人狼議事


285 【突発誰歓RP】逢魔ヶ時に会いましょう

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【人】 鉄騎兵 ソルフリッツィ


  戻るって、“何処”にさ。


[誰もいない店に一人戻るなんて
何処かにいるに違いないと希望を独りで抱くなんて

そんな怖いことって、ない。


その時か、地面がぐらりと傾いだのは。]

(24) 2018/10/10(Wed) 11時半頃

【人】 鉄騎兵 ソルフリッツィ


[今まで散々娘に踏み鳴らされた地面の怒りか
突き上げるような揺れに娘は目を白黒させて
その場にぎゅう、と縮こまった。

地面が割れて、傍の建物から何かが崩れる音がして

―—目の前で蕪が地面に挟まった>>9
怯えに身体を強張らせたのも束の間
男の呼びかけに>>18は、と正気を取り戻した。]


  …………てか、アタシとアンタで抜けるのかい?


[昔読んだ絵本の中じゃ
おじいさんが引いて、おばあさんが引いて、孫娘が引いて
犬が引いて、猫が引いて、ネズミが引いて漸く抜けた。
ここにいるのは、人間二人。]

(25) 2018/10/10(Wed) 12時頃

【人】 鉄騎兵 ソルフリッツィ

[それでもやらなきゃダメなのだろう。
蕪頭の脚を持つと、うんとこしょ、どっこいしょ、
小さな足を踏ん張って大きな蕪を抜こうとする。

これから“死ぬ”算段を立てねばならないはずなのに

難しいことも、裏も表も関係なく、
娘は男と力を合わせて蕪を助けようとする。]*

(26) 2018/10/10(Wed) 12時頃

鉄騎兵 ソルフリッツィは、メモを貼った。

2018/10/10(Wed) 18時頃


ソルフリッツィは、エルゴットの劇に空想を巡らせている。

2018/10/10(Wed) 21時頃


【人】 鉄騎兵 ソルフリッツィ

[蕪を引き抜くために、ヒヒンワンニャンコケコッコー
一体どれほど必要なのか……内心不安はあったけど
存外蕪はすんなり抜けた>>63
抜けても大事なところは落とさなかったことに>>64
褒めてやりたい。が……]


  24時間……?急ぐ?
  ……いつもの、日常へ……?>>60


[ううん、と頭を抱え、娘はまた下を向いた。
きらり、足元でガラスの破片が光る。
大きく刃のようなそれが、艶めかしく誘うように。]

(119) 2018/10/10(Wed) 22時半頃

【人】 鉄騎兵 ソルフリッツィ


[誰でもいいからそばにいて欲しい。

だから戻ったとて、独りぼっちなら意味が無い。

誰でもいいからそばにいて欲しい。

誰でもいいから。

誰でもいいから。]

 

(120) 2018/10/10(Wed) 22時半頃

【人】 鉄騎兵 ソルフリッツィ



[わたしと いっしょに しんでほしい。]


 

(121) 2018/10/10(Wed) 22時半頃

【人】 鉄騎兵 ソルフリッツィ

[そこまで考えて頭を振って、ガラス片から飛び退いた。
そうでもしないときっと娘はあの野兎と同じことをする。

 『おッ死にたきゃテメェ独りでやんな』>>1:57

自分の言葉に背中を刺され、娘の耳はまた下を向いた。]


  せいふなんちゃらのところ、行くのかい?
  死ぬ手段なら色々あるだろうさ。
  アタシらだって同じ手段で
  生命を絶ったわけじゃないんだし。


[だがこの場の3人のうち2人は他殺。
デンシャって何だか知らないが、知らないものは怖い。]

(122) 2018/10/10(Wed) 22時半頃

【人】 鉄騎兵 ソルフリッツィ


  …………アタシ、ひとりで行くよ。

  大事な事じゃないか。
  生きて帰るか、ここで朽ちるか。
  自分の頭で考え抜いて決めることさ。


[そう言って、娘は踵を返す。
「自分の頭で考え抜いて決めること」だからこそ
あの野兎と同じことをしてはいけないのだ。]


  じゃあ、また地震があるかも知れないから
  表の街行くなら気を付けて行きなよ。
  硝子が降ったら危ないからね。


[目的があるわけじゃないが、二人から早く離れようと
強く引き止められなければ一目散に壊れた街へ駆けていくだろう。]*

(123) 2018/10/10(Wed) 22時半頃

鉄騎兵 ソルフリッツィは、メモを貼った。

2018/10/10(Wed) 22時半頃


【人】 鉄騎兵 ソルフリッツィ

[一体どうするつもりなのか>>128
死ぬ手段とはなんなのか>>124
娘にも結局それは分からないでいた。

生きたいか死にたいか、じゃない>>125
そこに誰がいるのか。娘が思うのはそれだけだ。
この胸の丈を言葉にしたら
男はまた向き合おうとしてしまうのだろうか。
(寂しさに溺れた人間に歩み寄るなんて無謀な真似をさ!)

だから即刻立ち去ろうとした。
が、男の言葉>>153に耳がぴくりと動き]


  ……なんだい?
  アンタも寂しいと死んじゃうのかい?
  何だか口説き文句みたいじゃないか。


[娘の口元が歪む。]

(162) 2018/10/11(Thu) 01時頃

【人】 鉄騎兵 ソルフリッツィ

[酔客が言ったなら即座に蹴倒していたが
きっとこの男はド真面目なのだろう。
ここまで優しいとつい甘えたくなってしまう。
足元のガラスを手に、その首を切り裂いて。]


  もしまた会いたいなら、裏の街の『Luna's』で。
  そこにアタシの帰るべき場所があるならね。


[そして男にも帰る場所があるならば。

娘はそれだけ言うと、罅の割れた地面を跳ねていく。
蕪と男とは真逆の方向へ。]*

(163) 2018/10/11(Thu) 01時頃

鉄騎兵 ソルフリッツィは、メモを貼った。

2018/10/11(Thu) 01時半頃


ソルフリッツィは、レオナルドに出す料理は何にしようか考えている。

2018/10/11(Thu) 15時半頃


【人】 鉄騎兵 ソルフリッツィ

[とぼとぼ彷徨いながら考えたのはあの野兎のこと。

何故彼は死ななければならなかったのか。

別れた妻がいると言った。

家族は他にいたのだろうか?友達は?

彼のことは何も分からないまま。


でも、一緒にいる「誰か」が欲しい気持ちは
娘は今痛いほどよくわかる。]

(216) 2018/10/11(Thu) 18時半頃

【人】 鉄騎兵 ソルフリッツィ

[  ほんとうに、誰でも良かったんだ。
  特別な間柄じゃなくったっていい。

  来客を知らせるドアベルの音一つ、
  窓辺を飾る花の移ろい、
  いつかの未来にかけた約束、
  いつもの冗句、

  満たされるのはそれだけで、充分。
  けれど一度満たされたなら
  欠片たりとも手放せない。]

(217) 2018/10/11(Thu) 18時半頃

【人】 鉄騎兵 ソルフリッツィ

[誰かの生きる権利を奪うのも
誰かの死ぬ権利を奪うのも
きっとどちらも同じエゴ。

死にたきゃ一人で死ぬがいい、と言ったそのくせ
独りで生きる勇気なんかこれっぽっちもない!

娘はガラスを埋めたような赤い目玉をぎょろつかせ
無気味な色の空を見上げる。


―———このまま誰にも会わなきゃいいな、と。]

(218) 2018/10/11(Thu) 18時半頃

【人】 鉄騎兵 ソルフリッツィ



[    逢えばきっと、縋ってしまうもの。    ]*

 

(219) 2018/10/11(Thu) 18時半頃

【人】 鉄騎兵 ソルフリッツィ

[結局、娘は店に戻ってきてしまった。

地震のせいで床は隆起して
椅子もテーブルもひっくり返ってしまっている。
その光景には何も感じない。
ここは娘の帰るべき場所に似て非なるもの。

障害物を飛び越えて厨房に戻ると
皿は割れるわ鍋は投げ出されるわ……
惨状、という他ない。

娘の赤い目は割れた皿には止まらず
求めているものを探しにウロウロ彷徨って─────]

(238) 2018/10/11(Thu) 21時頃

【人】 鉄騎兵 ソルフリッツィ

[やがて、一本の真新しい包丁を見つけた。

古い知己に会ったような気分になって、娘はうっそり微笑んだ。
銀に光るその輝きは、飢えた心を慰めてくれるよう。
(何だか狂った床屋のお芝居みたいだ)

ここで死んで、誰がいるのか分からない場所に戻るのか
ここで生きて、出会った全てに別れを告げるのか

まだ何も踏ん切りはついていない。
が、どうにかする手段は見つかった。]

(241) 2018/10/11(Thu) 21時頃

【人】 鉄騎兵 ソルフリッツィ


  ……ああ、悪かったねぇ。


[誰もいない店の中、娘はひとり呟いた。]


  ひとりで死ぬのはこんなに怖いなんて、知らなかったんだ。


[ここにはいないウサギに詫びても答えは返ってこなかった。]*

(242) 2018/10/11(Thu) 21時半頃

鉄騎兵 ソルフリッツィは、メモを貼った。

2018/10/11(Thu) 21時半頃


【人】 鉄騎兵 ソルフリッツィ

[ じっ  とナイフの輝きに魅入っていた時]


  ……レン?


[店の入口から聞こえた懐かしい声>>282を聞いて
顔を上げ振り返った娘は、花が綻ぶように笑うだろう。

いつもの仏頂面はどこかにやってしまえ。
だって(いけない)(だめ)本当に寂しかったんだから!

入口に立ち尽くす姿は、見慣れた姿とは少し違うよう?
(逃げて)(逃げて)(逃げて)(逃げて)
気まずそうにしてる様もいつもの様子とは違って見える。
(やめて)(おねがい)(きちゃいけない)

でも、そんなこと構ったことなんか
今までだって一度も無いじゃない!]

(307) 2018/10/12(Fri) 00時半頃

【人】 鉄騎兵 ソルフリッツィ

[気まずそうなレンの後ろから更にザーゴが顔を出して>>289
ますます娘の笑みが深くなった。]


  は、なんで謝るのさ。


[サロンの下に包丁を隠しながら、娘は厨房から顔を出した。
レンの様子とは逆に、ザーゴはいつもどおりに見えた。
犬の遺伝子持ちということすら娘は気付けなかったのだもの
もっと深い内面の変化など今は特に知る由もない。

ただただこの場で会えたのが嬉しい(悲しい)!]

(308) 2018/10/12(Fri) 00時半頃

【人】 鉄騎兵 ソルフリッツィ

[けれど、ザーゴの手元に酒の瓶を見つけたなら>>291]


  …………なんで……?


[笑みの消えた娘の目が見開かれ、じっとラベルへ注がれる。
確か、ザーゴがお花畑の詫びにとくれたもの。
一等強い、犬には毒な上質の酒。]


  アンタ、ここで死ぬつもりなのかい。


[あの電話の後、わざわざ酒を手にする理由なんか
きっとひとつしかない。
レンもあの事件の現場にいたのだから
すぐその意味が分かったらしい>>304]

(309) 2018/10/12(Fri) 00時半頃

【人】 鉄騎兵 ソルフリッツィ

[包丁の柄をぎっと握り締めていた娘の手が揺らぐ。
二人とも殺して(生かして)しまおうかと思ってた。

ザーゴがここに来た理由、レンがここに来た理由。
本当に期待していいのだろうか。]


  …………独りで死ぬのは、怖いよなァ。
  けれど独りで生きるのも怖いから
  アタシなんか消えちまおうかと思ってたとこさ。

  この店が誰もいない場所になるなら
  戻る意味がないからね。


[だから、ここにきてとても心細かった─────なんて
素直に口にしてしまいそうな程に娘は憔悴していた。

非番のレンはともかく、ザーゴの酒は固辞しよう。
店主が客の前で飲んだくれちゃいられない。]

(310) 2018/10/12(Fri) 00時半頃

【人】 鉄騎兵 ソルフリッツィ


  今日は何にするかい?


[と、いつもの注文と同じ口調で
娘は隠していた包丁を、二人に順に指し示す。

一緒にいてくれる「誰か」がまた来てくれるために
娘はどんな注文でも聞くつもりでいる。]*

(311) 2018/10/12(Fri) 00時半頃

【人】 鉄騎兵 ソルフリッツィ

[ここで死ぬつもりか、の問いに
肯定ひとつ>>320、訂正ひとつ>>319


ここで死ぬのではなく生きるつもりだとザーゴは言う。
つまりは、新たな出発地点として。

ザーゴには、サロンの下に隠したものが見えているのか
明らかに違和感を覚えているレン>>318とは違い
避けるつもりはないようだ。

ザーゴにその意思があったとしても
この訂正を聞く前に殺してしまっていたら
きっと娘は結局生き返っても苦しんだろう。]

(358) 2018/10/12(Fri) 03時頃

【人】 鉄騎兵 ソルフリッツィ

[本日何度目かの禁句の踏み抜き>>336だが
娘に蹴飛ばせるわけがない。

(そばにいて欲しい「誰か」のはずが
そばにいて欲しい「あなた」に変わってしまうのが
母のようになってしまいそうで怖かった。
けれど、そんな些細な恐怖よりも
独りで生きる方が余程怖いと分かったから)]


  …………たのむ、かわいいは、やめろ……。


[それが精一杯の抵抗。すぐには消せない抵抗感と羞恥心とで耳を震わせ懇願するだろう。]

(359) 2018/10/12(Fri) 03時半頃

【人】 鉄騎兵 ソルフリッツィ


  ともかく、この店を選んでくれたこと……
  この店を愛してくれたこと、全て恩に着るよ。
  ……ありがとう、ザーゴ。


[娘にとってのウサギの遺伝子は、良いも悪いもない。
同じ人間だ、と言ってくれて
向き合おうとしてくれた人を見つけた今こそ
胸を張ってそう言える。

けれど、ザーゴにとって犬の矜持が大事なものなら
特に口を挟むことは無い。それはとても大事なことだ。]

(360) 2018/10/12(Fri) 03時半頃

【人】 鉄騎兵 ソルフリッツィ

[一方、レンから返ってきたのは
恐ろしいほど身勝手な願いだった>>344
それを咎めることもせず(そんな権利はないもの)
娘は言い含めるように言った。]


  アタシは「生きたい」んじゃないんだ。
  死ぬのが怖いわけでもない。
  独りが怖い。それだけさ。
  アタシと、アンタを刺したあの男とじゃあ
  何も違いはありゃしないよ。


[現に包丁を隠し持って、話を聞く前に殺そうとした。
が、その前にザーゴが死ぬ意志を見せてくれた。
そうでも無かったら、今頃こんなふうに話してない。]

(361) 2018/10/12(Fri) 03時半頃

【人】 鉄騎兵 ソルフリッツィ


  けど、それがアンタの生きる理由なら
  『いつもどおり、そこにいな』。
  アタシの願いはそれだけさ。


[支えている自覚はなくとも、娘は充分支えられてきた。
厨房に増えた人の気配に、内心どれほど喜んだ事か!]


  ……ああでも、遠慮なんかしなくていいけど
  もうちょっと皿洗う時には気ィ付けな。


[ただ、楽天的すぎるところに釘一つ>>346
いつもどおりに戻るための軽口くらい許して欲しい。]

(362) 2018/10/12(Fri) 03時半頃

【人】 鉄騎兵 ソルフリッツィ

[けれど、本当に元通りに戻るのだろうか。]


  ……本当は、ね。思うところはあるのさ。
  一度手に入れちまったものは手放したくない性分でね
  店から、街から、何人か戻らない人間がいたら、って。


[ぽつりと呟いたはずの言葉はインクの染みみたいに
落とした途端じわりと店の空間に拡がってしまった。
不安は口にすべきじゃなかったろう……
例え死を恐怖するのが当然だったとしても。]


  臆病者で、意地っ張りなアタシにとっちゃ
  人がいた痕跡がなくなるってことほど嫌なもんはねェ。
  そこに「誰か」がいることでずっと安心してきたからさ。
 

(363) 2018/10/12(Fri) 03時半頃

【人】 鉄騎兵 ソルフリッツィ


  ……でも、今アタシ、ちっとも怖くはないよ。


[寂しいのも本心だけれど
そばにいてくれるって人が今ここにいること
そう思ったらもう震えてばかりの娘じゃなくなったのも事実。

仏頂面でも、怯えた顔でもなく
ほんの少しだけ笑えてみせてたら、いい。]

(364) 2018/10/12(Fri) 03時半頃

【人】 鉄騎兵 ソルフリッツィ

[注文は二人でひとつ“いつもので”>>340>>348
ここにはスペアリブもなけりゃ賄いも出せやしない。

娘はそれでも頷き、包丁を逆手にとって─────
迷うこと無く己の胸のど真ん中に突き立てた。

冷たい塊が再び肉を割って押し入り、
刃で貫かれた肺からかひゅ、と息が漏れた。



だからいつもの悪趣味な冗句なんて形にならない。
ただ歪な床に転がる、ウサギの肉塊があるばかり。]**

(365) 2018/10/12(Fri) 03時半頃

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