189 とある結社の手記:8
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[集められた広間の隅で寝ていたスージーの目に入ったのは、コルクボード前で、紙を睨んで備え付けられているペンを走らせているところだっただろうか。
『他のグループにも人狼はいたのか、 それとも、いなかったのか。 無事解放されたグループがあるなら、 その結果も教えてほしい』
几帳面な字で要望を綴ると、紙片をピンで留めた。]
(90) 2014/08/12(Tue) 22時半頃
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魚屋 ワンダは、メモを貼った。
2014/08/12(Tue) 22時半頃
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[コルクボードにメモを張りおえた後に、 リーの方から名前が聞こえる>>96。]
…茶葉はまだあったはずだよ。
[リーへか、スージーへか、 半々に答えを投げる。]
さっき、ハナが厨房の方に行ったから 湯が沸いてりゃ淹れてこられるんじゃあないか
[じゃあ淹れてきてやるよ。という程の優しさはない。]
(99) 2014/08/12(Tue) 23時頃
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[貼り終えたメモの確認をしていれば、丁度コルクボードの前に、歩み寄ってくる足音があった>>102。]
……
[僅かに首を動かして見やると、相変わらず、 視線が合わない掃除夫の顔が見えた。]
…………
[事故。その言葉に、ラルフに向けていた視線を一度、 コルクボードに移す。]
(113) 2014/08/12(Tue) 23時半頃
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… そうだね。どうやって判断してるんだかも知れないし、 ……不思議なちからだなんだってのは、 正直あたしは、ばあさまの話ん中のことかと思ってたよ
[眉を寄せる。能力者については、信じきれないと思っている顔だった。]
ただ、
(119) 2014/08/12(Tue) 23時半頃
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…… 事故なら。
[>>103 低い声は、重たいものを引きずるようにゆっくりだ。]
アルフレッドは、 …あいつらを呼ばなかっただろ
[サイモンに話した推測の一端を口にする。]
(120) 2014/08/12(Tue) 23時半頃
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[ラルフに声を渡しながら、スージーが歩いてくるのと、何がしかの躊躇いかの行動の末にメモを貼り付けるのを見守る>>116。]
…… 結社員?
[ただ、疑問系の呟きがもれる。ジェレミーの名前と顔は知っていた。が、職業部分に当てはまるのは服屋だか仕立て屋だかで、並べられた職業に、スージーを見た。]
(127) 2014/08/13(Wed) 00時頃
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[つと、厨房から戻ってきたらしいオスカーの声に、視線を下げる>>123。]
……、
[コルクボードに向き合っていたから、返事は遅れた。その間にオスカーはテーブルの方へと移動している。]
……、そうだね。 じゃあ、頂くよ。
[答えながら、泣いていた子どもの目元を見ようとした視線は、 お茶の用意をする後頭部に注がれることになった。]
(129) 2014/08/13(Wed) 00時頃
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…
[>>131 スージーが兎。というのに、ちらとラルフを見やった。昨日、足元を逃げていったのが思い出されたせいだろう。]
…… あんたは結社員とは違うのかい。
[肩を竦める様子に、疑問を返す。]
(136) 2014/08/13(Wed) 00時頃
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[兎肉の話にラルフを見やりながら、 ぼそぼそとした声を聞く。
声や態度について、いまさら咎めるようなこともない。それこそ、ナタリアのところで会って、、顔と名前を覚えた頃からそうなのだから、いまさらだ、と思っているのかもしれなかった。]
……あんたのお気に入りにゃ、 占いも幽霊もでやしないがね
[>>133 口にするのは、ラルフが何度もナタリアに強請っていた『童話』の話だ。]
(150) 2014/08/13(Wed) 01時頃
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[ラルフの顔と名前を覚えたのは、ナタリアの語り聞かせでのことだが、当時のワンダは話を聞きにきているというより、まだ小さい子どもの世話をしに来ている風情が強かった。 だから、扱いは弟か何かのようなものだった。]
…… 一日我慢すりゃ、とりあえず、 なんかの結果は出るんだろう。
[朝方、サイモンはそう言っていた。]
……どんな結果を出してくるんだかは知らないが、 確証が持ちたい奴なら、自分であいつらに聞くだろ
[──なら。それまでは殊更に広める必要もないだろう、と言外に意をこめて返す。]
(151) 2014/08/13(Wed) 01時頃
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……そうかい。
[>>141 答えに、スージーに視線を向ける。 違う。という否定に、息を吐いた。]
結社員だってのを知ってるなら、 同じとこにいんのかと思ったんだがね。
[違うというならそうなのだろう。 確認だけだったようで、それ以上疑問は続かず。]
……、ジェレミーは、ああいうのと同じにゃ あんまり見えてなかったが、…
… ヴェスパタインの奴みたいに、皺んなっちまうよ。
[自分で眉間を摘むスージーに、 一応、という態で釘を刺した。]
(152) 2014/08/13(Wed) 01時頃
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[そうしてから、先んじたスージーに続いて、>>134 オスカーが引いてくれた席へとコルクボード前から移動する。]
……。お茶は淹れられるようになったみたいだね
[向けられた明るい笑顔を注視する間を挟んでから、席につく。 一息つくように、お茶を含んでから、感想じみた言葉を漏らした。]
…………
[ただ、皆で、といわれた言葉の後半については、 魚屋の女は、静かに沈黙を守った。]
(156) 2014/08/13(Wed) 01時頃
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ワンダは、スージーの跳ね上がる声に、手に持ったカップの中のお茶が小波だつのを見下ろした。
2014/08/13(Wed) 01時半頃
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……忙しい子どもだ。
[>>157 跳ね上がったオスカーが、兎のごとく走っていくのを、 椅子の上に腰を落ち着けたままに見やる。]
(161) 2014/08/13(Wed) 01時半頃
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[兎肉を逃したことが、余程悔しかったのか、突っ伏してしまったスージーを見る。寝癖は、まだいくらか残っているようだった。]
生憎だが、どうやって知ったのかを まず知らないもんでね。
…結社ってのは、守秘義務とかはないもんなのかい
[茶を一口含んで、眉間を慣らす間を待つ。]
……違うってわりにゃ、随分と 結社のことに詳しいみたいだが。
(166) 2014/08/13(Wed) 01時半頃
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すっかりばあさんのお気に入りになってたからね
[>>163 記憶はラルフに強請られて、「はい、はい」と笑って頷くナタリアの横顔とセットだ。頼みに返事をせず、覚えている理由のみの答えで、忘れる気がなさそうだというのは伝わっただろう。必要だと思えば、大体は、了承の言葉が付属する。]
…
[動作の答えは、受け取るように軽く頷く。 それで、一区切りだった。]
(170) 2014/08/13(Wed) 02時頃
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[オスカー走っていった方向を見やり、 黙ったままに、少年が入れた茶を啜る。]
…、あの子どもをどうする気だか知らないが、
[低い声がラルフに向けられる。キッチンで聞いたオスカーの事情を思いながら、息を吐いた。]
…… ちびを二人も預かるってのは、 結構な大仕事だと思うがね
(173) 2014/08/13(Wed) 02時半頃
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[そうこうしている間に、酒を取りに言った顔ぶれが、広間の方へ戻って来た。]
……人が集まる場所に陣取っておいて、 出てけだの言う気はしないね
[>>172 リーに邪魔か。と問われれば否定を返して、 立ち上がろうとするように、テーブルに手をついた。]
(174) 2014/08/13(Wed) 02時半頃
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[スージーとの会話も、そこで一端は区切られる。]
…… 酒は、そのうち追加が来るよ。
[酒が少なかった、という台詞に確信めいた声音で言って、 ワンダは幅のある尻を椅子から*上げた*。]
(175) 2014/08/13(Wed) 02時半頃
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ワンダは、リーに視線を投げて、席を立つ*。
2014/08/13(Wed) 02時半頃
魚屋 ワンダは、メモを貼った。
2014/08/13(Wed) 03時頃
ワンダは、ラルフの>>177視線に言葉を接ぎかけるも、その場では沈黙を選んだようだった。
2014/08/13(Wed) 03時頃
魚屋 ワンダは、メモを貼った。
2014/08/13(Wed) 21時頃
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──回想:集会場、広間──
[ラルフと僅かに視線を見交わして、 それまでの会話は一端横に置かれた。>>177
つまみ、とぼやいたランタン屋の視線が、スージーの上を行き過ぎて、こちらの上で止まる>>184。]
…… 辛めのやつしか知らないし、 基本は、それっきゃ作れないよ
[塩辛い味のつまみは、家で飲むことが多かった、ダンの好みだ。ヴェスパタインの依頼に、条件区切りを了承として返しコップを持ったまま席を立つ。]
(233) 2014/08/13(Wed) 21時半頃
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[つと出掛けで、ローズマリーの瓶を持ってきたサイモンに行き会った。受け渡される酒は、酒場への道中で見たものと同じだ。]
……ローズに感謝して、 メモをよく読んでおきな
[こういうこと?と、嬉しそうなリーに、 水を差すようなことを言った>>207。]
(234) 2014/08/13(Wed) 21時半頃
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──現在:集会場貯蔵庫──
[室温の上昇を抑えるために、窓もなく暗い地下の貯蔵庫は、上に比べると随分と肌寒い。]
…………
[その暗がりで、ランタンの明かりに照らされながら、 女は、眠りに落ちている子どもの顔を見下ろした>>220。]
(238) 2014/08/13(Wed) 22時頃
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[眉を寄せてから肩を上下させて、息を吐き出す。 少年──オスカーは、眠っているように見えたから、 ため息は誰に聞かれることもないだろう。]
……寝るなら、せめて上で寝な。
[近くにしゃがんで、かける声は、その場で起こそうとするには小さいものだった。]
……
[起きるかどうか、体をゆするようなことはしなかった。 返事を待つ間に、貯蔵庫に沈黙が落ちる。]
(239) 2014/08/13(Wed) 22時頃
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──貯蔵庫──
[ぬらりとした表情で、オスカーを見下ろしていたが、 少しの沈黙の後、しゃがんでいた膝を伸ばした。
すぐに起きないならそれ以上の声はかけず、貯蔵庫の中から、必要なものを持っていくことを優先したようだった。]
────。
[かた、かた。と、棚のものを取っていく 静かな物音だけが暫く続く。]
(255) 2014/08/13(Wed) 22時半頃
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──食料庫──
[食材の大方の場所は、最初に入ったときに把握している。 つまみ用の品を選び出すのはそう時間もかからなかった。]
……
[でがけに、オスカーをもう一度見下ろしてから、 女はぎい。と、木製のドアを開けた。]
(259) 2014/08/13(Wed) 23時頃
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──食料庫近く、廊下──
…… 入るのかい
[>>254 出た先の廊下でどことなくうろうろとしていたハナに、 オイルサーディンの瓶をもった女の視線が向いた。]
(262) 2014/08/13(Wed) 23時頃
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[>>265 ハナに声をかけて、返事に頷く。]
……そうだね。どうも、腹を空かせてる奴ばっかりだ
[答えながら、一度後ろを振り返る。]
……
──酒がほしくなる気分ってのは、 わからないではないからね
(266) 2014/08/13(Wed) 23時頃
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[言って道を譲るように壁側に体を寄せる。 それから、少し間をおいて、]
…中で、寝てるのがいるから、 なんか上にかけるものがあったら、 もってきてやってくれるかい
[話すのはオスカーのことだろう。手が足りてたら、自分で持ってこようかと思ったんだけどね。と、添えて女はつまみをつくりに食堂へ向かうつもりのようだった。]
(267) 2014/08/13(Wed) 23時頃
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魚屋 ワンダは、メモを貼った。
2014/08/13(Wed) 23時頃
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[>>269 女の目が、ため息をつくハナを見る。]
ひとりじゃあ、大変だったかもしれないね
[今は二人だ。と、いう勘定の仕方から、魚屋の女は、 雑貨屋の娘を作れる側に入れているようだった。]
ああ。助かるよ。
[すぐに頷いてくれる相手に、軽い感謝を口にしてすれ違う。]
(270) 2014/08/13(Wed) 23時半頃
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──食堂:昼──
[厨房に戻り、オイルサーディンを軽く切り、塩に黒胡椒、唐辛子とパセリとにんにくを入れて軽く火を通した。
人数分つくられた簡単なつまみを、 小皿に分けておいていく。]
── 一杯。 ついじゃあ、もらえないか
[酒の匂いを嫌う様子はない。空のコップをひとつ、 ヴェスパタインの前に差し出す。]
(277) 2014/08/13(Wed) 23時半頃
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[多く飲みたい風ではなく、半分くらいでいいよ。と、 言葉が添えられる。元々、それほどに強いわけでもない。
わけてもらえたなら、いただくよ。と、 軽く言葉を添えて、食堂の席のひとつに座った。]
……──。久しぶりだね
[舐めるようにして飲む酒の進みは遅い。 進む会話を少し外れて眺めながら小さく呟いた声は、他に聞き取られなくてもいいように静かだった。
ほんの一杯分。それだけの酒を胃に落とし込むと、 女は、ご馳走さんと言って*席を立った*。]
(280) 2014/08/13(Wed) 23時半頃
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魚屋 ワンダは、メモを貼った。
2014/08/13(Wed) 23時半頃
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