165 【突発村】bouquet
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[手を振る姿を見つけると、ぺこりと頭を下げた。 悪戯っぽい笑顔。アクセントで強調された言葉に、疑問は確信へと。]
『ついさっき、起きたばかりで』
[恥ずかしそうに頬を赤らめる。 そんなに寝たのかと、自分が相手の立場ならツッコミたい。]
『紅茶は遠慮しておきます。 中毒になるのは嫌でしょう?』
[なんて、メモに書いた。]
(1) 2014/03/07(Fri) 00時頃
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『…自分でも正直、何でこんなに寝たんだろうって思ってます』
[微かな苦笑を零せば、頬に伸ばされた指先は拒むことをせず。 ただされるがまま、薬を盛られた相手がする反応とは程遠いものを返す]
『いいえ、私は。楽しい気分になるものはいりません。 苦しめる薬なら、また別ですが』
[優しげな笑顔は果たして本物か。偽物なのか。 薬を撒いているとは俄かに信じがたい笑顔。 メモを書く手が一瞬止まるが、理由は自分でもわからなかった。]
(3) 2014/03/07(Fri) 00時半頃
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『ええ、いいんです。だって私が苦しむことが、あの子への償いだから』
[彼女が自分に薬物を混ぜた理由は知らない。 ただ、一瞬でも幸せを味わうなんて。それがたとえ、薬のせいであっても――許されない。]
『良かったら、それ。譲って頂けますか』
[だから、手を伸ばす。
“おねえちゃん”
“ねぇ、おねえちゃん”
――――“ ”]
(17) 2014/03/07(Fri) 12時頃
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[ごめんね、真衣。
私ももう少しで、きっと貴方の元へ行けるから。
鞄に入れていた小さな銃で。誰かを殺して。
自分を妹に重ねた、彼女の顔を思い浮かべた。]
(18) 2014/03/07(Fri) 12時頃
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[お金なら持って来ていると書こうとすれば、抱き寄せられることを拒めずにされるがまま。 謡の時の光景がフラッシュバックする。 彼女がカーディガンを脱がそうとしたのなら、慌てて拒絶しただろう]
……ッ………!
[ふるふると首を横に振る。交換条件と言えど、それだけは嫌だと言うように。
あの子を苦しめる原因となった行為による苦痛は。 幾ら自分が苦痛を望んでも、欲しくはなくて。]
[拒絶しても彼女が止めようとしないなら、きっと力任せに暴れただろう。]
(20) 2014/03/07(Fri) 16時頃
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………っ。
[無意識にネックレスに触れる。 そして、ふるふると首を横に振った。だめ、あの子に二度とあんな思いはさせないと。 いなくなった人間に縋りつく 虚しさ。]
『ごめんなさい』
[綴られた文字には、どんな思いが込められているのだろうか。]
(22) 2014/03/07(Fri) 17時半頃
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[手渡されたそれを受け取って、彼女の言葉を聞く。 ここで――そういわれると、微かに戸惑った。 そして一つの疑問を投げかける。]
『効果はどれくらい続きますか』
[殺せなくなるほど、銃を持てなくなるほどに苦しくなるのは。目的を成せなくなるから嫌だった。 何か後に副作用が残るのもマズい。]
『……黒木さんは、どうしてこんなものを』
[持っているのか。 続きかけた言葉は、黒い線で消されて見えなくなる]
(26) 2014/03/07(Fri) 18時半頃
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[せいぜい30分。そう聞いて、ほっと息をつく。 それくらいなら大丈夫だろう。 殺すのに支障はきたさないだろうし――そして、少し考える。
やがてメモに文字を連ねた。]
『このピンク色のものだけを飲んでもいいですか? 少しやりたいことがあるんです』
[何をしたいのかと問われたなら、それは言えないと返しただろう。問われなければメモを閉じた。 儲かったと話す彼女を黙って見つめて、そういうものかと。]
(…大丈夫。私、ちゃんとやれるわ)
[薬を飲むことへの恐怖はなかった。 ただ頭にあるのは、次の殺害の計画で。]
(29) 2014/03/07(Fri) 20時半頃
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[気にしないで、というように首を横に振る。 そして、ピンクの液状のそれをしばし見つめ――自嘲めいた笑みを零した。]
(一緒に苦しんで欲しいなんて、笑っちゃう)
[彼女を部屋に呼び出して、何かに混ぜて飲ませようだなんて。 そして苦しんでいる時を狙って、殺してしまえと。 考える自分がどうにもおかしく思えた。そんな企みの裏側には、自分と一緒に苦しんでほしいという願いもあるのだから。
ぺこり。小さくお辞儀をして、止められなければ部屋を出ていく。 1人で飲んでも良かったなんて言い訳、するつもりはない。 ――ただ、寂しいのだ。 自分がどこまで行っても、一人ぼっちだということを突きつけられるようで]
(35) 2014/03/07(Fri) 21時頃
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― 広間 ―
[自分に声をかけてきた目的の人物に気付くことはなく、広間に入って行く。 そこには誰かいただろうか。 きょろ、と周囲を見渡して。やがて謡が入って来たのなら、少しだけ微笑んで]
『謡さん。少し二人でお話がしたいんです』
[鞄を抱えて。ポケットには、薬が3つ。 怯えた様子は見えず、あの出来事はまるで忘れているようにも見えるかもしれない。
彼女の抱えた花には目もくれない。 きっと人が死んでいると言われても、彼女は動じないのだろう。]
(38) 2014/03/07(Fri) 22時半頃
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[面食らった様子の彼女に、1階の空き部屋に行こうと手招き。 先に部屋に入り、そこで初めて気づく。]
『体調、悪いんですか?』
[どこかこの前と違う気がして。 もしかしたら体調が悪いのかもしれない。そう思って問いかけてみた。
気遣うような言葉の裏側には。 もしそうなら薬だと騙して、あれを飲ませられるかもしれないなんて薄汚い打算。]
(40) 2014/03/07(Fri) 23時頃
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『あの、これ。風邪薬なんですけど、よかったら』
[なんて嘘だ。差し出すのは琥珀色の薬。 風邪薬に見えなくもないだろうと。 彼女が飲んでも飲まなくても、本題に入った。]
『昨日、見ましたか? 金髪の男性の死体。とっても綺麗に殺せていたでしょう?』
[彼女は見つけたのだろう。そんな、確証もない確信があった。 花を包む意味なんて、それくらいしかないのではないかという思いも。告げろと後押ししているようで]
『妹は自殺したって、私言いましたよね。 ごめんなさい。嘘なんです、あれ』
[私が殺したんですよ、とメモに綴られる罪の告白に、彼女はどう反応するだろう。]
(42) 2014/03/07(Fri) 23時半頃
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[彼女が飲んだのを見れば、自分も残った薬の袋をぴりっと破いて口に含む。 ――気付かれているとは思わないまま。]
………っ、ぇ…
[笑って。嬉しいと、もっと聞かせてくれと言う彼女に驚きで小さな声が零れた。]
な、けほっ……う゛、っ
[思わず喋ろうとするけれど、大きな声は喉に負担をかける。 咳き込んで苦しげな様子を見せながらも、落ち着けばまたメモに綴る]
『私が、ひどい言葉をいったから。 でも最初にあの子を追い詰めたのは他人で、私たち以外存在しなければ、幸せになれたはずなの!』
[どうして彼女は笑うのだろう。ぐちゃぐちゃになった頭は正常に動かず、勢い任せに拳銃を取り出して彼女へ向けた]
(45) 2014/03/08(Sat) 00時頃
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[ああ、視界が歪む。それは彼女も同じだろうか。 何故こんな痛み分けのようなことを望むのか、自分でもわからなかった。 混乱する頭、不確かな感情。すべてが自分を掻き乱すものに代わっていく。]
『…さっきのことは、恨んでいませんよ。 私たち以外の人間は殺すって、そう決めたんです。それだけなんです。』
[そう。世界は残酷だ。 だって、誰かがいなくなったって知らん顔して廻るじゃないか。今日もこうしているうちに、誰かを殺しているのだろう。
あの子を殺した世界全てを壊すの。
その為には―― 人間を、殺してしまわなくちゃいけないんでしょう?真衣。]
『大丈夫です。痛みなんて感じないうちに死んじゃいますから。 昨日の男より楽に殺してあげるんです、親切でしょう?』
[撃鉄を起こす。指を引き金にあてて――。]
(49) 2014/03/08(Sat) 14時頃
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[彼女の言葉に何かを返そうにも、引き金に指をかけている状態ではメモを書けない。 けれど、異常だ。薬の影響だろうか、それとも何か他の原因があるのだろうか]
(なんで、声が出ないの、―――っ)
[恐怖だろうか。 襲い掛かる感情にぶるりと体が震える。手を包まれると無意識に肩も強張った。
一緒に、なんて。復讐を共に――なんて虚しい関係を結ぼうというのだろうか。 それもいいのかもしれない。 1人で重く苦しい感情を抱えていくより、分け合える人がいる方が。]
[でも―――――]
(52) 2014/03/08(Sat) 18時半頃
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それじゃ、だめなの
[掠れきった声。けれど、少女は確かに言葉を喋った。
否定の言葉を紡ぎ、謡の心臓部分に銃口を密着させてキッと睨めつける。]
(53) 2014/03/08(Sat) 18時半頃
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[投了するような呟きに、一瞬銃を持つ手から力が抜けそうになる。 弱い笑みも、柔らかな声での問いかけにも。 ―絆されてしまいそうだ]
……まいが、おこるの
[それは失くした妹の名前だと気付くだろうか。 小さな声。喉がひりひりと痛むのは、長い間喋らなかったせいだろう。
救う、その言葉を聞いてばっと顔を上げた。 何を言っているのだと。そう言おうと口を開きかけた瞬間。]
(56) 2014/03/08(Sat) 22時頃
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――ぃ、あ゛………っ!!?
[避けきれなかった花の茎は自分の目に刺さり、その拍子に銃が手から抜け落ちた。 がらんっと音を立てるそれを拾うことはせず、激痛が走る右目を抑え。]
………ッ、…く、ぅ…っ
[呻くことしか出来ずに、隙だらけな姿を晒す。]
(57) 2014/03/08(Sat) 22時頃
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[痛い。ずきずきと痛む右目は視界が真っ黒に染まり、銃口が此方に向けられているのだろうことは何となくで察するしか出来ない。
ああ、終わる。
――呆気ないものだ。]
……まい、は、
[「お姉ちゃん」
「幸せに 」
―― あのこ、は。]
(59) 2014/03/08(Sat) 22時半頃
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[結局。振りかざした独善は、所詮独り善がりでしかないのだろう。
諦めきったように銃口を見つめ。]
おわらせて、ください
もう、――つかれちゃいました
[生きるのも。憎むのも。何もかも――。]
(60) 2014/03/08(Sat) 22時半頃
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[素敵なお姉ちゃんだと。その言葉に、初めて幸せそうな笑みが浮かんだ。]
……謡さん、
[本当は、仲良くなりたかったんです。]
[その声は届いただろうか。 涙を流し、それでもなお笑いながら―――
少女の命は、願いと共に空へ消えた*]
(62) 2014/03/08(Sat) 23時頃
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