35 WWV 感染拡大
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
|
―廊下―
本当? 助けてくれるの?
[縋るような口調でユリシーズ>>15に答えた。 一度その場を離れたホリーが戻って来たのは、その時だったか。 ユリシーズが彼女に向かって掛けた言葉>>16に、思わず身を捩るようにしてそちらを向く。 長い髪が揺れて、一瞬首筋が露わになった]
――あれ? ホリー?
[そこに居た、と思ったはずの少女がいない。 そして、衝撃は、背後から来た。 体を貫く痛みと共に]
なっ……ホリー…… なんで……っ
(+5) 2010/11/01(Mon) 23時半頃
|
|
[脇腹から溢れ出す鮮血。 理解が追い付かないまま、少女の細腕に押し倒される。 傷口が押し広げられ、苦痛に呻いた]
一体……どうしたって言うのよ……
[突然の凶行。あれほどまで願っていた死に着実に近付いているのに、体は混乱し床を掻いてもがいている。 しかしついぞ逃げ出す事は叶わず。 ずるりと脇腹から抜かれた刃が振り上げられ]
ぐげっ
[首の神経を狙う一撃に、喉は押し潰れたような声を押し出し。 意識は少女の痩せこけた体から、完全に切り離された]
(+6) 2010/11/01(Mon) 23時半頃
|
|
[――どこからか、懐かしいメロディが聞こえる。 少女の姿をした被検体が、何度も繰り返し歌っていた曲。 そして意識は、少しずつ形を取り戻していく]
(+7) 2010/11/01(Mon) 23時半頃
|
|
あれ……?
[びくん、びくんと跳ねる体―― 気が付けば、それを少し離れた所から見下ろしていた。 自分の意思から離れた所で、奇妙に跳ねまわる肉体は、見ていて気分のいいものではない]
うえっ……何これ、滅茶苦茶じゃない。 真っ当な殺され方されるとは思ってなかったけど―― まさか、この子が、ねぇ。
[頚椎を弄くり回すホリーを見詰める。 その時、傍らに血に塗れた白衣の男が立った]
ヴェスパタイン……?
[死体を引き取りに来たのだろうか。 担当研究員としての義務を果たしに来たにしては、随分と不機嫌そうに見えた]
(+8) 2010/11/01(Mon) 23時半頃
|
|
[掛けられた声>>+4に、ゆっくりとそちらを振り返る]
……レティーシャ?
[おめでとう、と言う言葉。 微笑みを返せばいいのだろうか――迷ったような、曖昧な表情を浮かべる]
ああ……そうよね。 これ、死んだって事よね。やっぱり。
[意識とは離れた場所にある、壊れた体を見て呟く。 意のままにならぬ肉体の重みも、いつまでも付き纏う痛みも、すっかり消え失せていた]
望み通り……か。確かにもう、苦しくはないんだけど。 そう、随分と――軽くてちっぽけになった気分。 これは、あたし自身を喪ったってことなのかな……。
[質量のない足が、触れる事の出来ない床に降り立った]
(+11) 2010/11/01(Mon) 23時半頃
|
|
[レティーシャ>>+13に言われて瞬く]
そういえば、そうね。 あなたはもう死んでいるのに……。
[視線の先のレティーシャは、はっきりと実体を持って見えた]
生きたかった? あたしが?
[見上げられて、戸惑いの表情]
そんなことは……ないわ。 たとえ生きていても、ここから外に出られた訳でもなし。 希望なんてないんだもの。
[ふっと視線を外し、床を見詰めた]
(+15) 2010/11/02(Tue) 00時頃
|
|
そうなのかな?
[レティーシャ>>+16の手を、そっと握る。 体温は感じられなかったが、触れ合っているという実感はあった]
生きたいと思うから……か。 そうね。眠るような死だったら……ただ、受け入れるだけだろうから。
[痛みは、抗おうとした証だったのだろうか。 空いた手でそっと腹部に触れ。 幸せかと問う言葉に、薄く微笑む]
苦しくはない。辛くもない。 でも……何にも、ないわ。
(+17) 2010/11/02(Tue) 00時半頃
|
|
痛みのない生……。
[記憶にある限り、自分の居場所は病院の中だけで、常に何らかの病と闘いながら生きていた。 自分の境遇を呪い、普通の生とは、こんなにも苦しくはないのだろうと夢見ていた。 けれど――それは間違いだったのだろうか]
レティーシャ、……あなた。
[彼女の願いを聞いて、瞳を見開く]
そう、だったの……? あなた、あたしたちの事を、思って。
[肩が震える。 レティーシャの自分より小さな体を抱き締めた]
ごめんなさい。 あたし……あなたの事、見下してた。 あたしなんか、自分の事しか考えていなかったのに。
(+19) 2010/11/02(Tue) 01時頃
|
|
……でも、 こんなくだらなくて、つまらない人生だったけど、 誰かのために生きられたら、何か変わっていたのかなって……思って……
[自分の背を撫でる優しい手の感触。 肩に顔を埋めるようにして、瞳から溢れる感情を零し続ける。 そうしながら、ああ涙を流すなんて随分と久しぶりだと、心の何処かで考えていた**]
(+21) 2010/11/02(Tue) 01時頃
|
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る