189 とある結社の手記:8
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…迷った?
[少年には珍しく、ため息をひとつ。 それほど大きくもない集会所のなか。それでもしばらく歩いていれば、明るい広間に出た。見渡してみたけれど、少女の姿はない。]
ホリィ…。
[別の扉がある。そこからまた少女を探しに出ようと思ったけれど、少し疲れもしていて、そのまま、イアンがハナに話しかけている様子をぼんやりと眺めていた。]
-廊下→広間-
(9) 2014/08/11(Mon) 23時頃
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-昨晩 suite room-
[広い寝室にただ一人、少年はベッドの隅に腰かけていた。 続き部屋に壁掛けてある鏡に、自分の姿が小さく映っているのがわかる。一人で夜を過ごすのは、考えてみれば物心ついて初めてだった。妹の事が心配でたまらない。]
朝はまだかな…。
[説明は明朝まで待て。 そうサイモンに言われて、彼は彼で深刻そうな表情で、問い詰めたいのをなんとか我慢して引き下がった。妹に何かあった事だけしかわからない。眠れない夜。]
(41) 2014/08/12(Tue) 08時頃
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-明朝 広間-
イアンさん…。 ホリィを、僕の妹のこと、何か知りませんか?
[色々と話を聞いてまわっている彼ならと、声を掛けたけれど、たぶん芳しい答えは返ってこなかっただろう。]
(42) 2014/08/12(Tue) 08時頃
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-広間 サイモンの説明-
[説明を急ぐサイモンに少年は駆け寄る。]
…待って。待ってください!
持病ってなんですか…?風邪じゃないんですか? 外ってどこですか…?お医者様はいらっしゃるんですよね?
無事なんですか! また会えるんですか!!
[取り乱した少年は、 サイモンの服が破れんばかりに激しく揺さぶった。]
(43) 2014/08/12(Tue) 08時頃
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喘息…。
[ずっと一緒に居たのに何も知らなかった。 サイモンの説明に二の句が継げられなくて、力が抜ける。]
…ごめんなさい。
[掴まれた手が解放されると、それだけをやっと呟いて。 おぼつか無い足取りでサイモンから離れた。説明は続いただろう。
少年はラルフの前に立つ。その腕の裾をきゅっと握って、嗚咽するように黙って泣いた。彼の前でなら泣いてもいいような気がして、けれど結局は皆の前で泣いているのだったけれど。]
(68) 2014/08/12(Tue) 20時半頃
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-厨房-
ハナさんは…なんでもできるんですね。
[いつもならきっと、屈託もなく感嘆した表情なのだろう。 けれど、何時になく何か拗ねたような響きが、その口調に混じる。 寝不足と涙で顔が火照る。すくった水を、顔に当てた。]
(73) 2014/08/12(Tue) 21時半頃
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じゃあ、僕はほんとになにもできない…。
[そう呟いてから、少年は大きな深呼吸をする。 自分の言葉が、なんだかとてもよくないものに感じていた。]
僕も、手伝っていいですか?
[気持ちを切り替えるように、自分が使える踏み台を探し始めた。]
(79) 2014/08/12(Tue) 22時頃
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[少年は無言で頷いた。表情が少し明るくなる。 竈の扱いを教えてくれた、ワンダへの感謝で心が暖まる。]
5人に1人…。 それから占いをするひと。護るひと。
それから…れいのうしゃ?
[最後の能力はよくわからない。竈の炎が顔を照らす。]
ぜんぜん知らなかった。まるで…
[見知った村が、 魔法使いの里のようで。そして残酷な御伽噺のようで。]
(93) 2014/08/12(Tue) 22時半頃
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僕はほんとになにもできない。 ハナさん。ハナさんは魔法使い? それとも…
[薪の爆ぜる音がする。 じっとハナ見るけれど何もわからない。 逆にハナは自分をどう思うのだろうか。ふとそう思うと。]
そうだ。お湯も沸かさなきゃ。 僕、お茶を淹れに来たんです。忘れてた。
(98) 2014/08/12(Tue) 23時頃
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[疲れない? そう訊かれて、少年は何か心に刺さるものを感じる。 けれどそれが何かはよくわからなくて、目を見開くだけ。]
…眠れなくて。
[的外れな返事だということは自分でもわかっていた。 お茶の葉と、沸いた湯ををポッドに注ぐ。危なっかしさが茶器のかちゃかちゃという音になってキッチンに小さく響いた。]
ハナさん。パンの焼き方。こんど教えてください。 お茶。冷めないうちに待ってますね。
[そうハナをお茶に誘い、少年は食堂へと戻っていった。]
(108) 2014/08/12(Tue) 23時半頃
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-広間-
ワンダさん。 お茶は如何ですか?
[少し気取った言い方で。少年はワンダのそばに立った。 返事も待たずに、少年はテーブルにお茶の用意を始める。ワンダの懸念を、あえて気が付かぬように。]
もうすぐハナさんがパンを持ってきてくれますよ。 おいしいパンと、お茶はおいしいかはわからないけれど…… 朝ごはんにしましょう。
[飲みたい、というラルフの声に。一瞥してくすりと笑う。]
(123) 2014/08/12(Tue) 23時半頃
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[少年の表情は昨日以来だろうか。 ぱっと明るい笑顔で、少年はワンダのために椅子を引く。]
あの。よかったら、化け…お姉さんもどうぞ…。
[お茶。というつぶやきに少年は振り向く。 だって少しねこっぽいから。少年は心で言い訳するけれど、それよりもとにかく、スージーのためにもうひとつの席を少年は引いた。]
お茶もご飯も。 みんなの方ががおいしいと思うんです。
[そう言って、 協会の隅で硬いパンを分け合った、数日前のホリーを思い出す。]
(134) 2014/08/13(Wed) 00時頃
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オスカーは、兎肉という言葉に、スージーから目を逸らす。
2014/08/13(Wed) 00時頃
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[少年は各々にお茶を注ぐ。]
…ごめんなさい。
[スージーの言うことはもっともだ。 自分の席に着いた少年は、縮む思いで言葉を振り絞る。 本当は彼女の名前を聞きたくて、自己紹介がしたくて。
けれど、ラルフの呟きが耳に入れば、少年はまるで銅像のように、なるべく目立たないように、飲み干したカップで顔の半分を隠して、事態が過ぎ去るのを待つのだった。]
(145) 2014/08/13(Wed) 00時半頃
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ごめんなさい!
[スージーの叫び声に少年は飛び上がる。 茶器が勢いよく鳴って、きっと父なら叱るに違いない。 けれどいまはそれどころではなくて。]
あの!僕…なにか探してきます!
[そのあいまに、ハナのパンが来るかもしれない。厨房には調理されたご飯がある。そもそも食糧庫の食材を少年は調理できない。けれど少年は席を立つ。そうして、脱兎のごとく茶会の席を逃げ出した。また後悔の種が増えた。**]
(157) 2014/08/13(Wed) 01時頃
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-貯蔵庫-
[少年はじっとベーコンの塊を見ている。 スクランブルにした卵、焼きたてのパン。それはとても素敵な朝食に思えたけれど、スージーの気に入る食事ではない気がして。それに、ハムよりも肉の原型をとどめたベーコンを見ていると、それが何からできているのか良く分かった。]
こ…この樽は何かな。
[慌ててベーコンを元の樽に戻して、隣の樽を開けると、そこには塩漬けの牛肉が詰まっていた。船乗りの定番食だ。少年は前に読んだ本からそう思う。手の込んだ調理が必要そうで、そっと蓋を閉める。]
(216) 2014/08/13(Wed) 20時頃
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[静まり返った貯蔵庫で、階段に腰をおろした。 少しだけ休憩するつもりだったのに、寝不足の身体が睡魔を誘う。抗う理由も思いつかなくて少年は手すりの柱に頭を預けて眠る。]
…少しだけ。**
(220) 2014/08/13(Wed) 20時半頃
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[目を覚ますと、部屋の中を明かりが動いていた。 部屋は暗く、明り取りの小さな窓も役に立たない。夜。 寝ぼけ気味の少年は、自分の居場所が解らなくなって戸惑う。]
ホリィ…?
[かけられたシーツを纏いなおしながら、呼びかける。]
(281) 2014/08/13(Wed) 23時半頃
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ごめんなさい…。
[妹の名呼んだとたん、少年は色々なことを思い出したけれど、 帰ってきた声に落胆する。それを悟らせまいと、無駄に大きな声でハナにもう一度、呼びかけた。]
あの!これ…かけてくれてありがとうございました。 おやすみなさい!僕、部屋に戻ります!
[シーツにくるまれた少年は、 ハナにそう叫んで。食糧庫を出て行った。**]
(294) 2014/08/14(Thu) 00時頃
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