242 【突発誰歓】桜が見せた夢
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(何故あんなことを?)
[呆然と閉まった扉を見つめ、もしかしてちゃんと教えることもせずやらかしたんじゃないかと思い至るには時間が掛かった。 いや、しかし、単におれが嫌だから出たのかもしれない。 一応義務感ながら気遣いで倉庫を出るように促した筈だったのだが、最初は。]
(上手くいかないな)
[色々アレな過去も思い出したことだし。 そうだ、京先輩に当たろう。表に出ない子供のままの部分が八つ当たりを提案してきた。 実際再会してどうなるかは、分からない。ともかく今はここで人が集まるのを待つばかり。**]
(172) 2015/12/16(Wed) 00時半頃
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[集まり始めた人々を横目に手を擦った。 記憶の混乱から感じていた寒さ。何故だろうそれは独りでいるとより強くなる気がする。]
[もう陽が落ちてきている、だからきっとそのせいだ。そう思っておくことにした。 体育館に人が集まれば、食料でも配るのだろうか?そうしている内にやがて夜になるだろう。]
(224) 2015/12/16(Wed) 16時頃
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[ふと耳に止まるまどか先輩と話し合う男の声>>223ああ、あの人大塚って苗字なのか。 顔を上げてまどか先輩改め大塚先輩の話相手の顔を見る。]
……桐生?
[思わず漏れた声は距離があり二人が話している最中ということから、届いたかは分からない。 凛々しい青年は、いつかの後輩に似ていた。]
(225) 2015/12/16(Wed) 16時半頃
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ーー 過去:桐生伊千朗との記憶 ーー
[耳にイヤホン、床に置いた袋からスナック菓子を手掴みで取り出す。学舎に似つかわしくない姿は空き教室にある。 あの先輩が卒業しても尚、おれはたまにこうして授業をサボっていた。]
[見つからないよう最適な場所を選んだつもりでいる、先輩と呼ばれる立場になり慢心が少しあったかもしれない。 その日はいつものようにいかなかった。]
……あ
[一年下の男子生徒が何の用事があり空き教室の前を通ったかは分からない。 ただ、ばっちり目があったことに間違いは無かった。]
(226) 2015/12/16(Wed) 16時半頃
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[彼はこちらを知っていただろうか。知らなかったかもしれないし見掛けた姿を覚えていたかもしれない、悪い噂を聞いていた可能性もある。 何であろうと逃がさなかった。
無言で立ち上がりイヤホンを外す、にっこりと小さなガラス越しに後輩に笑いかけドアを開くそこまで僅か11秒。]
こ ん に ち は
[腕を掴んで空き教室に引き摺り込んだ。]
(227) 2015/12/16(Wed) 16時半頃
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[しっかりドアを閉め困惑してたであろう後輩の口に]
はい、あーん
[無理矢理菓子を放り込んでやった。 さあ、これでおれ達は共犯だ。笑う顔はさぞかし悪どかっただろう。]
いやー、おかしいな。ここにいたら見つからない筈だったんだけど。 キミ、一年でしょ?見かけたことあるよ、なんて名前?おれは長谷透ね。
これも何かの縁、仲良くしようぜ。
[いつかの誰かがしたように一方的に後輩へ馴れ馴れしく語りかける。 勿論口止めが一番の理由だったが、これも縁と思ったのも事実。彼が、桐生が告げ口してもしてなくても、迷惑な先輩はたまに構いに来ただろう。 たった一年、転校するまでの間。*]
(228) 2015/12/16(Wed) 16時半頃
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[京先輩の言葉>>229にはむしろ同調する側、集団行動はしなくていいならしたくない。 だけど何だかその雰囲気に、昔の話なんて出来そうにないなと思った。 八つ当たりは冗談だ。ただ思い出話でも出来たら少しは前のように話せるか、って。]
(最後ぐらい、昔のように。)
[何も言えないまま、一度彼に向けた視線はすぐに逸らした。*]
(238) 2015/12/16(Wed) 17時半頃
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[人の話には割り込まない。女二人なら特に。 ただ大塚先輩が作る椅子の並びは少し気になって運ぶ姿を見ていた。何か意味がありそうだったから。 それを聞く前に彼女は出ていってしまった。]
……おー。 お前じゃないかって、思ってた。
[椅子のことだとか、自分の心境の急な変化だとかは桐生から近付いて来てくれた>>239ことで一度頭の隅へ。
決して口にはしなかったが、当初彼が虐めに近い扱いを受けていたことは出会った後に察していた。 頻繁に一年のクラスを訪れたのはそれもあってのこと、快活に笑うようになってくれて良かった。
……自分はご覧の有り様だが。]
こんな時に再会とはな。
[ため息を一つ、肩を竦める。]
最後に見に来たんだろう? 今日じゃなければなぁ。
(242) 2015/12/16(Wed) 17時半頃
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今日だから
[苦笑する桐生の言葉>>245をぽつり繰り返す]
ああ、そうだ… 今日だから、今日じゃなかったら。
[駄目だったんだ。 独りぶつぶつと何事かを呟く姿は奇異に思われただろうか。 なんでもない、と誤魔化して。]
そうだな。うちの親父の教え子だったらしい先生までいたよ。 これも何かの縁…ってか。
[そんなことをあの時も言ったな、と昔を懐かしむ。 今や一年坊主は立派な男となり、おれはあの頃のようには笑えなくなって。違うことのほうが大きかったけど。]
(246) 2015/12/16(Wed) 18時半頃
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お前は、懐かしい奴に会えた?
そういや、あいつ見たぞ。陸上部だった堀川。
[話の流れ、何気無く問い掛ける。 一年の付き合いではあまり深く人間関係までは、知らなかった。 友人が出来て輪に入れるよう変わっていく姿は見守っていたけれど。 それから、もし、彼のカメラが長谷透の目に入る場所にあったのなら。食い入るように見つめたかもしれない。*]
(247) 2015/12/16(Wed) 18時半頃
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[どうしたのか聞く桐生に>>248誤魔化してこちらから問い掛けて]
そう。お前ら仲良かったのか? 酷いタイミングだな、それ。
[同い年の彼らが知り合いなのは自然なこと。 懐かしい顔に思い出話でも咲かせていたのだろうか。 そんな時に災害が起きてしまったのなら、決して嫌いではない後輩達に同情もしてしまう。]
廃墟マニア、へえ…… 何であろうと好きでやってるならいいことだ。
ふうん、写真ね。
[桐生も好きなことを出来ているんだな、少しだけ自嘲的な気分になった。 彼に続き視線を向けた先には保健室にいた女、特にそれ以上彼女の話に興味は持たなかった。 写真を撮ってもらいたがる、そこに裏の事情を察するには関わりは薄く。]
(250) 2015/12/16(Wed) 19時半頃
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[悪い噂つきの先輩に構われることを嫌がらず、笑顔を見せてくれた後輩は 今も屈託無い様子で>>249]
……違う。
[けれど意識せず否定の言葉が零れ 掲げられたカメラに手を伸ばしていた。]
(251) 2015/12/16(Wed) 19時半頃
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[奪い取ったりはしない。ただそれを慈しむように羨むように撫でて哀しげに笑う。]
おれじゃない。 この校舎を、あの桜を……杜山中学校を、撮って欲しい。
[ああ、そうだ。そうだったのだ。 この場所に持って来なければならなかった、父のカメラを。]
本当は、持って来る筈だったんだ。土下座してでも許可を貰って撮るつもりでいたんだ。 でも、でも…駄目だった。
(奪われてしまったから) (カメラを、 を)
……忘れて来たんだ。
[衝動のままに落とす言の葉。 最後だけ、嘘をついた。]
(252) 2015/12/16(Wed) 19時半頃
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桐生。 ろくでもなかった先輩からの、最後のお願いだ。
[上級生となる姿を見ることは出来なかった、けれどこんなに立派に成長して先輩の背を追い抜いた彼を見ればおれよりずっと真っ当に健全に生きていたのだと分かる。 再会したばかりでこんないきなり、返せるものも無いくせに。 周りに人がいることはどうでも良かった。もう、彼には会えないから。]
撮った写真を、親父の墓に供えてほしい。
(253) 2015/12/16(Wed) 19時半頃
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[真剣な声色をふっと緩めて自虐を含める しっかりと少し上にある目を見据えた]
ごめん。 いきなりなんだって思ってるだろうし、お前にも生活があるって分かってるんだけど。
……おれには、出来ないんだ。
[口に出してやっとはっきり自覚した。
ああ、こいつに再会も出来ないまま死んじまったな、と。*]
(255) 2015/12/16(Wed) 19時半頃
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ありがとう。
[静かに聞いていてくれて、父の墓に行けないという事情に踏み込んではこない>>263全く持って良い後輩だと思った。 こいつは昔からそう、噂を一度も耳にしなかったわけもないだろうに先輩面をさせていてくれた。 そういう奴だからこそ、素直になれたことを覚えている。
紙が無ければ携帯の機能か何かでメモを取るようにと言って、霊園の住所と一応実家の電話番号を伝えた。
その間着慣れぬ制服を纏った彼が青年になった姿を強く目に焼き付けて。]
お前はきっといい女と結婚して幸せになるんだろうな。
[間違いなく伝えればもう一度ありがとう、と それからまた“先輩”は変なことを言えば体育館のドアへと歩き出して、ふと振り向く]
(268) 2015/12/16(Wed) 20時半頃
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お前はずっとカメラを好きなままでいろよ。 …伊千朗が撮った写真、見てみたかった。
[いつか古くさいと、けれど格好いいなと笑った名前を呼び。 ドアは開き、そして閉じられた。*]
(269) 2015/12/16(Wed) 20時半頃
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ーー 廊下 ーー
[タオルが吸いとった筈の雨がまた髪を伝い落ち、頬を濡らす。 それだけじゃない。指先を、身体を、足を。]
おかしいと思ってたんだよ。
[いくらなんでもおれだけ濡れすぎじゃないのって、なんで気付くまで拭いもしなかったんだって。 ぺたり、ぺたり、透明な水が足跡の代わりに廊下を濡らしていく。]
(270) 2015/12/16(Wed) 20時半頃
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ーー 過去:終わりの始まり ーー
伊千朗。 おれ、引っ越すんだ。親父の転勤が決まってさ、都会の中学校なんだって。
[桐生と出会ったあの空き教室。 放課後に話があると呼び出したおれはそれを伝えることを惜しみ、持ち込んだ菓子を二人でくだらない話をしながら食って。 やっと名前を呼んで切り出したのはもう彼を帰さねばならない時間を時計が示したから。]
残念だなあ、本当は二年は一緒にバカやれた筈だったのにさ。
[後輩と先輩、立場が逆だった時あの人の前でそうしたようにおれは寂しさを表に出さずにいつものように笑う。 桐生は、いや、伊千朗はどんな顔をしていただろう。]
大丈夫だ。 お前はおれよりずーっと立派な先輩になれる。何の心配もいらないよ。
[ごつん、額を合わせてからから声をあげて笑った。 ある日の夕暮れ。*]
(271) 2015/12/16(Wed) 21時頃
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[静まりかえる廊下に誰かの叫びが反響し届く。]
……
[首を横に振る。 おれはその声を追うことはせずに、階段を上っていった。]
(274) 2015/12/16(Wed) 21時頃
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[後輩へ一方的にお願いと別れは済ませた。 何が何だかあいつは分からなかったんじゃないかと思う。だが、約束を果たしてくれたなら知ることとなるだろう。
伊千朗。 思うんだ、この日に出会ったこともお前がその道に進みカメラを持っていたことも。 おれが死んじまったことも、全部全部運命なのだろうって。]
……、く。
[運命というには神なぞクソったれと言いたくなる死に方だったがな。]
(277) 2015/12/16(Wed) 21時頃
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[階段を迷わず上り続けてふと幽霊って足があるんだなと思った。 確かあれってこの国だけだったか。]
[それからよくもまあ自分が余命が近い父の願いも果たせず殺されたと思い出しても冷静なものだ、と。 未練でやって来たってカメラも無いくせに。 ……多分、狂うにはおれを記憶に遺してくれていた人が多すぎたんだろう。]
本当、こんなの覚えてなんていなくて良かったのに。
(280) 2015/12/16(Wed) 21時頃
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(ねえ、先輩)
天体観測なんてロマン溢れるもの先輩には似合いませんよ。
[屋上のドアを開け放ち、そう京先輩に、そこにいた貴方に語りかけた。 初めて足を踏み入れたこの場所、彼と見上げた青空はどこまでも澄んで綺麗だった。 だから、いてくれたらいいなって、目指した理由はただそれだけ。自信は無かったんだ。]
(282) 2015/12/16(Wed) 21時頃
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[ああ、体育館で思ったことは勘違いだったのだろうか。 変わらず接してくれるのがとても嬉しくてたった独り冷えたままの身体の奥が、温かくなった。]
別にアナタのことなんて全然好きじゃありませんけど? アラサー近くなって自意識過剰って痛いですよ、先輩。
[嘘だ。ここに来てからおれは嘘ばかりついている。 けどこれは種類が違う。ふざけてるだけだ京先輩だってそれが分かる筈だって勝手に思っていた。 確かにタオルの有りかを教えた筈なのに理科室の再会より濡れ、水滴を落としながら近寄ってくる姿はどう見えるだろう。]
似合いますよ、なんせ今をときめく新人バンドのボーカルなんですからおれ。
……そんな慰謝料なら、喜んで払いましょう。
[中学生の時のように素直に変わっていることには驚かれただろうか。 傍に来て缶を貰おうと伸ばした手が京先輩の手に触れた……とても温かい、いや、おれの手が冷たすぎるだけか。]
(290) 2015/12/16(Wed) 21時半頃
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ーー インターネットの噂 ーー
[バンドマンが殺害された事件はマスコミは大きく扱わなかった。 しかし暇人が集うネット上となれば話は違う。]
[曰く、バンドマンは彼女をこっぴどく振ってその恨みからなのだ]
[曰く、いいや彼は何人もを弄び女は浮気相手の一人だったのだ。]
[曰く、女はどこかの令嬢で男は彼女に枕をしていた。]
[根も葉もない無邪気な悪意は、主に二人の関係について ただ一つだけ、種類が違う書き込みがあった。]
[救急車 は中々呼ばれず彼は地面に転がり雨に打たれ苦しみ続け死んだのだ。 面白がって携帯で写真を撮ろうとする者すらいた、だとか。*]
(302) 2015/12/16(Wed) 22時頃
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[棘がある言葉を向けてもケロッとしている先輩>>299に本心と裏腹ため息をついた。]
ええ、先輩と違って
[もう一度ため息 ああ、あの歌は本当に酷かった。先輩は好きだがカラオケに行くのは憂鬱で。 だけど不思議、そこに人間味を見出だしていたのも事実。 多分父も、彼の歌声が全く悪いものとは思ってなかったんじゃないだろうか。]
……んー。
[目を見開く姿。やっぱりおかしいよな、これ。その反応は間違ってない>>300 何を言えばいいかも分からなくて苦笑いした。多分再会して初めて先輩の前で笑った気がする。]
いいです。
[とりあえず毛布とハンカチは押し返して、缶だけを貰った。 四文字の前に付けようとした「必要ないから」は喉の奥に押し込んで]
(306) 2015/12/16(Wed) 22時半頃
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[ああ先輩、そんな顔しないで>>303 笑って下さいよ。おれはいつだって、貴方に笑ってほしかったんですよ。 ぽたりぽたり、涙の代わりに落ちる雫。]
ごめんなさい。
[何をだろう、思い当たることは色々あった。 とりあえず、最初にあんな態度を取ったことかな。]
本当は、会いたかったです。 会えて嬉しかったです。
[先輩が笑ってくれないからおれが笑う。 いい年こいて同性にこんなことを言うのは照れ臭い。けれどもう最期だから、…ね。]
(307) 2015/12/16(Wed) 22時半頃
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[乾杯って二人一緒に缶を開けた。不思議なことに今のおれは酒が飲めるらしい。 拭く為に上半身裸になった時あった気がする腹部の傷痕、それから定かじゃない心音。 流石にそれらを確かめるのは、怖い。事実を受け入れたって、生きていたかったに決まってる。]
こんな奴の先輩になってくれて、ありがとうございました。
[未練を胸に別れの為の言葉を口にすれば、困ったな>>311 この人は伊千朗と違い、気付いてしまっている。]
(312) 2015/12/16(Wed) 22時半頃
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“京先輩”、彼女に捨てられそうな彼氏みたい。
[からかうようにからから笑ってみたけれど、様子は変わらないし黙ってしまった。 やっぱり、この人にだけは嘘をつくのは。]
もう、無理なんです。 分かるんですよ、朝が来たらおれは……
消えてしまう。
[必死な様子を気持ち悪いだなんて思わなかった、思うわけがない。 この人の心に居場所があることが嬉しくもあり、決して叶えることは出来ない現実に強く胸を締め付けもした。]
(314) 2015/12/16(Wed) 23時頃
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[それからもう一つ分かることがある。 「誰かを彼岸の向こうまで、連れて行くことが出来る」なんとも幽霊じみたこと。 ホラーというものは眉唾の中真実も混じっているのかもしれない。]
……京先輩だって、社会人になって奥さんでも貰えばその人がずっと一緒にいてくれます。
[置いて行かれることに怯える様子は、相変わらず撫でてくれた仕草とは離れたもの。 多分、先輩にも何かがあるんだと思う。それが何か分からないけれど。
出来るのは慰めに明るい未来を語ることだけ、そうだ。生きていても絶対におれは歩めなかった未来も彼なら。
……たかが後輩の立場で、未来ある男の手を冥府まで引くなんて選択は、あまりにも。*]
(317) 2015/12/16(Wed) 23時頃
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