人狼議事


35 WWV 感染拡大

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。


【人】 厭世家 サイモン

嗚呼、聞こえる。やつの足音が聞こえる……。

(0) 2010/10/24(Sun) 14時頃

さすらい人 ヤニクが参加しました。


【人】 さすらい人 ヤニク

―被検体収容所―
ここは…どこだ…

(1) 2010/10/24(Sun) 15時頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2010/10/24(Sun) 15時半頃


村の設定が変更されました。


遊泳員 ヤンファが参加しました。


【見】 遊泳員 ヤンファ

―被検体収容所―
[薄暗い牢獄の中、男の声に反応して少女の姿が突如浮かび上がる]

研究所へようこそ。
もっとも、貴方には嬉しくない知らせでしょうけれど。

ここはいろいろな研究が行われている研究所よ。
そして、その研究所の中でも一番下。貴方たち被検体を収容しておくのがこの場所。被検体収容所よ。

(@0) 2010/10/24(Sun) 16時頃

【見】 遊泳員 ヤンファ

ここから出る方法は二つ、地上へ続くエレベータと資材搬入用の地下鉄の線路だけ。
そして、そのどちらともを私が管理しているの。

意味分かる?貴方たちはもう逃げられない。
そういう訳だから。それじゃあ、良き被検体ライフを。

[少女の像はそれだけを告げ、消えた]

(@1) 2010/10/24(Sun) 16時頃

村の設定が変更されました。


【人】 さすらい人 ヤニク

ちょっとまて、訳がわからないぞ。
被険体とか、逃げられないとか、何のことだ。あ、おい…

[突然の事に驚きつつ、現れた少女の像に手を伸ばすが、それは虚空を掴むのみで]

まったく、なんなんだよ…訳わかんねぇ…

[呆然と呟くと、急激な眠気に襲われて目を閉じる**]

(2) 2010/10/24(Sun) 16時半頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2010/10/24(Sun) 16時半頃


さすらい人 ヤニクがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(さすらい人 ヤニクは村を出ました)


ランタン職人 ヴェスパタインが参加しました。


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[研究所内に数ある研究室の内の一つ。其処に満ちるのは青白く薄暗い照明と、薬品の匂い、そして、それを覆い隠してしまう程に濃い――血と死の臭い。灰色の壁や床に、机や棚に、あちらこちらに血痕が浮かんでいる。乾き切った黒に近い色の物から、乾きかけている赤茶色の物、まだ新しい鮮やかな赤色の物。
 それらの血痕に囲まれた部屋の中央、大きな照明の真下にある手術台に向かっている姿があった]

……

[血で汚れた長い白衣を纏った男。開き切った白衣の下には白いドレスシャツと黒く細いズボンを着ているが、シャツにはやはり血が飛び散っている。腰の辺りで結んだ暗い銀色の長髪にも、同様に。
 男は痩せた手にメスを握り、手術台の上に寝かされた物に刃を滑らせていた。血に塗れた青年――実験体の一つ、その腹部を、胸部を、切り開いていく]

……嗚呼。

[男は青白い顔に、微かな笑みを浮かべていた]

(3) 2010/10/24(Sun) 18時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[皮が割かれ、肉が分かたれ、血管が絶たれる。飛び散る鮮血。それが頬に跳ねても、気にする素振りはなく作業を続けていく。青年が幾ら叫ぼうが、拘束を解こうと暴れようが、同様に]

……ふ、……くく。

[抑え切れなかったというように、愉しげな笑い声が漏れる。興奮が滲んだ吐息が漏れる。笑みは引きつったように歪んで]

……まだ不完全、だな。

[男が付けた傷は、泡立つように塞がり始める。が、その治癒はすぐに止まり、やがて青年は出血によって息絶えた。不完全な不死の肉体。それまで切断と治癒が幾度も繰り返されていたのだった]

(4) 2010/10/24(Sun) 18時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[青年の死体を少し眺めていてから、男は血と脂に塗れたメスを脇の道具台に置き、新たなメスを取ってその死体を解剖し始めた。先と変わらず満足げな表情をしたまま。
 右目の辺りを完全に覆っている長い前髪が揺れる。その下にある眼窩には、視力を有さない眼球が、球体の義眼が収められている。かつて失った――自らで抉り出した、本来の右目の代わりに]

[暫くの間、室内には、衣擦れの音と、肉の音と、血が滴り落ちる音、そして男の小さな笑い声と呼吸音ばかりが*響いていた*]

(5) 2010/10/24(Sun) 19時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/10/24(Sun) 19時半頃


【見】 遊泳員 ヤンファ

―サイモンの研究室―
[殺風景な研究室の中、サイモンは動かなくなった被険体を前にため息をつくと、大きくため息をもらし、端末へと手を伸ばす]

どうしました?サイモン博士。

[端末から少女の像が映し出される。この研究所をつかさどるメインプログラムのアバターとでも言うべき少女は何時もと変わらぬ元気な声を掛けた]

え、新しい被検体ですか?
最近数が多いですが、仕方ないですね。すぐ用意させます。

[少し難しそうな表情を残して少女の像が消える。その返答に満足げな笑みを浮かべると、サイモンは再び研究に没頭していった]

(@2) 2010/10/24(Sun) 19時半頃

遊泳員 ヤンファは、メモを貼った。

2010/10/24(Sun) 19時半頃


村の設定が変更されました。


仕立て屋 シビルが参加しました。


【人】 仕立て屋 シビル

―研究室―
ああ、また失敗…

[研究室の中、解剖台の上でのた打ち回る失敗作を冷ややかな目で見つめる。失敗作が静かになると、失敗の原因を究明するべく、まずは頭を開く]

ああ、電圧が強すぎたかね。脳が焼き切れちまってる。
まったく、微調整が難しいね…

[愚痴を零しつつ、傍にある端末へと手を伸ばすとメインプログラムを呼び出し]

失敗作を片付けておくれ。ついでに新しい遺体を。生きの良いのを頼むよ。

[無茶苦茶な注文を押し付けて通信を切った]

(6) 2010/10/24(Sun) 20時半頃

博徒 プリシラが参加しました。


【人】 博徒 プリシラ

―被検体収容所―
[カツカツカツカツ、カツ。
ヤンファから連絡を受けていた房の一室で足音が止まる。
檻の向こうに蹲る人物を、少年の腕に抱かれた双の紅玉がじっと見つめた]

ようこそ新入りクン、天国に一番近い場所へ!
残念だったなァ、お前もう楽には死ねないぜ。

[少年のテノールがさも愉快そうに告げる。
腕の中の白兎を撫でながら、ニイと笑って細めた眼に仕込まれたセンサーで新たな被検体の健康チェックを行う。]

よし、変なビョーキは持ち込んでないみたいだな。…ん?コイツか?
コイツは此処の実験動物だよ。お前と同じさ!
この後引き取りだから連れてきたんだ。

―――…お前も早くいい引き取り先が見つかるといいなァ
それまでは俺が面倒みてやるから、良い子にしてろよ。

[用は済んだとばかりに踵を返すと、少年は中の人物が何か言ったとしても意に介さず房を後にした]

(7) 2010/10/24(Sun) 20時半頃

博徒 プリシラは、メモを貼った。

2010/10/24(Sun) 20時半頃


【人】 仕立て屋 シビル

まったく、人間の体は脆くて困る。
ああ、いつになったらお前の笑顔をもう一度見れるのかねぇ…

[愚痴を零しつつ、部屋の隅にある筒状の装置へと近づく。その中には液体に浮ぶ...に良く似た少年の姿]

大丈夫、必ず私が生き返らせてあげるからね。

[装置を優しく撫でると、液体の中に浮ぶ少年に話しかける]

(8) 2010/10/24(Sun) 20時半頃

【人】 博徒 プリシラ

―被検体管理室―
[兎を依頼主に引き渡すと、そのまま被検体管理室に戻って新入りの分の食餌の手配などを確認する。
殆どのことはメインプログラムのヤンファが管理しており、実質は配膳や引き渡しなどの雑用をこなすのが少年の役割だった。]

あー、めんどくせぇー
人間が一番めんどくせぇんだよ

早くイカれた研究室に連れてかれてバラされねーかなー

[言いながら戸棚から引き出した注射器を片手で弄ぶ。
まくった腕に在るのは、無数の注射痕。]

ったく、さっさと死んどきゃよかった。

[躊躇いなく注射器を刺し、白い薬液を残らず注入する。
吐息を零し、恍惚とした表情で目を伏せ、椅子の背もたれへと身を沈める。

今はつかの間の休憩*]

(9) 2010/10/24(Sun) 21時頃

仕立て屋 シビルは、メモを貼った。

2010/10/24(Sun) 21時頃


仕立て屋 シビルは、メモを貼った。

2010/10/24(Sun) 21時頃


博徒 プリシラは、メモを貼った。

2010/10/24(Sun) 21時頃


【見】 遊泳員 ヤンファ

生きの良い遺体ですか。了解しました。

[シビルからの注文に機械的に頷くと、回線をプリシラの部屋へと繋ぐ]

PR-4-LA。新しい仕事です。新しい被検体をサイモン博士の研究室に。そして、シビル博士の研究室に生きの良い遺体を。

頼みましたよ。

[一方的にそれだけを告げて通信を切る]

(@3) 2010/10/24(Sun) 21時頃

【人】 博徒 プリシラ

[ポーン
通信を知らせる音に、あからさまに不機嫌に瞼を上げる。]

相変わらず大雑把な要望だなァおい。

[言う間もなく、通信は一方的に途切れた。]

……。
あー、あのイカレ陰気の所にやるには新入りはちょっと生きが良すぎて扱いが面倒かねー。
お、生きがいい…ってことはー。ネクロババア、ナイスタイミング!
はは、子供はなかなか手に入らないから、ちょっと年くっちゃいるがこれで勘弁してくれるよな!

[キーボードを打つ手は、本日以降の食餌一人分の『キャンセル』を入力する]

(10) 2010/10/24(Sun) 21時頃

【人】 博徒 プリシラ

―被検体収納所:独房前―
[先程と変わらぬ笑顔で戻ってきた少年を、独房の入居者は怪訝な顔で見ただろうか。]

よう、早速お前の引き取り先が決まったぜ。
ただなあ、先方中々気難しいんだわ。
行く前に処置が必要だから腕だしてくんねぇ?

[作業用手袋をはめた手で檻の向こうから強引に腕を掴みだすと、有無を言わさず動脈に向かって注射器を突き立てた。

―――空の。

50cc全量の空気をピストンで押し込む。
ゴポゴポと血管の中で気泡が泡立つ感触に少年は笑みを深めた。

やがて被検体は胸を押さえもがきのたうちまわって息絶える]

お前に恨みはねーんだけど。
俺も雇われてる身なもんでね。

[笑みを浮かべながら、最早聞くこともない言葉を死体に投げた]

(11) 2010/10/24(Sun) 21時半頃

【人】 博徒 プリシラ

―シビルの研究室―
[サイモンの研究室へと、薬で朦朧状態にして拘束衣を着せた被検体を届けた後、新入りの『新鮮な死体』を担いでシビルの研究室のインターフォンをプッシュした]

ちわー。
シビル博士、『生きのいい遺体』のお届に上がりましたー。
極力傷のない綺麗な方法で処理しときましたぜ。
つーわけで鮮度が落ちないうちに受け取ってくれませんかねー。

[平素の軽い調子で人懐こい笑みを浮かべ、告げた]

(12) 2010/10/24(Sun) 21時半頃

【人】 仕立て屋 シビル

誰だい?

[インターフォンの音が響くと、しぶしぶと装置から離れ、入り口へ向かう。]

ああ、プリシラか。いつもすまないね。
そこの台の上に置いといとくれ。
ついでに、そこのをどっかに捨てておいてくれると助かるんだけどねぇ。

[そこの。と台の下に落とされた失敗作を指差すと、早速研究の為準備を始める]

(13) 2010/10/24(Sun) 21時半頃

【人】 博徒 プリシラ

[入口が解放されると、ニイと愛想笑いをする。]

はぁーい、了解しましたよっと。

[ドサリと担いでいた死体を指された台の上に置くと、
『失敗作』の焼ける匂いに一度だけ顔を顰め、すぐに普段のへらりとした笑いに戻ると、準備しておいたでかい麻袋を広げて『失敗作』を詰め込んだ。]

別に俺はイイんですケドー、
いえ、差し出がましい口ではありますがー。
生きたのが死体になっちゃう研究室からリサイクルするんじゃあ、『生き』が良くないからダメなんスかね?
いやいや、片づけ面倒とかそんなんじゃないんスよ!

[麻袋を担ぐと、軽口を叩いた]

(14) 2010/10/24(Sun) 22時頃

【人】 仕立て屋 シビル

他の研究で使った奴らを使うと結果が分かりにくい。

成功しても他の研究の影響がある可能性があるから、面倒なのよ。

[プリシラに答えつつ、準備を進め]

他の研究の影響があるかもしれない方法であの子を蘇生させるなんてとんでもない。

呟きながら、装置へ視線を向ける。]

(15) 2010/10/24(Sun) 22時頃

【人】 博徒 プリシラ

そーっスか。
そーですよねえ。ははは
じゃ、どーも失礼しましたー。

[筒状の装置に浮く少年の死体を一瞥し、麻袋を担いでその場を辞した。
白いリノリウムの廊下を歩きながら、舌打ちをひとつ]

死んでまで、結構なこって。

[そのままずるずると担いだ麻袋を引きずると、死体処理場へ放り込み、被検体管理室へと向かった。]

(16) 2010/10/24(Sun) 22時半頃

読書家 ケイトが参加しました。


【人】 読書家 ケイト

―研究室―

[時計の音。衣擦れ。悲鳴。鎖と鎖がぶつかり合う金属音。
血の香り。薬品の臭い。絶望。喧騒。
私の手に持つアンプルの中には赤の燐光放つ液体。

―――ゆらり

アンプルの中の液体を揺らす。
燐光が揺れて、揺れて。
もう片手には注射器。
空のそれは赤の薬液を吸い上げ。
注射器の針を上に向け、軽く爪弾く。]

(17) 2010/10/24(Sun) 22時半頃

【人】 読書家 ケイト

 『助けて……お願い、助けて……。』

[泣きながら請う被検体。
髪色瞳共に黒。年は20代前半。健康状態は良好。
持つ感情は『恐怖』。]

 ……被検体番号50
 *月*日、【Happines】投薬開始。

[逃れようと身じろぐ腕。
掴み。引き寄せ。蒼白い肌に針を突き立てる。
流し込まれる赤。血に似た赤。
悲鳴。懇願。それは徐々に笑顔へ。]

(18) 2010/10/24(Sun) 22時半頃

【人】 読書家 ケイト

 『……私、なんで怖がってたのかしら。
 此処は雨露も凌げて、お腹が空くこともなくて。
 こんなに幸福なのに。』

[笑顔。穏やかな顔。
それはとてもとても幸福な表情。]

 ……血圧、脈拍共に正常。
 意識、認識力共に現状安定している模様。
 要経過観察。
 以後のモニターはメインプログラムに命令。

[観察。手元のファイルに記録する。
檻を後にする。白い廊下に靴音が響く。
何処からか聞こえ混じる、悲鳴。嘆き。怨嗟。
それらに私の心は動かない。]

(19) 2010/10/24(Sun) 22時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[どれだけの時間が経ったか、男はすっかりメスを置いてしまうと、大きく伸びをした。同じような体勢を続けていたせいで、体のあちこちが鈍く痛んでいた。手術台の上には元の容貌など到底想像出来ないだろう無残な肉塊になり果てた青年の死体がある。紙にペンでがりがりと記録を書き付けると、赤い斑模様になったそれを机の引き出しにしまい込んだ。それから、肉塊の中で原型のまま残っている眼球と脳の半分とをそれぞれ薬液と共に瓶に入れ、メモを貼って棚に保存する。全てを済ませると、こきりと首を鳴らし]

……片付けを頼む。
勝手に入ってくれて構わない。
新しい物は、手が空いたらでいい。

[メインプログラムを呼び出すと、そう伝えた。その後、着替えもしないままに研究室を出、廊下を歩き始めた。硬い足音と、常に所持している刃物が擦れ合う微かな金属音を響かせながら]

(20) 2010/10/24(Sun) 22時半頃

読書家 ケイトは、メモを貼った。

2010/10/24(Sun) 23時頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/10/24(Sun) 23時頃


博徒 プリシラは、メモを貼った。

2010/10/24(Sun) 23時頃


【人】 読書家 ケイト

―廊下―

[何処までも続く白。
汚れ一つ見えない。此処の管理は完璧。]

 ……。

[足を止める。
血の臭い。微かな金属音。]

 ……こんにちは。ヴェスパタイン博士。
 施術の後ですか。

[常に血なまぐさい男。
白衣を、シャツを染める赤に私は眉を寄せる。
赤の汚染を研究室の外に撒き散らすのはあまり好ましくはない。]

(21) 2010/10/24(Sun) 23時頃

墓守 ヨーランダが参加しました。


【人】 墓守 ヨーランダ

 ―被験体収容所―

[地下の世界に、朝の光は差し込まない。
 目覚まし時計も、被験者が手に入れる術はない。
 だから彼女の目を覚ますのは、決まって]

 あ、っく。
 ……ううううううううううっ……

[耐え難い苦痛に身を捩る。
 発作的に襲ってくるいつもの症状だ]

 メインプログラム……聞こえているんでしょう?
 痛み止めを持って来させて……お願い。

[虚空に向かって呟く。
 しかし人生のほとんどをこの研究所で過ごした少女にはわかっていた。
 ここの研究者が、ただ被験者の苦痛を和らげるためだけに薬を使うなど、有り得ないと]

(22) 2010/10/24(Sun) 23時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[苦痛の最中薄眼を開けると、その瞳に独房の前を横切っていく少年が映った。>>11>>12
 彼が担いでいるものが何なのかは、容易に想像がつく]

 また、死んだ。
 いえ。殺された……のね。

[握り締めた拳が寝台を叩く]

 あんなに。あんなにあっさりと、死んでいくのに。
 どうしてあたしは、まだ生きているの……。 

[有りっ丈の怒りを籠めても、寝台を軋ませる力さえ残っていない。
 痩せ細った腕を震わせながら、少女は涙を零した]

(23) 2010/10/24(Sun) 23時頃

【人】 仕立て屋 シビル

[プリシラが出て行くのを無言のまま見送り]

今度はどうやって試そうか。脳への電気ショックは成果があまり見られないし…

[新鮮な遺体を前に考え込む。しかし、良い案が浮ぶ事は無く]

ダメね。気分転換でもしてくるか。

[新鮮な死体を腐食を止める液体に乱暴に放り込むと、部屋を出て廊下を歩く]

(24) 2010/10/24(Sun) 23時頃

【見】 遊泳員 ヤンファ

了解しました。モニタープログラム作動。以降の状態を記録します。

[ケイトの研究室。ケイトに答えてモニタープログラムを起動させる]

了解しました。PR-4-LAは、既に仕事を任せているから他の子に…

[ヴェスパタインの研究室。彼に答えると、プリシラのような雑用係の被検体に仕事を言いつける]

(@4) 2010/10/24(Sun) 23時頃

読書家 ケイトは、メモを貼った。

2010/10/24(Sun) 23時頃


【見】 遊泳員 ヤンファ

[被検体収容所から聞こえた声に視界だけを収容所へ向ける。...には声に答える理由もなく、ただ様子をモニターするのみ]

(@5) 2010/10/24(Sun) 23時半頃

博徒 プリシラは、メモを貼った。

2010/10/24(Sun) 23時半頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[廊下を歩いていると見えてきた姿に、立ち止まった]

嗚呼、今日は、ケイト。
ご名答、と言っておくべきだろうか?
尤も、この姿を見れば誰だって分かるだろうがね。

[眉を寄せる様は見て取りながらも、気にする気配はなく、冗談のような口振りで言って小さく首を傾けた。この姿。頬に飛んだ血すら拭っていない、手を軽く洗ったのみの姿]

……くく。

[短い間を置いて、笑いを零し]

そういう君は、散歩かい?
他ならない私は、散歩をしに出たところなのだがね。
いや、休憩といった方がいいかな。まあ、どちらでもいい。

(25) 2010/10/24(Sun) 23時半頃

双生児 ホリーが参加しました。


【人】 双生児 ホリー

―研究室―

[ ベッドからゆっくりと起き上がり、寝惚けた目で左右を見回した。]

 ……ここは何処かしら。

[ ぼうっと数分。ようやくここが『いつも通りの場所』だということを思い出した。
 首筋のコードを欠伸混じりに引き抜く/細い二の腕に記された番号――『17』
 ベッドから降りる。
 リノリウムの床は冷たく、固い。
 ひんやりとした感覚を感じていないような定まらぬ視点。]

 さて、お散歩に行きましょう。きっと噴水には虹がかかっているわ……なんか素敵ね。

[裸足のまま、ふらふらと廊下へと出た。]

(26) 2010/10/24(Sun) 23時半頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2010/10/24(Sun) 23時半頃


【人】 双生児 ホリー

[ ふと足を止めて、蛍光灯をじっと見上げる。]

 ふふふ、仲がよろしいのね。
 なんの話をしているのかしら?

[ 暫く蛍光灯を眺めた後、視線は何かを追うようにあちこちと走り、壁に止まった。]

 ……逃げられてしまいました。
 茂みに分け入るのははしたないですし……。

[ じっと壁を、穴が開く程眺めた後、ため息をついてから歩き出した。]

 それにしてもいいお天気……そろそろ夏なのかしら。

[ 蛍光灯の明りを眩しそうに仰ぎ、ふらふらと歩き出す。]

(27) 2010/10/24(Sun) 23時半頃

双生児 ホリーは、メモを貼った。

2010/10/24(Sun) 23時半頃


【人】 仕立て屋 シビル

[廊下を歩いて行くと、前方に挙動不振な少女>>27を見つけ]

おや、あんたは…

[誰かの被検体だった気がするが、誰だったかまでは思い出せず]

こんな所にお散歩かい?

[なんとなく、声を掛けてみた]

(28) 2010/10/24(Sun) 23時半頃

【人】 読書家 ケイト

[首を傾けるヴェスパタイン博士。
不快を伝える為に寄せた眉はそのまま。
頬を汚す赤を見つめる。]

 汚染の可能性のある血液で研究室外を汚染するのは、非常にリスクの高い行為です。

[不快である。今度は言葉で伝える。
零れるヴェスパタイン博士の笑み。
それには必要がないので笑み返さない。]

 私は被検体の経過観察の間に食事へ。
 休息は重要です。
 先日、サイモン博士が試験管を落し、バイオハザードを起しかけたとか。

[常に顔色の悪いサイモン博士。
徹夜を続けている事は一目で分かる。]

(29) 2010/10/25(Mon) 00時頃

読書家 ケイトは、メモを貼った。

2010/10/25(Mon) 00時頃


【人】 双生児 ホリー

[ 掛けられた声に、くるりと向き直った。>>28]

 こんにちは、伯父様。
 いいお天気ですね。

[ くすりと笑い、患者服の裾をつまんで礼をする。]

 お母様が素敵なドレスをくださったの。
 お日様の下の方が、部屋の中よりもきれいに見えるんですよ。
 ――ほら、綺麗でしょ?この靴も……ふふふ、私、好きなんです。

[裸足のまま、患者服を見せ付けるようにくるくると回る。]

(30) 2010/10/25(Mon) 00時頃

博徒 プリシラは、メモを貼った。

2010/10/25(Mon) 00時頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

おや、それはすまなかったね。
どうにも着替えるのをさぼりがちでいけない。

[謝罪しながらも、あまり真面目に反省しているわけではないらしい様子は、目の前のケイトには察せられただろう]

ふむ、そうかい。栄養を摂るのは大切な事だからね。
私はそれもさぼりがちだが……
……サイモンが? そういえば、慌しく歩いているところを見かけたな。声をかけたのだが、無視されてしまった。
いよいよ友人すらも気にかけないようになったのかと思ったが……

いや、それなら良かった。
しかし、あれも随分とうっかり屋なものだ。

[サイモンの話には些か驚いたように左目を瞬かせてから、そう話しては頷いた。サイモンと男とは、陰気な風貌の者同士故か、特に理由もなくか、割合に親しい間柄にあった]

(31) 2010/10/25(Mon) 00時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/10/25(Mon) 00時頃


【人】 仕立て屋 シビル

伯父様?

[聞こえて来た言葉に一瞬顔を顰めるが、彼女の状況を思い出せば頷いて]

ああ、そうだねぇ。
一人で出歩いてたらお母様が心配するんじゃないのかい?

[少女の様子を観察しつつ、少女に合わせて言葉を返す。]

(32) 2010/10/25(Mon) 00時半頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2010/10/25(Mon) 00時半頃


【人】 博徒 プリシラ

―被検体管理室―
[モルモットの鼠に手の中でパン屑を遣りながら、自分も固いパンを齧る。
世話役とはいえ所詮は被検体、食事は収容されている者たちと同じものが支給されるだけだ。]

 相変わらずマッズぅ。
 特に独房のビョージャク姫にゃあーちょっと酷じゃねえ?このメシ。
 待遇改善してほしーもんだぜ。な、お前もそー思うだろ。

[モルモットの頭を指先でつついた。
>>22>>23の呻きや呟きは聞こえておれど、其れは平素と変わらず独房に響くノイズのひとつとして認識されるにすぎない。
同じ被検体としての仲間意識などあるはずもなく]

 あーでも。
 あんまり太られると始末するとき面倒だしぃ?
 ……俺への思いやりーってか?

[言いながら今度はモルモットを乱暴に摘まみあげると、ケージへと戻した]

(33) 2010/10/25(Mon) 00時半頃

【人】 読書家 ケイト

[ヴェスパタイン博士の様子を観察。
謝罪は口先だけ。
是以上の言葉は無駄。寄せた眉を戻す。]

 怠惰と不注意は取り返しのつかない事態を招きかねません。
 サイモン博士も件も同様。
 良い事ではないです。

[ヴェスパタイン博士とサイモン博士。
二人の関係などどうでもいい。。
不注意への懸念。不快。
私が留意すべきはそれだけ。]

 …食事、ご一緒にどうです?
 もちろん洗浄を行ってから。

[サボるのを防止する為。
私は誘いの言葉を口にする。]

(34) 2010/10/25(Mon) 00時半頃

【人】 双生児 ホリー

[ 男の言葉に、くすりと笑みを漏らした。>>32]

 大丈夫ですわ。
 お庭を散歩するだけですもの。
 お屋敷の外に出るには、お父様の馬車を借りないと出れないですし……。

 ――あ!

[ 目を丸くして、『伯父と認識している男』の瞳を覗き込んだ。]

 ひょっとして伯父様が屋敷の外をエスコートしてくださいますの?

[ チップからの指令=目に映るものは全て血のつながりのある身内と認識/他人を極度に怖がる少女に施された処置。
 それがまやかしとも知らず、無防備な笑みを向けた。]

(35) 2010/10/25(Mon) 00時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/10/25(Mon) 00時半頃


読書家 ケイトは、メモを貼った。

2010/10/25(Mon) 00時半頃


【人】 墓守 ヨーランダ

 ……はあ、はあ……

[しばらく時間が経つと、強張った体から力を抜ける程度には、痛みも収まってきた。
 胃の辺りに手を当てながら、そろそろと体を起こす。
 結局あのホログラムは、姿を見せる事すらなかった]

 ふざけてるわね。いつもの事だけど。
 痛みでショック死するかも、とか思わないのかしら。

[虚空に向かって悪態をつくも、ふっと小さく息を吐いて]

 それなら、とっくに死んでるか。
 あーあ、なんでこんな所だけしぶといんだろ。

[ごろりと寝返りを打つ。
 そういえば研究所に運ばれて来た時にも、普通の人間なら死んでいるというくらいに病状が進行していたらしい。
 この研究所の技術を結集した所で、助かるかどうかは半々だったとか]

(36) 2010/10/25(Mon) 00時半頃

【人】 仕立て屋 シビル

[少女の口から出た思いもよらぬ言葉>>35に思わず驚いた表情を見せて]

外へかい?
それは無理だね。私ならともかく、あんたは出られないよ。

…まあ、そうだね。あんたは外に出られない病気なんだ。
外には出られないが、庭の散歩ぐらいなら付き合ってあげるよ。

[ぶっきらぼうに言い放つ。元より子供の為に研究を続ける身。子供自体嫌いではなかった。]

(37) 2010/10/25(Mon) 00時半頃

博徒 プリシラは、メモを貼った。

2010/10/25(Mon) 00時半頃


読書家 ケイトは、メモを貼った。

2010/10/25(Mon) 00時半頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

肝に銘じておこう。
私もまだ死にたくはないし……嗚呼、いや。
しっかりと解剖して貰えるというのなら、やぶさかでないがね。
無傷のままに死ぬような事は勘弁だ…… くく。

[まだ掠れた赤みが残っている己の掌を見つめ、独り言のようでもある風で言った。瞳は遠く、何処か恍惚として]

……ふむ? そうだな、君が良いならご一緒させて頂こうか。
空腹感はないが……
栄養は不足しているのだろうからね。

[ケイトが持ち出した誘いには、頷いて同意した]

(38) 2010/10/25(Mon) 00時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

 そういえばあのオジサン、不死の研究とかしてるんだっけ。

[思い出したのは、当時大手術で彼女の一命を取り留めた、後の担当研究員――ヴェスパタインの事。
 彼が自分の担当になった経緯に関しては、詳しく聞いた事はない。
 自分の病気が、彼の研究の役に立つとも思えないのだが]

 まさか……なかなか死なないから不死身と思われてるとか?
 癪だわ、それ。すっごく。

[勝手な想像をして大きく溜息をついた]

(39) 2010/10/25(Mon) 00時半頃

博徒 プリシラは、メモを貼った。

2010/10/25(Mon) 01時頃


【人】 双生児 ホリー

[ 外に出られないとの言葉に、困ったように目を伏せた。>>37]

 そうですよね。私、病気なのでした。

[ しぶしぶ納得する/肝心の病について追求する気はない=チップによる思考操作。
 だが、散歩に付き合ってもらえると知ると、喜びいっぱいの笑顔で。]

 それでは伯父様、噴水に行きましょう。
 こんなにいい天気……きっと、虹が掛かっていますわ。

[ くるりと男の傍まで歩み寄った。]

(40) 2010/10/25(Mon) 01時頃

【人】 博徒 プリシラ

[食餌を終えると実験動物の水やら餌やらの補給と交換を始める。

カタンッ

指先が震え、水皿を取り落した。
何時もの前兆]

 チッ…
 もうあのフカンショーのツラ拝みに行く時期かよ。
 めんどくせぇ…

[嫌悪感をあらわにして舌打ちをする。
定期的に接種している薬物―――それは担当研究員であるケイトにより投与されているもの。
中毒症状の酷い其れは、ケイトの手を離れて此処にいる時でも自分で接種せずにはいられない。
それを知っているからこそ、ケイトは少年を研究室に閉じ込めることはしない。
そもそも、少年のように判断力をもって動ける者自体が稀なのであるが。]

ったく
良い趣味してやがる、あの変態女

(41) 2010/10/25(Mon) 01時頃

【見】 遊泳員 ヤンファ

―サイモンの研究室―
サイモン博士。貴方をモニターしている数値を見ると、貴方はとても疲労しています。そろそろ休んではいかがですか?

[サイモンの研究室。数値が示す身体状況をサイモンに見せるがサイモンが研究を止める様子はなく]

博士。気をつけて下さい。前回貴方は、この研究所でバイオハザードを起こし掛けているんですよ。
前回は私がギリギリで処置をしたから防げましたが、次も防げるとは限らないんですよ。

[休まず研究を続けるサイモンに注意を促すが、反応が無いのを見れば諦めたようにその姿を消した]

(@6) 2010/10/25(Mon) 01時頃

【人】 博徒 プリシラ

[外の世界で性を売っていた自分を買った時と同じ無感情な瞳で、最初の研究員から交換に出された自分を受け取って実験体にしたケイトの顔が嫌でも過る。買われ物々交換され挙句に薬漬けにされ。]

 ……気持ちわりぃ

[嫌悪に一層顔を歪めた。
だが、身体の禁断症状に抗うことはできず。
震える手を押さえ、しぶしぶとケイトの研究室に向かう準備をしただろう**]

(42) 2010/10/25(Mon) 01時頃

【人】 読書家 ケイト

 ……その時は献体として扱われるよう手配しましょう。
 死体でも欲しがる者は幾らでも居ます。

[死後、無傷を厭い解剖を望む。
自らの傷付ける事への恍惚感。理解不能。
感情宿らぬ死体など、只の肉だ。]

 健康体ならば尚の事。
 解剖したいという研究者が居るでしょう。
 では、まずは着替えの支給を。

[思いは言葉に乗せない。必要がない。
淡々と告げ、先導。歩みだす。]

(43) 2010/10/25(Mon) 01時頃

博徒 プリシラは、メモを貼った。

2010/10/25(Mon) 01時頃


博徒 プリシラは、メモを貼った。

2010/10/25(Mon) 01時頃


【人】 仕立て屋 シビル

ああ、そうだねぇ。噴水か。それは綺麗だろうねぇ。

噴水に付いたら、お母様の所に帰るんだよ。

[傍へ来た少女へ告げると、噴水とは何処の事だろうと考えつつ、とりあえず歩き始める。どうせ行ける場所は限られている。いつかたどり着くだろうと**]

(44) 2010/10/25(Mon) 01時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[やがて少女の独房にも食餌が運ばれて来る。
 運んで来たのがプリシラと呼ばれる少年だったなら、前髪の隙間からきつく睨み付けた事だろう。
 そしてその姿が見えなくなった頃、支給されたパンに齧り付く]

 んっ……ぐ……

[プリシラが考えていた通り、固いパンを少女の胃は受け付けず、一口二口飲み下すのが限界だった]

 メインプログラム。
 今度からは栄養剤か流動食を支給するようにしなさい。
 ……あたしを死なせたくないんでしょう?

[そのパンが下水道に流されるまで、1時間とかからなかった**]

(45) 2010/10/25(Mon) 01時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

嗚呼、出来る事ならそうしてくれると有難い。
死後も誰かの役に立てるのなら嬉しいし……
……というのは意味もない建前だがね。

[小さく笑みを浮かべながら、肩を竦めてみせ]

うむ。ひとまず着替えを取ってこなければ……
と。……そういえば……いい加減様子を見に行く頃合だろうかな。
折角だ、着替える前に少し用事を済ませてくる。
先に行っていてくれたまえ。食べていてくれてもいい。

[ケイトに続いて歩き出しかけるが、ふと何かを思い出したように足を止め、そう告げた。先に食堂へなり向かっているようにと。それから一旦、ケイトと離れ――]

(46) 2010/10/25(Mon) 01時半頃

仕立て屋 シビルは、メモを貼った。

2010/10/25(Mon) 01時半頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/10/25(Mon) 01時半頃


墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2010/10/25(Mon) 01時半頃


墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2010/10/25(Mon) 01時半頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/10/25(Mon) 01時半頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

― 収容所 ―

[男が向かったのは、研究所の最下層にある収容所だった。数々の実験体が閉じ込められた牢獄。暗いその中を、男は緩慢な歩調で進んでいく。時折聞こえてくる悲鳴や泣き声には目もくれずに]

……やあ、今日は。もしかすると、おはよう、かな?
どちらにしても、久し振りだ。
元気にしていたかい?

[収容されている実験体の一人――己が担当するヨーランダの牢の前で立ち止まり、声をかけた。まともとも安穏とも程遠い血塗れの姿で、単なる世間話のように穏やかに]

(47) 2010/10/25(Mon) 01時半頃

【見】 遊泳員 ヤンファ

―被検体収容所―
[収容所に向けた視界からヨーランダの異常を感じ取り]

『被検体ヨーランダ。固形食の摂取に問題あり。食事を流動食へ変更。栄養剤の投与をヴェスパタイン博士に打診』

[被検体の状況がヴェスパタインの元へと送られる]

(@7) 2010/10/25(Mon) 01時半頃

【人】 読書家 ケイト

[ひたり
背後の気配が止まる。
足止める。振り返る。]

 …分かりました。
 食堂で先に食事を取っています。
 ヴェスパタイン博士の来る前に食事が終われば私は研究室に帰りますが、必ず栄養摂取はするように。

[頷き。釘を刺す。
研究者が倒れるリスク回避することは望ましい。
しかし、待ち続けるほど暇ではない。
止めた足を踏み出す。靴音が響く。]

(48) 2010/10/25(Mon) 02時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

 ―収容所―

[ほとんど手付かずのパンを皿の上に残したまま蹲っていると、不意に穏やかな男の声が聞こえて来た]

 元気な訳ないでしょう。
 ――何しに来たの?

[緩慢に持ち上げられた顔。
 氷の色に似た瞳は、血塗れのその姿にすっと細められる]

 そう。その格好。
 また誰か殺して来たんでしょ?
 切り刻むなら、あたしみたいな死にかけにしたらいいのに。

[彼の手術が自分の命を繋いでいると知りながらも、その声に籠められるのは怨嗟の念]

(49) 2010/10/25(Mon) 02時頃

【人】 読書家 ケイト

 被検体番号PR-4-LAへの薬品投与時間が近い。
 【Hate】を準備。
 投薬濃度は…―――。

[投薬予定時間。健康状態。前回の投薬結果。
足音を聞き、データを思い出す。計算する。

嘗て、外の世界で買い関係を持った少年。
薬品投与の結果無抵抗な被検体を欲しがる研究者と交換に得た実験体。

多少なりある関わりを考慮する必要はない。
被検体へ向ける感情などない。
食事の開始までには私は計算を終える。
他の何かに気を取られての計算や実験はミスの元であるから。**]

(50) 2010/10/25(Mon) 02時頃

読書家 ケイトは、メモを貼った。

2010/10/25(Mon) 02時頃


【人】 双生児 ホリー

[ 男の言葉に頷き、手をとった。>>44]

 それでは参りましょう。
 きっと綺麗ですわ、ふふふ。

[ 足取りも軽く/ぺたり、ぺたりと音を立てながら。
 伯父と信じる男の手を引いて、談話室へと向かう。]

(51) 2010/10/25(Mon) 02時頃

【人】 双生児 ホリー

―談話室―

 ……お花畑?ええ、噴水と一緒にあったら綺麗でしょうね。

[ 噴き上がる水に掛かる虹。その奥に広がる色とりどりの花の絨毯を想像する。
 ただそれだけで、想像は少女の認識/現実と容易に入れ替わる。]

 伯父様、着きましたわ。
 見事な噴水でしょう?
 それに、この景色にしか見られない花も――ほら、こんなにたくさん咲いて……。

[ 少女が指す空間/白い壁/寒々と照らす蛍光灯/壁と同じ色のソファ/色のあるものは、備え付けの自販機のみ。**]

(52) 2010/10/25(Mon) 02時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

元気なわけがない。それもそうだ。
私とした事が、配慮のない質問をしてしまったな。
何、そろそろ様子を見る頃かと思ってね。

[メインプログラムから送られてきた情報を確認しながら、ヨーランダに返事をする]

殺してきたとは心外だな。
実験をした結果、死んでしまったというだけだ。
水を入れた笊を持たされた者が水を零し切ってしまったからといって、責める者はそうそう……いや、これはあまり的確な例えではないだろうかね。
まあ、とにかく仕方のない成り行きだという事だ。

[本気なのかそうでないのかわからない理論を語り、唇の端を僅かに上げた。少なくとも、罪悪感がないという事は確かなようで]

勿論、君もまたそのうち切らせて貰おう。

[怨嗟が篭る声にも、気にする様子もなくずれた――というよりは意図的にずらしたような――返答をした。メインプログラムには先の件への同意を伝えておき]

(53) 2010/10/25(Mon) 02時頃

双生児 ホリーは、メモを貼った。

2010/10/25(Mon) 02時頃


【人】 墓守 ヨーランダ

[どこまでも穏やかさを失わないヴェスパタインの様子に、はん、と気に入らなげな声を出して]

 何よ、仕方ないって。
 大体あんた、不死の人間を作り出せるだなんて本気で考えてるの?
 そんなの無理よ、むーりーむーりー。
 さっさと諦めちゃえ。

[まるで彼を怒らせようとするかのように、殊更馬鹿にしたように言ってみる。
 けれど彼は相変わらずずれた調子で]

 そうじゃない。治すために切るんじゃなくて、他の人たちと同じようにしなさいって言ってんの……!

[独房の格子をがたんと揺らす。
 時折こちらから意識を逸らしているようで――それは彼女の件に関して、メインプログラムとやりとりしていたのだが――そんな様子も気に入らなかった**]

(54) 2010/10/25(Mon) 02時半頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2010/10/25(Mon) 02時半頃


【見】 遊泳員 ヤンファ

―被検体収容所―

『ヴェスパタイン博士の了解確認。被検体、ヨーランダ。次回食事より、流動食、及び栄養剤の投与。』

[ヴェスパタインの返答を元に、プリシラへと明日からの変更事項が送られる**]

(@8) 2010/10/25(Mon) 02時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

研究には犠牲が付き物だという事だ。
別に殺すのが目的なわけでもない。
不死を作り出せるかどうか? ……さあ、どうだか。

[主な研究内容と、延いては目的としている筈のそれに、男はしかし執着も矜持も滲ませない。牢の格子に細く長い指を這わせ]

達成出来たなら僥倖だな。行為があれば死があるという哀しき因果から開放されるのだから。
出来なかったなら……クク。……私はそれでも構わない。
死に囚われていたとて、それは貴ぶべき対象なのだからね。
そうだ。この手で切る事が出来るのならば……

[呟くように言う。ヨーランダに真っ直ぐ向けた左目には、深い狂気が沈んでいた。それは研究狂というより、殺人鬼や狂信者といった者達を連想させるような物であったかもしれない]

……他と同じように、なりたいかい?
物言わぬ肉塊になりたいかい?
尽きない苦痛から開放されたいのかい?

(55) 2010/10/25(Mon) 03時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[素直に開放してやるつもりなど、ない上で。
 からかうような問い掛けを、恐らくはそういったつもりもなく、重ねて投げかける。格子の狭い間に指先を、手の先を滑り込ませる。相手に触れようとするかのように。
 その手にもしヨーランダが危害を加えようとしたならば、あくまで愉しげに笑い、それを甘受しただろう。何もなかったとしても満足げな様子で、格子を撫でるようにしながら手を引っ込め]

……私はそろそろ失礼しよう。

[また、と言い残し、踵を返す。そのまま収容所を後にすると、新しい白衣とシャツを取りに行ってから、シャワー室へと向かった。そうして姿から血の痕を無くした後でも、爪の間には沈み込んで消える事のない赤黒い色が残っていたし、何より男に深く染み付いた血の臭いは、到底失われるものではなかったが]

……さて。

[髪を結い直しながら、食堂へと*向かった*]

(56) 2010/10/25(Mon) 03時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/10/25(Mon) 03時半頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/10/25(Mon) 03時半頃


聖歌隊員 レティーシャが参加しました。


【人】 聖歌隊員 レティーシャ

―非検体収容所―

[ベッドに腰掛け、その場に不釣合いな笑みを浮かべたまま歌を歌っている。]

 Twinkle, twinkle, little star...
  How I wonder what you are...

[唯一覚えている歌を口ずさみ、白い患者服を調えると部屋の外へと出た。]

 ごきげんよう、ヤンファ。
 今日は何か変わったことがあるかしら?

[メインプログラムへ、いつものように声をかける。
返事がなんであっても、笑みを浮かべたまま談話室へと向かった。]

(57) 2010/10/25(Mon) 04時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[途中、ヨーランダの部屋の前を通りかかれば、]

 ヨーランダ、また発作なのかしら?

[声でもかけようかと思っていると、前から担当のヴェスパタインがやってくるのが見える。]

 先生が来たのなら良いわね。

[ヴェスパタインとすれ違う際、軽く会釈をしそのまま目的地へと向かった。**]

(58) 2010/10/25(Mon) 04時頃

良家の娘 グロリアが参加しました。


【人】 良家の娘 グロリア

―サイモンの研究室―

お父様?
今宵地上では月が綺麗だそうですわよ。
お父様もお外に出てみたらいかがかしら?

[サイモン博士にそう話しかけるのは物腰の柔らかな女性。
口元に薄笑いを浮かべ、少しだけ首を傾げ、研究室内を興味深そうに眺めている]

……そうですわね。
お父様は、それでこそお父様ですわ。

[娘の話に少しも耳を傾けず研究に没頭する博士の様子に、
女性は満足そうに笑う]

(59) 2010/10/25(Mon) 04時頃

聖歌隊員 レティーシャは、メモを貼った。

2010/10/25(Mon) 04時頃


【人】 良家の娘 グロリア

[研究室内の無数の被検体。
それらにうっとりと眼を寄せて、
そして“父”へと向ける尊敬の眼差し]

わたくしも、いつかお父様のような優秀な研究者になりますわ。
それまでどうか、この子たちが壊され《幸せになら》ないように願いますの。……ふふ。

[“父”の無数の被検体。
それらを受け継ぎ、“父”の研究を受け継ぐのが女の夢]

ではお父様、ごきげんよう。
今宵も素晴らしい成果を残されますように。

――buonanotte《おやすみなさい》

(60) 2010/10/25(Mon) 04時頃

【人】 良家の娘 グロリア

―サイモンの研究室→廊下―

[buonanotte《おやすみなさい》 を告げ、
退室した女。

研究室内にいたその姿はまさしく淑女であったが、
研究室から1歩出ると、とたんにその姿は溶解する――――]

(61) 2010/10/25(Mon) 04時頃

良家の娘 グロリアがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(良家の娘 グロリアは村を出ました)


小娘 ゾーイが参加しました。


【人】 小娘 ゾーイ

[淑女《グロリア》の姿が溶解した、そこに残されていたのは少女の姿。
姿形は変われど、仕草は先程の淑女そのもので、
ゆっくりと踵を返し、研究室の前を離れた。
去り際に研究室の扉の向こうの“父”に礼を再びする事を忘れずに**]

(62) 2010/10/25(Mon) 04時半頃

小娘 ゾーイは、メモを貼った。

2010/10/25(Mon) 04時半頃


小娘 ゾーイは、メモを貼った。

2010/10/25(Mon) 05時頃


遊泳員 ヤンファは、メモを貼った。

2010/10/25(Mon) 07時半頃


【人】 博徒 プリシラ

―独房への配膳―
[>>45平素のように投げやりな態度で独房に食餌のトレイを配る。
その中の一人、少年がビョージャク姫と揶揄する被検体。]

…ンだよ。
俺睨んだって乾パンがケーキになったりしねーぞ。
ご愁傷さん。
ま、いいんじゃね、お前の死体捨てに行く時俺がラクちん。あんま太んなよー。

[ケラケラと笑う少年は睨み付けられるのも気にせず立ち去った*]

(63) 2010/10/25(Mon) 08時頃

小娘 ゾーイは、メモを貼った。

2010/10/25(Mon) 08時半頃


詩人 ユリシーズが参加しました。


【人】 詩人 ユリシーズ

―研究室―

[破れた貼紙―”Keep Out!”と書かれていたのであろう―が残っている扉。
その向こうは薄暗い研究室で―…。
奥に配された無菌操作装置を覗き込んでいる男がいた。
殺菌のための青紫の光が照らす男の顔は、うっとりとしている]

まさに生命の神秘。生まれ出でるシアワセ。
あんた達が大きくなるのが楽しみよ。

[装置の中にはシャーレが複数。
そこに宿るのは肉眼では確認できない、禁断の命―]

こっちはもうすぐ生まれるかしら。
待ち遠しいわ。

[無菌装置から離れ、その横の大きなカプセルへと近づいた。
そこには肌の青い少女が培養液の中で身体を抱えるようにしている。
曲げた首の辺りに、人間にはない筋のようなものがいくつも見えた]

(64) 2010/10/25(Mon) 12時半頃

【人】 詩人 ユリシーズ

ふふっ、ふふうふふふ。
自然では決して生まれることのない命。

ステキじゃない?
神が為し得なかったことをアタシはやってやるのよ!

[もっとも、男がそれを完成させたことは一度もない。
遺伝子の融合がうまく行った検体は、培養液から出した途端に息絶える。
先日は馬の遺伝子を組み込んで、脚力を特化した人間を創ろうとしたが―
それも、培養液から出したときには息絶えていた。
生き残っているのは遺伝子レベルで融合が認められなかったものだけ。

しかし男は創り続ける。
*種族の垣根を越えた命を―*]

(65) 2010/10/25(Mon) 12時半頃

ユリシーズは、恍惚としたまま低い笑い声を上げている。

2010/10/25(Mon) 12時半頃


詩人 ユリシーズは、メモを貼った。

2010/10/25(Mon) 12時半頃


双生児 オスカーが参加しました。


【人】 双生児 オスカー

―研究室―

[真っ白な光が研究室を照らしている。
白いソファ、白いテーブル、白いソーサー、白いパイプ椅子、そして白い端末。
端末の前に腰かけているのは、黒い頭の青年。妙に赤い瞳が、モニターの向こうを凝視している。

かたかたかた。
かたかたかた。

青年は没頭している。文字列を、数字の列を打ちこむことにただ没頭している。青年の意識はモニターの向こうに沈んで、しばらく戻ってこないだろう――数日生理活動以外の時間を研究室に閉じこもっていることなど、ざらにあることだから]

(66) 2010/10/25(Mon) 13時頃

【人】 双生児 オスカー


[かたかたかた。
かたかたかた。

かたかたかた。
かたかたかた。

 かたり]

そういえば、あの子……どこ行ったかな。

[モニターに目をくぎ付けにしたまま呟く。
その呟きもすぐ忘れてしまったのか、青年が立ちあがることは*ない*]

(67) 2010/10/25(Mon) 13時頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/10/25(Mon) 13時頃


遊泳員 ヤンファは、メモを貼った。

2010/10/25(Mon) 19時半頃


【人】 読書家 ケイト

―食堂―

[白。静寂。降り注ぐ白い光。
ステンレス製の器に盛られた食事。
暖かく、栄養素的には完璧。
彩りが足りない。味気ないとの感想を持つ研究員もいるらしいが、私はこれに満足している。]

 ……。

[カチャリ
ステンレススプーンが同素材の皿へと落ちる。
震える指先。薬の効果が切れて来た証。

ああ、スプーンが汚れてしまった。洗浄しなくては。
汚染。バイオハザード。それは怖い。
恐怖。不安。鼓動が早まる。]

(68) 2010/10/25(Mon) 19時半頃

【人】 読書家 ケイト

[暴走し駆ける感情を抑え。
ポケットからプラスチック容器を取り出す。
書かれたラベルは【Apathy】――無感情。
一錠、二錠、三錠、四錠、五錠…全てを飲み下す。

浅い呼吸。鼓動が落ち着く。
『正常』が戻ってきた所で食堂の入り口に視線を向ける。
そこに居るのは――。]

 …ヴェスパタイン博士。

[血を落として尚、纏う香り。不快な臭い。
まだ薬の効きが足りない。
意識せず眉を顰める。]

(69) 2010/10/25(Mon) 19時半頃

【人】 読書家 ケイト

 食事はちょうど終えてしまったところでした。
 ご一緒できないのは残念ですが、ごゆっくり休息を取って下さい。
 研究の為にも栄養摂取は肝要です。

 それでは。
 私は実験体への投薬時間が迫っていますので失礼します。

[目礼。席を立つ。
ステンレスの食器を片付け、食堂を後にする。
白い廊下。響くのは足音と悲鳴と。
私の心は『正常』に何も感じない。
自らの研究室へと戻る。**]

(70) 2010/10/25(Mon) 19時半頃

読書家 ケイトは、メモを貼った。

2010/10/25(Mon) 19時半頃


【見】 遊泳員 ヤンファ

―被検体収容所―
[端末が少女の声>>57を感知する。]

別に、いつも通りですよ。

[姿は現さず、素っ気ない返事を返すと、去っていくレティーシャを見送る。]

(@9) 2010/10/25(Mon) 20時半頃

【人】 博徒 プリシラ

―ケイトの研究室―
[小刻みに震える手右手で左の二の腕をキツク掴む。
暑くも寒くもないはずの完璧に調整された室温の中、額には玉のような汗を浮かべ、歯の根が成らないように食いしばって足早にリノリウムの廊下を歩いた。]

 ああ…ふザケんじゃねえぞ…
 あのクソメガネ…ッ

[首筋に刻まれた被検体番号を汗が流れおちる。
百足が全身を這いまわるような耐えがたい禁断症状を身を抱くように抑え、やっとのことで少年は担当研究員の部屋へとたどり着いた。
乱暴にドアを開くと、がつっと壁に手をつき、崩れ落ちそうになる身体を支え]

 …ヤクを寄こせ。
 自分で打つ。

[ギロりと嫌悪に満ちた目で担当研究員を睨みつけると、切羽詰まった声でそう言い放った。
見るからに注射器を扱える状態にないにも関わらず、少年は小刻みに震える右手をのろのろと差し出した]

(71) 2010/10/25(Mon) 20時半頃

【人】 読書家 ケイト

―研究室―

[絶叫。悲鳴。嗚咽。
【Happines】――『幸福』を投与した実験体。
恐慌状態。投薬開始以前より激しい『恐怖』に囚われている。
留守の間のモニター結果をメインコンピュータから呼び出し、確認。]

 【Happines】濃度**%
 効果は迅速なれど作用時間は短い。
 副作用は甚大。
 …投薬計画見直しの必要あり。

[研究室の扉の開く音。
ファイルに書き込む手を止める。振り返る。]

 …投薬予定時間までまだ30分ある。

[被検体PR-4-LA――プリシラの姿。
異常な発汗。手や身体の震え。明らかな禁断症状。
しかし、投薬実験は時間を厳守してこそより正確な結果を得られる。]

(72) 2010/10/25(Mon) 21時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

― 食堂 ―

[食堂に足を踏み入れ、室内を見渡す。
 と、此方に気が付いたらしいケイトと目が合った。不快が滲む表情に、男はただ笑む。廊下で話した時と同じように]

ふむ。些か、遅れてしまったようだな。
嗚呼、精々そうさせて貰うとしよう。

[指先をひらりと振り、食堂を後にするケイトを見送った。彼女が担当する一人の少年の姿を、何とはなしに思い出しながら。
 それから片隅の席に座り、静かに食事をし*始めて*]

(73) 2010/10/25(Mon) 21時頃

読書家 ケイトは、メモを貼った。

2010/10/25(Mon) 21時頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/10/25(Mon) 21時頃


【人】 仕立て屋 シビル

―談話室―
[ホリーに連れられて、たどり着いた先は談話室>>52]

ここに噴水がねぇ…殺風景なこの部屋には丁度いいか。

[そんな事を呟きつつ、談話室に入るが、あるのは相変わらずの殺風景な景色のみ]

ああ、綺麗だね。

[...には何も見えていないが、ホリーの言葉に頷くと、しばらく談話室で過ごす。]

(74) 2010/10/25(Mon) 21時半頃

仕立て屋 シビルは、メモを貼った。

2010/10/25(Mon) 21時半頃


【人】 墓守 ヨーランダ

 ―少し前 被検体収容所/独房―

 チッ。

[こちらの嘲りにも、動じる様子すら見せないヴェスパタイン>>55に、露骨に舌打ちした。
 睨み付けるのもいい加減疲れて来たが、気に食わないという表情を消す事はない]

 なんなのよあんた。
 そんなどうでも良さそうな顔しながら、何人も――
 …………っ!!

[こちらに真っ直ぐ向けられた左目と、目が合った。
 異質な狂気に射抜かれて、思わず視線を逸らす]

 やる気もないんでしょう? どうせ。

[殺せ、解放しろと喚いた所で、何もしてくれないのは知っている。
 ただ、この場で『やってみろ』と言えなかった理由はそれだけではなかった]

(75) 2010/10/25(Mon) 21時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

 ――ひっ!?

[怯えを隠しきれない表情を、自身の爪先に向けていた時。
 格子を握る手に、微かに触れるものがあった。>>56
 その正体を確かめるより先に、体が総毛立つ。
 それは、こちらに危害を加えるのではなく――優しさすら感じさせる手付きで、触れる]

 あ、あた、――あたし、

[ぱん、と、思いっ切りその手を振り払う。
 栄養失調でガタガタの爪が、皮膚を掠った感覚があった]

 あたし、あんたのそういう所、大っ嫌い!
 ――さっさと消えてよ!!

[そう叫んだきりヴェスパタインを見ようともせず、ただ彼の手の感触を消そうとするかのように、触れられた場所を反対の手で擦り続けていた]

(76) 2010/10/25(Mon) 21時半頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2010/10/25(Mon) 21時半頃


【人】 博徒 プリシラ

 ……ッ
 うるせぇ知るかッ!

[ガンッ
少年の細身の腕が壁を殴る。]

 良いから寄越せっつってんだよッこのクソ女!!!

[意味がない脅しは口にしなかった。
殺したり危害を加えることは、即ち彼女にしか作れない薬物が二度と入手不能になるということだ。
憎悪し、嫌悪しながらも彼女の薬物、ひいては彼女に依存しなければ生きていけない自分自身を少年は激しく嫌悪する。

ふらふらと薬品棚へと向かう。
耐えがたい衝動に突き動かされてテーブルに並ぶ薬品の中から【Hate】と書かれた瓶に手を伸ばした。
その動作は禁断症状故に緩慢であったが。]

(77) 2010/10/25(Mon) 21時半頃

博徒 プリシラは、メモを貼った。

2010/10/25(Mon) 21時半頃


【人】 読書家 ケイト

 ……。

[鈍い音。プリシラが壁を殴る。
壁の強度に問題はない。]

 禁断症状の出る間隔を記録。
 そこから推測される効果時間計算。
 耐性の形成の可能性。
 投薬間隔・濃度の見直しも視野に入れる。

[怒声。雑音を気にする必要はない。
プリシラの投薬記録のファイルへと書き込む。]

 …今、投薬するわ。
 座って待ちなさい。

[薬品棚。プリシラの震える手が伸ばされる。動きは緩慢。
私は【Hate】の薬品瓶を先に取る。
予定時間以上に投与量を間違えられては台無しだ。
引き出しから空の注射器を取り出す。]

(78) 2010/10/25(Mon) 22時頃

双生児 ホリーは、メモを貼った。

2010/10/25(Mon) 22時頃


【人】 仕立て屋 シビル

―談話室―
[談話室の中、ホリーの言葉に相槌を打ちながら過ごす。しばらくすると談話室の扉が開き]

ん?レティーシャ…?こんな所でどうしたの?

[レティーシャの姿が見えると、声をかける]

(79) 2010/10/25(Mon) 22時半頃

【人】 博徒 プリシラ

 あ

[伸ばした手が届く前に、命の水とも呼べる其れを取り上げられる表情は―――絶望。
そのまま崩れ落ちるように、手は整然と並べられていた薬品瓶をガシャンと凪ぎ、いくつかは落ちて割れた。
破片が散るのも構わず、薬品棚の前で膝を着いて蹲って身を抱きガタガタと震える]

 はやくしろッ、はやくはやくはやくッ
 うううああああああああああああッ

 頼む、 お願いします、 はやくして、ください

 あ  ああ       あ


     あ      ああああああ


         あ

(80) 2010/10/25(Mon) 22時半頃

【人】 博徒 プリシラ

 いやだいやだいやだいやだいやだいやだやめろ寄るなこっちに来るなうああああああああ

[少年は髪を掻き毟るように耳を押さえて蹲り虚ろで濁ったな眼差しで呻くようなうわごとを繰り返す。
自尊心も嫌悪感情も、薬物への異常な欲求には勝てない。]

(81) 2010/10/25(Mon) 22時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[ヴェスパタインが去ってしばらくしてから。
 怒り続けるのにもいい加減疲れて、ぺたんと座りこむ。
 皿に並んだ乾パンを指で突っついて]

 ケーキ、だって。そんなもの食べた事ないわよ。

[世話役の少年>>63の言葉を思い出し呟く]

 バッカじゃないの。いい気になって。
 自分だっていつ捨てられる側になるかわかったもんじゃないのに。

[ゆっくりと、重たい息を吐く]

 まあ、ああやって軽口叩ける余裕があるだけ――マシ、かなあ。

[ふっと、体が揺らいで。壁に体を預ける形になる。
 無機質な冷たさが、剥き出しの頬から染み込んでくる]

(82) 2010/10/25(Mon) 22時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

 檻の外出たいって、言おうかな。
 ――やっぱやめ、馬鹿馬鹿しい。

[一瞬で答えをだし、そのまま瞼を閉じた**]

(83) 2010/10/25(Mon) 22時半頃

【人】 双生児 ホリー

―談話室―

[ 暫し虚空を見つめ、きょとんと首を傾げる。
 なにかを追う様に視線だけはきょときょとと右へ左へ。]

 ……楽しそう? ええ、今日は気持ちのいい日ですもの。

[ 微笑み、たたた、と談話室の真ん中に駆け寄った。]

 中……噴水の中にお花が咲いているのかしら?

[ 恐る恐る、身を乗り出すようにソファの網目をじっと見つめる。]

(84) 2010/10/25(Mon) 22時半頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2010/10/25(Mon) 22時半頃


【人】 双生児 ホリー

[ はじかれる様に体を起こし、きょろきょろと視線をさ迷わせる。
 壁/蛍光灯/リノリウムの床。
 最後に、連れ立ってきた男と視線が合った。>>74]

 逃げられちゃいました……。
 ねえ、伯父様、あの子達は何処へ隠れちゃったのかしら?

[ 困ったように目を細めた後、楽しそうにころころと笑う。]

(85) 2010/10/25(Mon) 22時半頃

【人】 読書家 ケイト

[薬瓶の中の薬液を注射器へと映す。
爪弾き、気泡を抜く。]

 あと25分。

[硝子の割れる。薬品が飛び散る。
薬品棚へ近寄らせなければ良かった。
後で薬品の補充と掃除をしなくてはならない。

悲鳴。懇願。震え。激しい禁断表情。
プリシラの発する雑音に耳を貸す必要はない。
私は椅子に座り、その症状を記録していく。]

(86) 2010/10/25(Mon) 22時半頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/10/25(Mon) 22時半頃


【人】 読書家 ケイト

―25分後―

[倒れ伏しうわ言を繰り返すプリシラの腕を掴む。
それを拒否する反応はあっても構わない。注射針を刺す。

【Hate】―――憎悪。
まやかしの幸福感を感じさせるの比べずっと難しい。
この研究所には溢れていて、区別もつき難い。
いっそ投与と同時、襲い掛かってでもくれれば分かりやすい。
しかし、それでは意味がない。
意思も思考も阻害されないのが理想。
最も…―――。]

 依存性が高すぎる時点で失敗作。

[私が欲しいのは麻薬ではないのだ。
完璧な感情制御。]

(87) 2010/10/25(Mon) 22時半頃

読書家 ケイトは、メモを貼った。

2010/10/25(Mon) 22時半頃


読書家 ケイトは、メモを貼った。

2010/10/25(Mon) 22時半頃


【人】 双生児 オスカー

―研究室―

[白い壁と床に覆われた研究室では、時間の流れは意味を成さない。
意味を成すとすれば、それは何かが変化したとき。
たとえば、キーボードをたたく音が鳴りやんだときの、ような]

……喉がかわいた。
飲まないと死んでしまう。

[青年にとって、研究を続けることは義務であった。
研究を続けるためには、死んではならない。

わき目も振らず、談話室の自販機へと歩いていく]

― →談話室―

(88) 2010/10/25(Mon) 22時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/10/25(Mon) 22時半頃


聖歌隊員 レティーシャは、メモを貼った。

2010/10/25(Mon) 23時頃


【人】 聖歌隊員 レティーシャ

―談話室へと向かう廊下―

 今日も、いつも通りね。

[先程ヤンファに言われたこと>>@9を思い出しながら、小さく呟く。
廊下に響く様々な声を聞きながらも、歌を口ずさみながら談話室の扉を開いた。]

 あら。シビル先生、ごきげんよう。
 部屋にいても暇ですから。
 ホリーも一緒なんですね。何を話されていたんですか?

[笑みを浮かべたまま問いかける。]

(89) 2010/10/25(Mon) 23時頃

【人】 仕立て屋 シビル

さてね。お家にでも帰ったんじゃないのかい?

[ホリーの目線の先に視線を向けるが、そこには何も見えない。]

あんたもそろそろお家へ帰った方がいいんじゃないのかい?
お母様が心配するよ。

(90) 2010/10/25(Mon) 23時頃

【人】 双生児 ホリー

[男の言葉に、ふと目を向けた。>>79]

あら、あの方は……?

[ 傍目には血の繋がりが見えない顔立ちの女性/『ここに居るのは身内だけだ』/緊張を司る脳内物質を抑制され、そちらの方に思考を誘導される。]

 お姉さま? 御機嫌よう、いいお天気ですね。

[患者服の裾をつまみ、一礼。]

(91) 2010/10/25(Mon) 23時頃

【人】 双生児 ホリー

 え? お兄様?

[ ふと、何かを聞きつけたように顔を上げ、きょろきょろと見回した。>>88
 己を所有するもの/絶対の安心を、チップが供給する。
 顔をほころばせて、虚空に目を向けた。]

 違うわ、あの方は私のお父様よ。
 お兄様ではないのよ。

[ 年齢だけで見るなら、父ではなく兄だろう/だが、それを決めるのは脳へと送られるシグナル。
 現れた青年に手を振り、駆け寄る。]

(92) 2010/10/25(Mon) 23時頃

【人】 博徒 プリシラ

[25分。それは少年にとって永劫に続く生き地獄に等しい時間。
摩耗し錯乱し、現実と身体中を蝕む実体感を伴う幻覚と妄想にガタガタと震えていれば、
やがて救いの時間が訪れる。
それでも掴まれる腕の皮膚接触を、反射的に跳ねのけようとしてそれは叶わず注射器は突き立てられた。]

 あぁ…… ぅう……ン…

[薬液が全て血管内に注入されて数秒、直ぐに薬効は現れる。
瞳孔の開きかけた強張った表情筋はゆっくりと弛緩し、しどけなく開いた唇からは恍惚とした声が零れる。
手指の震えも収まり、ぺたりと座り込んだまま、硝子片の撒き散らされた床に手をつけばジャリと掌に硝子が喰い込んだ。
しかし気にする様子もなく。]

 は……っ
 俺に触るな、っつっただろうが…

(93) 2010/10/25(Mon) 23時頃

【人】 博徒 プリシラ

[一度目を伏せる。次に目を開いた時は、禁断症状を発症する前の状態に戻っていた。
汚物でも見るかのような嫌悪を露わにした目で女を睨みつけ、触れられた腕を服で拭う。
【Hate】は依存性が高すぎるという点で失敗ではあったが、少年がお払い箱にならないからには理由があった。
それは、『意志と思考が阻害されない』状態で、『あらゆるものへの憎悪感情』を常駐させることに成功しているからだった。
それが少年の資質によるものなのか、薬効によるものなのかは、未だ判明していない。]

 何の薬だか知らなねーし知りたくもねーが
 失敗とは嬉しいねッ!

[激しい禁断症状で摩耗した体力は計り知れない。
立ちあがろうとして失敗し、無様な姿を晒しながらも、そうせせら笑った]

(94) 2010/10/25(Mon) 23時頃

博徒 プリシラは、メモを貼った。

2010/10/25(Mon) 23時頃


【人】 双生児 オスカー

―談話室―

[変わらぬ体躯の少女と、研究者の女と、『被験体』。
小さく鼻を鳴らす。
被験体が寄ってきたので、>>92笑顔を作った]

やあ。
変わりはないかい。

[この娘のチップの制御は不完全であった。
だが、未だに発狂していないという点においては非常に上手くいっている。
青年は彼女の行動については、特別な関心を持って記録を取っていた。

自販機の前に立ち、ミネラルウォーターを購入する。無味無臭。透明。
その場で栓を開け、唇を湿らせた]

(95) 2010/10/25(Mon) 23時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[ホリーに挨拶をされれば>>91、倣ったように自らの患者服の裾を摘み、返礼をする。]

 ホリー、ごきげんよう。
 貴女は今どこにいるのかしら?

[自分よりも僅か背の高い少女へと問いかけた。]

(96) 2010/10/25(Mon) 23時頃

【人】 仕立て屋 シビル

そう。

[レティーシャの答えに頷く。誰かの被検体らしいが詳しいことは知らない。]

ここが噴水のある花畑らしいって話。

[なんの話を?と聞くレティーシャに答えて、新たに入ってきたオスカーへ声をかける]

どうも。オスカー博士。

ああ、その子はオスカー博士の子かい。
おもしろ子だね。

[ホリーがオスカーの傍へ向かうのを見れば納得した様子で]

(97) 2010/10/25(Mon) 23時頃

【人】 双生児 ホリー

[ 研究者の言葉/娘の体調を気遣う父親の声色=チップが変換。>>95
 幸せそうにはにかんだ。]

 ええ、風邪はすっかり良くなりました。
 お父様は? お仕事は一段落ついたのですか?

[ 小首を傾げた。]

(98) 2010/10/25(Mon) 23時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[傍に座って食事をしていた一人の研究員が、残り香というには強い血の臭いに多少の悪心を催したようで、口を押さえて俯いていた。当の男は其方に一瞥もくれず、少しく水を飲んでから、スープを掬う。匙を持つ指には一つ二つ、薄い掠り傷が付いていた。
 掬った赤いスープと肉片とを口に運ぶ。何処か手術台の光景を想起させるようなそれらに、躊躇を過ぎらせる事は、当然のようになく]

……望み通りになるのならば。
それは死であれ、幸福だ。

[指の掠り傷を爪先でなぞっては、ふ、と目を細めた]

(99) 2010/10/25(Mon) 23時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[シビルからの返事>>97に、]

 ここ、今日はお花畑なのですね。
 シビル先生は、研究の息抜きかしら?

[彼女が亡くした子を生き返らせる為の研究をしていることは知っている。
浮かべた笑みは変わらずに、駆けていくホリーの背を見送った。
その先にいる、オスカーには目礼だけで挨拶を。]

(100) 2010/10/25(Mon) 23時半頃

【人】 双生児 ホリー

[ レティーシャの言葉に、小首をかしげた。>>96]

 あら? お姉様も噴水を見に来たのではないのですか?
 ほら、虹が綺麗にかかって――。

[ 楽しそうに、天井の蛍光灯を眺める。]

(101) 2010/10/25(Mon) 23時半頃

【人】 双生児 ホリー

[ 不思議そうにめをぱちくりさせた。]

 ……お父様、鶏って空を飛ぶのかしら?

[ オスカーの瞳を覗き込んだ。]

(102) 2010/10/25(Mon) 23時半頃

【見】 遊泳員 ヤンファ

―ケイトの実験室―

『被検体、PR-4-LA。薬物投与後、状態安定。ここまでのデータを送信します。』

[禁断症状に犯されるプリシラの様子をモニターし、様子を見守る。薬物が投与され、状態が安定すると今回の結果をケイトへと送る]

(@10) 2010/10/25(Mon) 23時半頃

【人】 双生児 オスカー

ああ、どうも。
そちらの調子は如何ですか?シビル博士。

[シビルからの挨拶には、世辞の色を隠しもせずに答えた>>97]

面白い子?
記録を取る価値は十分にある被験体ではありますが。
そういったものを、面白いと言うのでしょうか。

[間髪入れずに問い返す。
レティーシャにはちらと視線を返し>>100]

(103) 2010/10/25(Mon) 23時半頃

【人】 双生児 オスカー

健康であることは良いことだ。
ヤンファにも君の健康管理について注意を払うようには言っておくが、君自身が自分の健康に気を使う事は決して悪いことではない。具合が悪くなったら、直ぐに伝えてくれると嬉しい。

[ぺらぺらと返す。
興味は無いが、得体の知れない実験も行われているという。下手に漏れ出した菌に感染でもして死なれては勿体ない。せっかくの貴重な被験体だ――と、そう理由をつけておいて。
ホリーに問いかけられ、>>98首を横に振る]

喉が渇いたから出てきたんだよ。もう少しかかりそうだ。
君のチップは不完全だが、あそこから更に改良を積むのはやはり相当困難なようでね……

[栓を開け、もう一口流し込む]

(104) 2010/10/25(Mon) 23時半頃

【人】 読書家 ケイト

 …効果が発揮される時間に変化なし。

[投薬直後より禁断症状が治まっていく。
禁断症状の治まる際の快感も依存度を高める要因の一つかもしれない。
送られたデータ>>@10と共にファイルに書き込む。]

 …長期投薬による影響調査の為。
 被検体番号PR-4-LAへの投薬は続行。
 私の監視下以外でのメインプログラムによるモニターも継続。

 …投薬間隔については再考。

[プリシラの睨む目に浮かぶ感情は『嫌悪』
それは大変好ましい。
他の被検体へ、プリシラと同様の【Hate】投薬実験を行ってもいいかもしれない。
問題はこの依存性の高さをどうするか。]

(105) 2010/10/25(Mon) 23時半頃

【人】 読書家 ケイト

 …そこを片付けておきなさい。
 消毒も完璧に。

[白い床。散った硝子片。汚れている。
私は立ち上がれずに居るプリシラに命じる。
せせら笑い。消耗。どれもどうでもいい事で。
掃除は私がやるべき事ではない。]

 それと、あなたと極力体質の似た被検体を探し連れて来なさい。
 居なければ、健康体の被検体ならばそれで構わない。

[【Hate】他被検体にプリシラ同様の効果を齎すか。
安定性を調べるのが先決。
メモをしファイルを閉じる。]

(106) 2010/10/25(Mon) 23時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

 いいえ。私はお散歩をしに来ただけなの。
 きれいなお花が沢山咲いているわね。

[楽しそうに蛍光灯を見つめるホリー>>101につられるように蛍光灯を見、すぐに視線をホリーへと落とす。]

 もっと沢山咲いたら、花飾りを一緒に作ろうか。
 ホリーの髪、きれいだからきっと映えるわね。

[彼女にしか見えない花畑を、さも己も見えているように言った。]

(107) 2010/10/25(Mon) 23時半頃

【人】 双生児 オスカー

[ホリーの視線を追う。
蛍光灯のあたりに、鶏の幻覚]

鶏は空を飛ばない。それは幻だ。
どちらもはっきりと見えてしまうかな。

[幻覚を抑えるだけでも、更新作業は早く成すべきかもしれぬ。
だが、先代より残されたデータのみでは、これ以上先には進めない。
それではいけない。先代の研究を完成させることが、青年にとっての至上命題だ。
ボトルの栓を締め、こつり、徐に扉に向かって踏み出した]

(108) 2010/10/25(Mon) 23時半頃

【人】 仕立て屋 シビル

まあ、そんなところさ。
なかなか上手くいかなくてね…

研究の成果があまり出ていないんだ。方法を換えて実験してみた方がいいかと考えているんだけどね。
[レティーシャ>>100やオスカー>>103に答えつつ、続くオスカーの問いに答える]

ああ。彼女の思考回路がどうなっているかとか、とても興味があるね。
もっとも、私の最優先するべきはあの子をもう一度生き返らせる事だからね。余計な事をしている暇はないけど。

(109) 2010/10/26(Tue) 00時頃

【人】 博徒 プリシラ

 ……へーへー。
 わァかりましたよ。
 フカンショーのクソビッチメガネ女でも研究者様ですからねェ。
 お前いい死に方しないぜ

[垂れ流す悪態は、其れが相手に何の感情を起こすこともないと知っていてのこと。
其れが余計に癇に障りもするし、いっそ殺せと思う。
最低の人生の中でも落ちる所まで堕ちて尚、自死を選ぶこともできない臆病さから目を背け。]

 俺と似た体質とかわっかんねぇよ、お前らアホ研究者どもはほんと要求が大雑把なんだっつの!

[実際それでも極力要望にこたえてきたのは生き汚さ故。
漸くよろよろと立ち上がり、一度研究室の外に出ると、掃除道具を持ってきて、硝子片を簡単に抜きだしただけの疵だらけの手で掃除を始めた。]

(110) 2010/10/26(Tue) 00時頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2010/10/26(Tue) 00時頃


【人】 双生児 ホリー

[ 己の所有者から迸る言葉の洪水/笑顔で聞く=理解させぬよう、チップの取り計らい。>>104]

 はい、わかりました……ふふふ。
 でも、お父様。昔とは違って、今は倒れることももうなくなったのですよ?
 ……ええ、もしまた気分を悪くすることがあれば、ヤンファ小父さまに頼ることにしますわ。

[ 性別と年齢/出鱈目な認識。
 研究者の硬質な思考・態度は男性/被検体の感情的なそれは女性。
 チップについての知識=不完全/思考は遮られ、都合のいい解釈を受け入れた。
 改良=娘の体調を気遣う父親のそれだ。それ以外の認識はあってはならない。]

 お仕事、頑張ってくださいね。
 私も陰ながら応援しています。

[ ぺこりと頭を下げて、名残惜しそうに一歩下がった。]

(111) 2010/10/26(Tue) 00時頃

遊泳員 ヤンファは、メモを貼った。

2010/10/26(Tue) 00時頃


【人】 双生児 ホリー

[ レティーシャの言葉に、はにかむ。>>107]

 楽しみ……あ、それなら作りっこしましょう?
 お姉様に似合う花飾り、きっと上手に作ってみせますわね。

[ くすくすと、レティーシャの目を見て微笑んだ。]

(112) 2010/10/26(Tue) 00時頃

博徒 プリシラは、メモを貼った。

2010/10/26(Tue) 00時頃


【人】 双生児 ホリー

[ オスカーの言葉に、首を傾げた。>>108]

 ……お父様、この子達が見えてないのかしら?
 もう、恥ずかしがり屋ですぐ隠れちゃうんだから……次はちゃんと紹介しますからね。

[ 頬をぷくっと膨らませて、壁の一点を見つめた。]

(113) 2010/10/26(Tue) 00時頃

【人】 双生児 オスカー

アプローチを変えてみることも有効な手段だと思いますよ。

[自分にも言えることか。
余計な事をしている暇はないと述べられ>>109]

あなたにとってはそれが至上の命題でしたね。
研究が成功なさることをお祈りしております。
――僕の研究室の被験体は僕が管理していることをお忘れなく。

(114) 2010/10/26(Tue) 00時頃

【人】 博徒 プリシラ

[ガチャガチャと硝子片と塵取へと箒で書きこみながら、ぼんやりと発作前の記憶を反芻する]

 ああ…明日からビョージャク姫のメシがドロドロ系になるんだっけ。
 かーわいそー。あんなん人間のメシじゃねーよ
 俺なら固いパンでも噛めるモンがいいけどね。

[別に其処に居るケイトにとも、他の被検体にとも言った心算はなかったが、【Happines】を投与された被検体が『そうねうふふ』などと笑ったか。
それには舌打ちで睨みつけて答えておいた]

(115) 2010/10/26(Tue) 00時頃

【人】 読書家 ケイト

 ……死。

[死に方。死。終焉。絶望。冷たい。暗い…――。
ああ、感情が思考をまだ惑わす。
プラスチック容器から取り出した錠剤を口にする。]

 不感症―――。
 性行為における快楽なんて思考を妨げるだけで不必要。
 それは私自ら実証済み。
 故にそれは罵り言葉としては用は為さない

[意味のない言葉を紡ぐ。
薬の効果と言葉を発するという行為。
心はまた『正常』を取り戻していく。]

 メインコンピュータにデータを送っておきます。
 それと照合をして最適なモノを選びなさい。

[地下の被検体とプリシラの身体データの照合を要請。
私は座りプリシラの掃除を見つめる。汚染が残るのは許せない。]

(116) 2010/10/26(Tue) 00時頃

【人】 双生児 オスカー

ヤンファは女性だ。
……プログラムに性別は無いのかな。

[チップの修正の必要性をひしひしと感じながら、ヤンファについての認識に訂正の言を述べる>>111
労いの言葉をかけられれば、頷いて]

ありがとう。
これは僕と、先代と、そして被験体の君のためのプロジェクトだ。
君は健康に気をつけて、これからもデータを僕に提供し続けて欲しい。

(117) 2010/10/26(Tue) 00時頃

【人】 詩人 ユリシーズ

―研究室―

[男は再び無菌装置の前に立ち、
青紫の光に照らされたシャーレを見ていたがふっと冷凍装置の方を見て]

ああ…種のストックがもうないかしら。

[遺伝子を組み込むための細胞―人間の種―のストックが
残り少ないことを確認してつまらなそうに口を尖らせる]

(118) 2010/10/26(Tue) 00時半頃

【人】 双生児 オスカー

>>108
僕には見えなかったようだ。だから、幻覚と判断した。

[ぽつぽつ耳に届くレティーシャの言動にも首を傾げた。
認識の研究を行っている研究者が他にも居るということか>>107]

……気が済んだら、君の部屋に戻って休んだ方がいい。
下手に他人の研究室に首を突っ込んで、身を危うくするようなことだけはよしてくれよ。

[ホリーにはそう言い残して、用は済んだとばかりに談話室を出た。
視界に映るのは真っ白な廊下]

(119) 2010/10/26(Tue) 00時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[シビルの言葉>>109にそちらへと視線を向け、]

 研究者様も大変なんですね。

[ここで見る研究員は皆その研究に没頭し、寝食も忘れることも多いように思える。
そして、そのまま倒れ……彼ら自身が他の者の研究の被検体へとなってしまったという話も聞いたことがあった。]

(120) 2010/10/26(Tue) 00時半頃

【人】 読書家 ケイト

[幸福な含み笑い>>115
先程まで恐怖の悲鳴を上げていた【Happines】投与の被検体。]

 …効果が斑に出ている。

[薬効が安定しなくては使い物にならない。
実験失敗。ファイルに書き込む。]

 後でソレも引き取って。
 使いようがあるならば他に回しなさい。

[命令をもう一つ付け加える。]

(121) 2010/10/26(Tue) 00時半頃

【人】 仕立て屋 シビル

ありがとう。オスカー博士の研究も上手く行くといいな。
もちろん。他人の被検体に手は出さないよ。これは私の力でやらなきゃいけないんだからねぇ。

[オスカーの言葉に答えて>>114]

さて、私はそろそろ戻らせてもらうよ。いつまでも休んでいる理由にもいかないからね。

[そこに居た人たちに声をかけて研究室へ戻る]

(122) 2010/10/26(Tue) 00時半頃

詩人 ユリシーズは、メモを貼った。

2010/10/26(Tue) 00時半頃


【人】 博徒 プリシラ

 じゃ、お前にとって必要なモンってなんなわけ?

[不必要―――そう言い放った担当研究者に、反射的にそう返す。
興味など全く無いから聞こうという姿勢を取ることもなく、硝子片を除去した床に消毒液を染みさせたモップをガシガシとかける]

 俺にもそれの必要性は全くわからんがな。気色悪い。
 あー。メシのタネ、位には役に立ってたか。
 まあ困窮したところでお前の貧弱な体じゃ金は取れね―だろうけどな。

[一通り掃除を終えると、掃除道具を持ち、嫌そうに部屋の主を見た]

 これでいいだろ。
 薬品の補充と、被検体の補充の手配はしておく。
 ソイツの処分は、他に使い道があるかあのクソガキに聞いてからにしてくんねぇ?

[クソガキ―――メインプログラムのホログラムの少女のことだ。
苛立たしげに踵を鳴らしながら返事を待った]

(123) 2010/10/26(Tue) 00時半頃

【人】 双生児 オスカー

―廊下―

……う。

[研究室へ戻ろうと廊下を踏み出した時、軽いめまいを感じた。
思わず廊下の端に置かれたソファに腰かける。

ずっとモニター画面を見続けていたせいだろうか。自覚してしまうと、どっと疲労が押し寄せてくる。
プロジェクトを完成させるためには、どれだけ時間があっても足りないというのに。

目元のあたりを擦った]

(124) 2010/10/26(Tue) 00時半頃

【人】 双生児 ホリー

 ……ヤンファ小父さまが女性?
 小父さまなのに女性ですの?

[ 奇妙に思えて、眉根を寄せる/チップから送られる信号との齟齬。>>117
 ストレスとなる前に修正=研究者の言葉ではなく、チップからのシグナルを優先。]

 不思議なお父様……ふふふ。
 ええ、そろそろお暇しますね。
 靴擦れが酷くなるととっても悲しいですから。

[ オスカーの言葉に、まるで靴を履いているかのように素足の踵を踏んでみる。>>119
 ひんやりとした感覚=脳チップは否定。意識されることはない。]

 それでは、伯父様、お姉様、御機嫌よう。

[ 同じくその場を辞したシビルに向かって礼をし、ぺたぺたと廊下をさ迷う。]

(125) 2010/10/26(Tue) 00時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

 無理をしたら、元も子もなくなりますよ。

[誰にも聞こえない声でそう呟いた後、研究室へと戻るシビルへと軽く会釈をして見送る。
そして、己の目をまっすぐに見て微笑むホリー>>112に、同じ笑みを返しながら。]

 あら。それは素敵ね。
 どちらが上手に出来るか比べっこ。

[己には見えていない花で花飾りを作ることは出来ない。
それでもホリーの世界に合わせるようにそう約束し、談話室を出て行くホリーも見送ると、そこにあるソファに腰掛けた。]

(126) 2010/10/26(Tue) 00時半頃

【人】 詩人 ユリシーズ

ふう、しょうがないわね。

[デスクへ戻ってコンピュータの端末に向かって座る。
ふてくさった表情のままーを叩いてメインプログラムへとアクセスし、
ホログラムの少女の姿が現れたなら―]

ねえ、種のストックがないの。
次に持ってきてもらうのっていつだったかしら?
あんまり先のようなら、アタシ出かけてもいい?

[口を尖らせてプログラムに問いかけた]

(127) 2010/10/26(Tue) 00時半頃

【見】 遊泳員 ヤンファ

―ケイトの研究室―
『了解しました。データ取得。照合開始』

[ケイトからぷりしらノデータを受け取ると、指示されるがままに被検体の照合を開始]

『―――データ照合終了。照合結果を被検体、PR-4-LAにデータを転送します。』

[照合が終わったデータをプリシラへと転送]

(@11) 2010/10/26(Tue) 00時半頃

【見】 遊泳員 ヤンファ

―ケイトの研究室―
[プリシラの言葉>>123が聞こえると、端末から像を現して]

各研究者に手配された被検体は、各研究者の所有物となります。なので、研究者が不要と判断したのなら破棄するのに問題はありません。

[淡々と告げると、姿を消した]

(@12) 2010/10/26(Tue) 00時半頃

【見】 遊泳員 ヤンファ

―ユリシーズの部屋―
ユリシーズ博士、御用ですか?

[端末から像を現すと、ユリシーズに話しかける]

種のストックですか。次の手配は明日となっています。
すぐに必要であらば、博士がお出かけにならずとも、地下の被検体から摂取することも可能ですが、いかがいたしましょう?

(@13) 2010/10/26(Tue) 01時頃

【人】 博徒 プリシラ

[>>@11>>@12現れたメインプログラムのホログラムの告げる言葉に舌打ち。]

 ちっ。
 わぁったよ。
 やりゃあいいんだろ…

[データは被検体管理室の端末で受信されていることだろう。
そして、処分しろといわれた【Happines】の被検体を一瞥して]

 ……あーあめんどくせぇなぁ。
 引き取り手とか探すのマジ面倒だし、処分するぜ。

[両手に手袋をはめると軽く首を絞めて気を失わせる。
また掃除をさせられては、一刻も早く此処を立ち去ることができない。
『処分』自体は別の処ですることにし、気を失った被検体を担ぎあげた]

(128) 2010/10/26(Tue) 01時頃

【人】 読書家 ケイト

 私に必要なのは研究。

[制御可能な感情。
制御不能であるならは、抑えなくてはならない。
プラスチック容器の錠剤。からと音を立てる。]

 金銭的不自由は感じていない。
 また金銭入手のルートは他にもある。
 よって身体で稼ぐ必要もない。

[無意味な会話。
それが途切れる頃に漸く掃除も終わる。
白い床。汚れなき床。消毒液の香りする床。
及第点。]

(129) 2010/10/26(Tue) 01時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[左手の甲に、そっと触れた手。
 その指からは、人間の体温が感じられた。
 温かい と 思った]

 あ、

[はっ、と目を覚ます。
 途端に、人の温もりという幻は消えた。
 脳が動き出した所で気付く。
 それは先程の記憶の残滓だと]

 ――バッカじゃないの!?

[ガツ、と左手を壁に打ち付ける]

 忘れる、今すぐ忘れるの……!

[自分自身に向けた声にしては異様に大きかったが、それに気付いて恥じる余裕もない。
 皮膚が避けて、温もりの記憶が痛みに塗り潰されるまで、それは続いた]

(130) 2010/10/26(Tue) 01時頃

【人】 仕立て屋 シビル

―自研究室―
子供のためだからね。少しぐらいの無理なら平気だよ。

[談話室を出る前、聞こえてきたテレィーシャの言葉に>>120に返す。自室へ戻ると、すぐさま装置の傍へ向かい。]

ただいま。寂しくなかったかい?私がすぐ出してあげるからね…

[液に浮かぶ子供を見て呟く]

(131) 2010/10/26(Tue) 01時頃

【人】 読書家 ケイト

 …何時までも場所を占拠されているのは無駄。
 新たな被検体と交換で引き取って。
 その後、引き取り手がいないのならば処分を。

[不意に室内に現れる。少女の映像>>@12
淡々と告げ消える言葉。]

 聞こえた通り。ソレはもう不要です。

[死を宣告されても尚、被検体は幸福そうに笑う。
これが死まで続くのならば幸せであろうか。
首を絞められ気絶しても尚笑う。見るのは幸福な夢。

別の場所で処分する判断は、私への『嫌悪』からとはいえ大変良い。
死臭。血臭。汚染。ストレス要因は少ないに限る。
見送る必要はない。
私は机に向かい、新たな投薬計画に取り掛かることにした。**]

(132) 2010/10/26(Tue) 01時頃

【人】 詩人 ユリシーズ

ふふ、そうね。
それでもいいわ。

[メインプログラム>>@13が地下の被検体からと言うのを聞いて
目を輝かせてくすりと笑う]

でも、まともなヤツからにしてよね。
種の質だって大事なんだから。

[明日届くならそれでいいはずなのに提案に乗ったのは、
ストックは多いに越したことはないということと、
決して小さくない嗜虐心のため]

じゃあ、お願いするわ。
男も女もなるべく若いのから搾り取ってね。
たーくさん。

[満足げに頷いて、くすくすと低く笑った]

(133) 2010/10/26(Tue) 01時頃

読書家 ケイトは、メモを貼った。

2010/10/26(Tue) 01時頃


オスカーは、しばらく思案するような表情で、*廊下に。*

2010/10/26(Tue) 01時頃


双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/10/26(Tue) 01時頃


【人】 双生児 ホリー

―廊下―

[ 目的地はどこだったか/既に覚えておらず、ただ歩くことが目的。
 笑みを浮かべて、視線はどこか遠く。]

 あら、綺麗なお花――何て名前なのかしら?

[ 愛しそうに壁をなでる/つるりとした手触り=脳チップが補正、リアルな質感。
 そのまま目を瞑り、香りを嗅ぐ。]

 いい香り……お父様にも見せて差し上げましょう、ふふふ……あら?

[ ふと、目の前に人影=己よりも小さい。
 無意識のうちに、その人影にピントを合わせる=己よりも小柄。
 延髄に埋め込まれた機器からの電気的刺激/ぱっと笑顔。]

 ゾーイちゃん! どうしたの? お花を見に来たの?

[ぺたぺたと駆け寄った。]

(134) 2010/10/26(Tue) 01時頃

詩人 ユリシーズは、メモを貼った。

2010/10/26(Tue) 01時頃


【人】 博徒 プリシラ

 へーへー。
 不要ってんならお前も俺も世の中にゃぜーんぜん必要じゃねーけどな!

[投げやりな答えは背を向け歩きながら。
そのまま挨拶もせず部屋を辞すると、掃除道具を片づけた後に気絶した被検体を担ぎ直し、独房へと放り込む。]

 引き取り手とかマジ面倒…
 あー、しんど。つかれた。
 あの鬼畜メガネ、マジふざけんじゃねぇぞ

[言いながらも、結局逆らうことはできないのだ。
被検体管理室でケイトに供する新たな被検体の該当のチェックをすると、どっかりと椅子に座りこんで、仮眠を始めた**]

(135) 2010/10/26(Tue) 01時頃

【人】 双生児 ホリー

[ 不思議そうに首を傾げた。]

 え? ゾーイちゃんならここに居るじゃない。
 変なの。

[ ねえ、と同意を求めるように微笑んだ。**]

(136) 2010/10/26(Tue) 01時頃

博徒 プリシラは、メモを貼った。

2010/10/26(Tue) 01時頃


双生児 ホリーは、メモを貼った。

2010/10/26(Tue) 01時頃


【見】 遊泳員 ヤンファ

了解しました。すぐに手配します。

[ユリシーズの部屋との通信を切ると、すぐさま雑用係へと種の搾取が通達される。]

新しい仕事です。被検体の若い男女から良質の種を搾取してユリシーズ博士の所まで届けてください。

[しばらくすればユリシーズの元に大量の種のストックが届くだろう]

(@14) 2010/10/26(Tue) 01時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

― 食堂→ ―

[そのうちに食事を終えると、食器を片付けて食堂を後にした。あちらこちらから微かに、時に大きく聞こえてくる声を耳に入れながら、広い所内に迷路の如く張り巡らされた廊下の片隅を進んでいく。
 手持ち無沙汰に持ったメスを指先で器用に回しながら]

黄色いリボンを繕って、……
……嗚呼、何の歌だったかな。

[ぽつりと詩を口ずさみ、すぐに止めて首を傾げ]

歌の一つも歌えないというのも、心寒いものだ。
黄色いリボンを……

[同じ詩を口にして、また同様に一節で途切れさせた]

(137) 2010/10/26(Tue) 01時半頃

ヨーランダは、そして傷付いた手を抱くようにして、また眠りに落ちた**

2010/10/26(Tue) 01時半頃


墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2010/10/26(Tue) 01時半頃


【人】 聖歌隊員 レティーシャ

 Twinkle, twinkle, little star...
  How I wonder what you are...

   Up above the world so high...
  Like a diamond in the sky...

[談話室のソファに腰掛け、歌を口ずさむ。
メロディに合わせて、足をプラプラと揺らしながら先程ホリーが見上げていた蛍光灯を見上げた。]

 虹……一面のお花畑……あの子が見ている世界はキレイなのね。

[口ずさむ歌に出てくる星は、本でしか見たことが無い。
花も虹も、全て本や写真でしか見たことはない。否、それ以外で見た記憶がない。]

(138) 2010/10/26(Tue) 01時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

 一度で良いから見てみたい、かしらね。

[笑みを深め、続きを歌う。]

  Twinkle, twinkle, little star...
   How I wonder what you are...

[他の歌を知らない為、同じ歌を繰り返し口ずさんでいた。**]

(139) 2010/10/26(Tue) 01時半頃

【人】 詩人 ユリシーズ

ありがとう。助かるわ。

[唇がにっこりと弧を描く。
ひらひらとホログラムに手を振って、アクセスを切った]

喉が渇いたわね。
届くまでに腹ごなしもしてこようかしら。

[研究室の鍵を手に、立ち上がる。
廊下に出て扉に鍵をかけ、食堂へと歩きだす]

ふんふふふーん。

[機嫌がいいのか、*鼻歌を歌いながら*]

(140) 2010/10/26(Tue) 01時半頃

詩人 ユリシーズは、メモを貼った。

2010/10/26(Tue) 02時頃


聖歌隊員 レティーシャは、メモを貼った。

2010/10/26(Tue) 02時頃


仕立て屋 シビルは、メモを貼った。

2010/10/26(Tue) 02時頃


【人】 仕立て屋 シビル

さあ、実験を始めないと。
今度はどうやって試そうか…

[液に付けておいた新鮮な遺体を前に思案し、やがて実験を始める。**]

(141) 2010/10/26(Tue) 02時頃

遊泳員 ヤンファは、メモを貼った。

2010/10/26(Tue) 02時頃


詩人 ユリシーズは、メモを貼った。

2010/10/26(Tue) 02時頃


詩人 ユリシーズは、メモを貼った。

2010/10/26(Tue) 02時頃


ヴェスパタインは、かちゃり、と。微かな金属音が、足音に混じり*響いていた*

2010/10/26(Tue) 02時半頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/10/26(Tue) 02時半頃


さすらい人 ヤニクが参加しました。


【人】 さすらい人 ヤニク

―被検体収容所―

 ――う。

[急激な眠気>>2に襲われてからしばらく後。
 小さい呻き声を上げて目を覚ました。
 連れて来られる前に薬でも使われたらしく、体は重かった]

 くそ、なんなんだ、一体……

[目を閉じる前に見た少女の映像を思い出して毒づく。
 訳のわからないことを一方的にまくし立てていた。
 逃げられないとか、被検体がどうとか]

(142) 2010/10/26(Tue) 02時半頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2010/10/26(Tue) 02時半頃


【人】 さすらい人 ヤニク

[漂う不気味な呻き声やすすり泣きに寒気を感じつつ、
 顔を上げれば鉄格子が目に入る。
 ふらりと立ち上がり、手を掛けるとガシャリと鳴って]

 おい。誰かいないのか?
 何だよこれは。仲間はどうした?

 ここから出せ!

(143) 2010/10/26(Tue) 02時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[苛立ちを露わに叫んでいると。
 声に応えたかのようなタイミングで人影が現れる。
 開けられる鉄格子に拍子抜けするのが半分、警戒半分]

 は……何だって?
 ふざけっ、くそっ離せよ触んじゃねぇ!!

[それはメインプログラムの指示を受けた雑用係。
 暴れる男を乱雑に拘束して、作業が始まった**]

(144) 2010/10/26(Tue) 03時頃

【見】 遊泳員 ヤンファ

―被検体収容所―
[雑用係による作業後、再び牢の中に戻された男の前に像を現す]

被検体としての初貢献お疲れさまでした。
貴方が覚えていないようなので、もう一度この施設の説明をします。

研究所へようこそ。

[お決まりの文句と共に>>@0>>@1の説明を男に告げて]

それじゃあ、良き被検体ライフを。

[最初と同じように告げると、姿を消した]

(@15) 2010/10/26(Tue) 07時頃

【人】 小娘 ゾーイ

―廊下―

[駆け寄ってくる少女――他人の被検体。
その目は他者の被検体と言えど興味深そうに、
けれど友人に対して話しかけてくるような仕草に少しだけ顔をしかめて]

ごきげんよう。
“ホリー”

(145) 2010/10/26(Tue) 07時頃

遊泳員 ヤンファは、メモを貼った。

2010/10/26(Tue) 07時頃


【人】 博徒 プリシラ

―被検体管理室―
[目を覚ますと『種』を集めてきたという世話係が通って行った]

 ちっ
 オカマ野郎のトコかよ。
 ゾッとするね。

[先方が望むのは健康な種、すでに散々弄られたヤク中の種はお呼びではないらしいことは不幸中の幸いだった。
そして、新たな被検体のうちのもう一人が目を覚ましたことを知り、独房へと向う]

(146) 2010/10/26(Tue) 08時頃

【人】 博徒 プリシラ

―ヤニクの独房前―
[腕に実験用のイグアナを抱き、半笑いを顔に貼り付けた少年が鉄格子の前に立つ]

 ようこそ、天国に一番近い処へ!
 此処が楽園になるか地獄になるかはお前の認識ひとつ。
 生きてる間は俺が面倒見てやんよ。大抵短い付き合いになんだけどな。

[爬虫類の体温の無い瞳が、褐色の肌の青年を見つめた。**]

(147) 2010/10/26(Tue) 08時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[起きていきなり屈辱を味わわされた後、牢に戻された。
 再び現れた映像>>@15を睨み付ける。
 眉一つ動かない様子が酷く腹立たしい]

 聞いてねぇし。
 何なんだアンタ。一緒にいた皆はどこだ?

[一度聞かされたような説明に対して正面から吐き捨てる。

 『私はこの研究所のメインプログラム。』

 返答はそれだけ。
 仲間の事まで答える謂れはないということだろう。
 敵意を意に介した風もなく、映像の少女は消えた]

 プログラム……?

[流暢に喋るが要は機械と言う事か。
 機械に話が通じるとは思えなかった。]

(148) 2010/10/26(Tue) 08時半頃

聖歌隊員 レティーシャは、メモを貼った。

2010/10/26(Tue) 09時半頃


【人】 さすらい人 ヤニク

[また別の足音>>147に、今度は身構える。
 イグアナを運ぶ少年の薄笑みがこちらに向く。
 さっきの雑用の仲間だろう、雰囲気が似ていた]

 どこが。

[天国に近い処だと、馬鹿馬鹿しい。
 あるいは鉄格子の向こうにいるからそんな認識なのか]

 世話係って所か。そりゃご苦労な事だな。

[さっきみたいな面倒なら二度とゴメンだ。
 爬虫類は大人しく、状況を理解してないようにも見える**]

(149) 2010/10/26(Tue) 10時頃

【人】 詩人 ユリシーズ

―廊下―

[無機質な空間に響く小さな鼻歌。その響きに合わせて足取りも軽い。
と、曲がり角の手前で金属音の雑じる足音に気がついた。
気にせずに角を曲がるところで鼻先に感じた微かな鉄サビのような匂いで誰か見当がついた]

あら、ごきげんよう、ヴェスパタイン。

[ひらりと手を振り口元に緩い弧を描いた表情を向ける。
彼の研究内容や実際に行っていることは知っているが特段嫌悪することもない]

相変わらずよく切れそうなメスね…間違ってアタシの方に飛ばさないでよ?
そちらは今日は成果あったかしら?

[鼻歌を歌う時と同じトーンで問いかけ、それから二言三言交わす]

アタシはこれから食堂に行くの。
新しい種が届く前に、食べておかなくちゃいけないから。

[じゃあね、と立ち止まっていた足を再び進め、背中で手をひらとさせ食堂へ向かう]

(150) 2010/10/26(Tue) 18時頃

【人】 詩人 ユリシーズ

―食堂―

今日は何を食べようかしらね…。

[食堂に着いて、口元を指先でつんつんとしながら首をかしげる。
メニューを決め、ステンレス製の食器に盛られたそれを受け取とろうとしたとき、
配膳係が手を滑らせ、食器が足元に落ちた。
その瞬間にそれまで浮かべていた機嫌の良さそうな笑みが消え失せ
配膳係をきつい目つきで睨みつける]

ちょっとアンタぁ!!
アタシの靴が汚れちゃったじゃない、なに考えてるのよ!

[ヒステリックな金切り声で怒鳴りつける。
ひたすら謝る配膳係を厨房から出てこさせ、土下座を要求するように手で示した]

(151) 2010/10/26(Tue) 18時半頃

【人】 詩人 ユリシーズ

[床に座り込んだ配膳係へ、スープで汚れたエナメルの黒い革靴を突き出して]

ほらほらほらぁ、キレイにしなさいよ。

[ぐいと靴先を顔に押し付け、エナメルの革靴に舌が伸びるのを見下ろし、
どこか恍惚としたような引きつった笑みを浮かべた]

次からは粗相のないように、覚えておきなさいよ。

[つま先で配膳係の頬をぺちぺちと叩いて足を下ろすと]

…新しいの、頂戴。
席まで持ってきてよね。

[ぷい、と白い空間へと歩き適当な*席に座った*]

(152) 2010/10/26(Tue) 18時半頃

詩人 ユリシーズは、メモを貼った。

2010/10/26(Tue) 18時半頃


小娘 ゾーイは、メモを貼った。

2010/10/26(Tue) 20時半頃


【人】 読書家 ケイト

―研究室―

[カリカリカリ
ペンを走らせる音。文字を綴る。
私は私自身を記録する。]

 【Apathy】の摂取頻度、量、共に増加。
 耐性の形成。
 特定のキィワードによる不安発作頻発。
 自力での感情コントロール能力低下。

 …完璧なる感情制御薬開発が急務。

[ペンを置く。席を立つ。
研究を成功に導く為にも健康管理は重要。
それには定期的な運動が欠かせない。
私は研究室を出て、散歩に歩き出す。]

(153) 2010/10/26(Tue) 21時頃

読書家 ケイトは、メモを貼った。

2010/10/26(Tue) 21時頃


【人】 読書家 ケイト

―廊下―

[歩調は早足気味に。リズムは一定。
人影>>136>>145に、ふと足を止める。
被検体"二体"。
実験の経過観察等の為に自由行動を取らせる事はそう珍しいことではないが―――。]

 ……。
 サイモン博士の所の者ね。
 博士の様子はどうかしら。

[二体のうちの片方――ゾーイに問いかける。
極度の疲労。注意力低下によるバイオハザード未遂。
浮かぶサイモン博士への懸念。]

(154) 2010/10/26(Tue) 21時頃

村の設定が変更されました。


村の設定が変更されました。


重ね合せ猫のユニタリ変換 (村建て人)は、メモを貼った。

2010/10/26(Tue) 21時頃


双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/10/26(Tue) 21時半頃


【人】 双生児 オスカー

―廊下―

[くああ、と。
まだあどけない声の欠伸が漏れた。
ソファから立ち上がり、白い廊下を見回す]

疲れてる場合じゃないのに……

[漏れる呟きは苛立ちを含んでいた。
抑えるために、ペットボトルの栓を再び開く]

(155) 2010/10/26(Tue) 21時半頃

仕立て屋 シビルは、メモを貼った。

2010/10/26(Tue) 21時半頃


【人】 小娘 ゾーイ

―廊下―

[話しかけてくる人影に、ゆるりと振り向いて。
その者が研究者の1人だとわかると、いかにも理知的な話をするんだという風に得意げに微笑む]

ごきげんよう。
ケイト女史……でしたわね。

[“父”の事を尋ねられると、生き生きとした瞳でまくしたてる]

お父様ですの?
それはもう、研究も順調ですし、
お父様について行きたいと助手志望の研究員も多いのですわ。

[先日の不祥事の事には触れず]

(156) 2010/10/26(Tue) 21時半頃

【人】 仕立て屋 シビル

―自室―
[どうすれば成功するのか。方法を模索しながら、弄っていた遺体は、気づけばただの肉塊になっていて]

これじゃ使えないか。

[端末を操作して、メインプログラムに肉塊の処分を頼む]

なかなか上手くいかないものね。
……あら。

[つぶやくのと同時にお腹の虫が鳴き]

食事しながら考えるか。

[そう決めると、早速食堂へと足を向ける]

(157) 2010/10/26(Tue) 21時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

 ―被検体収容所/独房―

[部屋の前が俄かに騒がしくなって、再び目を覚ました。
 左手を極力動かさないようにしながら、檻に顔を近付ける]

 あら……新入りかしら?
 可哀想に。

[叫び声、暴れる気配。
 拉致され独房で目を覚ました人間は、一様にこんな反応を示すのでわかりやすい]

 ――楽園なんてないわよ、こんな場所に。
 楽しんでるのは脳みそがイカレちゃった人間だけ。

[プリシラ>>147の言葉が聞こえて来ると、思いっ切り吐き捨てるように否定した]

(158) 2010/10/26(Tue) 21時半頃

博徒 プリシラは、メモを貼った。

2010/10/26(Tue) 21時半頃


【人】 読書家 ケイト

 ええ。ごきげんよう。

[お父様。
この被検体ゾーイの思い込みについては知っている。
態々反応する必要も、訂正する理由もない。
まくし立てる言葉を聞く。途切れるのを待つ。]

 …研究は順調。
 けれど、サイモン博士はお疲れなのでは。
 先日の"件"は当然知っているでしょう。

[知らないか、わざと触れないか。
サイモン博士への崇拝。恐らくは後者。]

 "お父様"と呼ぶのならば、自重させなさい。
 博士ご自身だけでなく此処をも危険に晒します。

[被検体に言っても詮無き事だが、引篭るサイモン博士にせめて懸念が伝わるかもしれない。]

(159) 2010/10/26(Tue) 21時半頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2010/10/26(Tue) 22時頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/10/26(Tue) 22時頃


【人】 小娘 ゾーイ

お父様の……

[ケイトが言わんとしている事はわかる。
問題とする“件”の事も]

お父様はお疲れですわ。
何ですの、
あなたも! あの! 小うるさいハエ共みたいに!
わたくしのお父様に何かお言いになるつもりですの!?

[かん高い声でまくし立てる。
その様子は子供のようで、またヒステリー寸前の年頃の女のようでもあり]

研究には多少の犠牲や事故はつきものですわ!
あなたも研究者ならそれをご存じでしょう?

なのにあなたまでも!

[ゾーイの怒りが頂点に達した瞬間。
彼女の身体は膨らみ、伸び、姿を変える]

(160) 2010/10/26(Tue) 22時頃

【人】 双生児 オスカー

幻覚を抑えるプログラム……
空想と現実の境界がはっきりしていない……

[最終的に例のチップは利用できるようにしなければならない。
今の状態では、実用には程遠い。いくらチップの所有者に服従すると言っても、それだけでは意味がないのだ。精神を破壊せずに、そして一切の疑問を持たせずに思考の誘導を行う事が、このプロジェクトの最終目標なのだから――と、博士は言っていた]

可能なのか?
……いや、何を言っているんだ、僕は。
今の時点で不可能ならば、これから先に可能にしなければならない。博士が言っていた通り。

精神を壊さずに、思考の誘導……強すぎる感情規制は外すべきか……?

[一度思考に沈んだ意識は中々浮かびあがらない。『そうあるように』教育されたが故。
考え込むような仕草で]

(161) 2010/10/26(Tue) 22時頃

【人】 博徒 プリシラ

―被検体収容所―
[>>149未だ理性の色を残す新入りの目を、薄笑いで見つめた。
自分のように自尊心も思考の自由も檻に閉じ込められるまでそうはかかるまい。]

 どこがそーかは、そのうちワカル。
 運が『よければ』あっという間に本物の天国イカせてもらえるからな!
 俺みたいに運が悪いと天国一歩手前で延々寸止め喰らうことになるけどなァ。

[ケタケタと笑う少年の腕で、イグアナは身じろぎ一つしない。
>>158背後から少女の声が聞こえれば、ひくりと笑うのを止めて、振り返りもせずに言葉を返す]

 イカれる処までイカれちまえば満更でもねーみたいだぜ?
 研究者どもとか、妄想チャンとか若ヅクリチャンとかスライムチャンなんか結構毎日楽しそうじゃねぇ?

[勝手につけている酷いあだ名を呼ぶ少年の指す人物は、少女には分かっただろうか。
背を向ける少年の目は、―――…笑っていない]

 お幸せそうで結構なこったなァ。

(162) 2010/10/26(Tue) 22時頃

小娘 ゾーイがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(小娘 ゾーイは村を出ました)


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

― 廊下 ―

[前方に見えた姿とかけられる声に、足を止めた。メスを回す指の動きも止め、相手の姿を見る。男でありながら女らしい雰囲気を漂わせた研究員、ユリシーズ。小さく笑みを返し]

やあ、今日は。
お褒めの言葉、感謝しよう。
勿論、君の綺麗な顔に傷を付けたりはしないから、安心したまえ。

[冗談ともお世辞ともつかない言葉を返して]

此方はまずまずといったところだ。
其方は? ……
私は丁度今食べてきてね。……

[などと幾らかの会話をして彼と別れた。それからまた、ゆっくりと廊下を歩いていく。メスはポケットに滑り込ませ]

(163) 2010/10/26(Tue) 22時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/10/26(Tue) 22時頃


良家の娘 グロリアが参加しました。


【人】 良家の娘 グロリア

[早く成長して“父”の役に立ちたい――
自分が早く成長して、“父”の役に立てれば、
“父”に対して諫言を吐く者などいなくなるのに――

ゾーイの願いが形になる、それがこの姿《グロリア》

自身はその事には気付かない]

(164) 2010/10/26(Tue) 22時頃

【人】 仕立て屋 シビル

―食堂―
[食堂へ行くと食事をするユリシーズの姿を見つけ]

おや、ユリシーズ博士。研究は順調かい?

[ユリシーズに声をかけると、近くの席に座り食事をとる]

(165) 2010/10/26(Tue) 22時頃

良家の娘 グロリアは、メモを貼った。

2010/10/26(Tue) 22時頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

……おや?

[前方、少し離れた場所。目に入った青年だ、オスカーの姿に、ふと立ち止まってその様子を眺めた。最初の一瞬はただ休憩しているように見えたが、どうやら何か深く考え事をしているらしく]

ふむ。

[少々の興味を引かれたよう、其方に歩み寄っていった。いつ気付くものかと観察するように、一歩一歩、距離を詰めていく]

(166) 2010/10/26(Tue) 22時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

 満更でもない、ねぇ。

[少年の付けた渾名を脳内変換する。
 確かに、彼女らは彼女らなりに、異常な世界に順応して過ごしているように見える]

 あたしもお幸せになれるもんならなってみたいわよ。
 モルヒネ何本ブチ込めばそうなるのかわかんないけど。

[こうやって平静にしている時でさえ、胃の底にはキリキリとでもいうような痛みが常に存在している。
 もうずっと病気と治療の追い駆けっこ状態が続いていて、痛みのない生活など想像すら出来ないほどだ。
 こんな状態で、楽しい妄想に浸れるはずもない]

(167) 2010/10/26(Tue) 22時半頃

【見】 遊泳員 ヤンファ

―シビルの研究室―
了解しました。すぐに手配します。

[肉塊の処分を頼まれると、いつもの用に雑用係へ連絡を回す]

(@16) 2010/10/26(Tue) 22時半頃

【人】 読書家 ケイト

 やはりお疲れなの。
 ならば私が言った事を確実に伝えなさい。

[甲高い声。耳障りな声。子供の癇癪。
研究者顔をしていながら途端に話が通じなくなる。
やはり感情制御は必要だ。]

 ……多少の犠牲や事故はつきもの。
 けれど、取るべき防止策を取らず。
 不注意から取り返しのつかない事態を招くのは愚かの極み。
 博士が愚か者にならぬよう忠告しているのです。

[私の告げるが、幼稚な怒りに油を注ぐだけらしい。
喚き立てる少女。その姿がぐにゃりと歪み。
姿を変える。]

(168) 2010/10/26(Tue) 22時半頃

【人】 詩人 ユリシーズ

―食堂―

[起こしたヒステリーのわりにはしれっとした様子でスープを混ぜていた。
現れた人物に手をひらりと振って]

あら、シビル博士。ごきげんよう。
ええ、研究は順調よ。

[そちらは?
問うような視線を向けてスープを一口]

(169) 2010/10/26(Tue) 22時半頃

【人】 読書家 ケイト

 ……サイモン博士の研究は確かに順調そうね。

[私は僅かに目を細める。
少女から大人の女性への変化。
薬で感情を押さえ込んだ私は驚愕に支配されない。
冷静にその姿を観察する。]

(170) 2010/10/26(Tue) 22時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

―被検体収容所―

[反対側の独房から女の声>>158がした。
 吐き捨てられた『こっち側』の認識は思った通りのもので。
 イグアナ運びの少年の笑い声>>162に眉を顰める]

 っか、やっぱ死んだ方がマシなんじゃねえか……

[呟いて。
 蔑称の意味する所は知らないが、笑うのを止めた様を眺める。
 女に背を向けていれば、反対側の自分には顔が見えるだろうか]

(171) 2010/10/26(Tue) 22時半頃

【人】 博徒 プリシラ

[少女の投げやりな言葉にせせら笑い]

 ざァーんねん。
 お前も俺と同じ運の悪い寸止め組みだ。麻薬なんて生ぬるいもんじゃどうにもならねーよ。
 逝っちまうか、イカれちまうか。
 此処が楽園になるために必要なのはその2択だ。

[漸く少年は振り返り。ニィと口の端を上げると、薬物中毒特有のやつれた艶を帯びた笑みを浮かべ、手袋をはめた指で自身の唇を撫でる。]

 お前は、どっちがイーの?

(172) 2010/10/26(Tue) 22時半頃

【人】 双生児 オスカー

>>116
……?

[青年がヴェスパタインの姿に気がついたのはかなりの距離を詰められてからだったろう。
訝しげに瞬き、研究者の顔を見返す]

ああ、ヴェスパタインさん。
出歩いていらっしゃったのですね。

[少しの間が空いて後、一礼した]

(173) 2010/10/26(Tue) 22時半頃

詩人 ユリシーズは、メモを貼った。

2010/10/26(Tue) 22時半頃


さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2010/10/26(Tue) 22時半頃


【人】 博徒 プリシラ

[>>171 顔を見られようが表情を隠すことはしない。
新入りの目に映るのは、唇だけが笑顔を作った、目の笑っていない少年の顔。]

 そう思うんなら今のうちに舌でも噛み千切っておくんだな。

 ―――勿論救命するけどなァ!
 お前に死なれると、俺がシカラレちゃうの。

[テノールがぽつりと告げた後、すぐに蔑むような視線を向けて鼻で笑った。]

(174) 2010/10/26(Tue) 22時半頃

双生児 ホリーは、メモを貼った。

2010/10/26(Tue) 22時半頃


双生児 ホリーは、メモを貼った。

2010/10/26(Tue) 22時半頃


【人】 双生児 ホリー

―廊下―

[返事に、笑顔で手を振る。>>145
 顔をしかめた少女/視覚情報では年下=『妹』と認識。]

 ひとりでお散歩ですか? 大きくなったのね。

[ うれしそうに胸を張る/年上風。
 暫く話していただろうか。コツコツと足音に振り向く。>>154]

 あ――。

[ 歩いてくる女性/硬質なイメージ=研究者。]

 こんにちは、ケイト叔父様。

[ 男と認識し、会釈。]

(175) 2010/10/26(Tue) 22時半頃

【人】 双生児 ホリー

[ ただぼんやりと二人の会話を聞き入る。
 言い争い=ストレス/脳チップが談笑と認識させる。
 にこにこと二人の話を聞いていると、突然ゾーイの姿が歪んだ。>>164]

 あら、まあ。

[ 処理エラー/変容する過程を受け入れようと思考=脳への過負荷。
 即座に脳チップが反応/思考の阻害。適切な認識を押し付けた。]

 ちょっとうとうとしていました。こんにちは、お姉様。
 ……ゾーイちゃん、どこ行っちゃったのかな?

[ 残念そうに、きょろきょろと。]

(176) 2010/10/26(Tue) 22時半頃

双生児 ホリーは、メモを貼った。

2010/10/26(Tue) 22時半頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[オスカーが此方に気が付いたのを見て取ると、微かに笑み。其方が話し出すのを待ってから、口を開いた]

今日は、オスカー。
嗚呼、あまり詰めていると体が凝ってしまうからね。

[軽く肩を揉む仕草をしてみせ]

何か考え事をしていたのかい?
随分と集中していたようだから……肩を叩いても気付かれなかったら、どうしようかと思っていた。
……クク。まあ、集中力があるのは良い事だ。

[常に研究の事ばかり考えている、熱心な研究者の見本のような青年。その姿を見ながら、笑い混じりに言った]

(177) 2010/10/26(Tue) 23時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

 一緒にしないでよ、薬中くん。

[振り返り笑みを浮かべるプリシラ>>172を檻越しに睨む。
 少年の持つ、荒んではいるもののどこか艶を帯びた佇まい――中毒者のそれ――が、どうにも苛立って仕方がない]

 こんな檻の中で楽しく暮らせって? 馬鹿馬鹿しい。
 そんな間抜けを晒すくらいならさっさと死ぬわよ。

[唇を撫でる少年の指を視線で追う。
 やつれてはいるけれど、何処か自分にはない色気のようなものが其処にはあった。
 その理由など知るはずもなく、浮かぶのはただ嫌悪の感情]

(178) 2010/10/26(Tue) 23時頃

【人】 仕立て屋 シビル

羨ましい限りだね。こっちはさっぱりだよ。
どうにも行き詰っててね…

[ユリシーズの視線に答えつつ、浮かない表情で食事を続け]

ユリシーズ博士の技術なら、細胞から人間のクローンを作り出すことも出来るのかね。

[ふと、言葉が漏れる]

(179) 2010/10/26(Tue) 23時頃

【人】 良家の娘 グロリア

……わかりましたわ。
ケイト女史がお身体を心配さなっていたと。
お父様にはそうお伝え致しましょう。
要らぬ不愉快なお噂をお父様のお耳に入れる事はありません。

[眉をしかめ、まだ不愉快そうに。
けれどここで乱闘騒ぎでも起こしたら父に迷惑がかかると。
ぐっと拳を握り怒りを抑える]

(180) 2010/10/26(Tue) 23時頃

グロリアは、ホリーへは、ゆっくりと微笑む。

2010/10/26(Tue) 23時頃


聖歌隊員 レティーシャは、メモを貼った。

2010/10/26(Tue) 23時頃


【人】 詩人 ユリシーズ

あら、それは残念。

[小さく肩をすくめ、スープカップをことんと置いた]

リフレッシュしてみるのも手だと…ええ?

[シビルがこぼした言葉を耳が拾って、
言いかけた言葉を途中で止めた]

できるわよ…。
形にするところまでは、完璧にね。

[はあ、と溜息をついた。
つまりそれは、命を伴うかどうかは別だ、ということ]

(181) 2010/10/26(Tue) 23時頃

【人】 博徒 プリシラ

[嫌悪の表情を悦ぶようにゾクりと一度身を震わせ]

 ふぅん、じゃ―――…

[艶めいた笑顔はすぐに仕舞われ、其処にあるのはいつもの薄笑い]

 さっさと死ね。

 なァんてね?
 随分長いこと『そんな間抜け』晒してるビョージャク姫のそれはそれはお可哀相なお話しぃ、今度新入りにでもしてやるかなぁ?

[ふと思い出したように言葉を切る]

 ああ、そうだ。
 とうとうメシも人間やめるんだって?
 あーほんと俺と同じだなんて言ってごめんな?お前俺より全然イカれてるわ!

(182) 2010/10/26(Tue) 23時頃

【人】 読書家 ケイト

[もう一人の被検体ホリー。
目の前でのゾーイの変化を認識できていない。
血縁でもなく男には見えぬ筈の私を叔父と呼ぶ。
酷い妄想と極度の思考制限。
私に言わせればこれは失敗作だ。価値もない。]

 …是非に。
 休息を取るよう伝えなさい。

 不愉快な噂から耳を塞ぐのはそちらの勝手だけれど。
 私に迷惑だけは掛けぬように。

[ホリーからゾーイへ。視線を移す。
しかめた眉。握る拳。持つ感情は怒り。
それを押さえる程度の事はできるらしい。]

(183) 2010/10/26(Tue) 23時頃

【人】 双生児 オスカー

>>177
研究は順調ですか?

[シビルにかけたのと同じような問いを。
笑みを湛える相手を静かに見つめて]

考え事……そうですね。
考えても考えても、時間が足りません。
なるべく集中して、なるべく時間を無駄にしないように……

随分と楽しそうですが、何か良いことでもあったんですか?

[笑い交じりに問いかけるヴェスパタイン。訝しげに問いを重ねた]

(184) 2010/10/26(Tue) 23時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 あーそーだな。

[少年の呟き>>174には考える気のない風に答え。
 名も知らぬ二人の言い合いには余り関わらない。

 メインプログラムとやらは『逃げられない』とか言ってたが、
 外に繋がる道が二つ、あるらしいし。

 鉄格子の向こうの二人に投げる視線は、厭う色が混じる**]

(185) 2010/10/26(Tue) 23時頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2010/10/26(Tue) 23時頃


【人】 墓守 ヨーランダ

 ――黙りなさいよ。

[手近にあったもの――乾パンが残った皿を、プリシラ>>182に向かって投げ付ける。
 当然それは檻に遮られ、乾いた音と共に床に散らばった]

 そういうのは、薬が切れて震えてる自分の顔を、鏡で見てからいいなさいよ。

[しかしさらに食餌の事でからかわれ、腹立ち紛れに乾パンを一つ投げ付けた]

 うるっさいのよ。
 こんな味もない食べ物をまともとか思ってんじゃないっていうの。

[しかし表情に籠められた怒りの割に、言葉の歯切れは悪い。
 結局いつものように、黙って彼を睨み付けるだけになっていた。
 いつしか新入りの事は意識の外に追いやられてしまったようだ]

(186) 2010/10/26(Tue) 23時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

それなりに、だね。
目覚しい進歩はないが、停滞しているわけでもない。
まあ、順調とも言えるだろうか。

[オスカーの質問に、ありのままを答え]

若いのに感心な心掛けだ。
君の努力が様々に実を結ぶ事を祈っていよう。
……ん? ……そうだな、それなりに、だろうかね。

[次の問いにも先と同じように返して]

今日も、昨日も……恐らく明日も。
私はいつでも愉しいさ。
研究と実験さえ出来ていれば。

[そう続けては、目を細めて僅かに首を傾けた。熱心な研究者らしいような言葉。実際には、男は研究の完成を一番の目的とはしていなかったが]

(187) 2010/10/26(Tue) 23時半頃

【人】 仕立て屋 シビル

すまないね。ただの戯言だよ。
私が欲しいのはあの子のクローンなんかじゃない。
あの子自身なんだからね。

[ため息をつくユリシーズに苦笑いで答えて]

先を急ぐより、地道にやるのが一番かねぇ
愚痴を聞かせて悪かったね。
礼といっちゃなんだが、こいつをあげるよ。甘いものは苦手なんだ。

[そう言うと、デザートのプリンをユリシーズへ渡す]

(188) 2010/10/26(Tue) 23時半頃

【人】 博徒 プリシラ

[>>186 一度目は皿と共に檻の内側にぶちまけられる乾いたパン。
二度目は檻の隙間から此方に投げつけられた固い其れ。
しかし少女のやせ衰えた腕では其れは少年に届く前に落ちて、床に乾いた音を立てるのみ。]

 ンあー。
 アレの最中に鏡見る余裕はねぇなぁ。

[禁断症状の時のことを言われれば、明らかに不快を滲ませて少女を見下ろす]

 知ってるか?
 噛むのやめると人間ってどんどんボケてくらしーぜ。
 ああ、今更か?

 さってと、油売りすぎたな。
 じゃ、面倒起こすんじゃねーよ?

[独房の二人に一方的にそう言い残すと、イグアナを抱き抱えた少年は振り返ることもなくその場を立ち去った]

(189) 2010/10/26(Tue) 23時半頃

【人】 双生児 オスカー

>>187
ありがとうございます。
ご期待に応えられるよう精進いたします。

[捲し立ててもう一度軽く礼をする。
壁に背を預け、ヴェスパタインの返答を聞いていたが]

研究と実験ができていればそれで宜しいのですか?
結果を求めていらっしゃるのではない?

[少し驚き、赤みがかった瞳を見開く]

お気を悪く成されたなら申し訳ありません。
ですが、僕は……その、研究とは結果を出してこそと思っておりますので。

[あやまりながらも主張はやけにはっきりとしている。
先代に刷り込まれた故のものであった]

(190) 2010/10/26(Tue) 23時半頃

【人】 詩人 ユリシーズ

[人間の身体で育てればあるいは、という可能性は口にしなかった。
シビルの目的は知っているから。
自分の身体ならともかく、第三者の身体を使うなんてありえないはずだから]

いいのよ。
アタシも力になれなくてごめんなさい。
うまく行くといいわね。
アナタの研究も。

[…アタシの研究も。
プリンをもらって、また溜息をつきかけた口元が緩く弧を描く]

愚痴ならいつでも聞くわ。

[ありがとう。
今は束の間の甘味に和んでおくべきだと遠慮なく受け取った]

…そういえば、知ってる?
サイモン博士…バイオハザード起こしかけたって。

(191) 2010/10/26(Tue) 23時半頃

ユリシーズは、怖いわよね、と眉を顰めた。

2010/10/26(Tue) 23時半頃


【人】 双生児 ホリー

[ 暫し意識を某と/ケイトのはるか頭上を見上げる。]

 傷口……けがをしたらお父様に診てもらうといいですよ?

[ しげしげと上空を見上げる/ピントを結ばない焦点。]

 ケイト叔父様も気をつけてくださいね。
 薔薇に近付きすぎると引っかかれちゃいますよ?

[ 白い壁/恐る恐るつっつく。]

(192) 2010/10/26(Tue) 23時半頃

【人】 仕立て屋 シビル

ああ。いつまでもあの冷たい装置の中じゃあの子が可哀想だからね。

[ユリシーズの言葉に頷いて]

そうかい?じゃあ、今度から行き詰った時にはお願いしようかね。

[愚痴なら何時でも聞く。ユリシーズの言葉に微かに笑みを見せる]

ああ、噂に聞いただけだけど、どうやら本当らしいね。
あの子に悪影響が無いといいんだけど。

[サイモンの話には頷いて微かに顔を顰める]

(193) 2010/10/26(Tue) 23時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

―談話室―

[何度同じ歌を口ずさんだだろうか。飽きもせず繰り返していたが。]

 あら。そろそろ食事の時間ね。

[ソファから立ち上がり、また同じ歌を口ずさみながら談話室から出る。
冷たい印象すら与える白い廊下。呻き声や悲鳴の中、少女の声で歌が響く。]

   Twinkle, twinkle, little star...
  How I wonder what you are...

(194) 2010/10/26(Tue) 23時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[プリシラの所に届きもせず、床に転がったパンを見て、険しい眼差しが微かに揺らぐ。
 次いで患者衣の袖から覗いた骨と皮ばかりの手首を、忌々しげに見詰める]

 …………フン。

[不快そうなプリシラの顔は狙い通りではあったものの、期待していたほど溜飲は下がらない。
 結局言い逃げするのは相手の方で]

 誰がボケてるっていうのよ、このっ――

[自分が思い付く限りで最低の罵倒語を吐こうとしたが、それは突然の脈打つような痛みに遮られる]

 うぐううううううっ
 このっ、このっ……っ!!

[だん、だん、と拳で床を叩く。
 振り返る様子もないプリシラの後ろ姿を、痛みに滲んだ視界でいつまでも睨み続けていた]

(195) 2010/10/27(Wed) 00時頃

【人】 双生児 ホリー


 気を……つけ……て?

[ それは虫の知らせか。
 ふと浮かんだ言葉を復唱する/声に出した後で染み込む言葉の意味。
 こくりと頷く。]

 分かりました、気をつけますね。
 ゾーイお姉様、ケイト叔父様もお気をつけください。

[ 果たして何に気をつけろというのか/浮かばず。
 仄かに湧き上がる疑問/ストレス=脳内物質を操作する事でが緩和。
 副作用=疑問を忘却。]

(196) 2010/10/27(Wed) 00時頃

【人】 博徒 プリシラ

―被検体管理室―
[戻って端末を確認すると、メインプログラムより、ケイトの依頼に合う被検体が表示されていた]

 なんだ新入り、あいつも運のない奴だなァ

[モニタが表示するのは、入ったばかりの褐色の肌の青年だった]

 まあ、まだ採番も済んでねぇし。
 あのフカンショーに引き渡すのは他の奴らがそれ終えたら、だな

[その前に他の研究者に連れて行かれたならそれまでの話。
何が何でも確保してやる義理はない。]

(197) 2010/10/27(Wed) 00時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

……おや。これは口を滑らせたかな。

[驚いたようなオスカーの表情に、しまったとでもいうような言葉を、しかし笑んだままで零した]

私が怒っているところを見た事があるかい?

[謝罪には冗談らしく返す。オスカーとはそう頻繁に会うわけではなかったが、男が基本的に怒り出すところが想像出来ないような人物である事は、知れているだろう]

何、全く結果を求めていないというわけではない。
目標が達成されるに越した事はない。
だが……そう、君と私とでは大分違うだろうね。
私は「不真面目」な研究者だから。

(198) 2010/10/27(Wed) 00時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

拘りが薄い。偏り過ぎている、といった方が適切かな。
例えば……

[話しつつ、オスカーの頬の辺りに、すっと指先を伸ばしかける。左目が僅か、揺れるように暗く煌いて]

……いや。……クク。

[すぐに引っ込めては、肩を小さく揺らした]

(199) 2010/10/27(Wed) 00時頃

【人】 読書家 ケイト

 "お父様"は、オスカー…博士だったかしら。
 それならば自分で診た方がマシ。

[ホリーの"お父様"を思い浮かべる。
助手から研究者となった顔。
思考を一部とはいえ阻害された者は信用するに値しない。]

 …薔薇よりも気をつけたいものは多すぎる。

[私はじっとゾーイに視線を送る。釘を刺す。
それから、せん妄状態のホリーの視線の先を追う。
あるのは白。白い壁。虚空。
幻覚としてみているのは幻想の中にのみ咲く薔薇だろうか。]

(200) 2010/10/27(Wed) 00時頃

博徒 プリシラは、メモを貼った。

2010/10/27(Wed) 00時頃


【人】 詩人 ユリシーズ

困った時はお互いさまっていうじゃない。

[シビルの笑みにさらっと返してプリンに手をつける。
決してプリンの礼と言うわけではない。
研究者としてそれそれの研究対象を尊重しているだけのこと。

―自分の研究に影響がなければの話だけど]

なに根詰めてるのか知らないけど…
変な騒ぎになったりしたらいい迷惑よ。

[ぶうぶうと文句を言いながら、プリンが口の中に消えていく。
一つを食べ終え、もらった2つ目を手に持って席を立つ]

じゃあ、アタシは戻ることにするわ。
頂いたのは、おやつに食べることにする。
ありがと。

[トレイを下げて、じゃあね、と食堂を*後にした*]

(201) 2010/10/27(Wed) 00時頃

【人】 良家の娘 グロリア

ホリー。
あなたにも大切な“お父様”がいらっしゃるのね。

[ホリーに向けた笑顔は、それは優しくて。
ホリーに仲間意識を感じた故のものであるが
その感情は自分が被検体である事を認めるものである事は本人は気付かず]

(202) 2010/10/27(Wed) 00時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[悪態と共に床にぶちまけられた乾いたパン>>186を目で追う。
 食物を投げ捨てる余裕があるという意味では、
 女は外の人間のいくらかよりは幸せかも知れないな、と思う]

 何でアイツは歩き回れてるんだろな。

[立ち去った少年の後ろ姿はもう見えない。
 彼の口振りは、どちらかと言えばこっちに近いような風だったが]

(203) 2010/10/27(Wed) 00時頃

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