40 おおかみさんが通る
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
|
[脳をぴりぴりと震わせる、警音。 だけどそれは多分、人間が故に持つ、 淘汰本能なのではないかと、思う。]
―――…
[壇を見つめ、少し俯き、やがて顔を上げ]
おっちゃん… 聞いてもいいかい?
[自らの正体を明かした青年を思いながら]
人狼は何故、人を襲わないと生きて行けないんだい?
(0) 2011/01/06(Thu) 02時頃
|
|
ん、ありがとさん。
[茶を貰い、少し啜る。冷えた身体に染み渡る熱。]
人間も家畜を食う、か。 そして人間は、牛や豚を飼い慣らし、 或いは害を為す猪も捕らうて食う。
[残酷な生き物は何だろうね、と傘屋から臨む景観を見]
人狼が悪いと言うよりは、人狼という存在が脆弱なんだろうさ。 襲わねばならない、そしてそれは "強い"人間からすれば淘汰の対象となる。
[世界が平等じゃないんだろう――そう言いかけて、 ふと、壇の表情に気が附けば、仄かに笑う]
分かり合える世界ならば、どんなに良いことか。
(3) 2011/01/06(Thu) 02時半頃
|
|
…… ……
おっちゃん。
[思案の淵から顔を擡げる様に、改めて壇に向き直り]
警察。行こう。
[其れは共存を語った後にしては無慈悲な一言だったかも知れず]
(5) 2011/01/06(Thu) 03時頃
|
|
―――平家さんや……柴門さんや、貴和子さんに 謝ろう、よ。
あたしはまだ人狼の何たるかが これっぽっちも分かってないかもしれない。 ただ、ひとに、迷惑掛けたのは事実だと思うさ。
今の警察が人狼に対してどんな処遇を取るのかも分からない。 だけど、あたしは、――
[自分の非力さに僅かに唇を噛んだ後、 弱く、わらう]
壇のおっちゃんのこと、好きだから。 この傘屋で昔買った傘、今じゃもうボロボロだけど、大事だから。 おっちゃんが商売を続けるなら、逃げてちゃ、だめだ。
(6) 2011/01/06(Thu) 03時頃
|
|
[上がる声、大きな壇の姿に身を竦める]
―――、それは。
[人間が悪いのか、人狼が悪いのか。 分かり合えればいいと思った。 だけれど、憤る壇は―― 人間と分かり合う心算等、無さそうに、見えた。
竦んでも立ち上がる、壇には及ばずとも、背筋を伸ばして]
じゃあ逃げるかい? 逃げるなら逃げるといいさ!
その限り人間は人狼を追いかけて、殺すだろうさ。 偏見と、差別と、残酷さの語る悲劇だ。
人間が人狼を差別し、 人狼は人間を憎み続ける。 その限り、負の連鎖は止められない。
(10) 2011/01/06(Thu) 03時半頃
|
|
――――…可笑しいね。
[涙目になりながらも、壇の大きな手に、己の手を合わせようとする。 襲われる恐怖が無いではない。唯、目の前に居るのが、強靭で、なのに弱くて、とても悲しい目をした、壇という人物だからだ]
おっちゃんはおっちゃんなのに、 なんでそんな、 悲しそうなんだ。
……あたしは。人狼を、憎んだりしないよ。 謝って済まないなら、首を撥ねる人間を憎む。 可笑しいじゃないか、そうじゃないと……だって……っ……
[言葉尻は涙に混じって、上手く聞き取れない]
(11) 2011/01/06(Thu) 03時半頃
|
|
[胸倉を掴まれて、 だけれど、其処に誠の恐怖が存在しないのは、
矢張り、矢張り―――壇の瞳がどこまでも悲しそうだったから。]
……すまない。
[そう、謝罪を落とすことが精一杯。 頬を伝う雫は、ぽたぽたと傘屋の地面を濡らし、 染みを作っていった――**]
(12) 2011/01/06(Thu) 03時半頃
|
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る