40 おおかみさんが通る
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――回想・元旦―― [焚き火で話すことしばし。暗くなってきたので、ヨーランダ等に挨拶し家へ帰った。 家には兄のみが帰っており、母と共におせちを食す。 兄は疲れ切っていた。食後直ぐに現場に戻ると言う。 現場付近で仕立て屋の柴門の姿を見た者がいた。しかしその情報も曖昧で、とりあえず明日は彼を事情聴取の為に連行する……との話。
柴門様がそんな事、と反論したが、他に情報は無いと一蹴される]
『俺だって柴門さんが人狼とは思っちゃねぇよ。仕方がないだろ』
でも……騒ぎの時、翠さんは柴門さんとお話してらしたわ!
『柴門さんが人狼でなくとも、情報が入る』
でも……!
『煩い貴和子。寝てないんだ。こんな碌でもない正月なんか聞いてねぇよ』
[仏頂面で兄はぼやいた]
(9) 2011/01/03(Mon) 10時頃
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――1月2日―― [柴門洋品店は物々しい空気に包まれていた。顔を出すと、既に柴門は連行され、翠は彼を追い警察署に行った後だと言う。それでも、その異様な空気は未だに拭えず。 道行く人も不安げに店内を覗き込んでいた]
柴門様……冤罪に、決まっておりますわ……。
[大晦日の被害者は未だ病院に居ると言う。命に別状は無いものの、彼女では会話する術が無い。 柴門の無実を証明する手段も無い]
どうすれば……。
[悩んだ挙句、彼女は町外れへと足を向けた。教会の隣の森、女学生の間ではお化け森と呼ばれているが、そこに人狼が潜んでいるとの噂を聞いたからだ。 昨日の焚き火での、所詮は大袈裟な噂。それでも、何か行動しなければ気が休まらなかった**]
(10) 2011/01/03(Mon) 10時半頃
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[森へ向かっていると、人影が見えた。 一人は先日のヨーランダ。そしてもう一人は、始めて見る。背格好からして男だろうか]
(あれ、は……?)
[ヨーランダの美しい顔を見ると、やはり彼女は人狼なのではないか、と思ってしまうのだが。 しかし遠目にしろ、彼女の不安そうな表情は見て取れて。そこから、人狼である隣の男性に襲われているのでは、との懸念が膨らんだ。 妄想は一気に少女の頭の中を覆い尽くし、目の前を真っ白にする]
彼女に手を出すのはお止めなさい、人狼め!
[声を荒げ(それでも多少の間延びは排除しきれないのだが)ヨーランダと男に走り寄る]
(20) 2011/01/03(Mon) 23時半頃
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[男女に走り寄ると、謎の男性を睨み上げる。 しかし、男性もヨーランダ自身もよくわからない、と言った顔をしていた。あれ、何か違うと頭を過ぎる。 しかしここまで来ては後に引けなくなっていて]
貴方は……!
[しかし何か言おうにも、にやにやと笑う男の前では怒りの感情が霧散してしまう。余裕の様子に、全てが見透かされているようで]
な……それは、それは……。
[こうして近くで見ると、至って普通の日本人男性だ。それこそヨーランダの方がずっと美しくて、人間でないものに思われる。 そう言えば、大晦日に活動写真館の前で話しかけた男性も、美しい顔をしていた。彼が人狼なのだろうか?
ふと、彼の嫌味に我に返る]
ね、猫では有りませんわ!わたくしは人間でしてよ! 馬込貴和子という名が有りますの! 貴方のお名前は?
(25) 2011/01/04(Tue) 00時頃
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な…忘れなどしませんわ!失礼な事言わないで!
[きっと男を睨み上げる。小馬鹿にした態度が気に入らない。これを素直に受け止めるにはまだ幼くて]
あなたが名乗らないのなら、山犬さんと呼ばせてもらいますわ!
[と、そこで彼とヨーランダの話の内容を反芻する]
人狼は……満月に狼へと変身しますの? 満月でなければ、人間のままですの?
[大晦日は満月だったか。思い出せない。 とりあえずはと山犬の質問に答える]
洋品店の柴門様が、警察に連行されましたわ。 貴方は、人狼について何かご存知ありませんの? 柴門様はそんな事する方じゃありませんもの。
(30) 2011/01/04(Tue) 00時半頃
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[柴門が疚しい事でも有った、との言葉に、また頭に血が登る。 立ち去る子梨の背中に、柴門様に限ってそんな事は有りませんわ!と叫んだ]
何ですの、あの山犬さんは……失礼にも程が有りましてよ! 子梨なんて呼ぶものですか。山犬で充分ですわ!
[ヨーランダをそっちのけでぶつぶつと呟いていたが、やがて顔を上げる。 彼女は何のお守りを貰ったのだろうかと、手元を覗き込んだ]
……銀?桜の形……ですわね……。 これ、とても高価なものでしてよ……。 何なのです、あの山犬さんは?
[お化け森を見る。鬱蒼と茂った緑が、雪を被りつつもふらりと揺れた。薄気味悪い空気を感じ、ぞわりと背筋が逆立った]
そう言えば、ヨーランダさんは山犬さんに悪い事されてはおりませんよね? 何か怪しいところ、ございませんでしたか?
[ヨーランダの表情を伺った]
(35) 2011/01/04(Tue) 00時半頃
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[ヨーランダの不安な表情は少し和らいだのだろうか。 安心している様子は悪い事ではないが、それがあの山犬がもたらした物だと思うとどこか気に食わない]
お化け森……何か居るのかしら? わたし、行ってみますわ。 あの、良かったら……付いて来て、いただけません?
[正直、昼間とは言えこの暗さは恐ろしい。しかし、見ないで居るのもむずむずする]
基督教会には、人狼に対抗する物は有りませんの? 何か武器が欲しいですもの。
[昨日の破魔矢は、気休めであろうとも魔除けになるのではないかと思った。そのような幻想上の生き物ではないのかもしれないが。 ヨーランダが良ければ、彼女と共に教会を見て歩きたいと頼んだ]
(37) 2011/01/04(Tue) 01時頃
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[正直、教会に行きたい等方便でしか無い。 お化け森なんて怖くて仕方がないのだが、一度口にした以上引くに引けない。教会見学は時間伸ばしでしかなくて]
わぁ……素敵な。 何と言うのでしたっけ、これ。ステンド硝子……?
[異国だから本場のものに比べれば圧倒的に地味なのだろうが、それでも彼女にとっては感動に値した。 派手な色使いは、日本の物ではあまり存在しない]
異国の物は、色が多くて美しいのですわ。 これは……基督の絵ですのね。 お祈りは、学校では致しますけれど……。
[語尾を濁したのは、基督教の授業が嫌いだから。いまいち何を言いたいのか掴めず、また英語の授業のように興味もそそられない。いつも眠気を堪えるのに必死だ。
教会の窓から、忘れようとしていた森が見えたが、ぱっと目を反らし、見えない振りをする]
(41) 2011/01/04(Tue) 01時半頃
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[教会の椅子に座り、ぼんやりと天井を眺める。森の事は、考えないように]
ヨーランダさん。 異国は、美しいのですか? 日本と、どちらが美しいのですか?
[人狼が出る国。人を襲う彼らはどうして存在するのだろうか?]
異国に、人狼は居ませんの?
[森へ行きたくないばかりに、うだうだと時間を潰そうとする。 ヨーランダがどう思っていたのかわからないが、しばらくはのんびりしても良いだろうと踏んだ**]
(42) 2011/01/04(Tue) 01時半頃
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――回想・教会―― [ふと、ヨーランダが目の前に立つ。目前に下げられたのは、美しくきらめく銀のロザリオ]
これは……聖十字?
[え、と思う間も無く、ヨーランダは微笑みながら貴和子の首にロザリオを下げた。 あなたを守るお守りよ、との言葉に、身体がじんと熱くなる]
そんな……こんな素敵な物……良いのですか? わたしは基督門徒でもありませんに……。
[ヨーランダが両親から貰った物などつゆも思わず。良いのですかと言ったけれど、この素敵な首飾りは一瞬で気に入ってしまった。制服にもよく合う]
ありがとうございます。大切に致しますわ。 ヨーランダさんも、心配なさらないで!人狼なんて直ぐにいなくなりますわ! 何か有ったらまた、街に降りてきてくださいませね。
[丁重に礼を言うと、教会を後にした]
(61) 2011/01/04(Tue) 13時半頃
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――回想・お化け森―― [そもそもはこの森を調査に来たのだ。ヨーランダから貰ったロザリオは暖かくて、勇気が湧いてくる気がする。 そう思って、森の前に立ったのだが]
(怖いわ……)
[昼間なのに暗い森。ひゅうひゅうとうねる木々の音。逃げ切れない、逃げ切れない。嫌なイメージが襲いかかる]
(でも、きっとこのロザリオが守ってくださいますもの! 行くのですわよ貴和子!人狼をほっておけませんもの!)
[言い聞かせて、ゆっくりと森に踏み込んだ。じく、じくと嫌な音が漂う。 背筋が凍りつくも、それに負けては居られない。ゆっくりと奥まで踏み込む。ロザリオをぎゅっと握り締める。
それでも、限界はすぐに来た。出口から僅かしか進んでいないが、足が進まない。
次の瞬間、ばさっと森を飛び出した]
(一人では、無理ですわ……!怖かったんじゃないですわ、一人では危険なだけです!)
(64) 2011/01/04(Tue) 14時半頃
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[森の探検は諦め、七坂の街へと戻る。ロザリオが身体で揺れ、良い気分になった。 大晦日の現場へ立ち寄ると、そこに居るのは謎の少女>>49]
虫眼鏡……?調査、なさってるのかしら……? あの方、どこかで見た気が……?
[すれ違いが多く、明里の姿は記憶に無い。ぼうと考えていると、彼女は笑いながらどこかへ立ち去ろうとしていた]
(もしや、彼女は探偵さんですのね! きっと凄い情報をお持ちなのですわ!)
[どこかへ向かう明里の姿を追いかけ、声を掛けた]
失礼致します。貴女は、人狼が誰かご存知なのかしら?
[明里がどう反応しようと、お構いなしだった**]
(65) 2011/01/04(Tue) 14時半頃
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――大通り―― [彼女はにやりと笑い、ちっちっとばかりに虫眼鏡を振る。その姿があまりにも様になっていて、少し笑った。 年齢は自身より少し上だろうか?童顔のようだ]
確かに……先程、森に居りましたわ。 もちろん人間でしてよ。人狼ではございません……わかるんですの!?
[凄い凄いとばかりに目をきらめかせ、彼女に近寄り笑う。人狼探し仲間、という言葉に胸が踊る]
わたし、馬込貴和子と言いますわ! 明里さん、人狼探偵仲間として、よろしくお願い致しますね!
[きゃいきゃいと笑う。 明里の僅かな情報と、自分が兄より聞いた柴門連行の話を教える。話が合えば、犯人は誰かで盛り上がるだろう。 探偵とは言え真似事、このような幼い少女二人組では、当の人狼が誰にせよ、付け入る隙は非常に大きいだろうけれど、その懸念はまだ彼女達には無い]
(76) 2011/01/04(Tue) 21時頃
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[明里の知識は多かった。人狼について、噂話で聞いた物、そうでない物、非常にたくさんの知識が有る。もちろん本物かどうかはわからないが、その絶対量の多さに舌を巻いた。 実際のところは、活動写真や異国の本等から得た知識なのだろうが、そんな事を貴和子が知る由もなく]
お詳しいですわね!頼もしいですわ!
[そう言うと、明里はにやりと笑った。話し方も親しみやすく、とても興奮するし盛り上がる。
しかし内心、どこかで明里を信じきれていない自分を感じていた。彼女の飄々とした態度が、先程出会った子梨山犬を思い出すせいか。掴みどころが無い、と言えば良いだろうか]
(楽しい、とても楽しい。それでも……なんだか……)
[異人であったヨーランダは、その瞳の奥に有る不安は本物だった気がする。 先程の山犬は非常に怪しいと思った。それでも、貴和子の言葉では彼を連行するのは不可能で。
そして、目の前にいる明里からは、山犬と同じものを感じた。それはあくまでもその態度から感じる良くない印象でしかないのだろうけれど]
(人狼について、詳しすぎるのですわ。わたしを信じてくれるとしても、何だか……?)
(90) 2011/01/05(Wed) 00時半頃
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[一度疑惑が膨らむと、その勢いは止まらなくなる。明里に対する不安な気持ちが溢れた。 貴和子自身、森に深く分け入ったでもなし。葉もそれなりに払い落としている。それでも、彼女は虫眼鏡を使用して森の葉と言い当てて見せた。そんな物が、見えるのだろうか?
明里は何も悪くない。ただ、貴和子にとって良くない印象が重なってしまって、それを盾に不安感が増しているだけで。 ぎゅ、とロザリオを握り締める。彼女が人狼で、貴和子を懐柔しようとしているのなら、貴和子はどう動けば良いのだろうか]
明里さんは、人狼をご覧になった事はお有りですの?
[明里と街を歩きつつ、時々道行く人に話し掛けては、正月の挨拶がてら情報を集める。挨拶をするのは立場上知り合いの多い貴和子の役目。その会話に追加して、後ろから明里が突っ込みを入れてくる。 怯えている人、何も考えていない人、反応は多々あれど、流石に噂は大きく人狼の事を知らない人は居なかった。それでも、明里以上の情報を持つ者は居ない。
不安になればなるほど、首から下がったロザリオに触れてしまう。暖かいものを感じるそれが、唯一の慰めになった]
(93) 2011/01/05(Wed) 00時半頃
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