246 朱桜散華
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……桜。
[咲かぬはずのその枝には、淡い薄紅がふわりと揺れて]
…………なん、で。
[掠れた声で呟いた後、視線を梢から下へと下げる。 そこにあるのは、倒れた長の姿]
っ! 雷門小父!
[名を呼んで駆け寄るものの、答えはない。 傍らに膝をついて覗き込めば、恐怖に強張った顔と、胸に穿たれた穴が嫌でも目に入る]
(29) 2016/04/23(Sat) 03時頃
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……咲かずの桜は、封じの桜。 贄の血得し時、封は解ける。
桜咲かすは……。
[口をつくのは、そこだけ頭に強く残っていた、伝承の一端]
……桜咲かすは、巫女の『依り代』。 人の身に在りて人ならざるもの。 戻る叶わぬ、魔の眷属。
…………桜の下に紅散りて、朱桜開く事あらば。 『依り代』滅して、穢れを祓え……。
[覚えた所までを諳んじた後、苛立たし気な手つきで頭を掻きむしる]
(30) 2016/04/23(Sat) 03時頃
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……〜〜〜っ!
なんなんだよ、なんなんだよ。 なにがどーして、こうなったんだよ!
なんで……死んでんだよ、雷門小父。
[こんな時、一番正しい道を選べるであろうひと。 村のまとめ役でもある長が命を失ったこと。 それらがもたらす混乱、それをなんとか振り払いたくて、ぶん、と大きく首を横に振った。**]
(31) 2016/04/23(Sat) 03時頃
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喧嘩屋 辰次は、メモを貼った。
2016/04/23(Sat) 03時頃
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─ 桜の木の下 ─
[はら、はらり。 舞い落ちる桜の花弁は淡雪さながら、綺麗に見えるが。 それが落ちる先──もの言わぬ姿となった長と重なれば、美しさは違う感情の色に染まって見える]
…………胸、一突き、か。 でも、刃物って感じじゃねぇし……人間の仕業じゃねぇ、ってこと、か?
[伝承と状況の一致。 違うと思いたくとも、目に映るそれ等は起きている事を淡々と伝えてくる]
……もし、伝承の通りだ、ってぇんなら。
[際限なく血を求めるという、『依り代』となった者をどうにかしないとならない。 とはいえ、それが誰なのか、など、皆目見当もつかない状況で]
……どーすりゃいいんだよ。
[は、と落ちるのは苛立ち混じりのため息ひとつ]
(54) 2016/04/23(Sat) 20時半頃
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[ともあれ、このままではいられない。 残った主だった者と今後を相談せねばならぬだろうし、長の亡骸もこのままにはできない。 そう、気持ちを切り替えた事で、ようやく周囲に意識が向いた]
……お志乃の、言った通り、だった。 てぇか、見て、気分いいもんじゃねぇぞ。
[やって来た者たちに向ける声は固い。 長の屍を見ようとするなら押し止めはするものの、丘の上の開けた空間、完全にそれを阻む事は難しかろう。*]
(55) 2016/04/23(Sat) 20時半頃
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喧嘩屋 辰次は、メモを貼った。
2016/04/23(Sat) 20時半頃
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─ 桜の木の下 ─
[亡骸と日向の間に立ちはだかるように動く置壱の様子>>57に、ほんの僅か、目を細める。 こんな風に気を使える所が、気性の激しい部分もあるが根は真っ直ぐなのだと伺わせて。 そんな所もまた、構いたくなる由縁の一つ]
……ああ。
[確証を求める日向>>62に返すのは、短い言葉を伴う首肯]
胸を一突き……ただ、見た感じじゃ、刃物の傷じゃない。 なんかこう……先の尖った、鋭いもんで貫いた……って、感じ、だ。
それが何か……は、さっぱりわかんねぇ、けど。
[そこまで伝えて、それから。 は、と大きく息を吐く]
(65) 2016/04/23(Sat) 22時頃
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……に、しても。 どうすりゃいいんだよ、これ……。
桜が咲いた事の意味は、わかる、し。 こうなったら、どうすりゃいいか、ってのは、伝えられてる、けど。
[それをどう成せばいいか、わからない事への困惑。 らしからぬ惑いを帯びた声には、それが確り、滲み出ていた。*]
(66) 2016/04/23(Sat) 22時頃
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[人が手を下したのだと、日向は言う。>>67 己も、伝承に深く触れる前であればそう思ったかもしれない……などとふと、考えたのは刹那の事]
…………。
[繰り返し投げられる問い>>68に、幾度目か、苛立ち紛れに頭を掻いて]
……咲かずの桜は、封じの桜。 贄の血得し時、封は解ける。
桜咲かすは、巫女の『依り代』。 人の身に在りて人ならざるもの。 戻る叶わぬ、魔の眷属。
桜の下に紅散りて、朱桜開く事あらば。 『依り代』滅して、穢れを祓え。
[口にしたのは、先も紡いだ伝承の一端]
(70) 2016/04/23(Sat) 22時半頃
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……長が……宮司が死んで、桜が咲いた。 それをやったのが、巫女の『依り代』なら。
これ以上、血が流れる前に、そいつを見つけて……殺すしか、ねぇ。
[低い声でそこまで言って、また、大きく息を吐いて]
家に伝わってる伝承じゃ、そう言われてた。 ここらは、後で親父……語り部から、皆に伝えられるだろうけどさ。
その『依り代』とやら、どーやって探しゃいいんだよ……聞いて名乗り上げるとか、考えらんねぇし。
[何かしら探す術もあるのかもしれないが、少なくとも自分の手にはそれはないから。 声音には少なからぬ苛立ちの響き。*]
(71) 2016/04/23(Sat) 22時半頃
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[伝承を諳んじる、などというのが普段の己とかけ離れているのはわかっているが。 今は、それが思わせる事に意識回す余裕もなく]
……ああ……そうでなきゃ、なんで。 誰に、雷門小父をこんなにする理由があるんだよ。
[個々の感情までは計り知れぬが、こんな殺め方をするほどのものがあるとは思えず。 故に、誰かが『依り代』に、という言葉>>73にこう返して]
…………。
[さらりと上げられた拷問、という言葉に絶句する事数瞬]
…………ああ。 だから、どーすりゃいいんだよ、ってなるんだよ。
[ため息と共に落ちた言葉>>76に頷いて、こちらも小さく息を吐いた。*]
(77) 2016/04/23(Sat) 23時頃
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[息吐いた後、ふと、置壱の身じろぐ様子が目に留まる。>>80]
……どした? 痛むとこでも、あんのか?
[そんな問いを投げてしまうのは、いつもの癖。 この場に置いては、現実逃避的な側面も多々あるが。*]
(81) 2016/04/23(Sat) 23時頃
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……へ?
[向けられたのは、懐かしい呼び名。>>82 それに呆けた声を上げている間に綴られた言葉に数度瞬く]
……ひな、姉。
[何が彼女にそれを言わせているのか、そこまで気を回す余裕はない。 けれど、綴られる言葉は、正論で。 惑うばかりで動けていない己が在り方に、かなりきつく、刺さった。 無意識、こちらも昔の呼び名を口にして。 それから、後ろ頭を掻いた]
(90) 2016/04/23(Sat) 23時半頃
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……わぁってる、よ。
伝承の通りなら、ここで諦めたら……やられる、だけ、だ。
[伝承の通りであれば、『依り代』は更に力を求め、巫女の解放を求めるだろうから。 そのために、血が流れるのは止めなければ、と。 完全に吹っ切れてはいないが、一先ず、そう思い定める事はできて]
これ以上、死なせねぇためにも。 ……やれる事、やらねぇと、な。
[そう、告げた言葉は日向にはどう響いたか。 置壱に案ずる言葉を向けた後、駆けだした彼女に戸惑い、呼び止めようとするより先、ちょんちょん、と袖が引かれて。>>83]
(91) 2016/04/23(Sat) 23時半頃
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……お?
[手と手の動きに、首を傾げる]
ん、なんだ? ここより、前?
[仕種から、辛うじて読み取れたのはそんな感じの事で。 あってるか? という感じで首を傾げた。*]
(92) 2016/04/23(Sat) 23時半頃
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[問いに返るのは、頷きひとつ。>>96 迷う仕種も見えたそれに、ありゃ、と思いはしたものの]
……ここより前……ってぇと。 あー……古い記録、って事か?
[この場で関わりありそうな事は何かと考えて、どうにかそこに思い至り、それから]
あ、そうか。 前はどうやってたか、調べるって手もあったか!
[むしろ、それが語り部の家の正しい在り方なのではないか、とか。 そんな事には思い至ってはいないのは、素の性格故の事。*]
(99) 2016/04/24(Sun) 00時頃
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[一つの事に集中すると、他が疎かになりがちなのは良く在る事で。 袖引く仕種と視線の動き、それでようやく、香月の存在に気がついた]
……っと、兄さんも来てたんか。
[見回せば、大分人も集まっている。 そりゃそうだよな、と思いつつ、向けるのは眉の下がった少し情けない表情。*]
(102) 2016/04/24(Sun) 00時頃
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[ご愁傷さん、という言葉>>108に僅かに目を伏せる]
……ああ。 ったく、こんな事になるんなら、もうちょっと真面目に色々聞いとくんだったぜ。
[冗談めかした物言いで、内心の痛みを誤魔化して。 向けられた問いに、軽く頭を掻く]
妙案ってぇか、なんてぇか。 どうやって『依り代』見つけっか、その方法がどっかにないか探すとこから、って感じかね。
[一先ず辿りついた論を口にしながら。 自分の後ろに隠れようとする置壱に気付くと、肩越しに振り返り]
……だーいじょうぶだって。
[小さな声で、それだけ告げる。 こんな状況だけに、子に向く視線には険しいものもあるやも知れないが。 それでも、不安を少しでもやわらげられれば、という意識が働いていた。*]
(113) 2016/04/24(Sun) 00時半頃
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ああ。 巫女の宿した『魔』の力。 それを受けた『依り代』……ってこと、らしい。
[らしい、がつくのは、伝承の書物を深く読み込めていないが故。 それから、香月が語る『伝承』>>118 >>119を聞く]
へぇ……そんなまじないもあるのか……いや、全くなんの手がかりもないよりは助かるぜ。
[彼が秘するものには気づかぬまま、上げるのは感嘆の声。 深く伝承に通じていたなら何かしら、違和を覚えたやも知れないが。 文字通り、俄かの語り部たる青年はそれを感じる事もなく。 故に、刻まれる皺>>120の意味する所にも気づけない]
(123) 2016/04/24(Sun) 02時頃
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……ま、それは後で確かめるとして。 まずは、雷門小父を、弔わねえと。
[言いつつ、ちら、と長に視線を向ける]
天気も崩れそうだし……このままにゃ、できねぇしな。
[言いながら、見上げた先は曇り空。 ぽつり、ぽつりと滴も落ちる。>>112 それを背に揺れる桜花は、美しいけれど。 その薄紅は、どこか禍々しいものを思わせていた。**]
(124) 2016/04/24(Sun) 02時頃
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喧嘩屋 辰次は、メモを貼った。
2016/04/24(Sun) 02時頃
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[『依り代』が妖そのものか、との言葉に僅かに視線が揺れる。 それを考えてしまうと動けない──と。 滲んだ思いは気取られたか、その話題はそこで途切れて。
自身が発した弔い、という言葉に周囲が動き出した矢先に起きた出来事>>129に、目を丸くした]
って、おま、何をっ!
[食ってかかるより先、香月が吼える。>>134 言葉交わす二人の間にある張りつめた空気は、他者の干渉を拒むようで。 結局、袖を引いた置壱>>146に手伝いを頼み、村の者が用意してきた布で亡骸を丁寧に包んだ]
(160) 2016/04/24(Sun) 15時頃
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……とりあえず、小父は家に連れてくか。 こうなったら、祭りどころじゃねぇもんな……。
[天気的にも、それどころではないだろう。 雨はますます強くなり、薄紅が大きく揺れて、零れ落ちる。 それでも、散り果てる事はないんだろうな、とぼんやり思った。 伝承の通りであれば、この桜が再び散るのは──『依り代』が滅された時]
…………。
[ふるり、と首を横に振る。 今は、今出きる事を、と思考を切り替えて]
(161) 2016/04/24(Sun) 15時頃
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……天気、荒れそうだし。 あんまり、遅くなるなよ?
こんな時だから、特に、気ぃつけてな。
[どこかへ行きたそうな置壱>>146に声をかけてから、他の男衆と共に長を家へと運ぶ。 長の家には、既に主だった者が集まり、今後の事を話し合っていた。 とはいえ、突然の出来事に、すぐに結論が出る様子もなく。 家に戻っていろ、という父の言葉に頷いて、一先ず帰途についた。**]
(162) 2016/04/24(Sun) 15時頃
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喧嘩屋 辰次は、メモを貼った。
2016/04/24(Sun) 15時頃
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……あ、そーだ。
[雨の降りしきる中、家へと急ぐその途中。 ふと、思い出して行く手を変えた。 桜の木の下で香月から教えられた事>>119を確かめておこう、と思ったのだ]
えーと、多分、こっちの方のっと……。
[さして広く無い村の中、子供の頃から走り回って遊び場となり得る場所は大体わかっている。 教えられた泉も、そんな元遊び場のひとつだ。 辿りついたその場所、そこには教えられたとおりの木板が揺れていて]
(178) 2016/04/24(Sun) 21時半頃
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……ひな姉は、違う、か。
[零れた声音に宿るのは、安堵のいろ。 色々と、複雑な思いを抱く相手ではあるが一先ずは考えなくてもよい、という事になる。 もっとも、それも香月の言葉を信じるなら──という前提が付くが]
…………。
[軽く、唇を噛む。 桜の木の下で丁助が言っていた事。>>136 誰が『依り代』でも、おかしくはない──それが正論なのは、わからなくもないが]
(179) 2016/04/24(Sun) 21時半頃
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だからって……何でもかんでも疑ってたら。 それこそ、魔に付け入られちまうだろーが。
[雨音に紛れさせるように、ぽつ、と呟く。 そう言いたくなった感情の一端には、丁助への反発心が根強いが。 生来気質に由る所が大きいのも否めない。 良くも悪しくも、青年は単純明快な気質をしていたから]
……魔とか、そういうもんは、心の弱さに滑り込むもの。 って、言ってたよな、雷門小父。
[だからお前は意思を強く持て、と。 書物の読み解けぬところを聞きに行った時に言われた言葉がふと過って、消える。 思えば、あれが長と交わした最後のやり取りだった、と。 そう思うと少しだけ、息苦しいような心地がした]
(180) 2016/04/24(Sun) 21時半頃
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……さて、と。 いつまでも寄り道してっと、お袋が心配しちまうな。
[戻るか、と。 そう思いながら、林を出る。 そのまま家路に、と思って歩き出して間もなく、村の入り口近くで話し合う数人の村人に気がついた]
……おっちゃんたち、どーしたん?
[声をかければ、里と外を繋ぐ山道の途中で、石が崩れていた、という話をされる。 このまま天気が荒れれば、崩れるかもしれぬ……との言葉に眉が寄った]
……でぇ、こんな時に、かよ。 とはいえ、どうする事もできねぇしなぁ……。
[崖が崩れて道が閉ざされれば、逃げる事も叶わない。 もしそうなったら……というくらい考えは一時、振り払い。 荒れる前に戻ろう、と互いに声をかけ合い、足早に家へと駆けだした。*]
(181) 2016/04/24(Sun) 21時半頃
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─ 村の通り ─
[何とか家に帰ろう、と思ったものの、強くなる雨脚は雨具なしでのそれを難しくして。 已む無く、通りのよろず屋の軒先に飛びこんだ]
……あー、すまん、ちょっと軒先借りるわ。 ついでに、笠かなんかも貸してもらえるとありがてぇんだけど……。
[水気を拭っている所に、何事か、と顔を出した看板娘に済まなそうにこう告げる。 ほどなく、手拭一本と、使いこまれた笠が一つ、手渡された]
わりぃな、後で返しにくっから。 って……ああ、うん。
[二言三言、交わす言葉は桜にまつわるもの。 看板娘が不安滲ませる様子に、僅かに眉が下がるが]
(197) 2016/04/24(Sun) 23時半頃
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んな顔すんなって。 だいじょーぶ、だよ。
[根拠なんて全くないが、そう告げる。 そうしないと、自分も折れそうだから……というのは口にはせず]
とりあえず、今夜は荒れそうだから、戸締りしっかりなー。 俺? ああ、ちゃんとかえっから心配すんな。
[大丈夫なのか、と案ずる言葉に軽く返し。 娘が戻ればまた、雨の帳を見やる]
…………。 なんつか、嫌な雨だな。
[ぽつり、小さく呟いて。 借りた手拭を頭に乗せて、走り出す期を伺った。*]
(198) 2016/04/24(Sun) 23時半頃
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喧嘩屋 辰次は、メモを貼った。
2016/04/24(Sun) 23時半頃
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─ 村の通り ─
……ん?
[そろそろ行った方がいいか、と。 変わらぬ雨脚に腹をくくろうとした時、駆けていく姿が目に入った。>>202]
なんだ、どした???
[それが誰か、気付いたのは声を上げてからの事。 声自体、届くかどうかは、定かではないが。 気づいてから、あ、と思ったのは已む無しか。*]
(209) 2016/04/25(Mon) 00時頃
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喧嘩屋 辰次は、メモを貼った。
2016/04/25(Mon) 00時頃
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[投げた声は届く事なく、その足音は雨音の向こうに消えて行く。>>214]
……なんか、妙に、切羽詰まってたな。 つーか、あっちは……。
[丘へ向かう道のはず。 追うべきかそれとも、と思った矢先、雷鳴が轟いた]
……本格的に、荒れてきやがったな……。
[稲光を恐れるような性質ではないが。 先に聞いた話を思いだし、きつく眉を寄せた。*]
(215) 2016/04/25(Mon) 00時頃
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