17 吸血鬼の城
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−サイモンの客室−
[男の首筋に、女の口の奥にある牙が突き立てられる。 青ざめてゆく膚の色、びくびくと震える指先、緩やかに落ちてゆく呼吸のペース。それだけならばただ生物として命を狩り取られゆくだけの光景である。
……そう。 彼の蕩けるような視線さえ無ければ。 男の肉体が、その精の根を昇らせていなければ。]
[眼鏡を指で押さえつつも、その一挙手一投足を見逃さずに観察を続ける。主人たる女のそれではなく、「刈り取られる」男のそれを。]
(9) 2010/06/20(Sun) 23時半頃
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−サイモンの部屋 >>15−
……仰せのままに。
[一礼し、部屋から去りゆく女の言葉に従うように、サイモンと呼ばれた男の死体に手を差し延べる。]
(22) 2010/06/21(Mon) 00時頃
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[死体に近づく娘のことを制御する仕種はひとつとして見せない。その代わりに、いたわりの言葉を掛けることもない。
ただ目の前にあるものを片付ける。 仕事を淡々と遂行する。 それだけのことだ。]
(27) 2010/06/21(Mon) 00時頃
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−サイモンの部屋 >>38−
[力無く横たわる男の脈動をはかるも、何も無い。 血のような赤いドレスを纏った少女が彼に泣きついているのを見て、特に肯定も否定もしない。ただ、]
遺体が腐り果てぬうちに、屋敷の外に出しましょう。
[と告げるのみだった。 そして、こちらを見て信じられぬと首を振る記者の男には、]
人間は、理不尽であろうとなかろうと、いずれ死にます。
[…とだけ告げた。]
(47) 2010/06/21(Mon) 00時半頃
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>>51 いいえ、白薔薇。 これ以上無い、ちょうどいい頃合いです。 メアリー様のお心が落ち着き次第、この方のお体をしかるべき場所へ。
[くすりと微笑み、泣き崩れるメアリーを見下ろす。]
それから、申し訳ございませんが、お客様の帯同はお断りしたく申し上げます。特にそちらの、好奇心旺盛なお方は。
[記者の男をちらりと見た。]
(57) 2010/06/21(Mon) 00時半頃
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>>53 遅かれ早かれ、人間は死を迎えます。 もしこの方が今お嬢様に噛まれなかったとしても、どこかで強盗に遭うなり、戦争に巻き込まれるなり、老いるなり病にかかるなりで、いずれ数十年の内に息絶えましょう。
理不尽な死を彼に与える可能性があるのは、何もお嬢様おひとりではございません。
人間の死というものは、永遠の命をもつ種族のそれと較べれば、短く、またはかないものにございます。
(62) 2010/06/21(Mon) 00時半頃
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執事見習い ロビンは、城の中で響く銃声を聞き、顔色を変えて扉の外へと振り向いた。
2010/06/21(Mon) 00時半頃
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[ローズマリーの言葉>>63が聞こえるかどうかのタイミングで、小さく舌打ちをする。]
白薔薇。 すまないが、この方を運ぶのは、少し待ってくれないだろうか。
私にはもうひとつの仕事があってね。 そちらの方を先に片付けてくるよ。
[そう告げて、返事を聞かぬまま銃声の方へと走り出した。]
(67) 2010/06/21(Mon) 01時頃
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−グロリアの客室−
[ロビンがたどり着いた頃、銃声を放った主は、硝煙の臭いに包まれて泣きわめいていた。]
(……チッ。 このクソったれの気違い女が……!)
[銃を放った反動でぶざまに転がっているのをよいことに、抱えていた猟銃を取り上げ、泣きわめく女を無理矢理ベッドに押し込む。]
我が主人は硝煙の臭いが嫌いだと、申し上げた筈でしょう! 部屋の中で放ったから約束を破ったことにはならぬなどという理屈は通用しませんよ、「グロリア様」。
[猟銃から弾丸を抜き取り、ポケットに入れる。その動作は、昨日今日初めて銃を触った人間のそれでは無かった。]
もし次をやってみろ。 その瞬間、アンタは客じゃァなくなる。
死体を作ることなんざ造作も無い。 旦那様の手を煩わせることなんかしねえよ。俺がこの手で殺してやる。
(81) 2010/06/21(Mon) 01時頃
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−グロリアの部屋の前−
[厳重に鍵が掛けられた部屋の前で、扉に背中をつけて溜息をつく。背中の方でわんわんと泣きわめく女の声を聞き、呆れたような溜息をもうひとつついた。]
これは失態云々の騒ぎではないな。 ただでさえ旦那様やお嬢様を付け狙う人間が居てもおかしくない状況に加え、さらに硝煙婦人のご乱心ときたものだ。
私にできることといったら、2つ。 ひとつは、旦那様とお嬢様の護衛。 ひとつは、グロリア様の監視。
……いずれにせよ、今晩以降の徹夜は決まりだな。
[影に言付けを頼む。相手は白薔薇。]
「どうにも厄介なお客様を監視する必要が出てきたようだ。すまないが、今晩の運搬作業は白薔薇ひとりに任せたいのだが、構わないか?
ああ、こちらは寝ずの番と洒落込ませてもらうよ。本当にすまない。」
(106) 2010/06/21(Mon) 01時半頃
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−グロリアの客室前−
申し訳ございません、旦那様。 お叱りも、どんな仕打ちも、なんなりとお受けいたします。
……ですが、ここから先は私の領分。 たとえ貴方様の下で働く役目を追われようとも、私の腹が収まりません。
今更ではございますが、「外の世界の流儀」の監視をさせていただきますよ。
[ギラギラした目で、城主を見上げる。それは、常なる仮面のような表情とは程遠いものだ。]
(131) 2010/06/21(Mon) 02時頃
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−グロリアの客室の前>>137−
ええ、心得ております。 2度の失態を犯したにもかかわらず、私めを捨て置かずに未だ従者として置いてくださること、心より感謝致します。
監視と……必要とあらば、さらに踏み込んだ対応をさせていただきましょう。勿論、旦那様がそれをお望みにならぬのならば、そうは致しませんが。
[恭しく一礼し主人を見送ると、影に命じて2本のダガーを持って来させる。]
さて、と。 銃のお相手がダガー2本というのも随分心許ないが、銃の使用は禁止というのがこの城のルールだ。致し方あるまい。
[ダガーを服の奥にしまい、ひとつ息を吐く。]
(監視と、必要とあらば対象の殲滅。 激甘な対応はこれで終了だよ、お嬢さん。マフィアの流儀がどこまで通じるか、楽しみだなァ……)
[口許を歪めて、*執事は笑う*]
……「死に至る痛み」ってモンを、どうか俺に教えておくれよ。
(148) 2010/06/21(Mon) 02時半頃
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―グロリアの客室前―
[「黒薔薇」と呼ばれる執事の男は、2本のダガーをベルトに巻き、その上から上着を羽織った。]
(どこぞのフロアを血生臭くするマネをするとしたら……随分と久しぶりだな。この城に来てからは、旦那様やお嬢様が人の生き血を吸う光景は幾度となく見ているが、「俺」自身が人の生き血を絞り出す殺傷沙汰は皆無だ。
腕はだいぶなまってるかもしれん。それは仕方がない。どうにか昔の勘を取り戻さざるを得ないな。
その結果、美しくないと旦那様に罵倒され追い出されるなら、それはそれ。もとより「俺」は下賤の生まれだ。今さら貴族様の世界の住人になんざなれはしない。)
[コツコツと革靴でカーペットを蹴る。]
(ま、殺傷沙汰が起こらなかったらただの杞憂、だな。)
(220) 2010/06/21(Mon) 18時頃
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[これは余談となるが、ロビンが「黒薔薇」と呼ばれるようになったのは、この城が初めてではない。腕に刻まれた無数の黒薔薇のタトゥーは、とある世界の住人には「それなりに」知られているという噂がある。
通称Robin.TL――本名、ロビン・トレント・リッテンベルク。 とあるマフィア一家の一員として、キャンベル家が統治する街で屍体の山を築いていた男がいた。
そして、その男が突如ファミリーから失踪したのと、ロビンと名乗る執事がこの城にやってきたのは、ほぼ同時期であったという**]
(221) 2010/06/21(Mon) 18時頃
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―グロリアの部屋の前→「食事の間」―
……了解いたしました。
[背中に提げたダガーはそのままに、こつりこつりと足音を立てて城主が示す部屋の方へと向かう。]
ええ。為すべきことは分かっております。
(345) 2010/06/21(Mon) 23時頃
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