103 善と悪の果実
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あ。
[咽喉に伸ばした硝子の刃は 女の柔らかい咽喉に触れ、そうして―――…
左胸に空く風穴。 呆気なく崩れ落ちる身体。 指に力を入れ過ぎたか、破片で傷付いた指が、絨毯に血を吸わせ。 みるみる嵩を増す血溜まりに。手が、触れる。]
……ッ! ………ッ!!!
[叫ぼうにも、ごぽ、と咽喉から競り上がる血に遮られ。 ああ。黄金の果実も、くそったれな世界も。 ―――男の指から零れ 落ちた。]
(+9) 2012/09/29(Sat) 14時半頃
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あれは、俺の―――
(+10) 2012/09/29(Sat) 14時半頃
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[血溜まりで叫ぶ声は、誰に届く筈もない。
女主人の部屋に重なり続ける死体。 烏が残した、秘密の欠片はポケットの中に。 招待客が、果実を目にした場所は何処だった。]
畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生!
[怨嗟を、叫ぶ。 もうこの声は誰に届くかも分からない。 その声がはたと留まったのは。烏の目を、前にして。]
ち、…畜生、畜生、誑かされたんだ、俺は! あの時、声なんか掛けられなければ―――ッ!
[耳を塞いで、縮む距離に、一歩下がる。 死んでもなお怯える目。恐怖を湛えた目。]
(+11) 2012/09/29(Sat) 15時頃
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ひ、ッぃ………!
[心臓の在った場所に、ずぐりと指が潜る。 痛みはない。痛みなど感じる筈がないのに 生前と同じ情けない声をあげ、乱暴に、その手を振り払おうとする。
二度と聞きたくなかった、その声。 咽喉を穿っても。この連鎖を断ち切ることなど出来ないようだ。]
こんな、場所が"楽園"である、筈がない!
あああああ………此処は、此処は、
[周囲を見回す。 果実に囚われた男の顔、女の顔、生きた顔、死んだ顔。 この手で殺した顔が、此処にある。此処は。]
(+12) 2012/09/29(Sat) 15時頃
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やめろ!
[怨嗟と焦燥の叫びは、濡羽色>>26に向けた。 生者と死者の絶対の境。届くはずも、ない。
離れる影はいくつ在ろう。 果実の行方、結末が気になれど、烏の後ろを付いて回る 勇気が男に在るはずもない。 今はまだ、この部屋に留まるひとつの*残滓*]
(+13) 2012/09/29(Sat) 15時半頃
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畜生畜生畜生畜生畜生どもめ、!
[叫ぶような怨嗟の声は、どこから。]
(+26) 2012/09/30(Sun) 00時頃
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