83 最初からクライマックス村
情報
プロローグ
1日目
2日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
[ 見てはいけない。 見てはいけない。 見てはいけない。
本能が警告する。
だが、テッドは――見てしまった。
天高くそびえ立つ、壮麗なる巨大な門と。 その前に在る、全てを拒絶する、無貌の白《イデア》。>>16
――ゾクリ。
さっきまでの熱狂が、冷水を浴びせられたように急激に鎮められる。]
(44) 2012/03/19(Mon) 23時頃
|
|
[周囲から一切の音が消える。 気が狂いそうな沈黙――
膝が震え、呼吸が浅くなり、額には嫌な汗が滲む。 今まで体感したことのないような重圧《プレッシャー》に、膝を折り頭を垂れたくなる衝動を、必死で抑えていた。
恐怖、なんて言葉が陳腐に思える程の――心に湧き上がる畏怖の念に、手にしたドラムスティック《心》がピシリ、と嫌な音を立てる。]
(45) 2012/03/19(Mon) 23時頃
|
|
[それに気を取られたのは一瞬だったかもしれないが、戦場では、それは十分な隙だった。
本性を現した三首の屍竜《ドラゴン》の咆哮が、強烈な音波となって少年を襲う。]
しまっ―――っ!!!
[音の防壁を張る時間はなかった。テッドの身体はそれをまともにくらい、吹っ飛んだ。 地面に叩きつけられ、全身に激痛がはしる。 喉の奥から血の味がして、彼は呻いた。]
(46) 2012/03/19(Mon) 23時頃
|
若者 テッドは、メモを貼った。
2012/03/19(Mon) 23時頃
|
椎奈ッ……
[椎奈《ナンシー》の声>>55が、やたらガンガンと頭に響く。 全身の震えは止まらない。だが、神圧《プレッシャー》に耐えながら、辛うじて立ち上がったところに、骸の軍勢が襲いかかる。]
くっ そおおおおおおおおッ!!!
[―― ぴしり、ぴしり。
攻撃を受けたスティックが、悲鳴のように軋んだ。 腕が痺れ、それを取り落としそうになる。
すべきことが吹き飛んで、頭が真っ白だ。 焦りが、迷いが、攻撃の手を狂わせる。
テッドを取り巻く形成は、完全に逆転していた。 吹き荒れる黄昏の死の嵐が、テッドの身体を捉えそうになったその瞬間]
(74) 2012/03/20(Tue) 00時半頃
|
|
[ィィイイイイイイン!!!
真っ直ぐで不器用なギターの音と共に、学生服のポケットが、淡い金色に光る。 それは、グレッグが最期に遺した、ギターピック。>>1:147]
グレッグ――!?
[眩い光がテッドを包みこみ、死の嵐からその身体を護る。 光にたじろいた骸を蹴り飛ばし、距離を取る。]
……ありがとう、グレッグ。 そうだな―― まだ、諦めるには早すぎる……!
(75) 2012/03/20(Tue) 00時半頃
|
若者 テッドは、メモを貼った。
2012/03/20(Tue) 00時半頃
|
聖剣《審判》と、魔剣《背約》――。
リンダ、お前……
[>>63 響くリンデンブルグの声に、顔を上げる。 白と黒、7対の翼持つ彼女は、決して前線に出られるタイプではない。 だが今、彼女は自分や椎奈を護るように戦場に立っている。 その姿は……]
(76) 2012/03/20(Tue) 01時頃
|
|
―― 天使みたいだな。
[奇しくも、シメオンが最期に呟いた言葉と同じ言葉を呟いて。]
(77) 2012/03/20(Tue) 01時頃
|
|
難しい事はよくわかんねえが―― あの"門"を開かせるのはマズイってのは、解った。 なら、俺が選ぶのは決まってる――
[ドラムスティックを力任せに振り切り、それから両手でパァン!と自分の頬を叩く。]
魔剣《背約》だ。
―― そうだ。 グレッグが思い出させてくれた。 俺は、俺達は――
[ギターピックとドラムスティックを、力いっぱい握り締め、 ゆっくりと開いた両目は暁の光を宿していた。]
(78) 2012/03/20(Tue) 01時頃
|
|
[……――ッダァン!!!]
俺達は―― 嵐の中を翔び続ける 《War Bird》!!
希望の朝《Good Morning,World!》を告げる暁の鳥《オーバード》!!
(79) 2012/03/20(Tue) 01時頃
|
|
打 ち 鳴 ら せ ! 熱 き 鼓 動 《ヒート・ザ・ビート》 !!
(80) 2012/03/20(Tue) 01時頃
|
|
行くぜ、セラスシエル!!!
[音が――爆発する!
復讐の念に憑かれた三首の竜《ドラゴン》に向かって駆け、跳躍した。
ギラリと並んだ牙めがけて、ドラムの音をたてつづけに放つ。]
(81) 2012/03/20(Tue) 01時頃
|
|
――っ!!! 毒か!!
[吐き出される毒>>82 に気づいてとっさに服の裾で口を覆うが、僅かに間に合わない。 飲み込まれはしなかったが、毒で全身が痺れそうになる。]
っくそ……!! じゃあこれで、どうだ!!
[先刻より激しいドラムのリズムに、グレッグのギターの音が重なる。呼吸の合った二重奏《デュエット》。
あの日>>1:147、桜散る中で演奏したように、二人の音は絡み合い、金色の鎖となって、苦しげに呻く巨竜に迫る**]
(84) 2012/03/20(Tue) 02時頃
|
若者 テッドは、メモを貼った。
2012/03/20(Tue) 02時頃
|
おっとぉ…!! あぶねえじゃねえか!
[>>86 巨大な竜が、押し潰そうとのたうち回る。 厳密に狙っているわけではないのだろうが、何しろこの巨体だ。巻き込まれないようにするのに身を躱すが、地面が揺れてまともに立っていられない。
バランスを崩したところに封印されなかった首が、黒い業火を吐き出す。 業火を遮ったのは、リンダの防壁だったかそれともトルニトスの剣戟だったか。
>>100 無事か、と問いかける声に顔を向けると、そこには、"何もなかった"。ただ、空の鎧があるだけ。
思わず声を失う。]
(110) 2012/03/20(Tue) 21時頃
|
|
お前、その ――
[俺が疑問を発する間も無く、トルニトスは魔剣を構え、炎の中へと突っ込んでいく。>>101 マントがあっという間に燃え尽き、鎧が煙を上げた。 襲いかかる炎の上げる轟音に紛れて、ガシャりと鈍い音が耳に届く。
魔剣が黒の炎を切り裂き、巨竜の頭の一つを討つ。 漆黒の鎧は白夜の色を纏いながら、そのまままっすぐに神門《テリオプトシ》へと飛び――]
(111) 2012/03/20(Tue) 21時頃
|
|
[ガキンッ…
世界に重く響く、神門《テリオプトシ》を鎖す音。]
(112) 2012/03/20(Tue) 21時頃
|
|
[―――キィイイイン―――……]
[神王と王門の共鳴は止んだ。 だが。
崩れ落ちた黒の鎧はもう、動かない。>>107]
(113) 2012/03/20(Tue) 21時頃
|
|
トルニトス!!!
[崩れ落ちた"トルニトス"に駆け寄る。 冷たいのだろうと思って触れた鎧は、まだ暖かかった。]
トルニトス―――!!!!!!
[トルニトスはその魂の全てを賭けて、神門《テリオプトシ》を鎖した。
それが、"俺の役目"だと叫んでいた。>>102 それが、彼の覚悟であり、決意だったんだろう。
だが、彼は――自らの手で神王《とも》を止めたかったんじゃないのか? その為に、前線に立っていたんじゃないのか。
彼は。彼の、真の望みを、俺達に託して――!!
泣いている暇はない。 そう思っていても、嗚咽が止まらなかった。 熱い涙が、鎧を濡らす。]
(114) 2012/03/20(Tue) 21時頃
|
|
ライトニング――! お前は、馬鹿だ!! 大馬鹿野郎だ!!
[流れ落ちる涙をそのままに、俺は立ち上がった。]
そうやっててめえへの気持ちも信頼も、全てを拒絶して、『何も変わらない』ってただ嘆いてるだけじゃねえか!
刹那の光《イロ》に何の意味がある? わからねえのは、理解しようとしねえのは、お前がその答えを、拒絶してるからじゃねえか!!!
(115) 2012/03/20(Tue) 21時頃
|
|
[右目から白銀の涙を流しているようにも見えるライトニングの瞳を、俺は真っ直ぐ見つめた。
その瞳から、感情は読み取れない。
ただ、そこに在るだけの、《白》]
トルニトスに託された想い――俺達の魂《音》――拒絶できるなら、してみやがれ!!
[叫んで、駆け出す。
冷たい白の雷が俺を目掛けて落ち、足元に刺さるが、もう、俺は怯まない。畏れない。立ち止まらない。 ―― こっちには、頼れる仲間がいるんだからな!
冷たく拒絶する光が、身体のあちこちを傷つける。 血が溢れ、神殿の床を汚しても、俺の鼓動《イノチ》を止める事は、もうできない!!]
(116) 2012/03/20(Tue) 21時頃
|
|
[ライトニングの胸ぐらを掴む―― 勿論拒絶《反撃》を受けて、掴んだ手が自分の血に染まったが、掴んだものは、決して離さない。
ぐっ、と力を込めると、奴の額に、思いっきり頭突きをかました。 ゴン、と鈍い音が脳に響く。
ライトニングの石膏像のような白く冷たい顔に、俺の血が飛んだ。
顔にだけじゃない。鎧にも、服にも、髪にも。俺の紅が白を汚す。]
(117) 2012/03/20(Tue) 21時頃
|
|
―― 結構、効くだろ? こんなもんじゃあ、まだまだ終わらねえぜ!!!
[愛用のドラムスティックを構える。それもまた、暁の金色の光を放っていた。]
Clap your hands! Shake your body! LET'S STOMP!
We are the 《AUBADE》!!!
Wake up! Wake up,early!!
[産み出す音があちこちに反響し、共鳴し、金色の嵐を巻き起こす――! **]
(118) 2012/03/20(Tue) 21時頃
|
若者 テッドは、メモを貼った。
2012/03/20(Tue) 21時半頃
若者 テッドは、メモを貼った。
2012/03/21(Wed) 00時頃
|
―― お褒めに預かり光栄だね! そっちに行く予定は、もう暫くないから安心しな!
[>>144 投げキッスを送るオカマの幻へ、鎮魂《レクイエム》とばかりに一層ドラムを叩く力をこめる。
神王の拒絶は一層激しく、その衝撃に神圧に、吹き飛ばされそうになるが……だが、一歩たりとも引くわけにはいかねえ。]
もっとだ もっと! 俺達の魂《ロック》を、響かせろ!! 拒絶できないくらい、激しく!
(145) 2012/03/21(Wed) 01時頃
|
|
[俺の叫びに応じるように、 二重奏《デュエット》に、神秘的な響きを持つ唄声《ハニーヴォイス》が更に重なった。
神殿の壁を反射してよく響くその唄は、リンデンブルグに連れられて行った白の正教会で聞いた時から変わらず、人の心を惹きつける。 聖騎士になる前は、聖歌隊に属していたというのは伊達じゃない。]
――シメオン、お前… "約束、これで守ったっとでも言うつもりかよ!
[彼の"唄声"を聞きながら唇を噛むと、シメオンが微笑った気がした。]
(146) 2012/03/21(Wed) 01時頃
|
|
[彼の独唱《ソロ》に共鳴するかのように 黒の軍勢の襲撃で犠牲になった白の聖教会聖歌隊のコーラスが加わり 一千年の昔、セラスシエルを消滅にまで追い詰めたウォーレンの指揮する幻想交響楽団《イリュージョン・シンフォニア》が、荘厳な音を響かせた。
ドラムが起こす嵐を中心に、大地を音が奔る。世界に音が満ちる。
人々は、その音に"希望たる勇光">>93 を聴くだろう。
そして]
(147) 2012/03/21(Wed) 01時頃
|
|
[―― はじめは、戸惑いがちだった小さな手拍子が
(傍にいた者と手を打ち鳴らす者がいた) (不器用に足踏みをする者がいた) (楽器を奏でる者がいた) (空に向かって唄う者がいた) (ただただ叫ぶだけの者がいた)
(その声が、音が、全てが、この、復讐の女神を祀る神殿にも響いて)
やがて、世界を包む大きな鼓動を産み出す ――]
(149) 2012/03/21(Wed) 01時頃
|
|
[生きたいと願う者に力を。 眠りゆく者に安らぎを。 希望ある者とは光を分かち合い 悲しみにくれる者にはそっと寄り添って
白も黒も 光も闇も 清も濁も 生も死も 笑顔も涙も 喜びも哀しみも 怒りも悦楽も 愛も憎しみも
《鼓動-Rythem-》は全てを受け止め、繋ぎ、溶かし、混ざり合う。
今や世界が、金色の嵐に乗って一つの音《Rythem》を刻む。]
(150) 2012/03/21(Wed) 01時頃
|
|
[―― 世界讃歌《We Are The World》 ――]
(151) 2012/03/21(Wed) 01時頃
|
|
[世界の鼓動を一身に受けながら 高く掲げたトルニトスの黒の魔剣《ゾイラー・ノックス》。
地面を揺蕩う暁色の光が、テッドの身体を螺旋状に駆け上がり、魔剣の鋒から迸った。
その一筋の光は終焉の黄昏を裂き、まるでスポットライトのように天と地を繋ぐ。]
ライトニング! お前がどれだけ色《俺達》を拒絶しても!
(152) 2012/03/21(Wed) 01時頃
|
|
俺が、全てを受け入れてやる ――
――― それが、ロックってやつだろ?
[そう言ってニヤリと笑うと。
トルニトスの黒《魔剣》を、神王《ライトニング》に向かって振り下ろす。
それはきっと、暁の乙女が生まれ変わったその剣>>140を、神王に振り下ろすと同時。
二つの剣が、一つの軌跡《奇跡》を描く――]
(153) 2012/03/21(Wed) 01時半頃
|
若者 テッドは、メモを貼った。
2012/03/21(Wed) 01時半頃
|
[魔剣の響かせる共鳴が―― >>154]
[白と黒の翼持つ天使が詠う声が―― >>157]
[真刀《明星》持つ暁の乙女の微笑が―― >>160]
[白夜の暁色の軌跡を描いて、白き神王へと吸い込まれていく――!]
(164) 2012/03/21(Wed) 02時半頃
|
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る