198 かるらさんのうなじ争奪村
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―夏祭りで>>53―
[綿あめが、傾いて下がる。 唇を薄く開いたままで、 赤いフードの青年を、凝視してしまっていた。 ――だれ? 面影は、過るのに]
……ぁ ぇ、と、……?
[首を緩く傾げた。 知っている、人、だろうか。
じくりと、痛む咽喉が渇いて、仕方ない。 僅か、苦しげに眉根を寄せた]
(54) azuma 2014/10/14(Tue) 15時半頃
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―夏祭り― [赤い、フードの青年。 ――きっと、こちらを見ていたのに。 上手く、声をかけられないままだった。 女の子がどこかで、泣いた声がする>>58 一瞬、意識を逸らしてしまうと、 また雑踏は掴みかけたものを押し流していく。
火傷のような痛みがずっと、ずっと 胸の奥で燻った、まま。
――木に凭れて、綿あめの絡みついていた棒を持て余す。甘いはずなのに、苦くて、味が、おかしい気さえしたのだ。]
(62) azuma 2014/10/14(Tue) 17時頃
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[ぼんやりと、通りを眺める。 その中に、 >>41ひとり、姿を見かけることも、あった。
それが下牧だとは、 白い花をささげた青年は、まだ気付かない。]
(63) azuma 2014/10/14(Tue) 17時頃
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―その後の:夜の街では―
[思い出は後に語るとして――夏祭りの後は、 現実が待っている。 都会、夜の街。酒場の、秘密。 働かざる者食うべからずの精神だが、 あの店は休みは貰えるし、人も悪くはないと、玲は思う。 いつも通りに、戻っただけ。
けれど、あの日、あの時目覚めて感じた 胸を焦がす様な痛みは薄れることはなく、 埋められない空虚に蹲りそうになる。
―――君に会いたい。
願いは身を苛むほどに鮮やかなのに、 今だはっきりと思い出せないことへの焦燥。 憂い――松戸の言葉を借りるなら「危うさ」――を滲ませて、面影を探し続ける**]
(65) azuma 2014/10/14(Tue) 17時半頃
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営利政府 トレイルは、メモを貼った。
azuma 2014/10/14(Tue) 17時半頃
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―その後:夜の街でのこと>>67―
[祭りの熱気、遠ざかりて暫し。 面影を探して、時には誘いに乗って―――でも違う、と分かる。なぜか、そう、分かってしまうのだ。勘違いできれば、痛みも埋まったかもしれないのに。 心がそれを、ゆるさないでいた。
ある、夜のこと。 いつものように店でグラスを拭いてていた時のこと。 ドアが開く気配に。視線を流した、その先。]
…… 、…!
[――瞠目する。平静を装うのに、酷く、苦労した**]
(69) azuma 2014/10/14(Tue) 18時頃
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営利政府 トレイルは、メモを貼った。
azuma 2014/10/14(Tue) 18時頃
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―後日:夜のバーで>>70―
……―――、
[カウンターに腰を下ろした青年をちら、と盗み見てからまた眼を伏せる。
――三垣、友。 夏祭りで見かけて、友人たちに呼ばれているのを見て 酷く胸が騒いだ。謝らなければいけなかったのに――何も、謂えないまま帰ってきた。 気まずいだけが理由ではなかったのは、確かだ。]
……どうぞ
[グラスを彼の前に置く。 薄暗い中で見る三垣の顔は雰囲気が少し、違う。 ウィスキーの中で、氷がきらりと煌めいた。 ――どうか。気づかないでほしい。 指先が震えていなければいいと思いながら。]
(71) azuma 2014/10/14(Tue) 18時半頃
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営利政府 トレイルは、メモを貼った。
azuma 2014/10/14(Tue) 19時頃
トレイルは、ゴロウの上着を引っ張ってやった
azuma 2014/10/14(Tue) 19時頃
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―後日:バーで>>76―
……
[気づかないでほしい、何ていうのは 無理な話、だったか。 だって彼は、自分を見ていた。 他の人が呼ぶ声を、聞いていたはずだ。 否、――きっと知っていた。
バーテンダーの一人と、客として、上手く会話ができるものかどうか。いつもの愛想笑いも上手くできない]
……、何年か前、 から かな…… ……驚いた?
[冗談めかせたかどうか、自信がない。]
(79) azuma 2014/10/14(Tue) 19時半頃
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―夏祭りの時>>72―
……、―――
[伏し目がちになっていた顔を、 ふと、上げる。首を傾けるようにして 屋台の陰に、誰かがいるのを見た。
かくれんぼ、だろうか。
――なんて、子供めいた発想。 どこか、誰かの面影を、残しているように、見えた。
だれ?
唇を動かす。]
(80) azuma 2014/10/14(Tue) 19時半頃
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―後日:バーでのこと>>81―
……呼べなかった、わけじゃなく て
[言い訳しようとして、口を噤む。 違う。謂いたいのは、そういうことじゃ、なくて―――もやもやしたものが、形になりそうで、ならない。大したもの、という言い回しには首を横に振った。]
……、 わから ない でも…… 苦手、とは……きっと違う。
[三垣君、と。口にするのに奇妙な違和感がある。 そうじゃない。そうではなかったはずなのに、と。 無性に悲しくなるのだ。 不意に、伸ばしそうになった指先を戒めるように握りしめた]
そう、僕は、君に……謝らなくちゃ、いけなくて―――
(82) azuma 2014/10/14(Tue) 19時半頃
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営利政府 トレイルは、メモを貼った。
azuma 2014/10/14(Tue) 20時頃
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―夏祭りでのこと>>83―
――そう、……だけど。
[随分、見た目も変わってしまった自分の名前を知っている。首を傾いだあと、端正な容貌の青年と相対する。きちんとした、清潔感のある印象。自身とは違う。]
君、は……
[記憶を、夢の中に置いてきた。 出できそうで、出てこない。]
(84) azuma 2014/10/14(Tue) 20時頃
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―夏祭りで>>85― [――彼の、遠い昔の思い出、知らず]
……やっぱり?
[分からない、と謂う様子だったが、 名前を聞いて、眼を丸くして、それから、笑みを浮かべた]
下牧くん……!? そう、なんだ。久しぶり……、
[嬉しそうな、擽ったそうな。 懐かしい、眩しいものを見るような、表情。 背が伸びたな、とか、可愛い女の子みたいだったのが、立派になってる、とか。羨望も、ある]
懐かしいな、……消しゴムのこととか、……覚えてる よ。
(86) azuma 2014/10/14(Tue) 20時頃
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―夏祭りに>>91―
――、?…… なにか、夢を…?
[ 要領を得ない、が。 悪いことではなさそうなら、――それでいい。 ]
……うん。……そっか、 おぼえて、くれてたんだ。 本当に、懐かしい。 ……もう、リボンは結ばれない?
[ 少しだけ、懐かしさついでに尋ねる。 もう、立派な青年なのに。それから、曖昧な記憶に触れる ]
……不思議なこと、……なんだっけ、……?
(92) azuma 2014/10/14(Tue) 20時半頃
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トレイルは、毛布を甲斐にかけた。無理しない。
azuma 2014/10/14(Tue) 20時半頃
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―夏祭り―
……あぁ、ごめん。 どうしても、印象、強くて。 ……弟身分の辛いとこ、だね。
それは、そうか。 ――格好良くなった。……想像できなかったな、あのころ……
[ 小さくわらう。 ――ああ、こんなにも、昔のことは、きらきらして、見えるのに]
――、…… ……小さいころは、……不思議なものも 見えた気がする、なんて。
[ 冗談めかした。――皆が見ているなど、玲は知らないのだ]
まあ、元気、だよ。君は?
(94) azuma 2014/10/14(Tue) 21時頃
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……――、 …そう、 かな
[一度、吐息を漏らすような沈黙があって、 それから、苦笑気味になった。]
ありがとう。…… そうだね、酒も、飲むようになった。 ――そう?大きくなったのに
[額の辺り、手を翳して背を比べるように、した。]
それだ、――にゃあ、とか 猫じゃないのに、いう。 見えたんだ、……そっか、
[共通の、ひみつのようで、少し、可笑しそうにわらう。 胸の痛みも、今は少し、誤魔化せているようだったのに。]
―――、…… いる んじゃ、ない、かな?
[でも、同級生、と 聞いて。あの、赤い姿を思い出して、ずきりとまた、痛む心地が、した]
(96) azuma 2014/10/14(Tue) 21時半頃
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―後日:バーで―
――君に…… 、……
[ぎしり、と胸の軋む、違和感。 追いかけている、面影が、目の前の青年と、重なっていく、感覚]
あの祭り、以外の、祭り……?
[覚えていない。あの夏祭り以外、とは、なんなのか。 記憶に齟齬がある?――途方にくれたように、三垣を、見ていたが]
待っ 、て…!
[グラスを持つ手だったか――三垣の手を、袖の裾を、掴んだ。 懇願するような口調になるのをとめられず]
……帰らないで、……欲しい
(108) azuma 2014/10/14(Tue) 23時頃
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トレイルは、Σ高原くんもとももなにかしてる!
azuma 2014/10/14(Tue) 23時頃
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―夏祭りで>>105― いろ け
[困ったような、声音。 それからやや唇を尖らせる。]
背……同じくらいだったのに。
――、中身、……
[どんなだろう、――と、彼の整った顔を見る。]
……覚えてない?おれ、何か、忘れてる……?
[置いていかれたような心地になる。が、表に出してはいけないと首を横に振って]
……会えると、いいね。……きっと、居るよ。 探しに行く?
[忘れている。小さく頷いた ]
(110) azuma 2014/10/14(Tue) 23時半頃
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―後日:バーで>>109―
……ぁ、 ご、ごめん……
[思わず掴んでしまったことに詫びながら、 誤魔化すように眼を逸らす。 彼のLINEの内容など、知らぬまま――]
……?
おれ、だけ だけど……?
(113) azuma 2014/10/15(Wed) 00時頃
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―夏祭りで>>112―
空っぽ、って……どういう、こと? ……音楽に、影響が、出るんだ。
[不可解そうに、下牧の顔を見る。]
―――、……誰 か を
[引っかかる、 それ。 胸に焼きつく―――]
ひとりで、……来た、よ。 でも、ぼくは……
[考えが、まとまらない。わからなない。 御籤を引きにいく、という答えにも、曖昧に頷いて]
ぁ、う、ん。……いって、らっしゃい。……会えたら、あとで、
(122) azuma 2014/10/15(Wed) 00時半頃
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―その後:バーで>>118―
……と、…… 三、垣くん
[今、名前を呼びかけて。 見つめられて更にうろたえた]
……、え…、……
[不機嫌さに、うろたえながら]
……あと、1時間、くらいかな…… 構わない、けど……
[ちら、とマスターの方を見る。「客」ならば――と、好きに任される様子]
……わかった。カウンターで、大丈夫。
[――彼の言葉に、うろたえながらもよろこんでいるような自分が居ることに、戸惑いながら]
(136) azuma 2014/10/15(Wed) 00時半頃
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トレイルは、 イグナチウスが…!
azuma 2014/10/15(Wed) 00時半頃
トレイルは、タイトルwww
azuma 2014/10/15(Wed) 01時頃
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―その後の:バーで>>140― [危うく手元が狂って 何度かグラスを落としそうになった。 こんな長い一時間は、初めてだ。 途中、何度も三垣の姿を盗み見て、様子を窺った。 怒らせるようなことをしたか、それよりも、――この、胸の焦燥は なんなのか、と。]
―――…… お待たせ
[制服から着替えて、三垣の側に歩み寄る。 不機嫌そうな顔は、まだ、そのままだろうか。]
何処、行く……?
(146) azuma 2014/10/15(Wed) 01時頃
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営利政府 トレイルは、メモを貼った。
azuma 2014/10/15(Wed) 01時半頃
トレイルは、ひ、 と短く悲鳴を上げて項をかばいながら振り返r
azuma 2014/10/15(Wed) 01時半頃
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……… ……僕も、家、歩いて帰れるし、問題ない けど。
[話すほどに、募るものがある。 もう少しで、辿りつきそうなのに。 指先を伸ばそうとして、躊躇ってを繰り返す。 とても、大切なことのはずなのに――]
変な、犬、……子供のころに、見た……? 花は、もらった。どうして君も、知ってる―――?
[焦燥。思い出せないことがある。 彼は、彼が、そう、この、幼いころの思い出と共にある、彼を、――自分は。
名字ではなければ なんて、呼んで]
(174) azuma 2014/10/15(Wed) 10時頃
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――昔、貰ったもののはずなのに まだ、咲いてるんだよ―――赤い、椿の、花
[路地裏に、辿りつくまでの道で そんなことを謂った。誰が謂っていたのだったか。 白い椿の意味は。赤い椿の意味は。]
―― っ、……
[>>172 壁に押し付けられて、息をのむ。 名前を呼べって謂われた?遠い、幼かったころに? ぎしぎしと、痛む。 前にも、こんなことが、あった、ような――――]
(175) azuma 2014/10/15(Wed) 10時頃
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[何かに気づいたように、三垣の体が離れる。 離れる。離れてしまうのか。 「あの時」みたいに。]
…… 、――― ぼくは
[責めるように、見ている、その目は鮮やかに鋭くて>>173 漸く、面影に追いついた――気がしたのだ なのに。忘れている? 祭りの時、「相賀くんも、探してる人がいるんじゃないの?」>>112と、謂われたのは
確かめるように、 頬に触れようと指先を伸ばす。 なお離れようとするなら、きっと服を掴んだ。]
(176) azuma 2014/10/15(Wed) 10時頃
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―路地裏で― 教えてほしい――…僕は 何を、忘れてる…?
[縋るような声だった。もう、随分と余裕もなくなっていたらしい。当て所のない恋心が、心を蝕んでいる。]
君を見ていると、此処が、苦しい。 苦しくて痛くて、なのに――……君のことばかり、眼で追ってしまう 夏祭りでは、……話せも、しなかったのに――― あの日から、ずっと、ぼくは、――― ぼく、は、
[知っている。忘れたのに知っている。 口から、忘れたはずの記憶をなぞるように囁く声が滑り落ちる]
…… と も、
[――視界がにじむのを、止められなかった。]
(182) azuma 2014/10/15(Wed) 10時半頃
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―路地裏>>183―
[振り払われなかっただけ、よかった。 拒絶されたら、もう、怖くて触れられないかもしれない。 俯き、首を横に振る。]
……白い、椿、……無かった――― 何処に、行ったか、誰かに、渡したのか、覚えて、ないんだ
[赤い椿、恋心。この甘い苦しみに相応しい名前。 誰のことかも、分からないのに。]
……覚えて ない
でも 大切なものだって それだけは、本当、なんだ…… なくしたくなくて、だから、
[服を掴む手に、力が籠る。今だって、確信は無い、けれど―――]
(185) azuma 2014/10/15(Wed) 10時半頃
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―路地裏で>>187―
――― ………、?
[服を掴む手は、縋るようだ。 微かに震えている。情けない。]
……祭りで、…… 君も、……少しは、考えて、くれて、いた…?
[傷口に沁みいるような、それ。 続く言葉に、恐る恐る顔を上げる。表情を見るのが、こわい。 頬に手が触れた。どきりと心臓が跳ねる]
(189) azuma 2014/10/15(Wed) 11時頃
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…… 貸 す ?
[舌がもつれた様な言い方になる。 三垣の視線に、囚われた様に逸らせないままだ。 彼が飲みこんだものを、知らず。 迷う間がある。 本当に、良いのか。 かれは、後悔しないのか。 幻滅、されないだろうか。 そう思いながら――― 差し伸べられた手は何より甘く感じたのだ。]
…… いい、よ ……。君が、 いいの、なら
[行きどころを失くした恋しさに溺れそうな心――埋められる、気がして]
とも、……
(191) azuma 2014/10/15(Wed) 11時頃
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―路地裏で>>192―
―――、…?
[椿の花が、咲いたと謂う。 その理由は玲の記憶にはないが、きっと、喜ばしいことなのだ。 後悔していて、ずっと、意識していたこと こんな大人になってようやく気付くなんて。]
……、忘れたく、……ない……――
[――忘れないで、そう、願った気がする。 彼は 約束を守ってくれたのか。 胸が、あたたかく満ちるような感覚がある]
……うん、 僕も、 ――、
[言葉、途切れる。 ひどく 甘くて、眩暈が した**]
(193) azuma 2014/10/15(Wed) 12時頃
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―夏祭りのころ―
[大きな引っかかりを胸に抱えたまま 夏祭りのベンチで休憩中。 もらったうちわに、変な赤い生き物が描いてある。 なぜだか可笑しくて、ふ、と笑った。]
(200) azuma 2014/10/15(Wed) 15時頃
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営利政府 トレイルは、メモを貼った。
azuma 2014/10/15(Wed) 15時頃
トレイルは、高原の横でみかんをむいた。いいにおい。
azuma 2014/10/15(Wed) 18時頃
トレイルは、…くっ…!
azuma 2014/10/15(Wed) 18時頃
トレイルは、ルマンド皮あるの?
azuma 2014/10/15(Wed) 19時半頃
営利政府 トレイルは、メモを貼った。
azuma 2014/10/15(Wed) 19時半頃
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―夏祭りにて―
――、……?
[ 団扇で熱を逃がしていた、ころ。 目を惹く、金色の煌めきを見つけた。
其れが誰なのかは、 記憶が曖昧で――わからなかったが、 ふたりが、余りに幸せそうに見えたから。 つい、目で追ってしまったのだ。
繋ぐ手が、指を絡めていて。
少し、瞠目はしたけれど 彼らをけがすものは、なにもなくて。]
(207) azuma 2014/10/15(Wed) 20時頃
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営利政府 トレイルは、メモを貼った。
azuma 2014/10/16(Thu) 00時頃
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