73 ─深夜、薔薇の木の下で。
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[再びのべネットの弁明に、目を細めたのは、やっぱり少しだけ彼の返答はずれていて、でもそこが可愛いと思ったからで。 だから、その件については、それ以上の反応を示さなかった。 オスカーが居る前で、理性のたがが外れたら大変大変。
そして、自分の提案に、ひとまず2人からの賛同を得て廊下へと。
べネットの動きがどこか緩慢であれば、どうしたのだろう?と、少しぼへっとするのは、ノックスも大概鈍いからで。 しかし、理由にたどり着けば、頬を赤らめて指先で掻いた。
と、足が不意に止まるのは、更に夢の世界に人が増えたらしいと知るから。 さて、そんな一行と会う人居るや否や*]
(+4) 2012/01/02(Mon) 08時半頃
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[べネットが苦笑して手を振る仕草に、負担を強いた申し訳なさと、幸せを覚えて。 脂下がる顔を照れ隠しのようにそらし、オスカーに「雪うさぎ、どうせ作るなら大きいの作ろうかー」なんて、提案した時]
ヴェス……。
[駆け出る人の名を呼んだのは、べネットだけでない。 むぅっと、子どものように唇を尖らすのは、友人を思うのと、べネットの口からジェフの名が出たことによる嫉妬。 重たくなりすぎないように……とは思いつつ、嫉妬の色は隠せないのではなくて、隠さない。]
全てを円満に……っていうのは 難しいんだろうけど……。
[それでも嫉妬だけでなく、心配の音をこぼすのは、ヴェスパタインのことは友として好きで、サイラスのことは後輩として好きで、ジェフのことは……嫌いだけれど、無関心ではないから*]
(+8) 2012/01/02(Mon) 17時頃
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