17 吸血鬼の城
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―廊下→浴室― [>>1:329にふと寂しげな表情を浮かべると、]
だった―…‥、物です。
それは穢れた汚濁を内に持つ人間より、清廉さを保っている人間の方が、 ――魔を払う効果はあるでしょう。
[そして踵を返し、浴室の方へ。 今日味わった幻の生々しさに男は身体に筋が残る程に、浴室の中で洗い続けるだろう。]
(20) 2010/06/21(Mon) 00時頃
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―浴室→客間―
[代わりの衣服に袖を通す。 影の者に汚れた服は洗って返して貰う様に頼むと、客間の方に戻る為に歩き出した男の先には騒がしい気配。]
……。
[少し首を傾げたが、そのまま踵を返す様に、客間に戻った**]
(36) 2010/06/21(Mon) 00時頃
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―客間― [ざわめきと悲鳴。 部屋に戻る途中に、微かに耳にした響きは、この悪夢の様な宴の真の始まりを感じさせるもので―…‥。 と同時に自分が選ばれなかった安堵、自分が選ばれなかった絶望とまた選ばれるかもしれない恐怖感、そして罪悪感の複雑な感情にただ吐き気をもよおして、]
――気分が……悪い…
[それは幼き頃の自らに対して、血を分けた親がした――の後の想いにも似て―…‥。
そして自由を奪う枷をされた環境と、城主との会話は幾度と無くそれを思い出させて、]
……うっ…
[疼きだけが男を襲う。 やがてそれが治まるとゆるりと立ち上がり、食堂へ向かう。 ――一時忘れる為の一杯の葡萄酒を得る為に。]
(175) 2010/06/21(Mon) 08時頃
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詩人 ユリシーズは、ランタン職人 ヴェスパタインに話の続きを促した。
2010/06/21(Mon) 08時頃
詩人 ユリシーズは、水商売 ローズマリーに話の続きを促した。
2010/06/21(Mon) 08時頃
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―客間→食事の間―
[首に掛かっているのは、ロザリオの代わりの懐中時計。 幼き頃にしていた様に掛けていても、その想いは全く違うもの―…‥
初めて父親から貰った贈り物、幸せだった時の印、 ――今は忌々しい楔となった印。
何故、捨てられぬのかは分からないけれど―…‥、
――結果的には自分の支える糧になる皮肉に、無意識の内に薄い笑みを浮かべる。]
清廉を保つ為の汚濁の楔でしょうか―…‥
[食卓に用意されているのは、赤いワイン。 少し指先は迷って、自宅の庭に咲いた蔦ばらの花の色に似たロゼワインを選び口に運ぶ。]
(240) 2010/06/21(Mon) 19時半頃
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―食事の間―
[机の上の古いランプの炎が何処からともなく入った風にゆらゆらと揺れる。 そのランプの灯りに透かす様にロゼワインの入ったグラスを揺らす。 ――ほんのり赤い薔薇色 ――規則正しい音を刻む懐中時計。
――静かな時が過ぎて行く。]
鳥籠から出る方法ですか―…‥
[抽象的な言葉。 ここから出る方法は、脳裏に浮かんでいた。 でもそれはあまりにも―…‥、 ――絶望的で 彼女には言えなかった。]
(死による解放と、裏切りによる解放。)
[深い森の暗闇を思わせる漆黒の双眸は閉じられて、心はその瞳のような闇の思考の中で迷ってた。]
(246) 2010/06/21(Mon) 20時頃
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[薔薇色の液体は、相変わらず減る事は無く、ランプの灯りの中で緩やかに波打って、時計の刻む音だけが響く―…‥、 そしていくばかりの時間が経った時――]
Aus tiefer Not schrei' ich zu dir, Herr Gott, erhoer' mein Rufen―…‥
‥…―Wer kann, Herr, vor dir bleiben?
[それは深い淵からの主を呼び求める歌。 時として救ってくれる主を呪った―…‥
――でも気付けばこれをいつも口にしていた。]
(258) 2010/06/21(Mon) 20時半頃
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詩人 ユリシーズは、静かな間に異なる音が入り、双眸を開く。
2010/06/21(Mon) 21時頃
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才人ではありませんよ、私はしがない凡人です。 幼い頃は聖歌隊に入ってましたから、多少歌える程度ですよ。
[皮肉めいた言葉に、笑みを浮かべて言った。]
(263) 2010/06/21(Mon) 21時頃
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[>>264の言葉に苦笑しながら、]
険悪ですか、ただ私は枷を付けて、楽しませろと言う言い分我慢ならなかっただけです。
詩人の心は自由でなければ―…‥
[何処か遠くを見る視線。 同時に自分自身に言い聞かせるように。]
(266) 2010/06/21(Mon) 21時頃
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金銭の為ですか、詩を書く上で考えた事がありませんでした。
[その言葉は赤毛の男との生まれ育った環境とは違う、恵まれた環境を露わしていた。 ある意味で清廉された、ある意味で汚濁に満ちた貴族の生活。 男が否定し、嫌悪しても、それは沁みついた楔。]
(278) 2010/06/21(Mon) 21時半頃
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それよりもどうですか?
[用意されたワインのグラスは一つ増え、それを赤毛の男の目の前に。]
(283) 2010/06/21(Mon) 21時半頃
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[赤毛の男の声に、再び目を閉じる。 そして少し考えて、目を開けると、言葉を紡ぐ。]
ええ、私は詩人で無ければいけないのです。 汚濁から、一番離れた清廉された世界で―…‥ ――言葉を紡ぎ、この世界の美しさを伝える為に。
[古い楔は、男の、詩人の心に突き刺さり、苛んでいたが、それを抑える様に静かな声で答える。 しかしその押さえを抜ける様に、グラスの薔薇色の液体の表面はさざ波を作り出していた。]
(290) 2010/06/21(Mon) 21時半頃
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[>>301の注がれる瓶は、片手で制して、]
酔う程はお酒は嗜みませんので。 眠りが浅く、夢を見てしまうのは、どうも頂けませんし。
(306) 2010/06/21(Mon) 22時頃
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[>>308に、遠くを見る様な目で、]
夢が美しい物とは限りませんので、 だから私は幻の中に生きるんです―…‥
[グラスの中の薔薇の液体をゆるりと回す。]
(310) 2010/06/21(Mon) 22時半頃
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詩人 ユリシーズは、小悪党 ドナルドの言葉に少しクスリと苦笑いを浮かべる。
2010/06/21(Mon) 22時半頃
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[>>318の声に、手にしたグラスが落とし、薔薇色の染みとグラスの欠片がキラキラと床に広がり光る。]
悪趣味ですね―…‥、立ち聞きですか。
[動揺を抑えて、冷静な声で言葉を紡ぐ。]
私はそろそろ失礼します。 貴方と同席するのは、遠慮致します。
[踵を返し、すれ違う様に立ち去ろうと歩き出した。]
(325) 2010/06/21(Mon) 22時半頃
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[掴まれた腕で。逃げる事も適わずに、小さな呻き声を上げる。 その湧き立つ情欲の生々しさは幼き頃から、父から受けていたものを思い出させて―…‥、]
――離せ、私は、私は……
[それでもなお、弾き離す様に精一杯の力で、領主にあらがう様に、暴れ、もがいた。]
(333) 2010/06/21(Mon) 22時半頃
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[>>334の爪が喰い込む度に、正気を取り戻そうと――、 そう快楽に負けない様に、領主の赤い瞳を睨む。]
快楽は詩になりえないと――。
[最後は悲鳴の様な声を上げる。 血がジワリと滲み落ちる。]
(341) 2010/06/21(Mon) 23時頃
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[>>338の意味に、息を飲む。]
はは、私は朝露となる訳ですね。 それはそれで―…‥
[快楽に堕ちる事が無く、死ねるはある意味の贖罪で――。 あの血の分けた親の仕打ちからも解放される意味に薄い笑みが浮かぶ。]
(350) 2010/06/21(Mon) 23時頃
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詩人 ユリシーズは、引き寄せた領主の言葉は、詩人を絶望に落とす。
2010/06/21(Mon) 23時頃
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