199 Halloween † rose
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これは本当に、練習しなければならないね
[>>5:+168足取りの覚束なさに、 あがる悲鳴に微笑んで。 世辞にもあまりうまいとは言えないけれど ミケに告げたように、形などなくてもいいのだ]
………。
[>>5:+169尻尾を握りながら、沈黙を保つ。 踊っていた時とは毛色の違う悲鳴に、また笑う。 時間が欲しいと願う言葉>>5:+170は鼓膜で受け止め]
――… 勿論、そのつもりだった。 君の決心がつくまで、答えを聞くまで、
[待っていると意を告げ、見詰めて。 しかし何故春なのだろうと、不思議そうにしていたが。 新たな誓い>>5:+171を聞けば、理由を問うよりも 嬉しさがあふれてくる]
(+1) 2014/10/30(Thu) 08時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/10/30(Thu) 08時頃
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……ちゃんと待ってる。 君が迎えに来てくれるのを、待ってるから、
[腕の中に収まりながら。 尻尾を握ったままの指を緩ませ。 大事な秘密を伝えるように、耳元で。
彼が何を手放そうとしていて、 何を代わりに得ようとしているのか。 尋ねなくても、解ること。 少しだけ、寂しそうに表情を曇らせ。 彼から大事なものを奪おうとしている罪悪感に 胸を、肩を震わせるのだった。]
その時には、この尾は消えてしまっているのかな
[名残惜しそうに尾に絡ませた指を揺らす。 茶と白のコントラストが愛らしい 大きな尻尾の重みを掌で受け止めて。]
(+2) 2014/10/30(Thu) 08時頃
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………気持ちいい。 ちょっと、勿体ない……な。
[触り心地を指に刻んでおこう、と撫で回す。 やはり、切り取って枕にしたいなどと 残酷な思案を巡らせながら
持ち主の苦難に同情を覚えるよりも、 これも彼の一部と念えば、愛でたい欲が勝る**]
(+3) 2014/10/30(Thu) 08時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/10/30(Thu) 08時半頃
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君は? 今日何処か行きたい所は、―――
[それから、礼拝堂の中が慌ただしくなる。
神父が外に出てはならない、狼を見た、悪魔の使い>>5:16を見たと叫んでいた
神など宿っていない像の前で祈る背を眺めながら、 やがて、陽光とは異なる輝き>>5:28が街に溢れ その光は、礼拝堂にも降り注ぎ――……。]
[子供達は部屋から抜けだし、再び神父の元へ あやかしは去り、平和が訪れた。 神父様の祈りが通じたのだ!
そんなご都合主義のまがい物を静観していたが、 外に沸いていた邪悪な気配を 只のニンゲンが諌めた、など思う訳がない]
(+8) 2014/10/30(Thu) 12時半頃
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……今のは、きっと悪魔が納めたんじゃないかな 魔女のパレードが見れなくて、残念だったね
[礼拝堂でぼんやりしている内に、 街は再びハロウィンの活気を取り戻してゆく。
しかしまあ、パレードまで用意されたという事は フィナーレは間近に控えているのだろう]
――どうする?
[街に繰り出すか、家に戻るか。 ドナルドの行きたい場所があるのなら そこに移動しても構わない。
いずれにせよ、今年のハロウィンは 終焉へと近付いている、という予兆を感じながら**]
(+9) 2014/10/30(Thu) 12時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/10/30(Thu) 12時半頃
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えぇ、ドナルドの一部だから。
[>>+10告げて、撫でていた手を留める。
自分には無くて彼にはあるもの。 それは緋色の眼を欲してくれたのと 似たような感覚だった。
城を囲む森に、似た動物は棲んでいるのだろうか 彼の訪れを待つ間、探してみるのも良いかも知れない]
――すまない、失念していた
[>>+11制止の意図を理解者し、指を退く。 一度踏んだヘマを二度踏みたくないのは当たり前だ。 その裏に、嫉妬にも執着にも似たものも 篭められていたとは、知らぬままに。]
(+24) 2014/10/30(Thu) 20時半頃
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[「良い」悪魔とパレードの話には微笑んで>>+12>>+13 悪魔が善とするなら、魑魅魍魎を呼ぼうとした 魔女は悪なのだろうけど、言う程悪い人物に念えない それにしても「悪」魔なのに悪じゃないという 表現は、割とユニークに響く。]
どこへ……?
[問う声にかえるものは曖昧模糊としていて。 クエスチョンマークを頭上に聳えながら、 ドナルドに引かれるまま、街を往く。]
(+25) 2014/10/30(Thu) 20時半頃
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― 酒場・屋根の上 ―
[連れて来られた先は酒場の裏口側。 一瞬、この建物は何処だろうと首を傾げる。 正面は見覚えあれど、後ろは記憶にない。
そのまま浮かんで上がっても良かったが、 ドナルドに倣い、樽に捕まって自重を上に。 異常に身軽く感じるのは、霊体の状態だから。]
ありがとう……、
[差し出された手に引かれ、屋根の上へと。 両肢を屋根に立たせ、ドナルドの隣に佇み、 暮れ始めた街並を眺めながら、
――何故此処を好んだのだろうと、不思議に。]
(+26) 2014/10/30(Thu) 20時半頃
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[もっと高い建物は他にもありそうだと思いつつ、 立地が良いのか、近景からその先までを 視覚として追いやすいサイズで拡げた眺めなのだと 理解を及ばせ、納得を覚えた。]
――……へえ。 見た目通りに、やんちゃな子供だったんだ。
[>>+15少し前なら、失礼だと 口に出すのを濁しただろう感想。 ドナルドに気を赦し、委ねている今は、 躊躇うことなく、口も緩くなってしまう]
……うん。 確かに、凄く楽しそうだし綺麗―― …
[緋色に染まりゆく街に、ランタンの明かり。 それを見守っていたが、節ある言い回しに、 目線を眼下から、ドナルドへと向けて。]
(+27) 2014/10/30(Thu) 20時半頃
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[その瞳は、俯いてしまって視線を交じえられないが 彼の横顔と、赤い髪を見詰めていた。]
――…… ドナルド。
[>>+16そう為ってしまえばいい。 何を見ても、何を感じても、充足できずに居ればいい そんな意地悪を願った癖に。 いざ彼が今まで築いて来たものと ロクデナシのじいさんとの生活を 天秤にかけているのを目の当たりにしてしまえば 後ろめたさと、哀しさがそこに殘る。]
………。
[ドナルドを慕う子供たちの顔を過ぎらせて、 息子に接するような態度の酒場の主人を思い出し 今年こそドナルドに菓子を渡すのだと、 意気込みと共に笑っていた露蝶を脳裏に浮かべ]
(+28) 2014/10/30(Thu) 20時半頃
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[―――本当に、彼を奪っていいのか。
結んだ決心は、告げられた言を聞いても>>+17 揺らいで、切なくて、悩ましい。]
……ありがとう。
[視界が滲んでいるのは、空が紅いから、だ。 眩しくて、私には相応しくない光の雨。
動揺と不安を悟られないように、 そっと瞼を伏せた*]
(ごめんなさい、)
(+29) 2014/10/30(Thu) 20時半頃
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[暫く眼を伏せ、再び眼下を見渡す。
そうして眺めていると、東洋人二人の姿が通りに紛れ伺える>>+20>>@8 片方は輪郭が揺らいでいるが、もう驚かない。]
……あ、華月斎さん、明之進さん。
[屋根の上からドナルドと繋いでいない方の手を振るが、 彼らの視界に留まることはあろうか。]
(+30) 2014/10/30(Thu) 21時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/10/30(Thu) 21時頃
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― →大通り ―
……なにか進捗があったかも知れない。 行きましょう。
[ドナルドに一度降りようと促し、手を引いて 清水の舞台から飛び降りるような感じで屋根を降りる。 いや、清水ってどこにあるのか知らないが。 彼らの方へと歩を進め、]
こんにちは、…もうこんばんは、かな。 ……魔女は見つかりましたか?
[二人に視線を向け、首を傾けて。 きっとこれから人波の多くはパーティへ向かうのだろう。 雑踏に揉まれないよう注意を払うが、 ぶつかったところで擦りぬけるだけだ]
(+36) 2014/10/30(Thu) 21時頃
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[まさか、爆発せよと願われているとは知らず。>>+38>>@12 彼らの会話が届く距離であったのなら、何故爆死を願うのかと 心底疑問な表現に、首をかしげたに違いない。 東洋人の文化は、常識と遠いところに居るヴァンパイアには、 大いなる謎と神秘に包まれている。]
――そうですか。 見つけて欲しい、のだろうなぁ
[魔女自身も飽いたのだろう。 飽き尽くさなければ、分かりやすく姿を晒したりはしまい。
華月斎からの情報へ耳を傾け、何処か納得した様子で。 憶測が真実に近しいところにあるのではないか。 彼の告げた話は、そう思わせるものに足りる。]
(+41) 2014/10/30(Thu) 21時半頃
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プレゼントなのに気に入られてない、 飢え死にさせたんじゃ意味がない、……
それはどちらも、ジェレミーに宛てたものだと思います。
[長い付き合いの友人に、サプライズを。 自身の身を削り、ミートパイをこさえた男にも、 サプライズの後に何を求めるのかは、理解届くところである。
どうやら、魔女もまた変人であり、――貪欲のようだ。 たった一言を友人に吐き出させようとしているのではと]
……ベネットは、「ありがとう」が欲しいんだと思います。 ひとつ限りのものを、ふたつにもみっつにも増やしたことを。 ジェレミーに感謝して欲しいのだと。
[甘い甘いクッキー。 ポケットの中で叩いても砕けるだけの其れ。 なのに、歌の通りに何枚にも魔女は増やしたのだ]
(+43) 2014/10/30(Thu) 21時半頃
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魔法の呪文さえあれば、――満足するのでは。
[問題は、呪文を唱えられる者がどこに居るのかということ。
丘を目指す金色の狼。>>17 遠くなってゆくその姿を視界に映し込み。]
(+44) 2014/10/30(Thu) 21時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/10/30(Thu) 21時半頃
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/10/30(Thu) 21時半頃
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ええ、……ニンゲンを食うのをやめてる狼です。 何故肉を絶っているのかは、知らないけど。
[>>@16自身との邂逅がその理由の一角を担っているなどと、 露程に思ってはおらず。 しかしまぁ、――牙が抜けた後の彼も、存外惡くない。 心の優しさを、隠さなくなったということではないか。 しかし、其れで死なれては元も子もないのだ]
……おそらく、魔女の肉を食したら腹を毀すでしょうけどね。 私の肉を食っても、ピーピーだったそうですし
[ご馳走をいくらでも恵んであげる。 なんとまあ傲慢な飼い主だろう。 否、そうでなければ飼い主も勤まらないのか。]
迷惑ではありますが……。 それが真実なら、
[これからも、うまくやっていけるんじゃないかな]
(+48) 2014/10/30(Thu) 22時頃
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