1 とある結社の手記:6
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―回想・自室―
[外の慌しさに飛び起き、広間に出向く。ローズマリーの口から出た言葉で頭に残ったものは【サイモンの死】と【此処から出ることはかなわない】の二点だけだった。]
…嘘だろう?
[暫く呆然とした後、慌ててサイモンの部屋へと向かうが、場所が分からない。]
…クソッ。
[右往左往していると、ドタバタと大きな足音。顔を抑えて駆けるベネットだ。]
あっちか!
[ベネットが駆けてきた方へと走る。開け放たれたドアは一つ。中を覗き、すぐに目を逸らした。]
…うぁ。
[朱い光景を覗き込んだのはたった一瞬。それだけで十分網膜に残った。]
(126) 2010/02/21(Sun) 23時頃
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…うぐっ。
[きつい錆鉄のような匂いに今更ながら気付き、えづく。昨夜、食事を抜いた事が幸いしたか、嘔吐だけは我慢できた。]
…きつい。
[ムカつく胃と胸を押さえる。頭痛も酷い。そのままフラフラと自室へ。暫く横になりたかった。]
―回想→現在・自室ー
(129) 2010/02/21(Sun) 23時頃
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―自室―
[ベッドに倒れこんでどのくらい経ったか。サイモンの部屋を覗いた衝撃は徐々に治まり、入れ違いに腹が鳴り出す。]
…腹減った。そういや昨夜は食べてなかったな…。 『サンショクタベナイ!』 …食べなさい、だ。
[アーチに適当な言葉を返しつつ、体を起こした。]
…広間に行けばなんか有るか? 『ピッパノゴハン!』 お断りだ。
[アーチを伴って部屋を出た。]
―自室→広間―
(131) 2010/02/21(Sun) 23時頃
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―居間―
[居間に入ると、幾人かの話し声が聞こえる――平時とは違った重苦しい空気。楽しい雑談なんかしている余裕は無いのだろう。]
…ええと。
[見渡す。この中で一番余裕のありそうなのは――。]
サイラスさん。すみません、メシってもう無くなってしまいました?…いや、俺、昨日の夜食べてないんで。どうしても腹が減って…ろくな事重いうかばないんすよ。
[ピッパ向けに嘘をつくことを忘れた。]
(132) 2010/02/21(Sun) 23時半頃
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[サイラス>>140を聞いて、薄く笑った。]
ああ、昨日はご愁傷様でした…と?
[曖昧な笑みを浮かべた所、近くでカタリと音。次いでいい匂いが漂ってきた。]
…あー。メアリー。ありがとさん。
[そっと離れていくメアリーに声をかけた。彼女の耳に届いたかは怪しいが。]
そしたら頂きます。…て、ベネット?食わんなら俺が全部貰うぞ?
[そこまでの食欲は無いが、取りあえずベネットに声をかけた。]
(145) 2010/02/21(Sun) 23時半頃
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[ベネット>>149を聞いた。]
『フィリップハノータリン!』 …足らねえのはお前の頭だろうが。
[苦笑してパンをちぎり、アーチに与える。]
折角作ってもらったんだ。美味しく食わなきゃばちが当たるだろう?
[そう言いながらも手っ取り早く、飯を食い終えた。]
…ごっそさん。
[ベネット、サイラスはまだ朝食を突付いている。食欲をなくす話だ。彼らが食べ終えてからでもいいだろうと、待った。]
(163) 2010/02/22(Mon) 00時頃
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[ベネットから差し出された皿を前にした。]
…しゃーねーな。昼はしっかり食えよ?
[手をつける。自分の分は食った。腹はある程度治まったが、ベネットの顔色は食欲があるようには思えない。]
(まあ、時間さえ過ぎれば…) 『コノクイシンボ!』 やかましい。
[自分もサイモンを見た。あの時は物を口にすることなど考えられなかった。だが、食欲と言うものは意外と図太いものだ――尤も、ソレが自分に限った話だとは思いもしていない。]
ごっそさん。
[結局、二人分に近い量を平らげた。]
(176) 2010/02/22(Mon) 00時半頃
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[ふと、疑問に思った。]
サイラスさんの――ああ、なんだ。とりあえず、メアリーが人間だって言うのは物凄く納得…というか、俺からしたら当たり前なんすけど。 『メアリーハザルノタヌキ!メアリーハザルザルノタヌキ!』 …何言い出すんだ、こいつ?
[アーチの頭を叩き、続けた。]
ありがとうございます。…いや、何となく。
[頭を下げた。]
(186) 2010/02/22(Mon) 00時半頃
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ただ、なんつうか…。
[頭を書いた。]
ウェーズリーさんと機能話したんすよ。アーチを使う相談のついでに。
[そう言って、彼の占いのやり方を話した。]
俺としては、もっと…こう、何だ。ピカーッと光ったりして俺にも分かりやすいもんだといいなーと思ったんすが…サイラスさんの占いってのは、そういうものなんすか?
[問いかけてみた。]
(191) 2010/02/22(Mon) 00時半頃
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[メアリー>>194の抗議に驚いた。]
え…いや、待て!俺じゃねえって! 『メアリーハザルノタヌキ!フィリップシッテル!』 俺じゃねー!!濡れ衣だ!
[サイラス>>195の言葉に答える。]
いや、俺じゃないっすよ、コレ?ああ、確かに昨日ちらっと飲んでる姿は目にしたけど…誰だ!!コイツにいらん言葉吹き込んだ奴は! 『フィリップダ!』 俺じゃないって言っているだろ!?
[混乱した。]
(200) 2010/02/22(Mon) 01時頃
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[サイラス>>198の言葉に慌しく答える。]
あっと、何か勘みたいなモノらしいっすよ!渡した時に「ちがう!」って気付くみたいなんすって! 『メアリーハタヌキ!キャサリンハタヌキ!』 うるせえ!焼くぞ貴様!
[アーチを取り押さえようとする。]
でも、まーあれっす!ウェーズリーさんが配達間違った事ないから納得もできるけど、俺にゃ分かりづらい方法で――。 『ピッパノリョウリハヒトゴロ――!』 止めろー!!
[ようやく嘴を押さえた。]
(203) 2010/02/22(Mon) 01時頃
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[びくりと肩を震わせてから、恐る恐るピッパを振り返った。]
ヤア、ピッパさん。なんでもないよ?
[歯の根が合わないのは気のせいか。手が震えてアーチの嘴を握る手が滑った。]
『ウン!ピッパノリョウリハサイシュウヘイキ!』 ――。
[アーチの声が部屋中に響き渡った。]
(210) 2010/02/22(Mon) 01時頃
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[飛んできたクッションを顔で受け止めた。]
いてえ…。
[実際、痛みは無い。…大声を出して騒いだ所為か、だいぶ気持ちだけは楽になった。]
…騒がせて申し訳ない、サイラスさんも、ピッパも。
[落ちたクッションを軽く投げ返し、コルクボードに向かう。]
アーチ飛ばしに行く前に見とくか。
[ウェーズリーが誰を占ったのか、気になった。]
(222) 2010/02/22(Mon) 01時頃
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鳥使い フィリップは、病人 キャサリンの微笑みに背筋を凍らせながらコルクボードを目指した。
2010/02/22(Mon) 01時頃
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[コルクボードを確認する。ウェーズリーが占ったのは…。]
…ピッパ。
[頭をかく。]
ま、ピッパ本人も希望してたしな。これはこれで良かったんだろう。
[人狼は見つからない。それでも安心したのは、ここに居る村の誰もが襲われていないから。その前提が崩れたら――。]
…やめよう。
[頭を振った。]
(239) 2010/02/22(Mon) 02時頃
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[キャサリンに手招きされて、近寄る。]
あー…どうした? 『ソレカラドウシタ?』 急かすな。アホ鳥。
[顔色を窺う。体調が悪いようには見えず、安心した。]
(240) 2010/02/22(Mon) 02時頃
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[貸してくれと問われ、一瞬戸惑った。]
(いいか、羽ばたくんじゃないぞ?)
[幸い、今のキャサリンに発作の兆候は見当たらない。アーチを脅かさないように、そっとキャサリンに渡した。キャサリンの腕の中で大人しくしているアーチを見て、ほっと息を吐いた。]
…ピッパか。確かに、悪い事したなぁ。 『チャントアヤマレヨ!』 お前がだよ。
[そして、ピッパになりたいというキャサリンの言葉を聞いた。]
まあ、人それぞれだろうな…俺は。
[自分が病に詳しければ。家業が鳥使いでなければ。一瞬、過去に置き去りにしたものが脳裏を掠める。]
…また、俺は俺を希望するのかもなあ。ベネットやドナルドが寂しがる。
[振り切って、軽く笑った。]
(244) 2010/02/22(Mon) 02時半頃
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[キャサリンのからかいに、手を振って答える。]
ああ。ピッパには、恥をかかせた詫びをするさ。…手料理を食う、以外の。
[最後の一言は、ぼそりと。自分でも聞き取れるかとれないか。]
…。
[父親に迷惑をかけている。彼女が発作を起こしたあの時、父親は迷惑そうな顔をしただろうか?]
心配と迷惑は別物だと思うんだけどなあ…ここに居る奴はお前の事を迷惑だなんて思って無いだろ…。
[敢えて『俺は』という言葉を使わずにぼかし、アーチを受け取る。最後の、彼女の願望には立った一言。]
…そうだよな。
[アーチを遠ざけるように一歩下がる。]
(246) 2010/02/22(Mon) 03時頃
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…マーゴが聞いたなら泣いて怒りそうだな。
[自分では手に入れられないと諦めて忘れた。ただ、キャサリンはそうではないと知り、少し羨ましく思えた。]
…視界か。
[彼女は何を求めているのか。伸ばされた手を握り、そのまま手を下ろさせた。]
お前の身長に見合う視界をくれる奴がひょっこり現れてくれるさ…案外、近くに居たりしてな?
[一瞬浮かんだのは誰だったか。振り払うように頭を振った。]
(248) 2010/02/22(Mon) 03時半頃
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…アーチを飛ばす時間、か。キャサリン、親父さんから返事があるといいな。
[若干の気まずさを覚え、話題を逸らした。]
さて、働いてもらうぞ?この野郎。 『ジキュウイクラ?』 リンゴ一つだ…と。
[アーチを撫で、広間の皆に聞こえるように声をかけた。]
アーチを飛ばすぞ!手紙ある人は居るかー!?
[手紙があるなら受け取っただろう。そして、自室からアーチを飛ばした。極彩色の鳥は、どんどんと小さくなり、そして視界に映るのは白と灰の世界だけとなった。**]
(249) 2010/02/22(Mon) 04時頃
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―自室―
[ただ一人、雪景色を眺めながらアーチを待つ。キャサリンの寂しげな顔がどうしても頭から離れない。]
…はぁ。
[手を差し伸べることは出来なかった…一人前の鳥使いとなった日の事は今でも鮮明に覚えている。 一人前に仕事をこなせる所を見て欲しかった。自分の初仕事を見てもらいたかった。数多のリョコウバトが一斉に舞う様を、特等席で見せてやりたかった。――だが。]
…。
[左頬を押さえる。甦る記憶。車椅子から倒れ、苦しむ姿。運ばれていく様を呆然と見送るしかなく。]
娘を殺す心算か…。
[殴られた痛み、口の中の血の味はとうに癒えてなくなったはず。だが、彼女の父親の怒気に震えた声を思い出す度、まだそこにあるように、じくりと疼く。]
…帰って来い。早く。
[外は相変わらずの白と灰。極彩色の影はまだ見えない。**]
(275) 2010/02/22(Mon) 13時半頃
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―回想・自室―
[視界に極彩色の影を認めて、窓を開けた。刺す様な冷気と共にアーチが飛び込んできた。]
おう、おつかれさん。 『クルックルル!』
[濡れた羽を用意しておいたタオルで拭いてから、筒の中を確認する。]
…本日付けで配送完了。
[筒の中にはたった一枚の手紙。]
…手を抜きすぎじゃ。
[手紙に重ねられた郵便局の押印を見て、苦笑する。]
今日届いたんなら…返事は明日以降か。
[メモ帳を持ち広間へと向かう。ウェーズリーが居るなら彼へ、居ないのならコルクボードにでも貼っておけばいいだろう。]
(354) 2010/02/22(Mon) 21時半頃
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―回想・広間―
[広間に入る。キャサリンの姿を確認し、目を逸らす。]
さて、ウェーズリーさんは…と。
[見つけて、恐らく彼宛であろうメモを渡した。そのまま壁に寄りかかり、皆の話に耳を傾ける。ローズマリーの言葉は非常に腹が立つが…サイモンの酷い有様を見た後では、反論する気にはならなかった。]
…はぁ。
[カルヴィンの質問を聞く。自分も疑問に感じて居たもので、それに対するローズマリーの回答、そしてベネットの決意を聞いた。]
そうか。お前は戦うか。…俺は。
[あいつには護るべき者が居る。戦う理由はある。――一瞬、キャサリンの方を見ようとして、耐える。]
…何とかしないとな。
[それはこの状況か、己個人の有り方か。]
(356) 2010/02/22(Mon) 21時半頃
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―広間―
[ドナルドの人狼話を聞いた。]
…たく、まともに働いときゃそんな目に遭わなかったんじゃないか?
[彼の右目の事は、何か危険な遊びでもしたのだろうと思って居たのだが、まさか人狼騒ぎに巻き込まれていたとは知らなかった。――サイモンの死体を思い出す。]
まー、何だ。命あって何よりだが…行く先々で人狼騒ぎとは、呪われてるんじゃないのか?心を入れ替えて修道士にでもなったらどうだ?
[疑いとは全く違う、単なる軽口を叩いて薄く笑った。]
(357) 2010/02/22(Mon) 22時頃
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[カルヴィンの笑い声に気付いた。]
なあ、いっぺんでいいから見たくないか?…と。
[彼に手紙を頼まれていたのを思い出した。返信があるか、期待があるのだろう。]
悪い、ウェーズリーさんにも話したけど、まだ手紙の返事、無いんだ。 『シロヤギサンタラヨマズニタベタ!』 食べてねえしヤギも居ねえ。…今日、配達し終えたんだってさ。今頃読んでいる最中じゃないか?…もう少し待ってやってくれ、な?
[そう言って頭を軽く撫でた。]
(365) 2010/02/22(Mon) 22時半頃
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[ヤニクの言葉を聞いた。]
ははっ。ドナルドが本気にしたらどうするんすか?…と、メシか。 『サカナタベタイ!』 食えねえ癖に。ウェーズリーさんから貰ったリンゴの皮で満足しとけ。
[重苦しい空気を払おうと、匙を取った。だが、食事は遅々として進まない。]
…そうだ、ヤニクさんとはこの状況についてまともに話してなかったすね。 さっき、あの女の話を聞いて思ったんすが、結社は絶対に人狼を残さないよう、俺らをここに閉じ込めた。
[サイモンの死に様を見た今、人狼が居る事を否定する術がなかった。]
つうことは、俺らに残された末路は人狼…を全て殺して俺たちが外に出るか、俺たちが皆殺されて、その後人狼は結社に殺されるか…それしかないんすよね?
[尋ねてみた。]
(369) 2010/02/22(Mon) 22時半頃
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[>>368を聞き、アーチに向かってぼそぼそと呟いた。]
『ドウカオネガイシマスドナルドサン!キョウイチニチシュウドウシニナッテクダサイ!』
[長いセリフだったが、アーチは間違えずに言い切った。]
(371) 2010/02/22(Mon) 22時半頃
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[絶望を怒りに、という下りに引っかかった。]
…人狼なら、ここに閉じ込められた時点で絶望しかないっすよね。 あの女のいうことをどこまで信じていいか分からないっすが…口ぶりから、少なくとも人狼を外に出すつもりは無い。
[もしかしたら、結社は誰一人ここから出すつもりは無いのかもしれない。だが、その言葉は飲み込んだ。]
奴らはここから出られない。皆を食らい殺した所で、結社の奴らに始末されるだけだ。…本当に絶望してるのは人狼の方じゃないっすか?
[問いを重ねた。]
(378) 2010/02/22(Mon) 23時頃
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[明日、誰かが死ぬ。皆が知っている事だが、口に出されると戸惑った。]
…占い師が生きている人狼を見つける。そして、結社は『霊能者』ってのが居るって言ってたっすね。…誰かは知らないっすが。
[最後、何も起こらなければという言葉を聞いて。]
…神に祈れば叶えてもらえるんすかね。
[願望を口にした。]
(395) 2010/02/22(Mon) 23時半頃
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[頭を痛める。可能性を論じていればきりが無い。]
何人出てくるか…より、誰が出てくるのか、が重要じゃないか?
[考えに没頭しているせいか、目上に対しての敬語がなくなる。]
能力の反発が本当なら…片方が嘘を吐いているなら…嘘を見抜けないうちはどちらがどうと言えない。でも、いつかは…賭け事みたいに…。それに…。
[ただし、賭けるのは金ではなく、命。いつしか、ヤニクと話して居たことを忘れてひとりごちる。手元の白紙、刻限にそれほど余裕は無い。]
…参った。
(416) 2010/02/23(Tue) 00時頃
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…さて。
[少し気分を変えよう。そう思って立ち上がる。]
…ベネット、ドナルド?
[ベネットを気遣うドナルドを見て、何故か救われた気がした。]
『イチャツイテルネ!』 …気持ち悪い事言うな。
[アーチの眉間を弾いた。]
(430) 2010/02/23(Tue) 00時半頃
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いや、別に?
[ドナルドの言葉に、にやにやと言葉を濁す。]
で、ベネットは何をそんな暗い顔――。
[ドナルドの名前に、ペンの刺さった跡を見た。]
…誰だ、これ。
[苛立ちを抑えようとした。]
(437) 2010/02/23(Tue) 00時半頃
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――ヤニク。
[去っていった方向を見た。]
どういう意味だ…。
[彼の姿はなく、問う事は叶わない。]
(441) 2010/02/23(Tue) 01時頃
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[当のドナルドは落ち着いたように話している。]
…お前が落ち着いてるなら、俺らが何か思うことじゃないか。 『コノデシャバリ!』 悪かったと思ってるよ、うるせーな。
[冷静になろう、と頭を振った。]
…なんかの間違いだろ?あの人の事だ。お前が疑わしいと思ったんなら、いつもの様に得意げに吹聴して回るだろうさ。
[そうは言うものの、心に疑念が堆積していく。]
(454) 2010/02/23(Tue) 01時頃
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[ドナルドの>>459を聞いた。]
…正直、俺は誰を疑えばいいか迷っている。この中に狼が居るのは確からしい…けど。
[窓を見る。明るい室内の様子が窓に映りこみ、外の様子は目を凝らさないとわからない。]
誰が狼で、そうでないか…分からない以上、上手く疑う事も出来ない。「もし人間だったら」と思うと、不安になるもんだと思うんだけどな…。
[頭をかいた。]
(464) 2010/02/23(Tue) 01時半頃
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[ドナルド>>468を聞いた。]
…そうだな。死なせたくない奴だけは護らないと。
[真っ先に頭に浮かんだのは3人。次いで、その3人と関わりの深い人間を思い出していく。]
…投票先、か。
[心の中で謝罪し、一人の男の名前を書いた。]
(473) 2010/02/23(Tue) 02時頃
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…ん?
[ドナルドの声に反応する。――その意図は、ベネットを信頼し、投票する候補として数えていないが故に分かっていない。]
(477) 2010/02/23(Tue) 02時半頃
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[サイモンの判定でメアリーを出してやりたかった、というベネットの言葉に頷いた。]
ああ、そうだ――ん?
[一つだけ、ずっと喉の奥に引っかかっていた事があった。何なのか、ずっと疑問に思って居たが…ようやく形になりかけた。]
もしかしたら…サイモンが死んでしまった以上、ウェーズリーはメアリーを占わなくって正解だったのかもしれない。
[思いついたことを確かめるように口にした。]
(479) 2010/02/23(Tue) 02時半頃
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[誰を護りたいか。活かしてここから出してやりたいか。――少なくとも、自分をその勘定に入れてはいけない。]
(悪い、ヤニクさん。今は謝らない。)
[心の中で詫び、同時に強がる。自己に矛盾を抱えながらも、彼の名を記した紙を折り、投票箱へと入れた。
どれだけ言い訳を重ねても、投票は殺意に等しい。 彼との会話で覚えた些細な違和感は、ドナルドの名をペンで刺した事により膨らみ、取り返しのつかないところにきていた。]
…重たいな。
[投票の瞬間、肺にずしりと来る感覚に怯んだ。逃げてしまいたかった。それでも投票箱の中に神を滑り込ませ、思わず感想を漏らした。]
もし…。
[この票が生きることがあるなら、それは自分が殺したのと同義。ただ疑って居た時期とは比較にならないほどの罪を負う事になるだろう。
――彼女だけは、この罪を背負わなくてもいいように。そう祈らずには居られなかった。**]
(487) 2010/02/23(Tue) 03時頃
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[>>482に頭をかきながら、なんとか思考を形にしようと口に出す。]
いや、疑いが晴れるのは、それで外に出られるのならいいんだが…。
[そこまで言ったところで、自分の思考の全体図がようやく見え、黙った。]
…いや、何でもない。多分、俺の考えすぎだ。…慣れない事はするもんじゃないなぁ。 『バカダモンネー!』 鳥類に言われたらお仕舞いだな。
[形だけ笑った。]
(489) 2010/02/23(Tue) 03時頃
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