51 サトーん家。 2
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さめ ザックは、メモを貼った。
gekonra 2011/05/05(Thu) 02時半頃
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[風を切って自転車が進む。 立ったままペダルを回転させる度、ジャコジャコと子気味のよい音がする。アスファルトの上を細いタイヤが走ってゆき、踏まれた砂粒が跳ねる。 ……などの事は自転車を漕いでいる本人は微塵も気に留めていない。
コンビニで佐藤家の家主とその彼女と別れた鮫島は、彩文家に向かっている。 体を斜めに傾がせながら、細い路地を右折した。 右折して少し行った先、驚くほど古くもなく、かといって新しくもないごく普通のみえないアパートがある。 家賃も高くはないが安すぎるほどでもない。それが彩文の家である。]
(2) gekonra 2011/05/05(Thu) 12時半頃
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[自転車のブレーキが高い音を立てる。鮫島は目的地に到着した。 一階にある彩文の家のチャイムを押した。具合の悪そうな彩文が、緩慢な動作で鍵とチェーンを開け、青白い顔を見せた。髭が伸びている。]
おざっすー。 佐藤先輩から差し入れあるんで。
[鮫島は、スニーカーを脱ぎ、彩文の家にあがった。 差し入れと聞いて彩文は低く相槌をうっていた。彼は今だるさで喜びが体現できない。 鮫島は到着して真っ先に冷凍庫を開ける。汗をかいたアイスを突っ込んだ。]
ゼリー食います?
(3) gekonra 2011/05/05(Thu) 12時半頃
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[家主はさっさとベッドに戻っている。ゼリーは要るというので、一つだけ冷蔵庫にしまわずに置いて、台所からスプーンを一つ拝借し、彩文に渡した。 鮫島はノートパソコンが置いてある机近くにある椅子に、背もたれを抱えるようにして座った。]
薬は? ああ。飲んでるんすね。そーすよね。
[彩文は調子が悪い時は即薬派だ。飲んでるという薬をふーんと眺める。 薬の成分とか飲み方などの説明を、なんとなく眺めながら、彩文の「具合がわるいよう」という愚痴にマメに相槌を打つ。]
ああ。ティッシュきれそう?帰り買って来ますよ。 粥とか。あと。なんだっけ。葱?とか。食い物とか。 ほしいもん今のうちに。
(4) gekonra 2011/05/05(Thu) 12時半頃
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[心配もあるのだろうが、頼られると気持ちよくなってしまうほうらしい。それに見舞いをする、という事が珍しいので、実は少し楽しんでいる鮫島は、彩文の要望を覚えた。]
わーかりました。 じゃー帰りに。夜中んなりますけど。
[あとは時間まで彩文を構ってやり、彩文家を後にする。 駅前のバイト先へ直行して、とっぷり夜になったあたりで勤務時間が終了し、遅くまで開いてるスーパーに寄って買い物をして、彩文家に届ける。 ほどよく誰かのために疲れた感を感じつつ、それなりの感謝も受けて満足した鮫島は、やっと自宅に戻った。風呂にも入らずぐっすり*眠った。*]
(5) gekonra 2011/05/05(Thu) 12時半頃
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―佐藤家帰宅翌日―
[鮫島のアパートも、そこそこ安アパートだ。 今にも崩れそうなボロさ、というわけではないが、佐藤家と違い、狭い。 バイト後彩文の家へ行ってから帰宅した翌日。鮫島は自分の家で目を覚ました。 うつぶせに寝たまま、枕に顔をうずめっぱなしであくびをする。 着ているものはTシャツとパンツのみで、タオルケットに絡まっている。 佐藤家で寛ぐよりまたもう一段階だらけた姿で、ベッドの上から動こうとしない。 脛毛のはえた足で、絡まるタオルケットを蹴るが、うまく広がらない。ベッドの上で足だけばたばたしている。]
(8) gekonra 2011/05/05(Thu) 17時半頃
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[鮫島は、タオルケットを被りなおし、完全にタオルケットに潜って見えなくなった。 ベッドの端に脱ぎっぱなしのジーンズがひっかかっている。 部屋はそこそこ散らかっていて、主な原因は衣類だ。 ゴミ箱という物を必要だと思われていない鮫島家では、空いたビニール袋がゴミ受けとなっている。 佐藤家に持っていっていたリュックも床に転がしてあるままであった。 鮫島は二度寝を決め込んだ。]
(9) gekonra 2011/05/05(Thu) 17時半頃
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[二度寝から2時間半が経過し、携帯が鳴る。去年解散したバンドの曲だ。 メールの送り主は彩文。鮫島はタオルケットから顔を出した。眼鏡に手をのばして、かける。またタオルケットに潜った。中でメールの中身を確認しているらしい。 一度携帯を閉じる音がした。数分間ぴくりともしない。 また開く音がして、カチカチ音もなっているので、目を覚まし始めたようであった。 彩文にメールを送り終えてから、三度寝に突入したが、15分間で終わった。 その後は、休みの朝から寝起きにオナッて抜いてから風呂行って目え覚まして坊主頭が乾いてあくびが止まった頃にはもう午前中は終わっていて、12時10分であった。]
(10) gekonra 2011/05/05(Thu) 17時半頃
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[鮫島はフローリングの床に胡坐をかいて座って無気力そうにしている。 考えていることといえば、暇だなあ何すっかなあ買い物とか行くかなあ。位のことだ。 若干腹が減ったが、家には何もない。 冷蔵庫を開けても、前回堀井に「しゃーくもってけー」などと言われて持って帰ってきたハイボールと、ソースとマヨネーズ位しかない。 暇な今日の使い道の一つ目は、飯を食いに外に出ることに決めた。 部屋が服で散らかってきているので洗濯もしたいが、それは帰宅後にと後回しにする。]
(11) gekonra 2011/05/05(Thu) 17時半頃
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[外に出て近所のファストフード店で乱暴な腹ごしらえをした後、大きな駅まで電車で出た。 GW中だけあって、阿呆かという程混んでいる。 よく行く服屋を覗き、1、2着衣類を買い、古着屋にも寄ってみたが好みのものはなく、適当に街をぶらついて暇つぶしをしてから帰りの電車に乗る。帰りがけ彩文の家をのぞいてみることにした。 連休が寝込んで終わってしまった彩文は随分凹んでいる。 熱は下がってきたらしい。与えた粥はなくなっていた。]
よかったじゃないすかー、治ってきて
[やはりノートパソコンの乗っている机の前の椅子に逆さに腰掛けて、椅子をまわしながら言ってみる。あまり納得しては貰えなかった。]
(20) gekonra 2011/05/06(Fri) 01時半頃
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[ところで冷蔵庫には葱がある。 「葱とか」に対して、彩文が「あー」しか言わなかったので、すすめられたまま、取り合えず買って置いてみたが手をつけられていない。 「首にまくとか尻に刺すとか」と彩文が言うので]
ちょう迷信じゃないっすか
[と一蹴した。じゃあ食える形にしてみろと彩文はのたまう。 上手というわけではないが料理はできなくもない彩文は、鮫島が料理をまったくやらないのを知っているので、わざと言っている。]
(21) gekonra 2011/05/06(Fri) 01時半頃
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ええ……全部切ってうどんとかに乗せるとか
[と言ってみたが多すぎるだろと嫌がられた。結局本当に葱焼きにしかならず、塩ふって焼いたものになってしまった。 冷蔵庫には少ししおれてきた野菜が色々あって、使ってもいいと言われたが、放っておいた。野菜炒め(味が残念)になる気しかしない。 葱焼きを彩文も二つほどつまんだが、二つで興味をなくされてしまって、あとは結局鮫島が、彩文の発泡酒を一本貰って、それと一緒に残り全部を食べた。 *お蔭様で風邪は引かずにすんだ。*]
(22) gekonra 2011/05/06(Fri) 01時半頃
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―ゴールデンウィークの次の週― (はじめてみるけど、その前の事も気兼ねなく遊ぶといいとおもいます♥)
[今年のゴールデンウィークが終わった。終わってしまった。 大連休だと話題になった通り、学生の鮫島にとっても、当然大連休であった。 お蔭様で学校がかったるくて仕方がないのは言うまでもない。]
(36) gekonra 2011/05/06(Fri) 04時頃
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[今年の履修届けを出す際にも、どの講義が楽であるかという点については、先輩方から余りある程にアドバイス、という名の、愚痴と雑談を頂いている。(その他の点についてはあまり聞けていない。) お勧めの講義の一つである今受けてきたての四限目が終わり、友人とだべりながら教室を出て来たところで、メールに気付いた。佐藤からである。>>35]
雑誌と本いらね?
[と、一応友人達に聞いてみたが、どんな、と言われ、件のブックタワーの内容を、一言で説明できなかった鮫島は、お客を逃がした。]
(37) gekonra 2011/05/06(Fri) 04時頃
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[赤い携帯電話を右手で弄る。
------------------ Title:いつもおきっぱスイマセン!(汗の絵文字) Sub:相当たまってましたもんね、、、 手伝いとかいつでも行きますよ! 今からでもいいくらいッス!(`▽´ ←こういう顔の絵文字) -------------------
貰って即返信は、忘れっぽい自覚があるからだ。 全面的に内容は勢いだけで書いている。]
(38) gekonra 2011/05/06(Fri) 04時頃
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[勢いだけで書いたため、まさか来てくれてもいいんだぜ^^という返事は予定されていなかったらしい。鮫島はこの曜日、四限までしかとっていない。 既に仲間内と帰宅モードである。]
あ? ああー
[メールを読んだ最初の感想は、「あれ」とも「おや」ともつかない何かであった。
------------------ Title:わかりました!!! Sub:先輩何限まです?? オレもう終わったんで〜! ------------------
脊髄反射のみで書かれたようなこの文面に、時間がかかろうはずもない。]
(45) gekonra 2011/05/06(Fri) 05時頃
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[佐藤に返信してすぐメールが来た。 白子からのカルボナーラとエクレアがどうとか、という内容だ。 佐藤への返信らしき内容だが、一括で送っているらしい。鮫島は理由などは深く考えない。 友人らと自転車置き場の辺りで「じゃー」と別れ、自転車に跨ったあたりでまた携帯が震えた。 再び白子から。メールの内容に、鮫島は少し口元が緩んでしまったのを、一人でにやけるのが恥ずかしくて、緩く握った手の甲で隠した。
------------------ Title:Re:日曜日 いいですよ。 毛染めもってきて下さいねー!! 白子先輩の飯!! ------------------
なぜか敬語だったので、そこだけ相手と同じ調子で揃え、あとはいつも通りの脊髄反射だ。]
(48) gekonra 2011/05/06(Fri) 05時半頃
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[学校の門を出たあたりで再びメール。今度は佐藤だ。 またもほぼ瞬発で佐藤の元へメールが返る。
------------------ Title:Re:よっしゃ(!の絵文字) Sub:全然平気っすよ〜(太陽の絵文字×3) 一回家帰って適当に暗くなってから行くんでー! 授業頑張ってください!!! ------------------
というわけで、家に一度帰ることにした鮫島は、家で風呂などを済ませてから佐藤の家へ赴くこととした。]
(49) gekonra 2011/05/06(Fri) 06時頃
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[夜七時頃、佐藤家のあるアパートの横に、自転車が止まる音がした。 その後すぐにうすい扉をノックする音。因みにチャイムは現在故障中である。 家主がいる時は大抵鍵が閉まっていない。 鮫島は勝手に扉を開けて、家の中へ声をかけた。]
おじゃましまーす! 今日先輩だけっすかー?
[彩文が結局どうしたかはしらない。佐藤家にもだいぶ慣れて来た鮫島は、*ずかずかと家にあがりこんだ。*]
(50) gekonra 2011/05/06(Fri) 06時頃
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捨てるんすか?なんか勿体無いっすね。
[と、佐藤家のブックタワーを眺めながら鮫島は言った。]
売るってもなあ、ですもんねえ。
[鮫島はブックタワーのなかから一冊選んで、眺め始めた。 これが始まってしまうと止まらないもので、中身を眺めるだけの時間が過ぎていく。]
(59) gekonra 2011/05/06(Fri) 12時半頃
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―GW明け平日/佐藤家― >>64
めんどくさがりそうなのに! 人徳っすね先輩!
[彩文が来るのは意外だったようだ。佐藤へ笑顔をむけた。 ブックタワーの前に佐藤と鮫島が二人腰を下ろし、漫画を読んでいる。 双方無言である。 はたと気付いたときには、三十分。せめて読んだ雑誌はと、有象無象に積み上げられたところから、ジャンル分けしていってはいるが、絶対に時間と見合っていない。次に時計を見た時には一時間半が経過していた。 佐藤家の扉が叩かれ、彩文が登場したのはその辺りのことだ。 居間のふすまを開けて、佐藤と鮫島をみおろした彩文は「絶対おわんねえわそれ」と言った。鮫島はエッって顔をしていた。]
(68) gekonra 2011/05/06(Fri) 13時頃
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―GW明け平日/佐藤家―
[彩文が来たからといって、状況が改善するわけではない。 三人目が増えただけである。 誰も見ていないテレビをBGMに、雑誌を捲る音ばかりが部屋に響いている。]
………… 腹へりません?
[彩文が「あー」と相槌をうつ。 鮫島と彩文は一体何をしにきたのか。]
(70) gekonra 2011/05/06(Fri) 13時頃
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なんでもいっす。
[つまり何かは食うという返事。]
買いいきますか。
[鮫島が作るという選択肢を選ぶことはない。]
(78) gekonra 2011/05/06(Fri) 14時頃
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―GW明け平日/佐藤家―
ですねえ。
[白子居てくれたらなあ、という言葉に頷く。 読んでいたものを置いて、佐藤に続いて立ち上がった。 立ち上がってから背を逸らすようにして伸びをした。 サイフはポケットに入りっぱなしだ。 彩文が「待ってこれよんだら」と言い出すのに対し、鮫島は「先輩はやくう」と言った。結局読みたいところまで読んでから彩文は立ち上がった。]
(82) gekonra 2011/05/06(Fri) 14時頃
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うおー堀井先輩じゃないすかー。 おばんですう。
[菓子と酒、というのに白いビニール袋に目をやった。]
うおーやった。
[ミニマムサイズの佐藤と違い、たくさんたべたい鮫島は、菓子かあ。と思ったのは今は伏せておいた。 足りなかったら後で買いにいけばいい。]
(85) gekonra 2011/05/06(Fri) 14時頃
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[佐藤がハムでもいい>>、というのには]
そこは女の子のが、っていっとくべきじゃ
[と、返事をしていたかもしれない。 家に居座ることにするのなら、と、さっきまで見ていた雑誌を引き寄せて、卓袱台周りに座った。]
(87) gekonra 2011/05/06(Fri) 14時半頃
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[堀井が来る少し前「だったらいさなって言っておくべき?」>>89 と佐藤がいうのに、「堀井先輩が飯……うううん、酒のイメージしかない、です。」と言ったのを思い出す。]
ポテチとチータラ。
[絶対たりない。すぐにそう思ったので、堀井が「足りなくなったら」というのに「ハイ」と返事をしておいた。]
(92) gekonra 2011/05/06(Fri) 14時半頃
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えっ。 先輩飯つくれんすか。
[鮫島は不敵な笑みに期待した。]
(93) gekonra 2011/05/06(Fri) 14時半頃
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ザックは、早速ポテチに手を伸ばしている。
gekonra 2011/05/06(Fri) 14時半頃
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つまみしか作れなさそう。
[と、鮫島は冗談のつもりで言った。図星だったらどうしよう。 そしてだから人を呼んだのだという佐藤の声を聞き>>94]
ああ……つかぜんぜん進んでないっスね。 あとで分けたぶん、くくりますよ。
[こういう時ほどあてにならないあとではない。]
(95) gekonra 2011/05/06(Fri) 14時半頃
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[なんかやる気ありげな声が聞こえてくる。 よもや堀井がそんな不穏なことを考えているとはしらない。]
おー。楽しみっす。 つかこんな人来るなら行くとか他にも言ったらよかったですね。 誰かきたかもしんないし。
[と佐藤に言った。]
(98) gekonra 2011/05/06(Fri) 15時頃
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イチオウ。この時間だけどだめもとで。
[と佐藤に頷いた。]
……? や、え。酒のまないとダメなんすか? オレが明日授業なんですけど。
[佐藤が堀井に染まりきっている。 極めて普通のことを佐藤へ質問した。]
…………にんにくですかね?
[そろそろにおいが漂ってくる頃だ。]
(103) gekonra 2011/05/06(Fri) 15時頃
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は、ハイ。
[聞き返されるとは思わなかったし、佐藤は「なんで?」という顔までしていた。佐藤のに「だめじゃないね」に鮫島は「何いってんのこの人……」を隠し切れない相槌を打った。]
そう すね? なんか、スゴイ、何つくってるんでしょう。
[鮫島も曖昧に頷いた。]
佐藤先輩、堀井先輩の料理よく食うんすか
(106) gekonra 2011/05/06(Fri) 15時半頃
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一回。へえ。
[佐藤の反応からいって、前の時は普通だった、ということだったのだろうか、と、勘違いした。 食器が音で佐藤がたった。 ものすごいにおいの強い料理がはこばれてきたのはすぐ後だった。 鮫島の前には、大きな皿。そして皿にふさわしい量の麺。]
……。
[まず、こんなに臭わせるべきものなのかがよくわからない。 なんだろう、スタミナ料理的な。具が少ない、というか、みえない、気がする。]
(114) gekonra 2011/05/06(Fri) 16時半頃
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[堀井の「麦茶いる奴、put your hands up」に鮫島も彩文もYeah!と応えた。 麦茶を受け取る。]
じゃ、いただきます!
(115) gekonra 2011/05/06(Fri) 16時半頃
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かっ ら
[食べた。とりあえず刺激である辛いが最初にきた。]
え
[佐藤は既に覚悟を完了した面持ちになっている。 彩文はエーッって顔をしている。 味はどこだろう。誰か何かいえよ。頼むから。誰もなにもいわねえよ。これ何て言ったらいいんだよ。 食べているものの顔色を窺って、反応を揃えたいと思っているが、そのうちの一人の佐藤が、揃えたいと思えない雰囲気になっている。]
(116) gekonra 2011/05/06(Fri) 16時半頃
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[箸がすすまない。因みに、本当にパスタだが箸だ。]
……
[鮫島はパスタを見下ろす。 もう一口食べてみたが、味はない。半笑いになる。 辛いだけで無味の麺を、割り当てられた量平らげるのはかなり厳しく感じられた。 今思うに、佐藤や彩文の皿が自分より小さいのはずるい。 鮫島は佐藤・彩文、堀井の皿をちらっと見た。 佐藤だけがばくばくと食べている。]
(119) gekonra 2011/05/06(Fri) 16時半頃
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[あ、いいんだ!と堀井の反応を見て、鮫島は思った。]
か。
辛いです。ね!!!
[と、ためしに堀井に同意を求めてみた。 そして、辛いのも、麺の量が多いために、まだらに辛い。]
(121) gekonra 2011/05/06(Fri) 17時頃
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や、はあ
[堀井の無理して食うな、に、曖昧な返事をした。 当人に失敗した、という自覚があり、申し訳なさが伴っている以上、何が言えようか。 佐藤を除いた三人全員半笑いだった。 アジシオの瓶が卓袱台の中央に置かれた。 彩文が唐突に言う。「この料理は悲しい。」と。 勿体無いから……という意思だけで箸をすすめてゆく。]
暑いっす。 あと。腹いっぱいにはなりますね。
[無闇に辛いために、麦茶がどんどん減っていくし、軽く汗がでてきた。 羽織っていたものを脱いで、鮫島はTシャツのみになった。 満腹になるのは、多分、味覚がおいしくないと感じているからだ。]
(123) gekonra 2011/05/06(Fri) 17時頃
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[失敗料理を食わされたことまではいい。いやよくないかな。いいかな。 そして先輩達が仲を深めるのも、うれしいはずだった。 だが、佐藤が堀井の頭を撫で始めたあたりで、急にとばっちりに思えたので、鮫島は笑顔で携帯を取り出して、堀井パスタを撮影しておいた。カシャーとうそ臭いシャッター音がした。 多分鮫島のところに一番量が回ってきていなかったらしていない。]
(124) gekonra 2011/05/06(Fri) 17時半頃
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とっとこうかな、と思って。
[なぜの答えになっていなかった。 麺色の写真を保存しておいた。綺麗にとれた。 誰かに送ろうかなと思わなくもなかったが、ため息がかわいそうだったので、今はやめた。
また皿と向き合う。 くっついている部分の麺を箸でほぐす。 ここがまた、麺本来の味がするというか麺本来の味しかない。 異様に辛い部分はお茶だけを頼りにしながら、ゆっくりと皿の上のものを減らしていく。]
(127) gekonra 2011/05/06(Fri) 18時頃
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[ようやく皿が空になったころには、無気力になっており、テレビをぼんやりと眺めるばかりの人間になっていた。彩文もまたそうだった。 片付けたほうがよいはずの雑誌のことは忘れていた。]
(128) gekonra 2011/05/06(Fri) 18時頃
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[卓袱台に頬杖をついてテレビを見ていた。 堀井から質問をうけ、座りなおすが、姿勢を正すでもなし。後ろの壁にだらしなくもたれかかった。]
あー。 そっすねえ、姉貴も原先輩位は背えあるし……。 まあ。そこそこかな……。
目は。なんか家族はいいっぽいすね。 眼鏡かけてんのもオレだけなんで。
堀井先輩んちも皆そんなちっちゃいんすか。
[無気力状態は、*暫し続く。*]
(131) gekonra 2011/05/06(Fri) 18時半頃
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これ多分他んちまでいってますよね。臭い。
[窓の近くにいた鮫島が窓を開けた。 新鮮な空気は素晴らしいが肌寒い。さきほど脱いだ服をまた羽織った。]
オレ明日くせーかもなあ。 一限からなんすけど。
[当然のように泊まる気でいる鮫島は、窓の外を眺めている。 遠くに車の光や、歩道を歩いてる人影。 鮫島は午前中の授業へ寝坊しないために、その日の晩は夜更かしもそこそこで、さっさと眠ってしまった。 *朝には鮫島は出かけていった。* 皆は寝ていたかもしれないが。]
(135) gekonra 2011/05/06(Fri) 22時頃
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―堀井がパスタ作った日の晩―
[佐藤の「窓あけようぜ」で窓を開けた。空気が湿気っぽかった。 小雨でもきているのだろうかと目を凝らしたがわからなかった。 少ししてから、再び佐藤家に来客がある。白子だった。]
お
[先刻のメールすれば誰かくるんじゃあ、という流れから、 ほんとに来た、と、鮫島は佐藤と笑った。]
(169) gekonra 2011/05/07(Sat) 14時頃
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[たかが晩に佐藤家を覗きにくる程度。 勿論、白子はおしゃれをして来ている、という風ではない。ついでに、雨にふられた様子もない。 Tシャツにジーンズにパーカー。鮫島はなんとなくパーカーのワッペンを眺めた。]
今日マジ、大蒜なんなんすか。 あーでもホイル焼きとか素揚げとか聞くと、スゲー美味そう!
[大蒜は腹一杯でも、「美味しそうなもの」には飢えていた。]
つか、白子先輩くるんだったら……。
[さっきの悲しい料理はなんだったのか。]
(170) gekonra 2011/05/07(Sat) 14時頃
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さっき堀井先輩が飯作ってくれたんすよ。
[と、いきさつを説明する。彩文が「悲しかった」と感想を呟いたので、鮫島はそこに笑って「味ないやつ」と説明を加えた。白子が興味を示すようなら、麺と麺がくっついて団子のようになっていて、そこに少しだけ鷹の爪とその種と分厚い大蒜スライス(芽つき)が乗っている画像を見せたかもしれない。 白子が持ってきた牛乳パックの開け口の紙を剥がしながら、]
先輩。さっきのメール。 ビーエム。マジでなんかしたんすか。ダメになったって何……
[紅太が車の横っ腹よりも白子に凹まされたことは、*まだしらない。*]
(171) gekonra 2011/05/07(Sat) 14時頃
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―土曜、朝―
[今年も「土曜も休みにしたい」と言っていたものの、結局授業は入れてしまった。 中途半端な時間にあると遊びにいけない。朝にした。 出席率が落ちて鮫島がこの講義を諦めようかなと思い始めるのはもう少し先の話だ。
一限が終わった。 鮫島は、家に帰らずそのまま佐藤家に帰ってきた。]
おざーーす!
[佐藤家の薄い扉を開け、靴を脱いで家にあがった。]
(172) gekonra 2011/05/07(Sat) 14時頃
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あれ サーセーン、原先輩おはざーす!早くないっすか。
[原の声がきこえてきた部屋に顔をだした。 うるせえと声がかかり、謝るだけはすれど悪いことをしたと思っていない顔だ。]
つか皆寝てたんすか。なんだ。
[鮫島は居間のちゃぶ台周りに腰を下ろした。 持ってた500mlペットボトルの飲料のフタをまわしている。]
(177) gekonra 2011/05/07(Sat) 14時半頃
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うわ夜勤すか。お疲れ様ーす。えー何時終わりのやつです?
[原の場合、今日はどれだろう……という感じだ。 鮫島は携帯で時間を確認しだす。 夜勤と聞いて少し悪いことをした気になったのかもしれなかった。]
おー授業っすよー。だりぃす。
[そのまま携帯を弄り続けているのはメールか何かきているから。 相手は彩文ではない、というか彩文もまた寝ている。 携帯を閉じて、あーあーいってる原の様子を眺めた。]
に。 二度寝とか。
[やっぱり少し悪い気がしてきている。]
(179) gekonra 2011/05/07(Sat) 15時半頃
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五時。
[今の時間をみるに、半端な睡眠時間といえばそうなのだが、まったく全然眠れてないというわけでもない時間だ。]
そっすか?
[鮫島は、起きるというならと、それ以上は言わなかった。]
皆何時に来んのか知らないっすけどね。
[原が「ぼちぼち騒がしくなる」と言うのに頷いた。手伝いに集まるのだが、楽しみなのか口元が笑って見える。 唸りっぱなしの原には「原先輩寝起きわりい」と可笑しそうにしていた。]
(181) gekonra 2011/05/07(Sat) 16時頃
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あ。 ハイ!
[煙草と携帯灰皿を持って原がベランダに出ていく。 原の誘いに、床に胡坐をかいて座っていた鮫島は立ち上がった。威勢がいい返事は嬉しい証拠だ。 畳を片手で押して、ペットボトルは卓袱台の上に置いた。 原についてベランダに出て、後ろ手でガラス戸を閉める。]
(182) gekonra 2011/05/07(Sat) 16時頃
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そうすね。ここんち暇人しかいませんもんね。 皆あれですよ。エクレア?目当てに来そう。
[どうやら二人とも、白子が間違って全員に送信したカルボナーラとエクレアのメールに思考が行き着いたようだった。]
(186) gekonra 2011/05/07(Sat) 16時半頃
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あ? 犬ってなんすか。
[眼鏡の位置をなおして、少しだけ、困ったような顔をした。 そんなに嬉しそうだったろうか、と照れくさがっているのだ。
別にサンダルが要ると思っていない鮫島ははだしでベランダに出る。 部屋に戻る時に、ちょっとほろえば十分だ。 いや、ほろわなくてもここの家主なら文句もいわないかもしれない。 原と並び、ベランダの手すりに腕をおいた。 原が煙草を箱を取り出して咥える。その横で、鮫島もそうする。 箱も同じく尻ポケットへ。鮫島はクールを吸っているらしかった。]
(187) gekonra 2011/05/07(Sat) 17時頃
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つかねー
[ライターのオイルがなくなってきている。鮫島は少しカチカチやってから、原にライターを貸してもらった。]
風邪はやってたっすねええ。 オレはへいきっすよお。滅多に引かないですもん。 食って寝てりゃ引かないです。
[彩文の家で菌にまみれても、鮫島は結局ケロッとしていた。]
先輩寝込んだらしいじゃないすか。 今大丈夫なんです?
[ベランダから真向いの家の、微妙に汚れた壁をなんとはなしに眺める。窓もあり、そこにはレースのカーテンがかかっていて、中は見えないわけだが、別に中が見たいわけでもない。あくまでなんとはなしである。]
(188) gekonra 2011/05/07(Sat) 17時頃
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くっさ
[佐藤家につくなりそう言った。]
家くっさいですよお先輩。 臭いついてんじゃないですかこれ。 まだ窓あけてますう?
[靴をぬいで家にあがる。 おかえり、と家主があくびをしながら挨拶をする。「ただいま」と返しておいた。]
(198) gekonra 2011/05/07(Sat) 20時頃
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― 大蒜事件翌日/ひまつぶしに回想 ―
先輩。ファブリーズ的なもんは? やんないよりかマシかもしんないっすよ。
[家にいなかった鮫島は、くさいくさいといいたい放題である。]
(200) gekonra 2011/05/07(Sat) 20時頃
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― 大蒜事件翌日/ひまつぶしに回想 ―
や。先輩の家は、だいたいいつも掃除したほうがいいっス。
[今だけではない掃除に関しては。 鮫島は、ベランダへ出られる方の窓も開けた。]
(202) gekonra 2011/05/07(Sat) 20時頃
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―土曜/原とベランダ>>204―
[原は大忙しであることは失念している。 流されるまま、その話題は、今通りを歩いていったおじさんが捨てたゴミと同様、五月の風に吹き飛ばされてどこかにいってしまう。]
犬はイイとおもいますし。オレも好きですけど。
[犬扱いは勿論、犬とあわせて可愛いと言われているようで、鮫島はどこか不満そうだった。]
(209) gekonra 2011/05/07(Sat) 21時頃
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―土曜/原とベランダ>>205―
あ。あざっす。
[原に貰ったライターはすぐに火がついた。>>205 明らかに安物のライターだったため、渡されても気楽でよい。ようやく火のついた煙草の煙を、ゆっくり吸い込んだ。吐き出した煙もまた、風に流されていった。]
皆が体弱すぎなんすよ。 あたりまえじゃないですか、人間っスよ。犬でもねーし。
先輩春先も体壊してたでしょ、いそがしすぎなんですよー。
[さっき暇人と一括りにしたのは忘れている。]
(211) gekonra 2011/05/07(Sat) 21時頃
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―土曜/原とベランダ>>206―
まあ元気そうっすもんね。よかったよかった。
[治った、と聞きうんうんと頷いた。 白子の看病に関しては、まず率直に]
へえ いいすねえ。
[と感想を言った。]
(212) gekonra 2011/05/07(Sat) 21時頃
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ザックは、懐かしさをかんじた
gekonra 2011/05/07(Sat) 21時半頃
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―土曜日/原とベランダ>>214―
猫、あそんでくんないじゃないっスか……
[そも発想が犬的だった。 原は煙草を吐き出すときに、だいたい横を向く。 鮫島は、耳のあたりをなんとはなしに眺めつつ煙を吸い込んでから、原とは反対側に少しだけ顔を背け、顔を俯かせて煙を吐いた。 ベランダの下のほうを見る。地面に草がはえているなあ。ただのそれだけ。]
いんじゃんすかー?走るとか。 でもあんま気合いれた事はじめても、ぜってー続かないっすよ。
[中高と運動部の鮫島はぷかぷか煙を吐き出しながら笑った。]
(219) gekonra 2011/05/07(Sat) 21時半頃
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―土曜日/原とベランダ>>215―
当たり前じゃないすか! 絶対嬉しいとおもいますよお。
看病あるならオレ原先輩の風邪肩代わりしたかったっス。 白子先輩とか甲斐甲斐しそう。
[うんうんと頷きながら、看病してやるという原のリップサービスへ]
おおお、マジです? 絶対忘れないでくださいよお、オレ期待しましたんで。
[と、少し盛り上がった調子でいう。 佐藤家室内にもなんかはしゃいでるなあ、くらいは伝わったかもしれなかった。]
(226) gekonra 2011/05/07(Sat) 21時半頃
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― 土曜ベランダ>>229 ―
そーなんスか?やーでも。猫って。いっつも寝てる感じする。
[鮫島も同様、飼ったことはないが、友人宅のペットと遊んだイメージで喋っている。]
なるほど先輩運動不足だから体壊してんすね……。 走るだと続かねーから、せめて歩くくらいで……。
エッ。バランスボールとか買ってたんすね!?やりそう!
[その件は、鮫島に妙にうけたようで、暫く笑っていた。 地味に買いそうなところがよかったらしい。]
(239) gekonra 2011/05/07(Sat) 22時頃
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そうですよお。彩文先輩んち行ってましたよ。 行ってしかも、オレが飯つくれないからバカにされて帰ってきましたね。
[葱の件である。]
看病いくなら原先輩んちにするんだったかも。
[と、しみじみしていると、風邪を引いたら体を拭いてやろう、と原が面白がりはじめた。]
エッ。 先輩がすか。マジすか。オレは、それは、間違いなく、元気になる。
[なにがどういう風にしてとは言わなかった。]
(240) gekonra 2011/05/07(Sat) 22時頃
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[原の煙草が短くなった。二本目を咥えた原が、顔を突き出してくる。 鮫島はポケットからさっき貰ったライターを取り出し、慣れた様子で煙草に火をつけた。 そして話が料理ベタな彼女の話になると、]
や。いやいやいや。先輩。ないです。一昨日先輩いねーから。
[と、否定しはじめた。そして先日の大蒜事件のいきさつを話し、撮った写メも見せておいた。 大蒜パスタの作り手とその彼氏が、自分達の背後、ガラス戸一枚向こうで修羅場を繰り広げていることなどしらない。]
(241) gekonra 2011/05/07(Sat) 22時半頃
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―― 回想!だよ!佐藤家ニンニク祭りの日>>169 >>237 ――
[白子がワッペンの辺りを引っ張って、見やすくしてくれている。 目のよくない鮫島は、少し体を寄せて、大きい目を細めてから、文字を読んだ。 どうやら、売れ切れだった。]
いいすねそれ。
[文字を読み終えた鮫島は、文字を読むために顔を顰めるのをやめにして、少し笑って褒めた。]
にあう。
(243) gekonra 2011/05/07(Sat) 22時半頃
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―― 回想!だよ!佐藤家ニンニク祭りの日>>169 >>237 ――
[その後は堀井の喪パスタ武勇伝と、白子の高級車武勇伝の話になり、どちらもそれ相応に酷い内容であった。]
柱ああ? ええええええ。 マジ、で、やっちゃったんです? はああああ? エッ。まさか壊れたとかじゃないです?よね? 事故ってはない?ですよね?
いやオレは。いいんですけど。 車とかはアレなら借りたらいいし。 紅太さん泣いてなかったです……?
[鮫島は、*紅太が心配になった。*]
(244) gekonra 2011/05/07(Sat) 22時半頃
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―土曜ベランダ―
あー。先輩寝起き悪いですしね。うん。
[「まあ」に相槌を打って、猫の話は終了する。]
やりそう!!! 一人でずっこけてたんですよね!? あははははは。もの壊してっし。だせえ。
[鮫島はげらげら笑っている。]
(254) gekonra 2011/05/07(Sat) 23時頃
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―土曜ベランダ―
や。まあ。調子悪い時ですから。いいんですけどね。
[鮫島はまた彩文を甘やかしている。]
熱はけっこう出てたっぽいですよ。計ったの見てないですけど。 九度?だって言ってました。
めっちゃ値段リアルじゃないですか。 やっぱただじゃねえんだ。
[鮫島は原のいう二万円に笑っていた。「でも考えとく」と言っていた。]
(256) gekonra 2011/05/07(Sat) 23時頃
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―土曜ベランダ―
[ちなみに鮫島のこの煙草に火をつける動作は、原と初めて煙草を並んで吸った時にはすでに会得されていたものであった。]
ひどくないです?臭くて辛いばっかで味ぜんぜんないですよ。
[笑ってくれる原には言葉もお構いなしだった。鮫島も原も料理はからっきしで、人のことは言えない立場であったが。]
いやいやいや。ほんとに居てくれたらよかったです。 オレの分食べてほしかった、です、あ。
白子先輩?ですかね。
[声が遠いが、今しがたすぐそこの通路に止まった車から、手を振っている人物がみえる。 運転席の胡散臭い美形も片手をあげている。鮫島は、どちら相手ともなく手をふった。]
(257) gekonra 2011/05/07(Sat) 23時頃
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― 土曜ベランダ ―
いやいやいや。 そんな難しいもん簡単とかいって売らないじゃないですか
[原の言い訳は、ますます笑いを誘うばかりだった。]
あーわらう 原先輩運動だめなんすね。意外。
(269) gekonra 2011/05/08(Sun) 00時頃
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さあ。四捨五入して九度かもしれないですけど。
[少し大げさになるのは彩文のいつものパターンらしい。]
えっ。そうですかね。や。甘いとかじゃなくて、一応、先輩なんで。
[甘やかしている事に対してはそう言い訳した。]
タダだと怖いって、そういうもんですか。
[そうですよねえと相槌を打って、原の顔を改めてみて、もう一度頷いておいた。]
(270) gekonra 2011/05/08(Sun) 00時頃
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ああ、ここんちの胃薬って飲みすぎた時とかじゃなくてだったんすね。
[などと穏やかに笑っていたすぐ後だ。原が、うざああああああと叫びだしたのは。]
あれコータさんすか。へえへえ。
[鮫島は原が叫ぶその横で、平良家と原の反応を面白がっていた。 原が時間を確認するに、今は昼らしい。二本目の煙草を原が吸い終わったところだ。鮫島のほうは、途中短くなった一本目を、原の携帯灰皿に入れさせて貰っていて、その後は吸っていない。 戻るかといわれ、鮫島は「うす」と頷いて、ガラス戸を開けた。]
(271) gekonra 2011/05/08(Sun) 00時頃
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―土曜―
[居間に原と戻る。 白子が佐藤家にあがってきて、カルボナーラの話になっていた。 堀井も作るのかと原がはらはらしている。原だけに。]
えええ。とりあえず。美味いのがいいっす。 エクレアもですけど、カルボナーラも楽しみに来てんすよ!
[原につづいて鮫島もはらはらした。 修羅場を知らない白子が、佐藤のエロ本を発見した。 修羅場をしらない鮫島もそれを覗き込んだ。 今度は佐藤が蒸し返されてはらはらするのかもしれないし、既に堀井と和解した後なので、大丈夫なのかもしれない。]
(281) gekonra 2011/05/08(Sun) 00時半頃
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―日曜日 >>-1241―
[さめだもん。と言った顔が、少し赤いのに、鮫島は眼を瞬いた。 最初、意外そうな顔だったのが、はにかんでいたとか。]
(308) gekonra 2011/05/08(Sun) 02時頃
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