196 【飛入歓迎】秋のすずなりの男子高校生村
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[もう電気がついているとはいえ、一人ぼっちの部屋で。 スマホの電池もきれ、配電室に特に何か暇を弄べるものがあるはずもなく。 思い出すのは、自分が担任しているクラスのこと―――。]
(1) maru 2014/10/07(Tue) 00時半頃
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―― それゆけ1年B組 ―― [数学、というだけで苦手がる生徒は多くいる。 そんな生徒たちもとっつきやすくする為に、授業にはユーモアと興味をひけるような話を盛り込むことにしていた。 ある日、SHRの最中、『先生の趣味はなんですか?』なんて質問が飛んできたから、練習中のブレイクダンスを披露したことがある。(>>1:135) ロンダートから始まり、サイドエアリアル、スワイプス、ウインドミルなどの技を次々と披露してゆく。 自分でも気づいていなかったが、本番に強いタイプなのだろうか。 練習ではなかなかできなかった技も、狭い教壇の上で見事にキメていき、最後にヘッドスピン。 頭を使い回転を重ね……1という伝説を残した。 1.見事に決まった 2.目が回って倒れ、保健室いき]
(2) maru 2014/10/07(Tue) 00時半頃
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[ブレイクダンスは、見事に、決まった。
教室から沸き起こる拍手喝采。 汗まみれになり、息を切らせながらその光景に目をみはる。
人を、驚かせることが好きで始めてみたブレイクダンスだったが。 賞賛をここまで浴びることは滅多になく、高揚感に胸が高鳴り、斎藤はブレイクダンスに目覚め――――ることはなかった。
ちがう、ちがうんだ、そうじゃない。 私が主役ではないんだ。そう、驚かし役は、驚かせたい対象の脇役であらねばならぬ。 私はストリート生まれヒップホップ育ちにはなりきれない。
そう思った斎藤は、ブレイクダンスの練習はその日でやめ、今は(>>1:135)の1を密やかに練習していた。]
(3) maru 2014/10/07(Tue) 01時頃
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[そんな、1学期に起きたできごとが、なんだか随分と遠いことのように思える。
自分のクラスの生徒たちは、今頃は天体観測にいそしんでいるだろうか? 愉しんでいるのなら、いいのだが。
ああ、そういえば。 放課後に名簿を確認したら、追加されていた名前があった。 茅葺先生の方に参加の旨を伝えていたらしいが(>>1:5)どうも、歯切れが悪かったようで。
家庭訪問の時の、彼の母の話を思い出した。(>>1:144)]
(5) maru 2014/10/07(Tue) 01時頃
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―― それゆけ1年B組 その2 ―― [彼、鷹津和の母親は、斎藤とあまり年が変わらないぐらいの綺麗な人であった。(>>1:144) 彼の母親から聞いたのは、特殊な家庭環境なこと、それ故息子の和に強い人になってほしく、そう育ててきたこと。 それから、思春期である和の家庭環境が、変わってしまうかもしれないこと。 不安そうな顔は、どこかあどけなく、自分よりもずっと年下のように見え。和と似ているように思った。
何ぶん、担任をもったのは今年が初めてで。 少しばかり考えた後に男はおずおずと口を開いた。]
(7) maru 2014/10/07(Tue) 01時頃
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……私事になりますが、実は私も、両親が再婚してまして。 同じ境遇だから、彼の気持ちがわかる、 ――とは、言いません。 けれど、似たような境遇を経験しているからこそ、 彼の気持ちに寄り添うことはできるのではないかと、 そう思いますから。
[そこまでつかえながらも言い切って。]
和くんの、学校での様子は、しっかり見ておきますね。
[男には不似合いな笑みを浮かべて頷いたのだった。]
(8) maru 2014/10/07(Tue) 01時頃
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[そんな経緯があったから、鷹津がこの天体観測会に参加すると聞いて、いい息抜きになればいいのだがと、密かにそう思ってはいたのだが。 少しだけ、どこかで話でもできればいいのだけれども。
何分、真面目な話をするときは口下手で、うまく話すことができないでいたのでした。**]
(9) maru 2014/10/07(Tue) 01時頃
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[一人でいるからか、いろいろと走馬灯のように思い出が蘇ってくる。]
もう、私はしぬのかもしれない。
[(※しなない)]
[ぐぎゅるるるるう]
[雷鳴のごとく派手に鳴り響く、腹の虫。 お腹をさすりながら、三角座りから横たえるような姿勢になる。]
あれが……ルーベンスの絵?
[(※配電盤)]
みて……きれいだね……。
[(※幻覚)]
(10) maru 2014/10/07(Tue) 01時半頃
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なんだか、眠くなってきちゃった……。
[それもそのはず、前日からわくわくして眠れず、早朝からセッティングやら機材の準備やらしていた斎藤の覚醒時間は36時間に及ぼうとしていたのだ。
穏やかそうな表情で、そのままそっと瞼を閉じ、誰かが発見する頃には一見すると、死んでいるように見えたかもしれない。**]
(11) maru 2014/10/07(Tue) 01時半頃
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