 01時頃
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おい、貴様。 だから何か知っているなら、言えと言って…おい!!!
[待たずに行ってしまった背に怒鳴る>>3:290 問答無用でドアノブに手を掛けようとしたが、]
……、おい。おい、中年。
[妙なことになった>>3:312 唖然として見遣る視線の先、スターイーグルが変形している。 どうもあまり趣味の良くない見た目に、暫時呆気に取られた。 やがて、アルフレッドの声>>3:323に我へと返る]
(9) 2014/06/13(Fri) 01時頃
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お前が知らないのに、僕が知るか。
[少し不機嫌な顔で素っ気無く突き離した。 そうして、傍らの人型兵器へと顔を向ける>>3:329]
…ふん。
[トイレから斉花は出て来ない。 さては消えたかと、扉を開くことは諦めた。 …存外中で頑張っているだけ。という選択肢は除外しておく。
よどみない操作。 現れる複雑な文字列。 理解の及ばないそれらを、黙って眺めた。 文字通り異世界の産物を少し興味深く、セシルは眺める]
(12) 2014/06/13(Fri) 01時頃
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… システムネーム「零色の輝石」《プリズマティック・ゼロ》?
[ただ。その名を聞いた時、一瞬辺りの温度が下がったかのようだった。 一瞬のことだ。気のせいだったかも知れない。 それは遠く。双つの王の魂の欠片が触れた故にと、セシルが気付くことはなかったけれども]
(13) 2014/06/13(Fri) 01時頃
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…、ふん。封印如きに誘われる気もないが。
[ジョージの周囲に、銀の檻が現れた。 幾重にも連なって、あらゆる言語に変幻する言葉の檻。 気に食わないと、ありありと表情に乗せ、それを見遣るのだが]
”それ”が”お前”の封であり望みなら、
[苛烈なる希望《アッシュ・リバージング・ホープ》──或いは、これも]
(15) 2014/06/13(Fri) 01時頃
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────僕はそれを認めよう。
[誘う言葉にではなく、動きを止めた”ジョージ”へと告げ。 傍らの視線>>3:355を横顔に受けながら、セシルは”OK”の文字へと指を置いた*]
(16) 2014/06/13(Fri) 01時半頃
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……”うた”だと?
[宙に現れた文字列>>22に、また眉を顰めた。 軽い、何かが割れるような音。
ひらと視界の端を、白いものか滑り落ちた>>24 それを拾いあげんと、床に手を伸ばす]
(28) 2014/06/13(Fri) 01時半頃
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………、なんだ?
[それは招待状のようだった。 ──ようだ。というのは、それとは些か掛け離れていた故である。 銀箔で記された、様々な言語文字の羅列。
あたかも先ほどまでの銀の檻を紙に写し取ったかのような、 そんな有様に軽く目を瞠る]
(29) 2014/06/13(Fri) 01時半頃
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[カードを手に拾い上げ、ジョージを見遣る。 異常に、気付いた]
おい、ジョージ…ジョージ?
[呼びかけると同時、紅い月が登る>>35 紅い───、紅い月が]
……チッ!!!
[扉が開く。それを潜る──…はずだった。 ”コエ”が響くことがなかったなら]
(52) 2014/06/13(Fri) 02時半頃
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僕は────、
[息を吸う。行くべきなのだろう。 ”封”を解いたのは己の指なれば。 けれど途切れた”コエ”に、縛られたように足が動かない]
中年……、スターイーグル。 助けが欲しい。
[はっきりと。 僅か青ざめた顔で、HEROの顔を見返す>>51]
(54) 2014/06/13(Fri) 02時半頃
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僕は、確かめに…助けに行かなくては。 だから、頼む。
──── ジョージを、頼む。
[今は行けない、と。 告げて、中年───HEROへと助力を求めた]
(55) 2014/06/13(Fri) 03時頃
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────ふん。
[少し、素直ではない表情で鼻を鳴らして横を向いた>>60 照れたように、けれど続く言葉に軽く唇をかみ締めて、]
…、ああ。
[それでも、頷いた。 気の強い顔で、スターイーグルを見返す]
(62) 2014/06/13(Fri) 03時頃
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誰がそんな、安く笑うか。
[憎まれ口を叩く。 優しい拳が額に当たれば、顔を顰めた>>61]
───おい。子ども扱いするなよ!?
[言ってから、少ししまったという顔をした。 やや気まずげに、それでも差し出される手に片手を掲げて]
(66) 2014/06/13(Fri) 03時半頃
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ああ、またな。
──── 頼む、任せた。
[ぱんっ!と、小気味良い音が響いた。 再会を約し、頷いてHEROへと背を向けた]
(67) 2014/06/13(Fri) 03時半頃
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道など、開いて───、
[くろがねの機体が振動する。 それを感じながら、コンソールへと目を向ける。
───ゼロ・スカーレット。確かにそう、名を綴った>>43 或いは、この奇妙な世界はゼロの世界であったのだろうか。 であれば、この世界が滅びつつあるということは、]
………。
[沈黙。今それについて、言うべき言葉をセシルは持たない。 代わりに、異界へと渡る希械のコンソールへと目を向けた]
(68) 2014/06/13(Fri) 03時半頃
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…。お前の道は?
[くろがねの応えを期待せずに、コンソールに背を向ける。 そして無造作に、機内のひとつの扉へと手を掛けた]
(─────示せ)
[強く念じる。手にした一つの欠片《イミテーション》へと。 共に鳴り響く、みっつの欠片を求め、セシルは足を*踏み出した*]
(69) 2014/06/13(Fri) 03時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/06/13(Fri) 03時半頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/06/13(Fri) 23時半頃
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― トルニトス内部:少し前 ―
意思がない? つまり、”道具”として召喚されたのだと…?
[ふと。コンソールに浮かぶ文字列>>86に、独り語ちた。 ともあれ、意思の前に道が開けるなら今目指すは一つなのだが]
”お前”がこの”場”にある意味は──…いや。 道具ならば聞いても始まらないな。
[そうして、くろがねへと背を向ける。 扉を開く。目指したのは、声途切れさせた小鳥の元だった]
─→帝國・玉座の間─
(91) 2014/06/13(Fri) 23時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/06/14(Sat) 00時半頃
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─帝國・玉座の間、或いは死に向かう世界の王の棺にて─
[”そこ”は先に訪れた世界と同様、虚ろであった。 黒と金に彩られた荘厳なる宮殿───その最奥なる玉座の間。 壮麗にして華麗なるその場は、今は虚ろなる不安定さで辛うじてその姿を保っている]
……これは、
[扉を開いたセシルは、その世界の有様に少し言葉を失った。 辺りを見渡す。視界に動く者の姿は、ない]
(117) 2014/06/14(Sat) 01時頃
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[一時異界の様相を見せていたそこも、今は常の姿を取り戻している。踏み出した足元が、上質の絨毯に少し沈んだ。
『ヨーランダ=アンギュロス=ブラッド・ダーク・バビロンスは、
我が主の敵だった。』
そう、確かに胸赤鳥《ロビン》は言った。 交戦中とも言っていた。ならばこの世界の”皇帝”を討ち果たしたのは、確かに胸赤鳥に違いない]
(118) 2014/06/14(Sat) 01時頃
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[探すように彷徨わせた視線が、一点に止まる。 血のように赤い、鮮やかなる一輪の戦花<はな>>>3:362
既に予感がある。 血がざわめいている。身のうちの”銀”が呼び交わしている。 妙にこの身に馴染む感覚が、みっつの『欠片』を指し示している]
…─────、
[黙って床にかがみ込み、指先を差し伸べた。 鮮赤の戦花を手に取った。持ち上げる。
───ぱ。と、花弁が床に散り落ちた。 あたかも、力尽きて地に落ちる小鳥のように…赤を、散らす]
(119) 2014/06/14(Sat) 01時頃
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っ…、ロビン、お前、
[そのまま、少し睨むように床のみっつの欠片を見遣った。 あたかもそれ自体が、悪かのように]
……僕に『欠片』届けると、言っていただろう。
[主がそれを望むのならば、と。 言った胸赤鳥を詰るように、短く声を落として]
(120) 2014/06/14(Sat) 01時頃
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( ──── 分かってる )
[あの時微かに聞こえていた声。 哂いながらも、死を求めていたあの声を]
( … 分かって、いた )
[このひとときだけ。 主従も、この一時の”役割”なのだと。それでも]
(124) 2014/06/14(Sat) 01時頃
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勝手に逝くようでは、
…───従者失格だ。
[低く、今はいない彼へ向け口を閉ざす。 やがて諦めたように、みっつの『欠片』へと手を伸ばした。その時、]
(125) 2014/06/14(Sat) 01時頃
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……なに?
[微かに、涼やかに鳴り響く音を聞いたと思った。 それは丁度、かの片翼の天使にふたつの欠片>>104が呼びあう頃。 ポケットの中の欠片を──船の乙女《マリア》に差し出された欠片を、みっつの欠片へと翳す。
よっつの『欠片』輝きが増した。と見た、次の瞬間]
………っ!!!
[光の軌跡を描き、『欠片』が弾けた…いや。 天へ登った。”世界”を越え、あるべき場所へと]
(126) 2014/06/14(Sat) 01時頃
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─ 館・愚者の庭園 ─
[緑の要塞《アルセイデス・フェステ》の向こう。 片翼を失った天使の”あるべきところ”が、淡く輝く。
天を抜け、赤い月をすり抜け、よっつの光が…『欠片』が天使の片翼へと降り落ちる。 その場にあるものは、目にしたろうか。 緑の向こうの淡い光>>1:427が輝きを増したのを]
(127) 2014/06/14(Sat) 01時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/06/14(Sat) 01時頃
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─帝國・玉座の間、小鳥の戦花の散りし場にて─
……、ふ。
[一瞬唖然として光>>127を見送った後、零れたのは笑み。 くつりと小さな笑みを口元に刻んで、立ち上がる]
…いいだろう。
(147) 2014/06/14(Sat) 01時半頃
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選び続けて、示してみせるさ。
──── 悪意の標差す、…その”先”を。
[だから見ていろとまでは音にはしない。 いつか共鳴して響いた小鳥の声に、遠く返して。 用は済んだとばかり、この世界へと背を向ける。
”扉”を潜る刹那、一度だけ振り返った。 無残に散った赤をじわりと黒が──闇が覆い始めていた*]
(148) 2014/06/14(Sat) 01時半頃
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─ 館・愚者の庭園 ─
[死に行く世界からの扉は、館へと通じていたようだった。 咄嗟に空を見上げる。 ここにもまた、紅い月が登っていた。 加えてじとりと、濃い霧が館を覆い始めている>>3:@5]
ジョージ、
[スターイーグルに託した、子供の名を呟いた。 追わなければ。そう踏み出した足が、声>>168に止まる]
(175) 2014/06/14(Sat) 02時半頃
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お前、
[確か、探していた”カリュクス”ではなかったか。 歩み寄ろうとした先、奇妙な兵器が襲い来る>>89それを、]
────邪魔だ!!!
[鋭い、銀の光で切り裂いた。 雑魚に一瞥は与えずに、再びその場のふたりへ声を張る]
おい!
[それは丁度、”彼女”が緑の茨の先に何かを差し出さんとする頃。セシルは眩くなる光に足を止め、目を細めた]
(180) 2014/06/14(Sat) 03時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/06/14(Sat) 03時頃
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─ セレンディア城 ─
[セレンディアは、セレスタという名の少女──女王を祖とする国である。 半ば伝説の中の人物である彼女は、建国以前、やはり伝説として語られる偉大なる魔術師らと親交があったと伝えられている。
即ち、”マルクト”の祖、アイン”0”、 ”クラシア”の祖、ミラベル、 その末弟、”賢者”ワルプルギス。
始原の銀の乙女の魂を継いだとも言われる伝承の三人だ。
そのうち、ミラベルの持つイグノーランティーの宝錫はセレンディア王室へと託され、王家はそれを守護する義務を負うと同時に宝錫の加護を受けたと伝えられている]
(190) 2014/06/14(Sat) 03時半頃
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[セレンディア城は、白と銀を基調とした美しい城である。 細い優美な塔は装飾的に立ち並び、それらの間を巡る回廊は音楽的なリズムを伴って、優美且つ機能的に配されている。
その奥に、光降り注ぐ静かな小さな部屋がある。 イグノーランティーの宝錫は普段、そこに大切に仕舞われてある。
今、城は無人だ。 あたかも”世界”を写し取っただけとでもいうように、しんとした静寂が城を満たしている。
小部屋にも、常ならばあるはずの宝錫はない。 ただそこには、明るい光だけが満ち満ちてある]
(192) 2014/06/14(Sat) 03時半頃
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[その穏かな光が、サッと翳った。 見るものがあれば、城のあちこちで光が遮られたこと、その原因が天窓の上にある黒い影──…片翼の黒い鳥の群れ>>3:@9によることが分かるだろう。
それらはかつて、セレンディアを死と恐怖の淵に沈めた伝承の《災厄》である>>3:139 それ自体も伝説となった鳥が今、白銀の城を覆いつつある。
”それ”は未だ、形を持たない。 ただ、玉座の間…そこに突き立つ緋色の剣>>2:284が微かに震えた。 紅の月から滴る黒い水は、この優美な城をも*浸しつつある*]
(193) 2014/06/14(Sat) 03時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/06/14(Sat) 04時頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/06/14(Sat) 23時頃
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― 館 愚者の庭園 ―
チッ…。僕を無視するな、僕を。
[腕を伸ばす必死な背に、声>>180は届かなかったのだろう。 二たびの呼びかけはせず、小さく悪態をついて踵を返す。
カリュクスを求めたのはジョージの為だ。 ならば”彼女”が成さんとすることに力を貸す手もあった。 ……が、今は時間が惜しかった。
予感がある。 ”銀”が───…”アレ”に近しい力、天使の片翼に集った力《イミテーション》が強くなればなりゆくほど。 切羽詰るような、終わりがどんどん近くなって来たような、焦りに似た不安が強まってきている]
(301) 2014/06/15(Sun) 00時頃
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…。なら、僕一人でもどうにかするまでだ。
[正確には既に一人ではないのだが。 スターイーグルが、ジョージの元にいるはずだ。 彼は押さえているだろう、だからそこに戻って”自分が”、ジョージのエラーを修復してやろうと思った。
出来ると思った。 セシルは胸赤鳥を失って尚、己の力を疑ってはいない…いや。 疑おうとしないからこそ、軋んでいる──焦っている。
議事堂でゼロと対峙した折、自分の左右には二人がいた。 ジョージが炎を放ち>>1:359ロビンが>>1:400雷閃を振るった。 今は傍らに、そのどちらもいない。
───共に、と。当たり前に思っていた顔がいない]
(302) 2014/06/15(Sun) 00時半頃
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