54 CERが降り続く戦場
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―時は暫し遡る―
[三度酒場《タベルナ》の扉が時>>0:472には、流石に慣れたのか悠々とテキーラをあおっていたのだが。 「犬が死にかけている」と聞けば、"それ"に近づいていく魔女の後ろから覗きこむようにして様子を窺う。 女にも癒やしの術の心得はある。だが魔女が施した陣を見るに、任せておけば間違いないだろう]
天狼?また伝説級のやつが増えたな。 しかもそんな状態とは……
[その後すぐに現れた赤いローブの男>>9も、なにやら天狼に近しいもののようで。 いよいよもって偶然ではあるまい。 やはり、今この場に己がいるのも含めて――《運命》の導き。]
(140) 2011/06/03(Fri) 17時半頃
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[幼き《栄光》…ポーチュラカが、光の珠を喚ぶ>>64 正確な所はわからないが、学校――のような場所が見えた]
雨、が
[珠が床に落とされれば、より広く鮮やかな世界が足元へと投影された>>65]
ああ、貴女の望みのままに。 ここに行って、為すべきことがあるんだろ?
[小さき扉の呼びかけ>>97に力強く頷き、白銀の枷にふわり光が灯る。 やがて導かれるまま、惹かれるまま――《運命》の修道女もまた《front》へと>>98]
(141) 2011/06/03(Fri) 17時半頃
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―蝕の酒場―
もう一つの《鍵》……鍵《クラーウィス》?
[それが誰のことを指すのか、【下っ端】に過ぎぬ修道女は知らない。 その存在は、彼の罪は。既に歴史から削りとられて久しい]
……いや、いい。時がきたら教えてくれ。 今は、行こう。
[そういって修道女は幼き栄光の後に続き、彼女が開いた扉>>170に足を踏み入れ――]
(191) 2011/06/03(Fri) 20時頃
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―《Front》・英雄学園上空―
…………えっ
[中空へと、放り出された!!]
(193) 2011/06/03(Fri) 20時頃
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っぎゃーーー!! ちょっまっっおあ無理無理無理無理!!
[修道女には空を"飛ぶ"術はない。となれば必然的に、その体は自由落下を始める。 それでも流石に――護るべき《栄光》の欠片が上げた悲鳴には、鋭く反応する]
悪魔……だぁ!? さっそくお出ましかよ!!
[白銀の枷に魔力が満ちる。 しかし光るのはいつもの手首ではなく、足枷の方]
(194) 2011/06/03(Fri) 20時頃
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Credo in sancta diva,prasinus doctrina! 大地を抱きて眠るもの 緑陰は風に遊びて 生なる歓喜の唄をなす 我が内より萌え 鬨の声とならん
聖譚の肆:萌芽色の唄《カルメン・ゲルミナーティオ》!!
(196) 2011/06/03(Fri) 20時頃
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うるせー!お前に言われなくても分かってらあ!!
[軍人が好き勝手言うなら>>192こちらも怒鳴り声で返す。
足枷に灯るは生命の色、萌ゆる緑。 修道女はそれをもって空中を蹴りつけ、悪魔へと飛びかかる]
てめぇら!!ウチの女神サマに何しやがるっ!!
(199) 2011/06/03(Fri) 20時頃
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せいっ!覇ッ!!
[足枷に灯る緑は消え失せ、入れ変わりに手枷へと同じいろ。 思いきり振りかぶった拳がポーチュラカにほど近い悪魔へと繰り出され――弾ける。
それとほぼ同時に視界に入るは、白き軌跡。 より低き場所から放たれた白鳥の矢は、次々と悪魔を消し飛ばし尚も天へと貫く]
はっ、流石。思った以上に役者は揃ってら。
(222) 2011/06/03(Fri) 21時頃
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[緑萌ゆる光は再び足枷に灯り、修道女は空を蹴りながら地上へと降りる。 散々集っていた悪魔の殆どはあの矢に撃ち消され、修道女が撃墜した数は片手で足りる程度か]
……聞いたこたーあるな。東洋に伝わる退魔の業。破魔矢、だったか。
[とは言っても、当然実際目にするのは初めて。 これほどの力の持ち主は果たして如何様な人物かと、射手が在るであろう方角……屋上を見つめた]
(237) 2011/06/03(Fri) 21時半頃
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[目をこらせども、結局件の射手の姿を見ることは叶わず。 屋上から視線を外し、地上に目を走らせてポーチュラカの姿を探した]
………。あんなモン最初からあったっけ?
[すぐにそれらしき一団は見つかったけれど、それより何より目を引く要塞《フォートレス》。なにがどうなってあんなものが学校に? ともあれ呆けてもいられない。幼き栄光と、それを取り囲むその他大勢の元へ急ぎ足を向けた]
(330) 2011/06/03(Fri) 23時頃
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……ん
[鼻先へ落ちる雫>>318。見上げれば空を覆う雲は降りてきた時よりも些か厚くなっている]
このタイミングの雨、か。やーな感じ。 おっと、ちぃーっとごめんよ。
[ぽつり零しつつ、「人だかり」……兵隊っぽい有象無象やら学生服の面々やらをがさがさと無遠慮に掻き分ける。 やがてポーチュラカの近くにたどり着けば、さっと足を速めた]
ひとまずはご無事、かね。ポーチュラカ、怪我は?
(344) 2011/06/03(Fri) 23時頃
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[ポーチュラカの白い指から赤い色が滲み出て、静かに地へと雫を落としている。 咄嗟に癒しの術をかけようと手枷が光るが――― まじまじと見たその傷から、ただの外傷とは異なる"何か"を感じて手を止める。
なんとなくだが。これは己に直せる類のモノではない気がした]
……とにかく血ぃ止めねーと。ドレスに染みがつくぞ。
[ちらり、脇を見れば救急箱を手にした少女の姿がある。これ幸いとばかりに、軽く"来い来い"と手招きしつつ]
悪いがちょっと診てくれねーかな。ばんそーこー…いや、こりゃ包帯のが良いか?
(375) 2011/06/03(Fri) 23時半頃
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ん?
[なんとなく視線を感じて要塞の入り口を見れば、なにやらぼーっとした顔の少年が一人。>>373]
ああ――そん中貸してくれんの?そりゃ嬉しいわ。 かよわい女の子を雨ざらしにするもんじゃないしな。
[次々に上がる提案>>383>>385>>386には栄光《グロリア》と旧知らしい魔女のそれも含まれていることもあり、ありがたく乗ることにした。]
水ぅ?学校なら水道ぐらいあんだろ、汲んでくりゃいい。 お前ら、ここの学生だろ。バケツとか手洗い場とか、どこにあんの?
(398) 2011/06/04(Sat) 00時頃
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ツェツィーリヤは、オスカー《射手》は結局どんなやつだったのだろう、とちらり思った。
2011/06/04(Sat) 00時頃
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[ポーチュラカのすぐ後ろにつく形で要塞へ入ると、ぐるりと内部を見渡す。 外観からの予想をはるかに上回る容積。なるほどただのテントでは無いらしい…なんて、のんびり感心していたのだが。>>399]
ちょまっ、ダンデライオンだと!? さっきまで演説してたろ、あーた!
[脳裏によぎるのは酒場で見た水面の映像。 それでやたら兵士が居たのか、と納得しつつ]
場所を貸してくれて感謝するよ、大統領閣下。 ……しかし伝説のVIPの次は現代のVIPとは。いよいよもって何でもありだよな…。
(426) 2011/06/04(Sat) 00時頃
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……大統領《ダンデライオン》にしか動かせない科学技術《チカラ》……
[>>418正直なところ、ぱっと思いついたイメージ映像はかなり物騒なものだったけれど。 そこはそれ、ヒーローオタクぶりに定評のある彼のことだ、そうそう無粋な真似はすまい。そう思いたい。]
演説の目的?なんだ、アレに何か隠された意味が?
(446) 2011/06/04(Sat) 00時半頃
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ツェツィーリヤは、アリスがポーチュラカの手当てをする様を、横目にちらり
2011/06/04(Sat) 00時半頃
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小さなキセキ……に、ヒーローか。
[成る程。アルフレッド=ダンデライオンという人物は噂に違わぬ男のようだ。 彼が言うところのヒーロー…己の言葉で言えばVIPは、確実に揃いはじめている。
要塞内をぐるり見渡せば、確かにキセキの一つや二つ起こせそうな気もしてくる面子。…パッと見、どうみてもただの学生なお坊ちゃん方も混ざっているけれど。]
この場所に選ばれている以上―――きっとそれも運命《フォルトゥーナ》。
(457) 2011/06/04(Sat) 00時半頃
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喪われた伝承……?
[ポーチュラカの言葉>>470を拾い、視線を陽へと動かす。 『天《ソラ》が、泣く』…聞き覚えはない。つまりそれは、女神達の教えや伝説を幾代にも渡り保存してきた教団にすら伝わっていない言葉。
歴史も伝承も、時に喪われ、時に葬られるものだ。 修道女は知る由もないが、かの大罪人の伝承が削り取られてしまったように。 そうやって消された伝承には―――常に何か、裏が在る。あるいは、それ自体が真実の欠片なのかもしれない]
(479) 2011/06/04(Sat) 01時頃
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[響く、こえ。>>474>>476 その発せられた方向、要塞の外を見て。それから"声"に呼ばれた者、陽の顔を見る]
なっ……なんだぁ、ありゃ。オメーの知り合い? ……またずいぶんと、物騒な気《アウラ》をお持ちのよーだけど。
[【下っ端】たる修道女は、超上位種《エルダーロード》の存在も、それが教団の上層部と繋がる者であることも、知らない。 辛うじて超上位種《エルダーロード》という言の葉だけは、御伽噺レベルの存在として認知してはいるけれど。 まさかこの雨の中で叫ぶ女がまさしくそれだとは、想像だにできなかった]
(487) 2011/06/04(Sat) 01時頃
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ちょっと待て。マジかそれ。 この雨んなかお外でぎゃーぎゃー騒いでるあのうるせえ女が、この星を壊すって?
[メガネを装備した少年Aのやたらマイペースな解説>>488>>475を聞いて、思わず引きつった笑みを浮かべた]
O,Fortuna……。"運命の民"《貴女の子》はいっぺんにいろいろ起こりすぎてもうわけわかめですぜ……。
[少年Aのあまりのマイペースっぷりにいっそ冗談だと思いたいところだったが。流石に、あの気《アウラ》を感じながら無視はできまい]
(498) 2011/06/04(Sat) 01時半頃
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教団《ウチ》の信者の呼称。 そんな嫌そうな顔すんなよ、失礼な奴だなー。
[とは言ったものの。本来なら自分ごときの手が到底及ばないような領域の人間がぽこじゃか登場して戦いているのはこちらも同じ。 本気で怒っているわけでもなく、その口調はどこか平坦だった]
え、エルダーロード?あれが? よく御伽噺で滅茶苦茶やってるあの?
…っつーか神なら対処できるっておい。おめーこそ何モンだよ、少年A君よぉ……。
(508) 2011/06/04(Sat) 02時頃
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あのねーさんは……まあ。少なくとも生まれたときは人間だったと思うけど。
[魔方陣と共に消えていく魔女を見送りつつ、驚く少年にあまり役に立たないフォローを入れておいた]
正直。アレがマジでエルダーロードだとすると、少なくとも真正面から一対一で戦うのは普通は無茶だわな。 ……少なくとも"唯の"人間じゃないだろ、あいつらは。纏ってる気《アウラ》がおかしい。
[簡潔すぎる説明>>511に首を捻りながらも、流石にVIP勢ぞろいな環境に慣れてきたためか(あるいは麻痺してきたためか)、とりあえずは納得したように頷く。]
…まあ。お前が神殺しの者だとして。 実際に神を相手取る時にゃ役立つんだろーけど…今の相手はおめー曰くの"唯の人間"、つまりは何も出来ないってことか? そもそも使い方もわかんねーとか。
[あんまりアテにはできそうもないな、と思った]
(515) 2011/06/04(Sat) 02時頃
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………。
[一応シリアスなつもりで会話していたところに、あまりにも空気を読まない訪問者のご登場>>516 流石のこの女も、新たな客人をじと目で見た]
あー?おめー、酒場に天狼連れてきた……。 まーた役者が増えるとか。何。もしかして今日が世界の黄昏《ラグナロク》?
(517) 2011/06/04(Sat) 02時半頃
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……。本当に使えんのかよ……。正直無茶苦茶だぜ、その作戦。
[この少年Aとはどーにも相性が悪い気がした。 それは対超上位種《エルダーロード》の話題に限った事ではなく]
…俺は俺、クラスメートには変わりない……ね。 お前アレだろ。よっぽどの大物か、よっぽどのバカだろ。
["力持つ者"の孤独を知らぬのか。それとも、それほどまでに友人を信頼しているのか。 どちらにせよ、修道女にとってはいまいち苦手なジャンルには変わりない]
(525) 2011/06/04(Sat) 02時半頃
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ら、らぶぴ……?
[若者特有の略語>>520はよくわからない様子。 しかも何かいきなり拗ねたようにポケットハンドしてみたり、何なのだろう。 …まさか身長差が原因とは露とも思わない]
興味があろーがなかろーが、残念ながらココは思いっきり舞台の上だかんなあ。 残念ながらおめーもそういう《運命》なんだろ。
(529) 2011/06/04(Sat) 02時半頃
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[空気を読まない少年の後ろから出てきた、もう一人の顔>>523は―――見覚えがない。 彼が先程射手その人だと気づくことも無い。
服、と言われればなんとなく自分の腕を見る。 無論貸せる上着なんてない。そもそも体格的に難が……とは、流石に思っても言わない。]
(532) 2011/06/04(Sat) 02時半頃
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どーも。身体の線が出る服は気が抜けないもんでね。
[スタイルを褒められれば>>533、一応は礼を言う。 まあ、その口調はいたく無感動なものだが]
《運命》から逃げる―――ね。 そりゃあおめー、《運命》の民たるあたしに言わせりゃ対処方法が間違ってんね。 まあ……逃げたくなる気持ちもわからなくはねーけどよ。
["死"の《運命》。しかも彼はまだ年端もいかぬ少年の身だ。 逃げようとする彼を責めることは誰にもできまい]
(538) 2011/06/04(Sat) 03時頃
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ツェツィーリヤは、オスカー>>541「屋上から」との言葉に反応し、彼に視線を送った
2011/06/04(Sat) 03時頃
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流石に居酒屋ってなー初めて言われたな。
[派手な服装の少年が言い淀む姿を見れば、少しだけ笑う。 それは嘲りやからかいではなく、ただ慈悲だけを抱いていた]
もったいねーな、まだ若いくせに。もっと熱くなってみろよ? 確かに、運命《フォルトゥーナ》は厳しいからな。ちょっとやそっとじゃ何も変えちゃくれねー。
…けどな、覚えとけよ少年B。 《運命》は、何かを変えるために与えられるものだ。
(548) 2011/06/04(Sat) 03時頃
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[『変えられない物』。修道女の耳はその呟きを逃さず拾った。 少し離れている位置にいる射手に届くよう、すこし大きな声で―――]
んなもんは知らん!
[言い切った。]
『変えられない物』、ああ、確かに腐るほどあるわな。 けどさ、それをちゃんと知って…そしてちゃんと受け入れたら。他のモンが変わることだってあるだろう。 『変えられない物』から逃げたら、変えられるものも変えられなくなるのさ。
(557) 2011/06/04(Sat) 03時半頃
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ばーか。ダセェからいーんだよ。 オメー少年漫画とか読まない子? あたしゃ大好きだぜ、クールジャパン!
[少年B…改め、少年Cに向かってけらけら笑う。]
PARA-DOX《矛盾》ない世界ね。 …なんつーか、それってつまんねーだろうな。
[あくまで笑いながら。なんてことの無いように呟く言葉。 果たしてその真意はどこにあるのか**]
(558) 2011/06/04(Sat) 03時半頃
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―それは、戦いの鐘《Gong》が鳴る暫し前―
[「もっと複雑に考える物じゃないの?」>>564との呟きは、聞こえているのかいないのか。 何にせよ、修道女がそれに答えることはなかった。 ただ、流石に黒髪の少年が鉄パイプ一本で飛び出そうとする>>566のには驚きの声が上がる]
ちょ、待ーてって。 お前なんか策でもあんの?
[突っ込みつつも――最終的に、力ずくで止めようとまではしなかったようで。 半ば押し切られる形で、黒髪の少年を見送る]
(816) 2011/06/04(Sat) 19時頃
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ははっ、なる程大馬鹿か。違ぇねーわ。
[軍人>>607>>608の言葉には軽く笑って、少年が消えた出入り口へと歩み寄る]
まあ、突き抜けた大馬鹿が《運命》を変えるってこたぁよくある。 だけど熱血と無謀は似て非なるもんだ。……そう簡単に死んでくれるなよ、"英雄"くん。
(817) 2011/06/04(Sat) 19時頃
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[やがてもう一人の英雄《ヒーロー》が発す、力強い言葉>>616 とは言え、やはり対処法は力ずく>>619らしい]
……なんとかして止める……ね。死ぬなよ、お前も。
[超上位種《エルダーロード》が求める程の存在、永劫にして絶対たる唯一の権威《ザ・マジェスティ》。 それはきっと、こんな所で死すべき役者ではない]
(818) 2011/06/04(Sat) 19時頃
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―それはまだ要塞が壊れる前―
[要塞に残る軍人が口にする疑問>>632 それに答えるにあたり、少しだけ唸るように声を上げて]
ウチの教義じゃ、運命ってなー白銀の女神フォルトゥーナからの「授かり物」だ。 ヒトは変えられない物……"生い立ち"とか"過去"とか"前世"とか、そういう《運命》をしょって生まれてくる。
…だがな。ヒトは自らの行動を選び、未来を拓くことができるだろ。 そうやって前を向いてる奴が、新しい未来《運命》を授かることができるのさ。
[そこで一度言葉を切り、要塞の外をじっと見つめて]
今日この時の邂逅は、きっと女神《フォルトゥーナ》が未来《運命》を変えろって願っているんだ。
[《栄光》の《過去》と《未来》の《運命》――願うものは同じだと、修道女は思う]
(846) 2011/06/04(Sat) 19時半頃
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―未だ健在であった頃の要塞にて―
そう…変えられない《未来》はない。 そりゃ正しい。まあ、逆に言やーなんもしなけりゃ悪い方に転がる一方なんだが。
[眼鏡の少年の言葉>>634には肯定の言葉を返す。いまいち掴みにくい相手ではあるが、その部分は同じ意見だ。 軍人のまとめ>>857にも首肯を返すが、どこか諦めたような呟きには首を傾げつつ]
まあ……基本的に時間は戻らねーかんな。 無理なもんはある。そりゃしゃーないだろ。
[果たして彼が変えたかった物は何なのか。 残念ながら悠長に突っ込んでいる隙はなかったが……]
(869) 2011/06/04(Sat) 20時頃
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―瓦礫の雨が要塞を打ち砕いた頃―
……ぶっは。こりゃひでえ。
[咄嗟に手枷に魔力を送り、自分と――もしかしたら周囲の者を崩落する天井から護る。 おかげでずぶ濡れだが、まあ……見通しはよくなった。 雨そのものも、程なく天狼の力で小休止となったろう。
降り注ぐ剣も、クレーターができた際の衝撃波も…《小さき扉》の加護や、あるいは未だ一部残っていた要塞の壁面、 そして修道女自身が扱う守護の術を合わせ一応はしのいだろう]
―そして、時は戦いの最中へ。回想・了―
(882) 2011/06/04(Sat) 20時半頃
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っ、なんて酷い気《アウラ》……!
[黒髪の英雄が放つ堕気に中てられて、白銀の枷が騒ぐ。 それを落ち着けるよう、必死で息を整えている最中。 少女の悲鳴が聞こえてはっとする]
ポーチュラカ!!
[舞い上がる、花弁>>881――]
(896) 2011/06/04(Sat) 20時半頃
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っぐ……!!
[身に纏う枷が――運命《フォルトゥーナ》の祝福を受けた聖銀が…… 黒髪の少年から溢れる闇に、《過去》が舞い上げる花弁に、騒ぎたてる]
ええいっ!大人しくっ………しやがれ!
[キィィ―――……
聖銀の震えは修道女の手足にまでも移り、身じろぎするのもやっとの有り様]
今は……ポーチュラカがっ!!
(905) 2011/06/04(Sat) 20時半頃
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[少年の"闇"と小さき扉の花が収束すれば、程なく聖銀の震えも止まる。 首もとにはじっとりと汗が滲んでいた]
おい……おい!大丈夫か?ポーチュラカ!!
[何度も名を呼びながら、《過去》の側へと駆け寄った]
あれは一体……。枷が騒いだのと、関係あるのか……?
(916) 2011/06/04(Sat) 21時頃
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[ポーチュラカのすぐ側に膝をつき、そっとその背を庇うように腕を伸ばす。 暫し心配げに顔色を見ていたが、呑気な声>>922が聞こえると眉を寄せて]
随分楽しそーだな、若作り野郎。 ……救急箱、ね。それで間に合えばいーけど。
[視界の端で黒髪の少年が居た方向を見れば、陽が近くに居るのが見えたか]
(927) 2011/06/04(Sat) 21時半頃
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ないよりマシ、ね……
[若作り男の主張>>933をじと目で見る。 ……やっぱりアテにならなさそうだった>>935]
……どいてろ。そーゆーのは聖職者《あたし》の専門だ。 ある程度なら治療してやんよ。
(939) 2011/06/04(Sat) 22時頃
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ツェツィーリヤは、魔女が治癒を受け持つなら、自分はポーチュラカの側に。
2011/06/04(Sat) 22時頃
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……謝るなよ。
[ポーチュラカの震える手。視線。 それらを確認して、自らの枷に視線を落とす。 肩を抱く手を一度離し、ぽんぽんと撫でるように叩いてやった]
無理はすんな。辛いなら、どこかで休もう。 いざとなりゃ、あの酒場のおっちゃんが場所貸してくれんだろ。
(943) 2011/06/04(Sat) 22時頃
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[要塞を気にする陽>>944にひらひらと手を振って]
あー、心配すんな。お前らに比べりゃ大したこたぁない。
[ポーチュラカの守護と、一応修道女自身の守護もあったし。眼鏡の少年に至っては自力で瓦礫を消滅させていた。 自分の目の届く範囲では、目立った怪我人は居なかった…はずだ。多分。]
(950) 2011/06/04(Sat) 22時頃
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均衡が……?っておま、血が……!
[ポーチュラカのこめかみから落ちる赤。つい今し方までなかったはずの傷。 それは指先の糸に滲む赤と同じ、容易に干渉できない何かを感じさせる]
これもその影響なのか…?くそっ どうすれば――《救える》?
[傷つく女神《ポーチュラカ》を前に何もできないことが歯がゆい。 無意識のうちに、悔しさは小さな音となっていた]
(955) 2011/06/04(Sat) 22時半頃
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ああ……おっけー、こっち来て傷見せな。
[手当ての申し出>>956には手招きをして、ポーチュラカからあまり離れ過ぎない位置を保つ。 遠目に見た限り、彼はそう重傷でもあるまい。]
…ん?どうした、こいつが心配なのか?
[うろうろする天狼が何を言っているのか>>959は分からない。 顔を覗き込んでみても、なかなか綺麗な仔だなーと思った程度だった]
(962) 2011/06/04(Sat) 22時半頃
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……!
[胸がずしりと重くなった気がした。 柱としての《栄光》は長くない――……きっとそれは、ヒトの身には介入できない運命《フォルトゥーナ》]
……盟約は……死なせないさ。 あたしが守ってみせる。
[ぎり、と奥歯が軋んだ]
(972) 2011/06/04(Sat) 23時頃
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Credo in sancta diva,aqueus anima! 聖譚の伍:蒼穹色の涙《ラクリマ・カエロルム》!!
[手枷に灯った青き光が修道女の掌を包むと、陽の体に手をかざし撫でるように動かす。
紡いだのは略式の詠唱だが、軽傷ならば問題あるまい。 軽微な傷なら綺麗に消滅するし、少々目立つものもかさぶた程度まで治癒するはずだ。]
……ふぅ。これで外傷のほーは完了っと。しっかし……
[あらかた綺麗になった陽の体>>967を見てから、じっと目を見る]
(975) 2011/06/04(Sat) 23時頃
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|
[その言葉>>980を受けたのは、恐らく陽の治癒に取りかかる直前のこと]
……栄光《グロリア》よ、貴女のご加護に感謝します。 白銀《アルゲントゥム》は黄金《アウルム》と共に。
[両手を組み、敬うように頭を下げる。 しかし、その口元から悔しげな色は消せなかった]
(988) 2011/06/04(Sat) 23時半頃
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いや…外傷のほーはマジで大したことねーんだけどさ。 気《アウラ》が乱れてんだわ。変にしんどかったりしないか?
[そう言って目を逸らさないまま>>984、一方的にぺらぺらと喋り始める]
見たところお前の気《アウラ》は系統的にあたしのと似てる。 いや――多分、あたしの気《アウラ》のルーツにより近しいのがお前の力だろ。
……多分だが、あたしの魔力をちょっと貸せば。 完全治すにゃー無理でも、負担を軽減できるはずだ。
[修道女が扱う魔法は、七色の聖譚《オラトリウム・イリオイデス》―― それは古くはプルウィウス・アルクス《虹》、ひいては陽《ヒ》の光を祖に持つ力であった]
(995) 2011/06/04(Sat) 23時半頃
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あー、どっちかっつーと「オーラ」って言った方が馴染みあるか?
[気《アウラ》という表現がピンとこないらしい様子>>1002に、発音を変え再度語った]
……アキラ、つったっけ?なかなか"わかって"んじゃん。
[教えるまでもなく魔力を受け入れるに足る態勢を整えるとは。 関心しつつも再び陽へ手を伸ばし、今度は"無"色の光を灯す――
それは詠唱による変換を伴わぬ、純粋なる魔力。 失った血液を他人からの輸血で補うように、修道女の光《チカラ》が陽へと渡されていく]
(1018) 2011/06/05(Sun) 00時頃
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[超上位種《エルダーロード》が目を覚ましたのに気づいたのは、陽に当面支障が無い程度の光《チカラ》を分け与えた後。 微かに聞こえた単語>>1024に目を見開き、勢い良く超上位種《エルダーロード》の女を見た]
閉ざされし聖地――なんであいつからそんな単語が…?
[修道女《下っ端》は知らない。超上位種《エルダーロード》と教団上層部の関係を]
(1030) 2011/06/05(Sun) 00時半頃
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おー、復活したならなによりだ。 んな簡単に英雄《ヒーロー》にへばられても困るしな?
[素直で元気な礼の言葉>>1028にぱちり、とウィンクを。 ……実際のところ、思った以上の光《チカラ》を注ぐことになって少々堪えてはいるのだが…まあ問題はない。 修道女には、女神に祝福されし"聖銀"の枷があるのだから]
そーさなぁ。おめーの力が陽《ヒ》の光《チカラ》なら、修練次第で出来るんじゃね? ただまー、あの魔女さんも言ってたけど。治癒の術ってなー基本的に使えば使うだけ魔力をごりごり持ってかれるかんなあ。
[キツいぞ?と、脅すように意地悪く笑って。 手首で光る白銀を軽く撫でた]
(1038) 2011/06/05(Sun) 00時半頃
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ツェツィーリヤは、ピッパを見て 二度見した。
2011/06/05(Sun) 00時半頃
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…は?
[その言葉を耳にした瞬間の修道女の表情を一言で言い表すなら…………まごうことなき間抜け面だった]
ふぉっっっふぉふぉふぉふぉっ!!!
[噛みまくった]
運命《フォルトゥーナ》!?まっ、まさか!!本物のっ……
[慌てて超上位種《エルダーロード》……自称運命《フォルトゥーナ》の元に駆け寄ろうとして、足がもつれた。 一度立ち止まって深呼吸。]
(1046) 2011/06/05(Sun) 01時頃
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そ、そうだ。運命《フォルトゥーナ》はかの聖地が閉ざされた時、その中心に封じられて――……
魂は、その超上位種《エルダーロード》の中に……? なんだそれ、そんなの教団の、あたしが知ってる伝承には……
[そこまで言って、はたと言葉に詰まる]
……喪われた伝承……まさか、これも……?
(1050) 2011/06/05(Sun) 01時頃
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[ようやくなんとか息を整えて、改めて自称運命《フォルトゥーナ》の側へ。 見れば彼女の双眸は伝承と同じ、深き海の蒼]
運命《フォルトゥーナ》……あたしはあなたの意志を継ぐ者、《運命》の民アルゲントゥム教団の人間。 "祝福の枷"と共に、古き盟約のためここに居る。
[指先を揃えて首元を示せば、手首と合わせ2つの枷が良く見えるようになるだろう]
何故貴女はその体に……
(1060) 2011/06/05(Sun) 01時頃
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待て!!
[>>1059エルダーロードを殺すという眼鏡の少年と、運命《フォルトゥーナ》の間をふさぐように両手を広げ]
まだ待ってくれ!こいつの中には今、あたしらの女神が居るんだ! 超上位種《エルダーロード》との話だって、まだやり直せるかもしれねー!
(1068) 2011/06/05(Sun) 01時頃
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そんな歴史が………。くそっ
[超上位種《エルダーロード》に削り取られた歴史。 女神を奪われ、その事実さえ奪われた教団。 修道女は変えられない過去《運命》に憤る]
運命《フォルトゥーナ》も……栄光《グロリア》も……もう長くない? それが今の……くっ!
[そして、介入できない未来《運命》に胸を締め付けられて それでも>>1075]
わかっています、女神《フォルトゥーナ》。 運命《フォルトゥーナ》は、何かを変えるために――……
(1078) 2011/06/05(Sun) 01時半頃
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……わかってる。でもまだだ、まだその時じゃないはず。
[眼鏡の少年の訴え>>1074には静かに、しかしはっきりと答えて]
今ここに、女神《フォルトゥーナ》が在る事実《フォルトゥーナ》。 それを無為にはできねー。
(1082) 2011/06/05(Sun) 01時半頃
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ツェツィーリヤは、ネルと呼ばれた少年――否、少女?をじっと見た**
2011/06/05(Sun) 01時半頃
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―それは狼の"少女"が水浴びに向かう前―
[眼鏡の少年>>1095と、彼に指示を出したらしい女生徒>>1089が一先ずは引いたらしいのを見れば、開いた両の腕を下げる。 もっとも、その視線は女生徒に固定したままであるが。]
運命《絶対》が、変わらなくても……変わるものはある。
[それは女生徒へ向けてか、女神《フォルトゥーナ》に不満を零すサングラスの少年C>>1090に向けてか]
(1160) 2011/06/05(Sun) 17時頃
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[猫耳帽子の少女の言>>1096>>1100には、少しだけ驚いたように眉を上げる。しかしすぐに穏やかな表情になって]
ま、そーゆーのもアリじゃね? 要は後ろ向きになんなってこった。少なくともあたしはそう解釈して教団に居る。
[そう言うと離れていく少女の背に目を細める。 それから修道女が零した言葉は、あまりに小さく彼女には届かないであろう]
…けど、おめーだって今ここに"在る"。 関わらずに 考えずに ……いられるもんかね。
(1161) 2011/06/05(Sun) 17時頃
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[絶対の運命《ルール》について語る女生徒>>1103の姿にはただならぬ物を感じる。警戒心は解けなかった。 しかし、そんな中でも気になったのは、栄光《グロリア》や運命《フォルトゥーナ》の名に並んで咎人―――槍真を指す語が登場したこと。 つられるように黒髪の少年に視線を移すけれど、当の本人はなにやらぽかんとしていて>>1111]
………
[自覚が無い、のか。"咎人"などという禍々しい呼称は、先程の堕気にまみれた姿を思い出すには十分な物だったけれど。 その後の様子を見るにも、どうやら本人は「アレ」を覚えていないらしい]
こりゃあ……厄介な奴だぜ……
―呟きは空に溶け――回想・了―
(1162) 2011/06/05(Sun) 17時半頃
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―時は現在・要塞跡付近―
…………
[見間違いだろうか。ブルマ装備のケモ耳少女が居る>>1159 ごしごし目をこすってもう一度見ても、やっぱり居る]
……えーっと……状況から察するにあーた……
[その毛色と、耳や尻尾の形状。 猫耳帽子の少女が天狼を連れて消えた方角からやってきたのを考えれば―――…恐らく、この少女があの天狼なのだろう。]
…なしてそんなマニアックな要素を詰め込んだ姿で……。 おっきいお友達大歓喜だな、オイ。
(1163) 2011/06/05(Sun) 17時半頃
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………。い、いやあんまり気にすんな。
[熊と戯れるケモ耳ブルマ少女>>1164とか、一瞬想像したりなんてしてない。断じてしてない。 挙句和んだりとかしてないったら]
そ、それより。天狼ってみんなそーやって人型になれんの? 正直御伽噺レベルでしか聞いたことなかったから、こう実際見ると不思議な感じが…
(1169) 2011/06/05(Sun) 18時頃
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おう、お帰り黒の英雄《ヒーロー》。 ……またすげー武装だなおい……。この国の学生はこんなんがスタンダードなワケ?
[肩をすくめて『陽之素』を見上げる。 体感的には持ち主の少年の倍ぐらいの長さがありそうにさえ見えた。 生憎武器の逸話《エピソード》には詳しくないものの、名前ぐらいはどこかで聞いたことがある様な気がする]
陽《ヒ》の素、か……
[視線は自然と陽の方へと向かうが、すぐになんでもないように槍に戻した]
(1174) 2011/06/05(Sun) 18時頃
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……。秘密って……おいい、今かなりヒト居るぞここ。
[この上にドジっ子属性だと……!>>1173なんて思ってないったら! でも反省する姿はやっぱり和む ような
……この修道女、何気にかわいらしいものには弱いらしい。]
大丈夫なのかよ、そんなん漏らして。怒られるんじゃね?
[一族の秘密、というのは漏らせばこわーい長老系じじいに怒られると相場が決まっている。 烈火のごとく怒る爺さん狼をこっそり想像した]
(1176) 2011/06/05(Sun) 18時頃
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こっぱずかしいねえ。ははっ、わーったよ。 んじゃあこれからはちゃんと「ソーマ」って呼ぶわ。 あたしはツェツィーリヤ。名前でも修道女《シスター》でも、呼びやすいように呼んでくれや。
[黒き英雄《ヒーロー》の困ったような笑み>>1177には、くすくすと面白がるように笑って。 名乗られたら名乗り返すのが礼儀だろうと、こちらも軽い自己紹介をした]
『刈穿穂の極理者《ラシェルヴェンサー》』 …そりゃあ、なんとも勇ましい個性《パーソナリティ》をお持ちで。
[個性《パーソナリティ》。確かにただ武術に長けるだけの学生なら、ただちょっと名のある武具を持つだけならそうも言えるだろう。 しかしながら、あの堕気に塗れた姿は―――]
しっかしこれ、おめーの体格でちゃんと使えんの?クソ長ぇじゃん。
[それを今口にはしないけれど。 果たして彼の運命《フォルトゥーナ》は、何処へと繋がるのか…]
(1183) 2011/06/05(Sun) 18時半頃
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…そうか。
[悪いこと聞いたな>>1180とは思いつつも、敢えて謝ることはしなかった。 彼女があの様に振舞っている以上、こっちが勝手に湿っぽくするのも何か違うだろう]
って待て、天候を操るアイテム?それって―――
[使いようによっては、下手な武器よりもよっぽどえげつない殺戮が可能になる。 例えば洪水。例えば干ばつ。落雷による山火事、竜巻。 ――今の人類に、自然災害を完全に掌握する術など無い]
…あんまりほいほいヒトに話すなよ。 ソレ、使う奴が使えば相当えげつないことができっから。
(1184) 2011/06/05(Sun) 18時半頃
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[天狼>>1181に尋ねられて、改めて二人を見比べる。 …瓜二つ、といって言いだろう。その片割れにに聞かれるのは妙な気分であるが、人間態の自分の顔は見慣れてないのかもしれないなと勝手に納得した]
まあ……双子だっつわれても信じそうなぐらいには。
[片や、正体ははっきりしないものの人間として学生をやっている身。そして片や、絶滅危惧種の天狼。 この容姿の類似は―――偶然か?
否。きっとそれも、何かの運命《フォルトゥーナ》。 最早ちょっとやそっとの事では驚かねーぞ、とこっそり思った]
(1185) 2011/06/05(Sun) 18時半頃
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ふーん……それならいーんだけどよ。
[思った程強力なアイテムはないらしいと聞けば>>1186、ひとまずはほっと息をつく。]
確かに自分らで簡単にできることなら、盗られて困るよーな形で遺したりはしねーか。 いや悪ぃ、もっとえげつねーもんかと思ってよ。
[それでもまあ……遺跡の技術を読み解き、強化できるような者が居たなら。
と、そこまで考えたところでやめた。どうもネガティブスイッチが入ってる気がする]
(1188) 2011/06/05(Sun) 18時半頃
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だーよなあ。確かに、ちょっと雨降らしたりちょっと晴れにできりゃー、それだけで交渉の道具としちゃ十分だもんな。
[誰ぞに攻撃なんぞできなくとも、作物の取れ高が変わればどれだけ助かったことか。 酒場《デーフェクトゥス》からの出前からプチトマトをつまみ上げ眺めれば、やはり自分の考えすぎだったかと納得して。 赤い実を口の中に放り込んだ]
(1193) 2011/06/05(Sun) 19時頃
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獣《ベースティア》………?
[その単語はヒトの伝承には無い。当然修道女が知るわけも無い。 ただ呟いた女生徒の様子がそれまでと少し変わったのが気になって、思わず復唱した]
こいつが、か?
(1194) 2011/06/05(Sun) 19時頃
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忘れるはずの無い物を忘れている……?
[咎人(えいゆう)君と呼ばれた槍真と、女生徒を交互に見る>>1195 …たしか先程は、眼鏡の少年相手に槍真を殺せとかなんとか言っていたはずだ。そんな相手さえも忘れている?]
単なる記憶喪失……っつーには不自然だな。
(1201) 2011/06/05(Sun) 19時半頃
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OK、ソーマ。ちゃーんと覚えたぜ。
[こつこつ、と自分のこめかみの辺りを叩いてインプット済みであることをアピールした]
…普通の使い方した覚えがないぃ? どーゆーこっちゃそりゃ。"良い槍"なのに槍として使ったことがないってのか。
[槍真の解説>>1197にはわけが分からないといった表情で、『陽之素』を先端から多端まで見渡す。 普通の使い方で無いなら、何だと言うのだろう。魔女の"鍵"の様に儀式的な用途でもあるのだろうか?]
(1204) 2011/06/05(Sun) 19時半頃
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[女生徒がポーチュラカに語りかける>>1213>>1214 何の話なのか、修道女にはわからない。海の匂いさえも感じられない。]
っ!ポーチュ……!
[亀裂が走った音>>1212、それ自体は聞こえなかった。 けれど駆け出すポーチュラカを見れば"何か"が起こったのは明らかで。 彼女を追い駆け出す背中ごしに、ネルの言葉>>1216を聞いていた]
あの亀裂……栄光《ねえさま》?くそっ、何が何やら…!!
(1217) 2011/06/05(Sun) 20時半頃
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!おめー……
[小さき扉の歩みは赤き髪の軍人>>1221の元で止まる。 スピードは落とさず、修道女がポーチュラカの元に到着するのは槍真に少し遅れてのことか。
槍真が少女の腕を取る様に、怯えるポーチュラカの姿を思い出して咄嗟に静止の手が伸びるも―――行き場を無くして、空を掴む]
(1232) 2011/06/05(Sun) 21時頃
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壊れ―――っ! 《柱》としての栄光《グロリア》が、もう…!?
[ポーチュラカの悲痛なこえ>>1233 それでも少年>>1234は、軍人>>1237は、彼女の傍を離れようとはしない。 それは修道女とて同じこと]
やらなきゃいけないこと。 それはあたし達には手伝えない、事――?
[ぎゅっと、手袋ごし自らの腕に爪を立てる。 介入できない絶対《フォルトゥーナ》ならば、自分に出来ることは無い。知っているからこそ…歯がゆい]
(1242) 2011/06/05(Sun) 21時頃
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小さき扉《ポーチュラカ》に…栄光《グロリア》にできないこと。 あたしたちそれを成せば、《救える》?
[ぐっと奥歯を噛んで、ポーチュラカをまっすぐに見る]
貴女が求めるなら、それがきっとあたしの運命《フォルトゥーナ》。 守ってみせるさ……栄光《グロリア》との盟約を。
[そう言って、一度言葉を切る。続いて見たのは女神《フォルトゥーナ》。まだふらつく素振りがあるようなら、手を伸ばしてその身体を支えようとするだろう]
(1249) 2011/06/05(Sun) 21時半頃
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待っ……!!
[叫ぶより早く引き金は引かれ、槍真の腕が真紅に濡れていく>>1254>>1261]
ソーマ!!
っ、おいてめぇ!何考えて……!!手ぇ離させるなら、ほかにいくらでもやりようがあんだろーが!!
[引き金を引いた女生徒を睨みつけ、声を上げる。 身体は女神《フォルトゥーナ》を支えたまま動かない]
(1270) 2011/06/05(Sun) 22時頃
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Credo in sancta diva―――
[間髪居れずに打ち込まれる弾丸>>1268 それを阻むべく紡ぐ守護の術。しかし、それは果たして間に合うのか]
(1273) 2011/06/05(Sun) 22時頃
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[命の色が散る
幾度も幾度も打ち抜かれ、今は人の形をしたその身に痛々しい痕が刻まれていく
間に合わなかった。守れなかった。赤い色が目に焼きつく]
くっそ……くそぉっ!! ソーマっ!気ぃしっかり持て!!すぐに治せば―――!
[膝をつく女神の隣、修道女は声を張り上げ少年に呼びかける]
(1282) 2011/06/05(Sun) 22時半頃
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[ポーチュラカの背に広がる羽に、一瞬目を奪われる>>1296 しかし呆けている暇はない。彼女の求めに力強く頷いた]
ああ、分かってる―――! 女神《フォルトゥーナ》は、どうかここに。
[そう言ってそっと女神の傍を離れると、揺れる大地に足を取られながら二人の傍に駆け寄る]
(1307) 2011/06/05(Sun) 23時頃
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ツェツィーリヤは、倒れこむ女神《フォルトゥーナ》が視界に入ったが、自分の足取りも覚束なかった。
2011/06/05(Sun) 23時頃
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Credo in sancta diva,aqueus anima! 天にありては風の覇者 蒼天に穢れはあらず しかして慈雨の涙なす 我が内より出で 治癒の雫とならん
[唱えるはは陽の傷を治したのと同じ、治癒の法。 枷に灯るは青き光。それは栄光《グロリア》の瞳と同じ天空のいろ。 青空が落とす清き雫―――そう、"雨"の力を借りた光の業]
聖譚の伍:蒼穹色の涙《ラクリマ・ケーロルム》!!
[揺れに足を取られ半ば倒れこむようにしながら、癒しの光灯る掌を槍真へと伸ばす―――!]
(1311) 2011/06/05(Sun) 23時頃
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[何の問題も無い、はずだった。 少なくとも槍真が人の形をしている限り、問題など起きないと思っていた。しかし―――>>1324]
っ―――が、はッ!!
[ばちり。弾かれるような音とともに、少年の身体と修道女の掌は反発し……彼の身体と同じように、修道女もまた逆方向へと吹き飛ばされた]
っつ、〜〜〜〜〜!!
[掌が灼けるように痛む。長手袋を引きちぎり少年と接触した掌を見れば、そこには反光紋《アンティクレスト》がはっきりと刻まれていた]
(1332) 2011/06/05(Sun) 23時半頃
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どうして―――途中までは、上手くいってたはずだ……!
[青き光を受けた槍真の身体は、確かに一度は癒されようとしていた>>1321 しかしながら今の有様はなんだ。癒すどころか互いに吹き飛ばされ、反光紋《アンティクレスト》は己の手を灼いている]
―――ソーマの中の"何か"が、あたしの《光》を拒んだ…!?
(1334) 2011/06/05(Sun) 23時半頃
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[激しい揺れの中地に伏せた修道女は立つこともできず。 ただ、無様に身体を横たえながら女神《フォルトゥナ》の言葉>>1330>>1333を聞いていた]
無駄には……無駄にはしない。してたまるか!! 閉ざされし聖地―――かの場所を、開……放……うわっ
[一層強くなる揺れ。反光紋《アンティクレスト》の灼ける痛みに震える両の手では、地にしがみつくこともままならない]
(1344) 2011/06/06(Mon) 00時頃
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ぶっ!!
[ただでさえ手は痛いわ揺れは酷いわで散々な目に遭ってる中、運命《フォルトゥナ》……否、超上位種《エルダーロード》の女に襟首を掴まれて息が詰まる]
げほっ、知るかボケェ!殺す気か!! この地震の原因はあたしの知るところじゃ―――ぶべっ
[女が剣を取ったタイミングか、それともその後か。 掴んだ襟首を離されれば当然修道女の身体は再び地面へ落ちるだろう。なんか変な声が漏れた]
(1359) 2011/06/06(Mon) 00時頃
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[また地面に叩きつけられる…と思った。 身体は確かに"何か"に触れて、咄嗟に変な声が出たのも落ちたと思ったから。
しかしながら修道女が目を開けた時―――地面ははるか下にあり、身体は宙に浮いている]
……はっ?
[何か聞いた気のする名乗りに釣られて頭上を見れば。すぐ傍に鷲《イーグル》のヘルメット。 ……謎(?)の覆面ヒーローに、お姫様だっこされていた]
おっ、おっさん!いったいどっから湧いて出た!?
[助けて貰っといて酷い言い草である]
(1372) 2011/06/06(Mon) 00時頃
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そ、そうか。まーいい、おかげで助かったぜ。
[生真面目な返答>>1381に一瞬言葉に詰まったが、感謝の言葉だけは素直に伝えておいた。 スターイーグルの腕の中、反光紋《アンティクレスト》の刻まれた掌を見る。 回復力には自信があるが―――これは少しかかりそうだ。]
…そうだ、他の連中…!ソーマは、アキラは!?
[最初に気になったのは、己と逆方向に弾かれた黒髪の咎人。 そして陽《ヒ》を持つ英雄《ヒーロー》のこと。 しかしそれも、迫り来る津波を目にすれば一瞬固まって]
っ〜〜〜〜〜〜!!
(1394) 2011/06/06(Mon) 00時半頃
|
|
[が、しかし。津波の第一波が学園を襲うことはなかった>>1389]
なーいす、眼鏡ぼーず!案外やるじゃん!!
[だがそれで終わりでは在るまい。終焉の気配は、確実に色濃くなっていく。 頬濡らす雫、肩に落ちる天の涙の色は―――黒]
(1399) 2011/06/06(Mon) 00時半頃
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…止められんのか、あれ
[じっと、スターイーグルを見る。その視線はメットに阻まれて見えなかった]
あたしゃ今は何もできそーもない。足手まといにはなりたくねーし、その辺に放り出しといてくれ。 ……死ぬなよ、おっさん。勇気と無謀は違うもんだからな。
[それでもまっすぐに告げて、今は何も出来ぬ掌をぐっと握り締めた]
(1423) 2011/06/06(Mon) 01時頃
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できればやってらあ。 生憎今のあたしは"品切れ中"でね。
[ひらり、眼鏡の少年>>1409に向かって振る掌に手袋はない。 この距離では反光紋《アンティクレスト》までは見えないだろうが、同時に首を横に振れば「戦える力が無い」ことは伝わるだろう]
――今はただの、祈ることしかできない非力な修道女《シスター》だよ。悔しいことにね。
(1437) 2011/06/06(Mon) 01時頃
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馬鹿、だから殉じるとか言うにはまだ早―――
[言い切るより早く、二人の身体は光に包まれた。 修道女はスターイーグルから離れる間も無く彼と共に在った]
(1447) 2011/06/06(Mon) 01時頃
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―アルゲントゥム教団・総本山―
[世界の黄昏《ラグナロク》―――《栄光》の糸に選ばれなかった者でありながら、その実態を"観測"できたのは恐らくこの教団だけであろう。 英雄学園に異常なまでに密集した因果も、《栄光》や《運命》の欠片も、教団は確りと観測していた。]
『なんということだ……我々の予測よりも、ずっと早い』
『ツェツィーリヤは!"プリーストリィ"のツェツィーリヤはあそこに居るのか!?』
『しかし、これは……"閉ざされし聖地"を開く、最期の機ではないか?』
[混乱し、奔走し、混沌とする教団。それでも動く者は居る。 それは"平和"のためか。"超上位種"のためか。]
(1464) 2011/06/06(Mon) 01時半頃
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『―――《Rebirth》側から聖地にアクセスすれば―――』
『そうだ!!喩え"世界"が、《Front》が潰えようとも!かの聖地は、光の都は潰えぬ!!』
『『『我らに真理の鍵《クラーウィス・ウェリターティス》の導きあれ!!!』』』
―TO BE CONTINUED→
(1465) 2011/06/06(Mon) 01時半頃
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